JPH0524894Y2 - - Google Patents

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JPH0524894Y2
JPH0524894Y2 JP1986118702U JP11870286U JPH0524894Y2 JP H0524894 Y2 JPH0524894 Y2 JP H0524894Y2 JP 1986118702 U JP1986118702 U JP 1986118702U JP 11870286 U JP11870286 U JP 11870286U JP H0524894 Y2 JPH0524894 Y2 JP H0524894Y2
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color
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crystal display
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カラーフイルタを用いたネガ表示の
TN液晶表示素子に関する。
「従来技術」 従来、カラーフイルタを用いたネガ表示のTN
液晶表示素子は、例えば透過型の場合、第2図ま
たは第3図に示すように構成されていた。すなわ
ち、内面に透明な表示電極11が形成されたガラ
ス板からなる表示基板12と、同じく内面に透明
な対向電極13が形成されたガラス板からなる対
向基板14とが、シール材15を介して対向して
貼り合わされ、内部にTN液晶16を介在させて
TN液晶セル17が構成されている。また、表示
基板12と対向基板14の外側には、偏光軸が同
一方向の一対の偏光板18,19か配置され、さ
らに、対向基板14の対向電極13形成面には、
この対向電極13を除く部分にブラツクマスク2
0が形成されている。そして、カラー表示を行な
うため、第2図の例では、カラーフイルタ21が
偏光板19の外側全面に設けられており、第3図
の例では、カラーフイルタ22が対向基板14の
内側であつて対向電極13の下方に設けられてい
る。TN液晶セル17の背面には、バツク照明2
3が配置されている。
これらの液晶表示素子において、第2図の例で
は。カラーフイルタ21を通つて着色された光が
偏光板19を透過してTN液晶セル17内部に入
り、第3図の例では、偏光板19を透過した光が
TN液晶セル17内部に入り、カラーフイルタ2
2で着色される。そして、表示電極11と対向電
極13との間で電圧が印加されない状態において
は、この光はTN液晶16において旋光し、もう
一方の偏光板18を透過することができないた
め、暗色の背景部を形成する。また、表示電極1
1と対向電極13との間で電圧が印加された状態
では、TN液晶16の旋光能が消失するので、光
はそのままもう一方の偏光板18を透過して視認
され、暗色の背景部の中にカラーフイルタ21ま
たはカラーフイルタ22で着色されたネガ型の表
示がなされる。
また、反射型の液晶表示素子の場合は、外光が
対向基板14の背面側に設けられた反射板(図示
省略)で反射され、その反射光がカラーフイルタ
21またはカラーフイルタ22で着色され、ネガ
型のカラー表示がなされる。
さらに、反射板として半透過反射板(図示省
略)を用いれば、周囲が明るい時は反射型とし、
周囲が暗い時にはバツク照明23によつて透過型
とすることができる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、第2図に示した液晶表示素子に
おいては、カラーフイルタ21が対向電極13か
ら離れた位置に設けられているため、視差が生じ
てしまう。特に、カラーフイルタ21が微細パタ
ーンで形成されている場合には、この視差が顕著
に現れる。また、第3図に示した液晶表示素子に
おいては、上記のような視差は生じないが、表示
基板12と対向基板14との間のギヤツプに制限
があり、また、段差が大きくなつて液晶の配向を
乱さないようにするため、カラーフイルタ22の
膜厚を薄くせざるを得ず、その結果、表示色が薄
くなつてしまう問題点があつた。さらに、第2
図、第3図のいずれの場合も、透過型として用い
た場合には、反射型と比べて表示色が薄くなる傾
向があつた。
したがつて、本考案の目的は、カラーフイルタ
による表示色パターンに視差がなく、表示色を高
い濃度にすることができるようにした液晶表示素
子を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、カラーフイルタを用いたネガ表示の
TN液晶表示素子において、一方の基板の内側の
表示部にカラーフイルタを設け、上記基板の内側
の上記表示部を除く部分にマスク層を設け、か
つ、上記基板の外側全面にカラーフイルタを設け
たことを特徴とする。
「作用」 このように、カラーフイルタを一方の基板の両
面に設けることにより、内側のカラーフイルタと
電極とが密接しているのだ、表示色パターンの視
差がなくなる。また、バツク照明の光がこの両面
のカラーフイルタで着色されるので、高い濃度の
表示色を得ることができる。
なお、本考案において、一方の基板の両面に形
成されたカラーフイルタは、同じ色であつてもよ
く、異なる色であつてもよい。このようにカラー
フイルタの色を変えることにより、表示色を混合
色にすることもできる。
「考案の実施例」 第1図には、本考案による液晶表示素子の一実
施例が示されている。なお、第1図中、第2図お
よび第3図と共通する部分には、同一符号を付
し、その説明を省略することにする。
この液晶表示素子では、カラーフイルタ21と
カラーフイルタ22が対向基板14の内側と外側
に設けられている。すなわち、外側のカラーフイ
ルタ21は、偏光板19の外側全面に設けられて
おり、内側のカラーフイルタ22は、対向基板1
4の内側であつて対向電極13の下方に設けられ
ている。なお、対向基板14の内面であつて対向
