JPH0525285U - 冷蔵庫の化粧扉取付け装置 - Google Patents

冷蔵庫の化粧扉取付け装置

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JPH0525285U
JPH0525285U JP7037791U JP7037791U JPH0525285U JP H0525285 U JPH0525285 U JP H0525285U JP 7037791 U JP7037791 U JP 7037791U JP 7037791 U JP7037791 U JP 7037791U JP H0525285 U JPH0525285 U JP H0525285U
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JP
Japan
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door
nut
bolt
plate
surface plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7037791U
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English (en)
Inventor
睦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧扉を扉外面板に取付ける位置を調整でき
るとともに、接続金具のボルト取付部分の見栄えを損う
ことなく意匠性を向上できる冷蔵庫の化粧扉取付け装置
を得る。 【構成】 扉外面板3にボルト9を挿通する長穴14を
穿設し、ドアキャップ16の扉外面板3をはさみ込むリ
ブ16aの一部に、ボルト9を締結するナット15の対
角線幅よりも小さい幅に設けられ、かつナット15を回
転拘束状態で上記長穴14の長手方向に移動自在に案内
する左右の案内壁18と底壁19を設ける。また長穴1
4と略同一の長穴23を設けてナット15と扉外面板3
との間に介在する補強板20を、前面壁21と先端壁2
2とで略L字状に形成し、この補強板20と案内壁18
と底壁19及びドアキャップ16の上下面とでナット1
5を収納するケーシング部17を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扉に化粧扉を取付ける冷蔵庫に係り、特に化粧扉の取付け位置を 調整する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6ないし図8は従来の冷蔵庫の化粧扉取付け装置であり、図において1は冷 蔵庫本体、2はこの本体1の前面を開閉自在に塞ぐ複数枚の扉で、鋼板部材を折 曲形成した扉外面板3とこの扉外面板3の内側に充填した断熱材4により形成さ れている。5は意匠性を向上させるために上記扉2の前面に設けた複数枚の化粧 扉で、それぞれ上下左右の4ケ所にネジ6により略L字形状の接続金具7を固定 している。8はこの接続金具7の上記扉2に固定する面に穿設したボルト穴で、 固定用ボルト9の外径より少し広い径にしている。10は上記扉外面板3側に穿 設したボルト穴で上記接続金具7側のボルト穴8に対応した位置にそれぞれ設け ている。11は鋼板部材等より成る平板状の取付板で、上記ボルト9を締結する ネジ穴12を備え、このネジ穴12を上記ボルト穴10の中心に合わせて扉外面 板3の内面にネジ穴12から上記断熱材4の洩れを防止する接着テープ13によ り貼り付けられて固定され、また、断熱材4により確実に固着されていた。
【0003】 次に動作について説明する。化粧扉5の取付けは化粧扉5に固定された接続金 具7を、それぞれボルト9によってボルト穴8、10を介して取付板11のネジ 穴12に締結することにより行われる。この時、化粧扉5の取付位置はボルト9 とボルト穴8及びネジ穴12により規制され、ボルト9とボルト穴8のわずかな 隙間の範囲でしか位置を調整することができず、図7に示すように接続金具7の 変形等により相対的な大きなずれαが生じた場合調整することができなかった。
