JPH05246974A - 低いニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物の製造法 - Google Patents

低いニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物の製造法

Info

Publication number
JPH05246974A
JPH05246974A JP4325404A JP32540492A JPH05246974A JP H05246974 A JPH05246974 A JP H05246974A JP 4325404 A JP4325404 A JP 4325404A JP 32540492 A JP32540492 A JP 32540492A JP H05246974 A JPH05246974 A JP H05246974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tertiary amine
primary
content
secondary amines
halides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4325404A
Other languages
English (en)
Inventor
Ulrich Koehler
ケーラー ウルリッヒ
Hardo Siegel
ジーゲル ハルド
Guenther Seybold
ザイボルト ギュンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6446437&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH05246974(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH05246974A publication Critical patent/JPH05246974A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/22Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with hetero atoms directly attached to ring nitrogen atoms
    • C07D295/24Oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C291/00Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00
    • C07C291/02Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds
    • C07C291/04Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds containing amino-oxide bonds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ経済的に低いニトロソアミン含量を
有する第三級アミン酸化物を製造する方法。 【構成】 本発明方法は、第一級アミンおよび第二級ア
ミンの全含量が0.05重量%以下であるような第三級
アミンを出発物質として使用して第三級アミンを過酸化
水素水溶液と反応させることからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第三級アミンと過酸化
水素の水溶液とを反応させることによって、低いニトロ
ソアミン含量を有する第三級アミン酸化物を製造するた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第三級アミン酸化物は、ドイツ連邦共和
国特許出願公開第1694048号明細書に記載の方法
によって製造することができ、前記明細書中で、当該の
第三級アミンは過酸化水素水溶液と反応させられ、例え
ば、繊維製品中のセルロース、ポリアミドおよびポリペ
プチドのための溶剤として使用されている。更に、第三
級アミン酸化物は、オスミウム四酸化物を用いてオレフ
ィンからビシナルジオールを製造するための共酸化体と
して使用されている(Org.Synth.第58巻
(1978年)第43頁を参照のこと)。記載された使
用にとって特に重要なのは、N−メチルモルホリン N
−オキシドである。第三級アミン酸化物は、適度な貯蔵
安定性を有するだけであり、純粋な物質と同じく酸素を
除去する傾向があるので、その溶液の形、一般にその水
溶液の形で、通常貯蔵されかつ取引されている。例え
ば、N−メチルモルホリン N−オキシドは、通常50
〜60重量%の水溶液として取引されている。
【0003】第三級アミン酸化物の使用の1つの問題
は、発癌物質とみなされているニトロソアミンによる汚
染である。その結果、低いニトロソ含量を有する第三級
アミン酸化物を製造する方法の開発が多数なされた。フ
ランス共和国特許出願公開第2632638号明細書に
は、第三級アミン酸化物の製造の場合のニトロソアミン
の形成に対する二酸化炭素の阻害効果が記載されている
が、しかし、欧州特許出願公開第320694号明細書
には、ニトロソアミン自体への二酸化炭素の添加は、ニ
トロソアミンの形成の満足な減少には不十分であり、そ
の結果、還元剤アスコルビン酸が、反応混合物に更に添
加されなければならないことが記載されている。欧州特
許出願公開第356918号明細書の記載によれば、二
酸化炭素および金属チタニウムの存在下に第三級アミン
酸化物を製造することは、減少されたニトロソアミン含
量を有する第三級アミン酸化物を生じる。後の2つの方
法は、一方で、高価な助剤アスコルビン酸を反応混合物
に添加しなければならず、回収できないし、他方で、ニ
トロソアミン含量を減少させるための金属チタニウムの
使用は、この方法が工業的規模でより工業的に合成しな
