JPH05249994A - 音声強調装置 - Google Patents

音声強調装置

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JPH05249994A
JPH05249994A JP3270761A JP27076191A JPH05249994A JP H05249994 A JPH05249994 A JP H05249994A JP 3270761 A JP3270761 A JP 3270761A JP 27076191 A JP27076191 A JP 27076191A JP H05249994 A JPH05249994 A JP H05249994A
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JP
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coefficient
input signal
delay
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JP3270761A
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Inventor
Yoshiyuki Yoshizumi
嘉之 吉住
Tsuyoshi Megata
強司 目片
Yoshinori Yamada
義則 山田
Ryoji Suzuki
良二 鈴木
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GIJUTSU KENKYU KUMIAI IRYO FUK
GIJUTSU KENKYU KUMIAI IRYO FUKUSHI KIKI KENKYUSHO
Original Assignee
GIJUTSU KENKYU KUMIAI IRYO FUK
GIJUTSU KENKYU KUMIAI IRYO FUKUSHI KIKI KENKYUSHO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声のレベルの変化に基づき音声の増幅度を
決定することにより音声の強調ができる音声強調装置を
提供する。 【構成】 入力信号の包絡線抽出手段11と、第1の遅
延手段19と、包絡線信号を遅延する第2の遅延手段1
2と、係数を記憶する第1、第2のの記憶手段13、1
4と、第2の遅延手段12の出力と第1の記憶手段13
の係数間の積和演算を行なう第1の積和演算手段15
と、第2の遅延手段12の出力と第2の記憶手段13の
係数間の積和演算を行なう第2の積和演算手段16と、
第1の積和演算手段15の出力を第2の積和演算手段1
6の出力で除算する除算手段17と、除算手段17の出
力と第1の遅延手段19の出力を乗算する乗算手段18
とを備えた構成とする。 【効果】 音声のレベルの変化に基づき音声のレベルの
補償係数が決定され、なめらかにゲインを制御し、自然
性を損なうことなく音声を強調するので、音声の明瞭度
を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号処理分野にお
ける音声強調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声強調装置を図面を用いて説明
する。従来の音声強調装置の基本構成を図16に示す。
101は音声信号を増幅する増幅器、102は無音区間
を検出する無音区間抽出部、103は音声信号の包絡線
を抽出する包絡線抽出部、104は入力された信号のゼ
ロクロス周波数を検出するゼロクロス検出部、105は
入力される信号の変化率を求める微分器である。106
は無音区間検出部102、微分器105、ゼロクロス検
出部104から出力される信号に基づいてパルスを出力
し、増幅器101を制御するワンショットモノマルチバ
イブレーターである。次に、従来の音声強調装置の動作
について説明する。図17に図16における各部の時間
波形を示す。図17(a)のように入力された音声信号
は増幅器101、無音区間検出部102、包絡線検出部
103、ゼロクロス検出部104に伝達される。無音区
間検出部102は音声信号中の無音区間を検出しワンシ
ョットモノマルチバイブレーター106へ伝達する。包
絡線抽出部103は音声信号の包絡線を抽出し、微分器
105へ伝達する。微分器105は音声信号の包絡線の
変化率を求めワンショットモノマルチバイブレーター1
06へ伝達する。ゼロクロス検出部104は音声信号の
ゼロクロス周波数を求めてワンショットモノマルチバイ
ブレーター106へ伝達する。ワンショットモノマルチ
バイブレーター106は無音区間検出部102、微分器
105、ゼロクロス検出部104の出力に基づき、図1
