JPH08510401A - 補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置 - Google Patents

補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置

Info

Publication number
JPH08510401A
JPH08510401A JP7522293A JP52229395A JPH08510401A JP H08510401 A JPH08510401 A JP H08510401A JP 7522293 A JP7522293 A JP 7522293A JP 52229395 A JP52229395 A JP 52229395A JP H08510401 A JPH08510401 A JP H08510401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
implant
control
recess
unit
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP7522293A
Other languages
English (en)
Inventor
アンデルソン,マッツ
ヨハンソン,ウルフ
Original Assignee
ノベルファルマ アーベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノベルファルマ アーベー filed Critical ノベルファルマ アーベー
Publication of JPH08510401A publication Critical patent/JPH08510401A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0048Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/225Fastening prostheses in the mouth
    • A61C13/273Fastening prostheses in the mouth removably secured to residual teeth by using bolts or locks

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 補綴構造ユニット(4′)は、互いに合わされた時にインプラント(1′)上で前記ユニットに明確に設定された位置を与えるように構成された制御部分によってインプラントに固定しうる。前記制御部分には前記インプラントおよびユニットの実質的に横断方向に延びた素子(11′)を受入れるようになされた凹所が設けられ、前記素子は装着された位置において、前記制御部分のうちの一方の制御部分内に対接し、第二の制御部分に作用して前記ユニッ卜およびイプラントの軸方向に作用して前記ユニットを前記インプラントに押圧する押圧力(F′)が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置 技術分野 本発明は補綴構造ユニットをインプラントに固定するための装置に関する。例 示しうるインプラントは象牙質内に形成しうるものである。 従来技術 歯科用キャップ、橋義歯(ブリッジ)、橋義歯部分等の補綴構造体を一つまた はそれ以上のインプラントに錨止することは既に知られている。実際の錨止は実 質的にインプラントの軸方向に螺入されるねじによって行なわれる。 本発明の説明 技術的課題 ねじを使用する場合、前記構造体の露出された部分、例えば大きな力(噛み力 )に曝される噛み面に前記ねじが現われることがしばしばある。各ねじヘッドが 材料で覆われていても構造体に最良の強度を得る点において問題があり、かつ技 術的な観点から最良の外形、満足すべき外観等を得るに当って困難がある、本発 明は、なかんずくこの問題を解決するにある。 更に、ねじ以外の形式の錨止素子を使用しうる要求もあり、これはある場合に は信頼性のある錨止力を得るに当って極めて重要でありうる。また、かかるねじ の材料は補綴体の長期間の使用にわたって持続しなければならない。しかして、 例えば、ねじの弾性限界を越えることがあり、このことは錨止機能の品質を劣化 させるに至り、かかる劣化 は弱化作用を有し、検出するのが困難である。本発明はこの問題も解決する。 更に、前記構造体をインプラントに錨止するための簡単な技術を確立する必要 がある。本発明はこの問題も解決する。 