JPH05248903A - 電磁流量検出器の接続回路装置 - Google Patents

電磁流量検出器の接続回路装置

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JPH05248903A
JPH05248903A JP4338568A JP33856892A JPH05248903A JP H05248903 A JPH05248903 A JP H05248903A JP 4338568 A JP4338568 A JP 4338568A JP 33856892 A JP33856892 A JP 33856892A JP H05248903 A JPH05248903 A JP H05248903A
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    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電磁流量検出器111−11nを切換装
置61を用いて唯一の電子評価装置21に順次接続する
回路装置。 【構成】 評価装置は、測定電極の電位の処理ユニット
31、デジタル較正および零点調整装置36、メモリ4
1、コイル電流発生回路50を有し、切換装置は各検出
器に対してオプトトライアック61−6nと、アナログマ
ルチプレクサ71とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電磁流量検出器
を唯一の電子評価装置に接続するための回路装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第432101
号公報に、複数の角度位置センサに電圧供給しかつ角度
位置センサから送出される測定値を唯一の指示部に接続
する回路装置が記載されており、この回路装置はこのた
めに重要な構成部分として、相応のアドレス指定の際に
一方において正弦波またはパルス状の交流電圧を選択す
べき角度位置センサに接続しかつ他方においてその出力
信号を電子評価装置に接続するアナログマルチプレクサ
を有している。
【0003】これらのセンサの特有な形式のために、上
述の回路装置ではセンサ毎に2つの給電線路と4つの測
定信号線路とが必要であり、その結果アナログマルチプ
レクサはセンサ毎に通し接続のために6重路を有してい
る。
【0004】しかし電磁流量検出器はせいぜい、それら
が同様に、そのうち2つは直流電圧供給のために用いら
れ、2つだけが測定値の接続、もう2つがコイル電流の
接続のために用いられる少なくとも6つの線路を有して
いる点で、上述の角度位置センサに比肩し得るにすぎな
い。従って上述の回路装置は、電磁流量検出器には使用
可能でない。
【0005】
【発明の課題】本発明の課題は、複数の電磁流量検出器
を唯一の電子評価装置に接続するための回路装置を提供
することである。
【0006】
【発明の構成】1番目の発明によれば、複数の電磁流量
検出器のそれぞれを1つを唯一の電子評価装置に切換装
置を用いて時間的に連続して個別接続するための回路装
置において、前記流量検出器それぞれが、測定すべき、
導電性の流体が貫流する、流体に対して電気的に絶縁さ
れている、非強磁性の測定管と、コイル電流が流れると
き、前記測定管の直径方向であって、該測定管の長手軸
線に対して垂直な磁界を発生するためのコイル装置と、
2つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して垂直
であり、該磁界によって誘起される電位の取出しのため
に用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取付け
られた、管の直径方向に対向する2つの測定電極と、ま
たは、前記2つの測定電極と前記測定管内に設けられ
た、前記流体の回路零点電極として用いられる少なくと
も1つの別の電極とを有しており、前記電子評価装置
は、前記電位に対する処理ユニットと、前記処理ユニッ
トに後置接続されている、デジタル較正データおよびデ
ジタル零オフセットデータを発生するデジタル較正およ
び零点調整装置と、前記すべての流量検出器の前記デジ
タル較正データおよびデジタル零オフセットデータを較
正期間に記憶し、それぞれの流量検出器の測定期間に前
記処理ユニットに記憶データが読出される電子メモリ
と、前記コイル電流を発生するための発生器装置とを含
んでおり、前記切換装置は前記それぞれの流量検出器に
対して、その主電流路が所属のコイル線路の1つに設け
られている、光学的に制御される、電流零点通過におい
て自己消弧するサイリスタ(=オプトトライアック)
と、流量検出器の数と同じ数の2重切換接続路または3
重切換接続路を有するアナログマルチプレクサとを有し
ており、前記2重切換接続路または前記3重切換接続路
は、そのとき前記電子評価装置に接続すべき流量検出器
の2つの測定電極および回路零点線路と接続している。
【0007】また2番目の発明によれば、複数の電磁流
量検出器のそれぞれ1つを唯一の電子評価装置に切換装
置を用いて時間的に連続して個別接続するための回路装
置において、前記流量検出器それぞれが、測定すべき、
導電性の流体が貫流する、該流体に対して電気的に絶縁
されている、非強磁性の測定管と、コイル電流が流れる
とき、前記測定管の直径方向であって、該測定管の長手
軸線に対して垂直な磁界を発生するためのコイル装置
と、2つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して
