JPH0525695Y2 - - Google Patents

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JPH0525695Y2
JPH0525695Y2 JP759488U JP759488U JPH0525695Y2 JP H0525695 Y2 JPH0525695 Y2 JP H0525695Y2 JP 759488 U JP759488 U JP 759488U JP 759488 U JP759488 U JP 759488U JP H0525695 Y2 JPH0525695 Y2 JP H0525695Y2
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container
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は攪拌羽根つき揺動攪拌装置に関す
る。
<従来の技術> この種の揺動攪拌装置として公知のものは、本
出願人が専用実施権を持つ特許第1046335号(特
公昭55−35982号公報)「羽根つき揺動攪拌装置」
があり、これを第4図、第5図に示す。
第4図の従来装置も、底板2に揺動攪拌運動を
与える旋回駆動軸4の先端に攪拌羽根6を付けて
いる。そして第5図のように旋回駆動軸4′の下
端に傘歯車18を付け、機枠7′に固定した内歯
歯車19に噛合わして、軸4′を公転と共に自転
させる機構も示している。
<考案が解決しようとする課題> 上記従来例はいずれも、羽根の自転速度が固定
的であるため、今回、速度可変の羽根自転機構の
開発と、あわせて装置の実用性を高める改良を考
えた。
<課題を解決するための手段> この考案の駆動羽根つき揺動攪拌装置は、底板
が全方向に傾動自在な容器と、その底板に固定さ
れた受動軸受を通つてその底板を貫通し、容器内
部に達する旋回駆動軸と、この旋回駆動軸をその
軸線が円すい面を画くよう旋回せしめる首振り駆
動機構と、上記旋回駆動軸の先端部に取付けられ
上記旋回中に前記容器内の材料を攪拌する攪拌羽
根とを備えた揺動攪拌装置において、上記容器を
支持し、該容器の開口部を上下へ向け変えるよう
固定機枠に回動可能に軸支された容器受枠を備
え、上記容器受枠に前記首振り駆動機構と前記旋
回駆動軸後端を軸支する軸受支持板を設け、この
軸受支持板に上記旋回駆動軸の後端延長部を回転
駆動する駆動体を取付けたことを特徴とする。
<作用> 底板を全方向傾動自在にした材料容器は、従
来、固定した機枠により支持されていた。この考
案の容器は容器受枠を介して、固定機枠に載つて
いる。この容器受枠は容器の底板が全方向傾動自
在なように支持して材料を混練した後、容器を支
持したまゝ回動して、容器開口部を上下へ向け変
えられる。
従来、固定機枠に付けられて、旋回駆動軸を首
振り駆動していた駆動機構は、この考案では上記
容器受枠に付けられる。従来、旋回駆動軸後端を
固着して、首振り回転させるよう振り回していた
腕は、軸受支持板に変わり、軸受を介して旋回駆
動軸を振り回す。
上記軸受支持板は旋回駆動軸を回転可能に支持
し、振回すだけでなく、羽根駆動体を付けてい
る。その駆動体は第5図の従来の駆動機構(内歯
歯車19)のように定置したものでなく、軸受支
持板に載つて旋回駆動軸もろ共、振り回され
つゝ、旋回駆動軸とその先につけた攪拌羽根とを
回転駆動する。無論、羽根の回転速度は容易に変
えられる。
<実施例> 第1,2図はこの考案一実施例の正面と平面を
示す。その1は材料容器、2はその底板、3は底
板の中心に設けられた受動軸受、4は旋回駆動
軸、5はその駆動機構、6は攪拌羽根、7は固定
された機枠で、第4図のそれぞれの部品に対応し
ている。もつとも容器1の開口部1aには蓋8を
かぶせている。
この実施例の容器1は鋼板製胴の下縁円筒状ゴ
ムシート1b上縁をバンド締めして取付け、ゴム
シート1bの内方へ絞られた下縁は、鋼板製球面
底板2の周縁に、バンドを介して水密にネジ締め
している。
ゴムシート1bは可撓性と耐摩性に富むものを
用い、旋回駆動軸4と共に首振り運動をする底板
2が、ゴムシート1bを曲げ伸ばしゝて材料を跳
び上げ、転がすこの型式の特性は公知である。こ
の考案は、さらに加えて攪拌羽根を積極駆動す
る。
さて、この考案で新たに加わつたのは、容器1
を、その球面底板2が傾動自在なように支持した
枠体で、それは容器開口部1aを上下へ向け変え
る回動可能なように機枠7に載せられた容器受枠
9と、この受枠9に取付けた首振り駆動機構5の
従来の腕12(第4図)に代わつて設けられた傾
斜した軸受支持板10と、この支持板10に固定
され、旋回駆動軸4の後端延長部を回転駆動する
駆動体のモータ11との三者である。
容器受枠9は、容器1の外周を支える支持枠9
