JPH05256328A - 変速機の一方向クラッチ - Google Patents
変速機の一方向クラッチInfo
- Publication number
- JPH05256328A JPH05256328A JP4053812A JP5381292A JPH05256328A JP H05256328 A JPH05256328 A JP H05256328A JP 4053812 A JP4053812 A JP 4053812A JP 5381292 A JP5381292 A JP 5381292A JP H05256328 A JPH05256328 A JP H05256328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spline
- race
- side wall
- way clutch
- outer race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 一方向クラッチのフリー方向からロック方向
への反転時における、固定部材のスプライン係合部にお
いて発生する衝撃音を防止し、かつ組付性のよい一方向
クラッチを提供する。 【構成】 変速機の一方向クラッチであって、ねじ部材
19を固定部材17に螺入し、アウタレース14の外ス
プライン16と固定部材の内スプライン18との間の係
合部において、ねじ部材19によってアウタレースの外
スプラインの一側壁16aをアウタレースの円周方向に
押圧し、アウタレースの外スプラインの他側壁16bを
固定部材の内スプラインの側壁18bに当接するように
する。
への反転時における、固定部材のスプライン係合部にお
いて発生する衝撃音を防止し、かつ組付性のよい一方向
クラッチを提供する。 【構成】 変速機の一方向クラッチであって、ねじ部材
19を固定部材17に螺入し、アウタレース14の外ス
プライン16と固定部材の内スプライン18との間の係
合部において、ねじ部材19によってアウタレースの外
スプラインの一側壁16aをアウタレースの円周方向に
押圧し、アウタレースの外スプラインの他側壁16bを
固定部材の内スプラインの側壁18bに当接するように
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両、工作機械、建設
機械等の変速機にある、一方向クラッチに適用できる。
機械等の変速機にある、一方向クラッチに適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等に使用される変速機の
一部を形成する一方向クラッチの、フリー方向からロッ
ク方向への反転時における、固定部材のスプライン係合
部において発生する衝撃音の防止方法に関するものにつ
いては、特公平3−78495号に開示されたものがあ
る。前記従来技術はアウタスプラインを備えたアウタレ
ースと、インナスプラインを備えたメインケースとが、
該アウタスプラインとインナスプラインとによって係合
している部位において、該メインケースに設けられたス
リットから差し込むように該メインケースに取付けられ
た板状ばねによって、常に該アウタレースのアウタスプ
ラインをロック方向に付勢し、該アウタスプラインの側
壁を該メインケースのインナスプラインに当接させたも
のである。
一部を形成する一方向クラッチの、フリー方向からロッ
ク方向への反転時における、固定部材のスプライン係合
部において発生する衝撃音の防止方法に関するものにつ
いては、特公平3−78495号に開示されたものがあ
る。前記従来技術はアウタスプラインを備えたアウタレ
ースと、インナスプラインを備えたメインケースとが、
該アウタスプラインとインナスプラインとによって係合
している部位において、該メインケースに設けられたス
リットから差し込むように該メインケースに取付けられ
た板状ばねによって、常に該アウタレースのアウタスプ
ラインをロック方向に付勢し、該アウタスプラインの側
壁を該メインケースのインナスプラインに当接させたも
のである。
【0003】このため前記従来技術では、該一方向クラ
ッチがフリー方向からロック方向に反転しても、該スプ
ライン係合部において、衝撃音が発生しない。
ッチがフリー方向からロック方向に反転しても、該スプ
ライン係合部において、衝撃音が発生しない。
【0004】しかしながら前記従来技術は、該板状ばね
を、その弾性力に抗して該メインケースに設けたスリッ
トに差し込みながら該メインケースに取付ける必要があ
り、該一方向クラッチの組付性が悪い。又、該板状ばね
は該メインケース等の外形に合わせて複雑な形状をして
おり、その取付けにはボルト、補強板等を用いているた
め、製品のコスト高を招いている。
を、その弾性力に抗して該メインケースに設けたスリッ
トに差し込みながら該メインケースに取付ける必要があ
り、該一方向クラッチの組付性が悪い。又、該板状ばね
