JPH05254338A - 電気駆動自動車用空気調和装置 - Google Patents
電気駆動自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH05254338A JPH05254338A JP4054841A JP5484192A JPH05254338A JP H05254338 A JPH05254338 A JP H05254338A JP 4054841 A JP4054841 A JP 4054841A JP 5484192 A JP5484192 A JP 5484192A JP H05254338 A JPH05254338 A JP H05254338A
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- Japan
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- heat exchanger
- air
- vehicle interior
- air heat
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒートポンプ暖房モードの除霜運転終了時、
高湿度の風の吹き出しによる車室内の窓のくもりを防止
することを目的とするものである。 【構成】 圧縮機1、車室外空気熱交換器2、車室外空
気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室内空気熱交換
器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、四方切替え弁
7とを設けるとともに暖房モード除霜運転時には車室内
空気熱交換器用送風装置6及び車室外空気熱交換器用送
風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了後、暖房モ
ード運転を開始してから一定時間をおいて車室内空気熱
交換器用送風装置6を再起動する制御装置を設置してい
る。
高湿度の風の吹き出しによる車室内の窓のくもりを防止
することを目的とするものである。 【構成】 圧縮機1、車室外空気熱交換器2、車室外空
気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室内空気熱交換
器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、四方切替え弁
7とを設けるとともに暖房モード除霜運転時には車室内
空気熱交換器用送風装置6及び車室外空気熱交換器用送
風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了後、暖房モ
ード運転を開始してから一定時間をおいて車室内空気熱
交換器用送風装置6を再起動する制御装置を設置してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気駆動自動車の車室
内を空気調和する電気駆動自動車用空気調和装置に関す
るものである。
内を空気調和する電気駆動自動車用空気調和装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料エンジン自動車用空気調和装
置は、例えば、図3(a)にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機1をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器2と車室外空気熱交換器用送風装置3で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁4を介して車室内空気熱交換器5に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置6で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。
置は、例えば、図3(a)にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機1をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器2と車室外空気熱交換器用送風装置3で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁4を介して車室内空気熱交換器5に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置6で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。
【0003】電気駆動自動車用空気調和装置では、冷房
作用は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水
温が利用できないため、図3(a)の点線部を図3
(b)のようにし圧縮機1の下流に四方切替え弁7を用
い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換器5で車室内空
気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張
弁4を介して車室外空気熱交換器2に導き、ここで車室
外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させ
る、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
作用は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水
温が利用できないため、図3(a)の点線部を図3
(b)のようにし圧縮機1の下流に四方切替え弁7を用
い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換器5で車室内空
