JPH0525378U - タイミング調整回路 - Google Patents
タイミング調整回路Info
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- JPH0525378U JPH0525378U JP7357891U JP7357891U JPH0525378U JP H0525378 U JPH0525378 U JP H0525378U JP 7357891 U JP7357891 U JP 7357891U JP 7357891 U JP7357891 U JP 7357891U JP H0525378 U JPH0525378 U JP H0525378U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テストレ−ト信号を遅延してクロック信号と
の関係が一定になるようにする。 【構成】 テストレ−ト信号とクロック信号との関係を
一定に調整してエッジ発生器に出力するタイミング調整
回路において、テストレ−ト信号を任意に遅延する可変
ディレイ回路と、可変ディレイ回路で遅延されたテスト
レ−ト信号がクロック端子に入力され、D端子にクロッ
ク信号が印加されたフリップフロップと、フリップフロ
ップがテストレ−ト信号に基づいて出力した信号を取り
込むデ−タホ−ルド回路と、デ−タホ−ルド回路の得た
デ−タに基づいて可変ディレイ回路に遅延時間を設定す
るコントロ−ラとを設けている。
の関係が一定になるようにする。 【構成】 テストレ−ト信号とクロック信号との関係を
一定に調整してエッジ発生器に出力するタイミング調整
回路において、テストレ−ト信号を任意に遅延する可変
ディレイ回路と、可変ディレイ回路で遅延されたテスト
レ−ト信号がクロック端子に入力され、D端子にクロッ
ク信号が印加されたフリップフロップと、フリップフロ
ップがテストレ−ト信号に基づいて出力した信号を取り
込むデ−タホ−ルド回路と、デ−タホ−ルド回路の得た
デ−タに基づいて可変ディレイ回路に遅延時間を設定す
るコントロ−ラとを設けている。
Description
【0001】
本考案は、LSIテスタのレ−ト発生器から分配用バッファや信号線を介して 出力されるクロック信号とテストレ−ト信号の累積した誤差を調整するタイミン グ調整回路に関し、更に詳しくは、テストレ−ト信号を1.5クロック分の範囲 で遅延し、テストレ−ト信号をクロック信号のタイミングに合わせ込むようにし たタイミング調整回路に関する。
【0002】
LSIテスタは、被検査対象物(以下、DUTという)に検査信号を与え、こ の検査信号に基づいてDUTが出力した応答信号を期待値と比較し、DUTの良 否を判断している。 DUTに与えられる検査信号は、エッジ発生器の信号に基づいて生成されるよ うになっていて、このエッジ発生器の信号は、レ−ト発生器から入力されるテス トレ−ト信号とクロック信号によって生成されている。
【0003】 図3は、従来のパ−ピン構造のLSIテスタのタイミング発生部の構成ブロッ ク図である。図中、1はレ−ト発生器で、タイミングが合わされたテストレ−ト 信号S1 とクロック信号S2 が分配用バッファ2を介して複数のライン3に分け られ、複数のピンエレクトロニクスボ−ドのエッジ発生器4に接続されている。 テストレ−ト信号S1 とクロック信号S2 は、分配用バッファ2での分配のエ ラ−ERR1、ERR2、…やケ−ブル3を伝達する速さΔt1 、Δt2 、…が異なるた めに、この時間のバラツキを吸収できるような範囲でタイミング条件の設定がな されている。
【0004】
このような従来のLSIテスタは、100〜1000にも及ぶピンエレクトロ ニクスボ−ドに、このテストレ−ト信号とクロック信号を分配する場合において は、分配用バッファとケ−ブルで生じる時間的な誤差が累積されて大きくなって しまい、エッジ発生器でのタイミングの発生にエラ−が生じてしまう。また、速 いテストレ−ト信号でテストを行うような場合は、分配用バッファでの時間のバ ラツキを吸収できるような範囲でタイミング条件の設定が困難になる。
【0005】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、テストレ−ト信号を1.5 クロック分の間で遅延し、クロック信号とのタイミングを合わせるようにしたも ので、信号を分配するピンエレクトロニクスの数が増大するような場合であって も、また速いテストレ−ト信号でテストを行う場合であっても、エッジ発生回路 を安定に動作することができるタイミング調整回路を提供することを目的として いる。
【0006】
このような目的を達成するために、本考案は、 レ−ト発生器から出力されるテストレ−ト信号とクロック信号との関係を一定 に調整してエッジ発生器に出力するタイミング調整回路において、 前記エッジ発生器に入力されるテストレ−ト信号を任意の時間遅延する可変デ ィレイ回路と、 この可変ディレイ回路で遅延されたテストレ−ト信号がクロック端子に入力さ れ、D端子にクロック信号が印加されたD型フリップフロップと、 このD型フリップフロップが前記テストレ−ト信号に基づいて出力した信号を 取り込んで保持するデ−タホ−ルド回路と、 このデ−タホ−ルド回路の得たデ−タに基づいて前記可変ディレイ回路に遅延 時間を設定するコントロ−ラと、 を設け、前記D型フリップフロップの出力に基づき、前記テストレ−ト信号と 前記クロック信号の関係が一定になるように前記可変ディレイ回路を設定するこ とを特徴としている。
