JPH05250883A - 高密度記憶装置 - Google Patents

高密度記憶装置

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Publication number
JPH05250883A
JPH05250883A JP4663892A JP4663892A JPH05250883A JP H05250883 A JPH05250883 A JP H05250883A JP 4663892 A JP4663892 A JP 4663892A JP 4663892 A JP4663892 A JP 4663892A JP H05250883 A JPH05250883 A JP H05250883A
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JP
Japan
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analog
value
storage
data
storage device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4663892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Kawasaki
裕哉 河崎
Nobuyuki Masuda
伸之 増田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05250883A publication Critical patent/JPH05250883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報を高密度に記憶する記憶装置に関し、素子
に記憶させる電圧レベルを3値以上とすることによって
記憶密度を高くした、高密度記憶装置を提供することを
目的とする。 【構成】デコーダ1によって、2値データをnビットご
とに2n 値のアナログ電圧に変換して出力し、記憶素子
2において、この各アナログ電圧入力を2n 値の異なる
磁化状態として記憶し、コーダ3によって、この異なる
磁化状態に対応して読み出された2n 値の出力電圧をそ
れぞれ識別してnビットの2値データとして出力するこ
とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を高密度に記憶す
る素子に関し、特に記憶させる電圧レベルを3値以上と
することによって記憶密度を高くした、高密度記憶装置
に関するものである。
【0002】例えば磁気記憶装置は、情報を記憶させる
媒体として磁気記憶素子を用いるものであって、従来か
ら広く使用されているものであり、情報を書き替えるこ
とが可能なランダムアクセスメモリ(RAM)や、読み
出し専用のリードオンリーメモリ(ROM)等の形で、
一般に用いられている。
【0003】このような記憶装置においては、与えられ
た記憶領域において記憶できる情報量をできるだけ多く
することによって、より高密度に情報の記憶を行うこと
が可能であることが要望されている。
【0004】
【従来の技術】従来、記憶装置においては、それがRO
Mであると、RAMであるとを問わず、それぞれに高密
度化が求められており、種々の形式の記憶素子や、その
ような記憶素子を用いた記憶装置が提案され、さらに実
用化されている。
【0005】しかしながら、従来の高密度記憶装置は、
ROMの場合もRAMの場合も、すべて、“0”と
“1”の2値論理によって情報を記憶する、記憶素子を
使用するものに限られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、例えば磁気
記憶素子を構成する媒体の性能が進歩しても、記憶素子
に対する駆動方式が変わらない限り、記憶装置の高密度
化には物理的に限度があることを免れないという問題が
あった。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、記憶素子において記憶で
きる電圧レベルを3値以上とすることによって記憶密度
を高くした、高密度記憶装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成を示したものである。本発明は、2値データをnビ
ットごとに2n 段階のアナログ電圧に変換して出力する
デコーダ1と、各アナログ電圧入力を2n 段階の異なる
磁化状態として記憶する記憶素子2と、この異なる磁化
状態に対応して読み出された2n 段階の出力電圧をそれ
ぞれ識別してnビットの2値データとして出力するコー
ダ3とを備えることによって構成されるものである。
【0009】
【作用】図2は、本発明の作用を説明する図であって、
(a)は入力データ、(b)は入力データのディジタル
アナログ(D/A)変換結果、(c)はD/A変換した
データの格納をそれぞれ示している。
【0010】図2においては、2値論理からなる入力デ
ータを、4値のアナログ量に変換して記憶する場合を例
示している。本発明の記憶装置における情報の書き込
み,読み出しは、次の3段階によって行われる。
【0011】(ステップ1) 図2(a)に示されたよ
うな、従来と同様の2値論理からなるディジタルデータ
i0,Di1, …,Di2n,i2n+1 を受け取って、上位ビ
ットから2ビットずつ区切って、D/A変換することに
よって、4値のアナログ信号に変換する。
【0012】図2(b)においては、2ビットのデータ
i2n,i2n+1 が、値“00”,“01”,“10”,
“11”をとったとき、D/A変換結果のアナログ量Z
2nが、それぞれ4値のアナログ量a,b,c,dとなる
ことが示されている。
【0013】(ステップ2) ステップ1で得られたア
ナログ量Z2nを記憶素子の指定されたアドレスに格納す
る。図 2(c)においては、ディジタルデータDi0,D
i1,…,Di2n,i2n+1 を、D/A変換した結果のアナ
ログ量Z0,…,Z2nが、記憶素子のA番地から格納され
ることが示されている。
【0014】(ステップ3) 記憶素子からデータを読
み出す場合には、格納されているアナログ量Z2nを、閾
値との比較によってA/D変換して4値のアナログ量の
いずれであるかを識別し、このアナログ量に対応する2
ビットのディジタルデータD i2n,i2n+1 に変換して出
力することによって、入力ディジタルデータと同じ信号
を取り出すことができる。
【0015】
【実施例】図3は、本発明の一実施例の構成を示したも
のであって、11は2ビットの入力ディジタル信号を例
えば4値のアナログ信号に変換するディジタルアナログ
