JPH05247741A - 精紡または撚糸スピンドルの心合わせ方法 - Google Patents

精紡または撚糸スピンドルの心合わせ方法

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JPH05247741A
JPH05247741A JP30927192A JP30927192A JPH05247741A JP H05247741 A JPH05247741 A JP H05247741A JP 30927192 A JP30927192 A JP 30927192A JP 30927192 A JP30927192 A JP 30927192A JP H05247741 A JPH05247741 A JP H05247741A
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adjusting
spinning
rail
ring
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JP30927192A
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Gerd Stahlecker
ゲルト・シュターレッカー
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/04Spindles
    • D01H7/08Mounting arrangements

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スピンドルレール12の対向面に当着できる
当着面17を備えたスピンドル・ハウジング2に対して
旋回可能な調整リング15を有するスピンドルレールに
固定すべき精紡または撚糸スピンドル1の心合せ装置を
提供する。 【構成】 スピンドルをスピンドルレール12に取り付
ける前に調整リング15をそれがスピンドルレールに当
着する当着面17がシャフト4の縦軸に対して一定の角
度をなす位置に移動し、またこの位置において固定す
る。調整リングの当着面は高い製作精度を以て製造され
るため、スピンドルレールに対するその位置はすべての
精紡ポジションにおいて同じである。したがってスピン
ドルを心合わせするためには、シャフトを調整リングの
当着面に対する一定の角度位置に移動し、すべての精紡
ポジションにおいて等しいスピンドル回転部の心合わせ
を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スピンドル・ハウジング内に受
容されたシャフトと、スピンドル・ハウジングを離れて
囲むと共に該ハウジングに対して旋回可能でスピンドル
レールの対向面に当着できる当着面を有する調整リング
とを具備した精紡または撚糸スピンドルの心合わせ( A
usrichten )方法に関する。
【0002】本発明はさらに、スピンドル・ハウジング
とそれをリング状に離れて囲むと共にそれに対して旋回
可能な調整リングとを具備し、この調整リングはスピン
ドルレールの対向面に当着するための当着面およびカロ
ッタ状の案内面を有し、またこの案内面はスピンドル・
ハウジングの案内面上に移動可能に載っている精紡また
は撚糸スピンドルに関する。
【0003】本発明はさらに、スピンドルレールの対向
面に当着できる当着面を備えたスピンドル・ハウジング
に対して旋回可能な調整リングを有するスピンドルレー
ルに固定すべき精紡または撚糸スピンドルの心合わせ装
置に関する。
【0004】リング精紡機およびリング撚糸機では、ス
ピンドル回転部はできるかぎり正確に精紡リングの運動
軌跡の中心に配置されなければならないという要求があ
る。製造上の不正確さのために、スピンドル回転部がス
ピンドルレールから正確には垂直に立ち上がらないこと
がしばしば生じる。許容される傾斜角度を超えたなら
ば、スピンドル回転部ができるかぎり垂直で、したがっ
て精紡リングの運動軌跡の中心に位置するようにスピン
ドルを適切に心合わせしなければならない。
【0005】スピンドル・ハウジングにおいてそれをリ
ング状に離れて囲むと共に、取り付け後にスピンドルレ
ールに当着する当着面を有する調整リングを設けること
は公知である(DD−PS236351)。スピンドル
・ハウジングはこの調整リングに対して旋回でき、また
所望の位置においてねじ止めによりスピンドルレールに
固定できる。スピンドル・ハウジングはフランジを具備
しており、このフランジはスピンドルレールに向いたそ
の前面に球状の案内面を有する。調整リングはスピンド
ルレールとは反対側にカロッタ状の案内面を有し、この
面に形状の適合したスピンドル・ハウジングの案内面が
当着する。スピンドル・ハウジングの旋回運動の際に、
これらの案内面は互いに動かされる。
【0006】公知の構造方式では、すべてのスピンドル
はスピンドルレールへの取り付け後に心合わせされなけ
ればならない。スピンドル回転部は、スピンドルレール
の上面および精紡リングの運動方向に対して任意の傾斜
角度をなす。すべてのスピンドルをスピンドルレールへ
の取り付け後に心合わせすることは精紡機または撚糸機
