JPH05256905A - ショートワイヤテストフィクスチャの接地システム - Google Patents

ショートワイヤテストフィクスチャの接地システム

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JPH05256905A
JPH05256905A JP4223318A JP22331892A JPH05256905A JP H05256905 A JPH05256905 A JP H05256905A JP 4223318 A JP4223318 A JP 4223318A JP 22331892 A JP22331892 A JP 22331892A JP H05256905 A JPH05256905 A JP H05256905A
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ground
board
fixture
test
grounding
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JP4223318A
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English (en)
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Stephen J Cook
スティーブン・ジェイ・クック
Ronald K Kerschner
ロナルド・ケイ・カーシュナー
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Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/073Multiple probes
    • G01R1/07307Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
    • G01R1/07342Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being at an angle other than perpendicular to test object, e.g. probe card

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ショートワイヤのフィクスチャを通して設置の
不良がなくなり、高速での信号の伝送を可能とし、テス
ト操作の向上を図る。 【構成】上記回路基板202と基板テストフィクスチャ
204との間に配置された内部接地板230と、接地不
良に影響されやすい信号を伝送する上記内部接地板と上
記基板テストシステムとの間の各臨界信号経路を、接地
電位で覆う同軸体208と、を介して回路基板上の電子
部品と基板テストフィクスチャとの伝送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概略的には電子回路基板
のテストに関するものであり、より詳細には、電子回路
基板等と電気的なテスト・システムとの電気的な相互接
続のための、基板テスト用フィクスチャおよびその他の
機械的なインタフェースに関するものである。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】基板テ
スト用のシステムを構成する多くの電子的なドライバ
(ソース)およびレシーバ(検出器)は、電子的なスイ
ッチング機構またはスキャナを介して、スキャナ・ピン
と呼ばれる複数個の接触点に接続されている。そして、
基板テスト用フィクスチャには、スキャナ・ピンと電子
回路基板上に配置された電子部品との間のインタフェー
スが設けられている。電子部品が適切に動作しているか
どうかを決定するために用いられる電子的なテスト信号
は、該電子部品に対する、または電子部品からの経路上
の双方において基板テスト用フィクスチャを通過せねば
ならないので、該基板テスト用フィクスチャは、電子部
品が適正または不適正のいずれで動作していても電子部
品が不正に診断されることがないことを確実にするよう
にテスト信号の信号品質を維持せねばならない。
【0003】テスト信号の最高の品質を保証するために
この技術で明らかなことは、スキャナと電子回路基板と
の間の信号経路の長さをできるだけ短く維持せねばなら
ないことである。このファクタにより、テスト・システ
ムと回路基板との短い垂直な結合が必要とされる。換言
すれば、”ショート・ワイア”の基板のテスト用フィク
スチャはスキャナの頂部上に直接的に置かれるように設
計され、また、電子回路基板は基板のテスト用フィクス
チャ上に直接的に置かれるようにされる。更に、いずれ
の基板のテスト用フィクスチャでも、その使用が容易で
ありコスト上の効果があるように、その組み立ておよび
維持を容易にせねばならない。最後に、該フィクスチャ
の組み立てを自動化する能力も一つの重要な特徴であ
る。
【0004】クック(Cook)その他に対する米国特許第
4,799,007号で説明される基板のテスト用フィ
クスチャは、テスト・システムとテスト下の回路基板と
