JPH05250142A - 固定小数点プロセッサ - Google Patents

固定小数点プロセッサ

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JPH05250142A
JPH05250142A JP4051156A JP5115692A JPH05250142A JP H05250142 A JPH05250142 A JP H05250142A JP 4051156 A JP4051156 A JP 4051156A JP 5115692 A JP5115692 A JP 5115692A JP H05250142 A JPH05250142 A JP H05250142A
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JP
Japan
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register
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extension
bits
bit
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Mieko Yui
美恵子 由井
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】拡張ビットのオーバーフローを防止し、ハード
ウェアも少なくすることにある。 【構成】ALU1と、演算結果等を格納する複数のアキ
ュムレートレジスタ群2と、拡張ビットを格納する拡張
ビットレジスタ3と、これらレジスタ群2および拡張ビ
ットレジスタ3もしくは拡張ビットレジスタ3間を接続
する拡張ビット制御回路4とを有する。この接続回路4
は拡張ビット制御レジスタ6に接続された拡張ビット制
御回路5により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定小数点プロセッサに
関し、特にレジスタの拡張ビットを可変にできる固定小
数点プロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、LSI技術の発展によって高
速な固定小数点プロセッサが出現している。このため、
ディジタル信号処理のような演算処理を多く行なう処理
も固定小数点プロセッサで容易に実現できるようになっ
ている。このような用途に用いられる固定小数点プロセ
ッサは演算処理におけるオーバーフローに対する処理が
重要であり、従来様々な手段で対処してきたが、その一
つとしてオーバーフロー時の拡張ビットを設ける方法が
ある。この拡張ビット方式は算術論理演算回路(以下、
ALUと称す)及びアキュムレートレジスタの上位ビッ
トを拡張してオーバーフローに対処するものである。す
なわち、予め小数点より上位にビットを拡張しておく方
式である。
【0003】図3はかかる従来の一例を説明するための
拡張ビットのフォーマットを表わす図である。図3に示
すように、レジスタ8は符号Sと小数点以下15ビット
で構成されているが拡張レジスタ9はこの符号Sを拡張
ビット内に拡張し、小数点より上位のオーバーフロー領
域を確保している。拡張ビットによる演算例を以下に示
す。
【0004】7FFFH+0001H という計算をすると、この和は16ビットだけであれ
ば、8000Hとなって負の値になってしまうが、拡張
ビット4ビットがあれば、桁上げされたビットはデータ
となるので、和は08000Hとなる。従って、小数点
より上位にビットは拡張されるが、符号は変らず且つ値
の精度は保持される。これは小数点以上に4ビットを持
つ20ビットのレジスタと同様になる。
【0005】図4は従来の一例を示す固定小数点プロセ
ッサのブロック図である。図4に示すように、従来の固
定小数点プロセッサは16ビット+8ビットのALU1
と、16ビット+4ビットのレジスタ群2aとで構成さ
れている。レジスタ群2a中の各レジスタはそれぞれ拡
張ビットを4ビット持っている。例えば、レジスタ群2
aの中のレジスタR1の値とレジスタR2の値との演算
をALU1で行う場合、この演算結果はレジスタ群2a
中のレジスタR1に格納されるものとする。この演算に
おいて、オーバーフローが起きた場合、拡張ビットに値
が拡張される。但し、正の数値の加算が続く演算の場
合、レジスタR1に格納される演算結果にオーバーフロ
ーが起り、しかも拡張ビットだけでは足りない可能性が
ある。この時、レジスタR1には誤った演算結果が格納
される。このような演算を続けるうちに、拡張ビットも
オーバーフローとなるが、この従来例では拡張ビットが
4ビットに固定されているため、拡張ビットからオーバ
ーフローした値は破棄されてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレジス
タに拡張ビットを備えた固定小数点プロセッサは、演算
中に予測以上のオーバーフローが生じた場合、拡張ビッ
ト上でもオーバーフローが生じてしまう。この場合、拡
張ビットのビット数を多くすればこの問題は解決される
が、ビット数が多くなるとハードウェアが多くなってし
まうという欠点がある。
【0007】本発明の目的は、かかる拡張ビットのオー
バーフローを防止でき、ハードウェアも少なくすること
のできる固定小数点プロセッサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固定小数点プロ
セッサは、算術論理演算回路と、複数のアキュムレート
レジスタと、複数の拡張ビットレジスタと、前記複数の
アキュムレートレジスタおよび前記複数の拡張ビットレ
ジスタの接続を制御できる拡張ビット接続回路と、前記
拡張ビット接続回路の動作を制御する拡張ビット制御回
路と、前記拡張ビット制御回路の接続情報を格納する拡
張ビット制御レジスタとを有し、前記アキュムレートレ
ジスタがオーバーフローする時に前記拡張ビットレジス
タを接続するように構成される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す固定小数点
プロセッサのブロック図である。図1に示すように、本
実施例はALU1(16ビット+拡張ビット8ビット)
と、アキュムレートレジスタ群2(16ビット)と、拡
張ビットレジスタ3(4ビット)と、レジスタ群2およ
びレジスタ3を接続する拡張ビット接続回路4と、この
接続回路4の接続を制御する拡張ビット制御回路5およ
び拡張ビット制御レジスタ6とで構成されている。この
拡張ビット制御レジスタ6は拡張ビット制御回路5の制
御情報を格納するが、その内容はプログラムによって書
き換えられる。また、拡張ビット制御回路5は拡張ビッ
ト接続回路4を制御することにより、アキュムレートレ
ジスタ群2および拡張ビットレジスタ3間と、拡張ビッ
トレジスタ3間の接続を任意に行なう。
【0010】まず、初期状態では各アキュムレートレジ
スタ2に4ビットの拡張ビットレジスタ3を接続してい
る。但し、ここではアキュムレートレジスタ群2内のレ
ジスタR1は演算処理において4ビット以上のオーバー
フローの起こる可能性のあるレジスタとし、アキュムレ
ートレジスタ群2内のレジスタR2はオーバーフローの
起こる可能性のないレジスタとする。このような仮定の
下で、演算を行う前にプログラム中で拡張ビットが4ビ
ットでは足りない可能性のあるアキュムレートレジスタ
R1について、プログラム記述で拡張ビットレジスタ3
をもつレジスタとし、レジスタR2は拡張ビットを持た
ないレジスタとする命令を実行する。これにより、拡張
ビット制御レジスタ6の値が書き換わり、拡張ビット制
御回路5が拡張ビット接続回路4を制御して拡張ビット
レジスタ3の接続を行うので、レジスタR1は拡張ビッ
トが8ビットのレジスタ、レジスタR2は拡張ビットを
持たないレジスタとなる。この処理によって、正の加算
が続き演算結果に予測以上のオーバーフローが生じた場
合でも、拡張ビットレジスタ3は8ビットあるので、拡
張ビットのオーバーフローを生じない。
【0011】例えば、次式に示す演算を実行するとき、 S=A1 +A2 +…+A20 レジスタR1に演算結果を格納し、レジスタR2にメモ
リのアドレスを格納するプログラムをつくると、レジス
タR1はオーバーフローの可能性があるが、レジスタR
2はオーバーフローは起こらない。この場合、プログラ
ムの最初に命令でレジスタR1は拡張ビットが2倍の8
ビットのレジスタ、レジスタR2は拡張ビットを持たな
いレジスタとなる指定をする。この指定により、拡張ビ
ット制御レジスタ6の値が書き換わり、レジスタR1に
4ビット以上のオーバーフローが起こってもオーバーフ
ローした値は破棄されない。
【0012】要するに、本実施例は拡張ビットのうちオ
ーバーフローが予測されるアキュムレートレジスタ(R
1)2の拡張ビットに拡張ビットを使う可能性のないア
キュムレートレジスタ(R2)2の拡張ビットを接続す
ることにより、拡張ビットを増加させることができるの
で、拡張ビットのオーバーフローを防止することができ
る。
【0013】図2は本発明の他の実施例を示す固定小数
点プロセッサのブロック図である。図2に示すように、
本実施例は16ビット+拡張ビット8ビットのALU1
と、16ビットからなる複数のアキュムレートレジスタ
2と、拡張ビットレジスタ(4ビット)3と、拡張ビッ
ト接続回路4と、拡張ビット制御回路5と、拡張ビット
制御レジスタ6とを有する他に、内部データバス7を有
している。本実施例は前述した一実施例と比較すると、
拡張ビット制御レジスタ6が内部データバス7に接続さ
れているので、拡張ビット制御レジスタ6の値をメモリ
または他のレジスタから、または直接値を転送すること
により書き換えることができるという利点がある。尚、
その他の回路動作については一実施例と同様である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固定小数
点プロセッサはアキュムレートレジスタの拡張ビットレ
ジスタのうちオーバーフローが起こる可能性のあるアキ
ュムレートレジスタの拡張ビットレジスタを2倍の8ビ
ットとし、オーバーフローによって拡張ビットレジスタ
を使う可能性のないレジスタは拡張ビットレジスタを持
たないレジスタとして使うことにより、レジスタ群中全
てのアキュムレートレジスタに8ビットの拡張ビットを
持たせなくとも拡張ビットからのオーバーフローを防止
でき、ハードウェアを少なくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す固定小数点プロセッサ
のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す固定小数点プロセッ
サのブロック図である。
【図3】従来の一例を説明するための拡張ビットのフォ
ーマットを表わす図である。
【図4】従来の一例を示す固定小数点プロセッサのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 算術論理演算回路(ALU) 2 アキュムレートレジスタ群 3 拡張ビットレジスタ 4 拡張ビット接続回路 5 拡張ビット制御回路 6 拡張ビット制御レジスタ 7 内部データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 算術論理演算回路と、複数のアキュムレ
    ートレジスタと、複数の拡張ビットレジスタと、前記複
    数のアキュムレートレジスタおよび前記複数の拡張ビッ
    トレジスタの接続を制御できる拡張ビット接続回路と、
    前記拡張ビット接続回路の動作を制御する拡張ビット制
    御回路と、前記拡張ビット制御回路の接続情報を格納す
    る拡張ビット制御レジスタとを有し、前記アキュムレー
    トレジスタがオーバーフローする時に前記拡張ビットレ
    ジスタを接続することを特徴とする固定小数点プロセッ
    サ。
JP4051156A 1992-03-10 1992-03-10 固定小数点プロセッサ Expired - Lifetime JP2743685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051156A JP2743685B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 固定小数点プロセッサ

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JP4051156A JP2743685B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 固定小数点プロセッサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05250142A true JPH05250142A (ja) 1993-09-28
JP2743685B2 JP2743685B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=12878970

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4051156A Expired - Lifetime JP2743685B2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 固定小数点プロセッサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102715A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Toshiba Corp 演算装置

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JP2008102715A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Toshiba Corp 演算装置

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JP2743685B2 (ja) 1998-04-22

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Effective date: 19980106