JPH05250458A - 三次元図形選択入力方式 - Google Patents

三次元図形選択入力方式

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JPH05250458A
JPH05250458A JP4083118A JP8311892A JPH05250458A JP H05250458 A JPH05250458 A JP H05250458A JP 4083118 A JP4083118 A JP 4083118A JP 8311892 A JP8311892 A JP 8311892A JP H05250458 A JPH05250458 A JP H05250458A
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JP
Japan
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dimensional
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JP4083118A
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Ryoji Nemoto
亮治 根元
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三次元図形処理システムにおいてカーソル図
形の三次元図形の表面上への位置づけという困難な操作
を行うことなく三次元図形の選択入力を可能にする。 【構成】 図形距離計算手段6は三次元図形データ保存
手段1に保存されている三次元図形データとカーソル制
御手段4から引き渡された三次元カーソル図形の位置情
報から三次元図形データ保存手段1に図形データとして
保存されているすべての三次元図形との距離を計算し、
図形データ検索手段7は図形距離計算手段6によって計
算された距離より最も三次元カーソル図形に近い位置に
ある三次元図形の図形データを検索し、図形表示手段5
は検索された三次元図形を強調して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータグラフィ
ックに関し、特に三次元図形処理システムにおいてオペ
レータによって図形を選択し、その図形の情報を入力す
る方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の図形の選択入力の方式と
しては、実際にCRT上に表示されている図形をマウス
やタブレットなどの入力装置でヒットして、図形を選択
して入力するピック入力があった。これはすなわちカー
ソルが指しているピクセルがどの図形に属しているかを
調べ、その図形を通知するものである。例えば、GKS
では、それがその図形を含むセグメント名とピック識別
子の組として通知され、PHIGSではストラクチャネ
ットワークとエレメント番号として通知される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の図形の
選択入力方式であるピック入力では、オペレータは三次
元カーソル図形を三次元的に移動し、実際に表示されて
いる三次元図形の表面上に位置させることによって選択
すべき三次元図形を指示するという操作を行う必要があ
る。ここでオペレータは図形表示手段の描画面上に描画
された三次元図形の二次元表示イメージを見ながらカー
ソルを移動するため、実際にこの三次元カーソル図形
が、利用者の選択しようとしている三次元図形の表面上
に位置しているかどうかをオペレータが判断することは
大変困難であった。また、三次元的なカーソルの移動に
用いる入力装置は二次元的な移動を指示できる装置(例
えばマウスなど)を複数組み合わせることによって行っ
ていたため、オペレータが望む位置に三次元カーソルを
移動するという操作自身にも困難を伴っていたため、三
次元図形の選択入力が非常に困難なものになってしまう
という欠点がある。
【0004】本発明の課題は三次元図形処理システムに
おいてカーソル図形の三次元図形の表面上への位置づけ
という困難な操作を行うことなく三次元図形の選択入力
を可能にする三次元図形処理システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の三次元図形選択
入力方式は、三次元図形データを格納しておく三次元図
形データ保存手段と、該図形データ保存手段に含まれる
図形データおよび後記カーソル制御手段によって生成さ
れた三次元カーソル図形のレンダリング処理、すなわち
隠線隠面消去、光の反射、写り込みなどを考慮し二次元
である描画面上に表示を行うための三次元物体のリアル
な二次元表示イメージを生成する処理を行うとともに、
後記図形データ検索手段によって指定された図形データ
については後記図形表示手段の描画面上において他の図
形データに比べてより強調されて表示されるような二次
元表示イメージを生成する処理を行うレンダリング手段
