JPH0524966Y2 - - Google Patents

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JPH0524966Y2
JPH0524966Y2 JP14332985U JP14332985U JPH0524966Y2 JP H0524966 Y2 JPH0524966 Y2 JP H0524966Y2 JP 14332985 U JP14332985 U JP 14332985U JP 14332985 U JP14332985 U JP 14332985U JP H0524966 Y2 JPH0524966 Y2 JP H0524966Y2
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JP
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bus line
bank
primary
bus
transformer bank
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は変電所等において使用する負荷時電圧
調整装置付変圧器バンクの制御装置に関するもの
である。
B 考案の概要 本考案は負荷時電圧調整装置付変圧器バンクの
制御装置において、 断路器および遮断器の開閉状態をそれぞれ1ビ
ツトの情報として各変圧器バンク別に記憶回路に
記憶し、この記憶回路の情報を順次読出して各変
圧器バンクにおける断路器および遮断器の開閉状
態が所定の状態になつているか否かを論理演算回
路によつて判断することにより、 全体の変圧器バンクの制御開始条件の判断を、
変圧器バンク数の増減に伴う判断プログラムの修
正を行うことなく実行可能にし、さらに、その判
断処理を大幅に短縮可能にしたものである。
C 従来の技術 従来、送電用変電所等においては、下位変電所
や需要家の受電電圧を余り変動させないようにす
るために、負荷時電圧調整装置付変圧器バンクを
設け、この変圧器バンクの出力電圧をプログラム
コントローラ等の制御装置で制御している。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来においては、例えばk個の変圧
器バンクの制御開始条件を、第4図のフローチヤ
ートに示すように、1号バンクから順にN号バン
クまでシリアルに判断しているため、バンク数に
応じて制御開始条件の判断処理時間が長くなつた
うえ、バンク数に増減が生じた場合は判断プログ
ラムの修正が必要となるという問題点があつた。
本考案は、上記のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的は全体の変圧器バン
クの制御開始条件の判断を、変圧器バンク数の増
減に伴う判断プログラムに修正を行うことなく実
行可能にし、さらに判断処理時間を大幅に短縮可
能にした変圧器バンクの制御装置を提供すること
にある。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、1次側甲母線と乙母線との間に直列
接続された1次甲母線側断路器および1次乙母線
側断路器と、2次側甲母線と乙母線との間に直列
接続された2次甲母線側断路器および2次乙母線
側断路器と、前記1次甲母線側断路器と1次乙母
線側断路器との接続点と負荷時電圧調整装置付変
圧器バンクの入力側との間に接続された1次遮断
器と、前記2次甲母線側断路器と2次乙母線側断
路器との接続点と前記負荷時電圧調整装置付変圧
器バンクの出力側との間に接続された2次遮断器
とを変圧器バンク別に有する変電所において、前
記各断路器および遮断器の開閉状態が所定の状態
になつているか否かを変圧器バンク別に判断し、
所定の状態になつているならば、当該変圧器バン
クの制御を実行する変圧器バンクの制御装置であ
つて、各断路器および遮断器の開閉状態をそれぞ
れ1ビツトの情報として各変圧器バンク別に記憶
する記憶回路と、この記憶回路の情報を順次読出
して各変圧器バンクにおける断路器および遮断器
の開閉状態が所定の状態になつているか否かを論
理演算によつて判断する論理演算回路とを設けた
ものである。
F 作用 記憶回路には各断路器および遮断器の開閉状態
が、例えば開状態を“1”、閉状態を“0”とす
る1ビツトの情報で各バンク別に記憶される。論
理演算回路はこの情報を各バンク別に読出し、読
出したバンクの制御開始条件が成立しているか否
かを判断する。
G 実施例 第1図は本考案による変圧器バンクの制御装置
を適用する変電所の一例を示す図であり、B1
第1号の負荷時電圧調整装置付変圧器バンク(以
下LRTバンク)、Bkは第k号にLRTバンクであ
る。また、11および12は1次側甲母線1と乙
母線2との間に直列接続された1号1次甲母線側
断路器および1号1次乙母線側断路器であり、k
1およびk2は同様に1次側甲母線1と乙母線2
との間に直列接続された第k号LRTバンクBk
関するk号1次甲母線側断路器およびk号1次乙
母線側断路器であり、断路器11と12の接続点
は1号1次遮断器13を介して第1号LRTバン
クB1の入力に接続されている。また、断路器k
1とk2の接続点はk号1次遮断器k3を介して
第k号LRTバンクBkの入力に接続されている。
一方、14および15は2次側甲母線3と乙母
線4との間に直列接続された1号2次甲母線側断
路器および1号2次乙母線側断路器であり、k4
およびk5は同様に2次側甲母線3と乙母線4と
の間に直列接続された第k号LRTバンクBkに関
するk号2次甲母線側断路器およびk号2次乙母
線側断路器であり、断路器14と15の接続点は
遮断器16を介して第1号LRTバンクB1の出力
側に接続され、また、断路器k4とk5の接続点
は遮断器k6を介して第k号LRTバンクBkの出
力側に接続されている。
以上のようなLRTバンク構成においては、第
2図に示すような論理回路によつて各バンクの制
御開始条件が判断される。
すなわち、1次甲母線側断路器11,k1およ
び乙母線側断路器12,k2のうちいずれかが閉
状態(オン状態)であり、また2次甲母線側断路
器14,k4および乙母線側断路器15,k5の
うちいずれかが閉状態であり、かつ遮断器13,
k3および16,k6の両方が閉状態である時
に、当該バンクの制御開始条件が成立したものと
判断される。
従来の変圧器バンクの制御装置はこのような判
断を第1号から第k号バンクまでシリアルに処理
するものであるが、この考案は第3図に示すよう
に、記憶回路MEMに各断路器および遮断器の開
閉状態をそれぞれ1ビツトの情報(開情報=
“0”、閉情報=“1”)として各バンク別に複数の
アドレスに亘つて並列に記憶させ、この記憶させ
た情報を順次読出して第2図に示した回路と同じ
論理演算回路LGCを時分割的に利用して各バン
クの制御開始条件を判断し、条件成立ならば記憶
回路MEMの別の記憶エリアにこのことを示す情
報(条件成立=“1”、不成立=“0”)を記憶さ
せ、この判断結果の情報によつて各バンクを制御
するものである。
すなわち、記憶回路MEMのアドレス方向を断
路器や遮断器の区別に対応付け、各アドレスのビ
ツト方向をバンクの区別に対応付け、アドレス方
向とビツト方向の交点のビツトには例えば第1号
LRTバンクB1の2次甲母線側断路器の開閉状態
を“1”または“0”の情報で記憶させる。そし
て、全ての断路器および遮断器に関する開閉状態
の情報を記憶し終つたならば、記憶回路MEMの
記憶内容をアドレス方向に順次読出し、まず第1
アドレスと第2アドレスから読出した1次甲母線
側断路器の開閉状態情報と1次乙母線側断路器の
開閉状態情報との論理和を求める。これによつ
て、1度に全てのバンクにおける1次甲母線側断
路器と乙母線側断路器の開閉状態情報の論理和が
得られる。次に、この論理和の結果と第3アドレ
スに記憶されている1次遮断器の開閉状態の情報
との論理積を求める。
従つて、このような論理演算を遮断器および遮
断器の接続段数相当数だけ行うことにより、全て
のバンクにおける制御開始条件の成否を判断する
ことができる。従つて、1アドレスにつき16ビツ
トの記憶容量を持つ記憶回路であれば、16バンク
までの制御条件の成立の可否を6回の論理和およ
び論理積演算によつて判断することができる。
この場合、バンクが削除された場合には遮断器
の開閉状態情報を“0”にしておけばよい。
つまり、予想されるバンク数の最大値に対応し
て1アドレスのビツト数を設定しておけば、この
ビツト数の範囲内でのバンクの増減に関しては同
じ論理演算によつて制御条件の可否を判断するこ
とができ、判断プログラムの修正を行なわなくて
済む。
H 考案の効果 以上説明したように本考案によれば、変圧器バ
ンク数の増減があつても判断プログラムを変更す
ることなく制御条件が成立しているか否かを判断
することができる。また、1度に全バンクに関す
る論理演算を行うため、論理演算回数は断路器や
遮断器の接続段数相当のものに減少し、判断処理
時間を大幅に短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する変電所の一実施例を
示す図、第2図は変圧器バンクの制御条件を判断
する論理回路の構成図、第3図は本考案による制
御装置の要部の一実施例を示すブロツク図、第4
図は従来装置における制御条件の判断を行うフロ
ーチヤートである。 1……1次甲母線、2……1次乙母線、3……
2次甲母線、4……2次乙母線、11,k1……
1次甲母線側断路器、12,k2……1次乙母線
側断路器、13,k3,16,k6……遮断器、
14,k4……2次甲母線側断路器、15,k5
……2次乙母線側断路器、MEM……記憶回路、
LGC……論理演算回路、B1……第1号LRTバン
ク、Bk……第k号LRTバンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1次側甲母線と乙母線との間に直列接続された
    1次甲母線側断路器および1次乙母線側断路器
    と、2次側甲母線と乙母線との間に直列接続され
    た2次甲母線側断路器および2次乙母線側断路器
    と、前記1次甲母線側断路器と1次乙母線側断路
    器との接続点と負荷時電圧調整装置付変圧器バン
    クの入力側との間に接続された1次遮断器と、前
    記2次甲母線側断路器と2次乙母線側断路器との
    接続点と前記負荷時電圧調整装置付変圧器バンク
    の出力側との間に接続された2次遮断器とを変圧
    器バンク別に有する変電所において、前記各断路
    器および遮断器の開閉状態が所定の状態になつて
    いるか否かを変圧器バンク別に判断し、所定の状
    態になつているならば当該変圧器バンクの制御を
    実行する変圧器バンクの制御装置であつて、各断
    路器および遮断器の開閉状態をそれぞれ1ビツト
    の情報として各変圧器バンク別に記憶する記憶回
    路と、この記憶回路の情報を順次読出して各変圧
    器バンクにおける断路器および遮断器の開閉状態
    が所定の状態になつているか否かを論理演算によ
    つて判断する論理演算回路とを備えた変圧器バン
    クの制御装置。
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JPS6251414U JPS6251414U (ja) 1987-03-31
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