【0007】
【作用】 本考案の各構成要素は、次のような作用をする。 可変ディレイ回路は、段階的に任意の時間遅延したテストレ−ト信号を、D型 フリップフロップのクロック端子に出力する。 D型フリップフロップは、D端子にクロック信号が入力されていて、クロック 端子に入力されるテストレ−ト信号の立ち上がりエッジで、クロック信号のハイ レベル/ロ−レベルの状態を捕られて出力する。
【0008】 デ−タホ−ルド回路は、テストレ−ト信号毎に、D型フリップフロップの出力 を指定回数取り込み、コントロ−ラに出力する。 コントロ−ラは、段階的に遅延されたテストレ−ト信号を得るようにマルチプ レクサに設定デ−タを与えると共に、遅延したテストレ−ト信号に基づいてフリ ップフロップが出力したデ−タの再現性をデ−タホ−ルド回路の出力から検証す る。
【0009】
以下図面を用いて、本考案の一実施例を詳細に説明する。図1は、本考案の一 実施例を示すタイミング調整回路の構成ブロック図である。10はディレイ発生 部11とマルチプレクサ12によって構成された可変ディレイ回路である。 可変ディレイ回路10は、テストレ−ト入力バッファ13を介して入力された テストレ−ト信号S1 を、等しい伝送時間を有するバッファ素子111 、112 、…を継続接続したディレイ発生部11によって段階的に遅延し、バッファ素子 111 、112 、…の各段からマルチプレクサ12によって所望の遅延量のテス トレ−ト信号S1nを選択して出力する。
【0010】 尚、この例のマルチプレクサ12は、4ビットの信号によって切り替えられて いて、1.5クロックの範囲で16の異なった遅延量のテストレ−ト信号S1nを 得ることができる。
【0011】 20はD型フリップフロップで、D端子にはクロック入力バッファ14を介し てクロック信号S1 が入力され、クロック端子には可変ディレイ回路10で段階 的に遅延時間が変化されたテストレ−ト信号S1nが入力される。 D型フリップフロップ20は、このクロック端子に入力されたテストレ−ト信 号S1nに基づいて、D端子に入力されているクロック信号S2 の出力状態、すな わち、ハイレベル/ロ−レベルの状態を捕えて出力する。 尚、D型フリップフロップは、代わりにパルス幅−電圧変換器を用いるように してもよい。
【0012】 30はデ−タホ−ルド回路で、フリップフロップ20のQ出力を取り込んで順 次保持するシフトレジスタ31とこのシフトレジスタデ−タ31が取り込むQ出 力のデ−タの回数nを指定するとカウンタ32とから構成されている。
【0013】 40はマイクロプロッセサ41を主体に構成されたコントロ−ラで、全体の制 御をつかさどるプログラムが記憶されているROM42と、デ−タホ−ルド回路 30がD型フリップフロップ20から取り込んだデ−タD2nを記憶するRAM4 3とが設けられている。 44はデ−タホ−ルド回路からのデ−タが入力される入力ポ−ト、45はマイ クロプロッセサ41から可変ディレイ回路10とデ−タホ−ルド回路30に設定 デ−タD1n、nを出力する出力ポ−トである。
【0014】 コントロ−ラ40は、1ステップずつ段階的に遅延されたテストレ−ト信号S 1nを得る設定デ−タD1nを出力ポ−ト45からマルチプレクサ12に与えると共 に、シフトレジスタデ−タ31が取り込むQ出力のデ−タD2nの回数nを指定す る命令をデ−タホ−ルド回路30のカウンタ32に与える。
【0015】 マイクロプロセッサ41は、遅延時間の異なったテストレ−ト信号S1n毎に、 RAM43に記憶されたデ−タホ−ルド回路30のデ−タの再現性を検証し、そ の結果に基づいて、つまり連続したデ−タが得られていれば、遅延時間の設定を 決め、その設定デ−タD1nを可変ディレイ回路10のマルチプレクサ12に出力 する。 遅延量が決められたテストレ−ト信号S1nは、クロック信号S2 とタイミング が合わされた状態でエッジ発生器50に出力される。
【0016】 図2は、本考案のタイミング調整回路の動作を説明するためのタイムチャ−ト で、(a)はクロック信号S2 、(b)はディレイ発生部11に与える設定デ− タD1 、(c)は設定デ−タD1 に基づいて可変ディレイ回路10から出力され るテストレ−ト信号S1n(n=0〜15)、(d)はD型フリップフロップ20 の出力デ−タD2 である。尚、テストレ−ト信号S1nは、クロック信号S2 の基 準のクロックCK1 の立ち上がりの半周期前に信号が立ち上がるように設定する ものとする。
【0017】 (1) コントロ−ラ40は、可変ディレイ回路10に遅延時間がゼロとなるデ−タ D10を与える。この時、可変ディレイ回路10は、オフセット分の遅延時間をも ったテストレ−ト信号S10を出力する。 (2) デ−タホ−ルド回路30は、D型フリップフロップ20からカウンタ32に 設定されている回数nを繰り返してサンプリングし、その結果をコントロ−ラ4 0に出力する。この場合のD型フリップフロップのデ−タD2nはロ−レベルが出 力される。
【0018】 (3) 次に、コントロ−ラ40は、最下位ビットを“1”に変化させ、バッファ素 子111 で遅延したテストレ−ト信号S11をマルチプレクサ12から選択する。 (4) フリップフロップ20は、最下位ビットを変化して得たテストレ−ト信号S 11の立ち上がりによって、その時のクロック信号S2 を捕らえ、デ−タホ−ルド 回路30に出力する。 (5) デ−タホ−ルド回路30は、カウンタ32に設定されている回数nをフリッ プフロップ20から繰り返してサンプリングし、その結果をコントロ−ラ40に 出力する。
