JPH0524491B2 - - Google Patents

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JPH0524491B2
JPH0524491B2 JP62187484A JP18748487A JPH0524491B2 JP H0524491 B2 JPH0524491 B2 JP H0524491B2 JP 62187484 A JP62187484 A JP 62187484A JP 18748487 A JP18748487 A JP 18748487A JP H0524491 B2 JPH0524491 B2 JP H0524491B2
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JP
Japan
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temple
hole
peripheral wall
shaft
spectacle
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JP62187484A
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JPS63182624A (ja
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Angaa Uiruherumu
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EYEMETRICS SYSTEMS AG
Original Assignee
EYEMETRICS SYSTEMS AG
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Publication date
Application filed by EYEMETRICS SYSTEMS AG filed Critical EYEMETRICS SYSTEMS AG
Publication of JPS63182624A publication Critical patent/JPS63182624A/ja
Publication of JPH0524491B2 publication Critical patent/JPH0524491B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/143Side-members having special ear pieces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/20Side-members adjustable, e.g. telescopic
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/08Modular frames, easily exchangeable frame parts and lenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一本の細長い、ほぼ真直ぐな軸を有
しており、かつこの軸がその第一の軸端部におい
て眼鏡のレンズ枠のヒンジ・フオーク部もしくは
関節部とヒンジによつて接続され得るようになつ
ており、更に、この軸の延長部をなしている細長
い、ほぼ真直ぐな第一の部分と、この第一の部分
に続き、かつ第一の部分から180°よりも小さい角
度で下向きに曲がつて続いている、細長い第二の
部分とからなる、テンプル端部を有する眼鏡用テ
ンプルに関するものである。
発明の背景と在来技術の問題点 このようなテンプルは基本的にはよく知られて
いるものである。上述のテンプル端部の第二の部
分は、それ自身が眼鏡着用者の耳の後ろのところ
で頭部にぴつたり当たるか、もしくは眼鏡着用者
の頭部および/あるいは耳にぴつたり当たる、テ
ンプル端部の更に先の部分を支える役目を果たし
ているのである。いずれにせよ、このテンプルが
頭の反対側に当たるもう一本の同形のテンプルな
らびに眼鏡のブリツジ部分と一緒になつて眼鏡を
着用者の頭部に確実に保持するためには、上述の
第二の部分ないしはそれによつて支えられている
その先の部分の形質に充分な考慮を払う必要があ
る。テンプルは、その形状が眼鏡着用者一人々々
の耳の形ならびに頭の形によく合つていればいる
ほど、それだけ上記の役目をよく果たし得るので
ある。頭部の形状寸法には、この部分が頭ないし
は耳に当たる面の内側向きの傾斜の度合も含まれ
ており、テンプル端部のこの第二の部分の内側向
きの傾斜度もこれに合つたものでなければならな
いのである。しかしながら、在来のこの種のテン
プルは基本的には一体型であつて、ある一つの、
どれもこれも同じ内側向きの傾斜に仕上げられて
おり、その後でどんな場合でも、例えば眼鏡屋が
この部分を塑性的に変形させて合わせながら、こ
のテンプル端部ないしはその第二の部分の内側向
きの傾斜の度合を最適に調整するのである。この
調整は同時にテンプルの長さの調整をも伴うもの
である。この場合、この作業は試験的に着用する
だけの形で行われるので、往々にしてその結果が
不満足で、眼鏡の掛け心地があまり良くないこと
になり勝ちである。
特許請求の範囲第1項の前文に記されている特
徴をもつたテンプルとしては、西独特許出願第
P36 04 358.3号によるものが最新の技術水準に属
するものである。この公知のテンプルの場合は、
テンプルの軸と端部との間に一つの差し込み型の
接続部を含んでおり、これによつてテンプルの軸
