JPH05254655A - 移送装置 - Google Patents

移送装置

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Publication number
JPH05254655A
JPH05254655A JP8792792A JP8792792A JPH05254655A JP H05254655 A JPH05254655 A JP H05254655A JP 8792792 A JP8792792 A JP 8792792A JP 8792792 A JP8792792 A JP 8792792A JP H05254655 A JPH05254655 A JP H05254655A
Authority
JP
Japan
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cam
arm
work
conveyor
curve
Prior art date
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Pending
Application number
JP8792792A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takee
篤 武江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRITSU KIKI KOGYO KK
Original Assignee
SANRITSU KIKI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANRITSU KIKI KOGYO KK filed Critical SANRITSU KIKI KOGYO KK
Priority to JP8792792A priority Critical patent/JPH05254655A/ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、小型で、安価な移送装置を得
る。 【構成】 アーム25を回動自在に設け、アーム25先
端に回転シャフト27を介してワーク把持用の吸着ユニ
ット33、34を取着する。アーム25基端部はローラ
ギアカム機構16の出力軸21に固定する。回転シャフ
ト27と出力軸21との間にタイミングベルト41を掛
け渡し、回転シャフト27および吸着ユニット33、3
4の姿勢を初期状態の鉛直状態となるように制御する。
ローラギアカム機構16は所定のカム曲線に沿って出力
し、アーム25回動時の慣性力のワークAへの影響を排
除する。したがって、アーム25はスムーズかつ高速で
往復動し、ベルトコンベア11、12の2位置の間でこ
のワークAを往復させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば食品等を箱詰め
する場合、郵送物を仕分けする場合等に使用される移送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小荷物、資材、食品、工具等の移
送物(以下、ワーク)を短い距離だけ移送する移送装置
としては、例えば移送用ロボットが知られていた。この
ロボットはワークを把持するハンドをアームの先端に有
しており、このアームをロボット本体から片持ち状態で
回動させるものであった。したがって、モータ等の駆動
源によりアームを素早く回動させたりするためには、ア
ームにサーボ機構等を備える必要があり、その結果、ア
ーム自体がその強度を保持するためにも大型化してい
た。また、そのアームの駆動源としても大きなパワーを
発生するものを備える必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この結果、このような
従来の移送用ロボットにあっては、ロボット本体のみな
らずアームおよびハンドも複雑で大型化しており、その
設置場所等に制限があるという欠点があった。また、サ
ーボ機構等を含めてロボット自体の構造が複雑で高価な
ものとなっていた。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は、簡単な機構で、小型
化した移送装置を提供することを、その目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端部を回動
中心として回動自在に設けられたアームと、このアーム
を所定のカム曲線に基づいてその一端部を回動中心とし
て回動させるカムユニットと、このアームの先端に回動
自在に支持され、移送物を把持する把持部材と、この把
持部材を一定の姿勢に保持する姿勢制御手段と、を有す
る移送装置である。
【0006】
【作用】本発明によれば、アームはカムユニットによっ
て駆動されてその基端部を回動中心として回動する。こ
のアームの回動の結果、把持部材は移送物を把持した状
態で当該基端部を回動中心としてそのアームの円周方向
に沿って移動する。よって、移送物を第1の位置から第
2の位置にスムーズに移送することができる。この場
合、姿勢制御手段により把持部材は一定の姿勢状態に保
持されているため、移送物の脱落等の不都合は生じな
い。また、アームはカムユニットにより所定のカム曲線
に基づいて回動される(円運動する)ため、その回動に
伴う慣性力の影響を排除することができ、素早くかつ円
滑に移送物を移送することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜図5は本発明に係る移送装置の一実施例を
示すものである。
【0008】これらの図に示すように、この移送装置
は、ワーク(例えば袋入りの食品、この食品を詰めるた
めの箱等)を搬送するベルトコンベア機構を有してい
る。このベルトコンベア機構は、水平面内において走行
可能に設けられ、ワークA(袋入りの食品)を搬送する
ための第1のコンベア11と、この第1のコンベア11
と平行で、かつ、このこのコンベア11から水平面内で
所定距離だけ離れて並設された、ワークB(上記食品を
