JPH05246820A - 化粧品の着色防止方法 - Google Patents

化粧品の着色防止方法

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JPH05246820A
JPH05246820A JP4083436A JP8343692A JPH05246820A JP H05246820 A JPH05246820 A JP H05246820A JP 4083436 A JP4083436 A JP 4083436A JP 8343692 A JP8343692 A JP 8343692A JP H05246820 A JPH05246820 A JP H05246820A
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JP
Japan
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cosmetic
banana puree
acid
carrageenan
cosmetics
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JP4083436A
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Keishirou Inahata
慶四郎 稲畑
Ataru Amo
中 天羽
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INAHATA KORYO KK
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INAHATA KORYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バナナピューレを含有する、ヘアケア製品や
スキンケア製品などの化粧品の着色を確実に防止して、
着色による商品価値の低下を防止する。 【構成】 バナナピューレを含有する、ヘアケア製品や
スキンケア製品などの化粧品に、カラギーナン0.1〜
2重量%と、該化粧品のpHを3.0〜5.0の範囲に
保持するのに必要な量の有機酸を添加する。また、カラ
ギーナンと有機酸とを添加した化粧品を密封容器に収納
するとともに、密封容器の気相部分に不活性ガスを充填
する。さらに、化粧品のpHを3.0〜5.0の範囲に
保持するために添加する有機酸として、クエン酸、酒石
酸及びリンゴ酸からなる群より選ばれる少なくとも1種
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧品の着色防止方
法に関し、詳しくは、バナナピューレを含有する、ヘア
ケア製品やスキンケア製品などの化粧品の着色を防止す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】バナナ
は、他の果実などと比較して、多量の糖質を含み、か
つ、アミノ態窒素の含有率が高い。そして、バナナに含
有されるこれらの成分は、毛髪や皮膚の保湿効果やエモ
リエント効果あるいは感触改良効果を有するといわれて
いる。
【0003】そこで、これらの効果を発揮させるべく、
バナナピューレを配合したシャンプーやトリートメント
などのヘアケア製品あるいはスキンケア製品などの化粧
品がすでに製造され、市販されるに至っている。
【0004】しかし、バナナピューレは空気中で褐色に
変色(着色)しやすいため、このバナナピューレを用い
た化粧品は、製造後、時間の経過とともに変色(着色)
し、保存中に暗い黄褐色あるいは茶褐色に変色し、商品
価値が低下するという問題点がある。
【0005】そのため、バナナピューレを添加した化粧
品の製造工程などにおいて、低温処理や冷凍処理を行う
ための設備が必要になるばかりでなく、製造された製品
を、空気を遮断し、あるいは窒素などの不活性ガスを封
入して保存することが必要になり、コストの増大を招く
という問題点がある。
【0006】このように、バナナピューレが変色(褐
変)しやすいのは、バナナピューレに含まれるドパミン
が同じくバナナピューレに含まれるポリフェノール・オ
キシダーゼにより酸化されやすく、また、空気中の酸素
によっても酸化されて褐色に変色するためといわれ、あ
るいは糖とアミノ酸の反応によるものともいわれている
が、必ずしもその原因は明らかではない。
【0007】また、バナナピューレの変色(褐変)を防
止する方法として、例えば、アスコルビン酸などを添加
する方法が知られているが、長期的に着色を防止するに
は不十分であるというのが実情である。
【0008】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、バナナピューレを含有する化粧品の着色を確実に
防止して、商品価値の低下を防止することが可能な化粧
品の着色防止方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、発明者等は、種々実験、検討を行い、化粧品にカラ
ギーナンを添加するとともに、化粧品のpHを所定の範
囲に保持することにより、化粧品の着色を防止、抑制す
ることが可能であることを知り、さらに実験、検討を行
