JPH0524937U - 樹脂製インテークマニホールドのegr通路取付構造 - Google Patents

樹脂製インテークマニホールドのegr通路取付構造

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JPH0524937U JP7135491U JP7135491U JPH0524937U JP H0524937 U JPH0524937 U JP H0524937U JP 7135491 U JP7135491 U JP 7135491U JP 7135491 U JP7135491 U JP 7135491U JP H0524937 U JPH0524937 U JP H0524937U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂製インテークマニホールドにEGR通路部
を取り付けるにあたり、EGR通路部からの熱が樹脂製
インテークマニホールドに伝達され難い状態とし、か
つ、樹脂製インテークマニホールドとEGR通路部との
取付部における外部に対してのシーリングを良好に維持
できるようになす。 【構成】複数の個別吸気通路部(7)及びそれらの上流
側端部が接続される集合部(8)を有した樹脂製インテ
ークマニホールド(5)における集合部(8)にEGR
通路口形成部(35)が設けられ、それに、それを通じ
て集合部(8)内に突出する先端管状部(50)を有し
たEGR通路部(31,32)が断熱材(40)を介し
て取り付けられ、その際、先端管状部(50)の外周面
とEGR通路口形成部(35)における先端管状部(5
0)の外周面を包囲する部分との間に空隙(51)が形
成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の個別吸気通路部及びそれらの上流側端部が接続される集合部 を有した樹脂製インテークマニホールドにおける集合部に、EGR通路部を接続 するにあたって採られる、樹脂製インテークマニホールドのEGR通路取付構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるエンジンにおいて、例えば、排気ガスの浄化を目的とし、 排気ガスの一部を吸気系に戻して燃焼室内に導入する排気還流(EGR)システ ムを採用したものが知られている。このようなEGRシステムが採用されたエン ジンにあっては、シリンダヘッド内に設けられた排気取出通路,エグゾーストマ ニホールド等からの排気ガスを共通吸気通路,インテークマニホールド等に導く EGR通路が設けられるが、その際におけるEGR通路の端部の共通吸気通路, インテークマニホールド等に対する接続は、例えば、実開昭62-71366号公報に記 載されている如く、複数の個別吸気通路とそれらの夫々における上流側端部と共 通吸気通路とを連結する連結部(集合部)とを有して形成されたインテークマニ ホールドにおける連結部に排気ガス導入ポートが設けられ、その排気ガス導入ポ ートに、排気系に一端部が接続されたEGR通路を形成するEGRパイプの他端 部が接続されることにより行われるようにされる。斯かる従来提案されている例 においては、インテークマニホールドにおける連結部に設けられた排気ガス導入 ポートは、連結部の内部空間内に突出するものとされており、EGRパイプを通 じて連結部に導入される排気ガスが、連結部内において吸気と良好に混合するも のとなるようにされている。
【0003】 また、車両等に搭載されるエンジンのインテークマニホールドは、鋳鉄製とさ れることが多いが、その軽量化を図る観点から、例えば、特開昭 63-154335号公 報にも示される如くに、夫々の下流側端部がエンジン本体に連結される複数の個 別吸気通路(パイプ部)と各個別吸気通路の上流側端部が接続される集合部(コ レクター部)とが樹脂材により一体形成されて成る樹脂製のものも提案されてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようなもとで、吸気系の軽量化を図るべく樹脂製のインテークマニホール ドが用いられたエンジンにおいてEGRシステムが採用される状況が考えられる が、その際には、EGR通路の端部のインテークマニホールドに対する接続にあ たり、上述の如くに、インテークマニホールドに設けられた排気ガス導入ポート に、一端部がシリンダヘッド内に設けられた排気取出通路,エグゾーストマニホ ールド等の排気系に接続されたEGR通路の他端部が直接的に接続されるように なされると、不都合がきたされることになる。
