JPH05256964A - U字形配列の自動試験設備 - Google Patents

U字形配列の自動試験設備

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JPH05256964A
JPH05256964A JP5582891A JP5582891A JPH05256964A JP H05256964 A JPH05256964 A JP H05256964A JP 5582891 A JP5582891 A JP 5582891A JP 5582891 A JP5582891 A JP 5582891A JP H05256964 A JPH05256964 A JP H05256964A
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JP
Japan
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test
facility
equipment
steel
receiving
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Pending
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JP5582891A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nakaji
茂 中路
Takayuki Ikeda
孝之 池田
Takanobu Hosokawa
孝信 細川
Tadaaki Iwamura
忠昭 岩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼試材の受入れと、処理後の試験片の払出し
とを近接した場所で行うことを可能とし、省力化、完全
自動化を図り、且つスペース効率の向上を図る。 【構成】 鋼試材をU字形の一方の先端に位置する受入
設備10に搬入し、該鋼試材を保管設備12に一時保管
し、必要に応じ保管設備12から試験片を剪断設備14
に送り、鋼試材を所定の試験片に裁断する。試験片はそ
のまま試験設備22へ送るか、熱処理設備19において
熱処理を行った後、試験設備22へ送る。この試験設備
において所定の試験を行った後、U字形状の他方の先端
から試験片を払出す。受入設備10と最終の試験設備と
を共にU字形状の対向する先端に位置させることによ
り、受入作業と払出作業とをほぼ同じ位置で行えるよう
にし、作業量を低減する。又、全体の配置をU字形状に
し、設備全体のスペース効率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、製鉄所で製造さ
れる鋼材製品の品質を保証するために機械的性質や電磁
気的性質を測定する試験設備の自動化に適用して好適
な、U字形配列の自動試験設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼材製品の機械的性質や電気的性
質を測定する試験設備では、単独の剪断機、加熱炉、各
種試験機を配列してあり、その間の鋼試材や試験片等の
搬送は人が運搬車や手でもって行い、試験片等を各装置
にセットしていた。
【0003】近年、製鉄所の無人化指向により、特公昭
56−44368に見られるような自動化が進められて
いる。又、試験設備の自動化については、「塑性と加
工」vol.23 no.262(1982−11)の104
8頁以下の「冷延鋼板精整ライン内材料試験システムの
開発」や平成元年4月20・21日開催の第99回計測
制御部会資料「福山製鉄所新材料試験センター(FAシ
ステム)」においても提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来提案
されている自動試験設備では、採取された鋼試材を受入
れる受入設備、受入れた鋼材を一時的に保管する保管設
備、受入れた鋼材を所定の大きさの試験片に切断する等
の加工を行う加工設備、試験片等の熱処理を行う熱処理
炉等の各設備は、直線状やL字状の搬送路に沿って配置
されている。従って、鋼材を受入れる位置と所定の加
工、試験等の処理を行って試験片を払出す位置とは離れ
ており、鋼材の受入れと試験片の払出しとにそれぞれ人
員が必要となり、それだけ人手がかかるという問題があ
る。仮に、この作業を一人の要員で行おうとすると、移
動距離が大きくなるため、作業量が増大してしまうとい
う問題がある。
【0005】又、上記自動試験設備では、加工設備、熱
処理設備、試験設備の順に略直列状に配置されているこ
とが多いため、スペース効率が低く、更に、処理工程の
途中に熱処理工程が位置するので、設備空間の内部に発
熱源が位置することになり、空調の面でも効率が悪いと
いう問題もある。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、鋼材の受入位置と試験片の払出位置
とが近接し、スペース効率が高く、しかも空調の面でも
効率の良いU字形配列の自動試験設備を提供するを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋼試材を受入
