JPH05253886A - 産業用ロボットの手首ユニット - Google Patents

産業用ロボットの手首ユニット

Info

Publication number
JPH05253886A
JPH05253886A JP8763492A JP8763492A JPH05253886A JP H05253886 A JPH05253886 A JP H05253886A JP 8763492 A JP8763492 A JP 8763492A JP 8763492 A JP8763492 A JP 8763492A JP H05253886 A JPH05253886 A JP H05253886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrist unit
cable
shaft
hollow
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8763492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Tanimura
秀紀 谷村
Toru Nakako
透 仲子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP8763492A priority Critical patent/JPH05253886A/ja
Publication of JPH05253886A publication Critical patent/JPH05253886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロボットアーム2に連結し、かつ先端に作業
用工具3を装着可能な産業用ロボットの手首ユニット1
0において、それぞれ相対的に独立して回転可能な第
1、第2および第3の回転部材と、前記第2および第3
の回転部材に沿って作業用工具3に動力ないし空気を供
給するためのケーブル4またはホースを収納することが
可能で、かつ作業用工具3の取り付け面からロボットア
ーム2への取り付け側端部の第1の回転部材から偏心し
た位置に設けた開口部193まで連続した中空管路11
9とを設け、開口部に着脱自在なケーブルガイドを設け
たものである。 【効果】 手首ユニットの回転軸から偏心した位置に開
口する開口部に連通する着脱自在なケーブルガイドによ
ってロボットアームの根本付近まで案内されるので、ケ
ーブルの交換、点検作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットの手首
ユニットに関し、特に多関節ロボットのケーブル配線を
容易にするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用ロボットにより搬送や塗装
作業を行う場合、例えば、図4に示すように、産業用ロ
ボット1のアーム2の先端に手首ユニット100を設
け、その手首ユニット100に作業用工具3を固定し
て、作業用工具3に電源ケーブルあるいは動力用流体ホ
ース(以下、ケーブルという)4を配線している。手首
ユニット100を多回転が可能にし、手首ユニット10
0の先端の位置決めを容易にするとともに、制御装置5
から引き出されたケーブル4が手首ユニット付近で邪魔
にならないように、ケーブル4を点線で示したように、
アーム2の中に設けた中空シャフト(図示せず)および
手首ユニット100の中に通して配線している。そのた
めに、手首ユニット100に中空部を設け、1対の相互
に交わる点を持つような3本の独立した回転軸線を有す
る手首ユニットが開示されている(例えば、特開昭61
−168487号公報)。この手首ユニット100の構
成は、図5に示すように、中空構造のシャフト101、
102、103を第1の回転軸A1に対して同心円状に
設けて、アーム2の先端部を構成してある。シャフト1
02から動力をフレーム104に伝達するために、シャ
フト102の端部にベベルギヤ105aを固定し、第1
の回転軸A1に対して傾きを持った第2の回転軸A2の
回りに回転するベベルギヤ105bを中空のフレーム1
04に固定し、ベベルギヤ105aと105bとを噛み
合わせている。シャフト101からの動力を、作業用工
具3を固定したフランジ106に伝達するために、シャ
フト101の端部にベベルギヤ107aを固定し、第2
の回転軸A2の回りに回転するベベルギヤ107bと噛
み合わせている。ベベルギヤ107bに背中合わせにベ
ベルギヤ108aを固定し、ベベルギヤ108aと噛み
合い、かつ第2の回転軸A2に対して傾きを持った第3
の回転軸A3の回りに回転するベベルギヤ108bをフ
ランジ106に固定してある。シャフト103の端部に
は中空のフレーム109を固定してある。シャフト10
1とシャフト102の間には互いに回転可能に保持する
ベアリング110を設け、シャフト102とシャフト1
03の間にはベアリング111を設けてある。ベベルギ
ヤ107bおよび108aとフレーム104との間には
ベアリング112を設け、フレーム104とフレーム1
09との間にはベアリング113を設け、フランジ10
6とフレーム104との間にはベアリング114を設け
てある。ベアリング113をフレーム109に保持する
ためにベアリング押え115を設け、ベアリング114
をフレーム104に保持するためにベアリング押え11
6を設けている。したがって、シャフト101、ベベル
ギヤ107a、フレーム109、フレーム104、ベベ
ルギヤ108b、フランジ106とにより連続した中空
管路117を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、ケーブルの一方端を手首ユニットの設けた作業用工
具に接続し、ケーブルの途中を手首ユニットおよびアー
ムの中の中空シャフトの中に通し、他方端をアームの手
首ユニットと反対側から取り出すようにしてあると、手
首ユニットあるいはアームの中に収納されたケーブルが
損傷し、交換が必要になった場合、あるいは保守点検す
る場合、手首ユニットの先端からアームの端部まで形成
された中空管路は連続して外部に開口部がないため、手
首ユニットを分解する必要があるなど、多くの手間がか
かるという欠点があった。本発明は、上記課題に鑑み、
ケーブルを容易に交換できるようにしたロボットの手首
機構を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットアー
ムに連結し、かつ先端に作業用工具を装着可能な産業用
ロボットの手首ユニットにおいて、第1、第2および第
3の回転軸の回りにそれぞれ相対的に独立して回転可能
な第1、第2および第3の回転部材と、前記第2および
第3の回転部材に沿って前記作業用工具に動力ないし空
気を供給するためのケーブルまたはホースを収納するこ
とが可能で、かつ前記作業用工具の取り付け面から、前
記ロボットアームへの取り付け側端部の前記第1の回転
部材から偏心した位置に設けた開口部まで連続した中空
管路とを設けたものである。また、前記開口部に前記ロ
ボットアームに平行に前記ケーブルまたはホースを収納
可能な着脱自在のケーブルガイドを設けたものである。
【0005】
【作用】手首ユニットに作業用工具の取り付け面からロ
ボットアームへの取り付け側端部の偏心した位置に設け
た開口部まで連続した中空管路を設けて、ケーブルを作
業用工具から中空管路を通し、ロボットアームから偏心
した位置に開口する開口部からケーブルガイドによって
ロボットアームの根本付近に案内し、かつ、ケーブルガ
イドを開口部に着脱自在に設けてあるので、ケーブルガ
イドを必要に応じて外すことによりケーブルの交換や点
検作業が容易になる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す側断面図で、中実の第1の
シャフト11と中空の第2および第3のシャフト12、
13を第1の回転軸A1に対して同心円状に設けて、ロ
ボットアーム2の先端部を構成してある。手首ユニット
10では、第1のシャフト11から動力をフレーム14
に伝達するために、第1のシャフト11の端部に第1の