【0005】 即ち、樹脂製とされて軽量化が図られたインテークマニホールドは、通常、そ の材質からして、例えば、鋳鉄製のインテークマニホールドに比して、耐熱性の 面で劣ることになる。それに対して、EGR通路は、排気系からの高温の排気ガ スを流通させるものとされるので、その全体の亙って比較的高い温度にまで熱せ られる。従って、例えば、樹脂製のインテークマニホールドに設けられた排気ガ ス導入ポートに、一端部が排気系に接続されたEGR通路の他端部が直接的に接 続されると、比較的高い温度にまで熱せられたEGR通路からの熱が樹脂製のイ ンテークマニホールドに設けられた排気ガス導入ポートに伝達されて、樹脂製の インテークマニホールドにおける排気ガス導入ポートが設けられた部分が加熱さ れ、その結果、樹脂製のインテークマニホールドにおける排気ガス導入ポートが 設けられた部分の特性劣化,亀裂あるいは不所望な熱変形等が生じることになる 虞がある。
【0006】 斯かる点に鑑み、本考案は、エンジン本体に付設された樹脂製インテークマニ ホールドにEGR通路部の端部を取り付けるにあたり、EGR通路部からの熱が 樹脂製インテークマニホールドに伝達され難い状態とされ、しかも、樹脂製イン テークマニホールドとEGR通路部との取付部における外部に対してのシーリン グが良好に維持されたもとで、EGR通路部を通じた排気ガスが樹脂製インテー クマニホールド内に円滑に導入されるようになすことができる、樹脂製インテー クマニホールドのEGR通路取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本考案に係る樹脂製インテークマニホールドのEG R通路取付構造は、複数の個別吸気通路部及びそれらの夫々における上流側端部 と共通吸気通路部とを連結する集合部を有した樹脂製インテークマニホールドに おける集合部にEGR通路口形成部が設けられ、そのEGR通路口形成部に、そ れを通じて樹脂製インテークマニホールドにおける集合部内に突出する先端管状 部を有したEGR通路部が断熱材を介して取り付けられ、その際、EGR通路部 の先端管状部の外周面とEGR通路口形成部におけるEGR通路部の先端管状部 の外周面を包囲する部分との間に空隙が形成されるものとなされる。
【0008】
【作用】
上述の如くとされる本考案に係る樹脂製インテークマニホールドのEGR通路 取付構造においては、樹脂製インテークマニホールドにおける集合部に設けられ たEGR通路口形成部に、それを通じて集合部内に突出する先端管状部を有した EGR通路部が取り付けられて、樹脂製インテークマニホールドとEGR通路部 との取付部における外部に対するシーリングが良好に維持されたもとで、EGR 通路部を通じた排気ガスが、EGR通路部の先端管状部を経て、樹脂製インテー クマニホールドにおける集合部内に円滑に導入される。そして、EGR通路口形 成部に対するEGR通路部の取付けは、断熱材を介してなされ、しかも、EGR 通路部の先端管状部の外周面とEGR通路口形成部におけるEGR通路部の先端 管状部の外周面を包囲する部分との間に空隙が形成されるので、EGR通路部か らの熱が樹脂製インテークマニホールドにおける集合部に設けられたEGR通路 口形成部に伝達され難い状態とされ、それにより、樹脂製インテークマニホール ドにおけるEGR通路口形成部が設けられた部分の特性劣化,亀裂あるいは不所 望な熱変形等が回避される。
【0009】
【実施例】
図2及び図3は、本考案に係る樹脂製インテークマニホールドのEGR通路取 付構造の一例が適用されたエンジンの部分を示す。
【0010】 図2及び図3においては、エンジン本体1が、シリンダブロック2,シリンダ ブロック2の上方に配されたシリンダヘッド3、及び、シリンダブロック2の下 方に配されたオイルパン4を含んで構成され、その内部に4個のシリンダが配さ れて、それらに夫々吸気バルブを介して連通せしめられた4個の吸気ポートが設 けられたものとされている。そして、エンジン本体1には、インテークマニホー ルド5が付設されている。
【0011】 インテークマニホールド5は、エンジン本体1に配された4個のシリンダに対 応して設けられた4個の個別吸気通路部7と4個の個別吸気通路部7が集合せし められる集合部8とを有して形成されている。4個の個別吸気通路部7は、各々 の上流側開口端を集合部8内に臨ませるものとされており、また、各々の下流側 端部がそこに設けられた取付フランジ部10によってエンジン本体1を構成する シリンダヘッド3に取り付けられたものとされ、それらの下流側開口端が、エン ジン本体1におけるシリンダヘッド3に設けられた4個の吸気ポートに夫々連通 せしめられている。
【0012】 集合部8は、その上流側部分にスロットルボディ取付用フランジ部11が設け られた上流側端部が形成されており、スロットルボディ取付用フランジ部11に は、共通吸気通路部を開閉制御するスロットルバルブが配されたスロットルボデ ィ13が取り付けられている。そして、スロットルボディ13から集合部8に導 入された吸気は、集合部8を経て4個の個別吸気通路部7に供給され、4個の個 別吸気通路部7を通じて、エンジン本体1に配された4個のシリンダに供給され る。従って、集合部8は、4個の個別吸気通路部7の夫々の上流側端部とスロッ トルボディ13を含む共通吸気通路部とを連結する連結部を形成していることに なる。
【0013】 さらに、インテークマニホールド5には、エンジン本体1に配された4個のシ リンダの夫々に対して設けられた吸気バルブの開閉動作による吸気の圧力変動に 起因する共鳴現象を生じて、4個のシリンダの夫々における吸気充填効率を向上 させる共鳴器17が配設されている。共鳴器17は、共鳴用通路部18と共鳴室 部19とを有して形成されており、共鳴用通路部18は集合部8と共鳴室部19 とを連通させている。
【0014】 上述の如くの、4個の個別吸気通路部7と連結部を形成する集合部8とを有し たインテークマニホールド5及び共鳴器17は、軽量化を図るべく、合成樹脂材 により形成された樹脂製のものとされる。4個の個別吸気通路部7,集合部8, 共鳴器17等は比較的肉薄に形成され、集合部8,共鳴器17等は、必要に応じ て内面側にリブが設けられて剛性の向上が図られている。このように、樹脂製と されたインテークマニホールド5は、4個の個別吸気通路部7の夫々の下流側端 部がそれに設けられた取付フランジ部10によりエンジン本体1に取り付けられ るのに加えて、ステー部材21及びステー部材22によって支持されている。
【0015】 ステー部材21は、例えば、鋳造により板状体を成すものとされて形成されて おり、一方の端部がエンジン本体1を構成するシリンダブロック2における下方 側壁部に取り付けられるとともに、他方の端部がステー部材22の一端部に結合 されている。ステー部材22も、例えば、鋳造により形成され、その一端部にス テー部材21の他方の端部が結合されるとともに、その他端部が、インテークマ ニホールド5における4個の個別吸気通路部7のうちの1個における下流側端部 に設けられて、エンジン本体1のシリンダヘッド3に取り付けられた取付フラン ジ部10に結合されている。そして、ステー部材22は、その一端部と他端部と の間の部分が、インテークマニホールド5におけるスロットルボディ取付用フラ ンジ部11に係合せしめられている。
【0016】 ステー部材22の一端部と他端部との間の部分のインテークマニホールド5に おけるスロットルボディ取付用フランジ部11に対する係合は、スロットルボデ ィ取付用フランジ部11に対するスロットルボディ13の取付けと共になされる 。即ち、スロットルボディ取付用フランジ部11に、インテークマニホールド5 における集合部8とは反対側からスロットルボディ13が当接せしめられるとと もに、インテークマニホールド5における集合部8側から、ステー部材22の一 端部と他端部との間の部分が当接せしめられ、それらが共通のボルトとナットと で締結されることにより、スロットルボディ取付用フランジ部11に対して、イ ンテークマニホールド5における集合部8側からステー部材22の一端部と他端 部との間の部分が取り付けられるとともに、インテークマニホールド5における 集合部8とは反対側からスロットルボディ15が取り付けられることになる。こ のようにされることにより、インテークマニホールド5におけるスロットルボデ ィ取付用フランジ部11が設けられた部分を含む集合部8側部分が、一方の端部 がエンジン本体1のシリンダブロック2に取り付けられたステー部材21とそれ に結合したステー部材22との両者によって支持される状態がとられる。