垂直であり、該磁界によって誘起される電位の取出しの
ために用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取
付けられた、管の直径方向に対向する2つの測定電極
と、または、前記2つの測定電極と前記測定管内に設け
られた、前記流体の回路零点電極として用いられる少な
くとも1つの別の電極と、更に前記電位に対する処理ユ
ニットと、前記処理ユニットに後置接続されているアナ
ログ較正および零点調整装置とを有しており、前記電子
評価装置は、測定中の流量検出器の較正および零点調整
装置の出力信号に対する処理ユニットと、前記コイル電
流を発生するための発生器装置とを含んでおり、前記切
換装置は、すべての流量検出器のそれぞれの処理ユニッ
トに持続的に給電する電圧供給部と、前記それぞれの流
量検出器に対して、その主電流路が所属のコイル線路の
1つに設けられている、光学的に制御される、電流零点
通過において自己消弧するサイリスタ(=オプトトライ
アック)と、流量検出器の数と同じ数の2重切換接続路
を有するアナログマルチプレクサとを有しており、前記
2重切換接続路は、前記電子評価装置に接続すべき流量
検出器の較正および零点調整装置の出力信号および回路
零点線路と接続している。
【0008】更に3番目の発明によれば、複数の電磁流
量検出器のそれぞれ1つを唯一の電子評価装置に切換装
置を用いて時間的に連続して個別接続するための回路装
置において、前記流量検出器それぞれが、測定すべき、
導電性の流体が貫流する、該流体に対して電気的に絶縁
されている、非強磁性の測定管と、コイル電流が流れる
とき、前記測定管の直径方向であって、該測定管の長手
軸線に対して垂直な磁界を発生するためのコイル装置
と、2つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して
垂直であり、該磁界によって誘起される電位の取出しの
ために用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取
付けられた、管の直径方向に対向する2つの測定電極
と、または、前記2つの測定電極と前記測定管内に設け
られた、前記流体の回路零点電極として用いられる少な
くとも1つの別の電極と、更に前記電位に対する処理ユ
ニットと、前記処理ユニットに後置接続されている、較
正の際にデジタル較正データおよびデジタル零オフセッ
トデータを発生するデータ較正および零点調整装置と、
前記デジタル較正データおよびデジタル零オフセットデ
ータに対する電子メモリとを有しており、前記電子評価
装置は、測定中の流量検出器の処理ユニットの出力信
号、較正データおよび零オフセットデータ対する処理ユ
ニットと、前記コイル電流を発生するための発生器装置
とを含んでおり、前記切換装置は、すべての流量検出器
のそれぞれの処理ユニットに持続的に給電する電圧供給
部と、前記それぞれの流量検出器に対して、その主電流
路が所属のコイル線路の1つに設けられている、光学的
に制御される、電流零点通過において自己消弧するサイ
リスタ(=オプトトライアック)と、流量検出器の数と
同じ数の2重切換接続路を有するアナログマルチプレク
サと、そのとき前記電子評価装置に接続すべき流量検出
器の較正データおよび零オフセットデータを接続するた
めのデジタルマルチプレクサとを有しており、前記2重
切換接続路は、前記電子評価装置に接続すべき流量検出
器の処理ユニットの出力信号および回路零点線路と接続
している。
【0009】4番目の発明においては、複数の電磁流量
検出器のそれぞれを1つを唯一の電子評価装置に切換装
置を用いて時間的に連続して個別接続するための回路装
置において、前記流量検出器それぞれが、測定すべき、
導電性の流体が貫流する、流体に対して電気的に絶縁さ
れている、非強磁性の測定管と、コイル電流が流れると
き、前記測定管の直径方向であって、該測定管の長手軸
線に対して垂直な磁界を発生するためのコイル装置と、
2つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して垂直
であり、該磁界によって誘起される電位の取出しのため
に用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取付け
られた、管の直径方向に対向する2つの測定電極と、ま
たは、前記2つの測定電極と前記測定管内に設けられ
た、前記流体の回路零点電極として用いられる少なくと
も1つの別の電極と、更に前記電位に対する処理ユニッ
トとを有しており、前記電子評価装置は、前記処理ユニ
ットの出力信号に対する別の処理ユニットと、該別の処
理ユニットに後置接続されていて、較正および調整フェ
ーズの期間に前記流量検出器のデジタル較正データおよ
びデジタル零オフセットデータを形成するデジタル較正
およびデジタル零オフセット調整装置と、前記すべての
流量検出器の較正データおよび零オフセットデータを記
憶しかつ該較正データおよび零オフセットデータのう
ち、そのとき測定中の流量検出器に属するデータを測定
作動中に前記別の処理ユニットに読出すことができる電
子メモリと、前記コイル電流を発生するための発生器装
置とを含んでおり、前記切換装置は、すべての流量検出
器のそれぞれの処理ユニットに持続的に給電する電圧供
給部と、前記それぞれの流量検出器に対して、その主電
流路が所属のコイル線路の1つに設けられている、光学
的に制御される、電流零点通過において自己消弧するサ
イリスタ(=オプトトライアック)と、流量検出器の数
と同じ数の2重切換接続路を有するアナログマルチプレ
クサとを有しており、前記2重切換接続路は、前記電子
評価装置に接続すべき流量検出器の処理ユニットの出力
信号および回路零点線路と接続している。
【0010】これら4つの各発明の実施例によれば、そ
れぞれの流量検出器に対して設けられておりかつ流体監
視電極として用いられる、それぞれの測定管の管壁内に
設けられている付加電極と同じ数の、それぞれの流体検
出器に対する付加切換接続路を含んでいるアナログマル
チプレクサを備え、前記1つまたは複数の付加切換接続
路は、そのとき電子評価装置に接続すべき流量検出器の
1つまたは複数の流体監視電極と接続している。
【0011】第2ないし第4の発明の別の実施例によれ
ば、それぞれの流量検出器に対して1つの付加切換接続
路を含んでいるアナログマルチプレクサを備え、前記付
加切換接続路を介して、処理ユニットによって発生され
た流体監視信号が接続され、該流体監視信号は、それぞ
れの流量検出器の管壁内に設けられている、流体監視電
極として用いられる少なくとも1つの付加電極から前記
処理ユニットに供給される信号から該処理ユニットによ
って発生される。
【0012】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0013】各図において同じ部分には同一の参照番号
が付されている。また、各図において使用されている2
桁の参照番号(設けられている流量検出器の数nを表す
指標の付いているものまたは付いていないもの)は次の
ルールに従って割当てられている。1の位の数字が0,
5は、すべての発明および実施例に共通である部分回路
を表し、一方1の位の数字が1ないし4および6ないし
9は、発明ないし実施例毎に、すべての発明において同
一の技術的な概念で示されているにも拘らず、相互に具
体的な構成を変えることができる部分回路を表してい
る。その際1の位の数字1,6(=1+5)は第1発明
の部分を表し、1の位の数字2,7は第2発明の部分回
路を表し、1の位の数字3,8は第3発明の部分回路を
表しかつ1の位の数字4,9は第4発明の部分回路を表
している。
【0014】図1ないし図6において、電磁流量検出器
の機械的な構造を表している部分には参照番号1ないし
5および7が付されている。このような流量検出器は周
知のように、流体に対して電気的に絶縁されている、非
強磁性の測定管2中を流れる導電性の流体1の流量を測
定するように形成されている。このような測定管は例え
ば、適当な合成樹脂またはゴムによって内面が被膜され
ているセラミック管または金属管から成っている。
【0015】コイル装置3は、コイル電流が流れると
き、測定管2に対して直径方向であって、測定管2の長
手軸線に対して垂直な磁界を発生する。コイル電流は、
交流電流または測定電極における分極効果を低減するた
めに方向が周期的に反転する脈動直流電流とすることが
できる。
【0016】測定管2の管壁内または管壁に取付けられ
た2つの直径方向に対向する2つの電極は、上述の測定
電極4として用いられ、2つの電極を結ぶ線は磁界の方
向に対して垂直である。更に、これら電極は、ファラデ
ーの法則に基づいて誘起される電位を検出することがで
きる。測定電極4は流体に接触しており、従って導電的
に電位を取出すことができ、または電極4を流体から絶
縁して測定管の壁内に設けることができ、その場合電位
は無接触に、従って純容量的に取出される。
【0017】また、例えば流体1の零点化のために用い
られる図示の導電的な回路零点電極5のような、測定管
2の管壁内に設けられた別の電極、または後で説明する
導電的または容量的な流体監視電極7を設けることがで
き、後者の場合この電極によって例えば、それが測定管
2の頂部に配設されている場合、測定管が完全に充填さ
れているかまたは流体が気泡を含んでいるかどうかを検
出することができる。
【0018】以下、図1を用いて説明する第1発明を具
体化した実施例では、流量検出器111,11nは上述の
構成部分を含んでいる。従って、そのとき測定中の流量
検出器にコイル電流を供給すべきである以外にはこれら
流量検出器に作動電圧を供給する必要はない。
【0019】流量検出器111,11nは、すべてに共通
の唯一の電子評価装置21に、切換装置61を介して接
続されており、この切換装置を用いてそのとき測定中
の、即ち作動中の流量検出器が、コイル装置3に供給す
べきコイル電流を得かつ測定電極4における電位を取出
すように電子評価回路21に接続される。
【0020】作動中の流量検出器は、シーケンス制御部
60およびこれに対応して設けられているユーザインタ
フェース75によって選択される。それは例えば、作動
状態に切換えるべき流量検出器をその番号を介して選択
することができる入力キーボード装置を有することがで
きる。他方において、流量検出器111,11nを選択可
能な時間間隔をおいて順次能動化する自動歩進切換作動
部を設けることもできる。
【0021】切換装置61は、それぞれの流量検出器1
1,11nに対して、電流零点通過において自己消弧す
る、光学的に制御されるサイリスタ61,6n、所謂オ
プトトライアックを含んでおり、その主電流路は所属の
コイル線路の1つに設けられている。このためにこの主
電流路の一端は、後で説明する電子評価装置21のコイ
ル電流発生器回路50の出力側に共通に接続されてい
る。オプトトライアック61,6nのそれぞれ他端は、
それぞれのコイル装置3の一端に接続されており、コイ
ル装置の他端は発生器回路50の入力側に共通に導かれ
ている。