(D/A)変換器からなるデコーダ、12は基準電圧発
生部、13は記憶素子、14は記憶素子13における記
憶領域を指定するアドレスを発生するアドレス発生部、
15は4値のアナログ信号を2ビットのディジタル信号
に変換するアナログディジタル(A/D)変換器からな
るコーダ、16,17,18,19はデータバスであ
る。
【0016】図4は、図3の実施例における各部信号を
示したものであって、本発明の動作を説明するものであ
り、(a)は書き込み時を示し、(b)は読み出し時を
示している。
【0017】デコーダ11は、2値データをnビットご
とに2n 値のアナログ電圧に変換して出力する。すなわ
ち、データの書き込み時には、デコーダ11において、
データバス16からのパラレルの入力ディジタルデータ
i0,Di1, …,Di2n,i2 n+1 を、基準電圧発生部1
2で発生した基準電圧Vref を用いて、2ビットごとに
D/A変換して、4値のアナログ量に変換して出力す
る。
【0018】記憶素子13は、各アナログ電圧入力を2
n 値の異なる磁化状態として記憶する。すなわち、デコ
ーダ11で得られた4値のアナログ量Z0,2,…,Z2n
は、データバス17を経て記憶素子13に入力され、記
憶素子13における、アドレス発生部14の発生するア
ドレスで指定された番地に格納される。
【0019】図4(a)に示すように、a,b,c,d
で示すディジタル値“00”,“01”,“10”,
“11”は、デコーダ11において、基準電圧発生部1
2の基準電圧Vref によって、それぞれ4段階のアナロ
グ電圧値Va,b,c,d にD/A変換される。記憶素
子13においては、この4値のアナログ電圧のいずれか
に対応する、4段階の異なる磁化状態のいずれかとして
情報を記憶する。
【0020】コーダ15は、異なる磁化状態に対応して
読み出された2n 値の出力電圧をそれぞれ識別してnビ
ットの2値データとして出力する。すなわち、データの
読み出し時には、記憶素子13におけるアドレス発生部
14で指定された番地のデータを読み出して、データバ
ス18を経て4値のアナログ電圧として出力する。
【0021】コーダ15においては、入力された4値の
アナログ電圧を、基準電圧発生部12の基準電圧Vref
を閾値として用いて識別することによって、もとの2ビ
ットのディジタルデータに復元して、データバス19を
経て出力する。
【0022】図4(b)に示すように、記憶素子13か
ら読み出される信号は、磁化状態に対応して異なるアナ
ログ電圧値を有している。コーダ15においては、基準
電圧発生部12からの3段階の閾値電圧V1,2,3
よって識別することによって、読み出された電圧値が、
書き込み時における4値のアナログ電圧Va,b,c,
d のいずれに相当するかを判別する。
【0023】さらにコーダ15では、判定した電圧値に
応じてA/D変換を行って、a,b,c,dで示され
る、4段階のアナログ電圧値に対応するディジタル値
“00”,“01”,“10”,“11”のいずれかを
発生することによって、2ビットのディジタルデータに
変換して出力する。
【0024】上記の実施例においては、2ビットのディ
ジタルデータに対応して4値のアナログ値として記憶素
子に記憶する場合を例示したが、本発明はこれに限るも
のでなく、3値以上とすることで実現できる。アナログ
値の種類をさらに多くして、例えば8値等にすることも
可能であり、記憶素子の性能に応じて、高密度化するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の記憶素子における1ビット分の領域で、2ビットな
いしそれ以上のビット数の情報を記憶させることができ
る、高密度記憶装置が実現される。例えば2ビット分の
情報を記憶させる方式の場合なら、従来の記憶方式で必
要とした記憶領域の大きさが、本発明方式の実現に必要
なデコーダとコーダ(コーデック)、および基準電圧発
生部に必要な領域の大きさの2倍以上になるものに関し
ては、記憶容量が増加するのに従って、集積度は2倍に
近づくことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の作用を説明する図であって、(a)は
入力データ、(b)は入力データのディジタルアナログ
(D/A)変換結果、(c)はD/A変換したデータの
格納をそれぞれ示す。
【図3】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図4】図3の実施例における各部信号を示す図であっ
て、(a)は書き込み時を示し、(b)は読み出し時を
示す。
【符号の説明】
1 デコーダ 2 記憶素子 3 コーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値データをnビットごとに2n 値のア
    ナログ電圧に変換して出力するデコーダ(1)と、 該各アナログ電圧入力を2n 値の異なる磁化状態として
    記憶する記憶素子(2)と、 該異なる磁化状態に対応して読み出された2n 値の出力
    電圧をそれぞれ識別してnビットの2値データとして出
    力するコーダ(3)とを備えてなることを特徴とする高
    密度記憶装置。
JP4663892A 1992-03-04 1992-03-04 高密度記憶装置 Withdrawn JPH05250883A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4663892A JPH05250883A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高密度記憶装置

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JP4663892A JPH05250883A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高密度記憶装置

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JPH05250883A true JPH05250883A (ja) 1993-09-28

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JP4663892A Withdrawn JPH05250883A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高密度記憶装置

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