JPH0525447Y2 - - Google Patents

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JPH0525447Y2
JPH0525447Y2 JP1990081180U JP8118090U JPH0525447Y2 JP H0525447 Y2 JPH0525447 Y2 JP H0525447Y2 JP 1990081180 U JP1990081180 U JP 1990081180U JP 8118090 U JP8118090 U JP 8118090U JP H0525447 Y2 JPH0525447 Y2 JP H0525447Y2
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pin
cylindrical guide
cap
accessory
retaining
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は服装に取り付ける際に、簡単かつ確
実に抜け止めが可能であるとともに、従来製作工
程が複雑で破損し易く、また外観を損ないがちで
あつた抜け止め機構を、簡便かつ安価に製作でき
る装身具の止金具を提供しようとするものであ
る。
[従来の技術] 従来、ブローチその他の装身具の止金具とし
て、実開平1−54807号公報に記載されたような、
ピンを挿入する切欠き溝を設けた筒状ガイドと、
筒状ガイド内を進退して切欠き溝から挿入された
ピンの先端にはめ込まれる抜止め用キヤツプと、
この抜止め用キヤツプを後退させるつまみとを備
えたピンの抜け止め機構が知られている。
上記のような装身具の止金具は、ピンの弾性を
利用して抜け止めするだけのものよりは、ピンの
抜け止め作用が改善されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら上記のような装身具の止金具にお
いては、抜止め用キヤツプをつまみによつて進退
させるに過ぎないため、抜止め用キヤツプが使用
中にかつてに後退してピンが外れてしまうという
欠点があつた。
そこでこの考案は従来例の上記問題点を解消し
たもので、抜止め用キヤツプがピンの先端にはめ
込まれる方向に付勢されるようバネを取り付け
て、優れた抜け止め機能を有する装身具の止金具
を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] すなわちこの考案の装身具の止金具は、装身具
本体と、装身具本体に首振り自在に取り付けたピ
ンと、ピンの取付位置と所定の間隔で装身具本体
に取り付けた、ピンを着脱可能な抜け止め機構と
を備えた装身具の止金具において、 幅方向の一端に複数の折曲げ片が形成され、
他端にはその長さ方向の端部にピンを挿入する切
欠き溝が形成されている金属製の平板を形成した
後、前記折曲げ片を直角に折曲げるとともに、平
板を筒状に丸め、その接合部分の両端をさらに直
角に折返して装身具本体へ固定した筒状ガイド
と、筒状ガイド内を進退して切欠き溝から挿入
されたピンの先端にはめ込まれる抜止め用キヤツ
プと、この抜止め用キヤツプをピンの先端には
め込む方向に付勢するバネと、このバネの力に
抗して抜止め用キヤツプを後退させるつまみとを
備えたことを特徴とするものである。
[作用] この考案の装身具の止金具は以上のように構成
したので、抜止め用キヤツプが筒状ガイドにはめ
込まれたピンに係合する方向に付勢されており、
使用中に抜止め用キヤツプがはずみでピンから外
れることがなく、確実にピンをピンの抜止め機構
に装着することができる。
また、ピンの弾性を利用していないのでピンの
取扱いが簡単であり、服装への取り付け操作が非
常に簡単に行なえるようになつた。
更に、従来製作工程が複雑で破損し易く、また
外観を損ないがちであつた抜け止め機構を、簡便
かつ安価に製作できるようにするものである。
[実施例] 以下この考案の装身具の止金具の一実施例を図
面に基いて説明する。
第1図および第2図において、1は貴金属で横
長に形成されたブローチからなる装身具本体であ
る。
上記装身具本体1の裏面の片側には、支持ポス
ト3を介して軸受5が突設され、ピン7が首振り
自在に軸止めされている。またこのピン7の取付
位置と所定の間隔をおいて、ピン7を着脱可能な
抜け止め機構9が、本体1の裏面に取り付けられ
ている。
この抜け止め機構9の構造を説明すると、装身
具本体1へ固定した筒状ガイド11と、この筒状
ガイド11内にスライド自在に保持された抜止め
用キヤツプ13と、筒状ガイド11の一端におい
て上記抜止め用キヤツプ13に固定されたつまみ
15と、筒状ガイド11内に収容されて抜止め用
キヤツプをピンの先端にはめ込む方向に付勢する
バネ17とからなつている。そして上記筒状ガイ
ド11のピン7側の端部にはピン7を挿入する切
欠き溝19が設けられている。
バネ18の力に抗してつまみ15を引き、抜止
め用キヤツプ13を筒状ガイド11のピン7側か
ら後退させた状態で、ピン7を切欠き溝19から
筒状ガイド11内へはめ込む。そしてピン7が筒
状ガイド11内へはめ込まれたのちにつまみ15
を離すと、バネ17の力で抜止め用キヤツプ13
が元の位置に復帰してピン7の先端にはめ込まれ
る。
第3図は上記筒状ガイド11を展開した状態を
示すもので、金属製の平板21の幅方向の一端に
複数の折曲げ片23が形成され、他端にはその長
さ方向の端部に切欠き溝19が形成されている。
折曲げ片23を直角に折曲げたのち平板21を筒
状に丸め、その接合部分の両端をさらに直角に折