部と端部とを一体化するに先立つて軸部の長さを
変えながら、テンプル全体の長さを適当に調整し
得るのである。更に上述の差し込み型の接続部に
は、ほぼ差し込み用の孔の軸方向に走つていて、
かつ差し込み部あるいは孔の表面から突き出てい
る畝状の突起からなる、一つの固着装置が設けら
れており、これらの畝状突起がそれぞれ相手側の
エレメント(孔もしくは差し込み部)の表面と噛
み合うようになつている。この畝状突起を施され
ていない方のエレメント(孔もしくは差し込み
部)の表面は基本的には円筒形のままである。こ
のように、一方の表面を円筒形に作つておくこと
によつて、テンプル軸に対してテンプル端部を任
意の角度だけ回した状態にして、差し込み部を孔
に差し込むことができ、これによつて、テンプル
端部に所望の内側向き傾斜度を与えることができ
るのである。このように角度を合わせた上で、差
し込み部を孔の中に深く差し込むことによつて、
前記の畝状突起が対応する表面と充分噛み合つ
て、予め調整された内側向きの傾斜に固着される
のである。この構造様式は、テンプルの長さおよ
び内側向きの傾斜が予め与えられている場合に、
特に適した様式である;しかしながら、所望の内
側向きの傾斜が、テンプルを眼鏡着用者の頭に当
てがつて見て初めて決められる場合には、この様
式は余り適していないのである。というのは、こ
の公知のテンプルの場合、内側向きの傾斜を調整
する時点ではテンプルの長さがまだ余分な長さを
もつており、従つて、これを着用者に適合させる
ときに、テンプルの長さと内側向きの傾斜とを同
時に調整しようとしても、できないのである。
本発明の目的 本発明の目的は、テンプルの長さとテンプル端
部の内側向きの傾斜とを無段階に調整し得て、か
つその際、この調整を固着完了前に行い得るよう
にし、それによつて、固着完了前にテンプルを着
用者に適合させながら、何度でも繰り返して調整
し直すことができるような、テンプルを作り上げ
ることにある。更に、この新しく開発されるべき
テンプルは、これを着用者に適合させる際、最終
的に固着させる前に、テンプル端部とテンプル軸
との相対的な関係をなお変更し得るようにしなが
ら、しかも一方では、眼鏡を試着させる際や、適
合のためにこれを取り扱う際、中でも特に眼鏡を
外す際に、予め調整した両者の相対位置が決して
ずれることがないように、これら両者がすでに互
いに接合されているように、テンプル端部がテン
プル軸にしつかり落ち着くこと、を保証するもの
でなければならない。
目的達成のための手段と問題点の解決方法 この目的は、本発明に従つて、その特許請求の
範囲第1項に記されているテンプルによつて、す
なわち基本的には、前述の孔の周壁部に対して、
その軸方向の相対的位置を変えることができるよ
うにし、それによつて、差し込み部ならびに孔の
両表面の間の固着摩擦力を変えられるような、一
つの把持エレメントによつて、テンプル端部とテ
ンプル軸との固着が行われる、という方法によつ
て、達成されるのである。この把持エレメントは
かくして孔の周壁部を、程度に差こそあれ、差し
込み部の上にしつかり押しつけるのである。これ
によつて、眼鏡を着用者に適合させる作業の間
に、差し込み部と周壁部との間の固着摩擦力を、
大して大きな力を要しないで、テンプル端部と軸
との間の相対的な関係を変えることができ、しか
もその時々に予め調整された相対的関係が充分保
たれるように、しかも所望の相対的関係が見つか
つたら、そこで固着摩擦力を更に一層高めて、テ
ンプル端部と軸とが永続的に互いに結合され、固
着されるように、調整することができるのであ
る。その際、最終的に固着を完了するのに、テン
プル端部と軸との間を相対的に動かす必要は全く
なく、単に前記の把持エレメントと周壁部との間
を相対的に動かすだけでよいのである。しかしな
がら、この後に述べた方の相対運動は、テンプル
の長さを変えるものでもなければ、テンプル端部
の内側向きの傾斜の度合を変えるものでもない。
本発明の一つの優れた実施例においては、差し
込み部の表面ならびに孔の表面をともに、孔と差
し込み部との間の噛み合い部の全長にわたつて、
円筒形に形成しておき、更にその上、差し込み部
と孔との間の接触面積を大きくし、充分強い固着
摩擦力を得られるように、ざらざらに粗く仕上げ
ておく、ことができるのである。しかしながら、
あるいはこれに代わる方法として、差し込み部に
その長手方向に走り、かつ半径方向に突き出た多
数の畝状突起を設けておき、周壁部を最高に締め
つけたときにこれらの突起が、把持エレメントの
位置に応じて孔の表面に食い込むようにするこ
と、によつて作り上げられる一つの固着装置によ
つて、孔と差し込み部との固着摩擦力を補足する
こと、すなわちこれら二つのエレメントの間に強
力な結合状態を作り出すこともできるのである。
更に、本発明のもう一つの優れた実施例におい
ては、孔および/あるいは差し込み部の表面に、
力を加えることによつて剥がすことができるよう
な接着剤を塗布しておくことができるのである。
これによつて、眼鏡を着用者に適合させる作業の
間に、すでに差し込み部と孔との間の充分な固着
摩擦力が得られる、という可能性を失うことなし
に、最終的な固着完了に際して、テンプル端部と
差し込み部との間の特に強固な結合が得られるの
である。しかしながら、一旦固まつたら剥がすこ
とのできないような接着剤は、テンプル端部と軸
との間の結合を再度緩める必要がある場合には、
使用することはできない。もし、眼鏡をある期間
着用して見た後に、テンプルの長さ、および/あ
るいはテンプル端部の内側向きの傾斜の度合を、
更めて調整し直すことができるならば、結合を再
度緩め得ることが特に有利になつてくる。