は該メインケース等の外形に合わせて複雑な形状をして
おり、その取付けにはボルト、補強板等を用いているた
め、製品のコスト高を招いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製品
のコストを極力高めることなく、一方向クラッチのフリ
ー方向からロック方向への反転時における、固定部材の
スプライン係合部において発生する衝撃音を防止する、
組付性のよい一方向クラッチを提供することである。
のコストを極力高めることなく、一方向クラッチのフリ
ー方向からロック方向への反転時における、固定部材の
スプライン係合部において発生する衝撃音を防止する、
組付性のよい一方向クラッチを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、回転部材と固定部材との間に配設
され、該回転部材或いは固定部材の内の一方と係合した
インナレースと、該回転部材或いは固定部材の内の他方
と係合したアウタレースと、該インナレースとアウタレ
ースとの間に介在して、該インナレースとアウタレース
との間の一方向の相対的な回転を阻止する中間部材とを
備えた変速機の一方向クラッチであって、該固定部材に
ねじ部材を螺入し、或いはストッパ部材を圧入し、該ア
ウタレースの外スプラインと該固定部材の内スプライン
との間の係合部において、該ねじ部材、或いはストッパ
部材によって、該アウタレースの少なくとも一つの外ス
プラインの一側壁を該アウタレースの円周方向に押圧
し、該アウタレースの少なくとも一つの外スプラインの
他側壁を該固定部材の内スプラインの側壁に略当接する
ようにするか、或いは該インナレースの内スプラインと
該固定部材の外スプラインとの間の係合部において、該
ねじ部材、或いはストッパ部材によって、該インナレー
スの少なくとも一つの内スプラインの一側壁を該インナ
レースの円周方向に押圧し、該インナレースの少なくと
も一つの内スプラインの他側壁を該固定部材の外スプラ
インの側壁に略当接するようにしたことを特徴とする変
速機の一方向クラッチとした。
に本発明においては、回転部材と固定部材との間に配設
され、該回転部材或いは固定部材の内の一方と係合した
インナレースと、該回転部材或いは固定部材の内の他方
と係合したアウタレースと、該インナレースとアウタレ
ースとの間に介在して、該インナレースとアウタレース
との間の一方向の相対的な回転を阻止する中間部材とを
備えた変速機の一方向クラッチであって、該固定部材に
ねじ部材を螺入し、或いはストッパ部材を圧入し、該ア
ウタレースの外スプラインと該固定部材の内スプライン
との間の係合部において、該ねじ部材、或いはストッパ
部材によって、該アウタレースの少なくとも一つの外ス
プラインの一側壁を該アウタレースの円周方向に押圧
し、該アウタレースの少なくとも一つの外スプラインの
他側壁を該固定部材の内スプラインの側壁に略当接する
ようにするか、或いは該インナレースの内スプラインと
該固定部材の外スプラインとの間の係合部において、該
ねじ部材、或いはストッパ部材によって、該インナレー
スの少なくとも一つの内スプラインの一側壁を該インナ
レースの円周方向に押圧し、該インナレースの少なくと
も一つの内スプラインの他側壁を該固定部材の外スプラ
インの側壁に略当接するようにしたことを特徴とする変
速機の一方向クラッチとした。
【0007】
【作用】該アウタレース或いはインナレースは、該一方
向クラッチのフリー時にも、ねじ部材、或いはストッパ
部材によって一方向に向けて付勢されているため、該一
方向クラッチのフリー方向からロック方向への反転時に
おける、固定部材のスプライン係合部において発生する
衝撃音を防止できる。
向クラッチのフリー時にも、ねじ部材、或いはストッパ
部材によって一方向に向けて付勢されているため、該一
方向クラッチのフリー方向からロック方向への反転時に
おける、固定部材のスプライン係合部において発生する
衝撃音を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0009】図1は本発明による一方向クラッチの詳細
図(図2のA−A断面を表す)、図2は本発明による一
方向クラッチを含んだ自動変速機の断面図である。図2
において、1は図示しないエンジンのクランク2からの
動力をインプットシャフト3に伝えるトルクコンバータ
である。4はオイルポンプであり、変速機の制御、該ト
ルクコンバータ1の加圧等に用いられる油圧を発生させ
る。C1はフォワードクラッチ、C2はダイレクトクラ
ッチ、B1はセカンドブレーキ、B2はリバースブレー
キであり、5はフロントプラネタリーギヤ、6はリヤプ
ラネタリーギヤ、7は一方向クラッチである。8は油圧
制御ユニットであって、該インプットシャフト3に伝え
られた該トルクコンバータ1の動力は、該油圧制御ユニ
ット8によって、該フォワードクラッチC1、ダイレク
トクラッチC2、セカンドブレーキB1、リバースブレ