詰める箱)を搬送するための第2のコンベア12と、を
有して構成されている。また、これらのコンベア11、
12の走行方向の所定位置でその上方に所定高さだけ離
れてストッパ13、14が上下動自在に配設されてい
る。これらのストッパ13、14は上記コンベア11、
12上のワークA、Bを所定位置に停止、位置決めする
ものである。
【0009】そして、これらの一対のコンベア11、1
2の上方でこれらのコンベアベルト上面から所定高さだ
け離れた位置には、これらのコンベア11、12を跨ぐ
ように水平なビーム15が固設されている。このビーム
15の上面にあってその長さ方向の中央部にはカムイン
デックスユニット16が載置、固定されている。また、
このビーム15上にはベース板等を介してカムインデッ
クスユニット16を挟むように一対のモータ17、18
(一方が正転用、他方が逆転用)が配設、固定されてい
る。これらのモータ17、18は、クラッチ・ブレー
キ、ギア、減速機、カップリング等を介して上記カムイ
ンデックスユニット16の入力軸19に出力を伝達する
ように連結、接続されている。
【0010】このカムインデックスユニット16は、ロ
ーラギアカム機構等により構成され、詳しくは、図4に
示すように、カム軸である入力軸19に取り付けられた
ローラギアカム20と、出力軸21に取り付けられたカ
ムフォロワ22と、によって構成されている。詳しく
は、このローラギアカム機構は、入力軸(カム軸)19
に取り付けられたつづみ形状に溝加工された立体カムで
あるローラギアカム20と、出力軸21に取り付けられ
たカムフォロワ22と、を有している。ローラギアカム
20のリブ面はテーパ状であってカムフォロワ22の外
周面と線接触をしている。このカムテーパリブは、直線
部と、カム曲線(例えば変形正弦曲線)に基づいた曲線
部と、からなり、カムフォロワ22が直線部に位置した
ときには、出力軸21は停止し、固定される。また、曲
線部でカムフォロワ22が移動し、この出力軸21を回
転させる。したがって、入力軸19をモータ17、18
によって連続等速回転させることにより、出力軸21は
停止、移動を繰り返すこととなる。なお、このローラギ
アカム20はN/C加工されたテーパリブ付の円筒カ
ム、タレットには割り出し数(またはその2,3倍)と
同数のカムフォロワ22が出力軸21に対して放射状に
組み付けられている。カムフォロワ22は上記カムのリ
ブ面を摺動する、高精度、高負荷に耐えられるもの。そ
して、このテーパリブ面とカムフォロワ22との間に適
正なプリロードをかけ、調整してある。このようになめ
らかな運動を得るカム曲線(変形正弦曲線)と超精密加
工されたローラギアカム20を採用しているため、正確
で安定した割り出し、間欠駆動を得ることができる。そ
の結果、入力カム軸19の回転数を高速にすることがで
き、安定したドライブを可能としている。
【0011】また、カムインデックスユニット16とし
ては、上記ローラギアカム機構に限られることなく、こ
の他にもバレルギアカム機構等も用いることができる。
このバレルギアカム機構は、図5に示すように、全ての
カムフォロワ51が出力軸52に対して平行になるよう
に取り付けてある。なお、53はバレルカム、54はカ
ム軸である。
【0012】そして、このカムインデックスユニット1
6の出力軸21の突出端部には、この出力軸21を回動
中心として回動するアーム25の基端部がロック部材2
6により強固に固定されている。したがって、このカム
インデックスユニット16は、上記構成により、所定特
性を有するカム曲線、例えばサイクロイド曲線、変形台
形曲線、変形正弦曲線、変形等速度曲線、トラペクロイ
ド曲線に基づいて高速にてアーム25を円運動させるも
のである。すなわち、このアーム25は、図2に矢印X
で示すように、上記コンベア11、12の幅方向の中心
部を中心として半円運動を行うもので、コンベア11上
のワークAをコンベア12上のワークBに移送すること
ができる長さに形成されている。この所定長さのアーム
25の先端には回動シャフト27がベアリング28を介
して回動自在に取り付けられている。この回動シャフト
27は上記ビーム15と直交する方向、すなわちコンベ
アベルトの走行方向に沿って延在するように設けられ、
図1に示すように、ボックス状の上記カムインデックス
ユニット16のハウジング16Aにおけるその方向(コ
ンベアベルトの走行方向)の幅よりも長く形成されてい
る。そして、この回動シャフト27の両端部には把持部
材を構成するプレート30、31の基端部がそれぞれ垂
下されて固着されている。
【0013】これらの把持部材はいずれも同じ構成であ
って、鉛直状態に垂下されたプレート30、31の基端
部(上端部)が上記回動シャフト27の両端部にそれぞ
れロック部材32を介して固着されており、そのプレー
ト30、31の先端部(下端部)にはワークA、Bを吸
着、把持する吸着ユニット33、34が取り付けられて
いる。これらの吸着ユニット33、34は、下面に開口
を有するボックス35と、このボックス35内を真空ポ
ンプ(図外)に接続する可撓性の管36と、を有して構
成されている。この把持部材30、31としては、上記
吸着ユニット33、34に代えて、その他のチャック機
構、ロボットハンド等を用いてもよいことはもちろんで
ある。
【0014】さらに、これらのプレート30、31をア
ーム25の円運動に際して一定の姿勢、すなわち鉛直状
態に保持するための姿勢制御手段として、タイミングベ
ルト41、および、テンションローラ42が配設されて
いる。すなわち、上記カムインデックスユニット16の
ハウジング16Aの側面に垂直プレート43が固設され
ており、この垂直プレート43にはプーリ44が固設さ
れている。そして、このプーリ44はカムインデックス
ユニット16の出力軸21に同軸的に設けられている。
すなわち、プーリ44は出力軸21にベアリング45を
介して回動自在に支持されている。なお、プーリ44の
外周面には所定の歯が形成されている。一方、上記回動
シャフト27にも外周面に歯付のプーリ46がキー等を
介して固着されており、このプーリ46と上記プーリ4
4との間には上記歯付のタイミングベルト41が掛け渡