の組み立ての際に相当な作業の手間を惹起する、という
のはスピンドルに関する作業はそれがスピンドルレール
に取り付けられた後ではかなり面倒になるからである。
【0007】本発明の目的は、リング精紡機またはリン
グ撚糸機におけるスピンドルの取り付けおよび心合わせ
の際の作業の手間を軽減することにある。
【0008】この目的は方法においては、スピンドルを
スピンドルレールに取り付ける前に調整リングはスピン
ドル・ハウジングに対して当着面がシャフトの縦軸への
一定角度をなす位置に動かされ、またこの位置において
固定されることにより達成される。
【0009】精紡または撚糸スピンドルではこの目的
は、調整リングをスピンドル・ハウジングに固定する手
段が移動された位置に設けられることにより達成され
る。
【0010】心合わせ装置ではこの目的は、調整リング
の当着面に当着できる調節面と、この調節面において支
持されると共に、スピンドル・ハウジングに挿入可能
で、その輪郭が精紡または撚糸スピンドルのシャフトに
合致する心棒とにより達成される。
【0011】これらの措置によりスピンドルをスピンド
ルレールへの取り付け前に、スピンドル回転部が取り付
け後にスピンドルレールに対して垂直な位置を取るよう
に心合わせすることが可能となる。この場合に本発明
は、スピンドルレールでの当着のための調整リングの当
着面が問題なく高い製造精度を以て製造できること、ま
たこの理由からスピンドルレールでの調整リングの位置
がすべての精紡ポジションにおいて等しいという認識を
前提にしている。スピンドルレールへの取り付け後にそ
れに対して垂直に立つ調整リングの軸は、すべての精紡
ポジションにおいて調整リングの当着面に対して等しい
一定の角度をなす。
【0012】スピンドル回転部も適正に心合わせされる
ならばスピンドルレールに対して垂直であり、また調整
リングの軸と同軸的に配置されるため、スピンドル回転
部が調整リングの当着面に対して調整リングの軸が占め
る同じ一定の角度位置に動かされることにより十分な心
合わせが得られる。スピンドル回転部を当着面に心合わ
せすることは、スピンドルがスピンドルレールに取り付
けられていることを必要としない。したがって、心合わ
せはスピンドルをスピンドルレールに取り付ける前に行
うことが可能である。
【0013】スピンドル回転部の位置は、スピンドル回
転部に固定されたシャフトがスピンドル・ハウジングに
挿入される傾斜角度により決定される。スピンドル回転
部の軸が調整リングの軸と合致しないならば、スピンド
ル回転部は適切に旋回されなければならない。この旋回
運動の際にスピンドル・ハウジングも同時に、スピンド
ル回転部が調整リングに対する所望の位置を占めるまで
共に旋回される。スピンドル回転部のこの所望の位置を
スピンドルレールでの取り付け終了まで維持するため
に、スピンドル・ハウジングは旋回された位置において
調整リングに固定される。もちろん、スピンドル・ハウ
ジングを調整リングに対して調整することは調整リング
をスピンドル・ハウジングに対して調整することと同じ
である。
【0014】本発明に基づく精紡または撚糸スピンドル
は、公知のやり方で調整リングでのカロッタ状案内面を
当着面に対向する側に有する。調整リングのカロッタ状
案内面にはスピンドル・ハウジングの球状案内面が載っ
ており、その輪郭は調整リングの案内面のカロッタ形状
に適合している。調整リングおよびスピンドル・ハウジ
ングを旋回する際に、これらの重なった案内面は互いに
動かされる。調節された位置がスピンドルをスピンドル
レールに取り付けるまで再度動かされることのないよう
に、調整リングおよびスピンドル・ハウジングを調節さ
れた位置に固定するための適切な手段が設けられる。こ
れらの固定手段は、好ましくは調整リングまたはスピン
ドル・ハウジング自体に設置される。スピンドル・ハウ
ジングは調節された位置に固定された調整リングと共に
スピンドルレールの穴に押し入れられ、さらに公知のや
り方でナットにより固定される。調整リングの当着面は
ここでスピンドルレールの当該の対向面に当着するが、
調整リングはその精密な製作のゆえにスピンドルレール
に対する正確な位置を占めるため、その軸はスピンドル
レールに対して垂直となる。したがってスピンドル回転
部の軸は精紡リングの運動軌跡の中心と合致するため、
精紡リングはスピンドルレールに対して垂直に上下に動
かされる。
【0015】本発明の有利な構成において、当着面はそ
れがスピンドルレールへの取り付け後にレールの下面ま
たは上面に対して平行に当着するように配置される。こ
の構造方式では、心合わせの際に当着面とシャフトおよ
びスピンドル上部の縦軸との間に直角が形成される。当
着面を調整リングの縦軸に対して別の角度で配置するこ
と、例えば当着面をそれが取り付け後にスピンドルレー
ルの受容穴内の対向面に当着するように配置すること
も、もちろん可能であろう。
【0016】本発明の別の有利な構成において、スピン
ドル・ハウジングでの調整リングの固定は分離可能に行
われる。それにより、スピンドル回転部の傾斜角度をス
ピンドルレールに最初に取り付けた後にも新たに調節す
ることが可能となる。
【0017】本発明の有利な構成では固定手段として変