解決手段 本発明の装置の主たる特徴は前記補綴構造ユニットとインプラントが互いに協 働しうる制御部分を有し、この制御部分はこれらが合わされた時に前記ユニット に前記インプラント上で明確に設定された位置を与えるようにした点にある。更 なる特徴は、前記ユニットおよびインプラント上の前記制御部分は前記インプラ ントおよび前記ユニットの実質的に横断方向に延びる素子を受入れるように設け られた凹所を有し、前記素子は装着された位置において前記制御部分のうちの一 方に対接すると共に前記ユニットを前記インプラントに対して押圧するために前 記ユニットとインプラントとの軸線方向に作用する押圧力が得られるように、他 方の制御部分に作用するようにした点にある。 本発明の思想を更に発展させたものにおいては、前記素子が偏心部分を有し、 この偏心部分は前記素子の第一の回転位置において、この素子を制御部分の凹所 内に配置するのを許容すると共に一つまたはそれ以上の回転位置において前記制 御部分のいずれかの協働面を押圧するようになされる。この場合、前記素子は第 一の制御部分内において二つの支点を有しうる。かくしてこの二支点懸架におい て前記素子は偏心部分を介して他方の制御部分と協働するよう になされる。インプラントに固定された制御部分は少なくとも実質的にインプラ ントの縦方向に延びかつ構造ユニットの制御部分を位置させることのできる一つ またはそれ以上の空間または室を好ましくは有しうる。同様に、構造ユニットの 制御部分にインプラントの制御部分が対接する一つまたはそれ以上の室を設ける こともできる。 一実施例においては、前記素子は一方または第一の制御部分の第一の部分の凹 所内に装着されうるヘッド状部分を有することができる。前記素子は更に前記第 一の制御部分の第二の部分内に装着されうるピン状部分をも有しうる。前記偏心 部分は前記ヘッド状部分とピン状部分との間に設けられる。好ましくは前記ヘッ ド状部分は4角形または6角形の中央凹所を有し、この中央凹所によって前記素 子をそれ自身周知の形式の工具を用いてその縦軸線を中心として回転されうるよ うになされる。 インプラントまたは前記ユニットは平行に設けられた二つの部分または板を有 し、これらの二つの部分または板はインプラントまたは前記ユニットの対応する 部分または板上へ押すことができるようになされる。一実施例においては、前記 ピン状部分が対接する凹所には内ねじが設けられ、この内ねじは好ましくは小数 のターンだけとなされる。ピン状素子の自由端には、前記内ねじと協働する外ね じが設けられる。この場合、ねじ機能は、前記素子の偏心部分の、これと対応す るいずれかの制御部分の協働面に対する作用と同時に作用する。前記偏心部分に は前記素子の回転軸線に対して異なる半径の畝を設け、各使用のたびに前記 ユニットをインプラントに対して押圧するための最適な押圧力を得るようにする ことができる。 前記素子は偏心部分なしに真直ぐなピン状部品として形成することもできる。 この場合には、制御部分は各制御部分の凹所が互いに僅か偏心して位置する第一 の組立て位置に置かれる。前記ピン状素子を横断方向に押込むことにより、前記 偏心が除去されると同時に締付け力が確立される。この場合、偏心度は所望の押 圧力に関連して設定される。同一の使用の場合、僅かに異なる直径を有する異な るピン状素子、即ち第一の押圧力を与える第一のピン状素子、第二の押圧力を与 える第二のピン状素子等々を使用することができる。上述したのに関連して弾性 部材、接着剤等を使用することができる。 効果 上に提案したところにより、把杷持力に対する良好な機能が達成され、100 〜200N程度の大きさの把持力を得ることができる。構造ユニットとインプラ ントとの間の結合面は従来のものより高いレベルに配置することができる。前記 素子を横方向に配置することができるので、ヘッド状部分は感応性および危険性 がより低い面に現われ、しかして被覆材料は従来におけるのと同様に露出される ことはない。この点に関し、ねじ以外の取付け素子を使用することができ、これ は締付け力、即ち把持力を高精度で決定することのできる、危険性がより低い取 付け方法への道を開らく。 図面の説明 ここに提案する本発明の特徴とするところによる装置の実施例を添付の図面を 参照して以下説明する。図において、 図1はインプラントに構造ユニットを把持する状態を示す垂直断面側面、 図2は図1とは異なる把持原理の他の実施例を示す垂直断面側面図、 図3は図2の把持原理を示す垂直断面背面図、 図4は締付け素子の構造を示す縦断面図、 図5は図4の素子の端面図、 図6は図1または図2による制御素子の凹所の構成を示す側面図、 図7は締付け素子の偏心部分の構造を示す端面図、 図8は締付け素子の部分および締付け素子を取付けることのできる制御部分の 構造を示す縦断面図、 図9は図1乃至図8とは異なる他の取付け原理を示す垂直断面図、 図10は図9による取付け原理の第二段階を示す垂直断面図、 図11乃至図11cは更に別の構造実施例を付属部品と共に示す垂直断面図で ある。 