JPH05250894A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05250894A
JPH05250894A JP4049876A JP4987692A JPH05250894A JP H05250894 A JPH05250894 A JP H05250894A JP 4049876 A JP4049876 A JP 4049876A JP 4987692 A JP4987692 A JP 4987692A JP H05250894 A JPH05250894 A JP H05250894A
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JP
Japan
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JP4049876A
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Makoto Ihara
誠 伊原
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 冗長デコーダ30を冗長行デコーダと冗長列
デコーダのいずれとして使用するかを設定する行列設定
回路10を設けると共に、この行列設定回路10の設定
に応じて、冗長デコーダ30に行アドレス又は列アドレ
スのいずれか一方を入力するマルチプレクサ20と、こ
の冗長デコーダ30の出力を行デコーダ又は列デコーダ
のいずれか一方に送るデマルチプレクサ40とを設け
た。 【効果】 不良行と不良列の発生数に偏りがある場合に
も、その総数が冗長デコーダ30等の数より少なければ
救済が可能になり、半導体記憶装置の製造上の歩留りを
向上させることができるようになる。また、これにより
冗長行デコーダ100と冗長列デコーダ200とを別個
にそれぞれ余分に設ける必要がなくなるので、半導体チ
ップ上に不良アドレス検出回路が占める面積を縮小する
ことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリセルの欠陥に対
して冗長構成を採用した半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、近年ますます大容量
化され、膨大な数のメモリセルを有するようになって来
たため、いずれかのメモリセルに欠陥が発生する確率も
高くなっている。そこで、従来から、メモリセルアレイ
に冗長セルを設けておき、不良メモリセルのアドレスへ
のアクセスがあった場合に、これを対応する冗長セルへ
のアクセスに差し替えることにより、一部のメモリセル
の欠陥によって半導体記憶装置の製造上の歩留りが低下
するのを防止するようにしている。
【0003】上記不良アドレスへのアクセスを検出する
ための従来の不良アドレス検出回路の構成を図2に示
す。
【0004】この不良アドレス検出回路は、冗長行デコ
ーダ100と冗長列デコーダ200とによって構成され
ている。この冗長行デコーダ100と冗長列デコーダ2
00には、それぞれアドレス確定信号が入力されるよう
になっている。このアドレス確定信号は、常時はLレベ
ルであるが、内部的にアドレスが確定するとHレベル
(アクティブ)に切り替わる信号である。なお、図で
は、冗長行デコーダ100と冗長列デコーダ200を1
つずつしか示していないが、通常は1つのメモリセルブ
ロックにそれぞれ複数ずつ設けられている。
【0005】冗長行デコーダ100には、6ビットの行
アドレスAX0〜AX5がパラレルに入力されるようにな
っている。また、この冗長行デコーダ100は、上記ア
ドレス確定信号がHレベルの状態で冗長行活性化信号を
出力し、この冗長行活性化信号を図示しない行デコーダ
に送るようになっている。
【0006】この冗長行デコーダ100は、アドレス確
定信号がLレベルの間は、PチャンネルMOS・FET
102がONとなりNチャンネルMOS・FET103
がOFFとなるので、出力は常にHレベルとなる。しか
し、アドレス確定信号がHレベルに切り替わった場合に
は、PチャンネルMOS・FET102がOFFとなり
NチャンネルMOS・FET103がONとなる。する
と、入力される行アドレスAX0〜AX5に応じて、Nチ
ャンネルMOS・FET1040〜10411の半数が必
ずONとなり、ヒューズ1010〜10111を介して出
力線105がLレベルとなるので、インバータ106,
107を介して出力される冗長行活性化信号が常にLレ
ベルとなる。従って、この冗長行デコーダ100は、ヒ
ューズ1010〜10111が全て接続されている場合に
は、アドレス確定信号がHレベルの状態で出力される冗
長行活性化信号がLレベル(非アクティブ)となる。
【0007】上記ヒューズ1010〜10111は、ヒュ
ーズ1010,1011とヒューズ1012,1013とい
うように2本が1組となり、各組の2本がそれぞれ行ア
ドレスAX0〜AX5の各ビットにおけるHレベルとLレ
ベルに対応している。従って、各組ごとにいずれか1本