本発明の、更にもう一つの優れた実施例におい
ては、把持エレメントを一つの鞘の形にしておく
ことが可能で、この鞘が周壁部あるいは差し込み
部の外側にねじ込まれるが、その際、この鞘の孔
の端の部分が円錐形に次第に細くなつているの
で、周壁部の自由端にある一つの接触面に押しつ
けられ、そのため孔と差し込み部との間に摩擦に
よる結合ができるのである。あるいはまた、これ
に代わるものとして、この把持エレメントを、一
つの長手溝をもつた滑り部材として作り上げるこ
ともでき、その際、この長手溝がこれと相補う断
面をもつた、周壁部の突起とはまり合つて、この
溝の両側面が突起の側面と互いに押し合い、それ
によつて周壁部が差し込み部に押しつけられ、孔
と差し込み部との間に摩擦による結合ができ上が
るのである。
本発明の、さらに幾つか優れた実施形態が、特
許請求の範囲の従属項に記されているが、それら
の本発明の幾つかの実施例に関する以下の説明に
よつて明らかにされる。
図面による本発明の特徴と利点の説明 以下、本発明の幾つかの実施例について、図面
によつて更に詳しく説明しよう。
第1図によるテンプルは、一本の細長いテンプ
ル軸2ならびに一つのテンプル端部4とを含んで
いるが、その際、このテンプル端部4は初めテン
プル軸2と別々に製作されていて、その後、一つ
の差し込み型結合部6によつてテンプル軸2とし
つかり結合されるのである。
テンプル軸2は第一の軸端部8を含んでいて、
そこには一つのヒンジ端部10が設けられてお
り、それが図示されていないもう一つのエレメン
トとともに一つのヒンジを形成するようになされ
ており、それによつてこのテンプルは、眼鏡の図
示されていないヒンジ・フオーク部ないしは関節
部と連結されている。ヒンジ端部10ならびにそ
こに設けられているヒンジ孔12によつて、ヒン
ジ軸Xの方向が確立されている。
第1図において左側になつている第二の軸端部
は、一つの差し込み部14を成しており、円筒形
の表面を、すなわちその全長にわたつて円形断面
をもつている。テンプル軸2の断面は、差し込み
型結合部6の部分を除いて、第1図に見られるよ
うに、第一の軸端部の方に向かつて次第に、丸味
を帯びた長方形の断面に変わつている。第1図お
よび第2図に見られるように、テンプル端部4は
一つの細長い、ほぼ真直ぐな第一部分18を含ん
でおり、この部分は、その後ろの、第1図では左
側の、端のところで、次第に斜め下に向かつて曲
がつてゆく、一つの細長い第二部分20に移り変
わつてゆく。この第一部分18と第二部分20は
互いに一体型に作られており、かつその際、この
第二部分20は、眼鏡着用者の耳および/あるい
は側頭部に、できるだけ不愉快な圧迫感を与えな
いで、ぴつたり当たる役目を果たすものである。
テンプル端部4は合成樹脂で作ることができ、通
常よくPolyetherimidが用いられる。テンプル軸
2も同様に合成樹脂で作ることができ、通常よく
Polyetherimidで作られるが、金属製とすること
もできる。
テンプル軸2ならびにテンプル端部4の第一部
分18は−上から見た場合−幾らか湾曲してお
り、このことによつて、眼鏡を掛けた際に、テン
プル軸2自身が眼鏡着用者の頭部と接触すること
なく、また第一部分18が側頭部に不愉快な側圧
を及ぼすことなく、テンプルがテンプル端部と眼
鏡着用者の側頭部ないしは耳との間の接触部分に
到るのである。更にその上、テンプル端部4には
内側向きの傾斜が与えられている。このことは、
前述の第二部分20は本来、ヒンジ軸Xとテンプ
ル軸の長手方向の軸とによつて決まる平面内にあ
るのではなくて、その下端の部分でこの平面から
外れて、すなわち図示されていない眼鏡着用者の
頭の方へ、偏つていることを意味している。ここ
に説明するテンプルの場合、この内側向きの傾斜
の度合は、差し込み型結合部6の特殊な構造によ
つて、無段階に調整可能になつており、そのた
め、眼鏡着用者一人々々の側頭部の形に適合させ
ることができるのである。更にまた、この差し込
み型結合部6の特殊な構造は、テンプルの長さ、
すなわちヒンジ軸Xとテンプル端部4の第二部分
20との間の距離も無段階に調整して、眼鏡着用
者一人々々の頭の寸法に適合させること、を可能
にしている。
以下、第2図および第3図を参照しながら、テ
ンプル端部4とテンプル軸2との間の差し込み型
結合部6を、その第一の実施例の形態によつて、
更に詳しく説明しよう。
テンプル端部4の第一部分18には、この第一
部分の長手方向に走る、円筒形の表面をもつた一
つの孔24が設けられている。この孔24は一つ
の周壁部26によつて取り囲まれており、周壁部
26の、第2図では右の方になつている自由端部
28のところで開口している。またこの孔24
は、周壁部26の、第2図で左の方になつている
端では、塞がつている。この周壁部26には、孔
24の軸方向に走つていて、かつ孔の軸を挟んで
向かい合つており、なおかつ、周壁部26の自由
端部28のところで切れている、2本の長手方向
スリツト30が設けられている。
周壁部26の外表面には一つの外ねじ32が切
られている。このねじは、周壁部26の全長にわ
たつて切られているわけではなく、その自由端部
28の範囲で、周壁部26の外表面に形成されて
いて、しかもここに図示した実施例では、その全
長にわたつて一定の直径をもつた円筒形の、一つ
の平滑な接触面34の部分にわたつてのみ、切ら
れているのである。この接触面34から周壁部2
6の自由端部28の端面に移行する角の部分には
丸味が付けられている。
周壁部26の外ねじ32には、一つの細長い、
ほぼ円筒形の鞘36がねじ込まれている。この鞘
36には一つの鞘状の孔38が明けられており、
かつその際この孔は、第2図で右の方になつてい