ベベルギヤ15aを固定し、第1の回転軸A1に対して
傾きを持って交わる第2の回転軸A2の回りに回転し、
第1のベベルギヤ15aと噛み合う第1のスパーギヤ1
5bを設け、中空管151を介して中空のフレーム14
に固定している。第2のシャフト12からの動力を、作
業用工具3を固定したフランジ16に伝達するために、
第2のシャフト12の端部に第2のベベルギヤ17aを
固定し、第2の回転軸A2の回りに回転する第2のスパ
ーギヤ17bと噛み合わせている。第2のスパーギヤ1
7bには第2の回転軸A2と同心の中空管171の一方
端を固定し、中空管171の他方端に第3のベベルギヤ
18aを固定し、第3のベベルギヤ18aと噛み合い、
かつ第2の回転軸A2に対して傾きを持って交わる第3
の回転軸A3の回りに回転する第4のベベルギヤ18b
をフランジ16に固定してある。第3のシャフト13の
端部には、ベベルギヤ15a,17aを囲む第1の回転
軸A1に同軸の中空部191を持ち、かつスパーギヤ1
5b,17b、中空管151、171を囲む第2の回転
軸A2に同軸の中空部192を持つ中空のフレーム19
を固定してある。フレーム19の中空部192のシャフ
ト13への取り付け側には、第1の回転軸A1から偏心
した位置で第1の回転軸A1に対して平行な開口軸A4
を中心とした開口部193を設けてある。なお、この場
合、第1の回転軸A1と第3の回転軸A3は同軸になっ
て、第1、第2、第3の回転軸が1点で交わっている
が、必ずしも第1と第3の回転軸が同軸である必要はな
く、第1、第2、第3の回転軸が2点で交わってもよ
い。シャフト11とシャフト12の間には互いに回転可
能に保持するベアリング110を設け、シャフト12と
シャフト13の間にはベアリング111を設けてある。
ベベルギヤ18aとフレーム14との間にはベアリング
112を設け、フレーム14とフレーム19との間には
ベアリング113を設け、フランジ16とフレーム14
との間にはベアリング114を設けてある。フレーム1
9とスパーギヤ17bとの間にはベアリング117を設
け、中空管151と171との間にはベアリング118
を設けてある。ベアリング113をフレーム19に保持
するためにベアリング押え115を設け、ベアリング1
14をフレーム14に保持するためにベアリング押え1
16を設けている。
【0007】したがって、手首ユニット10には、第1
の回転軸A1から偏心した位置に開口する開口部193
からスパーギヤ17b、中空管171、フレーム14を
通って作業用工具3が取りつけられるフランジ16に至
るまで、連続した中空管路119を形成している。開口
部193には、図2に示すように、シャフト13等で構
成するロボットアーム2に平行に沿って伸び、可撓性を
有する中空のケーブルガイド6の一方端を着脱自在に固
定して、作業場の粉塵や塗料の飛散等からケーブル4を
保護するようにしている。ケーブル4は、ロボットアー
ム2の根本付近からケーブルガイド6を通し、開口部1
93を経て中空管路119を通し、フランジ16に固定
した作業用工具3に接続する。なお、ケーブルガイド6
は、図3に示すように、二つに立て割りにして、一方の
固定部61をロボットアーム2に固定し、ケーブル4を
収納した後、他方の蓋部62を固定部61にかぶせてね
じ等により固定するようにしてもよい。また、ケーブル
ガイド6はロボットアーム2の形状にしたがって湾曲さ
せてもよい。このように、ケーブル4は、作業用工具3
から手首ユニット10の根本までは手首ユニット10の
中に設けた中空管路119を通り、外部に出ないように
してあり、手首ユニット10の根本からは、手首ユニッ
ト10の回転軸から偏心した位置に開口する開口部19
3および開口部193に連通する着脱自在なケーブルガ
イドによってロボットアーム2の根本付近まで案内され
る。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、作
業用工具から手首ユニットの根本までは、ケーブルが手
首ユニットの中に設けた中空管路を通り、外部に出ない
ようにしてあるので、ケーブルと被作業体との干渉によ
るトラブルがなくなると共に、手首ユニットの根本から
は、手首ユニットの回転軸から偏心した位置に開口する
開口部に連通する着脱自在なケーブルガイドによってロ
ボットアームの根本付近まで案内されるので、ケーブル
が何らかの理由により交換する場合は、ケーブルガイド
を外すだけて、ケーブルのほとんどの部分を露出でき、
手首ユニットの中の中空管路の長さも短いので、ケーブ
ルの交換、点検作業が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明のロボットアームを示す側面図である。
【図3】本発明のケーブルガイドの他の実施例を示す正
断面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】従来例の手首ユニットを示す側断面図である。
【符号の説明】
10 手首ユニット 11、12、13
シャフト 119 中空管路 14、19 フレー
ム 15a、17a、18a、18b ベベルギヤ 151、171 中空管 16 フランジ 191、192 中空部 193 開口部 2 ロボットアーム 3 作業用工具 4 ケーブル 6 ケーブルガイド 61 固定部 62 蓋部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームに連結し、かつ先端に作
    業用工具を装着可能な産業用ロボットの手首ユニットに
    おいて、第1、第2および第3の回転軸の回りにそれぞ
    れ相対的に独立して回転可能な第1、第2および第3の
    回転部材と、前記第2および第3の回転部材に沿って前
    記作業用工具に動力ないし空気を供給するためのケーブ
    ルまたはホースを収納することが可能で、かつ前記作業
    用工具の取り付け面から、前記ロボットアームへの取り
    付け側端部の前記第1の回転部材から偏心した位置に設
    けた開口部まで連続した中空管路とを設けたことを特徴
    とする産業用ロボットの手首ユニット。
  2. 【請求項2】 前記開口部に前記ロボットアームに平行
    に前記ケーブルまたはホースを収納可能な着脱自在のケ
    ーブルガイドを設けた請求項1記載の産業用ロボットの
    手首ユニット。
JP8763492A 1992-03-10 1992-03-10 産業用ロボットの手首ユニット Pending JPH05253886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8763492A JPH05253886A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 産業用ロボットの手首ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8763492A JPH05253886A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 産業用ロボットの手首ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05253886A true JPH05253886A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13920413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8763492A Pending JPH05253886A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 産業用ロボットの手首ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05253886A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107379004A (zh) * 2017-08-29 2017-11-24 天津大学 一种三自由度中空柔性手腕