されている。そして、このタイミングベルト41の中間
部にはこのタイミングベルト41に対して所定の張力を
付与する上記テンションローラ42が回転しながら摺接
している。なお、これらのワークA、Bの位置、アーム
25の動き、コンベア11、12の走行等を制御する制
御装置等については図示していない。
【0015】以上の構成に係る移送装置にあっては、コ
ンベア11により搬送されたワークAを、把持部材によ
り把持してコンベア12上のワークBに向かって移送す
るものである。すなわち、ワークA、Bが所定の位置に
到達すると、これをセンサにより検知し、制御装置によ
り吸着ユニット33、34が図1に矢印Y方向に下降し
てワークAを吸着、把持する。そして、モータ17によ
りカムインデックスユニット16が駆動され、図2に矢
印Xで示す方向に、アーム25を回動させてワークBの
中にワークAを挿入する。この場合、アーム25の円運
動は上記カムインデックスユニット16が有するカム曲
線(例えば変形正弦曲線)に基づいてなされ、アーム2
5が水平位置から所定角度範囲で立ち上がる場合は、そ
れ以降の90度前後での移動に比べて、その速度が遅く
なるように、また、反対側のワークBに近ずいた所定角
度範囲でも同様に遅くなるようにしている。この結果、
所定の慣性力を減殺することができ、スムーズで高速度
の間欠円運動が可能となる。すなわち、アーム25をカ
ム曲線に基づいた半円運動をさせることにより、慣性力
の影響を排除して可能な限りの高速度でワークAをワー
クBに対して移送するものである。特に30kg程度の
荷重を有するワークに対してはこの実施例に係るアーム
25は有効に動作するものであるが、これ以上の荷重の
ワークでもアーム長等を適宜設計することにより可能で
あることはもちろんである。なお、上記アーム25の円
運動に際してタイミングベルト41は回動シャフト27
を常に一定の角度に保持しているため、吸着ユニット3
3、34に把持されたワークAの姿勢が崩れることはな
い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ワークを素早く、スム
ーズに移送することができる。また、簡単な構成で済
み、きわめて安価な移送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る移送装置を示す正面図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る移送装置を示すその側
面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るアーム部分を示す断面
図である。
【図4】本発明の一実施例に係る移送装置のカムユニッ
トを示すその斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係るカムユニットの他の例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
16 カムインデックスユニット 25 アーム 30、31 プレート(把持部材) 32 ボックス(把持部材) 33、34 吸着ユニット(把持部材) 41 タイミングベルト(姿勢制御手段) 42 テンションローラ(姿勢制御手段) 44、46 プーリ(姿勢制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 A 8010−3F F16H 25/04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を回動中心として回動自在に設け
    られたアームと、 このアームを所定のカム曲線に基づいてその一端部を回
    動中心として回動させるカムユニットと、 このアームの先端に回動自在に支持され、移送物を把持
    する把持部材と、 この把持部材を一定の姿勢に保持する姿勢制御手段と、
    を有することを特徴とする移送装置。
JP8792792A 1992-03-12 1992-03-12 移送装置 Pending JPH05254655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8792792A JPH05254655A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8792792A JPH05254655A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 移送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05254655A true JPH05254655A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13928556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8792792A Pending JPH05254655A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 移送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05254655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162278A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Honda Motor Co Ltd 変速装置のシフトドラム駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009162278A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Honda Motor Co Ltd 変速装置のシフトドラム駆動装置

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