いこの発明を完成した。
【0010】すなわち、この発明の化粧品の着色防止方
法は、バナナピューレを含有する、ヘアケア製品やスキ
ンケア製品などの化粧品に、カラギーナン0.1〜2重
量%と、該化粧品のpHを3.0〜5.0の範囲に保持
するのに必要な量の有機酸を添加することを特徴とす
る。
【0011】また、カラギーナンと有機酸とを添加した
化粧品を密封容器に収納するとともに、密封容器の気相
部分に不活性ガスを充填することを特徴とする。不活性
ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス、ヘリウムガス等を
用いることができるが、着色防止効果、経済性、環境保
護等の見地から窒素ガスを用いることが好ましい。
【0012】さらに、化粧品のpHを3.0〜5.0の
範囲に保持するために添加する有機酸がクエン酸、酒石
酸及びリンゴ酸からなる群より選ばれる少なくとも1種
であることを特徴とする。
【0013】また、バナナピューレを含有する、ヘアケ
ア製品やスキンケア製品などの化粧品に、カラギーナン
0.1〜2重量%と、クエン酸0.2〜1.5重量%を
添加し、これを密封容器に収納するとともに、密封容器
の気相部分に窒素ガスを充填することを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下に、この発明の実施例を比較例とともに
示して、発明の特徴をさらに詳しく説明する。
【0015】まず、この発明にかかる化粧品の着色防止
方法の作用効果を検討するために行った実験について以
下に説明する。
【0016】ここでは、主として、褐色化あるいは黒灰
褐色化が生じやすい、バナナピューレを含有するリンス
基剤について行った着色防止テストについて説明する。
【0017】バナナピューレ配合リンス基剤は、塩化モ
ノステアリルトリメチルアンモニウム1.0重量%(以
下、実施例においては、「重量%」を単に「%」で表
す)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム0.5
%、セチルアルコール2.0%、イソプロピルパルミテ
ート1.0%、ジメチルポリシロキサン0.5%、プロ
ピレングリコール5.0%、ヒドロキシエチルセルロー
ス0.5%、バナナピューレ10.0%、パラヒドロキ
シ安息香酸メチル0.1%、ブチルヒドロキシトルエン
0.1%、香料0.3%に残部の精製水を加えて混合す
ることにより調製した。
【0018】そして、このバナナピューレ配合リンス基
剤に、着色防止あるいは着色抑制効果があるとされる各
種の添加剤及び、この発明の着色防止方法にかかる添加
剤を配合して、それぞれを、−5℃、室温、及び40℃
恒温槽中で保存し、目視により着色状態を観察した。そ
の結果を表1及び表2に示す。なお、表1及び表2にお
いて、クエン酸を添加した試料(試料番号7,9〜1
2,14〜16)はいずれも、pH3.0〜5.0の範
囲内で、その添加量を変化させたものである。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】*1……表1の試験番号1は、コントロー
ル品を示す。 *2……「着色の程度」は、数値で示しているが、以下
に示すように、その数値が大きいほど着色の度合いが大
きい。 0 :淡黄白色 +1 :やや茶灰色に着色 +2〜+4 :茶色〜褐色化が進行し次第に色が濃くな
る +5 :濃褐色 *3……「分離の状況」は、○が分離が認められなかっ
たことを示し、×が下層に透明な水層が生成したことを
示し、××がさらにその程度が大きいことを示してい
る。
【0022】表1及び表2に示すように、ブチルヒドロ
キシトルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの酸化
防止剤については、着色防止または着色抑制の効果がま
ったく認められず、かえって分離を促進する結果となっ
た。
【0023】また、ヘキシルレゾルシン、β−サイクロ
デキストリン類にもほとんど着色抑制効果が認められな
かった。
【0024】これに対して、ι型、λ型カラギーナン
は、いずれにも着色防止あるいは着色抑制効果が認めら
れた。
【0025】特に、カラギーナンを1%以上添加し、か
つクエン酸を添加した場合に、その効果が著しいことが
認められた。なお、クエン酸は、pHが3.0〜5.0
の範囲になるような割合で添加することにより大きな着
色防止効果を得ることができる。
【0026】また、表1及び表2には特に示していない
が、κ型カラギーナンについても、表1及び表2に示し
たι型、λ型カラギーナンとほぼ同様の着色防止あるい
は着色抑制効果が認められた。なお、κ型、λ型のカラ
ギーナンはゲル化する性質があるため、使用に際して最
も制約の少ないのがι型のカラギーナンである。
【0027】また、表1、表2には示していないが、ク
エン酸の代りに酒石酸、リンゴ酸を用いてpHを3.0
〜5.0に調整した場合、あるいは、これらの酸を混合
して用いた場合にも、クエン酸を用いた場合に準じる効
果を得ることができた。したがって、有機酸としては、
クエン酸が最も好ましいが、酒石酸やリンゴ酸等の他の
有機酸を用いることも可能である。なお、pHについて
は、上記のように3.0〜5.0の範囲において有効な
着色防止効果を得ることができるが、もっとも好ましい
のは、pH4.0±0.5の範囲である。
【0028】また、アスコルビン酸を併用した場合、全
体的に着色防止効果がいくらか向上するものの、系の表
面に濃黄色の着色膜が発生して、不均一状態になるため
好ましくない。
【0029】さらに、カラギーナンとクエン酸などの有
機酸を併用するとともに、収納容器の気相部分に窒素
(N2)ガスなどの不活性ガスを充填することにより、
着色防止効果をさらに高めることができる。
【0030】なお、カラギーナンとクエン酸などの有機
酸を添加しない場合にも、窒素ガスなどの不活性ガスを
収納容器の気相部分に充填することにより、ある程度の
着色防止効果を得ることが可能である。
【0031】さらに、表2の試験番号9(ι−カラギー
ナン1%、クエン酸0.5%添加)の試料について、こ
れに化粧品用の黄色、橙色及び緑色系の許可色素を加え
て淡橙黄色あるいは淡黄緑色の新鮮なバナナを連想する
色調の製品(試験品)を作成し、この試験品を40℃で
20日間保存した後、着色状態を観察した。その結果、
試験品は、20日間の保存後にも、色調が全体的にわず
かに濃くなる程度で、商品価値に影響を与えるような変
色が生じないことを確認することができた。
【0032】上記のように、リンス系の基剤にバナナピ
ューレを配合したバナナピューレ配合リンス基剤につい
ては、カラギーナンを添加するとともに、クエン酸など
の有機酸をpHが3.0〜5.0の範囲になるような割
合で添加することにより、バナナピューレに起因する着
色を効果的に防止、抑制できることが確認された。
【0033】さらに、シャンプー、トリートメント、乳
液及びスキンクリームについても同様の試験を行い、そ
れぞれについて、カラギーナンとクエン酸などの有機酸
を所定の割合で添加することにより、着色を効果的に防
止、抑制できることを確認した。
【0034】なお、化粧品へのバナナピューレの添加率
は、高いほど添加効果が発揮されるが、バナナピューレ
の含有率が20%を越えると製品の安定性を保持するこ
とが困難になるため、5〜15%の範囲が好ましい。以
下に、さらに具体的な実施例について説明する。
【0035】[実施例1]ポリオキシエチレン(EO=
3モル)ラウリル硫酸ナトリウム17.0%、ラウリル
硫酸トリエタノールアミン4.0%、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノ−ルアミン4.0%、イソプロピルパルミテート
1.0%、エチレングリコールジステアレート1.5
%、カチオン化セルロース0.5%、ジメチルポリシロ
キサン0.2%、プロピレングリコール3、0%、安息
香酸ナトリウム0.3%、ブチルヒドロキシトルエン
0.2%、バナナピューレ12.0%、ι−カラギーナ
ン1.0%、クエン酸0.5%、香料0.3%に残部の
精製水を加えて混合することにより、バナナピューレ配
合コンディショニングシャンプーを作成した。なお、製
品のpHは4.3であった。
【0036】このバナナピューレ配合コンディショニン
グシャンプーを40℃の温度条件下に20日間保存した
が、殆ど着色は認められなかった。
【0037】[実施例2]塩化モノステアリルトリメチ
ルアンモニウム1.0%、塩化ジステアリルジメチルア
ンモニウム0.2%、セチルアルコール2.0%、イソ
プロピルパルミテート1.0%、ジメチルポリシロキサ
ン0.3%、プロピレングリコール3、0%、ヒドロキ
シエチルセルロース0.5%、バナナピューレ10.0
%、ポリグリセリン0.5%、ιカラギーナン1.0
%、クエン酸0.3%、パラヒドロキシ安息香酸メチル
0.2%、ブチルヒドロキシトルエン0.1%、香料
0.3%に残部の精製水を加えて混合することにより、
バナナピューレ配合コンディショニングリンスを作成し
た。なお、製品のpHは4.0であった。
【0038】このバナナピューレ配合コンディショニン
グリンスを40℃の温度条件下に20日間保存したが、
殆ど着色は認められなかった。 [実施例3]
【0039】実施例1及び実施例2に示したバナナピュ
ーレ配合コンディショニングシャンプー及びリンスを密
封容器に入れ、その気相部分に不活性ガスとして窒素ガ
スを封入し、40℃で20日間保存したところ、上記実
施例1及び2の場合よりも着色が少なく、不活性ガスを
充填することにより着色防止効果がより向上することが
確認された。
【0040】[実施例4]塩化モノステアリルトリメチ
ルアンモニウム1.5%、塩化ジステアリルジメチルア
ンモニウム0.5%、セチルアルコール6.0%、イソ
プロピルパルミテート1.0%、ジメチルポリシロキサ
ンン1.0%、プロピレングリコール3.0%、ヒドロ
キシエチルセルロース1.0%、バナナピューレ10.
0%、ポリグリセリン1.0%、ι−カラギーナン1.
0%、クエン酸0.2%、パラヒドロキシ安息香酸メチ
ル0.2%、ブチルヒドロキシトルエン0.1%、香料
0.5%に残部の精製水を加えて混合することにより、
バナナピューレ配合トリートメントを作成した。なお、
製品のpHは3.8であった。
【0041】このバナナピューレ配合トリートメントを
40℃の温度条件下に20日間保存したところ殆ど着色
は認められなかった。
【0042】[実施例5]ステアリルアルコール10.
