JPH0524701Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0524701Y2 JPH0524701Y2 JP11835088U JP11835088U JPH0524701Y2 JP H0524701 Y2 JPH0524701 Y2 JP H0524701Y2 JP 11835088 U JP11835088 U JP 11835088U JP 11835088 U JP11835088 U JP 11835088U JP H0524701 Y2 JPH0524701 Y2 JP H0524701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sub
- counterweight
- elevator
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B17/00—Hoistway equipment
- B66B17/12—Counterpoises
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はエレベータの釣合錘に係り、特に主ウ
エイトの上部にサブウエイトを設けて成るエレベ
ータの釣合錘に関する。
エイトの上部にサブウエイトを設けて成るエレベ
ータの釣合錘に関する。
一般にエレベータには、乗かごと平衡をとるた
めロープを介して釣合錘が設けられている。今、
エレベータに改造が施されて乗かごの重量が増加
することになつたとする。当然、釣合錘の重量も
増加させねばならず、このためサブウエイトを形
成して釣合錘側に設置し、これによつて乗かごの
重量との平衡をとつていた。例えば、主ウエイト
の両側に枠体が配置された釣合錘では、実開昭52
−100663号公報記載のように、サブウエイトの重
量を調整可能に構成していた。
めロープを介して釣合錘が設けられている。今、
エレベータに改造が施されて乗かごの重量が増加
することになつたとする。当然、釣合錘の重量も
増加させねばならず、このためサブウエイトを形
成して釣合錘側に設置し、これによつて乗かごの
重量との平衡をとつていた。例えば、主ウエイト
の両側に枠体が配置された釣合錘では、実開昭52
−100663号公報記載のように、サブウエイトの重
量を調整可能に構成していた。
ところで、釣合錘には、釣合錘を形成する複数
枚の平板の両端付近に通し穴を設け、その通し穴
に通しボルトを貫通させて固定する構成のものが
ある。このような場合にはサブウエイトを設置す
るには、釣合錘全体を解体しなければならない。
すなわち通しボルトを外して複数枚の平板から成
る釣合錘の上部に、平板の通し穴と同位置に設け
られたサブウエイトの通し穴に通しボルトを貫通
させて固定し、こうして釣合錘の全重量を増加さ
せていた。
枚の平板の両端付近に通し穴を設け、その通し穴
に通しボルトを貫通させて固定する構成のものが
ある。このような場合にはサブウエイトを設置す
るには、釣合錘全体を解体しなければならない。
すなわち通しボルトを外して複数枚の平板から成
る釣合錘の上部に、平板の通し穴と同位置に設け
られたサブウエイトの通し穴に通しボルトを貫通
させて固定し、こうして釣合錘の全重量を増加さ
せていた。
従来のエレベータの釣合錘は上述のように構成
されたため、通しボルトで保持する構造の釣合錘
については、改造等によりエレベータの乗かごの
重量が補加し、それと平衡をとるために釣合錘側
にサブウエイトを追加する場合、その都度、通し
ボルトを外して釣合錘を解体しなければならなか
つた。また、この釣合錘を解体するには、乗かご
吊り作業をも行なわねばならず、サブウエイトを
追加するために多大な作業をしなければならなか
つた。
されたため、通しボルトで保持する構造の釣合錘
については、改造等によりエレベータの乗かごの
重量が補加し、それと平衡をとるために釣合錘側
にサブウエイトを追加する場合、その都度、通し
ボルトを外して釣合錘を解体しなければならなか
つた。また、この釣合錘を解体するには、乗かご
吊り作業をも行なわねばならず、サブウエイトを
追加するために多大な作業をしなければならなか
つた。
本考案の目的は、通しボルトで構成された釣合
錘に容易にサブウエイトを追加することができる
エレベータの釣合錘を提供するにある。
錘に容易にサブウエイトを追加することができる
エレベータの釣合錘を提供するにある。
本考案は上記目的を達成するために、主ウエイ
ト上に設けるサブウエイトは、少なくとも一対の