気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張
弁4を介して車室外空気熱交換器2に導き、ここで車室
外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させ
る、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
【0004】また燃料エンジン自動車用空気調和装置に
て、エンジン排熱を利用してヒートポンプ暖房で空気調
和を行う例としては、特開平3−90430号公報に記
載されている。 また上記ヒートポンプ暖房モード時に
は、車室外空気熱交換器内の冷媒が低温となるので空気
からの除湿水が車室外空気熱交換器に着霜及び氷結し、
車室外空気熱交換器の空気との熱交換が不能となるため
車室外空気熱交換器の着霜及び氷結を取る除霜運転が必
要となる、たとえば家庭用ルームエアコンでは四方切替
え弁を上記冷房モードと同様に切替え、室外空気熱交換
器を高温にし除霜運転をしている。さらに除霜運転中、
室外空気熱交換器が空気と熱交換すると除霜できないた
め、室外空気熱交換器用送風装置を停止して暖房モード
の除霜運転をしている。
て、エンジン排熱を利用してヒートポンプ暖房で空気調
和を行う例としては、特開平3−90430号公報に記
載されている。 また上記ヒートポンプ暖房モード時に
は、車室外空気熱交換器内の冷媒が低温となるので空気
からの除湿水が車室外空気熱交換器に着霜及び氷結し、
車室外空気熱交換器の空気との熱交換が不能となるため
車室外空気熱交換器の着霜及び氷結を取る除霜運転が必
要となる、たとえば家庭用ルームエアコンでは四方切替
え弁を上記冷房モードと同様に切替え、室外空気熱交換
器を高温にし除霜運転をしている。さらに除霜運転中、
室外空気熱交換器が空気と熱交換すると除霜できないた
め、室外空気熱交換器用送風装置を停止して暖房モード
の除霜運転をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ヒートポンプ暖房にて
暖房モードの除霜運転時、車室内空気熱交換器は低温と
なり、空気中の水分が車室内空気熱交換器に着霜してい
く、暖房モードの除霜運転終了時、四方切替え弁を暖房
モードに切替えることによって、車室内空気熱交換器は
高温となり、車室内空気熱交換器に着霜した水分を含ん
だ空気を窓の方向に吹き出すと、車室内の窓の表面で結
露し窓がくもる、このために除霜運転終了時、高湿度の
風の吹き出しを防止する必要がある。
暖房モードの除霜運転時、車室内空気熱交換器は低温と
なり、空気中の水分が車室内空気熱交換器に着霜してい
く、暖房モードの除霜運転終了時、四方切替え弁を暖房
モードに切替えることによって、車室内空気熱交換器は
高温となり、車室内空気熱交換器に着霜した水分を含ん
だ空気を窓の方向に吹き出すと、車室内の窓の表面で結
露し窓がくもる、このために除霜運転終了時、高湿度の
風の吹き出しを防止する必要がある。
【0006】以上がヒートポンプ冷暖房を電気駆動自動
車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、除
霜運転終了時、暖房運転切替え直後の窓のくもりを防止
することを目的とするものである。
霜運転終了時、暖房運転切替え直後の窓のくもりを防止
することを目的とするものである。
【0008】
(1)上記課題を解決するために本発明は、暖房モード
除霜運転時、車室内空気熱交換器用送風装置及び前記車
室外空気熱交換器用送風装置を停止し、暖房モード除霜
運転終了時、暖房モード運転を開始してから一定時間を
おいて前記車室内空気熱交換器用送風装置を再起動する
制御装置を設けたものである。
除霜運転時、車室内空気熱交換器用送風装置及び前記車
室外空気熱交換器用送風装置を停止し、暖房モード除霜
運転終了時、暖房モード運転を開始してから一定時間を
おいて前記車室内空気熱交換器用送風装置を再起動する
制御装置を設けたものである。
【0009】(2)上記課題を解決するために本発明
は、暖房モード除霜運転時、車室内空気熱交換器用送風
装置及び前記車室外空気熱交換器用送風装置を停止し、
暖房モード除霜運転終了時、車室内の空気吹出方向を強
制的に足元方向だけに切替え、暖房モード運転を開始し
てから一定時間をおいて前記車室内の空気吹出方向を足
元方向だけに限らないようにする制御装置を設けたもの
である。
は、暖房モード除霜運転時、車室内空気熱交換器用送風
装置及び前記車室外空気熱交換器用送風装置を停止し、
暖房モード除霜運転終了時、車室内の空気吹出方向を強
制的に足元方向だけに切替え、暖房モード運転を開始し
てから一定時間をおいて前記車室内の空気吹出方向を足
元方向だけに限らないようにする制御装置を設けたもの
である。
【0010】
(1)本発明は、暖房モード除霜運転時、車室内空気熱
交換器用送風装置及び車室外空気熱交換器用送風装置を
停止し、暖房モード除霜運転終了時、暖房モード運転を
開始してから一定時間をおいて前記車室内空気熱交換器
用送風装置を再起動する制御を行うことによって、除霜
運転終了時、車室内空気熱交換器に除霜運転中に結露し
た霜を除湿水として排出できるため、暖房運転切替え直
後の高湿度の風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを防
止することが可能となる。
交換器用送風装置及び車室外空気熱交換器用送風装置を
停止し、暖房モード除霜運転終了時、暖房モード運転を
開始してから一定時間をおいて前記車室内空気熱交換器
用送風装置を再起動する制御を行うことによって、除霜
運転終了時、車室内空気熱交換器に除霜運転中に結露し
た霜を除湿水として排出できるため、暖房運転切替え直
後の高湿度の風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを防
止することが可能となる。
【0011】(2)本発明は、暖房モード除霜運転時、
車室内空気熱交換器用送風装置及び車室外空気熱交換器
用送風装置を停止し、暖房モード除霜運転終了時、車室
内の空気吹出方向を強制的に足元方向だけに切替え、暖