のヒューズ1010〜10111を切断することにより、
不良の行アドレスを設定することができる。
【0008】そこで、レーザトリマによって6個の例え
ばヒューズ1011,1013,1015,1017,10
8,10110を切断したとすると、これに対応する
(0,0,0,0,1,1)の行アドレスが設定された
ことになる。そして、この設定された行アドレスに一致
する行アドレスAX0〜AX5が入力された場合には、O
NとなるNチャンネルMOS・FET1041,10
3,1045,1047,1048,10410に接続する
全てのヒューズ1011,1013,1015,1017
1018,10110が切断されているため、アドレス確
定信号がHレベルに切り替わりNチャンネルMOS・F
ET103がONとなっても、出力線105のHレベル
がNチャンネルMOS・FET108によって保持され
るので、冗長行活性化信号がHレベル(アクティブ)の
ままになる。
【0009】また、この冗長行デコーダ100に上記以
外の行アドレスAX0〜AX5が入力された場合には、切
断されていないヒューズ1010,1012,1014
1016,1019,10111に接続するNチャンネルM
OS・FET1040,1042,1044,1046,1
049,10411のいずれかが必ずONとなるので、冗
長行活性化信号はLレベルとなる。
【0010】この結果、冗長行デコーダ100は、不良
の行アドレスが設定されると、アドレス確定信号がHレ
ベルの状態で、この不良の行アドレスに一致する行アド
レスAX0〜AX5が入力された場合にのみ、行デコーダ
に出力する冗長行活性化信号をHレベル(アクティブ)
とする。そして、行デコーダでは、送られて来た冗長行
活性化信号がLレベル(非アクティブ)の場合には、入
力された行アドレスAX0〜AX5をそのままデコードし
てワード線を選択し、冗長行活性化信号がHレベルにな
ると、入力された行アドレスAX0〜AX5を無視してそ
の冗長行デコーダ100に対応する冗長ワード線を選択
することになる。
【0011】冗長列デコーダ200には、6ビットの列
アドレスAY0〜AY5がパラレルに入力されるようにな
っている。また、この冗長列デコーダ200は、上記ア
ドレス確定信号がHレベルの状態で冗長列活性化信号を
出力し、この冗長列活性化信号を図示しない列デコーダ
に送るようになっている。ただし、他の構成は上記冗長
行デコーダ100と同様である。
【0012】従って、この冗長列デコーダ200は、例
えばレーザトリマによって6個のヒューズ2011,2
013,2015,2017,2018,20110を切断す
ると、これに対応する(0,0,0,0,1,1)の列
アドレスを不良の列アドレスとして設定することができ
る。そして、この設定された列アドレスに一致する列ア
ドレスAY0〜AY5が入力された場合には、ONとなる
NチャンネルMOS・FET2041,2043,204
5,2047,2048,20410に接続する全てのヒュ
ーズ2011,2013,2015,2017,2018
20110が切断されているため、アドレス確定信号がH
レベルに切り替わりPチャンネルMOS・FET202
がOFF,NチャンネルMOS・FET203がONと
なっても、出力線205のHレベルがNチャンネルMO
S・FET208によって保持されるので、インバータ
206,207を介して出力される冗長列活性化信号が
Hレベル(アクティブ)となる。
【0013】この結果、冗長列デコーダ200は、不良
の列アドレスが設定されると、アドレス確定信号がHレ
ベルの状態で、この不良の列アドレスに一致する列アド
レスAY0〜AY5が入力された場合にのみ、列デコーダ
に出力する冗長列活性化信号をHレベル(アクティブ)
とする。そして、列デコーダでは、送られて来た冗長列
活性化信号がLレベル(非アクティブ)の場合には、入
力された列アドレスAY0〜AY5をそのままデコードし
てビット線を選択し、冗長列活性化信号がHレベルにな
ると、入力された列アドレスAY0〜AY5を無視してそ
の冗長列デコーダ200に対応する冗長ビット線を選択
することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
不良アドレス検出回路は、具備する冗長行デコーダ10
0の数以上に不良行が発生した場合には行アドレスの設
定が不可能となり、また、具備する冗長列デコーダ20
0の数以上に不良列が発生した場合にも列アドレスの設
定が不可能となる。しかしながら、不良行の発生数と不
良列の発生数には偏りがあるものであり、例えば不良行
の数は冗長行デコーダ100の数よりも1つ多いが、不
良列の数は冗長列デコーダ200の数よりも2つ少ない
というような場合に、冗長列デコーダ200が余ってい
るにもかかわらず冗長行デコーダ100の数が不足する
ためもはやこの不良を救済できなくなるという不都合が
生じる。
【0015】このため、従来の半導体記憶装置では、不
良の行アドレスを検出する冗長行デコーダ100と不良