と、入力要求とともに三次元カーソル図形を生成し、そ
の位置を制御し保持するカーソル制御手段と、前記レン
ダリング手段によって生成された二次元表示イメージを
描画面上に表示させる図形表示手段と、前記三次元図形
データ保存手段に含まれる三次元図形データと、カーソ
ル制御手段の保持している三次元カーソル図形の位置か
ら、三次元図形と三次元カーソル図形との距離を計算す
る図形距離計算手段と、前記図形距離計算手段によって
計算された距離の中で最も三次元カーソル図形との距離
が短い三次元図形を検索する図形データ検索手段と、前
記図形データ検索手段によって検索された三次元図形の
図形データを保持する検索図形データ保持手段と、オペ
レータからの入力トリガを受け取る入力トリガ通知手段
とを備える。
【0006】本発明によれば、入力トリガが通知された
ときに前記検索図形データ保持手段に保持されている情
報を図形の選択入力の入力値として扱うことにより、三
次元図形の選択入力を容易に行うことを可能とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例である三次元図
形選択入力方式の構成を示すブロック図である。本実施
例の三次元図形選択入力方式は、三次元図形データ保存
手段1と、レンダリング手段2と、入力装置3と、カー
ソル制御手段4と、図形表示手段5と、図形距離計算手
段6と、図形データ検索手段7と、検索図形データ保持
手段8と入力トリガ通知手段9とから構成されている。
本実施例の三次元図形選択入力方式においては、表示さ
れるべき三次元図形データを三次元図形データ保存手段
1に格納し、レンダリング手段2がそのデータの内容に
従って隠線隠面消去、光源や反射を考慮したライティン
グ処理など、すなわちレンダリング処理を行って図形表
示手段5の描画面上に表示する二次元表示イメージを作
成し、図形表示手段5はこの二次元表示イメージの描画
を行う。ここで入力要求が生じると、カーソル制御手段
4は入力装置4からの入力情報、すなわち図形表示手段
5の描画面上の指定された位置に三次元カーソル図形を
作成し、レンダリング手段2はこの三次元カーソル図形
に対してレンダリング処理を行って、その三次元カーソ
ル図形の二次元表示イメージを作成し、図形表示手段5
はこの三次元カーソル図形の二次元表示イメージを描画
面上に描画する。また同時にカーソル制御手段4はその
三次元カーソルの位置情報を図形距離計算手段6に引き
渡す。図形距離計算手段6は、三次元図形データ保存手
段1に保存されている三次元図形データと、カーソル制
御手段4から引き渡された三次元カーソル図形の位置情
報から、三次元図形データ保存手段1に図形データとし
て保存されているすべての三次元図形との距離を計算す
る。図形データ検索手段7は、図形距離計算手段6によ
って計算された各三次元図形と三次元カーソル図形との
距離より、最も三次元カーソル図形に近い位置にある三
次元図形の図形データを検索して、レンダリング手段2
に引き渡し、検索図形データ保持手段8は前記図形デー
タ検索手段7の検索した図形データの情報を保持する。
レンダリング手段2は図形データ検索手段7によって検
索された図形データから、この図形データに対応する三
次元図形が強調され図形表示手段5の描画面上において
オペレータが他の三次元図形と区別が出来るようにレン
ダリング処理を行い、作成した二次元表示イメージを図
形表示手段5に引き渡し、図形表示手段5はこの二次元
表示イメージを描画面上に表示する。前記入力装置4に
おけるマウスのボタンのクリック動作やキーボードのE
NTERキーの押下といった操作により入力トリガ通知
手段9によってトリガが検索図形データ保持手段8に通
知されると、その時に検索図形データ保持手段8に保持
されている図形データが入力値として通知される。
【0009】この動作を例として図2に示すような三次
元図形直方体Xと三角錐Yから選択入力を行う場合で説
明する。ここで図3は、入力要求によりカーソル制御手
段4によって作成された三次元カーソル図形Pがレンダ
リング手段2によってレンダリング処理され、図形表示
手段5の描画面上に表示されたところを示したものであ
る。ここで三次元カーソル図形上の点pは入力装置4か
らの入力情報、すなわち図形表示手段5の描画面上の指
定された位置にある。さらに図形距離計算手段6は直方
体Xと三次元カーソル図形Pの距離、および三角錐Yと
三次元カーソル図形Pを計算する。ここで直方体Xと三
次元カーソル図形Pの距離とは、直方体Xの各頂点ab
cdefghのそれぞれと点pとを結ぶ線分の長さ、お
よび各線分ab,bc,cd,ad,ef,fg,g
h,heに向かって点pから立てた垂線の長さ、および
直方体を構成する面の内、点pから垂線を立てることが
出来る面すなわちこの場合面abheおよび面cdfg
への点pからの垂線の長さの中で最も短いものとする。
この場合点pから面cdfgへの垂線と面cdfgとの
交点をxとを結ぶ線分pxが最も短いために、このpx