ーキB2、及び一方向クラッチ7の作動を制御すること
によって変速されてカウンタギヤ装置9に伝達され、前
進3速、後進1速の変速機能が維持される。該カウンタ
ギヤ装置9に伝えられた動力は、作動装置10のサイド
ギヤ11、12を介して、車両の左右輪に伝えられる。
ここで、本自動変速機の各シフト時における、その変速
形成のダイヤグラムを下の表1に示す。
図(図2のA−A断面を表す)、図2は本発明による一
方向クラッチを含んだ自動変速機の断面図である。図2
において、1は図示しないエンジンのクランク2からの
動力をインプットシャフト3に伝えるトルクコンバータ
である。4はオイルポンプであり、変速機の制御、該ト
ルクコンバータ1の加圧等に用いられる油圧を発生させ
る。C1はフォワードクラッチ、C2はダイレクトクラ
ッチ、B1はセカンドブレーキ、B2はリバースブレー
キであり、5はフロントプラネタリーギヤ、6はリヤプ
ラネタリーギヤ、7は一方向クラッチである。8は油圧
制御ユニットであって、該インプットシャフト3に伝え
られた該トルクコンバータ1の動力は、該油圧制御ユニ
ット8によって、該フォワードクラッチC1、ダイレク
トクラッチC2、セカンドブレーキB1、リバースブレ
ーキB2、及び一方向クラッチ7の作動を制御すること
によって変速されてカウンタギヤ装置9に伝達され、前
進3速、後進1速の変速機能が維持される。該カウンタ
ギヤ装置9に伝えられた動力は、作動装置10のサイド
ギヤ11、12を介して、車両の左右輪に伝えられる。
ここで、本自動変速機の各シフト時における、その変速
形成のダイヤグラムを下の表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】ここで、一方向クラッチ7は、回転部材と
一体となったインナレース13とアウタレース14、及
び該インナレース13とアウタレース14との間に介在
して、該インナレース13とアウタレース14との間の
一方向の相対的な回転を阻止する中間部材15を備えて
おり、図1にあるように、該アウタレース14はその外
スプライン16において、固定部材であるケース17の
内スプライン18と嵌合している。該アウタレース14
の外スプライン16と、該ケース17の内スプライン1
8との嵌め合い部においては各スプラインを通常成形工
程にて作るため、該外スプライン16と内スプライン1
8との間の嵌め合い後の寸法関係を考慮して、該外スプ
ライン16と内スプライン18との間には、円周方向に
隙間が発生するように設定している。又、該隙間は、該
アウタレース14とケース17との組付性向上のために
も、必要なものである。しかし、前記外スプライン16
と内スプライン18との間の隙間は、本発明の内容を含
まない一方向クラッチの図1と同じ部位を表す図3にお
いて、例えば自動変速機のシフトレバーが後退位置にあ
り、該一方向クラッチ7がフリー状態にある時には、該
アウタレース7がフリー方向(矢印F方向)に付勢さ
れ、該外スプライン16のフリー側壁16aが該内スプ
ライン18のフリー側壁18aに当接した状態になる、
この状態から該シフトレバーがドライブ位置にシフトさ
れると該一方向クラッチ7が、フリー方向からロック方
向に反転し、該アウタレース14がロック方向(矢印L
方向)に急激に付勢されることにより、該外スプライン
16のロック側壁16bが該内スプライン18のロック
側壁18bに衝突し、騒音となって発生する。
一体となったインナレース13とアウタレース14、及
び該インナレース13とアウタレース14との間に介在
して、該インナレース13とアウタレース14との間の
一方向の相対的な回転を阻止する中間部材15を備えて
おり、図1にあるように、該アウタレース14はその外
スプライン16において、固定部材であるケース17の
内スプライン18と嵌合している。該アウタレース14
の外スプライン16と、該ケース17の内スプライン1
8との嵌め合い部においては各スプラインを通常成形工
程にて作るため、該外スプライン16と内スプライン1
8との間の嵌め合い後の寸法関係を考慮して、該外スプ
ライン16と内スプライン18との間には、円周方向に
隙間が発生するように設定している。又、該隙間は、該
アウタレース14とケース17との組付性向上のために
も、必要なものである。しかし、前記外スプライン16
と内スプライン18との間の隙間は、本発明の内容を含
まない一方向クラッチの図1と同じ部位を表す図3にお
いて、例えば自動変速機のシフトレバーが後退位置にあ
り、該一方向クラッチ7がフリー状態にある時には、該
アウタレース7がフリー方向(矢印F方向)に付勢さ
れ、該外スプライン16のフリー側壁16aが該内スプ
ライン18のフリー側壁18aに当接した状態になる、
この状態から該シフトレバーがドライブ位置にシフトさ
れると該一方向クラッチ7が、フリー方向からロック方
向に反転し、該アウタレース14がロック方向(矢印L
