JPH05251036A - 荷電粒子のフィルタ方法、エネルギフィルタ装置、エネルギフィルタ装置を持つ分析器、電子衝撃イオン化源、および電子衝撃イオン化源を持つ分析器 - Google Patents
荷電粒子のフィルタ方法、エネルギフィルタ装置、エネルギフィルタ装置を持つ分析器、電子衝撃イオン化源、および電子衝撃イオン化源を持つ分析器Info
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- JPH05251036A JPH05251036A JP4323338A JP32333892A JPH05251036A JP H05251036 A JPH05251036 A JP H05251036A JP 4323338 A JP4323338 A JP 4323338A JP 32333892 A JP32333892 A JP 32333892A JP H05251036 A JPH05251036 A JP H05251036A
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Abstract
ギに応じてフィルタすることに関し、粒子ビームを第1
の静電電界に通過させて第1のスペース領域内で偏向さ
せ、第1のスペース領域の前方側および/または後方側
でビーム伝幡方向に接続された第2のスペース領域で粒
子ビームを第2の静電電界に通過させて戻す際に双方の
静電電界の重なり問題を解決することを目的とし、また
本発明は粒子ビームの荷電粒子を運動エネルギに応じて
円筒形コンデンサでの反射でもってフィルタ処理するエ
ネルギフィルタ装置に関し、このエネルギフィルタ装置
でのフィルタ特性を向上させることを目的とする。 【構成】 本発明によるエネルギフイルタ処理では、イ
オンが入口側で電極3a′、3b′間の第1の静電電界
を通って偏向され、次に電界のないスペース5を通過さ
せられ、続いてシールド11を通った後、電極7a′、
3b′間の更に別の静電偏向電界に入る。ビーム入口軸
線AE およびビーム出口軸線AA は互いに整列させられ
るが、円筒形外側極7a′の中心軸線A′Z に対してオ
フセットされる。
Description
した荷電粒子のフィルタ方法、請求項8ないし25に記
載したエネルギフィルタ装置、請求項31ないし35に
記載した分析器、および請求項32に記載した電子衝撃
イオン化源に関する。
特にプラズマ質量分析計と関連して使用される。公知の
質量分析計によって構成されたエネルギフィルタ装置で
は、粒子ビームの荷電分子粒子あるいは荷電原子粒子が
伝送中に運動エネルギに応じてフィルタ処理を受ける。
いては、バルザース社(Firma Balsers) 、K.へーフラー
(Hoefler) のBG 800 184 PA (8410)「プラズマ特性化方
法 (Methods of plasma characterization) 」および同
社のBG 800 169 PD (871) 「真空技術における部圧測定
(Partialdruckmessung in der Vakuumtechik)」を参照
されたい。
送られる前にエネルギフィルタ処理を受けることがしば
しば望まれ、これにより特定の運動エネルギを持つ分子
ビーム粒子が選択的に質量分析計に供給される。
なエネルギフィルタ処理に向けられている。このような
エネルギフィルタ処理についてはEP-A-0 223 520によっ
て公知である。基本的には、上記特許から公知のエネル
ギフィルタ処理は周知の円筒形コンデンサの反射原理に
基づいて行われる。このような原理によれば、粒子ビー
ムの荷電粒子は円筒形コンデンサの電界スペース内に導
かれ、該円筒形コンデンサの外側電極面によって静電的
に偏向すなわち反射された後にそこから排出される。要
するに、所定の静電電界では、高運動エネルギの荷電粒
子は低運動エネルギの荷電粒子よりも一層小さな湾曲軌
道を通り、このため所定の運動エネルギ帯域の荷電粒子
だけが反射スペースを通って出口開口に到達し得るの
で、これに基づいてエネルギフィルタ効果が得られるこ
とになる。
内容は本明細書の全体に亘って説明されるが、かかる開
示内容によれば、荷電粒子ビームは反射円筒形装置の軸
線方向に供給され、第1の偏向コンデンサを成す一対の
電極面によって形成された同軸線方向の開口部内に導入
される。一対の電極面は半径方向外側に湾曲した電界ス
ペースを形成し、荷電粒子はその荷電極性および偏向コ
ンデンサ極性に応じて半径方向外側に偏向され、その湾
曲入口側電界スペースを出た後、荷電粒子は同軸線方向
の内部電極コアと同軸線方向の反射コンデンサ外被とし
ての円筒形電極面(反射面)との間の本来の反射スペー
ス内に入る。反射スペース内で荷電粒子は偏向され、次
いで半径方向の平面に関して入口側と対称となった電界
スペースに進み、更に別の一対の電極面間に形成された
出口側電界スペース内に入る。続いて、荷電粒子は入口
軸線に整列した出口軸線に沿ってエネルギフィルタ装置
から排出される。
コンデンサ電極面、および出口偏向電極面は単一の同じ
円筒形コアによって形成されている。すべてのビーム偏
向は静電電界によって行われるので、入口側の湾曲電界
スペースにおいても、反射スペースにおいても、また湾
曲出口電界スペースにおいても、導入荷電粒子のフィル
タ処理は上述の電界スペースのそれぞれで行われ、この
ため遠心分離の場合と同様に、低運動エネルギの荷電粒
子は湾曲内側電極面に衝突し、高運動エネルギの荷電粒
子は湾曲外側電極面に衝突する。
置においては、入口側湾曲電界スペースを形成する一対
の電極対の間に発生した静電電界は円筒形コンデンサの
反射スペースに干渉する。このため静電的な電界は入口
側電界スペースから円筒形反射スペース内への移行領域
で互いに重なり合うことになる。
ースとの間の移行領域でも同様なことが言える。このよ
うな移行領域での電界の重なりによって生じた領域の電
界については、円筒形コアと同電位に保たれたシールド
リングを設けることによって除去することはできない。
また、シールドリングと反射円筒形コンデンサの外側電
極との間に荷電粒子の運動方向に対して特定の電界も形
成され、この電界は荷電粒子に加速作用または減速作用