る、周壁部26の自由端部28に相対応する、一
方の端部40と、第2図で左の方へ続いている、
もう一方の第二の端部42とからなつている。こ
の後の方の端部42には内ねじが切られており、
それが周壁部26の外ねじ32と噛み合うように
なつている。鞘状の孔38の、周壁部26の自由
端部28に相対応する、第一の方の端部40は、
円錐形に次第に細くなるように作られており、そ
のため、鞘状の孔38の内径は、その第一の端部
40のところで、第2図では右に向かつて、次第
に小さくなつている。
鞘状の孔38の円錐形に次第に細くなつている
端部40、ならびに周壁部26の自由端部28に
設けられている接触面34の、相対的な寸法は、
次のように決められている;すなわち、鞘36が
周壁部26にねじ込まれてゆく途中で、更に詳し
くいえば、外ねじ32が端部42の内ねじと互い
にしつかり噛み合つてはいるものの、しかしなが
ら鞘36は周壁部26にまだ完全にはねじ込まれ
ていない時点で、第一の方の端部40の内表面が
接触面34に丁度出会うように、互いの寸法が決
められているのである。この結果、鞘36が周壁
部26に更に深くねじ込まれると、円錐形に次第
に細くなつている端部40が接触面34に一層強
く押しつけられ、それによつて、周壁部26が、
その自由端部28の部分で、半径方向に互いに締
めつけられ、変形することとなるのである。その
際、この半径方向に締めつける力の程度は、周壁
部26に対する鞘36の軸方向の位置によつて決
まつてくるのである。
この鞘状の孔38には、第1図でそれから右の
方に、直径が一段小さくなつている一つの円筒形
の孔44が続いているが、その直径は、第一部分
18に明けられた孔24の直径と同じになつてい
る。この孔44の部分では、鞘36に、一つの横
孔46の形に作られた一つの工具当たり面が設け
られている。
テンプル端部4とテンプル軸2が一つのテンプ
ルに組み上げられるに先立つて、テンプル軸2が
所望の長さに切り縮められるが、この作業は、差
し込み部14が孔24の底まで差し込まれたとき
に、テンプルが丁度所望の、ないしは必要な長さ
になるように、余分な部分を差し込み部14から
切り取ることによつて、行われるのである。この
作業は何回か試しながら行われるものであつて、
その際、テンプル軸2は何段階かの処置を経て、
初めて所要の長さになるのである。しかしながら
また、これに代わる方法として、テンプル端部が
眼鏡着用者個人々々に正しく適合した状態でも、
テンプル軸がまだ孔42の底に突き当たらない程
度の長さを、テンプルから切り取ることもできる
のである。この後の方の場合には、テンプル軸2
を適合させる各ステツプでそれ以上切り縮めるこ
とを要しないで、テンプル端部4をテンプル軸2
の上で一方あるいは反対の方向にずらすだけで、
適合させることができるのである。
切り縮められたテンプル軸2を孔24に差し込
むのに先立つて、鞘36がまず周壁部26にねじ
込まれるが、しかしながらその程度は、周壁部2
6の自由端部28がまだ本格的には締めつけられ
ない程度に止められる。その場合、テンプル軸の
第二の端部からなる差し込み部14が孔24の中
に差し込まれた状態で、鞘36が周壁部26にあ
る程度ねじ込まれるが、その程度は、周壁部26
が半径方向にある程度締めつけられることによつ
て、孔24の表面と差し込み部14の表面との間
にある程度の固着摩擦力が生じ、そのため、差し
込み部14が孔24の中でなお前後にしゆう動し
得るとともに、テンプル端部4も孔24の軸を中
心として、差し込み部14に対してなお回転し得
ながら、しかもテンプル端部4とテンプル軸2の
間の相対的な位置関係が、テンプルの各構成エレ
メントに多少のシヨツクを与えるとか、あるいは
テンプルの各エレメントの目方が掛かるとかいつ
た程度のことでは、変わることがない、程度にね
じ込まれるのである。この状態で、テンプル軸2
とテンプル端部4とが互いに予備的に固定され
る。この予備的な固定状態の下で、テンプルを眼
鏡着用者個人々々の頭の形状寸法に適合させる作
業が行われる。この作業は、テンプルを予備的に
固定した眼鏡を着用させた状態で、テンプルの長
さが適正になり、かつテンプル端部4が適正な内
側向きの傾斜を持つようになるまで、テンプル端
部4を差し込み部14上でしゆう動させると同時
に、差し込み部の軸の周りに回転させる、ことに
よつて行われる。この適合作業の間、その時々の
テンプルの長さと内側向きの傾斜の具合が眼鏡屋
によると同時に、眼鏡着用者によつても判断さ
れ、要すれば、適正と思われるテンプル端部4の
内側向きの傾斜とテンプルの長さが得られるま
で、調整が繰り返される。しかしながら、以上述
べたやり方の代わりに、適正な内側向きの傾斜と
適正なテンプルの長さを得るための作業を、例え
ば眼鏡着用者の頭の寸法を測定することによつて
行い、それを予備的な固定状態にあるテンプルに
移すこともできるのである。
以上、説明した方法によつて、予備的に固定さ
れているテンプルに、テンプルの長さとテンプル
端部4の内側向きの傾斜の調整が行われた後に、
鞘36が予備的固定状態から更に一層深く周壁部
26にねじ込まれ、そのために周壁部26はその
自由端部28のところで、円錐形に次第に細くな
つている前記の端部40によつて一層強く半径方
向に締めつけられて変形し、それによつて孔24
の中に差し込まれている差し込み部14に一層強
く押しつけられ、差し込み部14と周壁部26と
の間の固着摩擦力が増してゆくのである。その
際、鞘36は周壁部26の上で、最終的には第1
図および第2図に図示されている位置をとること
となるが、この位置では、眼鏡を普通に着用して
いる状態で掛かる程度の力では、周壁部26ない
しはテンプル端部4の第一部分18と、差し込み
