JPH05250648A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH05250648A JPH05250648A JP4646992A JP4646992A JPH05250648A JP H05250648 A JPH05250648 A JP H05250648A JP 4646992 A JP4646992 A JP 4646992A JP 4646992 A JP4646992 A JP 4646992A JP H05250648 A JPH05250648 A JP H05250648A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- displacement
- magnetic
- magnetic heads
- magnetic head
- head
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の磁気ヘッドの相対的な高さ及び捩れを個
別に高精度に調整でき、更に、磁気ヘッドを回転ドラム
との所定の位置に制御できるようにする。 【構成】姿勢調整ベース２１に磁気ヘッド１１，１２を
接着固定し、ベース支持台２２を介してヘッドアクチュ
エータ２３に取付ける。姿勢調整ベース２１とヘッドア
クチュエータ２３との間に積層型圧電素子３１，３２，
３３，３４を配置し、これに電圧を印加して磁気ヘッド
の高さ及び捩れを個別に微調整する。変位検出器４１〜
４４を回転ドラム側に固定して磁気ヘッド１１，１２の
高さ及び捩れ変位を検出する。変位制御回路５１は、変
位を示す信号Ｓｄ１〜Ｓｄ４の値と、予め設定された基
準値との差を算出して補正信号Ｓｃ１〜Ｓｃ４を生成す
る。駆動回路６１は、補正信号Ｓｃ１〜Ｓｃ４に応じて
積層型圧電素子３１，３２および３３，３４に電圧をそ
れぞれ印加する。
別に高精度に調整でき、更に、磁気ヘッドを回転ドラム
との所定の位置に制御できるようにする。 【構成】姿勢調整ベース２１に磁気ヘッド１１，１２を
接着固定し、ベース支持台２２を介してヘッドアクチュ
エータ２３に取付ける。姿勢調整ベース２１とヘッドア
クチュエータ２３との間に積層型圧電素子３１，３２，
３３，３４を配置し、これに電圧を印加して磁気ヘッド
の高さ及び捩れを個別に微調整する。変位検出器４１〜
４４を回転ドラム側に固定して磁気ヘッド１１，１２の
高さ及び捩れ変位を検出する。変位制御回路５１は、変
位を示す信号Ｓｄ１〜Ｓｄ４の値と、予め設定された基
準値との差を算出して補正信号Ｓｃ１〜Ｓｃ４を生成す
る。駆動回路６１は、補正信号Ｓｃ１〜Ｓｃ４に応じて
積層型圧電素子３１，３２および３３，３４に電圧をそ
れぞれ印加する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置の回転
ドラムに装着される磁気ヘッド装置に関し、特に、電圧
印加により変位するヘッドアクチュエータに取付けられ
る複数の磁気ヘッドの高さ及び捩れを、個別に高精度に
制御可能な磁気ヘッド装置に関する。
ドラムに装着される磁気ヘッド装置に関し、特に、電圧
印加により変位するヘッドアクチュエータに取付けられ
る複数の磁気ヘッドの高さ及び捩れを、個別に高精度に
制御可能な磁気ヘッド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気ヘッド装置は、図２に示すよ
うに、回転ヘッド（図示せず）に取付けられるヘッドア
クチュエータ３の先端部に、互いに異なるアジマスを有
する複数の磁気ヘッド１，２を接着固定している。
うに、回転ヘッド（図示せず）に取付けられるヘッドア
クチュエータ３の先端部に、互いに異なるアジマスを有
する複数の磁気ヘッド１，２を接着固定している。
【０００３】ヘッドアクチュエータ３は、バイモルフ型
圧電素子からなり、電圧を印加されてダイナミックに変
位し、複数の磁気ヘッドをトラックに追従させる。
圧電素子からなり、電圧を印加されてダイナミックに変
位し、複数の磁気ヘッドをトラックに追従させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録再生装置の高
密度記録化が進むにつれ、トラック幅及びトラックピッ