の間の、短くて信頼性のある接続部が設けられる。前述
のショート・ワイアのフィクスチャによれば、約6メガ
ヘルツ(MHz)までのデジタル信号について、良好な
信号の忠実度が実現される。しかしながら、電気的な寄
生のために信号の忠実度は約6MHzの上から離れると
降下を始め、また、正確なテストの能力は12MHzの
周辺までくると困難になってくる。
【0005】電気的な寄生の現象を図1に則して検討す
る。また、電気的な寄生は、接地不良(Ground Bounce)
または電圧/電流のスパイクとして、この技術において
も知られている。接地の不良は、テスト下にある回路基
板の出力の迅速な変移に起因することが多い。図1で1
02として示されているように、テスト下にある回路基
板の種々の出力は、基板のテスト用フィクスチャを介
し、テスト・システムのレシーバに対して接続される。
更に104として示されているように、テスト下にある
基板の入力は、基板のテスト用フィクスチャを介し、テ
スト・システムのドライバ出力に対して接続される。基
板のテスト用フィクスチャに含まれる配線体は、インダ
クタンスLr,Lg,Ld,として図1において概略的
に示されている。
【0006】ここで、動作しているときに、回路基板の
出力106がスイッチされると、レシーバの入力電流I
rは、フィクスチャの配線体を通過して、レシーバ10
8の入力キャパシタンスCrを充電せねばならない。こ
のキャパシタンスCrを構成するものは、基板トレース
のキャパシタンスと組み合わされた実際のレシーバ入力
キャパシタンスである。充電電流Irの大きさは、Ir
=Cr*(dVr/dt);なる式から予測することが
できる。キャパシタンスCrの多くは基板のテスト・シ
ステムに固定されているために、電流Irの大きさにお
ける主要な決定ファクタは、基板出力のスイッチング速
度である。
【0007】基板の出力からテスト・システムに流れる
電流Irは、何等かのやり方で、キルヒホッフの電流法
則を満足するために、ある種の電気的経路によってテス
ト下にある回路基板に戻らねばならない。電流Irの小
部分は他の経路によって戻ることができるけれども、そ
の大部分は、電流Igとして110によって示されてい
るように、フィクスチャの接地ワイアを通して流れるこ
とになる。
【0008】フィクスチャの接地配線体を通して流れる
接地電流Igにより、ワイア・インダクタンスLgを横
切る電圧Vgが誘導される。ここに、Vg=Lg*(d
Ig/dt);である。前述の式によって指示されてい
るように、テスト下にある回路基板のスイッチング速度
は、ワイア・インダクタンスLgを横切る電圧Vgに影
響される。これを換言すれば、誘導された電圧Vgは、
図示されているように、回路基板の接地部とテスト・シ
ステムの接地部との間に現れる。
【0009】2個の接地(即ち、接地の不良)の間の電
圧差は、後述されるように、極端な逆効果を有するもの
である。ドライバ112の出力電圧は、(ドライバ11
2がスイッチングしていないと仮定して)テスト・シス
テムの接地部に関して一定のレベルに維持される。回路
基板の基板入力114は極めて高いインピーダンスを呈
しており、このために、インダクタンスLdを有するフ
ィクスチャの配線体を、極めて小さい電流Idが流れる
ことになる。かくして、電流Idが最小限のものである
ために、前述されたインダクタンスの式に従って、極め
て小さい電圧Vd がフィクスチャの配線体を横切って
現れる。更に、基板の入力電圧がドライバの出力電圧に
追従し、その結果として、Vgが基板の入力上に加わる
ようにされる。接地の不良の電圧が基板の入力上に加え
られるときには、基板の入力に関連する論理的なスレッ
ショルドを、該入力電圧が横切ることになるリスクがあ
る。
【0010】純粋に組み合わせ的な論理回路の場合にお
いては、逆効果の解消のために待機の周期を実行できる
ことから、接地不良の苦境は厳しいリスクのものではな
い。しかしながら、順次的な論理回路であって、その入
力がクロックであり、または他の状態決定用の要素であ
る場合においては、該回路の状態が変化して、仮にテス
トの進行がどのように緩やかになされるとしても、該テ
ストは失敗することになる。
【0011】ショート・ワイアのフィクスチャを通して
高速での信号の完全性を確実にするために、幾つかのア
プローチを取ることができる。第1に、ライン・インダ
クタンスLrを増大させることができる。このことは、
例えば、フィクスチャのワイアに対してフェライト・ビ
ーズを付加することによって達成することができる。レ
シーバの経路102において付加されたインダクタンス
によれば、電流Irの上昇時間を制限することによっ
て、接地の不良を弱める助けになる。第2に、回路基板
の入力におけるキャパシタンスを増大させることができ
る。このことは、例えば、回路基板の入力ラインと回路
基板の接地ラインとの間のフィクスチャワイアに対して
小さいキャパシタを付加することによって達成すること
ができる。ドライブ用の経路104において付加された
キャパシタンスによれば、回路基板の入力における信号
の上昇時間を制限することによって、接地の不良を弱め
る助けになる。更に、この増大したキャパシタンスは、