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107379004A (zh) * 2017-08-29 2017-11-24 天津大学 一种三自由度中空柔性手腕

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2003035337A1 (fr) Robot industriel
JPH06312394A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JP5139042B2 (ja) ロボットの手首装置
US7849761B2 (en) Wrist unit to a robot arm
JPH01177987A (ja) 産業用ロボットの手首
JP5918646B2 (ja) ロボット
JP2016016445A (ja) ロボットおよびロボットシステム
JP3488899B2 (ja) 産業用ロボット
JP2006055954A (ja) レーザ加工用ロボット及びロボットシステム
US5279177A (en) Wrist mechanism of industrial robot
JP2011020213A (ja) 産業用ロボットの手首駆動構造
JP2774681B2 (ja) クリーンルーム用多関節形ロボット
JP2007326151A (ja) 産業用ロボット
JP2009184049A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JP3512679B2 (ja) 産業用ロボットの手首装置
JPH05253886A (ja) 産業用ロボットの手首ユニット
JPH05318378A (ja) 産業用ロボットの配線、配管処理装置
JP2648199B2 (ja) 産業用ロボットの胴体構造
JP3153165B2 (ja) 産業用ロボットの手首機構
JPH10175189A (ja) 垂直多関節型ロボットの手首構造
JP2514789Y2 (ja) 産業用ロボットの手首構造
JPH11123688A (ja) 産業用ロボットのアーム構造
JPH01257592A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JP3894647B2 (ja) 産業用ロボットの手首構造
JPH09300269A (ja) 多関節ロボットの手首機構