房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車室
内の空気吹出方向を通常の吹出方向に戻す制御装置を行
うことによって、除霜運転終了時、暖房運転切替え直後
の窓方向及び顔方向への高湿度の風の吹き出しを防止す
ることができ、直接車室内窓へ高湿度の空気をあてない
ため車室内の窓の表面の結露による窓のくもりを防止す
ることが可能となる。
車室内空気熱交換器用送風装置及び車室外空気熱交換器
用送風装置を停止し、暖房モード除霜運転終了時、車室
内の空気吹出方向を強制的に足元方向だけに切替え、暖
房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車室
内の空気吹出方向を通常の吹出方向に戻す制御装置を行
うことによって、除霜運転終了時、暖房運転切替え直後
の窓方向及び顔方向への高湿度の風の吹き出しを防止す
ることができ、直接車室内窓へ高湿度の空気をあてない
ため車室内の窓の表面の結露による窓のくもりを防止す
ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0013】請求項1に記載の本発明は、除霜運転終了
時、暖房切替え直後の窓のくもりを防止することを目的
とするものである。
時、暖房切替え直後の窓のくもりを防止することを目的
とするものである。
【0014】図1は、本発明の電気駆動自動車用空気調
和装置の請求項1の一実施例の系統図である。
和装置の請求項1の一実施例の系統図である。
【0015】図1では、圧縮機1、車室外空気熱交換器
2、車室外空気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室
内空気熱交換器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、
四方切替え弁7と外部に暖房モード除霜運転時、前記車
室内空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交
換器用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了
時、暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前
記車室内空気熱交換器用送風装置6を再起動する制御装
置8を設けている。冷媒の流れは前記従来例と同じため
説明を省略する。
2、車室外空気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室
内空気熱交換器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、
四方切替え弁7と外部に暖房モード除霜運転時、前記車
室内空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交
換器用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了
時、暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前
記車室内空気熱交換器用送風装置6を再起動する制御装
置8を設けている。冷媒の流れは前記従来例と同じため
説明を省略する。
【0016】以上のように構成された電気駆動自動車用
空気調和装置にて、暖房モードの除霜運転時、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換
器用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、
暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車
室内空気熱交換器用送風装置6を再起動する制御を行
う。各運転モードにて上記制御をすることによって、暖
房モードの除霜運転時、前記車室外空気熱交換器用送風
装置3を停止することによって前記車室外空気熱交換器
2の熱交換を抑制し、除霜運転が可能となり、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6を停止することによって車
室内に冷風を吹き出すことが防止できる。また除霜運転
終了時、前記車室内空気熱交換器5に除霜運転中に結露
した霜を除湿水として排出できるため、暖房運転切替え
直後の高湿度の風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを
防止することが可能となる。
空気調和装置にて、暖房モードの除霜運転時、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換
器用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、
暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車
室内空気熱交換器用送風装置6を再起動する制御を行
う。各運転モードにて上記制御をすることによって、暖
房モードの除霜運転時、前記車室外空気熱交換器用送風
装置3を停止することによって前記車室外空気熱交換器
2の熱交換を抑制し、除霜運転が可能となり、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6を停止することによって車
室内に冷風を吹き出すことが防止できる。また除霜運転
終了時、前記車室内空気熱交換器5に除霜運転中に結露
した霜を除湿水として排出できるため、暖房運転切替え
直後の高湿度の風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを
防止することが可能となる。
【0017】請求項2に記載の本発明は、除霜運転終了
時、暖房運転切替え直後の窓のくもりを防止することを
目的とするものである。
時、暖房運転切替え直後の窓のくもりを防止することを
目的とするものである。