を及ぼし、このためエネルギフィルタ装置の特性が変え
られる。したがって、本発明の第1の局面によれば、上
述したような電界の重なり問題を解決することが課題と
される。
ームの荷電粒子を運動エネルギに応じてフィルタ処理す
るフィルタ方法であって、粒子ビームを第1の静電電界
に通過させて第1のスペース領域内で偏向させ、第1の
スペース領域の前方側および/または後方側でビーム伝
幡方向に接続された第2のスペース領域で粒子ビームを
第2の静電電界に通過させて戻すフィルタ方法におい
て、第1のスペース領域あるいは第2のスペース領域を
電界に対してシールドすることにより、上述の電界の重
なり問題が解決される。
のスペース領域の電界は相互に干渉することはなく、ま
た偏向電界の調整はそれぞれスペース領域において互い
に独立して行うことが可能であり、このため各スペース
領域に形成された偏向電界によって得られるフィルタ作
用自体も相互に係わりなく調節可能である。特許請求の
範囲の請求項2に記載された事項によれば、静電電界の
発生のための電極をシールドとして利用することによ
り、構造的簡略化が得られる。
項によれば、第1のスペース領域と第2のスペース領域
との間には実質的に電界の無いスペースが設けられ、こ
れにより双方の偏向スペース間には一層の隔離が得られ
る。荷電粒子は一方のスペース領域を通過した後に電界
の無いスペースを横切って他方のスペース領域の適切な
電界によって偏向される。このため上述の無電界スペー
スでは粒子ビームの経路に及ぼす偏向電界を考慮する必
要がないので、粒子ビームの経路を最適に制御すること
が容易に行うことが可能となる。
項によれば、第2の静電電界の少なくとも一方が実質的
に同じ湾曲面となった2つの電極面間に発生させられ、
第1のスペース領域のためのシールドが湾曲外側電極面
の連続延長部によって形成され、しかも第1の静電電界
を形成する電極面として使用されるので、特に簡略化さ
れた構造が得られる。
項によれば、湾曲外側電極面により、実質的に電界の無
いスペースが形成され、このスペースが粒子ビームによ
って横切られるので、イオン光学上の利点を僅かな設計
上の追加費用で得ることが可能である。このことは、特
に、特許請求の範囲の請求項4の好ましい変形実施態
様、すなわち湾曲外側電極面でもってシールドおよび/
または無電界スペースを形成するだけなく、第1のスペ
ース領域の第1の電界発生のための電極として使用する
変形実施態様において言える。
れているように、好ましくは、粒子ビームの排出方向が
粒子ビームの入口方向に対して平行となるようにされ
る。このような構成によれば、中性粒子の分析のために
エネルギフィルタ装置の前方側および後方側のぞれぞれ
への電子衝撃イオン化源および質量分析計好ましくは4
極質量分析計の接続を整列状態で行うことが可能とな
る。
によれば、第2のスペース領域が2つ設けられ、粒子ビ
ームがそれぞれ2つのスペース領域の一方に出入りさせ
られ、このとき該粒子ビームの偏向については、該ビー
ムの入口方向および出口方向が実質的に一致するように
行われる。このような構成においては、エネルギフィル
タ装置、イオン化源および質量分析を共通の軸線上に沿
って配置することが可能となる。好ましくは、第2のス
ペース領域の双方と第1のスペース領域との間には特許
請求の範囲の請求項1ないし6に記載された構成が取り
入れられる。
粒子を運動エネルギに応じてフィルタ処理するエネルギ
フィルタ装置であって、ビーム入口手段と、ビーム出口
手段と、これらビーム入口手段およびビーム出口手段と
の間でビーム通過方向に沿って連続して配置された少な
くとも二対のコンデンサ電極とを具備し、これら二対の
コンデンサ電極がそれぞれ実質的にビーム伝幡方向に対
し垂直方向に互いに逆極性の電界を発生するようになっ
ているエネルギフィルタ装置において、コンデンサ電極
対間の電界スペースに電気的シールドを設けることによ
っても、上述の課題は解決される。
るように、好ましくは、コンデンサ電極対間に湾曲電界
スペースが形成され、その湾曲外側電極の連続部により
電気的シールドが形成され、この電気的シールドには粒
子ビームを通過させるための通過手段が設けられる。こ
のような構成にあっては、電気的シールドのために追加
の構造要素を設けることが回避され得る。この場合、特
許請求の範囲の請求項10に記載されているように、か
かる連続部によって他方の電極対のコンデンサ電極を形
成してもよい。このような構成によれば、双方の静電電
界が湾曲外側電極の電位の調整によって行われない限
り、本発明により設けられた電気的シールドは双方の電
界形成に共通な構造によって実現されるけれども、双方
の電界を互いに分離することは可能となる。
した利点、すなわち双方のスペース領域間に無電界スペ
ースを設ける利点は特許請求の範囲の請求項11に記載
した事項によって得られる。すなわち、電極対間に同電
位となっ縁によって形成されたスペースが設けられ、こ
のスペースには粒子ビームが一方の電界スペースを出た
後に一方電極対間を横切り、他方の電界スペースに入る
前に他方の電極対間を横切り、上述の縁が電極面の連続
によって形成される。
事項によれば、コンデンサ電極対間には湾曲電界スペー
スが形成され、その湾曲外側電極の連続部により実質的
に電界のないスペースが形成される。このような構成に
おいては、粒子ビームがコンデンサ電極対あるいはそれ
によって形成された湾曲電界スペースを出るとき、粒子
ビームは実質的に電界の無いスペースを傾斜した角度で
通過する。このため粒子ビームの軌道はかかる無電界ス
ペースを出た直後に干渉電界出口領域を去ることにな
る。
事項によれば、湾曲電界スペースから無電界スペースへ
の移行領域すなわちスペース境界縁に上述の通過手段が
配置され、湾曲外側電極によってシールドだけでなく他
方の電極対の1つも形成される。このような構成おいて
は、最も簡略化された構造が得られる。無電界スペース
を設けることにより、そこで粒子ビームの経路をイオン
光学手段を設けることにより最適化することが可能とな
り、また特許請求の範囲の請求項14に記載したような
絞り板の好ましい配置により、粒子ビームの外縁部分が
制限される。
っては、粒子ビームの偏向が2段階で行われたけれど
も、基本的には、特許請求の範囲の請求項15ないし2