方向)に急激に付勢されることにより、該外スプライン
16のロック側壁16bが該内スプライン18のロック
側壁18bに衝突し、騒音となって発生する。
【0012】そこで、本発明においては、該ケース17
とアウタレース14の嵌合後に、該ケース17の外部か
ら、ねじ部材19を螺入して、該ねじ部材19の先端に
よって、該アウタレース14のフリー側壁16aを押圧
して該アウタレース14のロック側壁16bを、該ケー
スのロック側壁18bに当接させている。このため、該
一方向クラッチ7が、フリー方向からロック方向に反転
しても、該外スプライン16と内スプライン18とが衝
突することはなく、衝突による騒音も発生しない。又、
該ねじ部材19は規格品でよく、該アウタレースを付勢
するために板状ばね等を使用するのと比較して、低コス
トであり、組付性もよい。尚、上記実施例では、該ねじ
部材19によって該アウタレース14のロック側壁16
bを、該ケースのロック側壁18bに当接させている
が、該ロック側壁16bと18bとの間に若干の隙間が
あっても、上記したのと同様の効果が得られ、又、該ね
じ部材19の付勢によって、該スプラインのフリー側壁
16a、18aを当接させてもよいものである。
とアウタレース14の嵌合後に、該ケース17の外部か
ら、ねじ部材19を螺入して、該ねじ部材19の先端に
よって、該アウタレース14のフリー側壁16aを押圧
して該アウタレース14のロック側壁16bを、該ケー
スのロック側壁18bに当接させている。このため、該
一方向クラッチ7が、フリー方向からロック方向に反転
しても、該外スプライン16と内スプライン18とが衝
突することはなく、衝突による騒音も発生しない。又、
該ねじ部材19は規格品でよく、該アウタレースを付勢
するために板状ばね等を使用するのと比較して、低コス
トであり、組付性もよい。尚、上記実施例では、該ねじ
部材19によって該アウタレース14のロック側壁16
bを、該ケースのロック側壁18bに当接させている
が、該ロック側壁16bと18bとの間に若干の隙間が
あっても、上記したのと同様の効果が得られ、又、該ね
じ部材19の付勢によって、該スプラインのフリー側壁
16a、18aを当接させてもよいものである。
【0013】更に、前記実施例では、該アウタレース1
4を付勢する部材として、ねじ部材を使用しているが、
図4に示したように該ケース17とアウタレース14の
嵌合後に、該ケース17に設けた孔20にストッパ部材
21を圧入するようにすれば、一方向クラッチの組付性
がより向上する。又、本発明による構成は、固定部材と
インナレースとの間のスプライン係合部にも応用するこ
とができる。
4を付勢する部材として、ねじ部材を使用しているが、
図4に示したように該ケース17とアウタレース14の
嵌合後に、該ケース17に設けた孔20にストッパ部材
21を圧入するようにすれば、一方向クラッチの組付性
がより向上する。又、本発明による構成は、固定部材と
インナレースとの間のスプライン係合部にも応用するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、固定部材の外部から、
ねじ部材を螺入し、或いはストッパ部材を圧入して、該
ねじ部材の先端或いはストッパ部材によって、アウタレ
ース或いはインナレースのスプラインの一側壁を押圧し
て、該アウタレース或いはインナレースのスプラインの
他側壁を、該固定部材のスプラインの側壁に当接させて
いるため、一方向クラッチがフリー方向からロック方向
に反転しても、該固定部材とアウタレース或いはインナ
レースのスプラインとが衝突することはなく、衝突によ
る騒音も発生しない。又、該ねじ部材は規格品でよく、
該アウタレース或いはインナレースを付勢するために板
状ばね等を使用するのと比較して、低コストであり、組
付性もよい。
ねじ部材を螺入し、或いはストッパ部材を圧入して、該
ねじ部材の先端或いはストッパ部材によって、アウタレ
ース或いはインナレースのスプラインの一側壁を押圧し
て、該アウタレース或いはインナレースのスプラインの
他側壁を、該固定部材のスプラインの側壁に当接させて
いるため、一方向クラッチがフリー方向からロック方向
に反転しても、該固定部材とアウタレース或いはインナ
レースのスプラインとが衝突することはなく、衝突によ
る騒音も発生しない。又、該ねじ部材は規格品でよく、
該アウタレース或いはインナレースを付勢するために板
状ばね等を使用するのと比較して、低コストであり、組
付性もよい。
【図1】本発明による一方向クラッチの詳細図
【図2】本発明による一方向クラッチを含んだ自動変速
機の断面図
機の断面図
【図3】一般的な一方向クラッチの詳細図
【図4】本発明による他の一方向クラッチの詳細図
7 一方向クラッチ 13 インナレース 14
アウタレース 15 中間部材 16 外スプライン 16a フ
リー側壁 16b ロック側壁 17 ケース 18 内スプ