【0018】図2は、本発明の電気駆動自動車用空気調
和装置の請求項2の一実施例の系統図である。
和装置の請求項2の一実施例の系統図である。
【0019】図2では、圧縮機1、車室外空気熱交換器
2、車室外空気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室
内空気熱交換器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、
四方切替え弁7と前記車室内空気熱交換器5で熱交換さ
れた空気を車室内の顔方向に吹き出す通風回路9と、前
記車室内空気熱交換器5で熱交換された空気を車室内の
足元方向に吹き出す通風回路10と、前記車室内空気熱
交換器5で熱交換された空気を車室内の窓方向に吹き出
す通風回路11と、各通風回路9、10、11は前記車
室内空気熱交換器5の排出側で接続されており、各通風
回路9、10、11の接続部には、通風回路9の開閉を
行う開閉装置12と、通風回路10の開閉を行う開閉装
置13と、通風回路11の開閉を行う開閉装置14を設
置している、外部に暖房モード除霜運転時、前記車室内
空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換器
用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、前
記各開閉装置12、13、14がどの位置に設定されて
いても、強制的に前記開閉装置13を開、前記開閉装置
12及び前記開閉装置14を閉にし、車室内の空気吹出
方向を強制的に足元方向だけに切替え、暖房モード運転
を開始してから一定時間をおいて前記車室内の空気吹出
方向を強制的に切替えられる前の設定された通常の吹出
方向に戻す制御装置15を配している。
2、車室外空気熱交換器用送風装置3、膨張弁4、車室
内空気熱交換器5、車室内空気熱交換器用送風装置6、
四方切替え弁7と前記車室内空気熱交換器5で熱交換さ
れた空気を車室内の顔方向に吹き出す通風回路9と、前
記車室内空気熱交換器5で熱交換された空気を車室内の
足元方向に吹き出す通風回路10と、前記車室内空気熱
交換器5で熱交換された空気を車室内の窓方向に吹き出
す通風回路11と、各通風回路9、10、11は前記車
室内空気熱交換器5の排出側で接続されており、各通風
回路9、10、11の接続部には、通風回路9の開閉を
行う開閉装置12と、通風回路10の開閉を行う開閉装
置13と、通風回路11の開閉を行う開閉装置14を設
置している、外部に暖房モード除霜運転時、前記車室内
空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換器
用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、前
記各開閉装置12、13、14がどの位置に設定されて
いても、強制的に前記開閉装置13を開、前記開閉装置
12及び前記開閉装置14を閉にし、車室内の空気吹出
方向を強制的に足元方向だけに切替え、暖房モード運転
を開始してから一定時間をおいて前記車室内の空気吹出
方向を強制的に切替えられる前の設定された通常の吹出
方向に戻す制御装置15を配している。
【0020】以上のように構成された電気駆動自動車用
空気調和装置にて、暖房モード除霜運転時、前記車室内
空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換器
用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、車
室内の空気吹出方向を強制的に足元方向だけに切替え、
暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車
室内の空気吹出方向を通常の吹出方向に戻す制御を行
う。各運転モードにて上記制御をすることによって、暖
房モードの除霜運転時、前記車室外空気熱交換器用送風
装置3を停止することによって前記車室外空気熱交換器
2の熱交換を抑制し、除霜運転が可能となり、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6を停止することによって車
室内に冷風を吹き出すことが防止できる。また除霜運転
終了時、前記車室内空気熱交換器5に除霜運転中に結露
した霜が溶けることによる窓方向及び顔方向への高湿度
の風の吹き出しを防止することができ、高湿度の空気を
直接車室内窓にあてないため車室内の窓の表面の結露に
よる窓のくもりを防止することが可能となる。
空気調和装置にて、暖房モード除霜運転時、前記車室内
空気熱交換器用送風装置6及び前記車室外空気熱交換器
用送風装置3を停止し、暖房モード除霜運転終了時、車
室内の空気吹出方向を強制的に足元方向だけに切替え、
暖房モード運転を開始してから一定時間をおいて前記車
室内の空気吹出方向を通常の吹出方向に戻す制御を行
う。各運転モードにて上記制御をすることによって、暖
房モードの除霜運転時、前記車室外空気熱交換器用送風
装置3を停止することによって前記車室外空気熱交換器
2の熱交換を抑制し、除霜運転が可能となり、前記車室
内空気熱交換器用送風装置6を停止することによって車
室内に冷風を吹き出すことが防止できる。また除霜運転
終了時、前記車室内空気熱交換器5に除霜運転中に結露
した霜が溶けることによる窓方向及び顔方向への高湿度
の風の吹き出しを防止することができ、高湿度の空気を
直接車室内窓にあてないため車室内の窓の表面の結露に
よる窓のくもりを防止することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】 (1)除霜運転終了時、暖房運転切替え直後の高湿度の
風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを防止することが
できる。
風の吹き出しを防止でき、窓のくもりを防止することが
できる。
【0022】(2)除霜運転終了時、暖房運転切替え直
後の窓方向及び顔方向への高湿度の風の吹き出しを防止
でき、直接窓に高湿度の空気をあてないことにより窓の