2に記載されているように、かかるエネルギフィルタ装
置を相互に結合し、第1の入口側での粒子ビームの偏
向、それからの戻り、次いで再び粒子ビームの偏向を行
って粒子ビームを実質的にS字形軌道に沿って通過させ
るのではなく、実質的に二重S字形軌道あるいは
24に記載されているように、粒子ビームの一部に対し
てEP-A-0 223 520から基本的に公知であるように
ギフィルタ装置の利点として、その同軸線構造が挙げら
れる。すなわち、入口偏向電極および出口偏向電極は共
に円筒形コンデンサの円筒反射電極面の軸線上に配置さ
れる。入射粒子ビームは電極面を形成する円筒状コアの
鋭い尖端すなわち一種の特異点で二分されて該軸線に対
して鏡面対称な軌道に沿って進む。かかる尖端では、周
知のように強電界箇所が発生する。エネルギフィルタ装
置の軸線上に沿って正確に入射する粒子は上述の強電界
箇所を通過し得ず、また該軸線近くに入射する粒子も同
様なことが言える。かかる尖端を通過した粒子は円筒形
反射電極面に対して好ましくない入射パレメータを持つ
ことになる。粒子ビームの案内制御は絶えず行われる
が、しかし上述のビーム分割尖端がそこに発生される強
電界のために粒子ビームの案内制御に悪影響を及ぼすと
が知られている。
題点も解決される。すなわち、粒子ビームの荷電粒子を
運動エネルギに応じて円筒形コンデンサでの反射でもっ
てフィルタ処理するエネルギフィルタ装置であって、円
筒形コンデンサへのビーム入口手段と、そこからのビー
ム出口手段とを具備し、それらの入口軸線および出口軸
線が実質的に整列されているエネルギフィルタ装置にお
いて、粒子ビーム路を円筒形コンデンサの中心軸線に関
して非対称とすることにより、上述した問題の解決が成
される。
線に対して非対称とした場合であっても、ビーム伝送率
は減少されず、また粒子ビームを分割させるような入口
尖端が生じ得ないことも判明した。特に、ビーム中心に
ある粒子は高伝送率で通過し、また非対称で粒子ビーム
を案内する場合であっても、入口軸線および出口軸線の
整列は維持され得る。
側のそれぞれにイオン化源および4極質量分析計を組み
合わせる場合、入口軸線および出口軸線を整列させるこ
とはきわめて重要な事項であるが、しかし該軸線を円筒
形コンデンサの軸線に一致させること自体は重要ではな
い。したがって、特許請求の範囲の請求項26では、入
口軸線および出口軸線を円筒形コンデンサの軸線に対し
て平行にオフセットされることが提案されている。ま
た、円筒形コンデンサの軸線に対して粒子ビームの案内
が非対称で行われるにも拘わらず、該円筒形コンデンサ
の横断面容積を効率的に利用することが可能である。
タ装置すなわち特許請求の範囲の請求項25ないし26
に記載されているようなエネルギフィルタ装置について
は、本発明による第1の局面によるエネルギフィルタ装
置すなわち特許請求の範囲の請求項12ないし22に記
載されているようなエネルギフィルタ装置と共に理想的
に実現することが可能であり、このため最後に述べた問
題点すなわち粒子ビームの分割に伴う問題点だけでなく
最初に述べた問題点すなわち電界干渉問題も解決され得
る。
記載されているように、円筒形コンデサは特許請求の範
囲の請求項15から24までのいずれか1項に記載され
た中央の二対の電極によって形成され、ビーム入口手段
およびビーム出口手段は特許請求の範囲の請求項15か
ら24までのいずれか1項に記載された外側電極によっ
て形成され得る。
の記載から明らかなように、円筒形コンデンサが外側円
筒形電極面を有し、この外側円筒形電極面がその横断面
の4分円内で反射コンデンサ電極として機能し、ビーム
入口手段またはビーム出口手段該4分円に対し軸対称に
となった4分円内に配置される。このような非対称構造
によれば、反射領域内に保持手段を設けることが全く必
要とされない。
30の記載から明らかなように、入口手段および/また
は付加的なイオン光学手段の設置によって円筒形コンデ
ンサの軸線上にビーム焦点を位置させ、これにより上述
したような無電界スペースとの好ましい組合せが得られ
る。この点では、入口手段の調整およびまたはイオン光
学手段の設置により、反射電界とは無関係に粒子ビーム
をイオン光学的に最適なものとすることが可能である。
析器は特許請求の範囲の請求項8ないし30のいずれか
1項に記載のエネルギフィルタ装置を具備し、このエネ
ルギフィルタ装置の後方側には特許請求の範囲の請求項
31に記載されているように質量分析器好ましくは4極
質量分析器が接続される。本発明による分析器にかかる
エネルギフィルタ装置を組み込むことにより、質量分析
器に供給すべきエネルギスペクトルの選択性が最適にな
るだけでなく、該エネルギフィルタ装置の入口軸線およ
び出口軸線の整列性のために分析器の全体構成のコンパ
クト化も得られる。
中性粒子のための入口開口手段と、イオンのための出口
開口手段とを具備し、かつ特許請求の範囲の請求項32
に記載されたような特徴事項を有する。すなわち、本発
明による電子衝撃イオン化源にあっては、加速格子が入
口開口手段と出口開口手段との間に規定された伝送軸線
に沿って延在し、このため中性粒子が電子衝突により均
質にしかも制御可能にイオン化され、かくして高イオン
化率が得られる。特に、特許請求の範囲の請求項33お
よび34に記載された事項によれば、最も均質なイオン
化分布が得られる。好ましくは、本発明による電子衝撃
イオン化源は本発明によるエネルギフィルタ装置と共に
用いられる。
エネルギフィルタ装置では、その電極対の電位調節を行
うことにより、またエネルギフィルタ処理段階の相互干
渉を阻止することにより、最も狭いエネルギ帯域でのフ
ィルタ処理が可能となる。また、かかるエネルギフィル
タ処理段階の相互干渉の阻止に基づくシールドのために
各エネルギフィルタ処理の調節を最適に行うことが可能
となる。更に、本発明の第2の局面によるエネルギフィ
ルタ装置では、ビーム入口軸線およびビーム出口軸線を
オフセットさせることなくそこを通る粒子ビームに障害
のない制御を行うことが可能である。本発明に従って得
られるエネルギフィルタ構造については種々組み合わせ
て使用することが理想的である。
々の局面について例示的に説明する。図1には、例えば
EP-A-0223520から公知である荷電粒子ビームのための偏
向装置の長手方向断面部分が概略的に図示される。荷電
粒子ビーム、例えば正に荷電されたイオン1は、電極体
3a′、3b′に実質的に同じ湾曲面として形成された
電極面3aおよび3b間の湾曲スペース3 内に導入され
る。電極面3aおよび3b間には記号+および−で示す
ような電圧が印加され、これにより電界スペース3内に
はイオン1のビームSの経路すなわち破線で示す経路に
対して実質的に垂直方向となった静電電界E3 が発生さ
せられる。電界スペース3を通過するイオン1はその導
入口から静電電界E3 のために偏向される。
ギを持つイオンが受ける偏向作用はより小さい運動エネ
ルギを持つイオンが受ける偏向作用よりも小さい。この
ため所定の運動エネルギ帯域のイオンは電界スペース3
を通過し得るが、大きな運動エネルギを持つイオンは電
極面3aおよび3bのいずれか一方に衝突して中性化さ
れる。
電界スペース3からの粒子ビームの射出方向に対して鋭
角を成すように延在して電極面7bを形成し、この電極
面7bに対する対向電極面が7aで示される。電極面7
aおよび7b間には静電電界E7 が静電電界E3 とは逆
極性で発生させられる。このため破線で概略的に図示す
るようにイオンの経路は逆方向に偏向させられ、このと
きイオンは該破線で示されるように出口装置4の開口に
到達し得る。すなわち、電界スペース7でもイオンはそ
の運動エネルギに応じて多少偏向されるので、特定の運
動エネルギ帯域のイオンだけが出口装置7の開口に到達
し、かくして荷電粒子のエネルギフィルタ作用が得られ
ることになる。
出口領域5には電界ペース7内で漂遊電界が生じ、この
ため該出口領域には電界E7 にも電界E3 にも関連した
生じた電界が該漂遊電界E37およびそこで支配的な一次
電界E7 と重なり合う。かかる公知の偏向装置では、電
極面3bおよび7bと同電位となったシールドリング9
を設けることが提案され、この場合には追加の電界E79
も生ずる。このような電界E79は電界E7 にも影響を与
え、このため電界スペース7に導入されたイオンはその
極性に応じて加速あるいは減速させられるので、該イオ
ンの軌道が変えられ、かくしてエネルギフィルタ作用が
悪化する。
ては、図1の電界スペース3および7にそれぞれに対応
した電界スペースの静電電界が互いに結合されることな
ないので、荷電粒子ビームSへの干渉作用は回避され
る。また双方の電界スペースを互いに隔離することによ
り、該双方の電界スペースでの静電電界の調節について
は互いに関係なく最適に行うことが可能である。
ス3を去る際の粒子ビームは出口領域5において幾つか
の電極面によって影響された別の静電電界E7 中に直接
的に導入されるが、しかし本発明にあっては、破線で示
すようにビームSを貫通させるための通過スロット13
を形成したシールド11が設けられる。シールド11の
電位は当初任意に設定される(破線6)。出口領域5と
通過スロット13との間で粒子1の運動エネルギおよび
その偏向方向は電極3aおよび3bとシールド11との
間の電界によって影響されるが、しかしその影響はシー
ルド11の幾何学的配置の適切な選択によって最小にさ
れ得る。これは、例えば、シールド11の電位を電極3
a′の電位と電極3b′の電位との間の中間電位に設定
し、ビーム軌道域でシールド11と電極3aとの間の電
界E11a およびシールド11と電極3bとの間の電界E
11b を実質的に補償することによって達成され得る。
示すように、シールド11が湾曲外側電極3b′と同電
位とし、中間スペースDでのビームの通過角度α≒45
°に選択することによって、シールド11と電極対3
a′との間の静電電界E11a の影響を無視することがで
きる。
に、シールド11は図1に示した電極7aおよび7bの
一方の電極として使用される。ビームを通過させるよう
になったシールド11は構造の簡略化のめに電極7bと
して一体化されているけれども、電界E7 およびE3 の
間での電界による影響はない。
して基本的な構成が図示されたが、図3を参照すると、
その第1の好ましい実施態様が概略的に示される。な
お、図3では図2の場合と同様な要素については同じ参
照符号が用いられる。図3から明らかなように、この第
1の好ましい実施態様では、湾曲外側電極面3bあるい
はそれを形成している電極本体3b′は電極面3aから
離れて連続して延在し、その連続部分3dは少なくとも
その一領域部あるいは複数の領域部に亘って電極本体3
b′と同電位とされ、かつ中空スペース15を部分的に
形成し、この中空スペース15には出口領域5と貫通ス
ロット13との間でビームが通過させられる。中空スペ
ース15にはその拡がりと電極面3bおよび3aの間の
電位差とに応じて干渉電界E3aが生じさせられるが、し
かしその領域は実際には中空スペース15の一部にのみ
限定され、そこをビームSが通過することはない。かく
して、該干渉電界E3aがビームの偏向方向あるいはその
粒子の運動エネルギに影響を与えることはない。
る領域は同電位の壁面によって囲まれているので、そこ
には電界は実質的には存在しない。中空スペース15を
部分的に形成する壁部分、すなわち出口領域5に対向し
た壁部分が別の一対の電極面7aおよび7bの一方(7
b)を形成し、その間ではビームは反射のために戻され
る。湾曲電界スペース3から射出したビームは電界のな
い領域を通過するので、電極面3aを形成する電極本体
3a′とシールド11との間に発生させられる干渉電界
の影響は最小化される。特に、一対の電極3a′、3
b′の適切な形成およびその電界作用によって、あるい
は適当なイオン光学手段好ましくは絞り板15aを設け
ることによって、電界スペース7内に入る前のビーム経
路すなわち中空スペース15での電界のない領域でのビ
ーム経路を例えば収束させるように最適化することがで
きる。絞り板15aによって、ビームの外側部分は制限
される。この場合、他の電界は考慮されない。なお、イ
オン光学上の理由から、スロット13の最小直径寸法は
少なくともシールド11の壁厚dに等しくされる。
置の好ましい実施態様が示され、このエネルギフィルタ
装置は平面Eに対して実質的に対称に構成され、しかも
そこには図2または図3に示した2つの偏向装置が対称
に設けられる。なお、図4でも同様な要素については同
じ参照符号が用いられる。
よび機能については、特に図3を参照した説明から明ら
かであろう。同図でも、偏向電界E3 およびE7 には正
イオンが送り込まれる。図示するように、このエネルギ
フィルタ装置では、双方の湾曲電界スペース3の適宜の
配置により、その入口側および出口側で入口軸線AEお
よび出口軸線AA を整列させることが可能である。この
ような構成によれば、回転対称形式でなくとも、分析器
を共通の入口/出口軸線AEAに配置することが可能であ
り、該分析器は後方側に設けた質量分析計、特に4極質
量分析計、また場合によっては前方側に設けたイオン化
源を含む。図4で参照符号8を付すと共に破線で図示す
るように、場合によっては、シールド部分11は共にあ
るいは個別に部分3b′に対して異なった電位とするこ
とができる。この場合、かかる部分は電気的に絶縁する
ことが必要である。
ビーム偏向装置であって、本発明の別の局面により解決
すべき課題を内在するビーム偏向装置が概略的に示さ
れ、同図においても、同様な要素については同じ参照符
号が用いられる。図5から明らかなように、湾曲電界ス
ペース3と、その内側に位置した電極面3aと、その外
側に位置した電極面3bと、一対の電極7a、7bとか
らなる入口装置は、軸線AZ を持つ円筒状形態に構成さ
れる。円筒状内部本体3b′は電界スペース7内の保持
バー17によって支持され、そこには電極面3bおよび
7bが形成され、入射ビームSは該円筒状内部本体3
b′の鋭い尖端Pで二分される。ビーム経路路Sは中心
軸線AZ に対し鏡面対称であり、入射ビームSは上述の
ように尖端P(一種の特異点)で二分され、次いで中心
軸線AZ に関して鏡面対称にとなった電極対すなわちそ
の電界スペースを通過させられる。中心軸線AZ 上に沿
って入射したイオンは尖端Pのためにビーム偏向装置を
通過し得ない。また、同様はことは中心軸線AZ の近く
に入射したイオンについても言える。更に、尖端Pを通
過し得るイオンは電界スペース7の円筒形反射面に対し
て不都合な入口パラメータを持つ。
Pでのビーム分割がビームの発散性および制御可能性に
きわめて不利な影響を与えることが判明した。しかし、
かかる公知のビーム偏向装置の利点としては、入口軸線
および出口軸線との実質的な整列性が得られるというこ
とであるが、この場合かかる軸線は対称なビームガイド
のために中心軸線AZ 上に実質的に横たわることにな
る。
装置が概略的に図示され、この実施例では、例えば入口
側および出口側が平面Eに対して対称とされ、入口軸線
AEおよび出口軸線AA は、図示するように、円筒状と
なったエネルギフィルタ装置の中心軸線AZ に完全に一
致させられ、これによりビーム分割が回避される。な
お、図6でも同様な要素については同じ参照符号が用い
られる。エネルギフィルタ装置の外側境界は実質的に外
側電極面7aによって規定され、その形態は中心軸線A
Z に対して円筒状とされるが、しかし本実施例では図6
から明らかなように円筒形内部の片側にはビームSのビ
ーム路は存在しない。ビームSは中心軸線方向にのみ導
かれ、この対称な構造の実施例では該ビームSは再び中
心軸線方向に射出させられる。また、単一のビーム路だ
けが設けられるので、ビームSが分割されることはな
い。このように中心軸線AZ に対して非対称に単一のビ
ーム路だけを設けた際のフィルタ動特性にはビーム路を
対称に設けた際の欠点はなく、しかもビーム分割を行う
特異点がないという利点も得られる。図5では、ビーム
伝送を妨げるようになった保持バー17によって入口部
分および出口部分で支持が行われるが、しかし図6で
は、参照符号17aで示すようにビーム路に使用されな
い円筒形内部の片側での支持が可能である。
なように、エネルギフィルタ構造、ビーム供給ガイドお
よびビーム排出ガイドに対する同軸心構成が実現できる
が、エネルギフィルタ構造の横断面寸法は例えば外側円
筒状部分7a′のために有利に利用されていない。しか
しながら、その点については、図7に示す好ましい実施
例では改善される。また、図7の実施例では、エネルギ
フィルタ装置の製造も容易に行い得る。分析器システム
の製造組立に際し、ビーム供給ガイドおよびビーム排出
ガイドを中心軸線AZ に一致させて固定させること自体
は僅かな利点しかもたらされないが、しかし入口軸線A
E および出口軸線AA が正しく整列され、横断面容積が
効率的に利用され、しかも製造技術的に相当に有利な場
合に、かかる利点は実際に発揮され得る。
エネルギフィルタ装置の変形実施例が示され、同図でも
同様な要素については同じ参照符号が用いられる。図7
から明らかなように、ビーム入口およびビーム出口は中
心軸線方向に沿って配置されるが、該ビーム入口および
該ビーム出口は横断面の4分円Q1 内に位置するように
中心軸線A′Z に対してオフセットされ、一方ビームを
反射して戻す電界スペースは中心軸線A′Z に関して対
称となった4分円Q2 に設けられる。要するに、図7に
おいては、中心軸線A′Z は軸線AE およびAA に対し
て図6で参照符号A′Z で示すようにシフトされたもの
となる。
り、同図では、電極面3aおよび3bを提供する双方の
電極本体も参照符号3a′および3b ′で示され、また
4分円Q1 およびQ2 が鎖線で示される。また、図8で
は、絶縁体9も電極本体3a′および3b′間に見え、
このような絶縁体は図2ないし図4および図6ないし図
7に示した全ての実施例でも何らかの形で設けられる。
図7および図8から明らかなように、エネルギフィルタ
装置の横断面内は効率良く利用されている。
ィルタ装置が縦断面図として図示され、このエネルギフ
ィルタ装置には本発明の2つの特徴事項が含まれる。す
なわち、図9のエネルギフィルタ装置は図4および図7
に示した構造を組み合わせることにより実現され、これ
により該エネルギフィルタ装置には連続した電界スペー
ス間にシールドを設けるという特徴事項と、ビームを分
割することなく反射円筒状内部の横断面容積を効率良く
利用するという特徴事項とが含まれる。なお、図9で
も、同様な要素については同じ参照符号が用いられる。
スペース3内に導入され、該湾曲電界スペース3は中心