の列アドレスを検出する冗長列デコーダ200とを別個
に設けていたため、不良行と不良列の発生数に偏りがあ
る場合に、冗長行デコーダ100又は冗長列デコーダ2
00のいずれか一方に未使用のものが存在するにもかか
わらず、半導体記憶装置を不良とせざるを得ないという
無駄が生じる問題があった。
【0016】本発明は、上記事情に鑑み、冗長行デコー
ダと冗長列デコーダのいずれにも使用できる冗長デコー
ダを設けることにより、不良行の発生数と不良列の発生
数に偏りがある場合にも冗長構成を有効に活用すること
ができる半導体記憶装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、冗長行活性化信号がアクティブになった場合に、入
力された行アドレスに代えて冗長ワード線を選択する行
デコーダと、冗長列活性化信号がアクティブになった場
合に、入力された列アドレスに代えて冗長ビット線を選
択する列デコーダとを備えた半導体記憶装置において、
特定のアドレスが設定可能であり、入力されたアドレス
が設定されたアドレスと一致した場合に冗長活性化信号
をアクティブにする冗長デコーダと、冗長デコーダを冗
長行デコーダと冗長列デコーダのいずれとして使用する
かを設定する行列設定手段と、行列設定手段の設定に応
じて、行アドレス又は列アドレスのいずれか一方を切り
換えて冗長デコーダに入力するマルチプレクサと、行列
設定手段の設定に応じて、冗長デコーダが出力する冗長
活性化信号を冗長行活性化信号として行デコーダに送る
か又は冗長列活性化信号として列デコーダに送るかを切
り換えるデマルチプレクサとを備えており、そのことに
より上記目的が達成される。
【0018】
【作用】半導体記憶装置は、上記冗長デコーダと行列設
定手段とマルチプレクサとデマルチプレクサとを通常は
複数組備えている。
【0019】不良行が発見された場合には、行列設定手
段に冗長行デコーダとして使用する設定を行うと共に、
その組の冗長デコーダにこの不良行の行アドレスを設定
する。すると、この冗長デコーダにはマルチプレクサを
介して行アドレスが入力されるようになり、入力された
行アドレスと設定された行アドレスが一致すると、出力
する冗長活性化信号をアクティブとする。そして、この
冗長デコーダからのアクティブな冗長活性化信号は、デ
マルチプレクサを介してアクティブな冗長行活性化信号
として行デコーダに送られることになる。行デコーダで
は、この冗長行活性化信号がアクティブになった場合
に、入力された行アドレスに代えて冗長ワード線を選択
する。
【0020】また、不良列が発見された場合には、行列
設定手段に冗長列デコーダとして使用する設定を行うと
共に、その組の冗長デコーダにこの不良列の列アドレス
を設定する。すると、この冗長デコーダにはマルチプレ
クサを介して列アドレスが入力されるようになり、入力
された列アドレスと設定された列アドレスが一致する
と、出力する冗長活性化信号をアクティブとする。そし
て、この冗長デコーダからのアクティブな冗長活性化信
号は、デマルチプレクサを介してアクティブな冗長列活
性化信号として列デコーダに送られることになる。列デ
コーダでは、この冗長列活性化信号がアクティブになっ
た場合に、入力された列アドレスに代えて冗長ビット線
を選択する。
【0021】この結果、本発明の半導体記憶装置によれ
ば、冗長デコーダが行列設定手段の設定により冗長行デ
コーダと冗長列デコーダのいずれにも使用することがで
きるので、不良行と不良列の発生数に偏りがある場合に
も、その総数が冗長デコーダの数より少なければ救済が
可能となる。
【0022】
【実施例】本発明を実施例について、図面を参照しなが
ら詳述する。
【0023】図1は本発明の一実施例を示すものであっ
て、不良アドレス検出回路のブロック図である。なお、
図では1つの行アドレス又は列アドレスを設定して救済
するための1組の不良アドレス検出回路のみを示してい
るが、実際の半導体記憶装置にはこの不良アドレス検出
回路が複数組備えられている。
【0024】本実施例の不良アドレス検出回路は、行列
設定回路10とマルチプレクサ20と冗長デコーダ30
とデマルチプレクサ40とで構成されている。
【0025】行列設定回路10は、チップイネーブル信
号をPチャンネルMOS・FET11とNチャンネルM
OS・FET12のゲートにそれぞれ入力するようにな
っている。このPチャンネルMOS・FET11とNチ
ャンネルMOS・FET12は、ヒューズ13を介して
電源接地間に直列に接続されたインバータ回路を構成し
ている。そして、このPチャンネルMOS・FET11
とヒューズ13との間のノードが2個のインバータ回路
14,15からなるフリップフロップ回路を介して行列
設定回路10の出力となる。従って、この行列設定回路
10は、ヒューズ13が接続されたままの場合には、実
施例の半導体記憶装置が選択されチップイネーブル信号
がHレベル(アクティブ)となったときにHレベルを出
力することになる。また、レーザトリマ等によってこの
ヒューズ13が切断されている場合には、チップイネー