チがますます狭くなり、複数の磁気ヘッドの取付けに高
精度（高さで１〜２μｍ、捩れ角度１０′程度）が要求
されるようになった。しかし、複数の磁気ヘッドをヘッ
ドアクチュエータに接着固定する際、各磁気ヘッドの高
さ及び捩れを高精度に設定することは困難であり、高密
度磁気記録再生に対応できないという問題点がある。
密度記録化が進むにつれ、トラック幅及びトラックピッ
チがますます狭くなり、複数の磁気ヘッドの取付けに高
精度（高さで１〜２μｍ、捩れ角度１０′程度）が要求
されるようになった。しかし、複数の磁気ヘッドをヘッ
ドアクチュエータに接着固定する際、各磁気ヘッドの高
さ及び捩れを高精度に設定することは困難であり、高密
度磁気記録再生に対応できないという問題点がある。
【０００５】また、ヘッドアクチュエータによって回転
ドラムと磁気ヘッドとの位置関係を調整可能な磁気ヘッ
ド装置の場合、記録および再生を同一磁気ヘッドで行う
ためには、回転ドラムと磁気ヘッドとの基準位置を検出
して磁気ヘッドの位置を制御する必要がある。このため
に、従来は、記録用磁気ヘッドを回転ドラムに別に設け
ている。
ドラムと磁気ヘッドとの位置関係を調整可能な磁気ヘッ
ド装置の場合、記録および再生を同一磁気ヘッドで行う
ためには、回転ドラムと磁気ヘッドとの基準位置を検出
して磁気ヘッドの位置を制御する必要がある。このため
に、従来は、記録用磁気ヘッドを回転ドラムに別に設け
ている。
【０００６】本発明の目的は、複数の磁気ヘッドの高さ
及び捩れを個別に高精度に調整でき、更に、磁気ヘッド
を回転ドラムとの所定の位置に制御できる磁気へッド装
置を提供することにある。
及び捩れを個別に高精度に調整でき、更に、磁気ヘッド
を回転ドラムとの所定の位置に制御できる磁気へッド装
置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気へッド装置
は、電圧印加により変位するヘッドアクチュエータに複
数の磁気ヘッドが取付けられて回転ドラムに装着される
磁気ヘッド装置であって、外力を受けて弾性変形する複
数の先端部に前記複数の磁気ヘッドがそれぞれ接着さ
れ、他方端が前記ヘッドアクチュエータに固定される姿
勢調整ベースと、前記姿勢調整ベースの複数の先端部を
制御電圧に応じてそれぞれ個別に変位させる駆動手段
と、前記回転ヘッド側に設けられて前記複数の磁気ヘッ
ドの変位を検出する変位検出手段と、前記変位検出手段
が検出した前記複数の磁気ヘッドの変位を基準値とそれ
ぞれ比較して前記制御電圧を生成する制御手段とを備え
て構成されている。
は、電圧印加により変位するヘッドアクチュエータに複
数の磁気ヘッドが取付けられて回転ドラムに装着される
磁気ヘッド装置であって、外力を受けて弾性変形する複
数の先端部に前記複数の磁気ヘッドがそれぞれ接着さ
れ、他方端が前記ヘッドアクチュエータに固定される姿
勢調整ベースと、前記姿勢調整ベースの複数の先端部を
制御電圧に応じてそれぞれ個別に変位させる駆動手段
と、前記回転ヘッド側に設けられて前記複数の磁気ヘッ
ドの変位を検出する変位検出手段と、前記変位検出手段
が検出した前記複数の磁気ヘッドの変位を基準値とそれ
ぞれ比較して前記制御電圧を生成する制御手段とを備え
て構成されている。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示す図である。
磁気ヘッド１１，１２は、弾性変形する姿勢調整ベース
２１の先端部に接着固定されており、この姿勢調整ベー
ス２１は、ベース支持台２２を介してヘッドアクチュエ
ータ２３に取付けられている。このヘッドアクチュエー
タは回転ドラム（図示せず）に固定される。
磁気ヘッド１１，１２は、弾性変形する姿勢調整ベース
２１の先端部に接着固定されており、この姿勢調整ベー
ス２１は、ベース支持台２２を介してヘッドアクチュエ
ータ２３に取付けられている。このヘッドアクチュエー
タは回転ドラム（図示せず）に固定される。
【００１０】また、姿勢調整ベース２１とヘッドアクチ
ュエータ２３との間には、積層型圧電素子３１，３２，
３３，３４が配置されている。この積層型圧電素子３１
〜３４に電圧をそれぞれ印加して変位させることによ
り、姿勢調整ベース２１はベース支持台２２に支持され
て変位し、磁気ヘッド１１，１２の姿勢（高さ及び捩
れ）を個別に微調整できる。