形可能な中間片が設置されるが、それは調整リングとス
ピンドル・ハウジングとの間に配置されて、それらを互
いに結合する。この中間片はスピンドルの組み立て時に
は、未変形状態で取り付けられる。心合わせの際に、中
間片はスピンドル・ハウジングが調整リングに対して一
定の位置へ旋回される時に変形される。この変形した状
態は中間片により維持されるが、それによりスピンドル
・ハウジングに対する調整リングの位置が固定される。
スピンドルをスピンドルレールにねじ止めすることによ
り、旋回された位置が保持される。
【0018】本発明の有利な構成において、中間片とし
て軟鉄リングが使用されるが、それは案内面に隣接した
区域で調整リングとスピンドル・ハウジングとの間に配
置される。この軟鉄リングはスピンドル・ハウジングお
よび調整リングの旋回時に圧縮される。スピンドル・ハ
ウジングおよび調整リングはスピンドルレールへの取り
付けまで、軟鉄リングにより調節された位置において比
較的安定して保持される。軟鉄リングは場合により必要
となるスピンドルの再心合わせをも可能にする、という
のは変形は軟鉄リングを損傷させることなく再び軽減す
ることができるからである。
【0019】別の有利な構成において、固定手段として
両方の案内面を互いに結合する接着結合が提供される。
【0020】この場合には案内面に向かって延び、また
それを通って接着剤が流入できる管路を設置することが
有利である。
【0021】精紡または撚糸スピンドルの心合わせ装置
は、調整リングの当着面に当着できる調節面と、この調
節面において一定角度で支持される心棒とを具備する。
この場合に調節面と心棒を二つの別個の部材として製作
することが可能であり、かつ心棒は調節面でのその当着
が一定角度で確保される面を有する。しかし、好ましく
は心棒は一定角度で調節面と堅く結合される。心棒の輪
郭は、理想寸法を以て製作された精紡または撚糸スピン
ドルのシャフトに合致する。心合わせのために、心棒は
シャフトの代わりにスピンドル・ハウジングに挿入され
る。心棒はスピンドルに挿入されるべきスピンドル回転
部のシャフトと同じ傾斜角度を以て、スピンドル・ハウ
ジングから突き出る。心棒と堅く結合された調節面を調
整リングの当着面に当着させることにより、調整リング
は当着面が心棒つまりシャフトの縦軸に対する一定角度
をなす位置に旋回される。
【0022】本発明の有利な構成において、調節面は心
棒の軸に対して直角に配置される。この構成は、調整リ
ングの当着面がスピンドルレールの上面または下面に対
して平行に当着すべき場合に合理的である。
【0023】本発明の別の構成では、心合わせ装置は調
節面に対して支持され、またスピンドル・ハウジングと
共に旋回できる心棒に当着可能である調節手段を有す
る。この場合の垂直な心合わせは、スピンドル・ハウジ
ングに挿入された心棒の測定および必要であれば旋回に
より行われる。調節面したがって調整リングの当着面に
対して確定された位置を占める調節手段は、心棒の外周
面に対して当着される。これにより心棒したがってスピ
ンドル回転部が当着面に対する許容されない傾斜角度に
あるか否かが確認される。次いで当着面に対する適正な
角度が、スピンドル・ハウジング自体またはスピンドル
・ハウジングに挿入された心棒の旋回により調節され
る。
【0024】前記の実施例では、調節面は好ましくは別
個の部材として構成される。その際に調節手段は、それ
が調節面に対して一定の位置を占めるように調節面に当
着される面を有する保持部材に取り付けられている。こ
の構成は、調整リングが取り付け後にスピンドルレール
の上面に載るようにスピンドルが製作されている場合に
特に有利である。この場合には調整リングを取り付け前
の調節の際に、スピンドルレールの形状に合致してお
り、また特にスピンドル・ハウジングを貫通する開口を
有する調節面に載せるだけでよいのである。
【0025】心棒および調整リングが互いに同心位置を
占めるように、有利には保持部材は調整リングの心出し
心棒を具備する。
【0026】有利な構成において、調節手段は心棒の縦
軸と調節面との間に直角が形成されるように心棒に当着
できる。この構成は、調整リングの当着面が取り付け後
にスピンドルレールの上面または下面に載るスピンドル
に対して適用される。
【0027】本発明のさらに有利な構成において、心合
わせ装置には調節面に対して支持される付加的な保持手
段が設置される。これらの保持手段は少なくともスピン
ドル・ハウジングの旋回点に近い高さでスピンドル・ハ
ウジングに当着するように、調節手段から軸方向に離れ
て配置される。スピンドル・ハウジングは心合わせの際
に心棒と共に旋回点のまわりに旋回され、しかも旋回点
では保持手段により調節手段に対して中心位置に保持さ
れる。
【0028】本発明のその他の特徴および長所は、図面
にしたがって説明されるいくつかの実施例から明らかと
なる。
【0029】図1には精紡スピンドル1が示されている
が、スピンドルは公知のやり方でスピンドル・ハウジン
グ2と精紡作業中に精紡ボビンが装着されるスピンドル
回転部3とからなる。ここでは実線がスピンドルレール
12および精紡リング9に対して心合わせされた位置に
あるスピンドル回転部3とスピンドル・ハウジング2を