7(b)のように無音から音声に変わった時点からゼロ
クロス周波数が高く、かつ、包絡線の変化率が大きい時
点までパルスを出力する。ワンショットモノマルチバイ
ブレーター106から出力されたパルスは増幅器101
へ入力される。増幅器101はワンショットモノマルチ
バイブレーター106から出力されるパルスが入力され
ると予め決められたゲインで、入力される音声信号を増
幅し、出力する。増幅器101はワンショットモノマル
チバイブレーター106からのパルス出力が無い場合は
ゲイン1で入力された音声信号をそのまま出力する。図
17(c)に増幅器101から出力された音声信号波形
を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ワンショットモノマルチバイブレーター
106のパルス出力で増幅器101のゲインを制御する
ので特定の子音の部分だけを一定のゲインで増幅する。
このため、ワンショットモノマルチバイブレーター10
6の出力パルスが切り替わる時にゲインが急激に変わる
ため歪が生じる。また、増幅器101のゲインは予め決
められているのでレベルの異なる子音に対しても同一の
ゲインで増幅するために、後続母音のレベルの大きさに
適応した子音の増幅を行なうことができないという課題
を有していた。
【0004】本発明はかかる点に鑑み、音声のレベルの
変化に基づき音声の増幅度を決定することにより、簡単
な処理でなめらかにゲインを制御し、音声の強調ができ
る音声強調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
入力信号の包絡線を抽出する包絡線抽出手段と、入力さ
れる信号を遅延する第1の遅延手段と、前記包絡線抽出
手段から出力される包絡線信号を遅延する第2の遅延手
段と、係数を記憶する第1の記憶手段と、係数を記憶す
る第2の記憶手段と、前記第2の遅延手段の出力と前記
第1の記憶手段の係数間の積和演算を行なう第1の積和
演算手段と、前記第2の遅延手段の出力と前記第2の記
憶手段の係数間の積和演算を行なう第2の積和演算手段
と、前記第1の積和演算手段の出力を前記第2の積和演
算手段の出力で除算する除算手段と、前記除算手段の出
力と前記第1の遅延手段の出力を乗算する乗算手段とを
備えた構成とする。
【0006】また、包絡線抽出手段は、入力信号の特定
の周波数帯域のみを通過させて出力する帯域通過手段、
入力される信号の絶対値化を行なう絶対値手段、入力さ
れる信号の特定の低域周波数帯域のみを通過させる低域
通過手段とを備えた構成とする。
【0007】第2の発明においては、入力信号の包絡線
を抽出する包絡線抽出手段と、入力される信号を遅延す
る第1の遅延手段と、前記包絡線抽出手段から出力され
る包絡線信号を遅延する第2の遅延手段と、係数を記憶
する第1の記憶手段と、係数を記憶する第2の記憶手段
と、前記第2の遅延手段の出力と前記第1の記憶手段の
係数間の積和演算を行なう第1の積和演算手段と、前記
第2の遅延手段の出力と前記第2の記憶手段の係数間の
積和演算を行なう第2の積和演算手段と、前記第1の積
和演算手段の出力を前記第2の積和演算手段の出力で除
算する除算手段と、前記除算手段の出力に非線形処理を
行ない出力する非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力と前記第1の遅延手段の出力を乗算する乗算手段
とを備えた構成とする。
【0008】また、非線形処理手段は、2つの入力信号
のうち大きい方を選択し出力する選択手段と、入力信号
を記憶し遅延する第3の遅延手段と、係数を記憶する第
3の記憶手段と、前記第3の遅延手段の出力と前記第3
の記憶手段に記憶された係数の乗算を行ない前記選択手
段へ出力する乗算手段とを備えた構成とする。
【0009】または、非線形処理手段は、2つの入力信
号のうち大きい方を選択し出力する選択手段と、入力信
号を記憶し遅延する第3の遅延手段と、係数を記憶する
第3の記憶手段と、前記第3の遅延手段の出力と前記第
3の記憶手段に記憶された係数の乗算を行ない前記選択
手段へ出力する乗算手段と、前記選択手段から出力され
る信号の上限を飽和させ出力する第1の飽和手段と、前
記第1の飽和手段から出力される信号の下限を飽和させ
出力する第2の飽和手段とを備えた構成とする。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成により、音声信号が入力
されたとき、音声信号のレベルの変化を平滑化すること
により、レベルの低い子音からレベルの大きい母音への
レベルの変化を抑圧しようとするので子音部を強調する
ことができる。また、レベルの変化が小さい定常部分で
の強調は行われないので定常雑音を増幅したり、母音を
歪ませたりすることがない。さらに、補償係数に時間的
な減衰特性を持たせることにより子音から母音への移行