詳細な実施例 図1において、インプラントの上部が1によって示されている。インプラント はそれ自身周知の態様で構成されており、スペーサ部材を例えば前記上部に含み 得る。この場合、錨止は象牙質(dentine)2内で行なわれる。インプ ラントには第一の制御部分3が取付けられている。取付けはそれ自身周知の方法 で行なうことができ、インプラント1は例えばこれに属するスペーサ部材の一部 を構成しうる。構造ユニットは図1に4で示されている。この構造ユニットには 、第一の部分5と第二の部分6とを含む第二の制御部分が設けられている。部分 3,5および6は互いに突入する板状部品から構成することができる。前記部分 5,6はそれぞれ底面5a,6aを有し、これらの底面はインプラントまたはそ のスペーサ部材等の対応する頂面1a,1bに対接するようになっている。部分 5,6は部分3が突入する室または凹所7を形成するものとみなすことができる 。室7は全側面において部分3を包囲する。部分5,6は凹所8,9を有し、部 分3は凹所10を有する。これらの凹所内には、凹所9内に装着されるヘッド1 2と、凹所8内に装着されるピン状部分13と、凹所10内に装着される偏心部 分14とを有する素子11が配設されている。前記ヘッドは外方に向けて開口し た中央凹所12aを有し、キー15がこの凹所と協働してこの素子をその縦軸線 16を中心として矢印17の方向に回転させることができるようになっている。 凹所8およびピン状部分には後から説明するように互いに協働するねじを設ける ことができる。一実施例においては、このねじは省略することができる。 凹所8,9,10および前記素子はこの場合にはこれらの凹所内に素子をその 位置に配置して工具15を使用して回転させうるように構成されている。回転さ せると、偏心 部分14が部分3の底面3aと協働するようになる。かくして、押圧力Fが生じ て前記面5a,6aおよび1a,1bを介して構造部分をインプラントに対して 押圧する。偏心部分14はこの場合には、素子11に対して明確に設定される回 転位置が得られ、インプラント1への構造ユニット4の明確に定まった取付けを 行ないうるように形成されている。前記押圧力はインプラント1cの軸方向に指 向される。一実施例においては、この押圧力は弾性素子17の作用に抗して作用 させることができる。構造ユニットをインプラント1にしっかりと取付けるため に凹所7内に接着剤または他の固定手段を設けることができる。その後の構造ユ ニットの解放はインプラント1内のスペーサ部材によって行なうことができる。 図面において、歯に加えられる材料または構造ユニット4上に施される外方材料 は18で示されている。この取付け素子のヘッドは材料19で覆うことができる 。図1において、凹所8は部分を貫通して連続したものとして示したが一実施例 においてはこの凹所は連続している必要はない。 図2の実施例においては、インプラント1′がその制御素子中に二つの部分2 1,22を有し、構造ユニット4′に部分23が設けられている。そして、これ らの部分21,22,23は図1の実施例における部分3,5,6と同様に協働 する。この場合には取付け素子11′はその偏心部分14′によって底面24と 協働する。この協働の間、図1の場合と同様に軸方向1c′に力F′が生じる。 回転方向17′は図1の場合と同様随意である。図2の場合、 接続面1a′,1b′および5a′,6a′は歯の自由端18a′に向けて上方 にずれている。かくして、インプラントが象牙質と出会う点の部域25では構造 ユニットとインプラントとの間に間隙は介在しない。この場合にも、凹所7′は 部分23の全側を包囲する。 図3は図2に見られる各部分の上述した包囲および構成を示している。 図4、図5および図6は取付け素子11′の構造例を示す。この実施例におけ る偏心部分14″の構成は図5から明らかである。この偏心部分は多数の側面と 屈曲部26,27,28,29,30および31を有する。取付け素子の回転軸 線は32で示されており、前記側面および屈曲部は図5から明らかなようにこの 回転軸線から異なる距離R1,R2,R3のところにある。かかる側面は異なる 角度α,α1等を有しうる。屈曲部30の彎曲形状は異なる位置で変わりうる。 中心から側面までの距離、側面の異なる傾斜、屈曲等を選択することにより、図 1乃至図3によるユニットに対して、回転軸線32を中心とした取付け素子の回 転位置に応じた把持力を得ることができる。この多数の把持力に対してそれぞれ 特定な位置が得られることがわかるであろう。