ブル信号がLレベルの状態のときに2個のインバータ回
路14,15が記憶したLレベルが常時出力される。こ
の行列設定回路10の出力は、それぞれ上記マルチプレ
クサ20とデマルチプレクサ40の制御入力に送られる
ようになっている。
【0026】マルチプレクサ20は、1個のインバータ
回路21と多数のCMOS・FET22によって構成さ
れ、制御入力に応じて2種類の入力のいずれかを切り換
えて出力する回路である。そして、このマルチプレクサ
20には、6ビットずつの行アドレスAX0〜AX5と列
アドレスAY0〜AY5が入力され、行列設定回路10か
らの制御入力がLレベルの場合には、6ビットの行アド
レスAX0〜AX5を出力し、行列設定回路10からの制
御入力がHレベルの場合には、6ビットの列アドレスA
0〜AY5を出力するようになっている。このマルチプ
レクサ20が出力する6ビットのアドレスは、上記冗長
デコーダ30にパラレルに送られるようになっている。
【0027】冗長デコーダ30には、アドレス確定信号
が入力されるようになっている。また、この冗長デコー
ダ30は、アドレス確定信号がHレベルの状態で冗長活
性化信号を出力し、この冗長活性化信号をデマルチプレ
クサ40に送るようになっている。ただし、他の構成は
前記図2に示した従来例における冗長行デコーダ100
や冗長列デコーダ200と同様である。
【0028】従って、この冗長デコーダ30は、例えば
レーザトリマによって6個のヒューズ311,313,3
5,317,318,3110を切断すると、これに対応
する(0,0,0,0,1,1)のアドレスを不良アド
レスとして設定することができる。そして、マルチプレ
クサ20から送られて来たアドレスがこの設定されたア
ドレスに一致した場合には、ONとなるNチャンネルM
OS・FET341,343,345,347,348,3
10に接続する全てのヒューズ311,313,315
317,318,3110が切断されているため、アドレス
確定信号がHレベルに切り替わりPチャンネルMOS・
FET32がOFF,NチャンネルMOS・FET33
がONとなっても、出力線35のHレベルがNチャンネ
ルMOS・FET38によって保持されるので、インバ
ータ36を介して出力される冗長活性化信号がLレベル
(アクティブ)となる。
【0029】デマルチプレクサ40は、上記冗長デコー
ダ30から出力された冗長活性化信号を上記行列設定回
路10の出力に応じて2個のNOR回路41,42によ
り2方に切り換えて振り分ける回路である。即ち、行列
設定回路10の出力がLレベルの場合には、冗長デコー
ダ30からの冗長活性化信号をNOR回路41を介し冗
長行活性化信号として図示しない行デコーダに送り、行
列設定回路10の出力がHレベルの場合には、この冗長
活性化信号をNOR回路42を介し冗長列活性化信号と
して図示しない列デコーダに送ることになる。
【0030】上記構成の不良アドレス検出回路の動作を
説明する。
【0031】製造した半導体記憶装置に不良行が発見さ
れた場合には、レーザトリマによって、行列設定回路1
0のヒューズ13を切断することにより冗長行デコーダ
として使用する設定を行うと共に、冗長デコーダ30の
ヒューズ311〜3111を適宜切断することにより、こ
の不良行の行アドレスを設定する。
【0032】すると、行列設定回路10の出力は常にL
レベルとなるので、冗長デコーダ30には、マルチプレ
クサ20を介して行アドレスAX0〜AX5が入力され
る。冗長デコーダ30は、アドレス確定信号がHレベル
となった場合に、入力された行アドレスAX0〜AX5
設定された行アドレスとを比較し、これらが一致したと
きにのみ冗長活性化信号をLレベル(アクティブ)とす
る。
【0033】また、行列設定回路10の出力がLレベル
の場合には、デマルチプレクサ40が冗長デコーダ30
からの冗長活性化信号を冗長行活性化信号として行アド
レスに送るようになっている。従って、冗長デコーダ3
0からの冗長活性化信号がLレベルになると、NOR回
路41からの冗長行活性化信号がHレベル(アクティ
ブ)となって行デコーダに送られる。なお、この場合、
アドレス確定信号がHレベルの状態では、デマルチプレ
クサ40におけるNOR回路42からの冗長列活性化信
号は常にLレベル(非アクティブ)となる。
【0034】従って、行列設定回路10のヒューズ13
が切断されている場合には、入力された行アドレスAX
0〜AX5が冗長デコーダ30に設定された行アドレスに
一致した場合にのみ冗長行活性化信号がHレベルとな
り、行デコーダが対応する冗長ワード線を選択すること
になる。
【0035】また、製造した半導体記憶装置に不良列が
発見された場合には、行列設定回路10のヒューズ13
を接続したままの状態とすることにより冗長列デコーダ
として使用する設定を行うと共に、レーザトリマによっ
て冗長デコーダ30のヒューズ311〜3111を適宜切
断することにより、この不良列の列アドレスを設定す
る。
【0036】すると、行列設定回路10の出力はチップ
イネーブル信号がHレベルとなったときにHレベルとな