示しており、またスピンドル回転部3と回転不能に結合
されたシャフト4とこのシャフトを囲むつば軸受5およ
びうす軸受6は点線で示されている。予め心合わせされ
なければ、スピンドル回転部3、スピンドル・ハウジン
グ2およびシャフト4は誇張して点線で示された位置
3′,2′および4′を占めるであろう。心合わせされ
ていない位置でのつば軸受およびうす軸受は、図1に示
されていない。
【0030】スピンドル回転部3は、はずみ車7に当接
する図示されていない接戦ベルトにより回転させられ
る。スピンドル回転部は精紡リング9により囲まれる
が、このリングは精紡作業中にスピンドル回転部3の縦
方向に上下運動を行ってボビン上の巻き糸を縦方向に分
配する。精紡作業中は、精紡リング9の環状軌跡に沿っ
てトラベラーが動く。精紡リング9および図示されてい
ないトラベラーの環状軌跡の中心は軸10である。精紡
リング9は、スピンドル1が取り付けられているスピン
ドルレール12に対して正確に垂直に動く。つまり、軸
10はスピンドルレール12に対して垂直となってい
る。
【0031】図1に誇張して図示されているように、シ
ャフト4はスピンドル・ハウジング2内で傾いている、
すなわちシャフト4の軸11はスピンドル・ハウジング
2の縦軸に対して傾斜している。この傾斜状態は通常は
製造上の不正確さに起因する。シャフト4と同様に、ス
ピンドル回転部3もスピンドル・ハウジング2の縦軸に
対して傾斜している。心合わせされていない状態ではシ
ャフト4の軸11は例えば位置11′を占めて、軸10
に対する傾斜角度を形成する。精紡リング9の運動軌跡
に対するシャフト4およびスピンドル回転部3のこの傾
斜は、精紡作業における重大な障害をもたらす恐れがあ
る。したがってスピンドル1を心合わせして、軸11の
位置11′を軸10と合致させるということが要請され
る。この心合わせはこれまで通常であったようにスピン
ドルレール12へのスピンドル1の取り付け後ではな
く、取り付け前に行われることになる。これについて
は、以下においてさらに説明される。
【0032】スピンドル・ハウジング2は公知のやり方
でスピンドルレール12の開口18に挿入されており、
スピンドルレール12の上面24および下面16に当着
する当て部材により固定されている。一方の当て部材と
してスピンドル・ハウジング2と結合されるフランジ2
2が機能するが、これはもちろん直接的ではなく、スピ
ンドル・ハウジング2を囲む調整リング15を介してス
ピンドルレール12の下面16に当着する。他方では当
て部材として、スピンドルレール12の上面24に当着
するリング板14が設置される。このリング板14は、
スピンドル・ハウジング2の外面に切られた外ねじ山に
ねじ止めできるナット13によりスピンドルレール12
の上面24に押し付けられる。この場合には前記の当て
部材のいずれがスピンドルレール12の上面24および
下面16に配置されるかは、基本的にどちらでもよい。
つまり、リング板14と共にナット13はスピンドルレ
ール12の下面16に、またフランジ22は調整リング
15と共に上面24に取り付けることも可能であり、こ
れは図4の実施例の場合にあてはまる。調整リング15
によりスピンドル・ハウジング2に対する環状隙間が形
成されるため、この区域でのスピンドル・ハウジング2
の旋回が可能である。スピンドルレール12の開口18
の内径はスピンドル・ハウジング2の外径よりも大きい
ため、スピンドル・ハウジングは傾斜した位置でもスピ
ンドルレール12の開口18内に配置され得る。ナット
13を締めることにより、スピンドル・ハウジング2は
調節された位置で保持される。
【0033】図2では、スピンドルレール12でのスピ
ンドル1の固定部分が詳しく図示されている。スピンド
ルレール12の下面16とスピンドル・ハウジング2の
フランジ22との間に配置された調整リング15はその
前面に、取り付け後に図2に示されていないスピンドル
レールの下面に当着する当着面17を有する。調整リン
グ15の当着面17は高い製造精度を以て製造されるた
め、すべての精紡ポジションにおいて調整リング15は
スピンドルレール12に対する正確な位置つまり調整リ
ング15の縦軸がスピンドルレール12に対して正確に
垂直となる位置を占める。調整リング15では、スピン
ドル1が心合わせされているか否かとは無関係に縦軸の
この垂直位置が定められる。調整リング15の位置は取
り付け後でもスピンドルレール12に対して常に同じで
あるため、それはスピンドルレール外でもスピンドルレ
ール12に対するスピンドルの位置決めの基準点として
機能することができる。
【0034】調整リング15はスピンドルレール12の
下面16とは反対側のその前面に外周方向に延びるカロ
ッタ状案内面19を有するが、この案内面は調整リング
15の半径方向の延長の一部だけに沿っている。このカ
ロッタ状案内面19には調整リング15の半径方向にリ
ング状に延びる前面が接続するが、それは基本的に当着
面17に平行となっている。
【0035】フランジ22はスピンドルレール12の下
面16に向いたその前側にリング状に延びる前面を有す
るが、これは調整リング15のリング状前面から離れて
平行に対置している。フランジ22ではリング状の前面