れ、加工し、試験する自動試験設備において、U字形配
列の一方の先端位置から底部に向かって、鋼試材を受入
れる受入設備と、受入れた鋼試材を一時保管する保管設
備と、保管設備から取出した鋼試材を試験片に裁断する
剪断設備とが順に配置され、U字形配列の底部に、裁断
した試験片を熱処理する熱処理設備が配置され、U字形
配列の底部から他方の先端に向かって、試験片を試験す
る試験設備が配置され、剪断設備及び熱処理設備の少な
くとも一方から試験設備へ試験片を搬送する搬送設備が
配置され、U字形配列の他方の先端位置から試験片が払
出されるようにすることにより、前記課題を達成したも
のである。
【0008】又、本発明は、前記U字形配列の自動試験
設備において、保管設備、剪断設備、熱処理設備及び試
験設備の少なくとも1つが複数列に配置されているよう
にすることにより、同様に、前記課題を達成したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明においては、設備全体をU字形配列に
し、U字形配列の一方の先端位置に受入設備を配置し、
他方の先端位置に最終の試験設備を配置したので、鋼材
の受入れと試験を終了した試験片の払出しとを近接した
位置で行うことができる。従って、受入作業と払出作業
を一人の要員で少ない作業量のもとで容易に行うことが
可能となる。
【0010】又、U字形配列にすることにより、設備全
体をコンパクトにまとめることができるので、スペース
効率も向上する。
【0011】更に、U字形配列の底部に加熱設備を配置
したので、該加熱設備を設備空間の末端に位置させるこ
とが可能となり、空間全体の空調を効果的に行うことも
可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例であるU字形配
列の自動試験設備の配置を示す概略平面図である。
【0014】本実施例のU字形配列の自動試験設備は、
薄鋼板の自動試験設備であり、全体がU次形状に配置さ
れているものである。
【0015】U字形配列の一方の先端位置から底部に向
かって、鋼試材を受入れる受入設備10と、受入れた鋼
試材を一時保管する保管設備12と、該保管設備12か
ら取出した鋼試材を所定の大きさの試験片に裁断する剪
断設備14とがこの順で配置されている。
【0016】上記受入設備10は、圧延ラインからの搬
送設備に直結させてもよく、又は圧延ラインで製造され
た鋼試材がトラック等で搬送されるようにしてもよい。
この受入設備10では、鋼試材の検査、その板厚等の計
測、情報との突合わせ等が行われるようになっている。
【0017】上記剪断設備14では、鋼試材を大きなサ
イズに裁断する一次剪断、更に小さいサイズに裁断する
二次剪断が行われるようになっている。この剪断設備1
4に対しては、鋼試材は搬送設備16、16a により搬
送され、更に搬送設備18により搬入されるようになっ
ている。
【0018】前記U字形配列の底部には、剪断した試験
片を熱処理するための熱処理設備19が配置されてい
る。この熱処理設備19に対しては上記剪断設備14か
ら試験片が搬送設備20を介して搬入されるようになっ
ている。
【0019】更に、U字形配列の底部から他方の先端位
置に向かって、複数の試験設備22が直列に配置されて
いる。これら試験設備22に沿って各試験設備22に試
験片を搬入するための搬送設備24が配設されている。
【0020】上記搬送設備24に対しては、一次剪断で
作成した試験片を搬送するための搬送設備26、二次剪
断で作成した試験片を搬送する搬送設備26a がそれぞ
れ接続されている。
【0021】又、前記搬送設備20には、熱処理設備1
9内を試験片を移動させるための搬送設備28が接続さ
れ、該搬送設備28には、熱処理後の試験片を前記搬送
設備24へ搬送するための搬送手段30が接続されてい
る。
【0022】上記試験設備22に対しては、上記搬送設
備26、26a を介して熱処理を行わない試験片が搬送
され、又、搬送設備20、28、30を介して熱処理を
行った試験片が搬送され、該試験設備22においてこれ
ら試験片に対する各種の試験が行われる。これら試験設
備22で行われる試験としては、例えば、機械的強度試
験、物理的特性試験、塗膜試験などを挙げることができ
る。
【0023】なお、本実施例では、二点鎖線で示したよ
うに、保管設備12′、剪断設備14′、熱処理設備1
9′、試験設備22′、該試験設備22′に対応する搬
送設備24′をそれぞれ二列に平行に配置して設備を増
設拡張してもよい。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。
【0025】まず、圧延ラインで製造された鋼試材を受
入設備10に搬入し、鋼試材の形状検査、板厚等の計
測、情報との突合わせを行い、該鋼試材を保管設備12
に一次保管する。
【0026】次いで、必要に応じて上記保管設備12か
ら鋼試材を搬送設備16、16a 、18を介して剪断設
備14へ搬送し、該鋼試材を一次剪断又は二次剪断の加
工を行って、所望の試験片を作成する。この試験片を搬
送設備20により熱処理設備19へ送り、搬送設備28