【0022】オプトトライアック61,6nの導通制御
は、それらのそれぞれの発光ダイオードにおける相応の
信号を用いて行われる。その場合信号はシーケンス制御
部60から供給される。このことは図には、オプトトラ
イアック61,6nに導かれている破線によって示され
ている。
【0023】切換装置60は更に、設けられている流量
検出器の数に等しい数、即ちn個の2重切換接続路80
1−80,80n−80かまたは3重切換接続路861
86,86n−86を有するアナログマルチプレクサ7
1を含んでいる。2重切換接続路801−80,80n
80ないし3重切換接続路861−86,86n−86は
その都度2つの測定電極4またはその都度2つの測定電
極4と流量検出器のそれぞれの回路零点線路とを電子評
価装置21に接続する。アナログマルチプレクサ71は
共通の切換線路部分80を介して処理ユニット31に接
続されており、一方それぞれの流量検出器は切換線路部
分801,80nないし861,86nを介して切換装置6
1に接続されている。
【0024】切換接続路の選択制御も、図では破線によ
って示されているようにシーケンス制御部60を介して
行われる。
【0025】切換装置61は更に、通例その作動に必要
な電圧および電流を発生する電圧供給部66を含んでい
る。
【0026】電子評価装置21は、測定電極4から供給
された電位に対する処理ユニット31を含んでいる。こ
のために、例えば米国特許4210022号明細書、同
第4422337号明細書および同第4704908号
明細書に記載されているような、通常の市販の増幅器、
標本化/保持および補償回路が適している。
【0027】電子評価装置21は更に、処理ユニット3
1に後置接続されている、デジタル較正データおよびデ
ジタル零オフセットデータを発生する、デジタ較正およ
び零点調整回路36を含んでいる。このためにそれは入
力側にAD変換器を有している。較正データとして例え
ば、流量検出器の較正の際に個別に測定されかつとりわ
け例えば流量検出器の銘板において特定されている較正
係数を用いることができる。零オフセットのデータとし
て、個別測定の際に類似の方法で同様に検出されかつそ
れぞれの流量検出器を個々に特徴付けている、デジタル
の形の零オフセット値を用いることができる。
【0028】電子評価回路21は更に、すべての流量検
出器111,11nのデジタル較正データおよびデジタ零
オフセットデータのメモリ41および既述の、コイル電
流を発生するための発生器回路50を含んでいる。この
ために同様、例えば出願人の米国特許第4410926
号明細書に記載されているような通例の市販の回路が適
している。
【0029】電子評価装置21は更に、少なくとも流量
の測定値およびそこから導出される別のデータを、一方
において指示および/または他方においてまた適当な電
気的な形において、例えば4mAおよび20mAの間の電
流、交流信号の周波数またはパルス数またはデジタル信
号として出力するディスプレイ90も含んでいる。
【0030】また、それぞれの流量検出器に対する電子
評価装置21において、作動中の流量検出器のそのとき
検出された測定値を、その他の流量検出器が測定する時
間間隔において、その他の流量検出器の全体の測定時間
を考慮して、それが所謂合計器として流体における累算
された流量に関する信号を送出しかつディスプレイ90
に指示するように累算する加算計数器を設けることがで
きる。
【0031】更に、図1にはその他に、普通その作動に
必要な電圧および電流を発生する、電子評価装置21に
給電する作動電圧源65が示されている。場合にっては
作動電圧源65を省略しかつそれに代わって切換装置6
1の電圧供給部66を使用することもできる。勿論反対
に、電圧供給部66を省略しかつ切換装置61を作動電
圧源65から給電するようにすることもできる。
【0032】第1の発明を具体化した実施例において、
デジタル較正データおよびデジタル零オフセットデータ
は、接続形成されている切換装置61および電子評価装
置21において行われる、それぞれの流量検出器1
1,11nの較正期間に電子メモリ41に記憶される。
作動時に、ちょうどそのとき測定している、作動中の流
量検出器111,11nに属する電子メモリ41中のデー
タが処理ユニット31に読出される。このことは図1に
おいてメモリ41と処理ユニット31との間に示された
データバスによって示されている。
【0033】次に図2に基づいて説明する第2発明を具
体化した実施例では、個々の部分回路の、流量検出器、
切換装置および電子評価装置に対する分配は、図1とは
別の方法で行われる。即ちそれぞれの流量検出器1
1,12nは、測定電極4の電位に対する処理ユニット
321,32nおよびこれに後置接続されているアナログ
較正および零点調整回路371,37nを含んでいる。
【0034】図1とは異なって、較正の際の較正および
零点調整結果の“固定保持”はここではデジタルではな
くて、アナログで行われ、即ち切換装置62にその都度
較正されたアナログ信号が較正および零点調整装置37
1,37nの出力信号として2重切換接続路801−8
0,80n−80を介して転送される。それぞれの流量
検出器121,12nのこの出力信号は、そのそれぞれの
正規化された出力信号と見なすこともできる。
【0035】電子評価装置22において、測定信号の処
理の重要な部分はそれぞれの流量検出器において既に行
われるので、その他処理ユニット27のみが必要であ
り、その出力信号がディスプレイ90に供給される。更
にここでも、作動電圧源65から給電される、電子評価