【0004】 また、この種の取付け位置を調整する構造としては、例えば実開昭63−17 0384号公報に示されたものが知られている。この構成によれば接続金具7の ボルト穴8を上下方向に長い長穴にすることにより、長穴の範囲で接続金具7を 自在に移動させて化粧扉5の上下位置を調整できるものが考えられた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の冷蔵庫の化粧扉取付け装置は以上のように構成されているので、化粧扉 が位置ずれα等を生じた場合、調整を行うことができず、意匠上好ましくないと いう課題があった。また、この課題を解消する手段として接続金具のボルト穴を 上下に長い長穴に形成し、この長穴の範囲で取付け位置の調整を行えるものが考 えられたが、この場合長穴を穿設するために接続金具を必要以上に幅広くしなけ ればならず、また外部よりボルトの上下に長穴が見えるため見栄えが悪いなどの 課題があった。
【0006】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、比較的に安価 な構成で化粧扉を扉外面板に取付ける位置を調整できるとともに、接続金具のボ ルト取付け部分の見栄えを損うことなく、意匠性を向上できる冷蔵庫の化粧扉取 付け装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る冷蔵庫の化粧扉取付け装置は、扉外面板にボルトを挿通する長 穴を穿設し、かつドアキャップの内側にナットの対角線間隔より小さい幅に設け られ、ナットを回転拘束状態で上記長穴の長手方向に移動自在に案内する左右の 案内壁と、この案内壁間に架設する底壁とを立設するとともに、上記長穴と略同 一形状の長穴を設けてナットと扉外面板との間に介在させた補強板と、この補強 板を略L字状に形成して一端に案内壁間の先端開口を塞ぐ先端壁とを設け、この ドアキャップと補強板とでナットを収納するケーシング部を構成したものである 。
【0008】
【作用】
この考案における接続金具は、扉外面板に穿設した長穴と、長穴の長手方向に 移動自在なナットにより長穴の任意の位置にボルトで固定され、化粧扉の取付け 位置を調整し、かつ長穴は接続金具によって隠される。又、ドアキャップのケー シング部は左右案内壁と、底壁及び補強板によりナットの回転を拘束した状態で 長穴の範囲を自在に移動させるとともに、ナットをこぼれないように収納する。 そして、ケーシング部がドアキャップと補強板とで形成されているので、構成部 品が少く比較的安価に形成できる。
【0009】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1ないし図5において従 来技術と同一符号は同一、又は相当部分を示し、その詳細な説明は省略する。1 4は上記扉外面板3に穿設した上下方向に長い上記ボルト9を挿通する長穴で、 この長穴14の範囲でボルト9を移動可能にしている。15はこの長穴14の範 囲でボルト9を移動可能にしている。15はこの長穴14の扉外面板3内側に設 けたナットで、上記ボルト9を締結させている。16は上記扉2の上下面を形成 する扉外面板3の上下端に取付けたドアキャップで、内面に扉外面板3の上下端 を嵌入させるリブ16aを形成している。
【0010】 17はこのドアキャップ16両側の内側に形成したナット15を収納するケー シング部で、左右と底面をそれぞれ図4に示すようにナット15の対角線の幅H より小さい幅Bに設けられ、ナット15を回転拘束状態で上下移動自在に案内に する左右の案内壁18と、この案内壁18間に架設する底壁19とをドアキャッ プ16の内側に、リブ16aから一体に立設して形成している。20はナット1 5と扉外面板3との間に介在させた鋼板部材等より成る補強板で、断面略L字状 に形成し、ケーシング部17の前面を形成する案内壁18間の前面を塞ぐ前面壁 21と、前面壁21の一端を折曲形成して案内壁18間の上下方向でドアキャッ プ16に相対して開放される先端開口面を塞ぐ先端壁22とを備え、この補強板 20により、ナット15がケーシング部17よりこぼれないように塞いでいる。
【0011】 23はこの補強板20の前面壁21に穿設した上記長穴14に連通する略同一 形状の長穴で、上記ボルト9を挿通させている。24はドアキャップ16の裏面 に形成した凹部で、上記尾補強板20の前面壁21の先端が嵌入し、この凹部2 4により補強板20がドアキャップ16に係止される。このように、上記ケーシ ング部17は、案内壁18により左右を、また前面壁21と底壁19により前後 を、そしてドアキャップ16の上下面と先端壁22により上下をそれぞれ形成し 、これらドアキャップ16と補強板20とで構成している。