【0017】 さらに、インテークマニホールド5の集合部8には、負圧調整バルブ(図にあ らわれない)から負圧導入パイプ30を通じて供給される負圧によって動作制御 されるダイヤフラム式のEGRバルブが配されたEGRバルブユニット31が、 取りつけられている。EGRバルブユニット31は、エンジン本体1のシリンダ ヘッド3内に設けられた排気ガス導出通路(図示せず)に一端部が接続されたE GRパイプ32の他端部が接続されて、EGRパイプ32と共にEGR通路部を 形成しており、エンジン本体1に設けられた各シリンダ内での燃焼により生成さ れた排気ガスの一部がEGRパイプ32を通じて供給され、その供給された排気 ガスをEGRバルブを通じて集合部8内に導き、排気ガスの還流を行わせるもの とされている。そして、集合部8には、EGRバルブユニット31の取付けがな されるEGR通路口形成部35が設けられている。
【0018】 図1に示される如く、インテークマニホールド5の集合部8に設けられたEG R通路口形成部35は、集合部8の外周面から外方に突出するものとされて、集 合部8と一体に形成されており、中央孔36が設けられるとともに、平坦な端面 37を有するものとされている。そして、EGR通路口形成部35の端面37に 、中央孔36に対応した中央孔41が設けられた断熱材40、及び、中央孔41 に対応した中央孔43が設けられたガスケット42を介して、EGRバルブユニ ット31の端面部31aが当接せしめられている。また、EGR通路口形成部3 5には、2個の、例えば、ステンレス製とされた雌螺子部材45が中央孔36を 挾んで埋め込まれている。これらの2個の雌螺子部材45の夫々には、EGRバ ルブユニット31の内部から、EGRバルブユニット31の端面部31a,ガス ケット42及び断熱材40を貫通するものとされたボルト46が螺合せしめられ ており、それによって、EGRバルブユニット31の端面部31aが、断熱材4 0及びガスケット42を介して、集合部8に設けられたEGR通路口形成部35 に固着されている。即ち、EGRバルブユニット31の、断熱材40及びガスケ ット42を介しての、集合部8に設けられたEGR通路口形成部35に対する取 付けがなされているのであり、EGRバルブユニット31の端面部31aと断熱 材40との間は、ガスケット42によって確実なシーリングがなされた状態とさ れる。
【0019】 また、EGR通路形成部35には、その端面37から掘り込まれた、中央孔3 6を包囲する管状溝内に、弾性体で形成されたO−リング47が、その一方の端 面部を断熱材40に当接させた状態で配されており、中央孔36の周囲における 端面37と断熱材40との間の確実なシーリングが図られている。
【0020】 集合部8に設けられたEGR通路口形成部35に対する取付けがなされたEG Rバルブユニット31の端面部31aの中央部分からは、ガスケット42に設け られた中央孔43,断熱材40に設けられた中央孔41、及び、EGR通路口形 成部35に設けられた中央孔36を貫通して、集合部8の内部にまで伸びる先端 管状部50が突出している。この先端管状部50は、EGRパイプ32とEGR バルブユニット31とを含んで形成されるEGR通路部の先端部分を形成するも のであって、集合部8の内部において吸気の流れに沿う方向に湾曲せしめられて おり、エンジン本体1のシリンダヘッド3内に設けられた排気ガス取出通路から EGRパイプ32を通じ、EGRバルブユニット31に配されたEGRバルブを 経た排気ガスを、集合部8内にそこを流れる吸気との良好な混合状態が得られる ようにして供給する。
【0021】 EGRバルブユニット31の端面部31aの中央部分から突出し、EGR通路 口形成部35をそれに設けられた中央孔36を貫通する状態で通じて、集合部8 内に伸びる先端管状部50は、その外径寸法が、EGR通路口形成部35に設け られた中央孔36の内径寸法より小とされており、それによって、先端管状部5 0の外周面とそれを包囲するEGR通路口形成部35における中央孔36が設け られた部分との間には、空隙51が形成されている。このように先端管状部50 の外周面の周囲に空隙51が形成されることによって、内部を流通する高温の排 気ガスによって加熱される先端管状部50の熱が、EGR通路口形成部35に伝 達し難くされており、その結果、樹脂製とされたインテークマニホールド5の集 合部8におけるEGR通路口形成部35が設けられた部分の特性劣化,亀裂ある いは不所望な熱変形等が回避されることになる。