装置22におけるコイル電流に対する発生器回路50が
設けられている。
【0036】図2の切換装置62は、すべての流量検出
器121,12nのそれぞれの処理ユニット321,32n
の持続的な電圧供給部を含んでいる。それぞれの流量検
出器121,12nに対して切換装置は更にここでも、オ
プトトライアック61,6nおよび上述の2重切換接続
路801−80,80n−80を有するアナログマルチプ
レクサ72を含んでいる。これら切換接続路は、較正お
よび零点調整装置371,37nの出力信号およびそのと
き電子評価装置22に接続すべき、即ち作動中の流量検
出器121,12nの回路零点線路をユーザインタフェー
ス75において行われるべき、シーケンス制御部60の
入力に依存して通し接続する。
【0037】次に図3に基づいて説明する第3発明を具
体化した実施例でも、図1および図2の実施例とは異な
った、個々の部分回路の、流量検出器、切換装置および
電子評価装置に対する分配が行われている。即ちそれぞ
れの流量検出器131,13nは、測定電極4の電位に対
する処理ユニット331,33n、これに後置接続されて
いる、デジタル較正およびデジタル零オフセットデータ
を発生するデジタル較正および零点調整装置381,3
nを含んでいる。このために流量検出器は、図1の対
応するデジタル較正および零点調整装置36と同様にA
D変換器を含んでいる。較正データおよび零オフセット
データに関してはこれまで説明してきたことが当て嵌ま
る。これらデータは較正期間中に生じかつデジタルメモ
リ431,43nに格納される。
【0038】図3の切換装置63は、すべての流量検出
器131,13nのそれぞれの部分回路331,33n;4
1,43nの持続的な電圧供給部68を含んでいる。そ
れぞれの流量検出器に対して切換装置は更にここでも、
オプトトライアック61,6nおよび上述の2重切換接続
路801−80,80n−80を有するアナログマルチプ
レクサ73を含んでいる。これら切換接続路は、それぞ
れの処理ユニット331,33nの出力信号およびそのと
き電子評価装置23に接続すべき、即ち作動中の流量検
出器131,13nの回路零点線路をユーザインタフェー
ス75において行われるべき、シーケンス制御部60の
入力に依存して通し接続する。
【0039】図3の切換装置63は更に、作動制御され
かつ電子評価装置23に接続すべき流量検出器131
13nの較正データおよび零オフセットデータを接続す
るためのデジタルマルチプレクサ78を含んでいる。デ
ジタルマルチプレクサ78はアナログマルチプレクサ7
3と一緒に、ユーザインタフェース75において行われ
るべき、シーケンス制御部60を介する入力に依存し
て、選択された流量検出器を通し接続するよう制御され
る。このことはここでも、破線の接続線によって示され
ている。
【0040】メモリ431,43nを切換装置63のデジ
タルマルチプレクサ78に接続するデータバスを介して
勿論、シーケンス制御部60から到来する、記憶場所を
選択するアドレスデータも導かれる。
【0041】図3の電子評価装置23は、図2の相応の
後続処理ユニット27とは実質的に、それが処理ユニッ
ト331,33nの出力信号のみならず、そのとき測定中
の流量検出器131,13nの較正データおよび零オフセ
ットデータも供給されて処理する点で相異している処理
ユニット28を含んでいる。
【0042】図3の電子評価装置23は更に、上述した
通りの機能を有する発生器回路50およびディスプレイ
90を含んでいる。更に、電圧供給部65も設けられて
いる。
【0043】次に図4を用いて説明する第4発明を具体
化した実施例でも、個々の部分回路は、流量検出器、切
換装置および電子評価装置に対して、図1ないし図3と
は異なって分配されている。即ちそれぞれの流量検出器
141,14nは、測定電極4の電位に対する処理ユニッ
ト341,34nを有している。
【0044】図4の切換装置64は、すべての流量検出
器141,14nのそれぞれの部分回路341,34nの持
続的な電圧供給部69を含んでいる。それぞれの流量検
出器141,14nに対して切換装置は更にここでも、オ
プトトライアック61,6nおよび上述の2重切換接続路
801−80,80n−80を有するアナログマルチプレ
クサ74を含んでいる。これら2重切換接続路は、それ
ぞれの処理ユニット341,34nの出力信号およびそ
のとき電子評価装置23に接続すべき、即ち作動中の流
量検出器141,14nの回路零点線路を、ユーザインタ
フェース75において行われるべき、シーケンス制御部
60の入力に依存して接続する。
【0045】図4の電子評価装置24は、後続処理ユニ
ット29を含んでいる。これに、較正および補償フェー
ズの期間に流量検出器141,14nのデジタル較正デー
タおよびデジタル零オフセットデータを形成するデジタ
ル較正および零点調整装置39が後置接続されている。
【0046】図4の電子評価装置24は更に、すべての
流量検出器141,14nの較正データおよび零オフセッ
トデータに対する電子メモリ44を含んでおり、これら
データは上述の較正および補償フェーズの期間にこのメ
モリ44に読込まれる。測定中、そのとき測定してい
る、即ち作動中の流量検出器141,14nに属するデー
タがメモリ44から処理ユニット29に読出される。こ
のために必要なアドレス指定は、図1の実施例の場合と
同様に、シーケンス制御部60から到来する。この目的
のために電子評価装置24(ないし図1における21)
とのデータバス接続が設けられている。
【0047】図4の電子評価装置24は更にここでも、