通しボルトへ係合する切欠きをそれぞれ有し、こ
のサブウエイトを切欠き間で長手方向に対し垂直
方向に切断して少なくとも二分割し、この分割単
位毎の離脱を防止する着脱可能な防止手段を設け
たことを特徴とする。
ト上に設けるサブウエイトは、少なくとも一対の
通しボルトへ係合する切欠きをそれぞれ有し、こ
のサブウエイトを切欠き間で長手方向に対し垂直
方向に切断して少なくとも二分割し、この分割単
位毎の離脱を防止する着脱可能な防止手段を設け
たことを特徴とする。
本考案によるエレベータの釣合錘は上述の如く
構成されたため、まず、分割されたサブウエイト
の切欠きを一方の通しボルトに係合させて所定位
置に配置し、もう一つの分割されたサブウエイト
の切欠きを他方の通しボルトに係合させ、こうし
て決められた枚数のサブウエイトを設置し終える
と、防止手段を用いてサブウエイトの分割単位毎
の離脱を防止することができる。それによつて、
通しボルトで構成された釣合錘にサブウエイトを
追加するにあたつて、その都度釣合錘を解体した
りすることがない。
構成されたため、まず、分割されたサブウエイト
の切欠きを一方の通しボルトに係合させて所定位
置に配置し、もう一つの分割されたサブウエイト
の切欠きを他方の通しボルトに係合させ、こうし
て決められた枚数のサブウエイトを設置し終える
と、防止手段を用いてサブウエイトの分割単位毎
の離脱を防止することができる。それによつて、
通しボルトで構成された釣合錘にサブウエイトを
追加するにあたつて、その都度釣合錘を解体した
りすることがない。
以下本考案の一実施例を第１図から説明する。
図示しない乗かごにロープ７を介して連結され
た釣合錘１は以下のように構成されている。複数
枚の平板を重ねてなる主ウエイト２は、その両端
部がギヤツプピース６を介して一対の通しボルト
３により貫通されている。
た釣合錘１は以下のように構成されている。複数
枚の平板を重ねてなる主ウエイト２は、その両端
部がギヤツプピース６を介して一対の通しボルト
３により貫通されている。
今、上述のような既設の釣合錘を有するエレベ
ータに改造が生じ、乗かごの重量が増加したとす
る。そこで、釣合錘の重量を増加させるために、
分割したサブウエイト４を新設して、この分割単
位毎の離脱を防止手段５で防止する。これらにつ
いて第２図を交えて説明する。まず、長手方向に
対して垂直方向に切断されるように少なくとも二
分割したサブウエイト４はその端部に切欠き４ａ
と、所定位置に通し穴５ｅを有しており、切欠き
４ａを通しボルト３に係合させて設置する。これ
らのサブウエイト４の離脱を防ぐ防止手段５は、
主ウエイト２とサブウエイト４の間に設けられね
じ止部５ｆを有する下座５ｂと、サブウエイト４
上に設けられ通し穴５ｅを有する押え板５ｄと、
通し穴５ｅを貫通し下部をねじ止部５ｆで保持さ
れ上部を押えナツト５ｃで保持される固定ボルト
５ａとから成つている。
ータに改造が生じ、乗かごの重量が増加したとす
る。そこで、釣合錘の重量を増加させるために、
分割したサブウエイト４を新設して、この分割単
位毎の離脱を防止手段５で防止する。これらにつ
いて第２図を交えて説明する。まず、長手方向に
対して垂直方向に切断されるように少なくとも二
分割したサブウエイト４はその端部に切欠き４ａ
と、所定位置に通し穴５ｅを有しており、切欠き
４ａを通しボルト３に係合させて設置する。これ
らのサブウエイト４の離脱を防ぐ防止手段５は、
主ウエイト２とサブウエイト４の間に設けられね
じ止部５ｆを有する下座５ｂと、サブウエイト４
上に設けられ通し穴５ｅを有する押え板５ｄと、
通し穴５ｅを貫通し下部をねじ止部５ｆで保持さ
れ上部を押えナツト５ｃで保持される固定ボルト
５ａとから成つている。
ここで、取付の手順を説明する。はじめに主ウ
エイト２上に下座５ｂを配置し、分割したサブウ
エイト４の一つをその切欠き４ａが通しボルト３
に係合するように配置する。次にサブウエイト４
の反対側も同様に配置し、通し穴５ｅとねじ止部
５ｆの位置を合わせる。こうして決められた枚数
の分割したサブウエイト４を順次重ねてゆき、最
後に押え板５ｄを乗せて通し穴５ｅを合わせ、四
本の固定ボルト５ａを貫通させてねじ止部５ｆに
ねじ込み、押えナツト５ｃで保持する。
エイト２上に下座５ｂを配置し、分割したサブウ
エイト４の一つをその切欠き４ａが通しボルト３
に係合するように配置する。次にサブウエイト４
の反対側も同様に配置し、通し穴５ｅとねじ止部
５ｆの位置を合わせる。こうして決められた枚数
の分割したサブウエイト４を順次重ねてゆき、最
後に押え板５ｄを乗せて通し穴５ｅを合わせ、四