より明確な効果のために、インダクタンスLdとの組み
合せをすることができる。第3のアプローチは、より多
くの接地ワイアを付加し、それらを短く維持することに
よって、接地のインダクタンスLgを減少させることで
ある。
【0012】しかしながら、前述された全てのアプロー
チには問題がある。第1および第2のアプローチは不所
望のものであるが、その理由は、これらのアプローチの
ロー・パス・フィルターの性質が、接地の不良に起因す
る過渡的なテスト信号の制御に努める際に、該テスト信
号それ自体を逆の方向に歪ませるためである。更に、回
路基板上の限定された個数の接地プローブの箇所、テス
ト・システム内の限定された個数の接地ピンの接続部、
および、基板のテスト用固定部において限定されたスペ
ースのために、第3のアプローチは多少の制限を受ける
ことになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の接地システム
および方法は、基板のテスト・システムとテスト下の回
路基板との間に配置されるべきショート・ワイアのテス
ト用フィクスチャに対するものである。該接地システム
によれば、極めて高速でフィクスチャを使用できるよう
に、接地の不良が最小にされる。
【0014】接地システムにおいて、テスト用のフィク
スチャに備えられた内部接地板は、回路基板と該基板の
テスト・システムとの間の適所に介在している。更に、
接地システムの一実施例においては、接地電位にある同
軸体が、該内部接地板と基板のテスト・システムとの間
のそれぞれの臨界的な信号経路を包囲している。臨界的
な信号経路は任意の信号経路であって、接地の不良に起
因する高速スイッチングの信号を搬送するものである。
【0015】本発明の別の実施例においては、接地用の
個別ピンのアレイが、内部接地板と基板のテスト・シス
テムとの間に分散されている。該接地用の個別ピンは基
板のテスト・システムによって接地電位に維持されてお
り、また、臨界的な信号を搬送する個別ピンに近接して
配置されている。
【0016】本発明は先行技術の欠陥を克服するもので
あり、更に、以下のような付加的な特徴および利点が備
わるものである。
【0017】本発明によって付与される完全に分散型の
接地システムは、基板のテスト用フィクスチャを介して
テスト下の回路基板に至るものである。
【0018】いずれの接地不良も排除することによっ
て、極めて高速のテスト操作をすることが許容される。
基板のテスト用フィクスチャを介しての信号の忠実度
は、50MHzを越えるテスト周波数に対して適当なも
のである。
【0019】本発明は、クック(Cook)その他に対する米
国特許第4,799,007号に開示されたアーキテク
チュアにおいて実施することができる。該アーキテクチ
ュアに対する変化が必要とされず、ツイスト状の対にさ
れた配線部が必要とされず、そして、ショート・ワイア
の単一のフィクスチャにおける信号に対する、より低い
インピーダンスの経路が設けられる。
【0020】本発明によれば、相互接続ピンまたは個別
ピンは、衝突する基板のテスト用プローブの周囲で曲る
ことが許容される。
【0021】本発明の更なる特徴および利点は、以下の
図面および詳細な説明により、当業者であれば明かにな
ろう。どのような付加的な特徴および利点でも、ここに
取り込まれることが意図されている。
【0022】
【実施例】本発明による接地システムを実施する多くの
実施例が考案されている。図2に示されているシステム
は、本発明の第1の好適な実施例が実施されるものであ
る。
【0023】図2に示されているように、テストされる
べき回路基板202が、整列ピン205のガイドを介し
て、基板のテスト用フィクスチャ204の頂部に配置さ
れている。該基板のテスト用フィクスチャ204によれ
ば、回路基板202と基板のテスト・システム206と
の間に、電気的なインタフェースが設けられている。こ
れを換言すれば、基板のテスト用フィクスチャ204を
通して多くのテスト用信号が移行する。
【0024】後述されるように、本発明で考案されるこ
とは、基板のテスト用フィクスチャ204内で接地用の
調整組立体208およびメッキされた整列プレート21
0を用いた接地システムを実施することである。該接地
システムによれば、回路基板202を極めて高速でテス
トすることが許容される。
【0025】基板テスト・システム206から、基板の
テスト用フィクスチャ204を介して、テスト下の回路
基板202上の電子部品212,214まで、種々の信
号経路が伝わっている。図2に示されているように、例
えば、基板テスト・システム206からのテスト信号
は、調整ピン218のワイア・ラッピング・ピン216
を介し、ワイア220を介し、そして信号プローブ22
2を介して、それぞれに電子部品212に達するように
伝えられる。調整ピンおよび信号プローブの箇所は、そ
れらの接続ワイアと同様に、テスト下の回路基板202
上の電子部品212,214の向きに依存して変化され
る。
【0026】種々の接地経路も、テスト下の回路基板2
02と基板テスト・システム206との間の基板のテス
ト用フィクスチャ204を通して伝えられる。基板テス