返して装身具本体1へ固定する。平板21は筒状
に丸めた段階で折曲げ片23がフランジ状に形成
される。筒状ガイド11の内部に後端に雌ネジ2
5を備えた抜止め用キヤツプ13をスライド可能
に収容し、フランジ部分の外部からこの抜止め用
キヤツプ13の雌ネジ25につまみ15に設けた
雄ネジ27を螺着するようになつている。
第4図および第5図は抜止め用キヤツプ13と
つまみ15との組み付け方を示すもので、この例
では雌ネジ25に雄ネジ27をねじ付けた上で、
接合部分を接着剤で固定している。上記雌ネジ2
5部分の外周は小さい径に形成されており、この
外周上に上記バネ17がはめ込まれる。
第6図および第7図の例では、雄ネジ27の先
端に少なくとも一対の金属片29を突設し、雌ネ
ジ25に雄ネジ27をねじ付けた上で抜止め用キ
ヤツプ13内から工具を用いて上記金属片29を
カシメ付けている。
第8図ないし第10図はこの考案の他の実施例
を示すものである。
この実施例における抜け止め機構9′の構造は、
装身具本体へ固定した筒状ガイド31と、この筒
状ガイド31内にスライド自在に保持された抜止
め用キヤツプ33と、筒状ガイド31の一端にお
いて上記抜止め用キヤツプ33に固定されたつま
み35と、上記筒状ガイド31内に収容されて抜
止め用キヤツプをピンの先端にはめ込む方向に付
勢するバネ37とからなつている。そして上記筒
状ガイド31のピン側の端部にはピンを挿入する
切欠き溝39が設けられている。
この例では抜止め用キヤツプ33の先端に筒状
の雄ネジ41が設けられ、つまみ35に形成した
雌ネジ43に螺着した上、ポンチ45で雄ネジ4
1の先端を押し拡げることによつて抜け止めして
いる。
使用の際は、第11図のようにバネの力に抗し
てつまみ35を引き、抜止め用キヤツプ33を筒
状ガイド31のピン側から後退させた状態で、ピ
ンを切欠き溝39から筒状ガイド31内へはめ込
む。そしてピンが筒状ガイド31内へはめ込まれ
たのちにつまみ35を離すと、バネの力で抜止め
用キヤツプ33が元の位置に復帰してピンの先端
にはめ込まれる。
[考案の効果] この考案の装身具の止金具は以上のように構成
したので、抜止め用キヤツプが筒状ガイドにはめ
込まれたピンに係合する方向に付勢されており、
使用中に抜止め用キヤツプがはずみでピンから外
れることがなく、確実にピンをピンの抜止め機構
に装着することができる。
また、ピンの弾性を利用していないのでピンの
取扱いが簡単であり、服装への取り付け操作が非
常に簡単に行なえるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装身具の止金具の一実施例
を示す斜視図、第2図はその要部を拡大した分解
斜視図、第3図はこの考案に使用する筒状ガイド
11の展開図、第4図は抜止め用キヤツプ13と
つまみ15との組み付け方を示す分解断面図、第
5図は組み付けた状態の断面図、第6図は他の例
を示す分解断面図、第7図は組み付けた状態の断
面図、第8図は他の実施例を示す分解斜視図、第
9図は抜止め用キヤツプ33とつまみ35の組み
付け方を示す分解断面図、第10図は組み付けた
状態の断面図、第11図は使用状態の側面図であ
る。 1……装身具本体、3……支持ポスト、5……
軸受、7……ピン、9,9′……抜け止め機構、
11……筒状ガイド、13……抜止め用キヤツ
プ、15……つまみ、17……バネ、19……切
欠き溝、21……平板、23……折曲げ片、25
……雌ネジ、27……雄ネジ、29……金属片、
31……筒状ガイド、33……抜止め用キヤツ
プ、35……つまみ、37……バネ、39……切
欠き溝、41……雄ネジ、43……雌ネジ、45
……ポンチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装身具本体と、装身具本体に首振り自在に取り
    付けたピンと、ピンの取付位置と所定の間隔で装
    身具本体に取り付けた、ピンを着脱可能な抜け止
    め機構とを備えた装身具の止金具において、 幅方向の一端に複数の折曲げ片が形成され、
    他端にはその長さ方向の端部にピンを挿入する切
    欠き溝が形成されている金属製の平板を形成した
    後、前記折曲げ片を直角に折曲げるとともに、平
    板を筒状に丸め、その接合部分の両端をさらに直
    角に折返して装身具本体へ固定した筒状ガイド
    と、筒状ガイド内を進退して切欠き溝から挿入
    されたピンの先端にはめ込まれる抜止め用キヤツ
    プと、この抜止め用キヤツプをピンの先端には
    め込む方向に付勢するバネと、このバネの力に
    抗して抜止め用キヤツプを後退させるつまみとを
    備えたことを特徴とする装身具の止金具。
JP1990081180U 1990-07-30 1990-07-30 Expired - Lifetime JPH0525447Y2 (ja)

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JP1990081180U JPH0525447Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30

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JPH0438708U JPH0438708U (ja) 1992-04-02
JPH0525447Y2 true JPH0525447Y2 (ja) 1993-06-28

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