JPH05245076A - 電気掃除機の吸込みホース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホース２と、一端部にホ−ス２を接続する接
続部を有し他端部には外周にリング５を係止する接続管
３と、接続管３の他端部内面に挿入される連結管４と、
連結管４の一端外周に回動自在に支持される係止管１０
とよりなり、リング５内面に設けた突起１６が接続管３
に設けた孔１４を貫通して係止管１０に設けた係合部１
５に係合される電気掃除機の吸込みホ−ス。 【効果】 接続管と連結管とが容易に連結あるいは分離
することが可能で、これらの組立てが迅速にできるとと
もに、これらを分離することによりホースや連結管内に
詰まったゴミ等も容易に除去できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸込みホー
スに関し、特にその組立て・接続方法の改良に関するも
のである

【０００２】

【従来の技術】従来この種電気掃除機の吸込みホース
は、実開昭５７−１１８０４５０号公報（Ａ４７Ｌ９／
２４）に開示されるように、螺旋状に巻回された鋼線を
被覆するホースの一端から延設した鋼線を、接続管に設
けた孔から挿入して握り管に設けた溝に係止して接続管
と握り管を接続していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術においては、鋼線を内蔵するホースを使用する
ことが必要であり、また、鋼線の先端をホースから引き
出しさらに折り曲げ加工することも必要で、その組立て
作業性は非常に悪いものであった。

【０００４】本発明は、このような欠点に鑑み、組立て
性の向上と、ホース自体の種類を選ばない電気掃除機の
吸込みホースを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機の吸
込みホースは、ホースと、一端部に該ホ−スを接続する
接続部を有し他端部には外周に着脱自在にリングを係止
する係止部を設けた接続管と、該接続管の他端部内面に
挿入される連結管と、該連結管の一端外周に抜止めされ
て回動自在に支持されると共に接続管の内周面に嵌合さ
れる係止管とよりなり、前記リング内面に設けた突起が
前記接続管に設けた孔を貫通して前記係止管に設けた係
合部に係合されることを特徴とする。

【０００６】さらに、本発明の電気掃除機の吸込みホー
スは、ホースと、一端部に該ホ−スを接続する接続部を
有し他端部には外周に着脱自在にリングを係止する係止
部を設けた接続管と、該接続管の他端部内面に挿入され
る連結管と、該連結管の一端外周に抜止めされて回動自
在に支持されると共に接続管の内周面に嵌合される係止
管とよりなり、前記リング内面に設けた突起が前記接続
管に設けた孔を貫通して前記係止管外周に設けたリング
状溝部に係合されることを特徴とする。

【０００７】

【作用】本発明の請求項１によると、リングを接続管よ
り離脱するのみで簡単に接続管と連結管とを取り外すこ
とができる。また、接続管と連結管とを接続した後にリ
ングの突起を係止管の係合部に係合させるのみで確実に
接続管と連結管の結合ができる。

【０００８】また、本発明の請求項２によると、リング
を接続管より離脱するのみで簡単に接続管と連結管とを
取り外すことができる。また、接続管と連結管とを接続
した後にリングの突起を係止管のリング状溝部に係合さ
せるのみで確実に接続管と連結管の結合ができる。

【０００９】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき具体的に
説明する。

【００１０】図１は本発明を採用した電気掃除機の全体
外観を示す図で、１は電気掃除機本体、２は電気掃除機
本体に接続されるホース、３はホース先端に設けた接続
管、４は接続管３に連結される連結管、５は接続管の外
周に係止されたリングで、これらによって吸込みホース
６を構成している。７はホース２と接続管３との接続部
を覆うカバーである。８は床用吸込口で吸込みホース６
とは延長パイプ９にて連通されている。