ライン 19 ねじ部材 21 ストッパ部材
アウタレース 15 中間部材 16 外スプライン 16a フ
リー側壁 16b ロック側壁 17 ケース 18 内スプ
ライン 19 ねじ部材 21 ストッパ部材
Claims (2)
- 【請求項1】 回転部材と固定部材との間に配設され、
該回転部材或いは固定部材の内の一方と係合したインナ
レースと、該回転部材或いは固定部材の内の他方と係合
したアウタレースと、該インナレースとアウタレースと
の間に介在して、該インナレースとアウタレースとの間
の一方向の相対的な回転を阻止する中間部材とを備えた
変速機の一方向クラッチであって、ねじ部材を該固定部
材に螺入し、該アウタレースの外スプラインと該固定部
材の内スプラインとの間の係合部において、該ねじ部材
によって、該アウタレースの少なくとも一つの外スプラ
インの一側壁を該アウタレースの円周方向に押圧し、該
アウタレースの少なくとも一つの外スプラインの他側壁
を該固定部材の内スプラインの側壁に略当接するように
するか、或いは該インナレースの内スプラインと該固定
部材の外スプラインとの間の係合部において、該ねじ部
材によって、該インナレースの少なくとも一つの内スプ
ラインの一側壁を該インナレースの円周方向に押圧し、
該インナレースの少なくとも一つの内スプラインの他側
壁を該固定部材の外スプラインの側壁に略当接するよう
にしたことを特徴とする変速機の一方向クラッチ。 - 【請求項2】 回転部材と固定部材との間に配設され、
該回転部材或いは固定部材の内の一方と係合したインナ
レースと、該回転部材或いは固定部材の内の他方と係合
したアウタレースと、該インナレースとアウタレースと
の間に介在して、該インナレースとアウタレースとの間
の一方向の相対的な回転を阻止する中間部材とを備えた
変速機の一方向クラッチであって、ストッパ部材を該固
定部材に圧入し、該アウタレースの外スプラインと該固
定部材の内スプラインとの間の係合部において、該スト
ッパ部材によって、該アウタレースの少なくとも一つの
外スプラインの一側壁を該アウタレースの円周方向に押
圧し、該アウタレースの少なくとも一つの外スプライン
の他側壁を該固定部材の内スプラインの側壁に略当接す
るようにするか、或いは該インナレースの内スプライン
と該固定部材の外スプラインとの間の係合部において、
該ストッパ部材によって、該インナレースの少なくとも
一つの内スプラインの一側壁を該インナレースの円周方
向に押圧し、該インナレースの少なくとも一つの内スプ
ラインの他側壁を該固定部材の外スプラインの側壁に略
当接するようにしたことを特徴とする変速機の一方向ク
ラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053812A JPH05256328A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 変速機の一方向クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053812A JPH05256328A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 変速機の一方向クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256328A true JPH05256328A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12953211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4053812A Pending JPH05256328A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 変速機の一方向クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05256328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157450A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | 楔を備えたワンウェイクラッチ |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP4053812A patent/JPH05256328A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157450A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | 楔を備えたワンウェイクラッチ |
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