JPH05249386A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JPH05249386A
JPH05249386A JP4863492A JP4863492A JPH05249386A JP H05249386 A JPH05249386 A JP H05249386A JP 4863492 A JP4863492 A JP 4863492A JP 4863492 A JP4863492 A JP 4863492A JP H05249386 A JPH05249386 A JP H05249386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
fiber
optical
optical switch
array
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4863492A
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English (en)
Inventor
Hisashi Sawada
寿史 澤田
Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05249386A publication Critical patent/JPH05249386A/ja
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はファイバ直接移動式の1×4切り替
え光スイッチに関し、構造が簡単、小型で、組み立て調
整も簡単であり、さらに切り替え速度の早い光スイッチ
を実現することを目的とする。 【構成】 ファイバ直接移動式の1×4切り替え光スイ
ッチであって、ファイバ2本よりなるアレイ21を挟ん
で1方の側にファイバ1本の可動ファイバ18を、他方
の側にファイバ4本よりなる可動ファイバアレイ26を
それぞれ光軸が合うように配置し、これら可動ファイバ
18及び可動ファイバアレイ26をそれぞれ駆動する駆
動手段を設けて成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイバ直接移動式1×
4切り替え光スイッチに関する。
【0002】近年、信号や情報の伝送に、ノイズに強く
高速大容量伝送にすぐれた光ファイバを利用した光伝送
が多く利用されるようになり、FDDI光LANやCA
TV等の光ケーブル化が始まっている。このような光通
信においては、光回路を切替えるための光スイッチが必
要となる。
【0003】
【従来の技術】図6に従来の機械式1×4切替光スイッ
チの構成例を示す。これは、ステップモータ1の軸に4
5°の角度で取付けられたミラー2を中心に4本の光フ
ァイバ3〜6が配置され、その中心に垂直に1本の光フ
ァイバ7が配置されている。そして光ファイバ7からの
光をミラー2が反射し、光ファイバ3〜6の何れかに入
射する。光の切替えはステップモータ1によりミラー2
を回転させることにより行うことができる。なお8は各
光ファイバの先端に取付けられた光結合用のロッドレン
ズである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光スイッチ
では、レンズ、ミラー、駆動用モータ等部品点数が多
く、構造が複雑で形状が大きい。また、ファイバ、レン
ズ、ミラーを含めた光学系の光軸調整も難しい。さらに
切り替え速度も遅い、等の問題がある。
【0005】本発明は、構造が簡単、小型で、組み立て
調整も簡単であり、さらに切り替え速度の速い光スイッ
チを実現しようとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光スイッチに於
いては、ファイバ直接移動式の1×4切り替え光スイッ
チであって、ファイバ2本よりなるアレイ21を挟んで
1方の側にファイバ1本の可動ファイバ18を、他方の
側にファイバ4本よりなる可動ファイバアレイ26をそ
れぞれ光軸が合うように配置し、これら可動ファイバ1
8及び可動ファイバアレイ26をそれぞれ駆動する駆動
手段を設けたことを特徴とする。また、それに加えて、
上記可動ファイバ18及び可動ファイバアレイ26の駆
動手段に圧電バイモルフまたは電磁石を用いることを特
徴とする。
【0007】また、それに加えて、切り替え部のアレイ
固定台となる2つの可動部12,13と1つの固定部1
1を1枚の圧電バイモルフ板に切り込みを入れることに
より1体形成し、可動部12,13のみに電界印加でき
るように電極32,32′を設けたことを特徴とする。
この構成を採ることにより、構造が簡単で、組み立て調
整も簡単であり、さらに切り替え速度の早い光スイッチ
が得られる。
【0008】
【作用】2本のファイバよりなる固定したアレイを中心
にその一方の端部側に1本の可動ファイバ18を、他方
の端部側に4本のファイバよりなる可動ファイバアレイ
26を設け、2つの可動部12,13を駆動できるよう
にしたことにより、1×4の切り替えを行うことがで
き、且つ駆動部に圧電バイモルフ又は電磁石を用いるこ
とができるため構造が簡単で切り替え速度も早い。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図であり、
(a)は外観斜視図、(b)はシリコン板の平面図であ
る。同図(a)において、10はホルダ、11は固定
部、12,13は可動部を示している。そして、ホルダ
10はコ字形をなし、その底部中央に固定部11が固定
され、可動部12,13は固定部11の両側にそれぞれ
配置固定されている。これら可動部12,13および固
定部11は1枚の分極反転したLiNbO3 単結晶より
なる板より形成されており、可動部は両面に電極膜が形
成され、圧電バイモルフ構成となっている。
【0010】さらに、これらの固定部11及び可動部1
2,13の上端面には、V溝を有し、該V溝に光ファイ
バを固定したシリコン板14,15,16が取付けられ
ている。このシリコン板14,15,16は(b)図に
示すように、4本のV溝17を平行且つピッチPの等間
隔で形成し、可動部12のシリコン板14のV溝17に
は1本の光ファイバ18を固定し、固定部11のシリコ
ン板15のV溝17には2本の光ファイバ19,20を
固定して光ファイバアレイ21を構成し、可動部13の
シリコン板16のV溝17には4本の光ファイバ22〜
25を固定して光ファイバアレイ26を構成している。
【0011】また、可動部12の光ファイバ18と、固
定部11の光ファイバ19と、可動部13の光ファイバ
22との光軸が一直線となった状態で、可動部12の一
方の側面(図では下方)に接触するストッパ27が、他
方の側面から距離2Pを離してストッパ28が設けられ
ている。また可動部13の一方の側面(図では上方)に
接触するストッパ29が、他方の側面から距離Pを離し
てストッパ30がそれぞれ設けられている。
【0012】このように構成された本実施例の作用を図
2及び図3により説明する。図2は圧電バイモルフの原
理図である。これは矢印の如く分極されたLiNbO3
の板31の両面に電極膜32,32′が形成されてお
り、該電極膜32,32′に電圧を印加することにより
板31には歪みを生じて湾曲し、先端は移動する。本実
施例の可動部12,13はこの原理を利用して駆動され
るようになっている。
【0013】可動部12,13は図3の如く移動するこ
とにより1×4の切り替えが行われる。即ち、図3
(a)の状態では光ファイバ18に対して光ファイバ2
2が接続されている。この状態から可動部13をストッ
パ30に突き当たるまで移動させると図3(b)の如く
光ファイバ18と光ファイバ23が接続される。この状
態から図3(c)の如く可動部12をストッパ28に突
き当たるまで移動させると光ファイバ18と光ファイバ
25が接続される。さらにこの状態から図3(d)の如
く可動部13をストッパ29に突き当たるまで移動させ
ると光ファイバ18と光ファイバ24が接続される。こ
のようにして1×4の切替えを行うことができる。
【0014】以上の本実施例によれば可動部の駆動にモ
ーターの如き回転駆動機構およびレンズやミラーを用い
ないため構造は簡単になり、切り替え速度も早くなる。
また光軸の調整もストッパの位置を調整するのみで良い
ので、その作業は簡単容易である。なお、本実施例にお
いては、可動部の駆動に圧電バイモルフを用いたが、電
磁石を用いて駆動することもできる。
【0015】次に本実施例の組立方法を図4及び図5に
より説明する。図4は駆動系の組み立てであり、先ず
(a)図の如く分極反転LiNbO3 単結晶から固定部
及び可動部となる板31を切り出し、次いで(b)図の
如く可動部となる部分の両面に蒸着やメッキ等により電
極膜32を形成し、次いで(c)図の如く固定部11と
可動部12,13となる部分の間に切り込みを入れる。
次いで(d)図の如く光ファイバ固定台33を作成し、
さらにA−A線よりダイシングソーにて切断し、(e)
図の如く光ファイバの取付位置が同一平面となるように
位置出しを行い、最後に(f)図の如くホルダ10に固
定する。
【0016】図5は光学系の組み立てであり、先ず
(a)図の如く異方性エッチングによりV溝17を形成
し、そのV溝に4本の光ファイバ22〜25を固定した
シリコン板34の裏側に軸合わせ用のガラス基板35を
水溶性の樹脂で接着する。次いで(b)図の如くシリコ
ン板34を光ファイバと共にダイシングソーにて切断
し、固定部と可動部となるように分割する。次いで
(c)図の如く裏返し、光ファイバ22〜24をシリコ
ン板34と共に駆動部の固定部11、可動部12,13
に接着剤36で接着固定する。最後に水に浸してガラス