電極13以外の部分にはマスク層としてのブラツ
クマスク20が形成されている。カラーフイルタ
21とカラーフイルタ22は同一色でもよいが、
色彩を変えることにより表示色を混合色にするこ
ともできる。なお、本実施例では、背景をより暗
くしてコントラストを向上させるため、TN液晶
16に黒色系の二色性色素24を含有させてい
る。
この液晶表示素子によると、例えば透過型の場
合、バツク照明23の光が、まず外側のカラーフ
イルタ21を透過するときに着色され、この着色
された光が偏光板19を透過してTN液晶セル1
7内部に入り、内側のカラーフイルタ22を透過
して再び着色される。この場合、カラーフイルタ
21とカラーフイルタ22が異なる色彩であれ
ば、着色される光は混合色となる。表示電極11
と対向電極13との間で電圧が印加されない状態
では、着色光は、TN液晶16において旋光し、
偏光板18を透過することができないので、表示
面は暗色の背景部を形成する。なお、ブラツクマ
スク20による遮光と、二色性色素24の光吸収
によつて、背景部がより暗くなり、コントラスト
向上に寄与している。そして、表示電極11と対
向電極13の間で電圧が印加されると、TN液晶
16の旋光能は消失するので、TN液晶セル17
内の着色光はそのまま偏光板18を透過し、暗色
の背景部の中で着色されたネガ型の表示がなされ
る。なお、二色性色素24は、液晶16と共に立
ち上がるので光吸収性が弱められる。
そして、本考案では、内側のカラーフイルタ2
2が対向電極13の直下に位置しているので、表
示色パターンに視差が生じない。また、バツク照
明23の光が外側のカラーフイルタ21と内側の
カラーフイルタ22を順次透過して表示面に表示
されるので、表示色の濃度を高めることができ
る。
なお、上記実施例は、本考案を透過型の液晶表
示素子に適用した例を示しているが、例えば外側
のカラーフイルタ21のさらに背面に反射板を設
置することにより、反射型の液晶表示素子を得る
こともできる。さらに、上記反射板として半透過
反射板を用いれば、周囲が明るいときには反射型
とし、周囲が暗いときにはバツク照明23による
透過型とすることもできる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、液晶表
示素子を構成する一方の基板の外側と内側にそれ
ぞれカラーフイルタを設けたので、電圧印加時
に、表示色パターンの視差がなくなり、表示色を
高い濃度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による液晶表示素子の一例を示
す断面図、第2図および第3図は従来の液晶表示
素子のそれぞれ異なる例を示す断面図である。 図中、は11表示電極、12は表示基板、13
は対向電極、14は対向基板、16はTN液晶、
17はTN液晶セル、18,19は偏光板、2
1,22はカラーフイルタ、バ23はツク照明、
24は二色性色素である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カラーフイルタを用いたネガ表示のTN液晶
    表示素子において、一方の基板の内側の表示部
    にカラーフイルタを設け、上記基板の内側の上
    記表示部を除く部分にマスク層を設け、かつ、
    上記基板の外側全面にカラーフイルタを設けた
    ことを特徴とする液晶表示素子。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記カラーフイルタは内側と外側とで色彩を変え
    てなる液晶表示素子。
JP1986118702U 1986-08-01 1986-08-01 Expired - Lifetime JPH0524894Y2 (ja)

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JP1986118702U JPH0524894Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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JPS6326823U JPS6326823U (ja) 1988-02-22
JPH0524894Y2 true JPH0524894Y2 (ja) 1993-06-24

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ID=31005407

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165183A (en) * 1980-05-26 1981-12-18 Nippon Electric Co Color liquid crystal display board
JPS585015B2 (ja) * 1978-04-29 1983-01-28 吉原 藤一 焼麩釜

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585015U (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 三洋電機株式会社 カラ−液晶表示装置

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JPS56165183A (en) * 1980-05-26 1981-12-18 Nippon Electric Co Color liquid crystal display board

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JPS6326823U (ja) 1988-02-22

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