ト・システム206からの接地接続部は、接地経路をフ
ィクスチャ204に対して利用可能にするために、該基
板のテスト用フィクスチャ204の底部に接触される。
【0027】フィクスチャ204の底部における整列プ
レート210は、テスト信号を搬送している個別ピン2
18の捕捉およびガイドをするための焦点手段として作
用するものであり、基板テスト・システム206がフィ
クスチャ204を介してテスト信号を伝送できるように
装備されているときには、直交して組織化されたアレイ
状のパターンにされる。
【0028】しかしながら、整列プレート210は更に
接地導電手段として作用する。それに含まれているもの
は、非導電性の内部支持材料223、および、頂部、底
部および直行経路を含む、その露出した表面の領域の全
ての上にある、導電性の外部プレート部224である。
該プレート部224は好適には金属のものである。好適
な実施例においては、基板テスト・システム206から
整列プレート210の頂部226に至る優れた過渡的な
接地経路を生成させるために、該金属は銅とニッケルと
の組み合わせ、または、銅、ニッケル、金の組み合わせ
である。メッキされた整列プレート210によれば、信
号経路の近傍に接地経路が配置されることから、良好な
インピーダンスの制御が加えられる。
【0029】接地部を信号経路の近傍に維持しながら、
整列プレート210の頂部226から基板のテスト用フ
ィクスチャ204を介して上方に至る接地経路を設ける
ために、同軸体208は各信号経路の周囲で、特に各個
別ピンに対して同心的に配置されており、これで搬送さ
れる信号では電位接地の不良の問題が呈示される。この
ような信号経路は、”臨界的な”信号経路と呼ばれる。
該臨界的な信号経路は、通常、高速でスイッチングする
電気信号を搬送する経路である。
【0030】同軸体208によって搬送される接地信号
は、一片のプラスチック・チューブ228を介して、内
部ワイア・ラップ・ピン216から絶縁されている。図
2において示されているように、プラスチック・チュー
ブ228は、ワイア・ラップ・ピン216の基部におい
て該ピン216の先端だけ丁度短くなるように、該ワイ
ア・ラップから伸長している。ピン216がメッキ部2
24と接触することを防止するために、プラスチック・
チューブ228はメッキされた整列プレート210を介
して伸長しており、これによって、ピン216上のテス
ト信号にノイズを混入している。図3(a)および図3
(b)には、接地同軸体208が詳細に示されている。
【0031】図3(a)および図3(b)に示されてい
るように、接地同軸体208を構成するものは、導電性
の内部同軸スリーブ302,スプリング304,導電性
の外部同軸スリーブ306,および、プラスチックの絶
縁体308である。スリーブ302は図示のようにノッ
チが付されており、包囲された個別ピンに対するワイア
のアクセスを許容するようにされている。ワイア・ラッ
プは拡大した領域310によって包囲されている。更
に、同軸体208の底部312および頂部314は、圧
縮スプリング304によって強制的に離されている。停
止部316は外部同軸スリーブ306を捕らえるように
設計されて、同軸体208が完全に離れることを防止す
るようにされている。
【0032】図2を再び参照すると、鋭いエッジを有す
る同軸体208の頂部314は、スプリング304によ
って基板のテスト用フィクスチャ204の内部に搭載さ
れた、内部接地板230に対抗して押されている。同軸
体208の底部312は、上述された整列プレート21
0の金属メッキ部224に対して、スプリング304に
よって強制されている。内部接地板230は、その下側
においてのみメッキ部232を有しており、また、ワイ
ア・ラップ・ピン216の基部の近傍に配置されてい
る。
【0033】同軸体208の上部314におけるノッチ
間を通る信号ワイア220は、臨界的な信号ワイアに対
するストリップ・ラインのインピーダンス制御をするた
めに、内部接地板230に極めて近接したルートにされ
ている。ここで注意されることは、ワイア220が一
旦、内部接地板230のメッキ部232からワイア径の
1/2以上またはその程度に離れると、そのインピーダ
ンスが逆方向に迅速に上昇するということである。
【0034】メッキ部232からは、該メッキ部232
に半田付けされている種々の接地プローブおよび種々の
接地ピンを介して、接地信号が回路基板202に対して
加えられる。図2に例示されているように、接地プロー
ブ234は点236においてメッキ部232に半田付け
されている。更に、小さい接地ピン238は半田付けの
点240においてメッキ部232に半田付けされてい
る。接地プローブ234および接地ピン238の双方
は、プローブのプレート242を通して外部接地板24
4(これはオプションである)へと接地信号を搬送す
る。図示されているように、接地プローブ234および
接地ピン238は、それぞれの半田付けの点246およ
び248において、外部接地板244に半田付けされて
いる。更に注意されることは、接地ピン238とは異な
り、接地プローブ234が更に上部に伸長して、電気的
な接触250をする直接的な態様で電子部品214上の
接地部と接触するようにされていることである。