にスピンドルレール12の方向に傾斜した突起38が続
いているが、これは外周方向に延びると共に調整リング
15のカロッタ状案内面19の輪郭に適合した案内面2
0を有し、したがって湾曲形状を示し、さらに前記案内
面に当着している。これらの湾曲した案内面19と20
は互いに動かされ得るが、その際にスピンドル・ハウジ
ング2および調整リング15が旋回される。
【0036】調整リング15およびフランジ22のリン
グ状前面間の案内面19,20の外側に形成された中間
区域に軟鉄リング21がはめ込まれるが、このリングは
調整リング15とフランジ22とを互いに結合する。軟
鉄リング21は、その変形を容易にさせる切り込み26
を有する。変形していない状態では軟鉄リング21はそ
の全範囲にわたって等しい軸方向の伸びを有する、つま
り同じ厚さであるため、フランジ22は調整リング15
に対して共軸となっている。この共軸配置は本発明にと
って重要ではない。すなわち、正確な共軸ではない調整
リング15およびスピンドル・ハウジング2の配置を前
提として本発明に基づく心合わせを実施することも、も
ちろん可能であろう。
【0037】図1からみてとれるように、点線で示され
た心合わせされていない状態のスピンドルではスピンド
ル回転部3′は精紡リング9の軌跡に対して傾斜してい
る。スピンドル回転部3′の軸11′は、精紡リング9
の運動軌跡の軸10に対して傾斜角度を形成する。スピ
ンドル回転部3′の正確な垂直心合わせを達成するため
に、スピンドル回転部3′の軸11′は精紡リング9の
運動軌跡の軸10と合致しなければならない。このため
にスピンドル・ハウジング2′を含むスピンドル1全体
が矢印23の方向に旋回されなければならない。この旋
回はもちろん発明にしたがって、スピンドルレール12
の外側で行われることになる。スピンドルレール12に
組み込まれたスピンドルでは、位置決めのために調整リ
ング15の案内面19,20に沿って旋回することだけ
でよい。以下に説明されるように、スピンドルレールの
外側でのスピンドルの心合わせのためにはやはりスピン
ドル・ハウジング2′を調整リング15のまわりに旋回
させること、あるいは調整リング15をスピンドル・ハ
ウジング2′のまわりに旋回させることで十分である
が、その際に旋回された位置はもちろん固定されなけれ
ばならない。
【0038】既述のように、スピンドル1を心合わせす
るためにはスピンドル・ハウジング2′は調整リング1
5に対して矢印23の方向に旋回される。心合わせはス
ピンドルレール12の外側で行われ、したがって調整リ
ング15はスピンドルレール12に当着しないため、調
整リング15をスピンドル・ハウジング2に対して旋回
させることももちろん可能である。
【0039】旋回工程の際に調整リング15のカロッタ
状案内面19と湾曲した案内面20は重なり合って滑動
する、つまり旋回中の運動軌跡は前記の案内面19,2
0により決定される。そのシャフト4′がスピンドル・
ハウジング2′に挿入されるスピンドル回転部3′はス
ピンドル・ハウジング2′と共に、同じ角度だけ旋回さ
れる。この旋回時に軟鉄リング21は変形される、すな
わちそれは一方で圧縮され、また他方で引き伸ばされ
る。それは旋回後にこの変形した状態に留まるが、それ
によりスピンドル・ハウジング2および調整リング15
の旋回された位置が固定される。軟鉄リング21は変形
後に相応の力の作用によりさらに変形され得るため、こ
の固定は分離可能である。これにより、スピンドルを初
回取り付け後にも何度も心合せすることができる。スピ
ンドル・ハウジング2′の代わりに調整リング15が旋
回されても、同じ旋回された位置が得られる。
【0040】図1からみてとれるように、スピンドル・
ハウジング2は旋回後に調整リング15に対して旋回前
とは異なる位置を占める。スピンドル・ハウジング2の
縦軸は、調整リング15の縦軸に対して傾斜している。
軟鉄リング21は変形されており、それは一方が圧縮さ
れ、他方が引き伸ばされている。スピンドル・ハウジン
グ2および調整リング15のリング状の前面は、もはや
互いに平行ではない。
【0041】心合わせ後に、スピンドル・ハウジング2
はそれに対して旋回された調整リング15と共にスピン
ドルレール12に取り付けることができる。この際に、
調整リング15の当着面17はスピンドルレール12の
下面16に対して正確に平行に当着する。調整リング1
5の縦軸は、スピンドルレール12に対して垂直とな
る。スピンドル・ハウジング2はスピンドルレール12
への取り付け後に旋回されて、調整リング15に対して
傾斜した位置を占める。スピンドル・ハウジング2のこ
の傾斜した位置はスピンドルレール12に対してもあて
はまる、というのは調整リング15の軸はスピンドルレ
ール12に対して垂直だからである。ここでシャフト4
の縦軸11は旋回運動のゆえに当着面17およびスピン
ドルレール12に対して垂直であり、それは精紡リング
9の運動軌跡の軸10と合致している。
【0042】スピンドルレール12へのスピンドル1の
取り付け後に、スピンドル・ハウジング2は公知のやり
方でナット13の締め付けによりスピンドルレール12
に固定される。調整リング15の案内面19およびスピ