ュエータ２３との間には、積層型圧電素子３１，３２，
３３，３４が配置されている。この積層型圧電素子３１
〜３４に電圧をそれぞれ印加して変位させることによ
り、姿勢調整ベース２１はベース支持台２２に支持され
て変位し、磁気ヘッド１１，１２の姿勢（高さ及び捩
れ）を個別に微調整できる。
【００１１】ところで、磁気ヘッド１１の高さ及び捩れ
変位を検出するために変位検出器４１，４２を、また、
磁気ヘッド１２の高さ及び捩れ変位を検出するために変
位検出器４３，４４を回転ドラム側にそれぞれ固定して
いる。変位検出器４１〜４４は、発光素子および受光素
子をそれぞれ有しており、発光素子から磁気ヘッド面に
光を投射し、受光素子により反射光の強度を検知して磁
気ヘッド面の変位を測定し、磁気ヘッド１１の高さ及び
捩れ変位を示す信号Ｓｄ１，Ｓｄ２、並びに磁気ヘッド
１２の高さ及び捩れ変位を示す信号Ｓｄ３，Ｓｄ４をそ
れぞれ送出する。
変位を検出するために変位検出器４１，４２を、また、
磁気ヘッド１２の高さ及び捩れ変位を検出するために変
位検出器４３，４４を回転ドラム側にそれぞれ固定して
いる。変位検出器４１〜４４は、発光素子および受光素
子をそれぞれ有しており、発光素子から磁気ヘッド面に
光を投射し、受光素子により反射光の強度を検知して磁
気ヘッド面の変位を測定し、磁気ヘッド１１の高さ及び
捩れ変位を示す信号Ｓｄ１，Ｓｄ２、並びに磁気ヘッド
１２の高さ及び捩れ変位を示す信号Ｓｄ３，Ｓｄ４をそ
れぞれ送出する。
【００１２】変位制御回路５１は、信号Ｓｄ１，Ｓｄ
２，Ｓｄ３，Ｓｄ４が示す値と予め設定された基準値と
を比較してその差を算出し、変位を補正するための補正
信号Ｓｃ１，Ｓｃ２，Ｓｃ３，Ｓｃ４をそれぞれ生成す
る。
２，Ｓｄ３，Ｓｄ４が示す値と予め設定された基準値と
を比較してその差を算出し、変位を補正するための補正
信号Ｓｃ１，Ｓｃ２，Ｓｃ３，Ｓｃ４をそれぞれ生成す
る。
【００１３】駆動回路６１は、補正信号Ｓｃ１，Ｓｃ
２，Ｓｃ３，Ｓｃ４に応じて積層型圧電素子３１，３２
および３３，３４に電圧をそれぞれ印加する。また、駆
動回路６２は、外部からの位置制御信号Ｓｐに応じてヘ
ッドアクチュエータ２３に電圧を印加する。
２，Ｓｃ３，Ｓｃ４に応じて積層型圧電素子３１，３２
および３３，３４に電圧をそれぞれ印加する。また、駆
動回路６２は、外部からの位置制御信号Ｓｐに応じてヘ
ッドアクチュエータ２３に電圧を印加する。
【００１４】さて、磁気ヘッド装置を動作させるとき、
まず、ヘッドアクチュエータ２３に所定の電圧を印加し
てヘッドアクチュエータを初期位置に変位させる。この
とき、変位制御回路５１が生成する補正信号Ｓｃ１，Ｓ
ｃ２，Ｓｃ３，Ｓｃ４に応じて磁気ヘッド１１，１２の
高さ及び捩れをそれぞれ補正変位させることにより、磁
気ヘッド１１，１２を所定の基準姿勢状態に設定する。
まず、ヘッドアクチュエータ２３に所定の電圧を印加し
てヘッドアクチュエータを初期位置に変位させる。この
とき、変位制御回路５１が生成する補正信号Ｓｃ１，Ｓ
ｃ２，Ｓｃ３，Ｓｃ４に応じて磁気ヘッド１１，１２の
高さ及び捩れをそれぞれ補正変位させることにより、磁
気ヘッド１１，１２を所定の基準姿勢状態に設定する。
【００１５】その後、この状態を保持してヘッドアクチ
ュエータを位置制御信号Ｓｐに応じてダイナミックに変
位追従させる。
ュエータを位置制御信号Ｓｐに応じてダイナミックに変
位追従させる。
【００１６】このようにすることにより、各磁気ヘッド
の位置を個別に高精度に制御でき、更に、磁気ヘッドを
所定の基準位置に制御できる。
の位置を個別に高精度に制御でき、更に、磁気ヘッドを
所定の基準位置に制御できる。
【００１７】なお、本実施例では、圧電素子を使用して
磁気ヘッドを変位させているが、電磁力によって変位さ
せてもよい。また、光学式の変位検出器を使用している
が、静電容量あるいは機械的な接触等により変位を検出
してもよい。
磁気ヘッドを変位させているが、電磁力によって変位さ
せてもよい。また、光学式の変位検出器を使用している
が、静電容量あるいは機械的な接触等により変位を検出
してもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の磁
気ヘッドのそれぞれの変位を測定し、測定した変位と基