本の固定ボルト５ａを貫通させてねじ止部５ｆに
ねじ込み、押えナツト５ｃで保持する。
これによつて、通しボルト３を有して構成され
た釣合錘１であつても解体作業なしにサブウエイ
ト４を追加できると共に、解体作業に伴う乗かご
の吊り作業もなくすことができる。
た釣合錘１であつても解体作業なしにサブウエイ
ト４を追加できると共に、解体作業に伴う乗かご
の吊り作業もなくすことができる。
以上説明したように本考案は、サブウエイトが
主ウエイトを貫通させた通しボルトへ係合する切
欠きを有し、このサブウエイトを切欠き間で長手
方向に対し垂直方向に切断して少なくとも二分割
し、この分割単位毎の離脱を防止する着脱可能な
防止手段を設けたため、通しボルトで構成された
釣合錘にサブウエイトを追加する場合、分割単位
毎にサブウエイトを通しボルトに係合させてゆ
き、所定枚のサブウエイトを配置してから防止手
段を用いて離脱することを防ぐことができ、これ
によつて、釣合錘を解体したり組立てたりするこ
となく容易に設置できると共に、乗かごを吊る必
要もなくなるので作業性を大いに向上させること
ができる。
主ウエイトを貫通させた通しボルトへ係合する切
欠きを有し、このサブウエイトを切欠き間で長手
方向に対し垂直方向に切断して少なくとも二分割
し、この分割単位毎の離脱を防止する着脱可能な
防止手段を設けたため、通しボルトで構成された
釣合錘にサブウエイトを追加する場合、分割単位
毎にサブウエイトを通しボルトに係合させてゆ
き、所定枚のサブウエイトを配置してから防止手
段を用いて離脱することを防ぐことができ、これ
によつて、釣合錘を解体したり組立てたりするこ
となく容易に設置できると共に、乗かごを吊る必
要もなくなるので作業性を大いに向上させること
ができる。
第１図は本考案の一実施例を示すエレベータの
釣合錘の正面図、第２図は第１図の要部を示す部
品図である。 １……釣合錘、２……主ウエイト、３……通し
ボルト、４……サブウエイト、４ａ……切欠き、
５……防止手段。
釣合錘の正面図、第２図は第１図の要部を示す部
品図である。 １……釣合錘、２……主ウエイト、３……通し
ボルト、４……サブウエイト、４ａ……切欠き、
５……防止手段。
Claims (1)
- 主ウエイトを貫通させた少なくとも一対の通し
ボルトへサブウエイトを係合させて保持するよう
にしたエレベータの釣合錘において、上記サブウ
エイトは上記通しボルトへ係合する切欠きをそれ
ぞれ有し、上記サブウエイトを上記切欠き間で長
手方向に対し垂直方向に切断して少なくとも二分
割し、この分割単位毎の離脱を防止する着脱可能
な防止手段を設けたことを特徴とするエレベータ
の釣合錘。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11835088U JPH0524701Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11835088U JPH0524701Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240771U JPH0240771U (ja) | 1990-03-20 |
| JPH0524701Y2 true JPH0524701Y2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
ID=31362629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11835088U Expired - Lifetime JPH0524701Y2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524701Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531957Y2 (ja) * | 1991-05-30 | 1997-04-09 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータのつり合い錘 |
-
1988
- 1988-09-10 JP JP11835088U patent/JPH0524701Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240771U (ja) | 1990-03-20 |
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