ければならないことを意味する欠点を有する。このこと
は、2つの生成物を著しく高価なものにする。
【0004】米国特許第4247480号明細書は、二
酸化炭素および、例えばジエチレントリアミンペンタ酢
酸、ポリ燐酸およびポリカルボキシル酸のようなキレー
ト化剤の存在下に、過酸化水素を用いて第三級アミンを
酸化することによる第三級アミン酸化物の製造を開示し
ており、この場合、キレート化剤は、重金属の痕跡によ
る過酸化水素の分解を防ぐことを意図している。
【0005】欧州特許出願公開第307184号明細書
は、二酸化炭素の存在下に第三級アミン酸化物を製造す
る場合に、ニトロソアミンの形成を減少するために反応
温度を低下することを提案している。温度の前記の低下
と関連した反応速度の減少は、前記方法を、低い空時収
量のために不経済にしている。更に、前記方法には、反
応器中の過酸化水素の危険な蓄積の虞がある。
【0006】欧州特許出願公開第426084号明細書
の記載によれば、二酸化炭素の使用も、第三級アミン酸
化物生成物の変色を生じ、但し、これは、この方法を更
に高価なものにする不活性ガス雰囲気下に処理すること
によって救済されると記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低い
ニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物を製造
する簡単かつ経済的な方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第一級アミ
ンおよび第二級アミンの全含量が0.05重量%以下で
あるような第三級アミンを出発物質として使用すること
からなる、第三級アミンを過酸化水素水溶液と反応させ
る方法によって解決されることが見出された。
【0009】第一級アミンおよび第二級アミンを0.0
5重量%未満、有利に0.02重量%未満含有する第三
級アミンは、製造によって誘導された第一級アミンおよ
び第二級アミンの含量を有する当該の第三級アミンから
蒸留によって得ることができる。かかる蒸留の恐らく莫
大になる費用を減少させるためには、汚染された第三級
アミンに、選択的に第一級アミンおよび第二級アミンと
反応する掃去剤を添加するのが有利である。この方法で
形成された化合物は、過酸化物、特に過酸化水素を用い
た第三級アミン酸化物の連続的生成によって干渉されず
に、この方法で処理された第三級アミン中に留まること
ができる。望ましい場合には、前記掃去剤および、蒸
留、抽出、濾過または遠心分離によって第三級アミンか
ら第一級アミンおよび/または第二級アミンとの反応で
形成された該掃去剤の誘導体を除去することができる。
【0010】前記目的のために使用することができる掃
去剤は、原理的に、第三級アミンと反応するよりも迅速
に第一級アミンおよび第二級アミンと反応し、前記アミ
ンとの反応が最小の時間後にできるだけ完全に生じる物
質である。従って、特に有利に第一級アミンおよび第二
級アミンのための掃去剤として使用することができる助
剤は、保護する、即ち、アミン基をブロックする有機合
成化学、有機分子の合成において使用される全てのもの
である。第一級アミンおよび/または第二級アミンに保
護基を導くための助剤は、グリーン(T.Green
e)によって、Protective Groups
in Organic Synthesis、第223
〜287頁、Wiley Interscience、
New York 1981年に記載されている。
【0011】第三級アミンから第一級アミンおよび第二
級アミンを除去するのに使用することができる助剤の例
は、次の種類の化合物に属する:ハロゲン化ホルメー
ト、ハロゲン化ホルムアミド、カルボン酸無水物、ハロ
ゲン化アシル、カルボン酸エステル、ケテンおよびその
二量体、ホスゲン、炭酸エステル、ピロカルボン酸エス
テル、イソシアネート、ハロゲン化ホスフィニル、ハロ
ゲン化ホスホニル、ハロゲン化ホスホリル、ハロゲン化
スルフェニル、ハロゲン化スルホニル、スルホン酸エス
テルまたは無水物。
【0012】式I:
【0013】
【化1】
【0014】で示されるハロホルメートが、第一級アミ
ンおよび/または第二級アミンを分離するのに使用され
る場合には、式IIa:
【0015】
【化2】
【0016】および/またはIIb:
【0017】
【化3】
【0018】で示される当該のカルバミン酸エステルの
形態があり、これは、前記助剤と反応しない第三級アミ
ンから蒸留によって容易に分離することができる。原理
的には、ハロホルメートの全ての型、即ち、Halがフ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子であ
り、Rが適当な脂肪族基または芳香族基であるものを使
用することはできるが、それというのも、これは容易に
製造できるからであって、特に費用の点で、有利にアル
キルクロロホルメート、特に有利にC1〜C4アルキルク
ロロホルメートが使用されている。前記化合物は、簡単
な方法で、ホスゲンと、例えばMatzner他によっ
て、Chem.Rev.第64巻(1964年)第64
5頁に記載されている当該のアルコールとを反応させる
ことによって製造することができる。
【0019】また、ハロゲン化ホルメートの代りに式I
II:
【0020】
【化4】
【0021】で示されるハロゲン化ホルムアミドをアミ
ンの分離のために使用することもできる。ハロゲン化ホ
ルムアミドと第一級アミンおよび第二級アミンとの反応
は、式IVa:
【0022】
【化5】
【0023】およびIVb
【0024】
【化6】
【0025】で示される相応する尿素を生じ、これか
ら、第三級アミンが蒸留によって簡単に除去できる。と
ころで、ハロゲン化ホルメートについては、原理的に
は、前記反応に全てのハロゲン化ホルムアミドを使用す
ることはできるが、それというのも、容易に製造され、
クロロジアルキルホルムアミドを適当な費用で入手でき
るからであり、特にクロロ−ジ−C1〜C4アルキルホル
ムアミドが有利である。このクロロジアルキルホルムア
ミドは、Rudenko他、J.Gen.Chem.
