JPH0524949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524949Y2 JPH0524949Y2 JP11595288U JP11595288U JPH0524949Y2 JP H0524949 Y2 JPH0524949 Y2 JP H0524949Y2 JP 11595288 U JP11595288 U JP 11595288U JP 11595288 U JP11595288 U JP 11595288U JP H0524949 Y2 JPH0524949 Y2 JP H0524949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- line
- sight
- back surface
- light
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
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- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
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- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は夜間および霧、降雨、薄暮、薄明時の
全周囲環境状態において反射誘導効果を有する視
線誘導標に関するものである。
全周囲環境状態において反射誘導効果を有する視
線誘導標に関するものである。
[従来の技術]
従来道路に使用されている視線誘導標はすべて
通常のアクリルまたはポリカーボネート等の素材
を用いて成形した反射体が用いられており、反射
体の裏面には立方体素子のみが用いられている。
通常のアクリルまたはポリカーボネート等の素材
を用いて成形した反射体が用いられており、反射
体の裏面には立方体素子のみが用いられている。
[考案が解決しようとする課題]
従来の視線誘導標は夜間前照灯で照射されたと
き再帰反射する機能を有する。しかしながらこれ
らのものは霧、降雨などの場合、前照灯の光りで
光幕現象を起し視線をさえぎり、しかも光は反射
体に到達せず反射効果を失い、また事故多発時間
帯である薄暮時等においては前照灯を点灯しない
ので反射せず、視線誘導の効果を持たないなどの
問題点があつた。
き再帰反射する機能を有する。しかしながらこれ
らのものは霧、降雨などの場合、前照灯の光りで
光幕現象を起し視線をさえぎり、しかも光は反射
体に到達せず反射効果を失い、また事故多発時間
帯である薄暮時等においては前照灯を点灯しない
ので反射せず、視線誘導の効果を持たないなどの
問題点があつた。
なお霧の発生が多い地区では視線誘導灯が用い
られており有効であるが、電源を必要とし、電気
配線工事の手間、費用がかかるほか物品自体も高
価である。
られており有効であるが、電源を必要とし、電気
配線工事の手間、費用がかかるほか物品自体も高
価である。
本考案は上記のような天候状態あるいは時間帯
においても優れた視線誘導効果をもつ安価な視線
誘導標を提供することを目的とする。
においても優れた視線誘導効果をもつ安価な視線
誘導標を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため本考案視線誘導標は蛍
光色素を分散させた透明プラスチツクを使用し、
裏面に立方体素子を形成した反射体とその外周に
設けた反射板には裏面に複数多重の同心円状にな
つたV形状の彫刻を施したもので、反射体と反射
板の組合せになるものである。
光色素を分散させた透明プラスチツクを使用し、
裏面に立方体素子を形成した反射体とその外周に
設けた反射板には裏面に複数多重の同心円状にな
つたV形状の彫刻を施したもので、反射体と反射
板の組合せになるものである。
[実施例]
第1図および第2図に示す本考案視線誘導標の
実施例は橙色系染料を分散させたアクリルをもつ
て一体に成形された反射体1及び反射板2を備
え、反射体の裏面には夜間前照灯の照射により再
帰反射する立方体素子1−aが形成されており、
さらに反射体1の外周に設けられた比較的広い面
をもつ反射板2の裏面には複数多重の同心円状に
なつたV形状の彫刻が施され、エツジ面2−aを
もつている。
実施例は橙色系染料を分散させたアクリルをもつ
て一体に成形された反射体1及び反射板2を備
え、反射体の裏面には夜間前照灯の照射により再
帰反射する立方体素子1−aが形成されており、
さらに反射体1の外周に設けられた比較的広い面
をもつ反射板2の裏面には複数多重の同心円状に
なつたV形状の彫刻が施され、エツジ面2−aを
もつている。
反射体1及び反射板2は筺体3で保持されてい
る。また反射板2の裏面には夜間の再帰性反射を
付与するため再帰性の反射シート4を密接させる
こともある。また必要に応じ反射体1は通常のア
クリルなどのプラスチツクを用いることもある。
る。また反射板2の裏面には夜間の再帰性反射を
付与するため再帰性の反射シート4を密接させる
こともある。また必要に応じ反射体1は通常のア
クリルなどのプラスチツクを用いることもある。
第3図は他の実施例を示すもので、別々に成形
または加工された反射体1および反射板2を有
し、反射板2は反射体1を狭持しあるいは密着し
て組合わされ、パツキング3−bを介して筐体3
により保持されている。
または加工された反射体1および反射板2を有
し、反射板2は反射体1を狭持しあるいは密着し
て組合わされ、パツキング3−bを介して筐体3
により保持されている。
なお本考案は蛍光色素として他の色により実施
する場合もある。
する場合もある。
[作用]
本考案において反射体1及び反射板2は周囲の
光線を受け波長変換して蛍光に変え、この蛍光を
立方体素子1−aの面及びエツジ面2−aに誘導
し、それぞれ反射光を出射するが、反射体1は再
帰性反射性を有しているので夜間の視線誘導効果
があり、一方反射板のエツジ面2−aはわずかな
外光で反射体1よりも強くかつ効率よく輝き、し
かも多重同心円状のエツジ面であるので必要に応
じ反射板の面積を拡大し容易に反射発光面を増大
させることができかつ全面が円環状に強く輝き、
反射体の輝きと相乗して遠距離における視認性が
改良され、薄暮、霧の発生時に特に有効な見え方
を発揮するものである。
光線を受け波長変換して蛍光に変え、この蛍光を
立方体素子1−aの面及びエツジ面2−aに誘導
し、それぞれ反射光を出射するが、反射体1は再
帰性反射性を有しているので夜間の視線誘導効果
があり、一方反射板のエツジ面2−aはわずかな
外光で反射体1よりも強くかつ効率よく輝き、し
かも多重同心円状のエツジ面であるので必要に応
じ反射板の面積を拡大し容易に反射発光面を増大
させることができかつ全面が円環状に強く輝き、
反射体の輝きと相乗して遠距離における視認性が
改良され、薄暮、霧の発生時に特に有効な見え方
を発揮するものである。
なお、反射体は夜間の再帰性反射をもたすため
立方体素子で形成されているため、V形状のエツ
ジ面より薄暮等における反射光の発散効率は若干
劣つている。従つて遠距離よりの視認性を高める
ため反射体のみを、その面積を大きくして用いる
方法もあるが、反射体の生産に要する価格は極め
て高く、よつて適度の比較的小型で安価な面積を
もつ反射体を用い、安価でかつ少ない周囲の光の
入射で効率よく輝く反射板を組合せることにより
有効適切な視線誘導効果を発揮するものである。
立方体素子で形成されているため、V形状のエツ
ジ面より薄暮等における反射光の発散効率は若干
劣つている。従つて遠距離よりの視認性を高める
ため反射体のみを、その面積を大きくして用いる
方法もあるが、反射体の生産に要する価格は極め
て高く、よつて適度の比較的小型で安価な面積を
もつ反射体を用い、安価でかつ少ない周囲の光の
入射で効率よく輝く反射板を組合せることにより
有効適切な視線誘導効果を発揮するものである。
[考案の効果]
本考案は上記のような構成であるので霧、降
雨、薄暮時、全反射面がわずかな外光で光ると共
に特に反射板は強く円環状に輝き、かつ面積効果
により近距離は勿論遠距離においてもその存在を
明瞭に認知させ、更に夜間前照灯の照射により反
射体が強く再帰反射をするので、この反射体と反
射板の組合せにより、安価でかつ全天候下におい
て優れた視線誘導の目的を達成する視線誘導標が
提供でき、道路交通の安全に寄与する優れた効果
を有するものである。
雨、薄暮時、全反射面がわずかな外光で光ると共
に特に反射板は強く円環状に輝き、かつ面積効果
により近距離は勿論遠距離においてもその存在を
明瞭に認知させ、更に夜間前照灯の照射により反
射体が強く再帰反射をするので、この反射体と反
射板の組合せにより、安価でかつ全天候下におい
て優れた視線誘導の目的を達成する視線誘導標が
提供でき、道路交通の安全に寄与する優れた効果
を有するものである。
第1図は本考案視線誘導標の一実施例を示す正
面図、第2図は切欠断面を有する側面図である。
第3図は他の実施例を示すもので切欠断面を有す
る側面図である。 1……反射体、1−a……立方体素子、2……
反射板、2−a……エツジ面、3……エツジ面、
4……反射シート、5……支持バンド、6……支
柱。
面図、第2図は切欠断面を有する側面図である。
第3図は他の実施例を示すもので切欠断面を有す
る側面図である。 1……反射体、1−a……立方体素子、2……
反射板、2−a……エツジ面、3……エツジ面、
4……反射シート、5……支持バンド、6……支
柱。
Claims (1)
- 蛍光色素を分散させた透明プラスチツクを用
い、成形または加工された反射体と該反射体の外
周に設けた反射板を備え、前記反射体の裏面には
再帰性反射が可能な立方体素子が密に形成されて
おり、反射板の裏面には反射体を取り巻くように
複数多重の同心円になつたV形状の彫刻をほどこ
してエツジ面を設け、これらを筺体で保持し、上
記反射体と反射板を組み合わせたことを特徴とす
る視線誘導標。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11595288U JPH0524949Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11595288U JPH0524949Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236887U JPH0236887U (ja) | 1990-03-09 |
JPH0524949Y2 true JPH0524949Y2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=31358065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11595288U Expired - Lifetime JPH0524949Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524949Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102134772B1 (ko) * | 2018-10-10 | 2020-07-16 | 트레이드임팩트(주) | 신호등 반사 배면판 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP11595288U patent/JPH0524949Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236887U (ja) | 1990-03-09 |
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