JPH05245448A - パレット洗浄機の水切り装置 - Google Patents

パレット洗浄機の水切り装置

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JPH05245448A
JPH05245448A JP8269292A JP8269292A JPH05245448A JP H05245448 A JPH05245448 A JP H05245448A JP 8269292 A JP8269292 A JP 8269292A JP 8269292 A JP8269292 A JP 8269292A JP H05245448 A JPH05245448 A JP H05245448A
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pallet
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reversing mechanism
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Yoshio Mizuno
嘉夫 水野
Sadaaki Watanabe
定明 渡辺
Ikuo Fukuda
育男 福田
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、乾燥室8を設けなくて
も、パレットPの折返し部10にたまった洗浄液を乾燥
させられるようにしたパレット洗浄機の水切り装置を提
供することである。 【構成】 反転機構Rを利用して、パレットPを反転さ
せて受け皿16に乗せ、その折返し部10内の洗浄液を
排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗浄した後のパレッ
トの水切りをするパレット洗浄機の水切り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4〜図7に示した従来の装置は、一対
のスプロケット1、2間に複数のチェーン3を平行掛け
にしたチェーンコンベアーCに、洗浄室4を設けるとと
もに、この洗浄室4には、洗浄液噴射ノズル5を多数設
けている。この噴射ノズル5は、図5からも明らかなよ
うに、チェーンコンベアーCの下方にも設けて、このコ
ンベアーCの周囲を取り囲むようにしている。また、洗
浄室4と対向する、チェーンコンベアーCの下方に、上
記噴射ノズル5から噴射された洗浄液をためるタンクT
を設けている。このタンクTにはポンプ6を接続し、タ
ンクTにたまった洗浄液を噴射ノズル5に循環させるよ
うにしている。
【0003】なお、図中符号7は、タンクTの上部に設
けたフィルターで、洗浄液をろ過するためのものであ
る。上記洗浄室4の下流側には水切り用の乾燥室8を設
けるとともに、この乾燥室8には、エアーブロー用のエ
アノズル9を設けている。そして、上記洗浄室4を通過
したパレットPは、コンベアーCに搬送されて自動的
に、この乾燥室8を通過することになる。
【0004】この従来の装置で、パレットPを洗浄・乾
燥するためには、図6に示すように、チェーンコンベア
ーCにパレットPを裏返しにして乗せて、洗浄室4を通
過させる。このようにパレットPを裏返しにしたのは、
パレットP内に付着しているゴミなどを簡単に落とせ、
しかもその洗浄液の回収を簡単にするためである。例え
ば、パレットPを上に向けておくと、パレット内に洗浄
液がたまってしまうので、それを排出しなければならな
いだけでなく、ゴミがたまって結局は洗浄効果が損なわ
れてしまう。しかし、上記のようにパレットPを裏返し
にしておけば、ゴミが確実に洗い流されるとともに、洗
浄液がたまるようなこともなく、その洗浄がスムーズに
いく。ただし、この場合の最大の欠点は、パレットPの
折返し部10にたまった洗浄液がなかなか乾かないとい
うことである。そのために、この従来の装置では、乾燥
室8が必須のものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、パレットの折返し部10にたまった洗浄液
を乾かすために、乾燥室8が必須のものとなるので、そ
の装置がどうしても大型化するという問題があった。こ
の発明の目的は、乾燥室8を設けなくても、パレットの
折返し部にたまった洗浄液を乾燥させられるようにした
パレット洗浄機の水切り装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、パレットを
裏返しにして搬送する搬送機構と、この搬送機構を覆っ
て、そこを通過するパレットに洗浄液を噴射する装置を
備えた洗浄室とからなるパレット洗浄機の水切り装置を