部14ないしはテンプル軸2との間の相対的な位
置関係が、もはや変化し得ない程度にまで、固着
摩擦力が大きくなつている。すなわち換言すれ
ば、テンプル端部4とテンプル軸2とが互いに最
終的に固着されたことを意味する。固着を目的と
して用意されている固着装置には、鞘36ならび
に、そこに接触面34が形成されている自由端部
28を有する、半径方向に締めつけられて変形し
得る周壁部26が含まれる。その際、鞘36が一
つの把持エレメントを形成し、それによつて差し
込み部14が孔24の中でしつかり把持されるの
である。上述の実施形態において、周壁部26に
対する鞘36の軸方向の位置を変えることによつ
て、周壁部26と差し込み部14との間の固着摩
擦力の強さを無段階に調整し得ることは、都合の
よいことである。テンプルを調整する間には、時
として固着摩擦力ないしは把持作用が強くなり過
ぎたり、あるいは弱くなり過ぎたりすることがあ
るが、それらは所望の状態に戻すことができる。
更にもう一つ都合のよいことには、上述のような
実施形態の差し込み型結合部ならびに固着装置の
場合には、テンプル端部4とテンプル軸2との間
の相対的関係を、眼鏡着用者の頭部に直接当てが
いながら、変えることができる、すなわちテンプ
ル端部を頭部に直接当てがいながら、テンプル軸
2上を正しい長さのところまで、前後にしゆう動
させると同時に、正しい内側向きの傾斜が得られ
るように、調整することができるのである。この
場合、テンプルに手を加えて相対的な位置を変え
るのに、眼鏡を着用者の頭部から一々取り外す必
要はないのであつて、もしその都度取り外したと
すれば、新しく手を加えられた相対的な関係は、
更めてもう一度眼鏡を掛け直してからでなけれ
ば、チエツクできないこととなろう。最後にもう
一つ好都合なことは、固着摩擦力ないしは把持力
を調整して、最終的な固着状態にまでもつてゆく
のに、テンプル端部4とテンプル軸2との間の相
対的な位置関係を変える必要もないし、また実際
に変わることもない、ことである。そのため、前
記の適合作業の際に予備的な固着状態で得られ
た、正しい、ないしは所望の相対的な位置関係
は、最終的に固着された後の相対的な位置関係と
完全に一致しているのである。
以上、説明した実施形態の変形として、孔44
に内ねじを切つておき、それが差し込み部14に
切られた、対応する外ねじと噛み合うようにする
と同時に、外ねじ32ならびに、鞘状の孔38の
端部42の内ねじの代わりに、それらの部分をそ
れぞれ平滑な表面にしておくこともできるのであ
る。更にまた、先に述べた第一の実施例の変形と
して、鞘36を周壁部26とも、差し込み部14
ないしはテンプル軸2とも、ねじで噛み合うこと
のないものとしておき、その他の点はすべて前記
の実施例と同じ構造にして、鞘が周壁部26およ
び差し込み部14上をその長手方向にしゆう動し
得るようにしておくこともできるのである。この
後に述べた方の実施形態の場合には、何よりもま
ず、鞘36と周壁部26の間で作用し合う、第1
図から第3図には図示されていない、噛み合いエ
レメントが設けられており、鞘が、周壁部26を
丁度最高に締めつけるような、軸方向の位置をと
つたとき、すなわち最終的な固着位置をとつたと
きに、それらが互いに噛み合うようになつてい
る。
第4図から第9図には、本発明のもう一つの実
施例が示されている。この第二の実施例において
も、第一の実施例の場合と同じ、ないしは相対応
するエレメントに対しては、同じ参照記号が用い
られている。これら同一の、ないしは相当するエ
レメントについては、更めて説明は行わない。以
下には、この第二の実施例の、第一の実施例に対
して異なるところだけを、説明することとする。
この第二の実施例の固着装置の把持エレメント
は、周壁部26の上をスライドし、かつこれとは
はまり合う滑り部材50として形成されている。
この滑り部材50が一杯にスライドさせられた状
態では、第4図、第5図および第6図が示すよう
に、そして第一の実施例の鞘36および第一部分
18の場合と同じように、滑り部材の表面が第一
部分18および周壁部26の表面としつかりはま
り合つている。
この滑り部材50は、差し込み部14の長手方
向に延びる一つの長手溝52を有する、一つの細
長いエレメントとして形成されており、第9図が
示すように、この長手溝は滑り部材50の長さの
大半にわたつて延びている。長手溝52が設けら
れている滑り部材50の部分には、第9図で右の
方に一つの鞘状の部分54が続いていて、そこに
は一つの孔56が設けられているが、この孔は第
一部分18の孔24と同じ直径をもつており、か
つ滑り部材がはめ込まれた状態では孔24の延長
上にきており、従つてテンプル端部4がテンプル
軸2に固着された状態では、差し込み部14が孔
56ばかりでなく孔24をも貫通し、その上、滑
り部材50が軸方向にスライドする際、これを案
内するのである。滑り部材50の鞘状の部分54
の外表面は次第に細くなるように作られており、
それによつてテンプル端部4の第一部分18から
テンプル軸2へと徐々に移りゆくのである。
長手溝52は一つの溝底面58ならびに二つの
溝側面60および62からなつている。この長手
溝は、例えばここに示されている実施例では、燕
尾型の断面をもつており、溝底面58の方に向か
つている。第9図で左側の方になつている、この
長手溝52の端部64では、溝側面60および6
2は互いに平行に走つているが、これに反して第
9図の右の方の、端部64と鞘状の部分54の間
にある、長手溝52の端部66の部分では、第9
図に見られるように、溝の両側面は次第にお互い
が近付き合い、すなわち次第に狭まつているので
ある。
周壁部26には、差し込み部の長手方向に走る