電圧供給部65から給電される、コイル電流を発生する
ための発生器回路50を有している。
【0048】次に図5に基づいて説明する、4つすべて
の発明において可能な実施例では、切換装置61′にお
けるアナログマルチプレクサ71′は、それぞれの測定
管2の管壁内に設けられ、それぞれの流量検出器1
1′,11n′に設けられる流体監視電極として用いら
れる付加電極の数と同じ数の、それぞれの流量検出器1
1,11nの付加切換接続路851−85,85n−85
を有している。付加切換接続路は、電子評価装置21′
に接続すべき流量検出器111′,11n′の流体監視電
極7に接続する。
【0049】電子評価装置21′における処理ユニット
31′は付加的に、従来の形式のものとすることができ
る、流体監視電極7の信号の処理のための相応の部分回
路を含んでいる。図5のその他の部分回路は、図1の部
分回路に相応する。しかし図5の実施例に関しては、3
6′,41′,66′および90′のようにその参照番
号にダッシが付されている。
【0050】最後に図6に基づいて説明する、第2、第
3および第4発明においてのみ可能な実施例では、切換
装置64′におけるアナログマルチプレクサ74′はそ
れぞれの流量検出器141′,14n′に対して、処理ユ
ニット341′,34n′によって発生される流体監視信
号を接続する付加切換接続路891−89,89n−89
を含んでいる。流体監視信号は、それぞれの流量検出器
141′,14n′の管壁内に設けられている流体監視電
極7として用いられる少なくとも1つの付加電極から処
理ユニット341′,34n′に供給される信号からこの
処理ユニットによって発生される。
【0051】電子評価装置24′における後続処理ユニ
ット29′は付加的に、従来の形式のものとすることが
できる流体監視電極7の信号を処理するための相応の部
分回路を含んでいる。図6のその他の部分回路は、図4
の部分に相応する。しかしこの実施例に関しては3
9′,44′,69′および90′のようにその参照番
号にダッシが付されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施例のブロック回路略図である。
【図2】第2発明の実施例のブロック回路略図である。
【図3】第3発明の実施例のブロック回路略図である。
【図4】第4発明の実施例のブロック回路略図である。
【図5】第1ないし第4発明すべてに可能な実施例のブ
ロック回路略図である。
【図6】第2ないし第4発明に可能な別の実施例のブロ
ック回路略図である。
【符号の説明】
1 流体、 2 測定管、 3 コイル装置、 4 測
定電極、 5 回路零点電極、 7 流体監視電極、
61,6n オプトトライアック、 111,11n;
121,12n;131,13n;141,14n,1
11′,11n′;141′,14n′ 流量検出器、
21;22;23;24;21′;24′ 電子評価
装置、 27,29 処理ユニット、 31,321,
32n処理ユニット、 36 デジタル較正および零調
整回路、 371,37nアナログ較正および零調整回
路、 41;431,43n メモリ、 50 コイル
電流発生器回路、 60 シーケンス制御部、 61;
62;63;64;61′;64′ 切換装置、 65
作動電圧源、 66,69 電圧供給部、71 アナ
ログマルチプレクサ、 75 ユーザインタフェース、
90 ディスプレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電磁流量検出器(111,11n
    のそれぞれ1つを唯一の電子評価装置(21)に切換装
    置(61)を用いて時間的に連続して個別接続するため
    の回路装置において、前記流量検出器それぞれが、測定
    すべき、導電性の流体(1)が貫流する、流体に対して
    電気的に絶縁されている、非強磁性の測定管(2)と、
    コイル電流が流れるとき、前記測定管(2)の直径方向
    であって、該測定管(2)の長手軸線に対して垂直な磁
    界を発生するためのコイル装置(3)と、2つの測定電
    極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して垂直であり、該磁
    界によって誘起される電位の取出しのために用いられ
    る、前記測定管の管壁内または管壁に取付けられた、管
    の直径方向に対向する2つの測定電極(4)と、また
    は、前記2つの測定電極と前記測定管(2)内に設けら
    れた、前記流体(1)の回路零点電極(5)として用い
    られる少なくとも1つの別の電極とを有しており、前記
    電子評価装置(21)は、前記電位に対する処理ユニッ
    ト(31)と、前記処理ユニットに後置接続されてい
    る、デジタル較正データおよびデジタル零オフセットデ
    ータを発生するデジタル較正および零点調整装置(3
    6)と、前記すべての流量検出器の前記デジタル較正デ
    ータおよびデジタル零オフセットデータを較正期間に記
    憶し、それぞれの流量検出器の測定期間に前記処理ユニ
    ット(31)に記憶データが読出される電子メモリ(4
    1)と、前記コイル電流を発生するための発生器装置
    (50)とを含んでおり、前記切換装置(61)は前記
    それぞれの流量検出器(111,11n)に対して、その
    主電流路が所属のコイル線路の1つに設けられている、
    光学的に制御される、電流零点通過において自己消弧す