が直方体Xと三次元カーソル図形Pとの距離となる。ま
た、同様に三角錐Yと三次元カーソル図形Pとの距離
は、三角錐Yの頂点lと点pを結んだ直線plの長さと
なる。そしてさらに図形データ検索手段7は、この線分
pxと線分plの長さを比較することにより、三次元カ
ーソル図形Pに近い図形を検索する。この場合線分px
の方が線分plより短いために、直方体Xが三次元カー
ソル図形Pに近い図形として検索し、その図形データを
レンダリング手段2に引き渡すとともに、検索図形デー
タ保持手段8に引き渡す。レンダリング手段2は図形デ
ータ検索手段7によって検索された図形すなわち直方体
Xが図形表示手段5の描画面上において強調されてオペ
レータが他の三次元図形と区別が出来るようにレンダリ
ング処理を行い、図4に示すように作成した二次元表示
イメージが図形表示手段5によって三角錐Yよりも強調
されて表示される。
【0010】ここでオペレータが直方体Xを選択入力し
たいのであれば、この直方体Xが強調されて表示されて
いるときに入力装置3を介し入力トリガ通知手段9から
トリガを通知すると、検索図形データ保持手段8は直方
体Xの図形データを入力値として通知する。また三角錐
Yを選択入力したいのであれば三次元カーソル図形Pを
右方向に移動させ、三角錐Yが強調されて表示された時
点で入力装置3を介し入力トリガ通知手段9からトリガ
を通知すればよい。
【0011】図5は従来の技術によって直方体Xを選択
入力する場合を示した図である。この場合三次元カーソ
ル図形Pの点pを直方体Xを構成する面abcd,ab
he,efgh,cdfg,adfe,bcghのいづ
れかの面上に位置づけなければならない。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、選択入
力の際に三次元カーソル図形に最も近い位置にある三次
元図形の図形データを選択入力値として返却することに
より、三次元カーソル図形を三次元図形の表面上へ位置
づけるという困難な操作を行うことなくオペレータが容
易に三次元図形を選択し、入力できるようにするという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】表示される三次元図形を示す図
【図3】表示される三次元図形と三次元カーソル図形の
位置関係を示す図
【図4】三次元カーソル図形に近い三次元図形が強調さ
れた表示を示す図
【図5】従来の技術による三次元図形の選択入力を示す
【符号の説明】
1 三次元図形データ保存手段 2 レンダリング手段 3 入力装置 4 カーソル制御手段 5 図形表示手段 6 図形距離計算手段 7 図形データ検索手段 8 検索図形保持手段 9 入力トリガ通知手段 P 三次元カーソル図形 X 三次元図形(直方体) Y 三次元図形(三角錐)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元図形処理システムにおいて、 三次元図形データを格納しておく三次元図形データ保存
    手段と、該図形データ保存手段に含まれる図形データお
    よび後記カーソル制御手段によって生成された三次元カ
    ーソル図形のレンダリング処理手段と、入力要求ととも
    に三次元カーソル図形を生成し、その位置を制御し保持
    するカーソル制御手段と、前記レンダリング手段によっ
    て生成された二次元表示イメージを描画面上に表示させ
    る図形表示手段と、前記三次元図形データ保存手段に含
    まれる三次元図形データと、カーソル制御手段の保持し
    ている三次元カーソル図形の位置から、三次元図形と三
    次元カーソル図形との距離を計算する図形距離計算手段
    と、前記図形距離計算手段によって計算された距離の中
    で最も三次元カーソル図形との距離が短い三次元図形を
    検索する図形データ検索手段と、前記図形データ検索手
    段によって検索された三次元図形の図形データを保持す
    る検索図形データ保持手段と、オペレータからの入力ト
    リガを受け取る入力トリガ通知手段とを備えることを特
    徴とした三次元図形選択入力方式。
JP4083118A 1992-03-05 1992-03-05 三次元図形選択入力方式 Pending JPH05250458A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259148A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Dassault Systemes 要素を選択する方法およびプログラム
JP2014222459A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 株式会社東芝 画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置

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