軸線AZ に対し回転対称となった端部電極部分3a′の
電極面3aと、中心軸線AZ に対し回転対称となった中
空円筒形電極部分3b′の電極面3bとの間に形成され
る。双方の電極部分3a′、3b′は回転体であり、図
6の実施例について上述した製造上の利点は明らかであ
る。湾曲電界スペース3を規定している2つの電極部分
3a′および3b′は参照符号20で示した絶縁体によ
って電気的に絶縁され、この絶縁体は図8の絶縁体9に
対応するものである。出口領域5側の湾曲電界スペース
3内でビームSが出口に向かう方向は軸線方向AE また
は中心軸線AZ に関して約45°である。中空円筒形電
極部分3b′は実質的に電界の存在しないスペース15
を形成し、そこには偏向ビームSを通過させるための通
過スロット13が設けられる。中空円筒形電極部3b′
には反射円筒形電極体7a′が電気的絶縁体22を介し
て設けられ、該反射円筒形電極体7a′は中空円筒形電
極部分3b′の電極面7bに対する円筒状コンデンサ面
としての電極面7aを形成する。
口はビーム入口に対して対称に配置され、ビーム出口軸
線AA はビーム出口軸線AE ′と整列させられ、その双
方の軸線は円筒状形態のエネルギフィルタ装置の中心軸
線AZ に対しオフセットされる。調整可能な電圧源U1
およびU2 が正イオンの偏向すなわちエネルギフィルタ
作用を得るために概略的に示され、そこには印加電圧が
例示的に図示される。この例では、双方の端部電極部分
3a′は同電位とされるが、これは絶対的な条件ではな
い。また、本実施例では、シールド11を形成すると共
に無電界スペース15および電界スペース7の電極を成
す中空円筒形電極部3b′は正の電位とされ、かつ反射
円筒形電極体7a′の外側電極面7aは中空円筒形電極
部3b′に対して正の電位とされる。本発明による分析
器を構成するために、エネルギフィルタ装置の後方側に
は質量分析計、好ましくは4極質量分析計24が接続さ
れる。分析器で中性粒子を分析する場合には、エネルギ
フィルタ装置の前方側にはイオン化源、好ましくは電子
衝撃イオン化源26が接続される。無電界スペース15
は好ましくはビーム絞り板15aが設けられる。この無
電界スペースでは、ビームは好ましくは中心軸線AZ ′
に集束され、ビームの縁領域および散乱イオンが絞り板
15aによって制限される。焦点Fにはイオンビームの
クロス・オーバー、すなわちイオン軌道の交差が生じさ
せられる。
エネルギフィルタ装置は真空中で作動させられ、被分析
部分は例えばプラズマから得られ、静電中性粒子はイオ
ン化のためにイオン化源26で拡散によって荷電させら
れる。
れ、このイオン化源はそれ自体で発明を構成するが、好
ましくは上述したエネルギフィルタ装置と共に用いられ
る。開口32を持つ絞り板30を通して、中性粒子が拡
散によりプラズマから得られて、軸線方向に延在した円
筒状格子34で荷電される。円筒状格子34にはその半
径方向外側に少なくとも1つの電子エミッタが熱陰極3
6の形態で設けられ、好ましくは多数の熱陰極36が円
筒状格子34の周りに配置される。電子エミッタ陰極3
6は参照符号U3 で示されるように円筒状格子34に対
して負の電位とされ、このため円筒格子34は放出電子
に対して加速格子として働く。電源Iでは、電子エミッ
タ陰極36への加熱電流が調整される。円筒状格子34
内での電子衝撃によって生じたイオンは他方の絞り板3
8を通して参照符号U4 で示すように制御可能な電位で
もって射出される。絞り板38の電位は好ましくは少な
くとも実質的に円筒状格子34の電位に等しく選ばれ
る。円筒状格子内の中性粒子は該円筒状格子とその外側
に設けられた好ましくは多数の電子エミッタでもって高
率でしかも均等にイオン化される。この場合、電子流れ
の軸線方向長さLは好ましくはL≧1.5 φとされ、また
有利にはL≧3φとされる。なお、φは円筒状格子の直
径を示す。
はそれ自体で発明を成し、好ましくは、特に図9に示し
たエネルギフィルタ装置と組み合わされ、また好ましく
は中性粒子分析器を構成すべくその後方側に質量分析
計、有利には4極質量分析計が配置される。
ある。
1の局面によるビーム偏向装置を概略的に示す図であ
る。
図2に示したビーム偏向装置の変形実施態様を示す図で
ある。
い変形実施態様を示す縦断面図である。
縦断面図である。
2の局面によるビーム偏向装置を概略的に示す図であ
る。
図6に示したビーム偏向装置の好ましい変形実施態様を
示す図である。
る。
れたエネルギフィルタ装置の好ましい実施例を概略的に
示す縦断面図である。
組み合わせ得る本発明によるイオン化源を概略的に示す
縦断面図である。
Claims (37)
- 【請求項1】 粒子ビームの荷電粒子を運動エネルギに
応じてフィルタ処理するフィルタ方法であって、前記粒
子ビームを第1の静電電界(E7 )に通過させて第1の
スペース領域(7)内で偏向させ、該第1のスペース領
域(7)の前方側または後方側でビーム伝幡方向に接続
された第2のスペース領域(3)で前記粒子ビームを第
2の静電電界(E3 )に通過させて戻すフィルタ方法に
おいて、 前記第1のスペース領域(7)あるいは前記第2のスペ
ース領域(3)が電界(E)に対してシールドされるこ
とを特徴とするフィルタ方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載フィルタ方法において、
前記静電電界(E3、E7 )が電極面(3a、3b;7
a、7b)間に発生させられ、前記シールドが前記第2
の静電電界(E3 )を形成する電極(3a、3b)の電
位とされるか、あるいは前記第2のスペース領域(3)
に直接的に連続しかつ前記第1の静電電界(E7 )を形
成する電極(7b)の電位とされることを特徴とするフ
ィルタ方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のフィルタ方法
において、前記第1スペース領域(7)と前記第2のス
ペース領域(3)との間に実質的に電界の無いスペース
(15)が形成され、このスペース(15)が前記粒子
ビーム(S)によって横切られることを特徴とするフィ
ルタ方法。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