【００１１】図２から図７は本実施例の吸込みホースを
示す図で、ホ−ス２の先端部に接続管３を螺着するとと
もにその螺着部をカバー７にて覆っている。１０は係止
管で、連結管４のホース側端部に抜け止め突部１１にて
回動自在に抜けどめ固定されて、接続管３内に連結管４
とともに嵌入する。１２は係止管１０の外周面に設けた
突起で、この突起１２が接続管３に設けた凹部１３に嵌
入して互いの位置決めとなる。１４は接続管３に形設さ
れた孔、１５は係止管１０に設けた係合部であり、これ
らは互いに対抗した位置に設けられており、リング５を
接続管３に装着することによりリング５に設けた突起１
６が孔１４を貫通して係合部１５に係合される。

【００１２】上記構成により、接続管３と連結管４とは
係止管１０とリング５を介して回動自在に連結される。
また、ゴミ等がホ−ス内に詰まった場合にも、リング５
を接続管３から外すのみで容易に接続管３と連結管４と
を分離することができ、ホース内のゴミを簡単に除去す
ることができる。

【００１３】図８と図９は、本発明の第２の実施例で、
係止管１０の外周には突起１６が係合するためのリング
状溝部１７が全周にわたって形設されており、このリン
グ状溝部１７内を突起１６が摺動可能な寸法に構成され
ている。

【００１４】上記第２の実施例では接続管３と係止管１
０とが互いに回動自在となるため、接続管３と係止管１
０とが固定されて、連結管４と係止管１０とのみ回動自
在に構成された第１の実施例に比較してさらに回動操作
性がよく、この回動部のどちらかがゴミあるいは経年変
化等により固着した場合でも、片方が回動自在であり、
操作性の低下を免れることができる。

【００１５】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明によると接
続管と連結管とが容易に連結あるいは分離することが可
能で、これらの組立てが迅速にできるとともに、これら
を分離することによりホースや連結管内に詰まったゴミ
等も容易に除去できるものである。

【００１６】また、係止管を介して連結管と接続管を連
結しているので、連結管の形状を単純な形にすることが
でき、強度面を考慮して連結管を鋼材にて構成すること
も可能である。

【００１７】さらに、係止管と接続管とが回動自在に連
結されているので連結管と接続管との回動がよりスムー
ズになり、操作性が一層向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例である吸込みホースを用い
た電気掃除機全体の図

【図２】同吸込みホースの分解斜視図

【図３】同吸込みホースの要部断面図

【図４】同接続管の正面図

【図５】同係止管の上面図

【図６】同リングの正面図

【図７】同吸込みホ−スの連結部の断面図

【図８】本発明の第２実施例である吸込みホースの分解
斜視図

【図９】同吸い込みホースの要部断面図

【符号の説明】

２ ホ−ス ３ 接続管 ４ 連結管 ５ リング １０ 係止管 １４ 孔 １５ 係合部 １６ 突起 １７ リング状溝部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ホースと、一端部に該ホ−スを接続する
   接続部を有し他端部には外周に着脱自在にリングを係止
   する係止部を設けた接続管と、該接続管の他端部内面に
   挿入される連結管と、該連結管の一端外周に抜止めされ
   て回動自在に支持されると共に接続管の内周面に嵌合さ
   れる係止管とよりなり、前記リング内面に設けた突起が
   前記接続管に設けた孔を貫通して前記係止管に設けた係
   合部に係合されることを特徴とする電気掃除機の吸込み
   ホ−ス。
2. 【請求項２】 ホースと、一端部に該ホ−スを接続する
   接続部を有し他端部には外周に着脱自在にリングを係止
   する係止部を設けた接続管と、該接続管の他端部内面に
   挿入される連結管と、該連結管の一端外周に抜止めされ
   て回動自在に支持されると共に接続管の内周面に嵌合さ
   れる係止管とよりなり、前記リング内面に設けた突起が
   前記接続管に設けた孔を貫通して前記係止管外周に設け
   たリング状溝部に係合されることを特徴とする電気掃除
   機の吸込みホ−ス。