    るサイリスタ(=オプトトライアック)(61,6n
    と、流量検出器(111,11n)の数と同じ数の2重切
    換接続路(801−80,80n−80)または3重切換
    接続路(861−86,86n−86)を有するアナログ
    マルチプレクサ(71)とを有しており、前記2重切換
    接続路または前記3重切換接続路は、そのとき前記電子
    評価装置(21)に接続すべき流量検出器(111,1
    n)の2つの測定電極(4)および回路零点線路と接
    続している、ことを特徴とする電磁流量検出器の個別接
    続回路装置。
  2. 【請求項2】 複数の電磁流量検出器(121,12n
    のそれぞれ1つを唯一の電子評価装置(22)に切換装
    置(62)を用いて時間的に連続して個別接続するため
    の回路装置において、前記流量検出器それぞれが、測定
    すべき、導電性の流体(1)が貫流する、該流体(1)
    に対して電気的に絶縁されている、非強磁性の測定管
    (2)と、コイル電流が流れるとき、前記測定管(2)
    の直径方向であって、該測定管(2)の長手軸線に対し
    て垂直な磁界を発生するためのコイル装置(3)と、2
    つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して垂直で
    あり、該磁界によって誘起される電位の取出しのために
    用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取付けら
    れた、管の直径方向に対向する2つの測定電極(4)
    と、または、前記2つの測定電極と前記測定管(2)内
    に設けられた、前記流体(1)の回路零点電極(5)と
    して用いられる少なくとも1つの別の電極と、更に前記
    電位に対する処理ユニット(321,32n)と、前記処
    理ユニットに後置接続されているアナログ較正および零
    点調整装置(371,37n)とを有しており、前記電子
    評価装置(22)は、測定中の流量検出器(121,1
    n)の較正および零点調整装置(371,37)の出
    力信号に対する処理ユニット(27)と、前記コイル電
    流を発生するための発生器装置(50)とを含んでお
    り、前記切換装置(62)は、すべての流量検出器(1
    ,12n)のそれぞれの処理ユニット(321,32
    n)に持続的に給電する電圧供給部(67)と、前記そ
    れぞれの流量検出器(121,12n)に対して、その主
    電流路が所属のコイル線路の1つに設けられている、光
    学的に制御される、電流零点通過において自己消弧する
    サイリスタ(=オプトトライアック)(61,6n
    と、流量検出器(121,12n)の数と同じ数の2重切
    換接続路(801−80,80n−80)を有するアナロ
    グマルチプレクサ(72)とを有しており、前記2重切
    換接続路は、前記電子評価装置(22)に接続すべき流
    量検出器(121,12n)の較正および零点調整装置
    (371,37n)の出力信号および回路零点線路と接続
    していることを特徴とする電磁流量検出器の個別接続回
    路装置。
  3. 【請求項3】 複数の電磁流量検出器(131,13n
    のそれぞれを1つを唯一の電子評価装置(23)に切換
    装置(63)を用いて時間的に連続して個別接続するた
    めの回路装置において、前記流量検出器それぞれが、測
    定すべき、導電性の流体(1)が貫流する、該流体
    (1)に対して電気的に絶縁されている、非強磁性の測
    定管(2)と、コイル電流が流れるとき、前記測定管
    (2)の直径方向であって、該測定管(2)の長手軸線
    に対して垂直な磁界を発生するためのコイル装置(3)
    と、2つの測定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して
    垂直であり、該磁界によって誘起される電位の取出しの
    ために用いられる、前記測定管の管壁内または管壁に取
    付けられた、管の直径方向に対向する2つの測定電極
    (4)と、または、前記2つの測定電極と前記測定管
    (2)内に設けられた、前記流体(1)の回路零点電極
    (5)として用いられる少なくとも1つの別の電極と、
    更に前記電位に対する処理ユニット(331,33n
    と、前記処理ユニットに後置接続されている、較正の際
    にデジタル較正データおよびデジタル零オフセットデー
    タを発生するデータ較正および零点調整装置(381
    38n)と、前記デジタル較正データおよびデジタル零
    オフセットデータに対する電子メモリ(431,43n
    とを有しており、前記電子評価装置(23)は、測定中
    の流量検出器(131,13n)の処理ユニット(3
    1,33n)の出力信号、較正データおよび零オフセッ
    トデータ対する処理ユニット(28)と、前記コイル電
    流を発生するための発生器装置(50)とを含んでお
    り、前記切換装置(63)は、すべての流量検出器(1
    1,13n)のそれぞれの処理ユニット(331,3
    n)に持続的に給電する電圧供給部(68)と、前記
    それぞれの流量検出器(131,13n)に対して、その
    主電流路が所属のコイル線路の1つに設けられている、