ンドル・ハウジング2の案内面20は、互いに押し付け
られる。これにより、スピンドル1の心合わせされた位
置はスピンドルレール12において保持される。
【0043】図3には、調整リング27をスピンドル・
ハウジング2に対して心合わせする装置が示されてい
る。スピンドルの図示された仕様では、軟鉄リングの代
わりに別の固定手段が設置されている。この場合には、
スピンドルレール12へのスピンドルの取り付け後に調
整リング27の当着面17はスピンドルレールの下面に
当着することが前提となっている。したがって、スピン
ドル・ハウジング2は調整リング27に対してシャフト
4が当着面17に垂直となる位置を占めなければならな
い。
【0044】心合わせ装置は吊り鐘状の外被33からな
り、この外被はその開いた前面にリング状に延びる調節
面29を有する。吊り鐘状の外被33の閉じられた端部
34では心棒32が穴に圧入されており、その縦軸35
は調節面29に対して正確に垂直に配置されている。心
棒32および調節面29は外被33により互いに堅く結
合されており、したがって構造上のユニットを形成して
いる。心棒32はその形状および寸法において、スピン
ドル・ハウジング2に挿入されるべきシャフト4に合致
している。ここでは、公差の逸脱がまずシャフト4では
なく、軸受およびスピンドル・ハウジング2に起因する
ことが前提となっている。心合わせ装置の調節面29に
は管路28が設けられており、この管路は配管31を介
して図示されていない接着剤容器と接続される。管路2
8の出口は案内面19に延びる調整リング27の管路3
0に当着できるため、接着剤は調整リング27の案内面
19およびスピンドル・ハウジング2の案内面20に到
達することができる。
【0045】装置は心合わせのために、心棒32がスピ
ンドル・ハウジング2から引き出されたシャフト4の代
わりにスピンドル・ハウジング2に挿入されるようにス
ピンドル・ハウジング2に装着される。心棒32は、ス
ピンドル・ハウジング2に対してシャフト4と同じで、
場合により傾斜した位置を占める。心棒32の傾斜は、
調整リング27の当着面17に平行に配置された調節面
29を介して調整リング27に伝えられる。そのため調
整リング27はスピンドル・ハウジング2に対して、当
着面17が心棒32の軸35に対して垂直となるように
旋回される。この旋回された位置は、接着剤を管路30
により案内面19および20に供給することにより固定
される。
【0046】スピンドルレール12への取り付け後にス
ピンドル・ハウジング2は調整リング27に対して、シ
ャフト4が調整リング27の当着面17に対して正確に
垂直となる、したがってスピンドルレール12に対して
垂直となる位置を占める。
【0047】この接着剤は取り付け後に好ましくは、例
えばスピンドル・ハウジング2を軽く叩くことにより分
離することができる。接着剤は取り付け後にはもはや機
能を有しない。そのため、いつでも再調整を行うことが
できる。
【0048】図4には、心合わせ装着の別の実施態様が
示されている。前記の態様の場合とは異なり、調節面4
4および調節手段39は二つの別個の部材に取り付けら
れている。前記のスピンドルとは異なり、調整リング4
5はそれが取り付け後にスピンドルレールの上面に当着
するようにスピンドル・ハウジング2に取り付けられ、
そこで固定ナット47は締め付け後にスピンドルレール
の下面に当着する。
【0049】調節面44は板53の上面に配置される
が、この板はスピンドルレールを模倣しており、特にス
ピンドル・ハウジング2に対するスピンドルレール12
の受容穴に合致する円筒穴48を有する。板53は調節
面44を含む上面に、調節手段39を含む部材40に当
接するための当て部材を具備することができる。
【0050】スピンドルを心合せするために、調整リン
グ45がその当着面17を以て調節面44に当着するま
でスピンドル・ハウジング2は板53の穴48を通って
挿入される。調整リング45はカロッタ状の案内面19
を具備するが、この案内面に対してスピンドル・ハウジ
ング2のフランジ46の形状の適合している湾曲した案
内面20が当着する。案内面19,20は、旋回点42
のまわりのスピンドル・ハウジング2の旋回運動を可能
にする。穴48の直径および調整リング45の内径はス
ピンドル・ハウジング2の外径よりも大きいため、心合
わせの際のそれらの旋回運動は阻害されないのである。
スピンドル脚の方向にフランジ46から軸方向に離れ
て、ねじ山50がスピンドル・ハウジング2の外周に切
られている。ねじ山50は図4に点線で示されたナット
47とかみ合うが、このナットはスピンドルをスピンド
ルレールに取り付ける機能を果たす。
【0051】調節手段39を受容するために保持部材4
0が機能するが、この部材は調節面44とは別個の部材
である。保持部材40は中空円筒または吊り鐘の形状で
製作されており、その外被側は調節面44に対して垂直
に延びている。この外被の調節面44とは反対の区域に
調節手段39が設置されており、これらの手段は外被側
の内壁から保持部材40の軸中心の方向に突き出してい
る。調節手段として好ましくは四つの測定ピン39が使
用されるが、それらは平面上で90度ずつずれて配置さ