一つの突起68が設けられているが、この突起は
長手溝52と相補う断面形状をもつていて、これ
とはまり合つており、その際、この突起68の両
側面70および72はその全長にわたつて、従つ
てまた滑り部材50の長手溝52の全長にわたつ
て、互いに平行して走つている。これら両側面7
0および72の延び方および相互の間隔は、それ
らが端部66において溝側面60および62と当
たり合い、かつ、滑り部材50が完全に周壁部2
6の上にスライドして寄せられたときに、溝側面
によつてこれらの側面70および72に圧力が掛
かるように、なされている。この圧力によつて、
突起68が、従つてまた周壁部26が半径方向に
締めつけられて変形することになるが、その際、
この締めつけ力と変形の度合は、滑り部材50が
突起62の上に(第4図および第5図において右
の方へ)、どの程度スライドさせられるか、によ
つて決まるのである。
第5図から第9図による実施形態の場合には、
孔24は突起68の長手中心線にほぼ沿う形に作
られているが、その際、孔24は周壁部26によ
つて完全に取り囲まれているのではなくて、突起
68の頂部のところが開いた形になつており、そ
のため孔24の中に差し込まれた差し込み部14
は、第6図に見られるように、突起68の頂部の
ところでは、その一部が半径方向にはみ出した形
になつている。これに対応する形で、溝底面58
には一つの浅い溝状の窪みが設けられており、そ
れが、同じく第6図から判るように、差し込み部
14の半径方向にはみ出した部分を受け入れるよ
うになつている。滑り部材50の、長手溝52の
設けられている部分は、周壁部26の内側の、す
なわち眼鏡着用者の頭部に接する側の側面にくる
ように作られており、従つて滑り部材50と周壁
部26との間の、長手方向に走る合わせ目は、第
5図の上から見た図に合わせ目74として示され
ているように、第一部分18の上側および下側を
走ることとなる。
この第二の実施例によるテンプルを適合させる
やり方は、先に第一の実施例によるテンプルに対
して説明したのと、基本的には同じやり方で行わ
れるのであるが、その際、周壁部26と差し込み
部14との間に働く固着摩擦力ないしは把持力を
高める方法が、第一の実施例では鞘36をねじ込
むことによつて行われたのに対し、この第二の実
施例では滑り部材50を軸方向にスライドさせて
ゆくことによつて行われるところだけが異なつて
いる。
第10図から第16図は本発明の第三の実施例
を示しており、これは第二の実施例の一つの変形
に関するものである。この場合にも、同一の、な
いしは相応したエレメントに対しては、最初の二
つの実施例の際と同じ参照記号を用いることとす
る。また以下の説明でも、同一ないしは相応する
エレメントについては、詳しい説明を省略し、こ
の第三の実施例と第二の実施例との間の相違につ
いてのみ説明するに止める。この第三の実施例の
場合には、滑り部材50が周壁部26の上側に配
置されているところが、第二の実施例と異なつて
いる。更にこの第三の実施例では、周壁部26が
孔24の周りを完全に取り巻いており、かつ突起
68には、孔24から突起68の頂部まで半径方
向に通つている、一つの長手スリツト76が設け
られている。また第12図に見られる通り、長手
溝52の断面形状は燕尾型ではなくて、ハンマー
の頭のような形状になつている。
滑り部材50を、それが周壁部26を最大限に
締めつける位置に確実に止めておくために、この
第三の実施例では、滑り部材50には円周方向に
走る一つの突起78の形をした、また同時に周壁
部26の外側には一つの溝80の形をした、互い
に対になつた噛み合いエレメントが設けられてい
る。
この第三の実施例によるテンプルを適合させるや
り方は、第二の実施例によるテンプルの適合のさ
せ方と、基本的には同じやり方で行われる。テン
プル端部4の第一部分18および周壁部26は、
第二および第三の実施例の場合も第一の実施例の
場合と同じく、通常はよく合成樹脂、中でも特に
Polyetherimidで作られることが多い。これら三
つの実施例のいずれの場合にも、周壁部が、所要
の把持力を得るために、鞘ないしは滑り部材によ
つて構成されている把持エレメントによつて締め
つけられ、変形させられるような構造の場合に
は、周壁部26の材料として金属を使用すること
も考えられる。また第二および第三の実施例の滑
り部材50の材料としては、第一の実施例の鞘の
場合と同じく、合成樹脂の他に金属材料の使用も
考えられるが、これは強度が高く、従つて変形す
る可能性が少ないことから、特に適したものとい
える。
以上、説明した実施例においては、孔24およ
び差し込み部14の表面は平滑な円筒面になつて
いる。しかしながら、固着摩擦力を高めるために
は、少なくともこの中どちらか一方の表面をざら
ざらに粗く仕上げておくか、あるいは両者ともに
きめ細かい繊維状の特性をもつたものにしておく
ことも考えられ、この方法によつて双方の表面の
間の固着力が増し、最終の固着状態における把持
作用が高められるのである。
更に、これまでに説明した実施例とは違つて、
差し込み部14が、長手方向に走つていて、かつ
半径方向に突き出た縁を含んでいて、従つてこの
部分が正多角形の断面形状を有するように、して
おくこともできる。この方式の場合には、最終的
に固着された状態で、差し込み部14と周壁部2
6との間の固着摩擦力がこの両エレメントの間が
一種の型ばめ結合になることによつて、補完され
ることとなる。その際、この部分の長さは、この
型ばめ結合が予備的な固着状態ではまだ引き起こ
されておらず、最終的な固着状態に移るときに初
めて生ずるように、決められるのである。
本発明をここまで実施例ならびにその変形によ
