JPH05263015A - 光反射性塗料製造用透明ビーズ - Google Patents
光反射性塗料製造用透明ビーズInfo
- Publication number
- JPH05263015A JPH05263015A JP4158700A JP15870092A JPH05263015A JP H05263015 A JPH05263015 A JP H05263015A JP 4158700 A JP4158700 A JP 4158700A JP 15870092 A JP15870092 A JP 15870092A JP H05263015 A JPH05263015 A JP H05263015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- resin
- beads
- paint
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天及
び霧のときの視認性の優れている光反射性塗料を得るの
に、極めて有効且つ好適な透明ビーズを提供する。 【構成】 ポリメチルメタアクレート、ポリカーボネー
トまたは特定の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表
面に被覆したものである。
び霧のときの視認性の優れている光反射性塗料を得るの
に、極めて有効且つ好適な透明ビーズを提供する。 【構成】 ポリメチルメタアクレート、ポリカーボネー
トまたは特定の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表
面に被覆したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行者や車両運転者の
安全を守るための路面標示、標識類の構成や指示板、広
告等の構成に用いて有効な昼間はもちろん夜間でも容易
に確認できる、視認性の高い光反射性塗料を製造する際
に用いる透明ビーズに関する。
安全を守るための路面標示、標識類の構成や指示板、広
告等の構成に用いて有効な昼間はもちろん夜間でも容易
に確認できる、視認性の高い光反射性塗料を製造する際
に用いる透明ビーズに関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭54−41787号公報によっ
て、反射基盤と、この反射基盤上に透明樹脂接着剤によ
り保持されたガラス微粒子と、このガラス微粒子上に上
掛塗布された透明樹脂とからなる光反射装置が示されて
いる。
て、反射基盤と、この反射基盤上に透明樹脂接着剤によ
り保持されたガラス微粒子と、このガラス微粒子上に上
掛塗布された透明樹脂とからなる光反射装置が示されて
いる。
【0003】上記従来の技術において述べた光反射装置
は、上掛塗布用の透明樹脂に蛍光色素が分散されていな
い。
は、上掛塗布用の透明樹脂に蛍光色素が分散されていな
い。
【0004】また、従来、蛍光色素を分散された上掛塗
布用透明樹脂を利用したものも見当たらない。
布用透明樹脂を利用したものも見当たらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】尚、蛍光色素ではない
普通の色素を分散されたもの(本文中、従来タイプと記
す。)と、蛍光色素を分散されたもの(本文中、本願タ
イプと記す。)とを、視認性において比較すると下記の
通りである。
普通の色素を分散されたもの(本文中、従来タイプと記
す。)と、蛍光色素を分散されたもの(本文中、本願タ
イプと記す。)とを、視認性において比較すると下記の
通りである。
【0006】
【表1】 但し、◎は非常に明瞭に視認性ありを、○は明瞭に視認
性ありを、△はやや視認性ありを、また×は視認性無し
を示す。
性ありを、△はやや視認性ありを、また×は視認性無し
を示す。
【0007】上記比較でも明らかであるように従来タイ
プは、早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧
のときの視認性が劣っている。
プは、早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧
のときの視認性が劣っている。
【0008】本発明は上記に鑑み、早朝、朝、夕暮れ、
夜(街灯有り)、雨天及び霧のときの視認性の優れてい
る光反射性塗料を得るのに、極めて有効且つ好適な透明
ビーズを提供することを目的とする。
夜(街灯有り)、雨天及び霧のときの視認性の優れてい
る光反射性塗料を得るのに、極めて有効且つ好適な透明
ビーズを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わる光反射性塗料製造用透明ビーズは、ポ
リメチルメタアクレート、ポリカーボネートまたは特定
の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表面に被覆した
ものであり、そして、透明樹脂に蛍光色素を分散したも
のである。
に本発明に係わる光反射性塗料製造用透明ビーズは、ポ
リメチルメタアクレート、ポリカーボネートまたは特定
の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表面に被覆した
ものであり、そして、透明樹脂に蛍光色素を分散したも
のである。
【0010】
【実施例】図1は第1実施例を示すものであって、オレ
ンジ系の蛍光色素1を予め分散したポリメチルメタアク
レート樹脂2に対して、全表面に同ポリメチルメタアク
レート樹脂3を被覆したガラスビーズ4を混入すること
で得た、反射性塗料5を用いて路面6にレ−ンマ−ク7
を表示したものである。尚、符号8は白色の下地塗料で
ある。
ンジ系の蛍光色素1を予め分散したポリメチルメタアク
レート樹脂2に対して、全表面に同ポリメチルメタアク
レート樹脂3を被覆したガラスビーズ4を混入すること
で得た、反射性塗料5を用いて路面6にレ−ンマ−ク7
を表示したものである。尚、符号8は白色の下地塗料で
ある。
【0011】図2は第2実施例を示すものであって、反
射性塗料5を2回塗りしたものである。
射性塗料5を2回塗りしたものである。
【0012】本発明は、BASF色材研究所において開
発された特殊蛍光染料〔Fluoresce-nce Orange 240, Re
d 300, Yellow 083, VLHighly Pure(Violet 570), Red
339,Violet 654〕を蛍光色素1として主に使用するもの
であり、またポリメチルタアクレート樹脂2、3の代り
にポリカーボネートまたは特定の制約条件下のポリスチ
レン等透明樹脂を利用することがあり、またガラスビー
ズ4、9の代りに透明チタン製ビーズを使うことがあ
り、またガラスビーズ4に被覆する樹脂3は無色でもよ
い。
発された特殊蛍光染料〔Fluoresce-nce Orange 240, Re
d 300, Yellow 083, VLHighly Pure(Violet 570), Red
339,Violet 654〕を蛍光色素1として主に使用するもの
であり、またポリメチルタアクレート樹脂2、3の代り
にポリカーボネートまたは特定の制約条件下のポリスチ
レン等透明樹脂を利用することがあり、またガラスビー
ズ4、9の代りに透明チタン製ビーズを使うことがあ
り、またガラスビーズ4に被覆する樹脂3は無色でもよ
い。
【0013】
【作用】路面標示、標識類、指示板及び広告等に要求さ
れる重要な機能として、夜間、夕暮、雨天及び早朝のと
きの視認性がある。この視認性をより高めるために、本
発明におけるガラスビーズ4等透明ビ−ズは光の再帰反
射性を発揮するものである。尚、上記実施例における蛍
光色素入り透明塗料は蛍光色素が幅広い波長の光を吸収
してこれ等光を材料固有の波長に変換することを上記再
帰反射の入射光と反射光とで複数回もなして蛍光する。
れる重要な機能として、夜間、夕暮、雨天及び早朝のと
きの視認性がある。この視認性をより高めるために、本
発明におけるガラスビーズ4等透明ビ−ズは光の再帰反
射性を発揮するものである。尚、上記実施例における蛍
光色素入り透明塗料は蛍光色素が幅広い波長の光を吸収
してこれ等光を材料固有の波長に変換することを上記再
帰反射の入射光と反射光とで複数回もなして蛍光する。
【0014】
【発明の効果】本発明に係わる透明ビーズは、上記のよ
うにポリメチルメタアクレート、ポリカーボネートまた
は特定の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表面に被
覆したものであるので、歩行者や車両運転者の安全を守
るための路面標示、標識類の構成や指示板、広告等の構
成に用いて有効な、昼間はもちろん夜間でも容易に確認
できる、視認性の高い光反射性塗料を得るのに極めて有
効且つ好適であって、その貢献度は大であり、更に透明
ビーズの全表面に被覆する透明樹脂に蛍光色素を分散し
たので、当該透明樹脂は再帰反射の入射光と反射光とで
なす材料固有の波長変換の回数を多増するのに有効であ
る。しかも、上記樹脂3を被覆したビーズ4は、これを
樹脂2に混入したときには、樹脂が被覆されていない裸
のビーズの場合よりも沈下速度が遅いので、樹脂2の表
面もしくは中間位置に固定したい際には有利である。
うにポリメチルメタアクレート、ポリカーボネートまた
は特定の条件下のポリスチレン等透明樹脂を全表面に被
覆したものであるので、歩行者や車両運転者の安全を守
るための路面標示、標識類の構成や指示板、広告等の構
成に用いて有効な、昼間はもちろん夜間でも容易に確認
できる、視認性の高い光反射性塗料を得るのに極めて有
効且つ好適であって、その貢献度は大であり、更に透明
ビーズの全表面に被覆する透明樹脂に蛍光色素を分散し
たので、当該透明樹脂は再帰反射の入射光と反射光とで
なす材料固有の波長変換の回数を多増するのに有効であ
る。しかも、上記樹脂3を被覆したビーズ4は、これを
樹脂2に混入したときには、樹脂が被覆されていない裸
のビーズの場合よりも沈下速度が遅いので、樹脂2の表
面もしくは中間位置に固定したい際には有利である。
【図1】第1実施例を示す断面図である。
【図2】第2実施例を示す断面図である。
1 蛍光色素 2 ポリメチルメタアクレート樹脂 3 ポリメチルメタアクレート樹脂 4 ガラスビーズ 5 反射性塗料 6 路面 7 レ−ンマ−ク 8 下地塗料
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリメチルメタアクレート、ポリカーボ
ネートまたは特定の条件下のポリスチレン等透明樹脂を
全表面に被覆したことを特徴とする光反射性塗料製造用
透明ビーズ。 - 【請求項2】 透明樹脂に蛍光色素を分散したことを特
徴とする請求項1記載の光反射性塗料製造用透明ビー
ズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158700A JPH05263015A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 光反射性塗料製造用透明ビーズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158700A JPH05263015A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 光反射性塗料製造用透明ビーズ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03114142A Division JP3099093B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 光反射性塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05263015A true JPH05263015A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=15677453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158700A Pending JPH05263015A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 光反射性塗料製造用透明ビーズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05263015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100596325B1 (ko) * | 2005-04-19 | 2006-07-05 | 박찬동 | 광변색 광고판 |
WO2007004751A1 (en) * | 2005-05-04 | 2007-01-11 | Sang-Yun Jung | Colored retro-reflective material for spray printing |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4158700A patent/JPH05263015A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100596325B1 (ko) * | 2005-04-19 | 2006-07-05 | 박찬동 | 광변색 광고판 |
WO2007004751A1 (en) * | 2005-05-04 | 2007-01-11 | Sang-Yun Jung | Colored retro-reflective material for spray printing |
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