れている。これらの測定ピンは、二つのそれぞれ対向す
る測定ピン39間の距離が心合わせされるべきスピンド
ル回転部の直径に合致するように調節される。この場合
の調節は、心合わせされるべきスピンドル回転部に相当
する心棒に当着する測定ピンが円筒形ないし吊り鐘状の
保持部材40の軸中心から等しい距離にあるように行わ
れる。これらの四つの測定ピン39は調節面44から軸
方向に相当離れて、保持部材40に取り付けられる。
【0052】保持部材40は調節面44に向いた前面
に、リング状に延びる当着面43を具備している。この
当着面43は保持部材40の外被側が調節面44での当
着面43の当着の際に調節面から正確に垂直に立ち上が
るように、保持部材40に設置されている。これによ
り、保持部材40での調節手段39が調節面44に対す
る一定の位置を占めることが保証される。当着面43は
半径方向に保持部材の中心へ延びる延長部51を有する
が、この延長部はそれが調整リング45の外被側に当着
して該リングを保持部材40に対して心出しできる寸法
に製作されている。
【0053】スピンドル・ハウジング2は前述したよう
にカロッタ状および湾曲状の案内面19,20に沿って
旋回できるが、その際に旋回点42はスピンドル・ハウ
ジング2の縦軸上に、つまり案内面19,20により形
成される球切片の中心にある。保持部材40には保持手
段41が設置されるが、それは保持部材40の外被面の
内壁から突き出し、少なくともほぼ旋回点42の高さで
スピンドル・ハウジング2に当着する。この保持手段4
1により、カロッタ中心において測定ピン39に対する
スピンドル・ハウジング2の心出しが可能となる。
【0054】スピンドルの心合わせのために、保持部材
40は当着面43を以て保持手段41がスピンドル・ハ
ウジング2の外被側に当着するように調節面44上に搭
載される。この際に心棒52は、それらの当着面49が
円筒状または吊り鐘状の保持部材40の軸中心からそれ
ぞれ等距離にあるすべての測定ピン39に均等に当着す
るように配置されなければならない。そうでない場合に
は、心棒52およびスピンドル・ハウジング2はすべて
の四つの測定ピン39に対する均等な当着が得られるま
で旋回されなければならない。それにより、心棒52の
軸11は当着面17およびスピンドルレールに対する基
準面として機能する調節面44に対して正確に垂直とな
る。次にこの旋回された位置は、前に例として上げられ
た適切な措置例えば案内面の接着により固定されなけれ
ばならない。
【0055】固定後に、心合わせされたスピンドルはス
ピンドルレールに取り付けることができる。心棒と同様
に調整リング45の当着面17に対して垂直なスピンド
ル回転部3は取り付け後にスピンドルレールに対して正
確に垂直となる、というのは調整リング45の当着面1
7はスピンドルレールの上面に搭載され、したがって調
節面44上での心合わせの際と同じ位置を占めるからで
ある。スピンドルはナット47を締め付けることにより
スピンドルレールに固定できるが、その際に案内面1
9,20は互いに押し付けられる。これにより、調節さ
れた位置が保持される。
【0056】本発明は前述のスピンドルとは異なる構造
を有するスピンドル、特に軸受を受容する本来のスピン
ドル・ハウジングが本発明のやり方で調節されてスピン
ドルレールに固定される外側のスピンドル・ハウジング
により囲まれるスピンドルの場合にも適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はスピンドルの部分切断縦断面図である。
【図2】図2は図1のスピンドルの拡大部分図である。
【図3】図3は調整工具を備えたスピンドルの別の実施
態様の部分図である。
【図4】図4は調整工具の別の実施態様の部分図であ
る。
【符号の説明】
1 精紡スピンドル 2,2′ スピンドル・ハウジング 3,3′ スピンドル回転部 4,4′ シャフト 9 精紡リング 10,11,11′ 軸 12 スピンドルレール 15 調整リング 17 当着面 19,20 案内面 21 軟鉄リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルト・シュターレッカー ドイツ連邦共和国7332 アイスリンゲン /フィルス、アオフ、デル、エベネ 30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル・ハウジング内に受容された
    シャフトと、スピンドル・ハウジングを離れて囲むと共
    に該ハウジングに対して旋回可能でスピンドルレールの
    対向面に当着できる当着面を有する調整リングとを具備
    した精紡または撚糸スピンドルの心合わせ方法におい
    て、スピンドルをスピンドルレールに取り付ける前に調
    整リングはスピンドル・ハウジングに対して当着面がシ
    ャフトの縦軸への一定角度をなす位置に動かされ、また
    この位置において固定されることを特徴とする精紡また
    は撚糸スピンドルの心合わせ方法。
  2. 【請求項2】 スピンドルレールへの取り付け後にレー
    ルの下面または上面に対して平行に当着する当着面は、
    この当着面とシャフトの縦軸との間に直角が形成される