載のフィルタ方法において、前記第2の静電電界
(E3 )の少なくとも一方が実質的に同じ湾曲面となっ
た2つの電極面(3a、3b)間に発生させられ、前記
第1のスペース領域のためのシールド(11)が電極面
(3b)の連続延長部によって形成され、かつ前記第1
の静電電界(E7 )を形成する電極面(7b)として使
用されることを特徴とするフィルタ方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載のフィルタ方法におい
て、湾曲電極面(3b)の外部により、実質的に電界の
無いスペース(15)が形成され、このスペース(1
5)が粒子ビームによって横切られることを特徴とする
フィルタ方法。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
載のフィルタ方法において、前記粒子ビーム(S)が前
記第1または第2のスペース領域(3、7)内に導入さ
れ、次いで該第2または第1のスペース領域から射出さ
れ、このとき該粒子ビームの偏向については、その導入
方向および射出方向が実質的に平行となるように行われ
ることを特徴とするフィルタ方法。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項に記
載のフィルタ方法において、前記第2のスペース領域
(3)が2つ設けられ、前記粒子ビーム(S)がそれぞ
れ2つのスペース領域(3)の一方に出入りさせられ、
このとき該粒子ビームの偏向については、該粒子ビーム
の入口方向および出口方向が実質的に一致するように行
われることを特徴とするフィルタ方法。 - 【請求項8】 粒子ビームの荷電粒子を運動エネルギに
応じてフィルタ処理するエネルギフィルタ装置であっ
て、ビーム入口手段と、ビーム出口手段と、これらビー
ム入口手段およびビーム出口手段との間でビーム通過方
向に沿って連続して配置された少なくとも二対のコンデ
ンサ電極とを具備し、これら二対のコンデンサ電極がそ
れぞれ実質的にビーム伝幡方向に対し垂直方向に互いに
逆極性の電界を発生するようになっているエネルギフィ
ルタ装置において、 前記コンデンサ電極対間の電界スペースに電気的シール
ドが設けられることを特徴とするエネルギフィルタ装
置。 - 【請求項9】 請求項8に記載のエネルギフィルタ装置
において、前記コンデンサ電極対(3a、3b)間に湾
曲電界スペース(3)が形成され、その湾曲外側電極
(3a′)の連続部により前記電気的シールド(11)
が形成され、該電気的シールド(11)には粒子ビーム
を通過させるための通過手段(13)が設けられること
を特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載エネルギフィルタ装置
において、前記連続部が他方の電極対のコンデンサ電極
(7b)を形成することを特徴とするエネルギフィルタ
装置。 - 【請求項11】 請求項8から10までのいずれか1項
に記載のエネルギフィルタ装置において、前記電極対
(3a、3b;7a、7b)間に同電位となっ縁によっ
て形成されたスペース(15)が設けられ、このスペー
ス(15)には粒子ビーム(S)が一方の電界スペース
(3)を出た後に一方電極対間を横切り、他方の電界ス
ペース(7)に入る前に他方の電極対(7a、7b)間
を横切り、前記縁が電極面(3b)の連続によって形成
されることを特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項12】 請求項8から11までのいずれか1項
に記載のエネルギフィルタ装置において、前記コンデン
サ電極対(3a、3b)間には湾曲電界スペース(3)
が形成され、その湾曲外側電極(3b′)の連続部によ
り実質的に電界のないスペースが形成されることを特徴
とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載のエネルギフィルタ
装置において、前記湾曲電界スペース(3)から前記無
電界スペース(15)への移行領域(5)すなわちスペ
ース境界縁に前記通過手段(13)が配置され、前記湾
曲外側電極(3b′)がシールドを形成し、かつ有利に
は他方の電極対(7a、7b)の1つを形成することを
特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項14】 請求項12または13に記載エネルギ
フィルタ装置において、前記無電界スペース(15)内
に少なくとも1つの絞り板(15a)が設けられること
を特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項15】 請求項8から14までのいずれか1項
に記載のエネルギフィルタ装置において、前記ビーム入
口手段および前記ビーム出口手段が互いに実質的に平行
とされることを特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項16】 請求項8から15までのいずれか1項
に記載のエネルギフィルタ装置において、四対のコンデ
ンサ電極が設けられることを特徴とするエネルギフィル
タ装置。 - 【請求項17】 請求項16に記載のエネルギフィルタ
装置において、中央の二対の電極が同じ対(7a、7
b)によって形成されることを特徴とするエネルギフィ
ルタ装置。 - 【請求項18】 請求項16または17に記載のエネル
ギフィルタ装置において、最端部側の二対の電極がそれ
ぞれ同様に湾曲して湾曲電界スペース(3)を形成し、
それぞれの湾曲外側電極(3b′)が連続部を有し、こ
の連続部が中央の二対の電極間の電界スペース(7)に
対するシールドを形成し、前記連続部(11、7b)が
それぞれ前記通過手段(13)を備えることを特徴とす
るエネルギフィルタ装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載のエネルギフィルタ
装置において、前記双方の湾曲外側電極(3b′)が構
造的に一体化されることを特徴とするエネルギフィルタ
装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載のエネルギフィルタ