基板35を接着している水溶性接着剤を溶かし(d)図
の如くシリコン板からガラス基板35を取り除き、さら
に可動部12の不要な光ファイバを切り取って完成す
る。
【0017】このように組立てられる本実施例は、軸合
わせ用のガラス基板35をシリコン板34から取り去る
ときに該シリコン板34には応力をかけることがないの
で切り離し時のY方向及びZ方向の軸ずれは殆どない。
またファイバ端面のX方向の位置出し調整の必要もな
い。単にストッパの位置出し調整のみを行えば良い。
【0018】
【発明の効果】本発明に依れば、構成部品点数が少な
く、構造が簡単で小型にでき、しかも組み立て調整が簡
単であり、さらにその構造上切り替え速度が速い等の効
果を有し、光通信の発展に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)は外観斜視
図、(b)はシリコン板の平面図である。
【図2】圧電バイモルフの原理図である。
【図3】本発明の実施例の作用を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の実施例の駆動系の組立方法を説明する
ための図である。
【図5】本発明の実施例の光学系の組立方法を説明する
ための図である。
【図6】従来の機械式1×4切替光スイッチの構成例を
示す図である。
【符号の説明】
10…ホルダ 11…固定部 12,13…可動部 14,15,16,34…シリコン板 17…V溝 18,19,20,22〜25…光ファイバ 21,26…光ファイバアレイ 27〜30…ストッパ 31…分極反転LiNbO3 単結晶板 32,32′…電極膜 33…固定台 35…ガラス基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバ直接移動式の1×4切り替え光
    スイッチであって、ファイバ2本よりなるアレイ(2
    1)を挟んで1方の側にファイバ1本の可動ファイバ
    (18)を、他方の側にファイバ4本よりなる可動ファ
    イバアレイ(26)をそれぞれ光軸が合うように配置
    し、これら可動ファイバ(18)及び可動ファイバアレ
    イ(26)をそれぞれ駆動する駆動手段を設けたことを
    特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記可動ファイバ(18)及び可動ファ
    イバアレイ(26)の駆動手段に圧電バイモルフまたは
    電磁石を用いることを特徴とする請求項1の光スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 切り替え部のアレイ固定台となる2つの
    可動部(12,13)と1つの固定部(11)を1枚の
    圧電バイモルフ板に切り込みを入れることにより1体形
    成し、可動部(12,13)のみに電界印加できるよう
    に電極(32,32′)を設けたことを特徴とする請求
    項1の光スイッチ。
JP4863492A 1992-03-05 1992-03-05 光スイッチ Withdrawn JPH05249386A (ja)

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JP4863492A JPH05249386A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光スイッチ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6577784B2 (en) * 2000-04-10 2003-06-10 Hitachi, Ltd. Optical switch
DE10248867A1 (de) * 2002-10-18 2004-06-03 Daimlerchrysler Ag Optischer Schalter

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6577784B2 (en) * 2000-04-10 2003-06-10 Hitachi, Ltd. Optical switch
DE10248867A1 (de) * 2002-10-18 2004-06-03 Daimlerchrysler Ag Optischer Schalter
DE10248867B4 (de) * 2002-10-18 2009-01-22 Daimler Ag Optischer Schalter

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Date Code Title Description
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Effective date: 19990518