JPH0524878A - イメージフアイバの製造方法 - Google Patents
イメージフアイバの製造方法Info
- Publication number
- JPH0524878A JPH0524878A JP3205575A JP20557591A JPH0524878A JP H0524878 A JPH0524878 A JP H0524878A JP 3205575 A JP3205575 A JP 3205575A JP 20557591 A JP20557591 A JP 20557591A JP H0524878 A JPH0524878 A JP H0524878A
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- JP
- Japan
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- image
- fiber
- image fiber
- preform
- optical fiber
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/028—Drawing fibre bundles, e.g. for making fibre bundles of multifibres, image fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゆがみのない鮮明な画像を得ることのできる
イメージファイバの製造方法を提供する。 【構成】 多数の画素用光ファイバ素線を石英ガラス管
内に平行に配列充填してなるイメージファイバ母材を加
熱溶融し線引きしてイメージファイバを得る製造方法に
おいて、線引き中のイメージファイバの先端から、カメ
ラとモニタTVとからなる撮像装置により母材の内部に
おける光ファイバ素線のねじれを観測し、このねじれを
打ち消す方向に母材を回転させながら線引きすることに
よって光ファイバ素線が真っ直ぐなイメージファイバを
得る。
イメージファイバの製造方法を提供する。 【構成】 多数の画素用光ファイバ素線を石英ガラス管
内に平行に配列充填してなるイメージファイバ母材を加
熱溶融し線引きしてイメージファイバを得る製造方法に
おいて、線引き中のイメージファイバの先端から、カメ
ラとモニタTVとからなる撮像装置により母材の内部に
おける光ファイバ素線のねじれを観測し、このねじれを
打ち消す方向に母材を回転させながら線引きすることに
よって光ファイバ素線が真っ直ぐなイメージファイバを
得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医療用内視鏡や工業
用スコープなどの光学像を伝送するイメージファイバの
製造方法に関するものである。
用スコープなどの光学像を伝送するイメージファイバの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イメージファイバは、当初、医療用内視
鏡用として開発されたが、画像を直接伝送できることか
ら、現在では各種の工業分野にまで適用範囲が拡大され
ており、特に近年、TVカメラやTVモニタの高品質化
に伴って、イメージファイバに対しても高品質の伝送が
要求されるようになった。
鏡用として開発されたが、画像を直接伝送できることか
ら、現在では各種の工業分野にまで適用範囲が拡大され
ており、特に近年、TVカメラやTVモニタの高品質化
に伴って、イメージファイバに対しても高品質の伝送が
要求されるようになった。
【0003】イメージファイバは、周知の如く画素とな
る直径4〜6μm程度の細い光ファイバを数千〜数万本
備え、かつ、その端面が研磨仕上げされたものである。
このようなイメージファイバの端面に像を投影させる
と、その像は1本1本の光ファイバからなる画素に分割
され、明暗及び色調の異なる点群として伝送され、他端
にもとの画像がそのまま再現される。
る直径4〜6μm程度の細い光ファイバを数千〜数万本
備え、かつ、その端面が研磨仕上げされたものである。
このようなイメージファイバの端面に像を投影させる
と、その像は1本1本の光ファイバからなる画素に分割
され、明暗及び色調の異なる点群として伝送され、他端
にもとの画像がそのまま再現される。
【0004】ところで、このようなイメージファイバの
製造方法は、通常、コア/クラッド型の光ファイバ用母
材を所定の線径に線引きし、これを一定長に切断して画
素数に応じた本数を束に集合し、これを断面円形のパイ
プ状の石英ガラス管内に詰め込み、さらに再度溶融線引
きして長さ方向に一様な画像配列をもつよう溶融一体化
し、イメージファイバとする方法である。通常は、外傷
に対する保護のためにイメージファイバの表面にはプラ
スチックコーティングするなどの補強層が設けられる。
製造方法は、通常、コア/クラッド型の光ファイバ用母
材を所定の線径に線引きし、これを一定長に切断して画
素数に応じた本数を束に集合し、これを断面円形のパイ
プ状の石英ガラス管内に詰め込み、さらに再度溶融線引
きして長さ方向に一様な画像配列をもつよう溶融一体化
し、イメージファイバとする方法である。通常は、外傷
に対する保護のためにイメージファイバの表面にはプラ
スチックコーティングするなどの補強層が設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の如きイメージフ
ァイバの製造方法において、線引き中のイメージファイ
バ母材は、長さ方向に移動するのみであり、円周方向に
は固定されていない。従って、母材が高温となつてファ
イバとなる部分は、ある程度の長さ、例えば1m程度の
範囲で溶融状態となっているが、この部分ではファイバ
が自由に動く状態となっており、ねじれを生ずることが
ある。
ァイバの製造方法において、線引き中のイメージファイ
バ母材は、長さ方向に移動するのみであり、円周方向に
は固定されていない。従って、母材が高温となつてファ
イバとなる部分は、ある程度の長さ、例えば1m程度の
範囲で溶融状態となっているが、この部分ではファイバ
が自由に動く状態となっており、ねじれを生ずることが
ある。
【0006】この状態で線引きし冷却して表面にプラス
チックコーティングを施し、所定の長さに切断して両端
を研磨しイメージファイバとするが、得られたイメージ
ファイバに光ファイバのねじれがあると、画像を伝送し
たとき画像がゆがんで見えることがある。上記のような
光ファイバのねじれは一定していないので、切断された
イメージファイバごとに異なり品質にばらつきのある製
品となる。
チックコーティングを施し、所定の長さに切断して両端
を研磨しイメージファイバとするが、得られたイメージ
ファイバに光ファイバのねじれがあると、画像を伝送し
たとき画像がゆがんで見えることがある。上記のような
光ファイバのねじれは一定していないので、切断された
イメージファイバごとに異なり品質にばらつきのある製
品となる。
【0007】また、光ファイバ素線がねじれていると、
イメージファイバの中心部よりも外周部の画素の方が大
きく曲げを受けるため、マイクロベンディングの影響で
外周部で光量が小さくなったり、あるいは特定の光が伝
わりにくくなつたりして、画像の鮮明度が悪くなる。
イメージファイバの中心部よりも外周部の画素の方が大
きく曲げを受けるため、マイクロベンディングの影響で
外周部で光量が小さくなったり、あるいは特定の光が伝