0%、スクワラン4.0%、オクチルドデカノール2.
0%、ソルビタンモノステアレート2.0%、ポリオキ
シエチレン(EO=20)ソルビタンモノステアレート
4.0%、プロピレングリコール5.0%、バナナピュ
ーレ7.0%、ιカラギーナン0.7%、クエン酸0.
2%、ブチルヒドロキシトルエン0.1%、パラヒドロ
キシ安息香酸メチル0.3%、香料0.1%に残部の精
製水を加えて混合することにより、バナナピューレ配合
O/W型エモリエントクリームを得た。なお、製品のp
Hは4.2であった。
【0043】このバナナピューレ配合O/W型エモリエ
ントクリームを40℃の温度条件下に20日間保存した
ところ殆ど着色は認められなかった。
【0044】[実施例6]ステアリン酸0.5%、ステ
アリルアルコール0.5%、液状ラノリン1.0%、ス
クワラン2.0%、ソルビタンモノステアレート0.5
%、ポリオキシエチレン(EO=20)ソルビタンモノ
ステアレート3.0%、バナナピューレ6.0%、ιカ
ラギーナン0.6%、クエン酸0.2%、1,3−ブチ
レングリコール5.0%、ブチルヒドロキシトルエン
0.1%、パラヒドロキシ安息香酸メチル0.3%、香
料0.1%、エタノ−ル4.0%に残部の精製水を加え
て混合することにより、バナナピューレ配合O/W型エ
モリエント乳液を得た。なお、製品のpHは4.4であ
った。
【0045】このバナナピューレ配合O/W型エモリエ
ント乳液を40℃の温度条件下に20日間保存したとこ
ろ殆ど着色は認められなかった。
【0046】[実施例7]実施例5及び実施例6に示し
たバナナピューレ配合O/W型エモリエントクリーム及
び乳液を容器に入れ、その気相部分に不活性ガスとして
窒素ガスを封入して、40℃で20日間保存したとこ
ろ、上記実施例5及び6の場合よりも着色が少なく、不
活性ガスを充填することにより着色防止効果がより向上
することが確認された。
【0047】
【発明の効果】上述のように、この発明の化粧品の着色
防止方法は、バナナピューレを含有する、ヘアケア製品
やスキンケア製品などの化粧品に、カラギーナン0.1
〜2重量%と、該化粧品のpHを3.0〜5.0の範囲
に保持するのに必要な有機酸を添加するようにしている
ので、バナナピューレを含有する化粧品の着色を確実に
防止して、その商品価値が低下することを防止すること
ができる。
【0048】また、有機酸として、クエン酸、酒石酸、
リンゴ酸の少なくとも1種を用いることにより、化粧品
のpHを所定の範囲に容易かつ確実に保持することが可
能になり、この発明の効果を確実に発揮させることがで
きる。
【0049】さらに、カラギーナンと有機酸を添加する
とともに、容器の気相部分に不活性ガスを充填すること
により、着色防止効果をさらに向上させることができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 化粧品の着色防止方法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バナナピューレを含有する、ヘアケア製
    品やスキンケア製品などの化粧品に、カラギーナン0.
    1〜2重量%と、該化粧品のpHを3.0〜5.0の範
    囲に保持するのに必要な量の有機酸を添加することを特
    徴とする化粧品の着色防止方法。
  2. 【請求項2】 カラギーナンと有機酸とを添加した化粧
    品を密封容器に収納するとともに、密封容器の気相部分
    に不活性ガスを充填することを特徴とする請求項1記載
    の化粧品の着色防止方法。
  3. 【請求項3】 化粧品のpHを3.0〜5.0の範囲に
    保持するために添加する有機酸がクエン酸、酒石酸及び
    リンゴ酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の化粧品の着色
    防止方法。
  4. 【請求項4】 バナナピューレを含有する、ヘアケア製
    品やスキンケア製品などの化粧品に、カラギーナン0.
    1〜2重量%と、クエン酸0.2〜1.5重量%を添加
    し、これを密封容器に収納するとともに、密封容器の気
    相部分に窒素ガスを充填することを特徴とする化粧品の
    着色防止方法。
JP4083436A 1992-03-04 1992-03-04 化粧品の着色防止方法 Withdrawn JPH05246820A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868085A (en) * 1985-01-31 1989-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Developer for developing electrostatic images and process for forming images
US4880719A (en) * 1987-07-03 1989-11-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Two component electrophotographic developer
JP2006298916A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Lion Corp 毛髪洗浄剤組成物
JP2008247866A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kose Corp 水中油型乳化化粧料
JP2016041669A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 ロート製薬株式会社 皮膚外用剤

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