    ようにスピンドル・ハウジングに対して位置決めされる
    ことを特徴とする請求項1記載の精紡または撚糸スピン
    ドルの心合せ方法。
  3. 【請求項3】 スピンドル・ハウジングでの調整リング
    の固定は分離可能に行われることを特徴とする請求項1
    または2記載の精紡または撚糸スピンドルの心合せ方
    法。
  4. 【請求項4】 スピンドル・ハウジングとそれを離れて
    囲むと共にそれに対して旋回可能な調整リングとを具備
    し、この調整リングはスピンドルレールの対向面に当着
    するための当着面およびカロッタ状の案内面を有し、ま
    たこの案内面はスピンドル・ハウジングの案内面上に移
    動可能に載っている精紡または撚糸スピンドルにおい
    て、調整リング(15,27,45)の固定手段(2
    1,30)はスピンドル・ハウジング(2,2′)にお
    いて動かされた位置にあることを特徴とする精紡または
    撚糸スピンドル。
  5. 【請求項5】 カロッタ状の案内面(19)はスピンド
    ルレール(12)とは反対の前面に、また当着面(1
    7)はスピンドルレール(12)に向いた調整リング
    (15,27,45)の前面に該リングの軸に対して垂
    直に配置されることを特徴とする請求項4記載の精紡ま
    たは撚糸スピンドル。
  6. 【請求項6】 固定手段は調整リング(15)とスピン
    ドル・ハウジング(2)との間に配置されてそれらを互
    いに結合する変形可能な中間片(21)であることを特
    徴とする請求項4または5記載の精紡または撚糸スピン
    ドル。
  7. 【請求項7】 中間片は軟鉄リング(21)として製作
    され、このリングは案内面(19,20)に隣接した区
    域で調整リング(15)とスピンドル・ハウジング
    (2)との間に配置されることを特徴とする請求項6記
    載の精紡または撚糸スピンドル。
  8. 【請求項8】 固定手段は両方の案内面(19,20)
    を互いに結合する接着結合であることを特徴とする請求
    項4〜7に記載の精紡または撚糸スピンドル。
  9. 【請求項9】 調整リング(27)にはその外側から案
    内面(19)に向かって延びる接着剤の流入管路(3
    0)が設置されることを特徴とする請求項8記載の精紡
    または撚糸スピンドル。
  10. 【請求項10】 固定手段(21)は分離可能であるこ
    とを特徴とする請求項4〜9に記載の精紡または撚糸ス
    ピンドル。
  11. 【請求項11】 スピンドルレールの対向面に当着でき
    る当着面を備えたスピンドル・ハウジングに対して旋回
    可能な調整リングを有するスピンドルレールに固定すべ
    き精紡または撚糸スピンドルの心合わせ装置において、
    調整リング(27)の当着面(17)に当着できる調節
    面(29;44)、およびこの調節面において支持され
    ると共にスピンドル・ハウジング(2)に挿入でき、ま
    たその輪郭が精紡または撚糸スピンドル(1)のシャフ
    ト(4,4′)に合致する心棒(32;52)を特徴と
    する精紡または撚糸スピンドルの心合わせ装置。
  12. 【請求項12】 調節面(29;44)は心棒(32;
    52)の軸(35;54)に対して直角に配置されるこ
    とを特徴とする請求項11記載の精紡または撚糸スピン
    ドルの心合わせ装置。
  13. 【請求項13】 調節面(44)に調節手段(39)が
    係合しており、これらの手段は調節面により支持され、
    また心棒(52)に当着できることを特徴とする請求項
    11または12記載の精紡または撚糸スピンドルの心合
    わせ装置。
  14. 【請求項14】 調節手段(39)は心棒の縦軸(5
    4)と調節面(44)との間に直角が形成されるように
    心棒(52)に当着できることを特徴とする請求項13
    記載の精紡または撚糸スピンドルの心合わせ装置。
  15. 【請求項15】 調節面(44)に対して支持される保
    持手段(41)が設置されており、これらの保持手段は
    調整リング(45)またはスピンドル・ハウジング
    (2)の少なくともほぼ旋回点(42)の高さでスピン
    ドル・ハウジング(2)に当着できることを特徴とする
    請求項13または14記載の精紡または撚糸スピンドル
    の心合わせ装置。
JP30927192A 1991-11-29 1992-10-23 精紡または撚糸スピンドルの心合わせ方法 Pending JPH05247741A (ja)

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DE19914139360 DE4139360A1 (de) 1991-11-29 1991-11-29 Verfahren zum ausrichten einer spinn- oder zwirnspindel

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