【0035】小さい接地ピン238が信号プローブ22
2に近接して位置されるように注意が払われる。この近
接的な位置は、インピーダンスの制御をすることの多大
な助けである。多くの小さい接地ピンは、それが保証さ
れるときには、臨界的な信号経路の周囲で密集化するこ
とができる。
【0036】注意する価値のあることは、テスト用のフ
ィクスチャ204において高度のインピーダンス制御が
必要とされないときには、外部接地板244および(接
地ピン238のような)小さい接地ピンのアレイを、便
宜に応じてこの構成から排除することができる。このよ
うに簡略化したフィクスチャはより安価なものであり、
また、その構成をすることがより容易なものである。
【0037】最後に、対応の同軸体208を備えていな
い個別ピンに対して、整列プレート210上のメッキ部
224と接触しないように対応のワイア・ラップ・ピン
を包囲するために、例えばプラスチックの絶縁体308
のような絶縁体が設けられている。図2に示されている
ように、個別ピン250は絶縁体252によりその軸に
沿って同芯的に包囲されている。
【0038】図4には、本発明の第2の好適な実施例が
示されている。この第2の好適な実施例は、多くの局面
において、図2の第1の好適な実施例に類似している。
しかしながら、図2の整列プレート210のように、図
4の整列プレート410には導電性の外部側メッキ部は
含まれていない。
【0039】代替的に整列プレート410に含まれてい
るものは接地用の櫛状部412であり、そのシート状の
金属部分は該整列プレート410上にある所定の態様で
配置され、ボンディングされ、または付着されている。
該好適な実施例において、接地用の櫛状部412はスナ
ップ・フィット式の配列を介して整列プレート410に
付着されている。該スナップ・フィット式の配列におい
て、接地用の櫛状部412に含まれている1個または複
数個の突出部分が整列プレート410に対して迅速に締
められ、これによって接地用の櫛状部412の整列プレ
ート410に対する接触が保持されている。
【0040】本質的には、接地用櫛状部412は基板の
テスト・システム206からの接地を整列プレート41
0を通して任意の同軸体208に接続させる。ここで注
意されるべきことは、図4の接地用櫛状部412および
整列プレート410の組み合せに比べて、図2のメッキ
された整列プレート210によれば、僅かに良好なイン
ピーダンスの制御がなされることである。そして、その
理由を概略的にいえば、信号経路に近接して結合された
接地経路が設けられることにある。しかしながら、メッ
キされた整列プレートの技術は、接地用櫛状部の技術よ
りも費用がかかるものである。このことから、ある特定
の実施例に対して最良のオプションを選択するために
は、費用対効果比の分析を実行せねばならない。
【0041】図5には、本発明の第3の好適な実施例が
示されている。ここに、接地用の個別ピン502,50
4のアレイは、基板テスト用のフィクスチャ204を介
してインピーダンスの制御をするために用意されてい
る。該接地用の個別ピン502,504のアレイは、信
号用の個別ピン506のアレイの中で混合されている。
該接地用の個別ピン502,504は、所望に応じて、
より効果的なインピーダンスの制御をするために、臨界
的な信号経路の周囲で群化することができる。
【0042】接地用の個別ピン502,504はプロー
ブ・プレート240内に搭載されており、そして、それ
らのワイア・ラップ・ピン512,514は、内部接地
板230に(数字522,524で示されるように)半
田付けされている。該接地用の個別ピン502,504
は、整列プレート510を介して基板のテスト・システ
ム206に対して利用可能にされている。
【0043】整列プレート510は本質的には非導電性
のプラスチック材料からなるものである。該整列プレー
ト510は、本質的には、接地用の個別ピン502,5
04およびテスト信号の個別ピン506のすべてを捕捉
し、ガイドする焦点手段としての作用をするものであ
り、整列プレート510が設置されているときには組織
的に直交されたアレイ状のパターンにされ、基板のテス
ト用フィクスチャ204の底部において、基板のテスト
・システム206による双方のタイプのピンのアクセス
が容易になるようにされる。
【0044】この目的のために、整列プレート510を
通して基板のテスト・システム206に至るべく、それ
ぞれのワイア・ラップ・ピン512,518によって示
されるように、接地用の個別ピン502,504および
信号用の個別ピン506,508を曲げることができ
る。
【0045】本発明の別の局面によれば、接地用の個別
ピン502,504の金属本体は、プローブ・プレート
240の頂部を過ぎて伸長することができる。ここに、
それらの頂部端部は外部接地板244に対して半田付け
することが可能であり、このようにして更にインピーダ
ンスの制御をするようにされる。図5に示されている接
地用の個別ピン504の金属本体は伸長されており、ま
た、外部接地板244に対して、参照数字534で示さ
れるように半田付けされている。その他の好適な実施例
について、ここで強調されるべきことは、外部接地板2