【0019】 (6) このように、コントロ−ラ40は、設定デ−タD1nを段階的に“2”、“3 ”、…と変化させて、その都度、デ−タホ−ルド回路30からデ−タD3nを得る 。(7) コントロ−ラ40は、デ−タホ−ルド回路30からデ−タD3nの再現性を 検証し、このデ−タ列からディレイ発生部11の設定デ−タD1nが“7”の時に 、クロック信号S2 との関係が最適な範囲であること、すなわちをクロック信号 S2 がハイレベルからロ−レベルに変わる点であることを確定する。
【0020】 (8) コントロ−ラ40は、設定デ−タD1 を“7”に固定し、クロック信号と一 定の関係をもったテストレ−ト信号S17をエッジ発生器50に出力する。 尚、図中の斜線部は、D型フリップフロップ20の出力が不安定な領域を示し ていて、デ−タがハイレベルになったりロ−レベルになったりする範囲である。
【0021】
以上詳細に説明したように、本考案のタイミング調整回路は、テストレ−ト信 号を1.5クロックの間で遅延してクロック信号とのタイミングを合わせ、エッ ジ発生回路に出力るようにしたもので、分配バッファやケ−ブルで発生する時間 の誤差を簡単に調整できる。 このため、ピンエレクトロニクスボ−ドの数に対応して、分配バッファが増え るような場合であっても、速いテストレ−トでテストが行われる場合であっても 、エッジ発生回路を安定に動作させることができる。
【図1】本考案の一実施例を示すタイミング調整回路の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】本考案のタイミング調整回路の動作を説明する
ためのタイムチャ−トである。
ためのタイムチャ−トである。
【図3】従来のLSIテスタのタイミング発生部の構成
ブロック図である。
ブロック図である。
10 可変ディレイ回路 20 D型フリップフロップ 30 デ−タホ−ルド回路 40 コントロ−ラ
Claims (1)
- 【請求項1】 レ−ト発生器から出力されるテストレ−
ト信号とクロック信号との関係を一定に調整してエッジ
発生器に出力するタイミング調整回路において、 前記エッジ発生器に入力されるテストレ−ト信号を任意
の時間遅延する可変ディレイ回路と、 この可変ディレイ回路で遅延されたテストレ−ト信号が
クロック端子に入力され、D端子にクロック信号が印加
されたD型フリップフロップと、 このD型フリップフロップが前記テストレ−ト信号に基
づいて出力した信号を、順次取り込んで保持するデ−タ
ホ−ルド回路と、 このデ−タホ−ルド回路の得たデ−タに基づいて前記可
変ディレイ回路に遅延時間を設定するコントロ−ラと、 を設け、前記D型フリップフロップの出力に基づき、前
記テストレ−ト信号と前記クロック信号の関係が一定に
なるように前記可変ディレイ回路を設定することを特徴
としたタイミング調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7357891U JPH0525378U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | タイミング調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7357891U JPH0525378U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | タイミング調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525378U true JPH0525378U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13522320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7357891U Withdrawn JPH0525378U (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | タイミング調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525378U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002316A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Yokogawa Electric Corp | Icテスタ |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP7357891U patent/JPH0525378U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002316A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Yokogawa Electric Corp | Icテスタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |