JPH06228321A - 蛍光性ビーズおよびその製法 - Google Patents
蛍光性ビーズおよびその製法Info
- Publication number
- JPH06228321A JPH06228321A JP5037381A JP3738193A JPH06228321A JP H06228321 A JPH06228321 A JP H06228321A JP 5037381 A JP5037381 A JP 5037381A JP 3738193 A JP3738193 A JP 3738193A JP H06228321 A JPH06228321 A JP H06228321A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- beads
- transparent
- fluorescent dye
- fluorescent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01F—ADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
- E01F9/00—Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
- E01F9/50—Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users
- E01F9/506—Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users characterised by the road surface marking material, e.g. comprising additives for improving friction or reflectivity; Methods of forming, installing or applying markings in, on or to road surfaces
- E01F9/524—Reflecting elements specially adapted for incorporation in or application to road surface markings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 視認性を極めてよくする新規の蛍光性ビーズ
およびその製法を提供する。 【構成】 シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂
等透明樹脂に蛍光染料等波長変換材料を分散し、当該樹
脂を以てガラスビーズ等透明ビーズの全表面を被覆した
ものである。
およびその製法を提供する。 【構成】 シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂
等透明樹脂に蛍光染料等波長変換材料を分散し、当該樹
脂を以てガラスビーズ等透明ビーズの全表面を被覆した
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、区画線、道路標識等路
面標示に利用する溶融施工用塗料などに混入して使うの
蛍光性ビーズおよびその製法に関する。
面標示に利用する溶融施工用塗料などに混入して使うの
蛍光性ビーズおよびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶融施工用粉体塗料等粉体は蛍光
色素ではない普通の色素を分散させたものであった。こ
のために使用時における視認性がよくなかった。
色素ではない普通の色素を分散させたものであった。こ
のために使用時における視認性がよくなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は視認性を極め
てよくする新規の蛍光性ビーズおよびその製法を提供す
ることを目的とする。
てよくする新規の蛍光性ビーズおよびその製法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わる蛍光性ビーズは、シリコン樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂等透明樹脂に蛍光染料等波長変
換材料を分散し、当該樹脂を以てガラスビーズ等透明ビ
ーズの全表面を被覆したものであり、また、透明樹脂を
溶剤で溶す工程、この溶剤で溶した透明樹脂に蛍光染料
等波長変換材料を混入する工程、この蛍光染料等波長変
換材料混入樹脂にガラスビーズ等透明ビーズを入れて当
該透明ビーズの全表面を同樹脂でくるむ工程、このくる
んだ樹脂を乾燥する工程を行うようにしたものである。
に本発明に係わる蛍光性ビーズは、シリコン樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂等透明樹脂に蛍光染料等波長変
換材料を分散し、当該樹脂を以てガラスビーズ等透明ビ
ーズの全表面を被覆したものであり、また、透明樹脂を
溶剤で溶す工程、この溶剤で溶した透明樹脂に蛍光染料
等波長変換材料を混入する工程、この蛍光染料等波長変
換材料混入樹脂にガラスビーズ等透明ビーズを入れて当
該透明ビーズの全表面を同樹脂でくるむ工程、このくる
んだ樹脂を乾燥する工程を行うようにしたものである。
【0005】
【作用】上記した従来例の粉体利用の路面標示(本文
中、従来タイプと記す。)と本願のビーズ利用の路面標
示(本文中、本願タイプと記す。)とを視認性について
比較すると下記の通りである。
中、従来タイプと記す。)と本願のビーズ利用の路面標
示(本文中、本願タイプと記す。)とを視認性について
比較すると下記の通りである。
【0006】
【表1】 但し、◎は非常に明瞭に視認性ありを、○は明瞭に視認
性ありを、△はやや視認性ありを、また×は視認性無し
を示す。
性ありを、△はやや視認性ありを、また×は視認性無し
を示す。
【0007】上記比較でも明らかであるように従来タイ
プは早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧の
ときの視認性において劣っていて、本願タイプは優れて
いることがわかる。
プは早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧の
ときの視認性において劣っていて、本願タイプは優れて
いることがわかる。
【0008】このように本願タイプが早朝、朝、夕暮
れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧のときの視認性に優れ
ているのは、透明ビーズの全表面に被覆した透明樹脂に
分散した蛍光染料等波長変換材料が幅広い波長の光を吸
収してこれ等光を材料固有の波長に変換するからであ
る。
れ、夜(街灯有り)、雨天及び霧のときの視認性に優れ
ているのは、透明ビーズの全表面に被覆した透明樹脂に
分散した蛍光染料等波長変換材料が幅広い波長の光を吸
収してこれ等光を材料固有の波長に変換するからであ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明に係わる蛍光性ビーズは、シリコ
ン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等透明樹脂に蛍光
染料等波長変換材料を分散し、当該樹脂を以てガラスビ
ーズ等透明ビーズの全表面を被覆したことを特徴とする
ので、早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天および
霧のときの視認性を上記表1に示す比較によっても明ら
かであるように高めるものであって、所期の視認性に優
れている蛍光性ビーズを提供するという目的を完全に達
成することができ、また本発明に係わる蛍光性ビーズの
製法は、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等
透明樹脂をアセトン、トルエン等溶剤で溶す工程、この
溶剤で溶した透明樹脂に蛍光染料等波長変換材料を混入
する工程、この蛍光染料等波長変換材料混入樹脂にガラ
スビーズ等透明ビーズを入れて当該透明ビーズの全表面
を同樹脂でくるむ工程、このくるんだ樹脂を乾燥する工
程を行うことを特徴とするので、上記視認性において優
れている、溶融施工用粉体塗料等に混入して使う透明ビ
ーズの実施提供を可能とする所望の効果を奏するもので
ある。
ン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等透明樹脂に蛍光
染料等波長変換材料を分散し、当該樹脂を以てガラスビ
ーズ等透明ビーズの全表面を被覆したことを特徴とする
ので、早朝、朝、夕暮れ、夜(街灯有り)、雨天および
霧のときの視認性を上記表1に示す比較によっても明ら
かであるように高めるものであって、所期の視認性に優
れている蛍光性ビーズを提供するという目的を完全に達
成することができ、また本発明に係わる蛍光性ビーズの
製法は、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等
透明樹脂をアセトン、トルエン等溶剤で溶す工程、この
溶剤で溶した透明樹脂に蛍光染料等波長変換材料を混入
する工程、この蛍光染料等波長変換材料混入樹脂にガラ
スビーズ等透明ビーズを入れて当該透明ビーズの全表面
を同樹脂でくるむ工程、このくるんだ樹脂を乾燥する工
程を行うことを特徴とするので、上記視認性において優
れている、溶融施工用粉体塗料等に混入して使う透明ビ
ーズの実施提供を可能とする所望の効果を奏するもので
ある。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施により得た一粒の蛍光性
ビーズを示し、また図2は本発明に係わる製法のフロー
チャートを示すものであって、当該製法は、透明樹脂1
を溶剤2で溶し、この溶剤2で溶した透明樹脂3に蛍光
染料4を混入すると共にこの蛍光染料混入樹脂5にガラ
スビーズ6を入れて当該ガラス6の全表面を同蛍光染料
混入樹脂5でくるみ、よって蛍光性ビーズ7を得るよう
にしたものである。
ビーズを示し、また図2は本発明に係わる製法のフロー
チャートを示すものであって、当該製法は、透明樹脂1
を溶剤2で溶し、この溶剤2で溶した透明樹脂3に蛍光
染料4を混入すると共にこの蛍光染料混入樹脂5にガラ
スビーズ6を入れて当該ガラス6の全表面を同蛍光染料
混入樹脂5でくるみ、よって蛍光性ビーズ7を得るよう
にしたものである。
【0011】本発明は、透明樹脂としてポリメチルメタ
アクレート、ポリカーボネートまたは特定の制約条件下
のポリスチレン等透明樹脂を、また蛍光染料としてBA
SF色材研究所において開発された特殊蛍光染料〔Fluo
resce-nce Orange 240, Red300, Yellow 083, VLHighly
Pure(Violet 570), Red 339,Violet 654〕を、また透
明ビーズとしてチタン製ビーズをそれぞれ主に使用する
ものである。
アクレート、ポリカーボネートまたは特定の制約条件下
のポリスチレン等透明樹脂を、また蛍光染料としてBA
SF色材研究所において開発された特殊蛍光染料〔Fluo
resce-nce Orange 240, Red300, Yellow 083, VLHighly
Pure(Violet 570), Red 339,Violet 654〕を、また透
明ビーズとしてチタン製ビーズをそれぞれ主に使用する
ものである。
【図1】本発明の実施により得た一粒の蛍光性ビーズを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明に係わる製法のフローチャートである。
1 透明樹脂 2 溶剤 3 透明樹脂 4 蛍光染料 5 蛍光染料混入樹脂 6 ガラスビーズ 7 蛍光性ビーズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/00 PPE 6904−4J E01F 9/04 8202−2D
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン
樹脂等透明樹脂に蛍光染料等波長変換材料を分散し、当
該樹脂を以てガラスビーズ等透明ビーズの全表面を被覆
したことを特徴とする蛍光性ビーズ。 - 【請求項2】 シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン
樹脂等透明樹脂をアセトン、トルエン等溶剤で溶す工
程、この溶剤で溶した透明樹脂に蛍光染料等波長変換材
料を混入する工程、この蛍光染料等波長変換材料混入樹
脂にガラスビーズ等透明ビーズを入れて当該透明ビーズ
の全表面を同樹脂でくるむ工程、このくるんだ樹脂を乾
燥する工程を行うことを特徴とする蛍光性ビーズの製
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037381A JPH06228321A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 蛍光性ビーズおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037381A JPH06228321A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 蛍光性ビーズおよびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228321A true JPH06228321A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12495953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5037381A Pending JPH06228321A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 蛍光性ビーズおよびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06228321A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998035919A1 (fr) * | 1997-02-17 | 1998-08-20 | Doppel Co., Ltd. | Pierre artificielle noctilucente ou fluorescente |