部の強調を行うことができるので、より自然な音声強調
を行い、音声の明瞭度を向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の音声強調装置の一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例における音声
強調装置の構成図を示すものである。図1において、1
1は入力信号の包絡線を抽出する包絡線抽出手段、19
は入力される信号を遅延する第1の遅延手段、12は包
絡線抽出手段11から出力される包絡線信号を遅延する
第2の遅延手段、13は係数を記憶する第1の記憶手
段、14は係数を記憶する第2の記憶手段、15は第2
の遅延手段12の出力と第1の記憶手段13の係数間の
積和演算を行なう第1の積和演算手段、16は第2の遅
延手段12の出力と第2の記憶手段13の係数間の積和
演算を行なう第2の積和演算手段、17は第1の積和演
算手段15の出力を第2の積和演算手段16の出力で除
算する除算手段、18は除算手段17の出力と第1の遅
延手段19の出力を乗算する乗算手段である。
【0013】以上のように構成された本実施例の音声強
調装置について、以下その動作を説明する。
【0014】入力信号s(t−b)は包絡線抽出手段1
1と第1の遅延手段19に入力される。包絡線抽出手段
11は入力信号s(t−b)の包絡線f(t−b)を抽
出し第2の遅延手段12へ伝達する。次に、第2の遅延
手段12は時刻t及びその前の時刻の包絡線抽出手段1
1の出力(f(t−b)〜f(t))を記憶する。そし
て第1の積和演算手段15は第1の記憶手段13に記憶
された係数(C(ーb)〜C(0))と第2の遅延手段
12に記憶された(f(t−b)〜f(t))の積和演
算を行ない、レベルで正規化される前の、入力信号のレ
ベルの変化を抑える値M(t)を求める。次に第2の積
和演算手段16は第2の記憶手段14に記憶された係数
(E(ーe)〜E(e))と第2の遅延手段12に記憶
された(f(t−e)〜f(t+e))の積和演算を行
ない、時刻tにおける入力信号のレベルL(t)を求め
る。次に除算手段17は第1の積和演算手段15の出力
M(t)を第2の積和演算手段16の出力L(t)で除
算することにより、入力信号の立ち上がりのレベルの変
化を抑える値A(t)を出力する。また、第1の遅延手
段19は処理に要する時間bだけ入力信号に遅延をかけ
て、遅延された信号s(t)を出力する。次に乗算手段
18は第1の遅延手段19の出力s(t)に除算手段1
7の出力A(t)を乗じて出力する。そして、第1の遅
延手段19が記憶している内容全体を1ポイントずつ遅
延させる。図8(a)に図1の(P1)における入力信
号の時間波形を、図8(b)に図1の(P2)における
出力信号の時間波形を示す。
【0015】図11は入力信号の立ち上がりのレベルの
変化を抑える値M(t)を算出するために、第1の記憶
手段13に記憶されている係数C(t)の特性を示した
ものである。この係数C(t)を(数8)に示す。但
し、係数C(t)は全体のレベルを変化させないため
に、(数9)の条件を満足するように設定する。また、
(数10)に示すように示すように、この係数C(t)
を包絡線抽出手段11の出力f(t)に畳み込むことに
より、時刻tの後のレベルが時刻tのレベルよりも大き
い場合にはM(t)の値が大きくなり、時刻tの後のレ
ベルが時刻tのレベルよりも小さい場合にはM(t)の
値が小さくなるので、M(t)を入力信号に乗じること
により入力信号の立ち上がりのレベルが平滑化される。
【0016】
【数8】
【0017】
【数9】
【0018】
【数10】
【0019】図12は入力信号のレベルを求めるために
第2の記憶手段14に記憶されている係数E(t)の特
性を示したものである。この係数を(数11)に示す。
但し、全体のレベルの変化を防ぐために(数12)の条
件を満たすように係数E(t)を設定する。また、(数
13)に示すように示すように、この係数C(t)を包
絡線抽出手段11の出力f(t)に畳み込むことによ
り、時刻tのレベルL(t)が算出される。
【0020】
【数11】
【0021】
【数12】
【0022】
【数13】
【0023】図3は本発明の音声強調装置の一実施例に
おける包絡線抽出手段の構成図を示すものである。図3
において、31は入力信号の特定の周波数帯域のみを通
過させて出力する帯域通過手段、32は入力される信号
の絶対値化を行なう絶対値手段、33は入力される信号
の特定の低域周波数帯域のみを通過させる低域通過手段
である。
【0024】以上のように構成された包絡線抽出手段に
ついて、以下その動作を説明する。まず、帯域通過手段
31に入力信号s(t−b)が入力されると、帯域通過
手段31は特定の周波数帯域のみを通過させて出力す
る。このときの通過周波数帯域は例えば、音声信号のエ
ネルギーが集中している500Hz〜1KHz等に設定
する。帯域通過手段31から出力された信号は絶対値手
段32に入力されて絶対値化される。次に絶対値化され
た信号が低域通過手段33に入力され、低域通過手段3
3は特定の低域周波数成分のみを出力し、包絡線信号f
(t−b)が得られる。
【0025】以上のように本実施例によれば、入力信号
の包絡線を抽出する包絡線抽出手段11と、入力信号の
遅延を行なう第1の遅延手段19と、包絡線抽出手段1
1から出力される包絡線信号を遅延する第2の遅延手段
12と、係数を記憶する第1の記憶手段13と、係数を
記憶する第2の記憶手段14と、第2の遅延手段12の
出力と第1の記憶手段13の係数間の積和演算を行なう
第1の積和演算手段15と、第2の遅延手段12の出力
と第2の記憶手段13の係数間の積和演算を行なう第2
の積和演算手段16と、第1の積和演算手段15の出力
を第2の積和演算手段の出力で除算する除算手段17
と、除算手段17の出力と第1の遅延手段19の出力を
乗算する乗算手段18を設けることにより、音声のレベ
ルの変化に基づき音声の補償係数A(t)が決定される
ので定常雑音を増幅することがなく、かつ、なめらかに
補償係数A(t)を制御するので、急激にゲインが変化
することがなく歪が少ない自然な音声が得られる音声強
調装置を提供することができる。
【0026】また、第1の記憶手段13に記憶されてい
る係数C(t)の特性を(数8)に示す特性にすること
により、レベルの立ち上がりの変化の大きい部分の平滑
化を行なうので、子音から母音のようなレベルの変化の
大きい部分の平滑化が行なわれる。このため、母音の直
前に存在する子音の部分の強調を容易に行なうことがで
きる。
【0027】また、包絡線抽出手段11において、帯域
通過手段31は音声のエネルギーが集中している帯域を
通過させS/N比を向上させ、絶対値手段32は信号の
整流を行ない、低域通過手段33は整流後の包絡線を抽
出するので、S/N比の良い包絡線を抽出することがで
きる。
【0028】図2は本発明の第2の実施例における音声
強調装置の構成図を示すものである。図2において、1
1は入力信号の包絡線を抽出する包絡線抽出手段、19
は入力される信号を遅延する第1の遅延手段、12は包
絡線抽出手段11から出力される包絡線信号を遅延する
第2の遅延手段、13は係数を記憶する第1の記憶手
段、14は係数を記憶する第2の記憶手段、15は第2
の遅延手段12の出力と第1の記憶手段13の係数間の
積和演算を行なう第1の積和演算手段、16は第2の遅
延手段12の出力と第2の記憶手段13の係数間の積和
演算を行なう第2の積和演算手段、17は第1の積和演
算手段15の出力を第2の積和演算手段16の出力で除
算する除算手段、21は除算手段17の出力に非線形処
理を行ない出力する非線形処理手段、18は非線形処理
手段21の出力と第1の遅延手段19の出力を乗算する
乗算手段である。
【0029】以上のように構成された本実施例の音声強
調装置について、以下その動作を説明する。
【0030】入力信号s(t−b)は包絡線抽出手段1
1と第1の遅延手段19に入力される。包絡線抽出手段
11は入力信号s(t−b)の包絡線f(t−b)を抽
出し第2の遅延手段12へ伝達する。次に、第2の遅延
手段12は時刻t及びその前の時刻の包絡線抽出手段1
1の出力(f(t−b)〜f(t))を記憶する。そし
て第1の積和演算手段15は第1の記憶手段13に記憶
された係数(C(ーb)〜C(0))と第2の遅延手段
12に記憶された(f(t−b)〜f(t))の積和演
算を行ない、レベルで正規化される前の、入力信号のレ
ベルの変化を抑える値M(t)を求める。次に第2の積
和演算手段16は第2の記憶手段14に記憶された係数
(E(ーe)〜E(e))と第2の遅延手段12に記憶
された(f(t−e)〜f(t+e))の積和演算を行
ない、時刻tにおける入力信号のレベルL(t)を求め
る。次に除算手段17は第1の積和演算手段15の出力
M(t)を第2の積和演算手段16の出力L(t)で除
算することにより、入力信号の立ち上がりのレベルの変
化を抑える値A(t)を出力する。非線形処理手段21
は予め定められた非線形特性に従って、入力信号の立ち
上がりのレベルの変化を抑える値A(t)をA’(t)
に変換する。また、第1の遅延手段19は処理に要する
時間bだけ入力信号に遅延をかけて、遅延された信号s
(t)を出力する。次に乗算手段18は第1の遅延手段
19の出力s(t)に非線形処理手段21の出力A’
(t)を乗じて出力する。そして、第1の遅延手段19
が記憶している内容全体を1ポイントずつ遅延させる。
図8(a)に図2の(P1)における入力信号の時間波
形を、図8(c)に図2の(P3)における出力信号の
時間波形を示す。
【0031】図11は入力信号の立ち上がりのレベルの