くもりを防止することができる。
後の窓方向及び顔方向への高湿度の風の吹き出しを防止
でき、直接窓に高湿度の空気をあてないことにより窓の
くもりを防止することができる。
【図1】本発明の請求項1記載の空気調和装置の一実施
例の構成図
例の構成図
【図2】本発明の請求項2記載の空気調和装置の一実施
例の構成図
例の構成図
【図3】(a)は従来例の燃料エンジン駆動自動車用冷
房空気調和装置の構成図 (b)は従来例の電気駆動自動車用空気調和装置の構成
図
房空気調和装置の構成図 (b)は従来例の電気駆動自動車用空気調和装置の構成
図
1 圧縮機 2 車室外空気熱交換器 3 車室外空気熱交換器用送風装置 4 膨張弁 5 車室内空気熱交換器 6 車室内空気熱交換器用送風装置 7 四方切替え弁 8 制御装置 9 通風回路 10 通風回路 11 通風回路 12 開閉装置 13 開閉装置 14 開閉装置 15 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機と車室外空気熱交換器と車室外空気
熱交換器用送風装置と膨張弁と車室内空気熱交換器と車
室内空気熱交換器用送風装置と四方切替え弁で構成され
ているヒートポンプ冷暖房装置と、暖房モード除霜運転
時に前記車室内空気熱交換器用送風装置及び前記車室外
空気熱交換器用送風装置を停止し、暖房モード除霜運転
終了時に暖房モード運転を開始してから一定時間をおい
て前記車室内空気熱交換器用送風装置を再起動する制御
装置とを具備した電気駆動自動車用空気調和装置。 - 【請求項2】圧縮機と車室外空気熱交換器と車室外空気
熱交換器用送風装置と膨張弁と車室内空気熱交換器と車
室内空気熱交換器用送風装置と四方切替え弁で構成され
ているヒートポンプ冷暖房装置と、前記車室内空気熱交
換器で熱交換された空気を車室内の顔方向に吹き出す通
風回路と、前記車室内空気熱交換器で熱交換された空気
を車室内の足元方向に吹き出す通風回路と、前記車室内
空気熱交換器で熱交換された空気を車室内の窓方向に吹
き出す通風回路と、前記3つの通風回路の開閉を行う各
々の開閉装置と、暖房モード除霜運転時に前記車室内空
気熱交換器用送風装置及び前記車室外空気熱交換器用送
風装置を停止し、暖房モード除霜運転終了時に車室内の
空気吹出方向を強制的に足元方向だけに切替え、暖房モ
ード運転を開始してから一定時間をおいて前記車室内の
空気吹出方向を足元方向だけに限らないようにする制御
装置とを具備した電気駆動自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054841A JP2776121B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電気駆動自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054841A JP2776121B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電気駆動自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254338A true JPH05254338A (ja) | 1993-10-05 |
JP2776121B2 JP2776121B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12981848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054841A Expired - Lifetime JP2776121B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電気駆動自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776121B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08258547A (ja) * | 1995-03-23 | 1996-10-08 | Nippon Climate Syst:Kk | 電気自動車用空調装置 |
US6662579B2 (en) | 2001-09-13 | 2003-12-16 | Denso Corporation | Vehicle air conditioner having refrigerant cycle with heating function |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030338A (ja) * | 1973-06-19 | 1975-03-26 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4054841A patent/JP2776121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030338A (ja) * | 1973-06-19 | 1975-03-26 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08258547A (ja) * | 1995-03-23 | 1996-10-08 | Nippon Climate Syst:Kk | 電気自動車用空調装置 |
US6662579B2 (en) | 2001-09-13 | 2003-12-16 | Denso Corporation | Vehicle air conditioner having refrigerant cycle with heating function |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2776121B2 (ja) | 1998-07-16 |
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