【0012】 次に動作について説明する。取付け手順は、まずドアキャップ16に設けたケ ーシング部17の案内壁18間にナット15を設置し、補強板20をはめ込み、 このドアキャップ16に扉外面板3を設置後、断熱材4を充填し、扉外面板3と ドアキャップ16及び補強板20を固着する。次いで、化粧扉5の取付け手順を 説明する。化粧扉5に固定された接続金具7のボルト穴8にそれぞれボルト9を 挿入し、扉外面板3の長穴14及び補強板20の長穴23を介して補強板20の 前面壁21により扉外面板3を変形させることなくナット15に締結し、化粧扉 5を扉外面板3に固定する。そして、ボルト9の締結時、ナット15はこのナッ ト15の対角線幅Hより小さい幅Bに設けられた左右案内壁18により廻ること なく締結されるとともに上下に移動できるのでボルト9の固定位置を長穴14及 び23の範囲で移動させ化粧扉5を正規の位置に合わせて取付ける。
【0013】 この実施例によれば、ケーシング部17をドアキャップ16と補強板20とで 構成しているので、ケーシング部17をドアキャップ16と別部品で形成する場 合に比較し、構成部品が少く安価に形成でき、かつケーシング部17が扉2に対 し正確な位置に設置される。
【0014】 なお、上記実施例1では補強板20に先端壁22を設けたものを示したが、先 端壁22をドアキャップ16に一体に形成してもよく、ドアキャップ16を成形 する金型(図示せず)の構造が複雑となるものの上記実施例と同様の効果を奏す る。
【0015】 また、上記実施例1では長穴14、23を上下に長くしたものを示したが、長 穴14、23を前後に長く、かつケーシング部17を前後方向に設け、前後に化 粧扉5の位置を調整できる構成としてもよい。
【0016】 さらに、また上記実施例1では、接続金具7の上下に長穴14の一部が見えて いるものを示したが、接続金具7の上下幅を延ばして長穴14が外部より見えな い構成としてもよく、意匠性をさらに向上できる効果がある。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば扉外面板に長穴を穿設し、ドアキャップにナ ットを回転拘束状態で長穴の長手方向に移動自在に案内する左右の案内壁と、案 内壁間に架設する底壁を立設するとともに、上記長穴と略同一形状の長穴を設け てナットと扉外面板との間に介在させた補強板と、この補強板を略L字状に形成 して案内壁間の先端開口を塞ぐ先端壁とを設け、ドアキャップと補強板とでナッ トを収納するケーシング部を形成するように構成したので、化粧扉の取付位置を 調整でき、また調整用の長穴を隠すことができるため、接続金具のボルト取付部 の見栄えを損うことなく意匠性を向上できるものが安価な構成で得られる効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による冷蔵庫の化粧扉取付
け装置を示す要部斜視図である。
【図2】図1の扉下方のケーシング部を分解して示す要
部斜視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1の扉のドアキャップとナットの側面図であ
る。
【図5】図1の化粧扉を冷蔵庫に取付けた状態を示す斜
視図である。
【図6】従来の化粧扉を冷蔵庫に取付けた状態を示す斜
視図である。
【図7】従来の冷蔵庫の化粧扉取付け装置を示す要部斜
視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
2 扉 3 扉外面板 5 化粧扉 7 接続金具 9 固定用ボルト 14 長穴 15 ナット 16 ドアキャップ 17 ケーシング部 18 案内壁 19 底壁 20 補強板 22 先端壁 23 長穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の扉の扉外面板に化粧扉を接続金
    具を介してボルトにより取付けるものにおいて、上記扉
    外面板に上記ボルトを挿通する長穴を穿設し、かつ扉の
    上下を形成し、扉外面板の上下に取付けたドアキャップ
    の内側に、ボルトを締結するナットの対角線間隔より小
    さい幅に設けられ、ナットを回転拘束状態で上記長穴の
    長手方向に移動自在に案内する左右の案内壁と、この案
    内壁間に架設する底壁とを立設するとともに、上記長穴
    と略同一形状の長穴を設けてナットと扉外面板との間に
    介在させた補強板と、この補強板を略L字状に形成して
    一端に上記案内壁間の先端開口を塞ぐ先端壁とを設け、
    このドアキャップと補強板とでナットを収納するケーシ
    ング部を形成したことを特徴とする冷蔵庫の化粧扉取付
    け装置。
JP7037791U 1991-09-03 1991-09-03 冷蔵庫の化粧扉取付け装置 Pending JPH0525285U (ja)

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