変化を抑える値M(t)を算出するために、第1の記憶
手段13に記憶されている係数C(t)の特性を示した
ものである。この係数C(t)を(数8)に示す。但
し、係数C(t)は全体のレベルを変化させないため
に、(数9)の条件を満足するように設定する。また、
(数10)に示すように示すように、この係数C(t)
を包絡線抽出手段11の出力f(t)に畳み込むことに
より、時刻tの後のレベルが時刻tのレベルよりも大き
い場合にはM(t)の値が大きくなり、時刻tの後のレ
ベルが時刻tのレベルよりも小さい場合にはM(t)の
値が小さくなるので、M(t)を入力信号に乗じること
により入力信号の立ち上がりのレベルが平滑化される。
【0032】図12は入力信号のレベルを求めるために
第2の記憶手段14に記憶されている係数E(t)の特
性を示したものである。この係数を(数11)に示す。
但し、全体のレベルの変化を防ぐために(数12)の条
件を満たすように係数E(t)を設定する。また、(数
13)に示すように示すように、この係数C(t)を包
絡線抽出手段11の出力f(t)に畳み込むことによ
り、時刻tのレベルL(t)が算出される。
【0033】図3は本発明の音声強調装置の一実施例に
おける包絡線抽出手段の構成図を示すものである。図3
において、31は入力信号の特定の周波数帯域のみを通
過させて出力する帯域通過手段、32は入力される信号
の絶対値化を行なう絶対値手段、33は入力される信号
の特定の低域周波数帯域のみを通過させる低域通過手段
である。
【0034】以上のように構成された包絡線抽出手段に
ついて、以下その動作を説明する。まず、帯域通過手段
31に入力信号s(t−b)が入力されると、帯域通過
手段31は特定の周波数帯域のみを通過させて出力す
る。このときの通過周波数帯域は例えば、音声信号のエ
ネルギーが集中している500Hz〜1KHz等に設定
する。帯域通過手段31から出力された信号は絶対値手
段32に入力されて絶対値化される。次に絶対値化され
た信号が低域通過手段33に入力され、低域通過手段3
3は特定の低域周波数成分のみを出力し、包絡線信号f
(t−b)が得られる。
【0035】図4は本発明の音声強調装置の一実施例に
おける非線形処理手段の構成図を示すものである。図4
において、41は2つの入力信号のうち大きい方を選択
し出力する選択手段、42は入力信号を記憶し遅延する
第3の遅延手段、43は係数を記憶する第3の記憶手
段、44は第3の遅延手段42の出力と第3の記憶手段
43に記憶された係数の乗算を行ない選択手段41へ出
力する乗算手段である。
【0036】図5は処理の流れを示す流れ図である。図
5を用いて図4に示す非線形処理手段の動作の説明を行
なう。まず、初期化のため最初は補償係数A’(t)を
ゼロとする。次に、選択手段41は入力される2つの係
数A(t)とA’(t−1)の比較を行い、大きい値の
方を選択し補償係数A’(t)として出力する。つま
り、A(t)>A’(t−1)の場合は係数A(t)を
出力し、A(t)≦A’(t−1)の場合はA’(t−
1)を出力する。第3の遅延手段42は補償係数A’
(t)を一時的に記憶する。次に、乗算手段44は(数
14)に基づき、第3の遅延手段42に記憶された補償
係数A’(t)と第3の記憶手段43に記憶された係数
rの乗算を行い減衰係数A’(t−1)を算出し選択手
段41へ出力する。
【0037】
【数14】
【0038】図13は減衰係数A’(t−1)の時間的
な減衰特性を示したものである。図に示すように係数r
の値を変えることで減衰係数A’(t−1)を上限値H
Lから時刻τ後に1にすることができる。
【0039】図14は減衰係数A’(t−1)の別の時
間的な減衰特性を示したものである。図に示すように係
数rの値を変えることで減衰係数A’(t−1)を上限
値H Lから(数15)に示す漸近線に向かって減衰させ
ることができる。
【0040】
【数15】
【0041】図6は本発明の音声強調装置の一実施例に
おける異なる非線形処理手段の構成図を示すものであ
る。図6において、41は2つの入力信号のうち大きい
方を選択し出力する選択手段、42は入力信号を記憶し
遅延する第3の遅延手段、43は係数を記憶する第3の
記憶手段、44は第3の遅延手段42の出力と第3の記
憶手段43に記憶された係数の乗算を行ない選択手段4
1へ出力する乗算手段、45は選択手段41から出力さ
れる信号の上限を飽和させ出力する第1の飽和手段、4
6は第1の飽和手段45から出力される信号の下限を飽
和させ出力する第2の飽和手段である。
【0042】図7は処理の流れを示す流れ図である。図
7を用いて図6に示す非線形処理手段の動作の説明を行
なう。まず、初期化のため最初は補償係数A’(t)を
ゼロとする。次に、選択手段41は入力される2つの係
数A(t)とA’(t−1)の比較を行い、大きい値の
方を選択し補償係数A’(t)として出力する。つま
り、A(t)>A’(t−1)の場合は係数A(t)を
出力し、A(t)≦A’(t−1)の場合はA’(t−
1)を出力する。第3の遅延手段42は補償係数A’
(t)を一時的に記憶する。次に、乗算手段44は(数
14)に基づき、第3の遅延手段42に記憶された補償
係数A’(t)と第3の記憶手段43に記憶された係数
rの乗算を行い減衰係数A’(t−1)を算出し選択手
段41と第1の飽和手段45へ出力する。
【0043】図13は減衰係数A’(t−1)の時間的
な減衰特性を示したものである。図に示すように係数r
の値を変えることで減衰係数A’(t−1)を上限値H
Lから時刻τ後に1にすることができる。
【0044】図14は減衰係数A’(t−1)の別の時
間的な減衰特性を示したものである。図に示すように係
数rの値を変えることで減衰係数A’(t−1)を上限
値H Lから(数15)に示す漸近線に向かって減衰させ
ることができる。
【0045】第1の飽和手段45は減衰係数A’(t−
1)の上限/下限を制限し第2の飽和手段46へ出力す
る。第2の飽和手段46は第1の飽和手段45から出力
される減衰係数A’(t−1)の下限/上限を制限す
る。
【0046】第1の飽和手段45、第2の飽和手段46
を飽和特性を(数16)に示し、その特性図を図15に
示す。
【0047】
【数16】
【0048】図9(a)に(数14)に示す係数r=0
の場合の図6の(P4)における補償係数A’(t)の
時間波形を、図9(b)に(数14)に示す係数r=0
の場合の図6の(P5)における補償係数A’(t)の
時間波形を示す。
【0049】図10(a)に(数14)に示す係数0<
r<1の場合の図6の(P4)における補償係数A’
(t)の時間波形を、図10(b)に(数14)に示す
係数0<r<1の場合の図6の(P5)における補償係
数A’(t)の時間波形を示す。
【0050】以上のように本実施例によれば、入力信号
の包絡線を抽出する包絡線抽出手段11と、入力信号の
遅延を行なう第1の遅延手段19と、包絡線抽出手段1
1から出力される包絡線信号を遅延する第2の遅延手段
12と、係数を記憶する第1の記憶手段13と、係数を
記憶する第2の記憶手段14と、第2の遅延手段12の
出力と第1の記憶手段13の係数間の積和演算を行なう
第1の積和演算手段15と、第2の遅延手段12の出力
と第2の記憶手段13の係数間の積和演算を行なう第2
の積和演算手段16と、第1の積和演算手段15の出力
を第2の積和演算手段16の出力で除算する除算手段1
7と、は除算手段17の出力に非線形処理を行ない出力
する非線形処理手段21と、非線形処理手段21の出力
と第1の遅延手段19の出力を乗算する乗算手段22
と、非線形処理手段21の出力と第1の遅延手段19の
出力を乗算する乗算手段18を設けることにより、音声
のレベルの変化に基づき音声の増幅度が決定されるので
定常雑音を増幅することがなく、かつ、なめらかにゲイ
ンを制御するので、急激にゲインが変化することがなく
歪が少ない自然な音声が得られる。しかも、非線形処理
手段の時間的な減衰特性を変化させることにより、子音
のみでなく、子音から母音に移行する部分の強調を行
え、かつレベルの上限、下限を決めることにより母音の
歪が少なく子音を強調し過ぎない音声強調装置を提供す
ることができる。
【0051】また、第1の記憶手段13に記憶されてい
る係数C(t)の特性を(数8)に示す特性にすること
により、レベルの立ち上がりの変化の大きい部分の平滑
化を行なうので、子音から母音のようなレベルの変化の
大きい部分の平滑化が行なわれる。このため、母音の直
前に存在する子音の部分の強調を容易に行なうことがで
きる。
【0052】また、包絡線抽出手段11において、帯域
通過手段31は音声のエネルギーが集中している帯域を
通過させS/N比を向上させることができる。絶対値手
段32は信号の整流を行なう。低域通過手段33は整流
後の包絡線を抽出する。このため、S/N比の良い包絡
線を抽出することができる。
【0053】さらに、非線形処理手段21において、2
つの入力信号のうち大きい方を選択し出力する選択手段
41と、入力信号を記憶し遅延する第3の遅延手段42
と、係数を記憶する第3の記憶手段43と、第3の遅延
手段42の出力と第3の記憶手段43に記憶された係数
の乗算を行ない選択手段41へ出力する乗算手段44を
設けることにより補償係数A’(t)の時間的な減衰特
性を制御するので、子音のみではなく子音から母音へ移
行する移行部のレベルの変化を制御することができる。
【0054】また、非線形処理手段21において、2つ
の入力信号のうち大きい方を選択し出力する選択手段4
1、入力信号を記憶し遅延する第3の遅延手段42、係
数を記憶する第3の記憶手段43、第3の遅延手段42
の出力と第3の記憶手段43に記憶された係数の乗算を
行ない選択手段41へ出力する乗算手段44、選択手段
41から出力される信号の上限を飽和させ出力する第1
の飽和手段45、第1の飽和手段45から出力される信
号の下限を飽和させ出力する第2の飽和手段46を設け
ることにより補償係数A’(t)の時間的な減衰特性を
制御するので、子音のみではなく子音から母音へ移行す
る移行部のレベルの変化を制御することができる。か
つ、補償係数A’(t)の上限、下限を制限するので、
子音部の強調をし過ぎることなく、また、母音の歪を少
なくすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声が入力されると音声のレベルの変化に基づき音声の
レベルの補償係数が決定され、なめらかにゲインを制御
し、音声を強調できる。
【0056】また、(数8)の特性にすることにより、
子音から母音に変化する部分のようにレベルの変化が大
きく立ち上がる部分を検出し子音を強調することができ
る。
【0057】さらに、非線形処理手段において、補償係
数の時間的な減衰特性により子音のみではなく子音から
母音への移行部の強調を行える。また、補償係数の上
限、下限を制限することにより子音部の強調をし過ぎる
ことなく、また、母音の歪を少なくすることができる。
【0058】したがって、本発明の音声強調装置は自然
性を損なうことなく音声が強調ができ、音声の明瞭度を
向上することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における音声強調装置の
構成図
【図2】本発明の第2の実施例における音声強調装置の
構成図
【図3】本発明における包絡線抽出手段の一実施例の構
成図
【図4】本発明における非線形処理手段の一実施例の構
成図
【図5】本発明における非線形処理手段の一実施例の流
れ図
【図6】本発明における非線形処理手段の一実施例の構
成図
【図7】本発明における非線形処理手段の一実施例の流
れ図
【図8】本発明における第1の実施例、第2の実施例の
入力信号、出力信号の信号波形図
【図9】本発明における非線形処理手段の一実施例の説
明用信号波形図
【図10】本発明における非線形処理手段の一実施例の
説明用信号波形図
【図11】本発明における第1の記憶手段に記憶されて
いる係数C(t)の特性図
【図12】本発明における第2の記憶手段に記憶されて
いる係数E(t)の特性図
【図13】本発明における非線形処理手段の補償係数の
減衰特性図
【図14】本発明における非線形処理手段の補償係数の
減衰特性図
【図15】本発明の非線形処理手段における第1の飽和
手段、第2の飽和手段の特性図
【図16】従来の音声強調装置の構成図
【図17】従来の音声強調装置の説明用信号波形図
【符号の説明】
11 包絡線抽出手段 12 第2の遅延手段 13 第1の記憶手段 14 第2の記憶手段 15 第1の積和演算手段 16 第2の積和演算手段 17 除算手段 18 乗算手段 19 第1の遅延手段 21 非線形処理手段 31 帯域通過手段 32 絶対値手段 33 低域通過手段 41 選択手段 42 第3の遅延手段 43 第3の記憶手段 44 第2の乗算手段 45 第1の飽和手段 46 第2の飽和手段 101 増幅器 102 無音区間検出部 103 包絡線抽出部 104 ゼロクロス検出部 105 微分器 106 ワンショットモノマルチバイブレーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 良二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の包絡線を抽出する包絡線抽出手
    段と、入力される信号を遅延する第1の遅延手段と、前
    記包絡線抽出手段から出力される包絡線信号を遅延する
    第2の遅延手段と、係数を記憶する第1の記憶手段と、
    係数を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の遅延手段
    の出力と前記第1の記憶手段の係数間の積和演算を行な
    う第1の積和演算手段と、前記第2の遅延手段の出力と
    前記第2の記憶手段の係数間の積和演算を行なう第2の
    積和演算手段と、前記第1の積和演算手段の出力を前記
    第2の積和演算手段の出力で除算する除算手段と、前記
    除算手段の出力と前記第1の遅延手段の出力を乗算する
    乗算手段とを備えたことを特徴とする音声強調装置。
  2. 【請求項2】第1の記憶手段は、次式で示される係数C
    (t)を記憶していることを特徴とする請求項1記載の
    音声強調装置。 【数1】
  3. 【請求項3】第2の記憶手段は、次式で示される係数E
    (t)を記憶していることを特徴とする請求項1記載の
    音声強調装置。 【数2】
  4. 【請求項4】包絡線抽出手段は、入力信号の特定の周波
    数帯域のみを通過させて出力する帯域通過手段、入力さ
    れる信号の絶対値化を行なう絶対値手段、入力される信
    号の特定の低域周波数帯域のみを通過させる低域通過手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の音声強調
    装置。
  5. 【請求項5】補償係数A(t)は次式を基に算出される
    ことを特徴とする請求項1記載の音声強調装置。 【数3】
  6. 【請求項6】入力信号の包絡線を抽出する包絡線抽出手
    段と、入力される信号を遅延する第1の遅延手段と、前
    記包絡線抽出手段から出力される包絡線信号を遅延する
    第2の遅延手段と、係数を記憶する第1の記憶手段と、
    係数を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の遅延手段
    の出力と前記第1の記憶手段の係数間の積和演算を行な
    う第1の積和演算手段と、前記第2の遅延手段の出力と
    前記第2の記憶手段の係数間の積和演算を行なう第2の
    積和演算手段と、前記第1の積和演算手段の出力を前記
    第2の積和演算手段の出力で除算する除算手段と、前記
    除算手段の出力に非線形処理を行ない出力する非線形処
    理手段と、前記非線形処理手段の出力と前記第1の遅延
    手段の出力を乗算する乗算手段とを備えたことを特徴と
    する音声強調装置。
  7. 【請求項7】第1の記憶手段は、次式で示される係数C
    (t)を記憶していることを特徴とする請求項6記載の
    音声強調装置。 【数4】
  8. 【請求項8】第2の記憶手段は、次式で示される係数E
    (t)を記憶していることを特徴とする請求項6記載の
    音声強調装置。 【数5】
  9. 【請求項9】包絡線抽出手段は、入力信号の特定の周波
    数帯域のみを通過させて出力する帯域通過手段、入力さ
    れる信号の絶対値化を行なう絶対値手段、入力される信
    号の特定の低域周波数帯域のみを通過させる低域通過手
    段とを備えたことを特徴とする請求項6記載の音声強調
    装置。
  10. 【請求項10】非線形処理手段は、2つの入力信号のう
    ち大きい方を選択し出力する選択手段と、入力信号を記
    憶し遅延する第3の遅延手段と、係数を記憶する第3の
    記憶手段と、前記第3の遅延手段の出力と前記第3の記
    憶手段に記憶された係数の乗算を行ない前記選択手段へ
    出力する乗算手段とを備えたことを特徴とする請求項6
    記載の音声強調装置。
  11. 【請求項11】非線形処理手段は、2つの入力信号のう
    ち大きい方を選択し出力する選択手段と、入力信号を記
    憶し遅延する第3の遅延手段と、係数を記憶する第3の
    記憶手段と、前記第3の遅延手段の出力と前記第3の記
    憶手段に記憶された係数の乗算を行ない前記選択手段へ
    出力する乗算手段と、前記選択手段から出力される信号
    の上限を飽和させ出力する第1の飽和手段と、前記第1
    の飽和手段から出力される信号の下限を飽和させ出力す
    る第2の飽和手段とを備えたことを特徴とする請求項6
    記載の音声強調装置。
  12. 【請求項12】非線形処理手段における補償係数A’
    (t)の時間的な減衰特性は次式に基づくことを特徴と
    する音声強調装置。 【数6】
  13. 【請求項13】第1の飽和手段、第2の飽和手段は、次
    式で示す特性を持つことを特徴とする請求項11記載の
    音声強調装置。 【数7】
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086596A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Mitsubishi Electric Corp 音声強調装置
JP2008085520A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Kyushu Univ 放送装置
JP2008216469A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nec Corp 音声信号処理装置および音声信号処理方法ならびにプログラム
JP2014209182A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 パナソニック株式会社 音声強調装置及び方法

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