aと、駆動機構5の諸部品を取付けた駆動枠9b
とを、左右の支柱9cで連結し、その支柱9cか
ら左右へ支軸9dをつき出して、機枠7上の軸受
7aにより受け支えるようにしている。
上記駆動枠9bに取付けた駆動機構5は、オー
ビツトモータ5a、チエン車5b、主軸5c、そ
の軸受5d、主軸上端の軸受支持板10の取付台
5e等からなつている。
軸受支持板10は上記取付台5eに傾斜して取
付けられ、その板面に垂直に立つ軸受10aは、
傾斜して立つ旋回駆動軸4を強力に支えている。
この軸受10aは旋回駆動軸4を円すい角に合わ
せた傾斜姿勢に保持し、その姿勢で、受動軸受3
を介して底板2に傾動運動を与える旋回運動をさ
せるため、軸の自転以外のすべての動きを封ずる
強い軸支力を要する。軸受支持板10の下面に出
た旋回駆動軸4の後端延長部を回転駆動する駆動
体であるモータ11は、この例では簡単な内接式
歯車モータにしたが、これに限らない。
容器受枠9を回動させ、容器開口部1aを上下
に向け変えるのは入力によつてもよいが、この実
施例はやゝ大形であるから、第1,2図に示すよ
うに、一方の支軸9dにチエン車13をつけ、こ
れを機枠7につけたモータ14のチエン車で回す
ようにしている。
攪拌作業時は開口部1aを真上へ向け、材料取
出時はチエン車13を150°〜180°回転させるので
あるが、第2図にだけ示すように、チエン車13
の回転を所要位置で停めるストツパ15を設けた
方がよい。
ストツパの構造は任意であるが、図の実施例は
手動でチエン車13にネジ端を押付け制動する簡
単なものを示した。
以上、一実施例について説明したが、この考案
の実施態様は機械設計者の周知技術により多様に
変化し得る。
<考案の効果> この考案は前記特許発明の攪拌羽根の回転速度
を、材料と攪拌条件に合わせて容易に変えられる
ようにした。これにより混練効果が驚くほど向上
した。
軸線が円すい面を画くように回る旋回駆動軸の
首振り駆動機構の、軸端に固定していた腕を軸受
支持板に変え、その軸受を十分強固なものとする
事により、軸端を固定しなくても、自転可能な状
態で軸に首振り運動をさせるよう振り回せる事を
示した。 そして、その軸端延長部を回転駆動す
るモータを直接、上記軸受支持板に取付けたか
ら、旋回駆動軸は円すい状に公転しながら、任意
速度で自転できる。
また材料容器を定置せず、回動可能な容器受枠
に取付け、旋回駆動軸の首振り駆動機構も一緒に
取付けたから、容器への材料投入時と攪拌作業中
は容器開口部を上へ向け、材料取出時は容器受枠
を回動させて開口部を下へ向けられるようにな
り、実用性を大いに高めた。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの考案一実施例の正面図、平面
図、第3図はその要部拡大断面図、第4図は従来
技術説明図、第5図は同じく攪拌羽根の回転駆動
機構説明図で、図中、9は容器受枠、10は軸受
支持板、11は駆動体を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底板が全方向に傾動自在な容器と、その底板に
    固定された受動軸受を通つてその底板を貫通し、
    容器内部に達する旋回駆動軸と、この旋回駆動軸
    をその軸線が円すい面を画くよう旋回せしめる首
    振り駆動機構と、上記旋回駆動軸の先端部に取付
    けられ上記旋回中に前記容器内の材料を攪拌する
    攪拌羽根とを備えた揺動攪拌装置において、 上記容器を支持し、該容器の開口部を上下へ向
    け変えるよう固定機枠に回動可能に軸支された容
    器受枠を備え、 上記容器受枠に前記首振り駆動機構と前記旋回
    駆動軸後端を軸支する軸受支持板を設け、この軸
    受支持板に上記旋回駆動軸の後端延長部を回転駆
    動する駆動体を取付けたことを特徴とする揺動攪
    拌装置。
JP759488U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH0525695Y2 (ja)

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JP759488U JPH0525695Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP759488U JPH0525695Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JPH01114029U JPH01114029U (ja) 1989-08-01
JPH0525695Y2 true JPH0525695Y2 (ja) 1993-06-29

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