(USSR)17(1947年)2256(Chemi
cal Abstracts 47 4918)に記載
の一般に適用できる方法によって、ホスゲンとジアルキ
ルアミンとを反応させて得ることができる。
【0026】カルボン酸無水物は、第一級アミンおよび
第二級アミンと反応して当該のカルボキシアミドを形成
し、これから、第三級アミンが蒸留によって容易に除去
できる。原理的には、望ましくないアミンを第三級アミ
ンから除去するのに全てのカルボン酸無水物が使用でき
るが、フタル酸無水物および、C2〜C4−モノカルボン
酸および/またはジカルボン酸の開鎖または環式無水
物、即ち、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水マレイン
酸および無水コハク酸は、特に有利に使用される。
【0027】ところで、カルボン酸無水物と同様に、ハ
ロゲン化アシルは、第一級アミンおよび第二級アミンと
の反応で、カルボキシアミドを形成する。この場合に
も、一般に、第一級アミンおよび第二級アミンをアシル
化するのに全てのハロゲン化アシルを使用できるが、経
済的な理由から、単純で低い費用のカルボン酸のハロゲ
ン化物、特にハロゲン化アセチル、ハロゲン化プロピオ
ニルおよびハロゲン化ブチリル並びにハロゲン化ベンゾ
イルおよびハロゲン化フタロイルのようなC2〜C4アシ
ルハロゲン化物が有利である。フッ化アシル、塩化アシ
ル、臭化アシルおよびヨウ化アシルを使用することはで
きるが、塩化アシルが、費用の理由で有利に使用され
る。
【0028】また、カルボン酸エステルは、第一級アミ
ンおよび第二級アミンのアシル化に使用することもでき
る。原理的には、このアシル化法で使用されたカルボン
酸に対しても制限されるものではない。有利なカルボン
酸エステルは、費用の理由で、安息香酸およびフタル酸
のエステル並びにC1〜C6モノカルボン酸およびジカル
ボン酸のエステル、特に蟻酸、酢酸、プロピオン酸、マ
レイン酸、コハク酸およびアジピン酸のエステルであ
る。勿論また、第一級アミンおよび第二級アミンをアシ
ル化するのに、カルボン酸、即ちラクトンのエステルを
内部に使用することもできる。この目的のために有利な
ラクトンは、γ−ブチロラクトンである。
【0029】カルボン酸エステルおよび無水物およびハ
ロゲン化アシルは、Organikum、Organi
sch−chemisches Grundprakt
ikum、第17版、第402〜408頁および第41
9〜424頁の記載によれば、常法によって製造するこ
とができる。無水マレイン酸および無水フタル酸は、基
礎的な化学製品であり、工業的規模で、例えばブタンま
たはブテンおよびキシレンの部分的酸化によって、We
issermel、ArpeによりIndustrie
lle Organische Chemie、第34
3〜349頁および第359〜365頁、Verlag
Chemie、Weinheim 1978年に記載
された方法によってそれぞれ製造される。無水マレイン
酸中の二重結合の水素添加は無水コハク酸を生じ、他の
水素添加はγ−ブチロラクトンを生じる。
【0030】また、第一級アミンおよび第二級アミン
は、式V:
【0031】
【化7】
【0032】〔式中、R基は、同一でも異なっていても
よく、水素原子、アリール基、特にフェニル基および/
またはC1〜C20アルキル基を表す〕で示されるケテン
または式VI:
【0033】
【化8】
【0034】で示されるその環式二量体を用いて容易に
除去可能なカルボキシアミドに有利に変換することもで
きる。このケテンは、例えばJ.March、Adva
nced Organic Chemistry、第3
版、第902〜916頁、Wiley、New Yor
k 1985年に記載の方法によって、例えば水の除去
によって相応するカルボン酸から生成することができる
かまたはハロゲン化水素の除去によって相応するハロゲ
ン化アシルから生成することができる。該ケテンの全て
は、極めて反応性であり、アミドの形成のために第一級
アミンおよび第二級アミンに任意に添加する。無水酢酸
およびその環式二量体から得ることができるケテンV
a: H2C=C=O Va が特に有利に使用される。
【0035】また、ホスゲンおよびその硫黄類縁物、チ
オホスゲンは、その高い反応性ゆえに、第一級アミンお
よび第二級アミンの分離に適当であり、この場合、第三
級アミンが蒸留により容易に除去することができるよう