WO1998045220A1 (fr) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Doppel Co., Ltd. | Pierre artificielle |
CN1097569C (zh) * | 1997-02-17 | 2003-01-01 | 株式会社多佩尔 | 夜光或荧光人造石 |
US6627315B2 (en) | 1999-03-04 | 2003-09-30 | Doppel Co., Ltd. | Artificial stone |
JP2007185456A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Hirai Toshimitsu | パターヘッド |
EP1917224A1 (en) * | 2005-08-24 | 2008-05-07 | LG Chem, Ltd. | Artificial marble containing transparent chip using co-extrusion and process for preparing the same |
JP2011253165A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-15 | Maruo Calcium Co Ltd | 路面標示用複合反射素子およびそれを含有してなる路面標示材 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5037381A patent/JPH06228321A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998035919A1 (fr) * | 1997-02-17 | 1998-08-20 | Doppel Co., Ltd. | Pierre artificielle noctilucente ou fluorescente |
US6146548A (en) * | 1997-02-17 | 2000-11-14 | Doppel Co., Ltd. | Noctilucent or fluorescent artificial stone |
CN1097569C (zh) * | 1997-02-17 | 2003-01-01 | 株式会社多佩尔 | 夜光或荧光人造石 |
KR100466696B1 (ko) * | 1997-02-17 | 2005-05-16 | 가부시키가이샤 도펠 | 야광성 또는 형광성인조석 |
WO1998045220A1 (fr) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Doppel Co., Ltd. | Pierre artificielle |
US6627315B2 (en) | 1999-03-04 | 2003-09-30 | Doppel Co., Ltd. | Artificial stone |
EP1917224A1 (en) * | 2005-08-24 | 2008-05-07 | LG Chem, Ltd. | Artificial marble containing transparent chip using co-extrusion and process for preparing the same |
EP1917224A4 (en) * | 2005-08-24 | 2010-01-20 | Lg Chemical Ltd | TRANSPARENT CHIPS INCLUDING ART MARGIN USING COEXTRUSION AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF |
JP2007185456A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Hirai Toshimitsu | パターヘッド |
JP2011253165A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-15 | Maruo Calcium Co Ltd | 路面標示用複合反射素子およびそれを含有してなる路面標示材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1119671C (zh) | 紫外线发光性回归反射板和显示装置 | |
CN1127678C (zh) | 静电印刷图像增强微粒的方法及所述微粒 | |
AU645626B2 (en) | Articles exhibiting durable fluorescence | |
JP3974959B2 (ja) | 再帰反射性情報表示シートの製造方法 | |
CA2127533A1 (en) | Retroreflective assembly and process for making same | |
JPH06228321A (ja) | 蛍光性ビーズおよびその製法 | |
JPS60205501A (ja) | 蓄光性を有する明彩色再帰反射シ−ト状物 | |
JP2000303011A (ja) | 再帰反射性印刷用インキ組成物およびこれを用いた再帰反射性物品 | |
US5232388A (en) | "Glow" signage and method for manufacturing same | |
JPH06228470A (ja) | 蛍光性粉体およびその製法 | |
GB2245742A (en) | Improvements relating to reflective sheets | |
JP2000204270A (ja) | 反射性蓄光剤組成物 | |
JP3099093B2 (ja) | 光反射性塗料 | |
JPH05263015A (ja) | 光反射性塗料製造用透明ビーズ | |
JPH05148820A (ja) | 光反射装置 | |
US1765981A (en) | Translucent decoration and sign | |
JPH09300517A (ja) | 有色残光性複合体および有色残光性物品 | |
JPH0586362A (ja) | 着色無機蛍光体色材及び該色材を用いた文字及び図柄 | |
JPH01301767A (ja) | 蛍光塗料 | |
JPH04319107A (ja) | 光反射装置 | |
US20030071886A1 (en) | Luminous color printing | |
JPH0667514U (ja) | 標 識 | |
KR200376159Y1 (ko) | 불법 광고물 부착방지 시트지 | |
CN1096311A (zh) | 反光颜料微粒 | |
JPS6128222Y2 (ja) |