JPH05246411A - ヒートシール装置 - Google Patents

ヒートシール装置

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Publication number
JPH05246411A
JPH05246411A JP4046992A JP4699292A JPH05246411A JP H05246411 A JPH05246411 A JP H05246411A JP 4046992 A JP4046992 A JP 4046992A JP 4699292 A JP4699292 A JP 4699292A JP H05246411 A JPH05246411 A JP H05246411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
heat seal
heat
seal
bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4046992A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Matsuda
勝實 松田
Yoshihiro Yuzaki
芳啓 湯崎
Junichi Iifushi
順一 飯伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4046992A priority Critical patent/JPH05246411A/ja
Publication of JPH05246411A publication Critical patent/JPH05246411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール不良を容易に、正確に検出できて、操
業の安定化、コスト低減(人件費の低減)を達成でき
る。 【構成】 一対のヒートシールバー15、15により、
フイルム類を挟んでシールするヒートシール装置におい
て、シール時のヒートシールバー15の変位分布からシ
ール不良を検出する複数個の変位計40、41、42を
前記各ヒートシールバー15の少なくとも一方に配設し
ており、正常時と、右側にシール不良が発生している場
合と、左側にシール不良が発生している場合とでは、ヒ
ートシールバー15の傾きが変わるので、その結果から
シール不良と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装機械等に適用する
ヒートシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピロー包装品(図10の1参照)
の上下部をシールするヒートシール装置を図6〜図9に
より説明すると、図6、図7の5、5が一対のヒートシ
ールバーで、同各ヒートシールバー5には、ヒータ(図
示せず)が内蔵されている。10が同各ヒートシールバ
ー5に取付けた保持板、15が同保持板10及びヒート
シールバー5を往復動させるための往復駆動装置(エア
シリンダ、モータ、リンク等)で、同往復駆動装置15
が保持板10、10の両端部に2個ずつ取付けられてい
る。
【0003】20が一方のヒートシールバー5に取付け
た変位計、21が他方のヒートシールバー5に取付けた
変位計、19が他方のヒートシールバー5内に前後進可
能に取付けたシール部切離用カッタ刃、18が一方のヒ
ートシールバー5に設けたカッタ刃19のスライド部で
ある。図8、図9の1がフイルム袋、2、2’が同フイ
ルム袋1の上下シール部、3がフイルム袋1の中央部の
合わせ面である。
【0004】上記図6〜図9に示す上記ヒートシール装
置では、第8図(a)に示すように下端部をシールした
フイルム袋1内に充填物を充填した後、図8(b)に示
すように一対のヒートシールバー5、5を左右からフイ
ルム袋1に押し付け、熱と圧力とを加えて、フイルム袋
1の上端部に相当する部分をシールする。次いで他方の
ヒートシールバー5内に前後進可能に取付けたシール部
切離用カッタ刃19を図8(b)の一点鎖線に沿い前進
させて、一方のヒートシールバー5に設けたスライド部
18内へ進入させ、フルイル袋1のシール部を中心部C
で切断して、下方のフイルル袋1の上端シール部2’と
上方のフイルム1の下端シール部2とを同時に形成す
る。
【0005】次いで一対のヒートシールバー5、5を後
退させて、フイルム袋1から離し、次いで一連のフイル
ム袋1を下降させ、図8(a)の状態にして、シール及
び切断を繰り返し行う。上記ヒートシール装置により、
フイルム袋1をシールすると、図10に示すようにシー
ル不良が時々発生する。図10(a)は、異物(中身の
かけら)6を噛み込んだ例、図10(b)は、シール部
に皺7が発生した例、図10(c)は、破れ8が発生し
た例である。
【0006】このようなシール不良を検出するために、
変位計20、21が一方及び他方のヒートシールバー5
に取付けられている。この変位計20、21は、シール
時、ヒートシールバー5、5が最接近したときの互いの
距離(ヒートシールバー5、5の変位量=ヒートシール
バー5、5両端部のギヤップ量の差)を検出するもの
で、正常品に対して接近量が足りなかったら、何等かの
シール不良が発生していると判断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記図6〜図9に示す
従来のヒートシール装置では、変位計20、21によ
り、ヒートシール時、ヒートシールバー5、5が最接近
したときの互いの距離を検出している。その場合、ヒー
トシールバー5、5の外側に2個ずつの往復駆動装置1
5があり、ヒートシールバー5、5の変位計側両端部が
固定されているため、ヒートシールバー5、5が変形に
くくて、検出値が小さいため、シール不良の検出が困難
であった。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、シール不良を容易に、正
確に検出できて、操業の安定化、コスト低減(人件費の
低減)を達成できるヒートシール装置を提供しようとす
る点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、一対のヒートシールバーによりフイル
ム類を挟んでシールするヒートシール装置において、シ
ール時のヒートシールバーの変位分布からシール不良を
検出する複数個の変位計を前記各ヒートシールバーの少
なくとも一方に配設している。
【0010】
【作用】本発明のヒートシール装置は前記のように一対
のヒートシールバーによりフイルム類を挟んでシールす
るヒートシール装置において、シール時のヒートシール
バーの変位分布からシール不良を検出する複数個の変位
計を前記各ヒートシールバーの少なくとも一方に配設し
ており、正常時と、右側にシール不良が発生している場
合と、左側にシール不良が発生している場合とでは、ヒ
ートシールバーの傾きが変わるので、その結果からシー
ル不良と判定する。
【0011】
【実施例】次に本発明のヒートシール装置を図1〜図3
に示す一実施例により説明すると、5、5が一対のヒー
トシールバーで、同各ヒートシールバー5には、ヒータ
(図示せず)が内蔵されている。10が一方のヒートシ
ールバー5に取付けた保持板、30が他方のヒートシー
ルバー5に取付けた断熱材、31が可動の保持板、4
0、41、42が同可動の保持板31に取付けた非接触
変位計、43、44、45が上記断熱材30と上記保持
板31との間に介装したばね、46、46が同可動の保
持板31を断熱材30に対して相対移動可能に保持する
スタッドボルトで、同スタッドボルト46は、断熱材3
0に螺合される一方、保持板31のボルト孔に摺動自在
に嵌挿されて、保持板側先端部にナット47が螺合して
いる。15、15が上記保持板10及び上記可動の保持
板31の中央部に1つずつ取付けた往復駆動装置であ
る。
【0012】上記ナット47を回転することにより、上
記ばね43、44、45が圧縮されて、プレロードPL
が発生する。このときの非接触変位計40、41、42
の検出値δを基準値とする。この状態でシールすること
により発生する変位差δ’の変動からシール不良を判定
するものである。即ち、シール時、シール不良があれ
ば、ばね43、44、45と、非接触変位計40、4
1、42とを有する一方のヒートシールバー5の傾きが
図4のように変化する。図4の5Aは正常時、5Bは右
側にシール不良が発生している場合、5Cは左側にシー
ル不良が発生している場合を模擬的に示している。
【0013】そのため、非接触変位計40、41、42
の検出値に変動が生じ易くなり、検出値の差からシール
不良が容易に、正確に判定できるようになる。ここで、
ばね剛性100kg/mmのばね44を使用した場合、
シールに必要なシール力を50kgとすると、3個のば
ねを介装した場合の変位は、δ=0.167mmにな
る。シール不良のバランス差を5kgとすると、δ’=
0.0167mmであるが、非接触変位計40、41、
42の検出精度は、1/1000mmであるので、高精
度の検出が可能になる。
【0014】以上のヒートシール装置により、シール不
良を検出した結果を図5に示した。図5中、A(○印)
は、正常シール時の変位検出値を示す。両端の非接触変
位計40、42は、同一径で、中央の非接触変位計41
は、低い値(正常値よりも−)を示しているが、これ
は、図9に例示したようにフイルム袋1の中央部に合わ
せ面3があり、この部分のフイルム厚みが他の部分より
も厚いことから生じるものである。
【0015】図5中、B(▲印)は、非接触変位計42
の側に噛み込み等のシール不良が発生した例で、この場
合には、非接触変位計42の側の変位が正常値よりも小
さく検出される。図5中、C(■印)は、Bとは逆に非
接触変位計40の側に噛み込み等のシール不良が発生し
た例で、この場合には、検出値がBとは逆の検出値にな
る。
【0016】図5中、D(●印)は、中央部の非接触変
位計41に噛み込み等のシール不良が発生した例で、同
非接触変位計41の検出値が正常値よりも小さくなり、
両端部の非接触変位計40、42の検出値が正常値より
も若干大きくなる。このようにシール不良が発生した場
合、その発生部位とシール不良とがばね43、44、4
5と、非接触変位計40、41、42とにより、容易
に、正確に検出される。シール不良の判定基準は、実体
のフイルム厚さやシール不良の程度から許容変動値を求
め、それ以上の変化分をシール不良と判定すればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明のヒートシール装置は前記のよう
に一対のヒートシールバーによりフイルム類を挟んでシ
ールするヒートシール装置において、シール時のヒート
シールバーの変位分布からシール不良を検出する複数個
の変位計を有し、同各変位計を前記各ヒートシールバー
の少なくとも一方に配設しており、正常時と、右側にシ
ール不良が発生している場合と、左側にシール不良が発
生している場合とでは、ヒートシールバーの傾きが変わ
り、その結果からシール不良を判定するので、シール不
良を容易に、正確に検出できて、操業の安定化、コスト
低減(人件費の低減)を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒートシール装置の一実施例を示す平
面図である。
【図2】図1の矢視XーX線に沿う縦断側面図である。
【図3】同ヒートシール装置の一部を拡大して示す縦断
側面図である。
【図4】同ヒートシール装置の作用説明図である。
【図5】同ヒートシール装置の検出値の例を示す説明図
である。
【図6】従来のヒートシール装置を示す平面図である。
【図7】同ヒートシール装置の縦断側面図である。
【図8】同ヒートシール装置の作用説明図である。
【図9】シール成形品を示す斜視図である。
【図10】(a)(b)(c)はシール不良を示す説明
図である。
【符号の説明】
5、5 ヒートシールバー 10 保持板 15、15 往復駆動装置 30 断熱材 31 保持板 40、41、42 変位計 43、44、45 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のヒートシールバーによりフイルム
    類を挟んでシールするヒートシール装置において、シー
    ル時のヒートシールバーの変位分布からシール不良を検
    出する複数個の変位計を前記各ヒートシールバーの少な
    くとも一方に配設したことを特徴とするヒートシール装
    置。
JP4046992A 1992-03-04 1992-03-04 ヒートシール装置 Withdrawn JPH05246411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046992A JPH05246411A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ヒートシール装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4046992A JPH05246411A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ヒートシール装置

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Publication Number Publication Date
JPH05246411A true JPH05246411A (ja) 1993-09-24

Family

ID=12762697

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JP4046992A Withdrawn JPH05246411A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ヒートシール装置

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JP (1) JPH05246411A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0848315A (ja) * 1994-08-03 1996-02-20 General Packer Kk 包装機の袋のヒートシール面に付着の粉等の検出方法
JP2008230693A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Tokyo Autom Mach Works Ltd 縦形製袋充填機
JP2009029485A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Tokyo Autom Mach Works Ltd 縦形製袋充填包装機の横シール装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518