装置において、前記双方の連続部(11)が構造的に一
体化されることを特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項21】 請求項17から19までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、前記連続部
(11)が中央の二対の電極(7a、7b)の一方の電
極面(7b)を形成することを特徴とするエネルギフィ
ルタ装置。 - 【請求項22】 請求項18から21までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、前記双方の
連続部(11)がそれぞれ実質的に電界のないスペース
(15)を形成し、かつそれぞれビーム入口領域(1
3)および出口領域(5)を備えることを特徴とするエ
ネルギフィルタ装置。 - 【請求項23】 請求項8から22までのいずれか1項
に記載のエネルギフィルタ装置において、前記通過手段
(13)が前記シールド(11)内に設けられ、そのシ
ールド壁厚さ(d)が少なくとも前記通過手段の通過開
口部の最小直径に等しくされることを特徴とするエネル
ギフィルタ装置。 - 【請求項24】 請求項18から23までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、前記最端部
側の二対の電極(3a、3b)がそれぞれ粒子ビームに
対して実質的に互いに平行な入口軸線および出口軸線を
規定し、この双方の軸線が好ましくは互いに整列されて
いることを特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項25】 粒子ビームの荷電粒子を運動エネルギ
に応じて円筒形コンデンサでの反射でもってフィルタ処
理するエネルギフィルタ装置であって、前記円筒形コン
デンサへのビーム入口手段と、そこからのビーム出口手
段とを具備し、それらの入口軸線(AE )および出口軸
線(AA )が実質的に整列されているエネルギフィルタ
装置において、 粒子ビーム路(S)が前記円筒形コンデンサの中心軸線
(AZ )に関して非対称とされることを特徴とするエネ
ルギフィルタ装置。 - 【請求項26】 請求項25に記載のエネルギフィルタ
装置において、前記入口軸線(AE )および前記出口軸
線(AA )が前記円筒形コンデンサの中心軸線(AZ )
に対して平行にオフセットされることを特徴とするエネ
ルギフィルタ装置。 - 【請求項27】 請求項25または26に記載のエネル
ギフィルタ装置において、前記円筒形コンデサ(7a、
7b)が請求項15から24までのいずれか1項に記載
された中央の二対の電極によって形成され、前記ビーム
入口手段および前記ビーム出口手段が請求項15から2
4までのいずれか1項に記載された外側電極によって形
成されることを特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項28】 請求項25から27までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、前記円筒形
コンデンサ(7a、7b)が外側円筒形電極面(7a)
を有し、該外側円筒形電極面(7a)がその横断面の4
分円内で反射コンデンサ電極として機能し、前記ビーム
入口手段またはビーム出口手段(3a、3b)が前記4
分円に対し軸対称にとなった4分円内に配置されること
を特徴とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項29】 請求項25から28までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、粒子ビーム
が電界スペース(3)を出た後でかつ第2の電界スペー
ス(7)に入る前に集束されるようにイオン光学手段
(15a)が設けられ、かつその粒子ビームの収束が達
成されるように電極への電圧印加が行われることを特徴
とするエネルギフィルタ装置。 - 【請求項30】 請求項25から30までのいずれか1
項に記載のエネルギフィルタ装置において、粒子ビーム
が前記円筒形コンデンサの中心軸線上に収束されるよう
に進路ガイド手段が設けられることを特徴とするエネル
ギフィルタ装置。 - 【請求項31】 請求項8から30までのいずれか1項
に記載エネルギフィルタ装置と、このエネルギフィルタ
装置の後方側に接続された質量分析計、好ましくは4極
質量分析計とを具備する分析器、好ましくはプラズマ分
析器。 - 【請求項32】 中性粒子のための入口開口手段と、イ
オンのための出口開口手段とを具備する電子衝撃イオン
化源において、 前記入口開口手段と前記出口開口手段との間に規定され
た伝送軸線に沿って加速格子が設けられ、その半径方向
外側に少なくとも1つの熱陰極が配置されることを特徴
とする電子衝撃イオン化源。 - 【請求項33】 請求項32に記載の電子衝撃イオン化
源において、前記加速格子が伝送軸線に沿って延在し、
その半径方向外側には好ましくは規則的に配列された多
数の熱陰極が設けられることを特徴とする電子衝撃イオ
ン化源。 - 【請求項34】 請求項32または33に記載の電子衝
撃イオン化源において、前記加速格子への電子入射領域
の長さとその直径との比が少なくとも1.5 、好ましくは
3よりも大きくされることを特徴とする電子衝撃イオン
化源。 - 【請求項35】 中性粒子分析のための分析器、有利に
はプラズマ分析器において、 請求項32から34までのいずれか1項に記載の電子衝
撃イオン化源が入口側に設けられ、その後方側に少なく
とも1つの質量分析器、有利には4極質量分析器が接続
されることを特徴とする分析器。 - 【請求項36】 請求項35に記載の分析器において、
前記電子衝撃イオン化源と前記質量分析器との間にエネ
ルギフィルタ装置が接続されることを特徴とするエネル
ギフィルタ装置。 - 【請求項37】 請求項36に記載の分析器において、
前記エネルギフィルタ装置として、請求項8から30ま
でのいずれか1項に記載のエネルギフィルタ装置が用い
られることを特徴とする分析器。
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