前提にしている。上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、洗浄室の下流側に反転機構を設けるとともに、この
反転機構は、上記搬送機構から送られたパレットがその
まま移行するとともに回動可能でパレットが乗るのに十
分な大きさを保った回動部材と、この回動部材に起立さ
せた停止部と、この回動部材を回動させる電動モータ
と、上記停止部に設けかつこの停止部にパレットが衝突
したときに動作して電動モータを駆動させるスイッチ
と、回動部材が90度以上回動しないように規制すると
ともに、その規制位置で上記電動モータを停止させるス
トッパーと、を備えた点に特徴を有する。
【0007】
【作用】この発明は、搬送機構にパレットを裏返しにし
て乗せる。この状態で搬送機構を走行させれば、パレッ
トが移動するとともに、それが洗浄室で洗浄される。洗
浄室を通過したパレットは、回動部材の上に移行すると
ともに停止部に設けたスイッチに接触する。これによっ
てスイッチが動作して電動モータが駆動するとともに、
回動部材を90度の範囲内で回動させる。回動部材が回
動すると、パレットはその折返し部が停止部に乗るよう
になる。しかも、回動部材が起立すればするほど、パレ
ットの重心が底の方に移動する。そのために、当該パレ
ットは反転しながら回動部材から落ちる。つまり、パレ
ットを反転機構で反転させることによって、パレットが
上向きに置き換えられることになる。したがって、折返
し部にたまっていた洗浄液は、そのまま下に落とされ
る。また、回動部材からパレットを落下させた後は、回
動部材が自重の作用で、始動位置に自動的に復帰する。
【0008】
【発明の効果】この発明の装置によれば、パレットを反
転させて、その折返し部にたまった洗浄液を自然落下さ
せられるので、従来のように乾燥室がなくても、当該パ
レットを完全に乾かすことができる。また、パレットを
落とした回動部材は、その自重で原位置である始動位置
に自動的に復帰するので、それを復帰させるための特別
の構成を必要とせず、それだけ構成も簡単になる。
【0009】
【実施例】図1〜図3に示した実施例は、複数のチェー
ン3をスプロケット1、2に平行掛けにして、チェーン
コンベアーCを構成するとともに、このチェーンコンベ
アーCの上方に洗浄室4を設け、下方にタンクTを設け
たこと従来と同様である。この実施例の最大の特徴は、
従来の乾燥室8を省略するとともに、搬送機構としての
チェーンコンベアーCに反転機構Rを設けた点である。
上記反転機構Rは、図2からも明らかなように、スプロ
ケット1、2を支持する軸11よりも、チェーンコンベ
アCの進行方向前方に設けた駆動軸12に、複数の回動
部材13の基端を固定している。この回動部材13の長
さは、パレットPの進行方向長さ、すなわち長手方向の
長さよりも長くしている。
【0010】そして、これら各回動部材13は、図2に
示すように、平行にしたチェーン3の間に位置するとと
もに、その先端が図1に示すように、チェーン3の走行
軌跡よりも低くなるようにしている。したがって、チェ
ーン3に搬送されたパレットPが、この回動部材13に
引っかかったりしない。このようにした回動部材13の
基端側には、停止部13aを直立させ、回動部材13
が、図1に示すように、始動位置にあるとき、停止部1
3aの先端がチェーン3よりも上方に突出するようにし
ている。上記駆動軸12の外端には、プーリ14を設
け、このプーリ14を電動モータ15に連係している。
【0011】また、上記停止部13aには、図示してい
ないリミットスイッチを設け、パレットPがこのリミッ
トスイッチに接触したとき、上記電動モータ15が駆動
するようにしている。また、この回動部材13が水平面
に対して90度に達する直前に接触して、それ以上の回
動を規制する図示していないストッパーを設けている。
そして、電動モータ15が上記のようにして駆動すれ
ば、回動部材13が図1に示すように時計方向に回動す
る。その過程で、回動部材13が上記ストッパーに当れ
ば、その位置で回動が規制されるとともに、電動モータ
15も停止するようにしている。なお、図中符号16
は、搬送機構であるチェーンコンベアーCの走行方向前
方に設けた受け皿で、この底部はパイプ17を介してタ
ンクTに連通している。
【0012】次に、この実施例の作用を説明する。ま
ず、チェーンコンベアーCにパレットPを裏返しにして
乗せる。この状態でチェーンコンベアーCを走行させる
と、パレットPが洗浄室4を通過しながら洗浄される。
このようにして洗浄されたパレットPは、チェーンコン
ベアーCでさらに移動し、回動部材13の上に到達する
とともに、その停止部13aに当る。パレットPが停止
部13aに当れば、当該パレットPの全長が回動部材1
3の上に位置することになる。しかも、停止部13aに