準値との差を検出して基準位置となるように複数の磁気
ヘッドをそれぞれ個別に変位させることにより、複数の
磁気ヘッドの高さ及び捩れを個別に高精度に調整でき、
更に、磁気ヘッドを回転ドラムとの所定位置に制御でき
る。従って、高密度磁気記録再生に対応できるばかりで
なく、別の記録用磁気ヘッドを設ける必要はない。
気ヘッドのそれぞれの変位を測定し、測定した変位と基
準値との差を検出して基準位置となるように複数の磁気
ヘッドをそれぞれ個別に変位させることにより、複数の
磁気ヘッドの高さ及び捩れを個別に高精度に調整でき、
更に、磁気ヘッドを回転ドラムとの所定位置に制御でき
る。従って、高密度磁気記録再生に対応できるばかりで
なく、別の記録用磁気ヘッドを設ける必要はない。
【図１】本発明の一実施例を示す図である。
【図２】従来の磁気ヘッド装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
１１，１２ 磁気ヘッド ２１ 姿勢調整ベース ２２ ベース支持台 ２３ ヘッドアクチュエータ ３１〜３４ 積層型圧電素子 ４１〜４４ 変位検出器 ５１ 変位制御回路 ６１，６２ 駆動回路 Ｓｄ１〜Ｓｄ４ 変位を示す信号
Claims (1)
- 【請求項１】 電圧印加により変位するヘッドアクチュ
エータに複数の磁気ヘッドが取付けられて回転ドラムに
装着される磁気ヘッド装置であって、 外力を受けて弾性変形する複数の先端部に前記複数の磁
気ヘッドがそれぞれ接着され、他方端が前記ヘッドアク
チュエータに固定される姿勢調整ベースと、 前記姿勢調整ベースの複数の先端部を制御電圧に応じて
それぞれ個別に変位させる駆動手段と、 前記回転ヘッド側に設けられて前記複数の磁気ヘッドの
変位を検出する変位検出手段と、 前記変位検出手段が検出した前記複数の磁気ヘッドの変
位を基準値とそれぞれ比較して前記制御電圧を生成する
制御手段とを備えることを特徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4646992A JPH05250648A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4646992A JPH05250648A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05250648A true JPH05250648A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12748041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4646992A Withdrawn JPH05250648A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05250648A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742393B2 (en) | 2002-02-26 | 2004-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration control apparatus, vibration control method, exposure apparatus, and device manufacturing method |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4646992A patent/JPH05250648A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742393B2 (en) | 2002-02-26 | 2004-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration control apparatus, vibration control method, exposure apparatus, and device manufacturing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |