JPH0525009Y2 - - Google Patents

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JPH0525009Y2
JPH0525009Y2 JP4472988U JP4472988U JPH0525009Y2 JP H0525009 Y2 JPH0525009 Y2 JP H0525009Y2 JP 4472988 U JP4472988 U JP 4472988U JP 4472988 U JP4472988 U JP 4472988U JP H0525009 Y2 JPH0525009 Y2 JP H0525009Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板もしくは該基板に実装
した基板用コネクタに直接接続し得るようにした
電磁カウンタに関する。
〔従来の技術〕
一般に電磁カウンタは、入力信号の印加によつ
て電磁コイルを励磁し、これによつてヨークがア
ーマチユアを吸引動作させるとボールが揺動動作
して最下位桁数字車を歩進回動させるよう構成さ
れており、リードの引出し構造によりリード線タ
イプ、コネクタタイプ等の種類がある。リード線
タイプは一般に励磁コイルが巻回されるスプール
の一方のスプール鍔の外側面に一対の端子片を配
設し、これら端子片に励磁コイルと外部接続用リ
ード線の各端をそれぞれ接続し、リード線の他端
をカウンタフレームの外部に導出している。コネ
クタタイプはカウンタフレームの背面にコネクタ
を取付けてそのコネクタピンの内端に励磁コイル
の各端をそれぞれ直接接続し、前記コネクタをプ
リント基板に実装されている基板側コネクタに接
続するもので、これによりリード線の引回し排
除、組立工数、スペースの削減等を図り、超小型
電磁カウンタの実現を可能にしている。
したがつて、従来のこの種カウンタは各タイプ
によつてカウンタフレームの形状が違つたり、端
子板の有無等により構造が異なるため通常別個に
製作している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したように従来の電磁カウンタはリード線
タイプとコネクタタイプとではカウンタフレーム
の構造が異なるため、各タイプ毎にカウンタフレ
ームを製作しているが、そうするとカウンタフレ
ームの種類が増加し、部品管理が面倒であるとい
う問題があり、部品の共通化が要望されている。
したがつて、本考案は上述したような課題を解
決し、リード線タイプのカウンタフレームをその
ままコネクタタイプのカウンタフレームとして使
用することにより部品の共通化を計りプリント基
板もしくは基板側コネクタに直接接続し得るよう
にした電磁カウンタを提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、カウンタ
フレームの一方側板の表面後端部に裏面にまで達
する上下一対のリード線案内溝を蛇行形成してそ
の一端をフレーム背面側にそれぞれ開口させ、励
磁コイルが巻回されるスプールの前記側板と対向
するスプール鍔の外側面に上下一対の端子片を設
けてその夫々に前記励磁コイルの各端をそれぞれ
接続し、一対のコネクタピンを有するコネクタを
前記カウンタフレームの背面板に前記端子片に対
応して取付け、前記各コネクタピンの一端を前記
背面板に開設した開口部より前記各リード線案内
溝に挿入してその挿入端を前記各端子片にそれぞ
れ接続するようにしたものである。
〔作用〕
コネクタのコネクタピンはカウンタフレームの
背面側よりリード線案内溝に挿入され端子片を介
して励磁コイルに接続される。コネクタの代りに
励磁コイルの外部接続用リード線の一端をリード
線案内溝に挿入して端子片に接続すると、そのま
まリード線タイプの電磁カウンタとして使用し得
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る電磁カウンタの一実施例
を示す分解斜視図、第2図は平面図、第3図は右
側面図、第4図は端子片の正面図、第5図は要部
拡大横断面図である。これらの図において本実施
例はカウンタフレーム1をコネクタタイプとリー
ド線タイプの電磁カウンタに共通に使用し得るよ
う構成した例を示すもので、同フレーム1は合成
樹脂によつて前面および上面が開放する箱形を呈
し、その内部奥方にはスプール2の外周に巻回さ
れた電磁コイル3が配設されている。スプール2
は角筒状に形成されて両端に一対のスプール鍔2
a,2bを一体に有し、コア4に嵌装されてい
る。コア4は電磁コイル3の前方側面を抱くよう
にしてL字状に折曲形成されたヨーク5を一体に
有し、前記カウンタフレーム1の一方の側板、例
えば右側板6に設けられた前後方向に長い長孔7
から該フレーム1内に前記ヨーク5と共に挿入さ
れている。
一方、前記カウンタフレーム1の他方の側板、
すなわち左側板8の内面には前後方向に延在する
ポール9がその長手方向中間部を揺動支点Aとし
て上下方向に揺動自在に配設されている。ポール
9の内側面には略〓形に形成されたアーマチユア
10が前記コア4およびヨーク5に対応して配設
され、その前端部は前記ヨーク5の上方に延在
し、後端部は前記コア4の下方に延在している。
前記カウンタフレーム1の左右両側板6,8の
前端部間には、複数個、例えば6個の数字車14
a〜14fを共通に回転自在に軸支する数字車軸
15と、これら数字車14a〜14f間にそれぞ
れ介在された5個の桁送り用ピニオン16を共通
に回転自在に軸支するピニオン軸17が平行に横
架されている。最下位桁数字車14aの左側面
(ポール9と対向する側面)にはラチエツト18
(第3図参照)が一体に設けられており、このラ
チエツト18に対して前記ポール9の前端部に設
けられた上下に対向する双爪19a,19bが該
ポール9の揺動に伴い交互に係合するように構成
されている。各数字車14a,14fの右側面外
周部には桁送り用セグメントピン(図示せず)が
一体に突設され、前記最下位桁数字車14aを除
く残りの数字車14b〜14fの左側面外周部に
はピンギヤ20が全周に亘つて突設されている。
各数字車14a〜14fの桁送り用セグメントピ
ンとピニオン16とは次位桁数字車の桁送り時に
互いに噛合し、ピンギヤ20とピニオン16とは
常時噛合している。
また、前記カウンタフレーム1の右側板6の表
面後端部には裏面にまで達する上下一対のリード
線案内溝22,23が略凹形を呈するよう形成さ
れ、その後端は該フレーム1の背面板24の右側
端にそれぞれ開口している。一方、前記スプール
2の前記右側板6と適宜間隔を保つて対向する右
側のスプール鍔2aの外側面には前後方向に延在
する上下一対の端子片25,26が組付けられて
いる。端子片25(26も同様)はインサート成
形もしくはアウトサート成形法によつて前記スプ
ール2と一体に形成されるもので、第4図に示す
如き形状を呈し、その前端部が電磁コイル3の一
端が巻付けられることによりコイル係止部27を
構成し、後端寄り上面には挿通孔28と、外方に
水平に折曲された前後一対の挟持片29a,29
bが一体に設けられている。さらに、端子片25
の終端部は、前記リード線案内溝22の終端部分
に対応するよう後方に延長され、この延長部は第
2図および第5図に示すように、端子片25の表
面側に平面視略字状に折曲されることによりピ
ン接続部31を構成している。
32は前記背面板24の右端部に前記一対のリ
ード線案内溝22,23に対応して配設されたコ
ネクタで、このコネクタ32は前後面に貫通する
上下一対のコネクタピン33a,33bを有して
いる。コネクタピン33a,33bの前端は前記
背面板24に形成された開口部34a,34bよ
り前記各リード線案内溝22,23にそれぞれ挿
入され、かつその挿入端が前記各端子片25,2
6のピン接続部31に半田36によつてそれぞれ
接続されている。すなわち、各コネクタピン33
a,33bは一対の端子片25,26を介して励
磁コイル3の各端にそれぞれ接続されるものであ
る。そして、各コネクタピン33a,33bの後
端は第3図に示すようにプリント基板38に設け
られたピン挿通孔39にそれぞれ挿通され、該プ
リント基板38の電気回路に直接接続されるかあ
るいはまたプリント基板38に実装された2点鎖
線で示す基板側コネクタ40に挿入接続される。
なお、第1図において41はカウンタフレーム
1を収納するケースで、このケース41の前面に
は各数字車14a〜14fの表示値を読取るため
の読取窓42が開設されている。
このような構成からなるコネクタタイプの電磁
カウンタにおいて、電磁コイル3に入力信号が印
加されると、該コイル3の励磁によりコア4およ
びヨーク5がアーマチユア10を吸引動作させ
る。すると、このアーマチユア10の動作によつ
てポール9は支点A(第2図)を中心として第3
図反時計方向に揺動し、その一方の双爪19aに
よつてラチエツト18を駆動し最下位桁数字車1
4aを半文字分宛歩進回動させる。一方、電磁コ
イル3が消勢すると、ポール9は図示を省略した
スプリングの作用力によつて回動復帰し、今度は
他方の双爪19bにより前記数字車14aをさら
に半文字分宛歩進回動させる。そして、数字車1
4aが一回転すると、該数字車14aの桁送り用
セグメントピンと、数字車14aと14b間に介
在されているピニオン16とが係合して該ピニオ
ン16を所定角度回動させ、このピニオン16の
回転は次位桁数字車14bにそのピンギヤ20を
介して伝達されることにより、該数字車14bを
一文字分宛歩進回動させる。
なお、このようなカウンタの計数動作は従来と
全く同様である。
かくしてこのような構成からなる電磁カウンタ
によれば、コネクタ32を介してプリント基板3
8に直接組付けることができ、リード線の引回し
作業を排除し得る。また、リード線タイプとして
使用する場合にはコネクタ32をコネクタピン3
3a,33bと共に背面板24から取り外し、第
6図に示すように外部接続用リード線45,46
の一端を各端子片25,26に接続すれば、その
ままリード線タイプの電磁カウンタとして使用す
ることができる。
その場合、各リード線45,46は各リード線
案内溝22,23に蛇行するように収納されて、
その一端が各端子片25,26の挿通孔28に挿
通され半田付け固定されるか、一対の挟持片29
a,29bにて挟持された状態で該挟持片29
a,29bに半田付け固定され、他端部が背面板
24の各開口部34a,34bから外部に引出さ
れる。このようにリード線45,46をリード線
案内溝22,23によつて蛇行させると、外力に
よつてリード線45,46が引張られることがな
く、断線事故等を防止し得る利点を有している。
なお、各端子片25,26のピン接続部31は、
リード線タイプの場合各リード線45,46の内
側面を案内、保持するガイド部としての機能を果
す。
第7図および第8図は本考案の他の実施例を示
す平面図および側面図である。この実施例は各コ
ネクタピン33a,33bの前端部をピン接続部
31より前方に延在させてその先端を内側に折り
曲げ各端子片25,26の表面に半田36によつ
て接続したもので、その他の構成は第1図〜第5
図に示した上記実施例と同様である。
第9図は本考案のさらに他の実施例を示す右側
面図で、各コネクタピン33a,33bの前端部
を各端子片25,26の挟持片29a,29b間
に単に圧入固定するかもしくは半田付け固定した
ものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る電磁カウンタに
よれば、数字車、励磁コイル等を収納するカウン
タフレームの一方側板の後端部に貫通孔からなる
蛇行したリード線案内溝を設けてその後端をフレ
ーム背面側に開口させているので、この開口部よ
りコネクタのコネクタピンをリード線案内溝に挿
入して端子片に接続すると、励磁コイルとコネク
タピンとが端子板を介して電気的に接続され、プ
リント基板に直接組付けることができる。また、
コネクタの代りに外部接続用リード線をリード線
案内溝に挿入して端子片に接続した場合にはリー
ド線タイプの電磁カウンタを構成し、カウンタフ
レームをコネクタタイプとリード線タイプの双方
に共通使用でき、カウンタフレームの種類を削減
し得る。したがつて、カウンタフレームの金型を
2種類製作する必要がなく、またカウンタフレー
ムの部品管理も簡単で安価な電磁カウンタを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁カウンタの一実施例
を示す分解斜視図、第2図は平面図、第3図は右
側面図、第4図は端子片の正面図、第5図は要部
拡大横断面図、第6図はリード線タイプとして使
用する場合の右側面図、第7図および第8図は本
考案の他の実施例を示す平面図および右側面図、
第9図は本考案のさらに他の実施例を示す右側面
図である。 1……カウンタフレーム、2……スプール、2
a,2b……スプール鍔、3……励磁コイル、6
……側板、22,23……リード線案内溝、24
……背面板、25,26……端子片、32……コ
ネクタ、33a,33b……コネクタピン、34
a,34b……開口部、38……プリント基板、
45,46……外部接続用リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンタフレームの一方側板の表面後端部に裏
    面にまで達する上下一対のリード線案内溝を蛇行
    形成してその一端をフレーム背面側にそれぞれ開
    口させ、励磁コイルが巻回されるスプールの前記
    側板と対向するスプール鍔の外側面に上下一対の
    端子片を設けてその夫々に前記励磁コイルの各端
    をそれぞれ接続し、一対のコネクタピンを有する
    コネクタを前記カウンタフレームの背面板に前記
    端子片に対応して取付け、前記各コネクタピンの
    一端を前記背面板に開設した開口部より前記各リ
    ード線案内溝に挿入してその挿入端を前記各端子
    片にそれぞれ接続するようにしたことを特徴とす
    る電磁カウンタ。
JP4472988U 1988-04-04 1988-04-04 Expired - Lifetime JPH0525009Y2 (ja)

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JPH01151362U JPH01151362U (ja) 1989-10-19
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JPH087483Y2 (ja) * 1990-03-19 1996-03-04 ライン精機株式会社 数字表示器

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