設けた上記リミットスイッチが動作し、電動モータ15
を駆動して回動部材13を回動させる。
【0013】回動部材13が回動するにしたがって、そ
の重心が移動するとともに、パレットPの折返し部10
が停止部13aに乗るようになる。この状態で、回動部
材13がさらに回動すれば、パレットPの重心が底の方
に完全に移行するとともに、それが90度になる直前で
ストッパーに当り、電動モータ15を停止させる。この
電動モータが15が停止する時点では、パレットPがそ
の重心の移行にともなって、反転しながら停止部13a
から受け皿16の上に落ちる。受け皿の上に落ちたパレ
ットPは、図1に示すように、表側になるので、その折
返し部10にたまっていた洗浄液は、受け皿16の上に
落とされる。したがって、折返し部10にたまった洗浄
液が乾きにくいという問題も解消される。
【0014】なお、通常は、洗浄液の温度がかなり高
く、パレットPも温められるので、パレットPの表面だ
けであれば、特に乾燥室がなくても、それを簡単に乾か
すことができる。また、上記のように回動部材13がス
トッパーに当って電動モータ15が停止すると、電動モ
ータそのものがフリー回転になるので、回動部材13が
自重の作用で、図1の始動位置に復帰する。このように
回動部材13を、90度になる直前で停止させるように
したのは、パレットPが落ちることと、その回動部材1
3が自重で始動位置に復帰することとの両方をねらった
ものである。さらに、上記回動部材13は、爪を持った
鋤のようにして、その基部を駆動軸12に固定するよう
にしてもよい。
【0015】上記のように、この実施例の装置によれ
ば、パレットPを反転させて、その折返し部10にたま
った洗浄液を自然落下させられるので、従来のような乾
燥室8がなくても、当該パレットを完全に乾かすことが
できる。また、パレットPを落とした回動部材13は、
その自重で原位置である始動位置に自動的に復帰するの
で、それを復帰させるための特別の構成を必要とせず、
それだけ構成も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】回動部材を設けた部分の平面図である。
【図3】回動部材と電動モータとの連係を示した説明図
である。
【図4】従来の装置の側面図である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】パレットを裏返しにして搬送している状態を示
した斜視図である。
【図7】パレットを裏返しにした状態の側面図である。
【符号】C 搬送機構であるチェーンコンベア 4 洗浄室 P パレット R 反転機構 13 回動部材 13a 停止部 15 電動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットを裏返しにして搬送する搬送機
    構と、この搬送機構を覆って、そこを通過するパレット
    に洗浄液を噴射する装置を備えた洗浄室とからなるパレ
    ット洗浄機の水切り装置において、上記洗浄室の下流側
    に反転機構を設けるとともに、この反転機構は、上記搬
    送機構から送られたパレットがそのまま移行するととも
    に回動可能でパレットの進行方向長さよりも長い回動部
    材と、この回動部材に起立させた停止部と、この回動部
    材を回動させる電動モータと、上記停止部に設けかつこ
    の停止部にパレットが衝突したときに動作して電動モー
    タを駆動させるスイッチと、回動部材が90度以上回動
    しないように規制するとともに、その規制位置で上記電
    動モータを停止させるストッパーと、を備えたパレット
    洗浄機の水切り装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187496A (ja) * 2018-09-06 2018-11-29 株式会社アイホー 食器洗浄装置
CN109848155A (zh) * 2018-12-11 2019-06-07 北京洋航科贸有限公司 一种运动浸泡式蛋托盘自动预洗机及双线自动预洗机
CN112158563A (zh) * 2020-09-02 2021-01-01 衡阳市红彤彤农副产品有限公司 一种食品加工用消毒室
CN113263015A (zh) * 2021-07-19 2021-08-17 潍坊科技学院 一种翻转清洗装置
CN113976544A (zh) * 2021-11-10 2022-01-28 南通宏昇机械配件有限公司 一种用于枕头翻转的除屑设备
CN114160530A (zh) * 2021-12-03 2022-03-11 清远市麦氏罐业有限公司 一种铁罐自动化清洗设备

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