な不揮発性尿素およびチオ尿素誘導体が形成される。
【0036】式VII:
【0037】
【化9】
【0038】で示されるカルボン酸エステルおよび式V
III:
【0039】
【化10】
【0040】で示されるピロカルボン酸エステルは、第
一級アミンおよび第二級アミンと反応してカルバミン酸
エステルIIaおよびIIbを相当量生じる。この場合
でも、原理的には、全てのカルボン酸エステルおよびピ
ロカルボン酸エステルを使用することはできるが、低い
費用のフェニル、ベンジルおよびC1〜C6アルキル誘導
体が有利に使用される。カルボン酸エステルVIIは、
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第2743690
号明細書に記載の方法によって得ることができ、ピロカ
ルボン酸は、例えばHowe他、J.Org.Che
m.27(1962年)1901に記載の方法によって
得ることができる。また勿論、第一級アミンおよび第二
級アミンの分離のために、炭酸プロピレンのような環式
カルボン酸エステルを使用することもできる。
【0041】不揮発性尿素は、第一級アミンおよび第二
級アミンと、イソシアネートIX: R―N=C=O IX との反応で形成されるが、この場合、クロップ(cro
p)保護剤の製造の場合の中間生成物またはポリウレタ
ンおよびポリ尿素の製造の場合の単量体として使用され
るような低い費用のイソシアネートを使用するのが有利
である。記載することができるこの種のイソシアネート
の代表例は、トルイレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4,4′−メチレンジ(フェニ
ルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネート、C
1〜C6アルキルイソシアネート、フェニルイソシアネー
トおよびトリルイソシアネートである。
【0042】第一級アミンおよび第二級アミンのための
掃去剤としても適当なのは、式Xa:
【0043】
【化11】
【0044】で示されるハロゲン化ホスフィンおよび式
Xb:
【0045】
【化12】
【0046】で示されるハロゲン化ホスフィニル、ジハ
ロゲン化燐および式XI:
【0047】
【化13】
【0048】〔式中、nは0または1を表す〕で示され
るハロゲン化燐酸エステル、式XII:
【0049】
【化14】
【0050】〔式中、nは上記の意味を有する〕で示さ
れるハロゲン化ホスホニル、式XIII:
【0051】
【化15】
【0052】〔式中、mは、0、1または2を表す〕で
示されるハロゲン化燐酸エステルおよび式XIV:
【0053】
【化16】
【0054】〔式中、mは、上記の意味を有する〕で示
されるハロゲン化ホスホリルである。前記の燐含有の掃
去剤中のXは、硫黄原子または好ましくは酸素原子であ
ってもよい。R基は、任意に選択された意味を有するこ
とができるが、その低い費用ゆえに、有利に掃去剤は、
RがC1〜C6アルキル基またはフェニル基を表すもので
ある。また、燐含有の掃去剤中のハロゲン原子は、任意
に選択することもできるが、当該の塩素化合物が、しば
しば有利に使用される。ハロゲン化燐Xaおよびハロゲ
ン化ホスホニルXbは、Houben−Weyl、Me
thoden der Organischen Ch
emie、第E1巻、第245頁以降、Thieme、
Stuttgart 1982年および第E2巻、第1
50頁以降、Thieme、Stuttgart 19
82年に記載の方法によって得ることができ、ハロゲン
化燐エステルXIは、Houben−Weyl、第E1
巻、第273頁以降に記載の方法によって得ることがで
きる。ハロゲン化ホスホニルXIIは、Houben−
Weyl、第E2巻、第315頁以降に記載の方法によ
って得ることができ、ハロゲン化燐エステルXIII
は、Houben−Weyl、第E1巻、第313頁以
降の方法によって製造できる。ハロゲン化ホスホリルX
IVは、Houben−Weyl、第E2巻、第487
頁以降の方法によって得ることができる。全ての前記の
燐含有のハロゲン化合物は、第一級アミンおよび第二級
アミンと反応して相応するアミドを生じる。
【0055】第一級アミンおよび第二級アミンの選択的
な誘導に有利に使用することができる他の助剤は、式X
V:
【0056】
【化17】
【0057】で示されるハロゲン化スルホニルであり、
これは、第一級アミンおよび第二級アミンとの反応で不
揮発性スルホンアミドを形成する。ハロゲン化スルホニ
ル中のHalは、フッ素原子、塩素原子または臭素原子
であり、塩化スルホニルは、有利に使用される。掃去剤
として有利に使用されるハロゲン化スルホニルは、低い
費用で市場で入手可能であり、特に塩化メタンスルホニ
ル、塩化エタンスルホニル、塩化ベンゼンスルホニル、
塩化トルエンスルホニルおよび塩化ナフタレンスルホニ
ルである。また、ハロゲン化スルホニルの代りに、第三
級アミン中に存在する第一級アミンおよび第二級アミン
を分離するためのスルホン酸のエステル、特にC1〜C6
アルキルエステルおよびフェニルエステルを使用するこ
ともできる。塩化スルホニルおよび前記の型のスルホン
酸エステルは、例えばOrganikum、Organ
isch−chemisches Grundprak
tikum、第17版、第170〜171頁、第307
〜313頁、第545〜547頁および第557〜56
1頁、VEB Deutscher Verlagde
r Wissenschaften、Berlin 1
988年に記載の方法によって製造することができる。
【0058】また、ハロゲン化スルホニルと同様に、式
XVI: R―S―Hal XVI で示されるハロゲン化スルフェニルまたは式XVII:
【0059】
【化18】
【0060】で示されるハロゲン化スルフィニルを使用
することもできるが、一般には、これらは、しばしば、
より高価であるのであまり好ましくない。
【0061】本発明による第三級アミン酸化物を製造す
るための出発物質として使用された第三級アミンが、記
載された処理方法によって0.05重量%未満、有利に
0.02重量%未満に減少した第一級アミンおよび第二
級アミンの含量を有する場合には、こうして製造された
第三級アミン酸化物のニトロソアミン含量を著しく減少
する。
【0062】本発明による方法の特に有利な実施態様の
場合には、第三級アミン酸化物を製造するために出発物
質として使用した第三級アミンは、別の段階に記載され
た処理方法の1つによっては、該第三級アミン中に存在
する第一級アミンおよび第二級アミンから分離されな
い;これとは異なり、第一級アミンおよび第二級アミン
のための掃去剤は、第三級アミンを第三級アミン酸化物
に変換するために混合物に添加され、酸化剤の添加前に
第三級アミンと一緒に恒温保持される。本質的にニトロ
ソアミン不含の第三級アミン酸化物は、本発明による方
法の前記実施態様の場合に得られる。
【0063】本発明による方法の前記の有利な実施態様
の場合に、第一級アミンおよび第二級アミンのための全
ての上記掃去剤を使用することができる。しかしなが
ら、前記方法の変法の場合には、ハロゲン化カルボニ
ル、特にC1〜C4カルボニルハロゲン化物およびハロゲ
ン化ベンゾイル、有利に塩化物、無水カルボン酸、特に
2〜C4カルボン酸無水物および無水フタル酸、ケテン
およびその二量体、特にC2〜C4ケテンおよびその二量
体、ハロゲン化スルホニル、特にC1〜C4スルホニルハ
ロゲン化物およびハロゲン化芳香族スルホニル、例えば
ハロゲン化ベンゼンスルホニルおよびハロゲン化トルエ
ンスルホニル、有利に塩化物およびハロゲン化ホスホリ
ル、特に塩化ホスホリルを使用するのが特に有利であ
る。特に有利な掃去剤は、塩化アセチル、無水酢酸、ケ
テン、無水フタル酸、無水マレイン酸および無水コハク
酸、塩化トルエンスルホニル、塩化ジメトキホスホリル
および塩化ホスホリルである。
【0064】前記掃去剤は、第三級アミン中に存在する
第一級アミンおよび第二級アミンに応じて化学量論的量
で使用することはできるが、有利に、除去すべきアミン
に応じて過剰量で添加される。一般に、1.1〜10
倍、有利に1.5〜3倍で、掃去剤の化学量論的量は、
第一級アミンおよび第二級アミンを除去するために添加
される。この量は、第一級アミンおよび第二級アミンが
別の段階で除去される変法と、望ましくないアミンが酸
化剤の添加前に酸化アミンの製造のための容器中で除去
される実施態様の2つに当てはまる。また勿論、掃去剤
のより多くの過剰量を添加することもできる。添加すべ
き掃去剤の量は、第三級アミン出発物質中の種々の第一
級アミンおよび第二級アミンの含量を、常法のガスクロ
マトグラフィーにより測定することによって、容易に測
定することができる。
【0065】前記アミンが酸化アミンに酸化される前
に、第三級アミンは、通常、掃去剤と一緒に、0.25
〜3時間、有利に0.5〜2時間、特に有利に1〜1.
5時間、0〜150℃、有利に20〜80℃、特に有利
に室温で恒温保持される。この恒温保持は、大気圧また
は高められた圧力下で、特に反応系の自己圧力、有利に
大気圧下で行うことができる。特に反応性の掃去剤、例
えばケテンまたは塩酸を用いて、高められた温度が使用
される場合に、望ましくないアミンの最大誘導に必要な
恒温保持時間を短縮することができるが、より低い温度
およびより長い時間恒温保持するのは、経済的理由で更
に有利であると言ってよい。
【0066】第一級アミンおよび第二級アミンの誘導の
ために使用された掃去剤を用いた恒温保持には、第三級
アミンを第三級アミン酸化物へ変換する酸化剤で処理す
ることなく反応混合物への添加を続けることができる。
第三級アミンを相応する酸化アミンに酸化することは、
通常、前記目的のための酸化剤を用いて行うことができ
るが、概して、過酸化水素の水溶液が使用され、使用す
ることができる酸化方法の例は、ドイツ連邦共和国特許
出願公開第3618352号明細書および同第1694
048号明細書に記載されているものである。また、反
応生成物は、常法により、例えば、上記刊行物中の方法
によって処理することができる。
【0067】本発明による方法は、原理的に、第三級ア
ミンから全ての第三級アミン酸化物を製造するのに使用
することができる。本発明による方法は、式XVII
I:
【0068】
【化19】
【0069】〔式中、R1、R2およびR3は、同一でも
異なっていてもよく、C1〜C20アルキル基、有利にC1
〜C10アルキル基および特に有利にC1〜C6アルキル
基、C3〜C8シクロアルキル基、有利にC5〜C6シ
クロアルキル基、C7〜C12アルアルキル基、有利に
ベンジル基、および非置換または置換フェニル基または
ナフチル基を表していてよく、場合によっては、R1
よびR2は、一緒になって結合して、酸素原子をヘテロ
原子として有していてもよい3〜10員の脂環式環を生
じることができる〕で示される第三級脂肪族アミンから
第三級アミン酸化物を製造するのに特に適している。特
に有利な脂環式第三級アミンは、R1およびR2が窒素原
子と一緒になって、5〜7員の脂環式環を形成し、R3
が、C1〜C10アルキル基、有利にC1〜C4アルキル基
であるものである。前記型の特に有利な出発化合物の例
は、N−メチルピロリジン、N−エチルピロリジン、N
−n−プロピルピロリジン、N−n−ブチルピロリジ
ン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、N
−n−プロピルピぺリジン、N−n−ブチルピぺリジ
ン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N
−n−プロピルモルホリン、N−n−ブチルモルホリン
およびN−メチルアザシクロヘプタンである。本発明に
よる方法によって第三級アミン酸化物を製造するための
出発物質として有利に使用することができる他の第三級
アミンは、N,N′−C1〜C4ジアルキルピペラジンお
よびキヌクリジンである。記載された第三級アミンは、
市場で入手できるかまたは相応するアルコールからアン
モニアを用いた還元的アミノ化によって、例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第1953263号明細書およ
び米国特許第5002922号明細書に記載の方法によ
って製造することができる。
【0070】本発明による方法を使用した場合、最小の
労力で、ニトロソ含量が、ガスクロマトグラフィー/質
量分析またはKrull他、Anal.Chem.51
(1979年)1706に記載された方法によって測定
された20ppb未満である第三級アミン酸化物の溶液
を得ることができる。
【0071】
【実施例】
比較例 第一級アミンおよび第二級アミン0.3重量%を含有す
るN−メチルモルホリン(NMM)からのN−メチルモ
ルホリン N−オキシド(NMO)の製造。
【0072】NMM101g(1.0モル)を、窒素雰
囲気下に500mlの撹拌装置中に導入し、撹拌しなが
ら、水溶液30重量%の形の過酸化水素102.4g
(0.9モル)を、70℃で2時間かけて添加した。過
酸化水素の添加の完結後に、この混合物を、前記温度で
更に7時間撹拌した。次に、過剰量の水性NMM約20
mlを、60℃、100ミリバールで留去した。蒸留残
分は、NMOの水溶液の約57重量%であった。
【0073】生じたNMO溶液の分析データ: 残留NMM含量:<0.1重量% ニトロソアミン含量:3100ppb NMO溶液中のNMMおよびNMO含量を、電位差の検
出を用いた酸塩基滴定によって測定し、そのニトロソア
ミン含量は、酸性イオン交換器でNMMおよびNMOを
予め除去した後で、ガスクロマトグラフィー/質量分析
によって測定した。この分析法は、全てのNMO試料に
使用した。
【0074】例 1(本発明による) NMOの水溶液約57重量%を、第一級アミンおよび第
二級アミンの含量が蒸留によって0.02重量%に減少
したNMMから、比較例に記載の方法によって製造し
た。
【0075】分析データ: 残留NMM含量:<0.1重量% ニトロソ含量:50ppb 例 2 第一級アミンおよび第二級アミン0.3重量%の含量を
有するNMM101gを、無水酢酸0.65g(4.5
モル)と一緒に室温で1時間撹拌し、次に、酸化しNM
Oにし、比較例に記載したように処理した。
【0076】生じたNMO溶液57重量%は、次の分析
データを有していた: 残留NMM含量:<0.1重量% ニトロソアミン含量:<20ppb 前記方法を使用する次の試験では、無水酢酸を、掃去剤
として交換した。
【0077】それぞれの場合に4.5ミリモル p−トルエンスルホニル塩化物、塩化アセチル、気体状
のケトン、メタンスルホニル塩化物および式XIX:
【0078】
【化20】
【0079】残留NMM含量は、それぞれの場合に<
0.1重量%であったが、一方、この方法で製造された
全てのNMO溶液の場合にニトロソ含量が20ppb未
満であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター ザイボルト ドイツ連邦共和国 ノイホーフェン フリ ードリッヒ−エーベルト−シュトラーセ 14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第三級アミンと過酸化水素の水溶液とを
    反応させることによって、低いニトロソアミン含量を有
    する第三級アミン酸化物を製造する方法において、第一
    級アミンおよび第二級アミンの全含量が0.05重量%
    以下であるような第三級アミンを出発物質として使用す
    ることを特徴とする、低いニトロソアミン含量を有する
    第三級アミン酸化物の製造法。
JP4325404A 1991-12-06 1992-12-04 低いニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物の製造法 Withdrawn JPH05246974A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4140259A DE4140259A1 (de) 1991-12-06 1991-12-06 Verfahren zur herstellung tertiaerer aminoxide
DE4140259.6 1991-12-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05246974A true JPH05246974A (ja) 1993-09-24

Family

ID=6446437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4325404A Withdrawn JPH05246974A (ja) 1991-12-06 1992-12-04 低いニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物の製造法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5543515A (ja)
EP (1) EP0545208B1 (ja)
JP (1) JPH05246974A (ja)
AT (1) ATE134995T1 (ja)
DE (2) DE4140259A1 (ja)
ES (1) ES2084252T3 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847129A (en) * 1995-08-18 1998-12-08 Lenzing Aktiengesellschaft Process for the regeneration of an aqueous process liquid of the amine-oxide process
US6113799A (en) * 1995-08-18 2000-09-05 Lenzing Aktiengesellschaft Process for selective separation of morpholine
US5904818A (en) * 1995-08-18 1999-05-18 Lenzing Aktiengesellschaft Process for the regeneration of an aqueous process liquid of the amine-oxide process
US5866718A (en) * 1997-03-20 1999-02-02 General Electric Company Synthesis of tertiary amine oxides
US6294514B1 (en) 1998-11-24 2001-09-25 The Procter & Gamble Company Process for preparing mono-long chain amine oxide surfactants with low nitrite, nitrosamine and low residual peroxide
DE10020630A1 (de) * 2000-04-27 2001-11-08 Merck Patent Gmbh Verfahren zur Oxidation von tertiären Aminen und Stickstoff-haltigen aromatischen Heterocyclen
US9809680B2 (en) * 2015-11-12 2017-11-07 International Business Machines Corporation Amine scavengers for synthesis of polythioaminals
CN113277949B (zh) * 2020-02-19 2023-03-14 科莱恩丰益脂肪胺(连云港)有限公司 加工、生产或精制脂肪烃胺或其衍生物的方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3447939A (en) * 1966-09-02 1969-06-03 Eastman Kodak Co Compounds dissolved in cyclic amine oxides
BE757840A (fr) * 1969-10-23 1971-04-22 Basf Ag Procede de preparation d'amines a partir d'alcools
US4014933A (en) * 1969-10-23 1977-03-29 Basf Aktiengesellschaft Production of amines from alcohols
IT1070574B (it) * 1976-09-30 1985-03-29 Snam Progetti Procedimento per la preparazione di esteri dell acido carbonico
US4218391A (en) * 1976-09-30 1980-08-19 Anic, S.P.A. Method for the preparation of esters of carbonic acid
JPS5528968A (en) * 1978-08-24 1980-02-29 Nissan Chem Ind Ltd Production of amine oxide
DE3618352A1 (de) * 1986-05-31 1987-12-03 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur herstellung von waessrigen n-methylmorpholin-n-oxid-loesungen
AU615471B2 (en) * 1987-09-08 1991-10-03 Ethyl Corporation Amine oxide process
US4994614A (en) * 1987-12-14 1991-02-19 Ethyl Corporation Amine oxide process