るので、冗長デコーダ30には、マルチプレクサ20を
介して列アドレスAY0〜AY5が入力される。冗長デコ
ーダ30は、アドレス確定信号がHレベルとなった場合
に、入力された列アドレスAY0〜AY5と設定された列
アドレスとを比較し、これらが一致したときにのみ冗長
活性化信号をLレベル(アクティブ)とする。
【0037】また、行列設定回路10の出力がHレベル
の場合には、デマルチプレクサ40が冗長デコーダ30
からの冗長活性化信号を冗長列活性化信号として列アド
レスに送るようになっている。従って、冗長デコーダ3
0からの冗長活性化信号がLレベルになると、NOR回
路42からの冗長列活性化信号がHレベル(アクティ
ブ)となって列デコーダに送られる。なお、この場合、
アドレス確定信号がHレベルの状態では、デマルチプレ
クサ40におけるNOR回路41からの冗長行活性化信
号は常にLレベル(非アクティブ)となる。
【0038】従って、行列設定回路10のヒューズ13
が接続されたままの場合には、入力された列アドレスA
0〜AY5が冗長デコーダ30に設定された列アドレス
に一致した場合にのみ冗長列活性化信号がHレベルとな
り、列デコーダが冗長ビット線を選択することになる。
【0039】この結果、本実施例の半導体記憶装置によ
れば、不良アドレス検出回路における冗長デコーダ30
が行列設定回路10の設定により冗長行デコーダと冗長
列デコーダのいずれにも使用することができるので、不
良行と不良列の発生数に偏りがある場合にも、その総数
が不良アドレス検出回路の組数より少なければ救済が可
能となる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体記憶装置によれば、冗長デコーダを冗長行デコ
ーダと冗長列デコーダのいずれにも使用することができ
るので、不良行と不良列の発生数に偏りがある場合に
も、その総数が冗長デコーダの数より少なければ救済が
可能になり、半導体記憶装置の製造上の歩留りを向上さ
せることができるようになる。また、これにより冗長行
デコーダと冗長列デコーダとを別個にそれぞれ余分に設
ける必要がなくなるので、半導体チップ上に不良アドレ
ス検出回路が占める面積を縮小することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、不良ア
ドレス検出回路のブロック図である。
【図2】従来例を示すものであって、不良アドレス検出
回路のブロック図である。
【符号の説明】
10 行列設定回路 20 マルチプレクサ 30 冗長デコーダ 40 デマルチプレクサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長行活性化信号がアクティブになった
    場合に、入力された行アドレスに代えて冗長ワード線を
    選択する行デコーダと、冗長列活性化信号がアクティブ
    になった場合に、入力された列アドレスに代えて冗長ビ
    ット線を選択する列デコーダとを備えた半導体記憶装置
    において、 特定のアドレスが設定可能であり、入力されたアドレス
    が設定されたアドレスと一致した場合に冗長活性化信号
    をアクティブにする冗長デコーダと、 冗長デコーダを冗長行デコーダと冗長列デコーダのいず
    れとして使用するかを設定する行列設定手段と、 行列設定手段の設定に応じて、行アドレス又は列アドレ
    スのいずれか一方を切り換えて冗長デコーダに入力する
    マルチプレクサと、 行列設定手段の設定に応じて、冗長デコーダが出力する
    冗長活性化信号を冗長行活性化信号として行デコーダに
    送るか又は冗長列活性化信号として列デコーダに送るか
    を切り換えるデマルチプレクサとを備えたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
JP4049876A 1992-03-06 1992-03-06 半導体記憶装置 Withdrawn JPH05250894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202180B1 (en) 1997-06-13 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory capable of relieving a defective memory cell by exchanging addresses

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US6202180B1 (en) 1997-06-13 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory capable of relieving a defective memory cell by exchanging addresses

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