わりにくくなつたりして、画像の鮮明度が悪くなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の如き
課題を解決するためになされたもので、母材を線引きし
てイメージファイバを製造するに際して、線引き中のイ
メージファイバの先端からカメラとモニタTVからなる
撮像装置により母材の内部における光ファイバ素線のね
じれを観測し、このねじれを打ち消す方向に母材を回転
させながら線引きしてイメージファイバとする製造方法
を提供するものである。光ファイバ素線のねじれの観測
は、具体的にはモニタTVに映し出される微小な泡の画
像の動きをとらえ、それが極力画面上の一点に位置する
ように母材を回転させる。
課題を解決するためになされたもので、母材を線引きし
てイメージファイバを製造するに際して、線引き中のイ
メージファイバの先端からカメラとモニタTVからなる
撮像装置により母材の内部における光ファイバ素線のね
じれを観測し、このねじれを打ち消す方向に母材を回転
させながら線引きしてイメージファイバとする製造方法
を提供するものである。光ファイバ素線のねじれの観測
は、具体的にはモニタTVに映し出される微小な泡の画
像の動きをとらえ、それが極力画面上の一点に位置する
ように母材を回転させる。
【0009】
【作用】この発明によるイメージファイバの製造方法に
よれば、線引き中に光ファイバ素線のねじれを矯正しな
がら線引きするので、ねじれのない真っ直ぐなイメージ
ファイバが得られる。
よれば、線引き中に光ファイバ素線のねじれを矯正しな
がら線引きするので、ねじれのない真っ直ぐなイメージ
ファイバが得られる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明によるイメージファイバの
製造方法の実施例を示す概要図である。同図において、
コア/クラッド型の光ファイバ素線を約6000本、石
英ガラス管内に平行に配列充填してなるイメージファイ
バ母材1の先端部分を加熱炉2によつて溶融し線引きし
て、図示していないがプラスチックコーティングを施し
て、イメージファイバ3となりリール4に巻き取られ
る。
製造方法の実施例を示す概要図である。同図において、
コア/クラッド型の光ファイバ素線を約6000本、石
英ガラス管内に平行に配列充填してなるイメージファイ
バ母材1の先端部分を加熱炉2によつて溶融し線引きし
て、図示していないがプラスチックコーティングを施し
て、イメージファイバ3となりリール4に巻き取られ
る。
【0011】この際、イメージファイバ3の先端にはカ
メラ5が装着され、モニタTV6によって画面にあらわ
れた泡の像の位置を常時観測し、その母材軸に対する回
転の程度をコンピュータ7によってデータ処理してフィ
ードバックして泡の像の回転を打ち消す方向に母材を回
転させて、泡の像の位置が極力画面上の一点に収束する
ように制御しつつ線引きする。
メラ5が装着され、モニタTV6によって画面にあらわ
れた泡の像の位置を常時観測し、その母材軸に対する回
転の程度をコンピュータ7によってデータ処理してフィ
ードバックして泡の像の回転を打ち消す方向に母材を回
転させて、泡の像の位置が極力画面上の一点に収束する
ように制御しつつ線引きする。
【0012】このようにして作製されたイメージファイ
バを所要長に切断して両端を研磨し、それぞれにおいて
画像伝送を行ったところ、いずれも鮮明な画像を得るこ
とができた。
バを所要長に切断して両端を研磨し、それぞれにおいて
画像伝送を行ったところ、いずれも鮮明な画像を得るこ
とができた。
【0013】
【発明の効果】この発明によるイメージファイバの製造
方法によれば、イメージファイバ中の光ファイバ素線が
全くねじれないで真っ直ぐとなるので、鮮明な画像を得
ることができる。
方法によれば、イメージファイバ中の光ファイバ素線が
全くねじれないで真っ直ぐとなるので、鮮明な画像を得
ることができる。
【図1】この発明によるイメージファイバの製造方法の
実施例を示す概要図である。
実施例を示す概要図である。
【符号の説明】 1 イメージファイバ母材 2 加熱炉 3 イメージファイバ 5 カメラ 6 モニタTV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妻沼 孝司 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)発明者 真田 和夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 多数の画素用光ファイバ素線を石英ガラ
ス管内に平行に配列充填してイメージファイバ母材と
し、この母材の一端を加熱溶融しつつ線引きするイメー
ジファイバの製造方法において、線引き中のイメージフ
ァイバの先端から、カメラとモニタTVとからなる撮像
装置により母材の内部における光ファイバ素線のねじれ
を観測し、このねじれを打ち消す方向に母材を回転させ
ながら線引きすることを特徴とするイメージファイバの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205575A JPH0524878A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | イメージフアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205575A JPH0524878A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | イメージフアイバの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524878A true JPH0524878A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16509161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205575A Pending JPH0524878A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | イメージフアイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7263263B2 (en) * | 2002-08-31 | 2007-08-28 | Lg Cable, Ltd. | Method for monitoring spin imparted on optical fiber and method for making optical fiber by using the same |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3205575A patent/JPH0524878A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7263263B2 (en) * | 2002-08-31 | 2007-08-28 | Lg Cable, Ltd. | Method for monitoring spin imparted on optical fiber and method for making optical fiber by using the same |
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