    光学的に制御される、電流零点通過において自己消弧す
    るサイリスタ(=オプトトライアック)(61,6n
    と、流量検出器(131,13n)の数と同じ数の2重切
    換接続路(801−80,80n−80)を有するアナロ
    グマルチプレクサ(73)と、そのとき前記電子評価装
    置(23)に接続すべき流量検出器(131,13n)の
    較正データおよび零オフセットデータを接続するための
    デジタルマルチプレクサ(78)とを有しており、前記
    2重切換接続路は、前記電子評価装置(23)に接続す
    べき流量検出器(131,13n)の処理ユニット(33
    1,33n)の出力信号および回路零点線路と接続してい
    ることを特徴とする電磁流量検出器の個別接続回路装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の電磁流量検出器(141,14n
    のそれぞれを1つを唯一の電子評価装置(24)に切換
    装置(64)を用いて時間的に連続して個別接続するた
    めの回路装置において、前記流量検出器それぞれが、測
    定すべき、導電性の流体(1)が貫流する、流体に対し
    て電気的に絶縁されている、非強磁性の測定管(2)
    と、コイル電流が流れるとき、前記測定管(2)の直径
    方向であって、該測定管(2)の長手軸線に対して垂直
    な磁界を発生するためのコイル装置(3)と、2つの測
    定電極を結ぶ線が前記磁界の方向に対して垂直であり、
    該磁界によって誘起される電位の取出しのために用いら
    れる、前記測定管の管壁内または管壁に取付けられた、
    管の直径方向に対向する2つの測定電極(4)と、また
    は、前記2つの測定電極と前記測定管(2)内に設けら
    れた、前記流体(1)の回路零点電極(5)として用い
    られる少なくとも1つの別の電極と、更に前記電位に対
    する処理ユニット(341,34n)とを有しており、前
    記電子評価装置(24)は、前記処理ユニット(3
    1,34n)の出力信号に対する別の処理ユニット(2
    9)と、該別の処理ユニットに後置接続されていて、較
    正および調整フェーズの期間に前記流量検出器(1
    1,14n)のデジタル較正データおよびデジタル零オ
    フセットデータを形成するデジタル較正およびデジタル
    零オフセット調整装置(39)と、前記すべての流量検
    出器(141,14n)の較正データおよび零オフセット
    データを記憶しかつ該較正データおよび零オフセットデ
    ータのうち、そのとき測定中の流量検出器(141,1
    n)に属するデータを測定作動中に前記別の処理ユニ
    ット(29)に読出すことができる電子メモリ(44)
    と、前記コイル電流を発生するための発生器装置(5
    0)とを含んでおり、前記切換装置(64)は、すべて
    の流量検出器(141,14n)のそれぞれの処理ユニッ
    ト(34)に持続的に給電する電圧供給部(69)と、
    前記それぞれの流量検出器(111,11n)に対して、
    その主電流路が所属のコイル線路の1つに設けられてい
    る、光学的に制御される、電流零点通過において自己消
    弧するサイリスタ(=オプトトライアック)(61,6
    n)と、流量検出器(141,14n)の数と同じ数の2
    重切換接続路(801−80,80n−80)を有するア
    ナログマルチプレクサ(74)とを有しており、前記2
    重切換接続路は、前記電子評価装置(24)に接続すべ
    き流量検出器(141,14n)の処理ユニット(3
    1,34n)の出力信号および回路零点線路と接続して
    いることを特徴とする流量検出器の個別接続回路装置。
  5. 【請求項5】 それぞれの流量検出器(111′,1
    n′)に対して設けられておりかつ流体監視電極
    (7)として用いられる、それぞれの測定管(2)の管
    壁内に設けられている付加電極と同じ数の、それぞれの
    流体検出器に対する付加切換接続路(851−85,8
    n−85)を含んでいるアナログマルチプレクサ(7
    1′)を備え、前記1つまたは複数の付加切換接続路
    (85)は、電子評価装置(21′)に接続すべき流量
    検出器の1つまたは複数の流体監視電極(7)と接続し
    ている請求項1から4までのいずれか1項記載の電磁流量
    検出器の個別接続回路装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの流量検出器(141′,1
    n′)に対して1つの付加切換接続路(891−89,
    89n−89)を含んでいるアナログマルチプレクサ
    (74′)を備え、前記付加切換接続路を介して、処理
    ユニット(34′)によって発生された流体監視信号が
    接続され、該流体監視信号は、それぞれの流量検出器
    (141′,14n′)の管壁内に設けられている、流体
    監視電極(7)として用いられる少なくとも1つの付加
    電極から前記処理ユニットに供給される信号から該処理
    ユニットによって発生される請求項2から4までのいずれ
    か1項記載の電磁流量検出器の個別接続回路装置。
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