で移動させながら熱処理を行い、その後搬送設備30に
より試験設備22へ送って、各種の試験を行う。所定の
試験を行った後、残片をU字形配置の先端位置から次の
工程へ払出す。
【0027】又、剪断後の試験片に対して熱処理を行わ
ない場合は、裁断して形成した試験片を搬送設備26又
は26a により試験設備22へ送り、同様に所定の試験
を行った後、次の工程へ払出す。
【0028】本実施例によれば、U字形配列の一方の先
端位置の受入設備10に鋼試材を受入れ、所定の加工処
理、試験を行った後、残片を他方の先端から払出すこと
ができるため、受入作業と払出作業を近接した場所で行
うことができる。
【0029】従って、一人の作業員でも十分に対応で
き、しかも移動範囲が狭いため作業量も少なくてすむ。
又、本実施例の設備によれば、作業の完全自動化にも容
易に対応できる。
【0030】又、各設備をU字形に配置しているため、
自動試験設備全体をコンパクトにまとめることができ、
スペース効率を向上できる。
【0031】又、本実施例によれば、各設備を二列等の
複数列にして設備拡張を容易に行うことができるため、
作業量の増大に対しても十分に対応できる。こうするこ
とによって、スペース効率を一段と向上することもでき
る。
【0032】又、剪断設備14を、複数列にすることに
より、一方の剪断設備において剪断機の刃を交換すると
き等のバックアップも可能となり、設備の信頼性も向上
する。
【0033】更に、熱処理設備を、設備配置の末端に配
置したので、空調の対応も容易に図ることができる。
【0034】以上本発明を具体的に説明したが、本発明
は前記実施例に示したものに限られるものでなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0035】例えば、実施例では、試材として薄鋼板を
取上げたが、試材は薄鋼板に限られるものではない。
【0036】又、搬送設備の配置の仕方も、実施例のも
のに限られるものでなく、U字形に配置された各設備に
対して試験片等を搬送可能な配置であれば種々変更可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、鋼
試材の受入れと、試験終了後の試験片の払出しとを近接
した位置で行うことができるため、大幅に省力化ができ
ると共に、容易に自動化に対応できる。
【0038】又、各設備の配置をU字形にしたので、ス
ペース効率を大幅に向上でき、更に、設備増設にも容易
に対応することができる。
【0039】更に、熱処理設備をU字形配列の底部であ
る末端に配置したので、設備空間に対する空調の対策も
容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるU字形配列の
自動試験設備を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10…受入設備、 12…保管設備、 14…剪断設備、 19…熱処理設備、 22…試験設備、 16、18、24、26、28、30…搬送設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 孝信 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 岩村 忠昭 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼試材を受入れ、加工し、試験する自動試
    験設備において、 U字形配列の一方の先端位置から底部に向かって、鋼試
    材を受入れる受入設備と、受入れた鋼試材を一時保管す
    る保管設備と、保管設備から取出した鋼試材を試験片に
    裁断する剪断設備とが順に配置され、 U字形配列の底部に、裁断した試験片を熱処理する熱処
    理設備が配置され、 U字形配列の底部から他方の先端に向かって、試験片を
    試験する試験設備が配置され、 剪断設備及び熱処理設備の少なくとも一方から試験設備
    へ試験片を搬送する搬送設備が配置され、 U字形配列の他方の先端位置から試験片が払出されるこ
    とを特徴とするU字形配列の自動試験設備。
  2. 【請求項2】請求項1において、保管設備、剪断設備、
    熱処理設備及び試験設備の少なくとも1つが複数列に配
    置されていることを特徴とするU字形配列の自動試験設
    備。
JP5582891A 1991-02-27 1991-02-27 U字形配列の自動試験設備 Pending JPH05256964A (ja)

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JP5582891A JPH05256964A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 U字形配列の自動試験設備

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030786B1 (ja) * 1970-06-03 1975-10-03
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