つて説明してきた限りでは、テンプル端部4とテ
ンプル軸2との間に作られる結合は、すべて再解
放されるものであつた。もし、この結合が再解放
しなくて済むものであれば、孔24あるいは差し
込み部14の表面に、力を加えることによつて剥
がすことのできる接着剤を塗つておき、鞘あるい
は滑り部材の形に作られた把持エレメントが、周
壁部26に最高の締めつけ力を及ぼすような位置
をとつたときに初めて、この接着剤が効果を発揮
するようにすることもできる。このようにすれ
ば、特に高い強度と負荷能力とを特徴とする一つ
の接着型結合が得られるのである。
本発明の総括 一つの眼鏡用テンプルが、テンプル軸と、最初
はこのテンプル軸と別に作られている一つのテン
プル端部との間に、一つの差し込み型結合部を有
している。この差し込み型結合部には、上記二つ
のエレメントの一方に設けられた一つの孔と、二
つのエレメントのもう一つの方に設けられてい
て、この孔に差し込まれている一つの差し込み部
と、更にテンプル端部とテンプル軸との間の相対
的な関係位置を確保するための一つの固着装置と
が含まれている。この固着装置は一つの把持エレ
メントを含んでおり、それが、前記の孔を取り巻
く周壁部に対して色々異なつた軸方向位置をとり
得るとともに、その軸方向位置に応じて、孔の中
の差し込み部を、あるいは強く、あるいは弱く締
めつけ、それによつて差し込み部を孔の中でしつ
かり把持するのである。固着装置のこのような構
造によつて、テンプルを眼鏡着用者の頭部の形状
寸法に適合させるに際して、テンプルの長さ、な
らびにテンプル端部の内側向きの傾斜の正確な調
整を容易に行い得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施例によるテンプ
ルを透視的に見た図である。第2図は、第1図に
よるテンプル端部を、部分的に断面にして示す、
側面図であるが、この図では差し込み型結合部の
差し込み部はまだ図示されていない。第3図は、
第2図の線A−Bによる断面図である。第4図
は、本発明の第二の実施例によるテンプル端部の
一部分を、第2図と同様に側面から見た、部分的
側面図である。第5図は、第4図のテンプル端部
を上から見た平面図である。第6図は、第4図の
線C−Dによる断面図である。第7図は、第4図
の線E−Fによる断面図である。第8図は、第4
図によるテンプル端部の第一部分の側面図であ
る。第9図は、第二の実施例の滑り部材を、第6
図の左側から見たときの側面図である。第10図
は、本発明の第三の実施例のテンプル端部の一部
分を、第2図と同様に側面から見た、部分的側面
図である。第11図は、第10図のテンプル端部
を上から見た平面図である。第12図は、第10
図の線G−Hによる断面図である。第13図は、
第10図の線J−Kによる断面図である。第14
図は、第三の実施例のテンプル端部の第一部分の
側面図である。第15図は、第三の実施例の滑り
部材を下から見た図である。第16図は、第10
図に対応する図であるが、この図は、滑り部材
が、テンプル端部とテンプル軸端との間の差し込
み型結合部がまだ完全に固着されていない、一つ
の中間的な状態にあることを示している。 2……テンプル軸、4……テンプル端部、6…
…差し込み型結合部、8……第一の軸端部、10
……ヒンジ端部、12……ヒンジ孔、14……差
し込み部、18……第一部分、20……第二部
分、24……孔、26……周壁部、28……自由
端部、30……長手方向スリツト、32……外ね
じ、34……接触面、36……鞘(把持エレメン
ト)、38……鞘状の孔、40,42……端部、
44……孔、46……横孔、50……滑り部材
(把持エレメント)、52……長手溝、54……鞘
状の部分、56……孔、58……溝底面、60,
62……溝側面、64,66……端部、68……
突起、70,72……突起の側面、76……長手
スリツト、78……噛み合いエレメント(突起)、
80……噛み合いエレメント(溝)、X……ヒン
ジ軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 眼鏡用テンプルにして、細長くほぼ真直ぐな
    軸で、該軸の第一軸端部にて眼鏡枠のヒンジ継手
    ないし接続部を用いて接続され得る軸と、テンプ
    ル端部とを備え、このテンプル端部は、前記軸の
    延長部をなして延在する細長くほぼ真直ぐな第一
    部分と、該第一部分につながつた細長い第二部分
    とを有し、該第二部分が180°よりも小さい角度の
    傾斜で前記第一部分から外に且つ下方へ延び、前
    記テンプル端部の第一部分と前記軸の第二端部と
    が差し込み型結合部によつて互いに接続され、こ
    の差し込み型結合部は、前記テンプル端部の第一
    部分ないし前記軸のうちの一方に設けられた孔
    と、前記第一部分ないし前記軸のうちの他方に設
    けられて前記第一部分ないし前記軸のうちの一方
    の孔の中に納まる差し込み部と、前記第一部分と
    前記軸の第二端部とをそれらの相対位置に互いに
    しつかり保持する固定装置とを有し、前記差し込
    み部および/もしくは前記孔の表面が該孔と前記
    差し込み部の係合部分の全長にわたつて形状が円
    が円筒状である眼鏡用テンプルにおいて、 前記固定装置は把持エレメントを有し、この把
    持エレメントは前記孔24を取り巻く周壁部26
    に覆い被さり、該周壁部に対する前記把持エレメ
    ントの軸方向位置に応じて前記周壁部を強く或い
    は弱く半径方向に締めつけて、前記差し込み部1
    4と前記孔24がこの締めつけに応じた種々の圧
    力下で接触し合うように、前記周壁部を変形さ