【0022】 さらに、集合部8の内面8aには、その先端管状部50が突出する部分の周囲 に、先端管状部50の外周面とそれを包囲するEGR通路口形成部35における 中央孔36が設けられた部分との間に形成された空隙51に連なる凹部52が形 成されている。このように先端管状部50の外周面の周囲が凹部52とされるこ とにより、先端管状部50とその周囲の集合部8の内面までの距離が拡大される とともに、集合部8内を流れる吸気が先端管状部50の周囲に吹き溜まって凹部 52から空隙51にまで入り込み、それにより先端管状部50が冷却されること になって、先端管状部50の熱が集合部8におけるEGR通路口形成部35が設 けられた部分及びその周囲部分に対して一層伝達し難くされ、樹脂製とされたイ ンテークマニホールド5の集合部8にEGR通路部からの熱による悪影響が及ぼ されないようにされることになる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る樹脂製インテークマニホールドの EGR通路取付構造によれば、樹脂製インテークマニホールドにおける集合部に 設けられたEGR通路口形成部に、それを通じて集合部内に突出する先端管状部 を有したEGR通路部が取り付けられることにより、樹脂製インテークマニホー ルドとEGR通路部との取付部における外部に対するシーリングが良好に維持さ れたもとで、EGR通路部を通じた排気ガスが、EGR通路部の先端管状部を経 て、樹脂製インテークマニホールドにおける集合部内に円滑に導入される。そし て、EGR通路口形成部に対するEGR通路部の取付けは、断熱材を介してなさ れ、しかも、EGR通路部の先端管状部の外周面とEGR通路口形成部における EGR通路部の先端管状部の外周面を包囲する部分との間に空隙が形成されるの で、EGR通路部からの熱が樹脂製インテークマニホールドにおける集合部に設 けられたEGR通路口形成部に伝達され難い状態とされ、それにより、樹脂製イ ンテークマニホールドにおけるEGR通路口形成部が設けられた部分の特性劣化 ,亀裂あるいは不所望な熱変形等が回避されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹脂製インテークマニホールドの
EGR通路取付構造の要部を示す断面図である。
【図2】本考案に係る樹脂製インテークマニホールドの
EGR通路取付構造の一例が適用されたエンジンの部分
を示す概略正面図である。
【図3】本考案に係る樹脂製インテークマニホールドの
EGR通路取付構造の一例が適用されたエンジンの部分
を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 5 インテークマニホールド 7 個別吸気通路部 8 集合部 13 スロットルボディ 31 EGRバルブユニット 32 EGRパイプ 35 EGR通路口形成部 36 中央孔 40 断熱材 42 ガスケット 45 雌螺子部材 46 ボルト 47 O−リング 50 先端管状部 51 空隙 52 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の個別吸気通路部及び該複数の個別吸
    気通路部の夫々における上流側端部と共通吸気通路部と
    を連結する集合部を有した樹脂製インテークマニホール
    ドにおける上記集合部にEGR通路口形成部が設けられ
    て、該EGR通路口形成部にそれを通じて上記集合部内
    に突出する先端管状部を有したEGR通路部が断熱材を
    介して取り付けられ、上記先端管状部の外周面と上記E
    GR通路口形成部における上記先端管状部の外周面を包
    囲する部分との間に空隙が形成されて構成される樹脂製
    インテークマニホールドのEGR通路取付構造。
  2. 【請求項2】集合部の内面におけるEGR通路部の先端
    管状部が突出する部分の周囲に、上記先端管状部の外周
    面と上記EGR通路口形成部における上記先端管状部の
    外周面を包囲する部分との間の空隙に連なる凹部が形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の樹脂製インテー
    クマニホールドのEGR通路取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1182185A (ja) * 1997-09-12 1999-03-26 Honda Motor Co Ltd エンジン
JP2011052555A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Aisin Seiki Co Ltd インテークマニホールド

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