FR2632638B1 (fr) * 1988-06-10 1991-04-19 Atochem Procede de fabrication d'oxydes d'amines
CA1329217C (en) * 1988-08-29 1994-05-03 Kathleen S. Laurenzo Amine oxide process
DE3903367A1 (de) * 1989-02-04 1990-08-16 Basf Ag Katalysator und verfahren zur hydrierenden aminierung von alkoholen
US5023376A (en) * 1989-07-17 1991-06-11 Interox America Reduction of nitrosamine formation
DE3926765A1 (de) * 1989-08-12 1991-02-14 Hoechst Ag Verfahren zur verminderung von primaerem und sekundaerem amin in einem tertiaeren amin
DE69000827T2 (de) * 1989-10-30 1993-05-19 Ethyl Corp Verfahren zur herstellung von aminoxiden.
GB9102311D0 (en) * 1991-02-02 1991-03-20 Albright & Wilson Nitrosamine inhibition

Also Published As

Publication number Publication date
US5543515A (en) 1996-08-06
EP0545208A2 (de) 1993-06-09
ES2084252T3 (es) 1996-05-01
EP0545208B1 (de) 1996-03-06
DE59205582D1 (de) 1996-04-11
EP0545208A3 (en) 1993-08-11
DE4140259A1 (de) 1993-06-09
ATE134995T1 (de) 1996-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100570861B1 (ko) 아민옥사이드의제조방법
JPH05246974A (ja) 低いニトロソアミン含量を有する第三級アミン酸化物の製造法
JP3131021B2 (ja) 塩化アルキル、塩化アルケニルもしくは塩化アルキニルの製法
RU2498976C9 (ru) Усовершенствованный способ получения ингибитора дипептидилпептидазы-iv и промежуточного соединения
US7674929B2 (en) Method for the production of β-aminopropionic acid derivatives
US4329462A (en) Process for producing carboxylic amides
US6281364B1 (en) Process for the preparation of 3-amino-2-oxo-pyrrolidines, novel intermediates and their use
FR2515641A1 (fr) Procede pour produire des esters de 3,5-dibromo-4-hydroxybenzonitrile
US5037512A (en) Process for the purification of benzoic acid by distillation with an amine
US6337425B1 (en) Method for chlorinating ketones
JPH06321962A (ja) ヘキサキス(トリメチルシリルエチルカルバミル)ヘキサアザイソウルチタン
US3957823A (en) Electrophilic substitution of nitrosamines
DE602004011235T2 (de) Verfahren zur gewinnung von urethangeschützten n-carboxyanhydriden von alpha-aminosäuren
EP0154581A1 (fr) Nouveaux carbonates alpha-chlorés, leur procédé de fabrication et leur application à la protection des fonctions amines des amino-acides
JPS6212777B2 (ja)
US5461174A (en) Method of reacting carboxylic chlorides dissolved in carboxylates
US20020055638A1 (en) Process for the preparation of carboxamides by oxidation of aldehydes in the presence of amines
Hoffmann et al. The Reaction Between Bis‐Trialkylammonium Phthalate and Alkyl Chloroformate
JPH10130198A (ja) 塩化アシルの精製方法
JP3793936B2 (ja) 光学活性α−置換ケトン類の安定化法
JP3151077B2 (ja) ジ炭酸ジアルキルエステルの製造方法
Broughton et al. Polyfluorobicyclo (2, 2, 1) heptanes. Part XII. 4H-decafluorobicyclo (2, 2, 1) hept-1-YL isocyanate, amine and alcohol, and derivatives therefrom
JPS63227577A (ja) 2(3h)−オキサゾロンの製造方法
CN110872239A (zh) 一种ace-抑制剂合成中的药物中间体及其应用
JPS6157532A (ja) ギ酸ベンジルおよびその誘導体の接触的転位によるフエニル酢酸およびその誘導体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307