44は本発明に対する付加的な特徴ということである。
外部接地板244が必要とされないときには、接地用の
個別ピン502,504の本体は、プローブ・プレート
240に圧入するのに十分な長さを要するだけである。
言うまでもないが、この場合において、接地用の個別ピ
ン502,504の本体が導電性のものである必要はな
い。
【0046】接地用の個別ピン502,504に対する
内部接地板230における孔部は、該内部接地板230
に対する半田付けを許容する寸法にすることができる。
孔部のクリアランスが大き過ぎるときには半田付けが困
難になる。これに対して、ピン512が内部接地板23
0のメッキ部232に偶発的に接触しないことを保証す
るためには、このテスト信号の個別ピン512に対する
クリアランスは十分に大きいことが必要である。更に、
内部接地板230が設置されているときに、接地用の個
別ピン502,504の全てを一時に捕捉するために
は、ここに示されているように、内部接地板230にお
けるクリアランスの小さい孔部を広げるべきである。
【0047】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、以下の効果
がある。 (1) ショートワイヤのフィクスチャを通して設置の不良
がなくなり、高速での信号の伝送を可能とし、テスト操
作の向上を図ることができる。 (2) ショートワイヤの単一フィクスチャにおける信号に
対するより低いインピーダンスの経路を設けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を機能的に示した説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【図3A】本発明にかかる同軸体を示す分解及び組み立
て斜視図である。
【図3B】本発明にかかる同軸体を示す分解及び組み立
て斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【符号の説明】
202:回路基板 204:テスト用フィクスチャ 205:整列ピン 206:基板テストシステム 208:同軸体 210:整列プレート 216:ワイヤラップピン 218:同軸ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板テストシステムと回路基板との間の接
    地不良を最小にするショートワイヤテストフィクスチャ
    の接地システムにおいて、 上記回路基板と基板テストフィクスチャとの間に配置さ
    れた内部接地板と、 接地不良に影響されやすい信号を伝送する上記内部接地
    板と上記基板テストシステムとの間の各臨界信号経路
    を、接地電位で覆う同軸体と、 からなることを特徴とするショートワイヤテストフィク
    スチャの接地システム。
  2. 【請求項2】基板テストシステムと回路基板との間の接
    地不良を最小にするショートワイヤテストフィクスチャ
    の接地システムにおいて、 上記回路基板と基板テストフィクスチャとの間に配置さ
    れた内部接地板と、 上記内部接地板と上記基板テストシステム間に配置さ
    れ、上記基板テストシステムによって接地電位に維持さ
    れると共に、接地不良に影響されやすい信号を伝送する
    臨界信号経路の近傍に位置される接地個別ピンの群と、 からなることを特徴とするショートワイヤテストフィク
    スチャの接地システム。
JP4223318A 1991-08-07 1992-07-30 ショートワイヤテストフィクスチャの接地システム Pending JPH05256905A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US741,719 1991-08-07
US07/741,719 US5304921A (en) 1991-08-07 1991-08-07 Enhanced grounding system for short-wire lengthed fixture

Publications (1)

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JPH05256905A true JPH05256905A (ja) 1993-10-08

Family

ID=24981882

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JP4223318A Pending JPH05256905A (ja) 1991-08-07 1992-07-30 ショートワイヤテストフィクスチャの接地システム

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JP (1) JPH05256905A (ja)

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EP0527566A1 (en) 1993-02-17

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