    せ、前記把持エレメントは前記差し込み部の長手
    方向へ延在する長手溝52を具備した滑り部材5
    0であり、前記長手溝が溝底面58に向かう方向
    へ広がり、前記周壁部26は前記差し込み部の長
    手方向へ延在する突起68を有し、この突起は前
    記長手溝と相補う形状を備えていて、前記滑り部
    材がこの突起上を動かされ得るように、前記長手
    溝に係合し、該長手溝の二つ溝側面60,62
    が、前記周壁部の自由端部28に整合する前記長
    手溝の端部66において互いに近付き合つて、前
    記周壁部の自由端部の領域で前記突起の側面7
    0,72に接触するようになつている眼鏡用テン
    プル。 2 特許請求の範囲第1項による眼鏡用テンプル
    において、前記差し込み部14が該差し込み部の
    長手方向に延在する半径方向に付き出た多数の突
    起を有し、前記孔の表面は、前記周壁部26の締
    めつけ前に前記孔24と前記差し込み部14とが
    噛み合う部分の全長にわたつて、形状が円筒形で
    ある眼鏡用テンプル。 3 特許請求の範囲第2項による眼鏡用テンプル
    において、前記差し込み部14が正多角形の断面
    形状を有する眼鏡用テンプル。 4 特許請求の範囲第1項による眼鏡用テンプル
    において、前記孔24と差し込み部14の表面
    は、該孔と差し込み部とが噛み合う部分の全長に
    わたつて、形状が円筒形である眼鏡用テンプル。 5 特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか一つの項による眼鏡用テンプルにおいて、前
    記孔24および/あるいは前記差し込み部14の
    表面が粗くされている眼鏡用テンプル。 6 特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか一つの項による眼鏡用テンプルにおいて、前
    記孔24および差し込み部14の表面が細かい繊
    維状の特性を有する眼鏡用テンプル。 7 特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
    れか一つの項による眼鏡用テンプルにおいて、 前記孔24および/あるいは前記差し込み部1
    4の表面に、力を加えることによつて剥がすこと
    ができるような接着剤が塗布されている眼鏡用テ
    ンプル。 8 特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れか一つの項による眼鏡用テンプルにおいて、 前記周壁26がプラステイツク合成樹脂材料で
    作られている眼鏡用テンプル。 9 特許請求の範囲第1項から第8項までのいず
    れか一つの項による眼鏡用テンプルにおいて、前
    記孔24が前記テンプル端部4の第一部分18の
    中に形成され、前記差し込み部14が前記テンプ
    ル軸の第二端部によつて形成されている眼鏡用テ
    ンプル。 10 特許請求の範囲第1項から第9項までのい
    ずれか一項による眼鏡用テンプルにおいて、前記
    突起68の両側面70,72が、該突起の全長に
    わたつて互いに平行に延在する眼鏡用テンプル。 11 特許請求の範囲第1項から第10項までの
    いずれか一項による眼鏡用テンプルにおいて、前
    記周壁部26が長手スリツト76を有しこの長手
    スリツトが前記孔24から前記突起68の頂部ま
    で半径方向に延びている眼鏡用テンプル。 12 特許請求の範囲第1項から第10項までの
    いずれか一項による眼鏡用テンプルにおいて、前
    記孔24が、前記突起68の長手中心線にほぼ沿
    つて延在し、前記差し込み部14が部分的に、前
    記突起の頂部から半径方向に突き出ている眼鏡用
    テンプル。 13 特許請求の範囲第1項から第12項までの
    いずれか一つの項による眼鏡用テンプルにおい
    て、前記滑り部材50が、前記長手溝を設けられ
    ている部分の延長部に、鞘状の部分54を有し、
    該部分54の孔56を通して前記差し込み部14
    が延在する眼鏡用テンプル。 14 特許請求の範囲第1項から第13項までの
    いずれか一つの項による眼鏡用テンプルにおい
    て、前記滑り部材50が前記周壁部26の上側に
    配置されている眼鏡用テンプル。 15 特許請求の範囲第1項から第13項までの
    いずれか一つの項による眼鏡用テンプルにおい
    て、前記滑り部材50が前記周壁部26の両側面
    のいずれか一つに沿つて配置されている眼鏡用テ
    ンプル。 16 特許請求の範囲第1項から第15項までの
    いずれか一つの項による眼鏡用テンプルにおい
    て、前記滑り部材50および前記周壁部26にそ
    れぞれ噛み合いエレメント78,80が設けら
    れ、前記滑り部材が前記周壁部の軸方向の位置に
    応じて該周壁部に最大の締めつけ力を及ぼしたと
    ころで、前記噛み合いエレメントが互いにはまり
    合うようになされている眼鏡用テンプル。 17 特許請求の範囲第1項から第16項までの
    いずれか一つの項による眼鏡用テンプルにおい
    て、前記滑り部材50が金属でできている眼鏡用
    テンプル。
JP62187484A 1987-01-15 1987-07-27 眼鏡用テンプル Granted JPS63182624A (ja)

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