制御部分の製造上のふぞろいは素 子の異なる回転度等によって補償することができる。図1乃至図5において、機 能を明瞭に示すために、側面、間隙、角度等はその大きさを誇張して示している が、例えば制御部分間の遊びは各場合に必要とされる精度に適合させなければな らないことは明らかである。 素子を導入する凹所9′の形をも示している。偏心部分1 位置を占めるのを許容するために、凹所9′は矩形である。この素子は図6に示 す位置から一つまたはそれ以上の制御部分と協働する一つまたはそれ以上の他の 回転位置へ回転されうる。取付け素子のヘッド状部分は内面9a,9b(矩形の 長辺)に対して案内される。 32″を中心とした回転運動33は軸線32″を中心とした回転に応じて増大す る押圧力F″を生じる。距離または半径r1,r2,r3およびr4は段階的に 増大し、周縁の真直ぐな面(畝)の或る長さAは制御部分の関連する面34に対 して他の面とは明確に区別される対接を確実ならしめる。 図8はピン状部分13′の自由端に外ねじ13aを設け得ることを示している 。この外ねじは例えば部分5′の内ねじ8aと協働しうる。この場合、凹所8′ は連続的ではなく、カバー部分を有する。この螺合構成の特徴は内ねじが少数の 一対のターンしかなく、素子はその装着の最終段階においてこの内ねじと協働す る。 図9および図10は他の取付け原理を示している。制御部分は上述したものと 同様、部分35および部分36,37を含くむ。この場合には、凹所または孔3 5aおよび36a,37aが第一の装着位置において、即ち図9の位置において 、部分35および36,37間で互いに偏心して 位置している。凹所の直径dおよびDは実質的に同じ大きさである。前記の第一 の位置において、前記凹所は互いに僅かに偏心した関係に位置しており、この偏 心度は図9において距離aで示されている。この場合、凹所36a,35aおよ び37a中に矢印39の方向に挿入することのできるピン状部分38が使用され る。 図10は前記凹所への完全な挿入を示し、前記偏心が減少しまたはなくなって いると同時に上述したところにより前記軸線と一致する方向39に、例えば部分 35内に押圧 分36,37との相対的な移動は、素子38を凹所内に挿 は偏心度とピン状素子の直径D′とによって決まる。異なる直径D′を有する異 なるピン状素子38を使用すること 合、素子38は筒状ピンとして構成する必要はなく、例えば図10に破線38a で示す楔形等の異なる形状にすることができる。上述したことは、全て凹所内に おける素子に対する縦方向変位位置を規定するために、スナップ構造、素子およ び/または制御部分の材料変形と組合わせて使用することができる。前記素子が 楔形である場合、この素子と協働する面は楔の角度に応じて傾斜させることがで きる。この場合、軸方向に対して垂直な線に関して実質的に横方向Tに例えば± 10°の角度のずれがあっても良い。同様に、素子には各歯/歯の置換体の前後 方向に関して、対応する大きさで僅かに角度をつけることができる。 上述した各制御部分の同類物はバイパス部分である。図11において、インプ ラントは40で示されており、インプラントに属する制御部分またはバイパス部 分は41で示されている。この場合には、部分41は二つの相互に錠止しうる部 分42,43からなる。部分42はインプラン卜内の対応するねじと協働しうる ねじ44aを有するねじ状部分で構成しうる部分44によってインプラント40 内に取付けられている。部分42は好ましくは球形部分42aを有する。部分4 3はこの球形部分に対応する凹所43aを有し、それにより部分43を前記球形 部分上に嵌合することができる。 かくして、部分42,43は互いに錠止される以前にこれらの縦軸線45を中 心として相対的に異なる回転位置をとることができる。部分43は構造ユニット 49内の横方向凹所48に挿通される横方向素子47のための横方向凹所を有す る。この構成により、インプラントと部分42の回転角に係りなく、前記部分が 互いに錠止される以前に、縦軸線45を中心とした部分43の角度位置を構造ユ ニット49の凹所48および凹所50に適合させることができる。このようにし て、歯/歯の置換体上で凹所48,50の位置に所望の方向が与えられ、かくし て例えば凹所48を各歯の内側に向けることができる。 凹所46,48および50内に素子を入れやすくするために、部分43′の凹 所46′は素子47に対する案内機能を得るために横方向に広い/楕円形になさ れる。この案内機能により、前記部分が互いに錠止される以前に、前記 素子の挿入時に部分43′は回転しうる。凹所46′の口51および52はこれ らの楕円形の拡がった形状を有する。凹所43a′は底部が開口していて、その 内面部分53がボールまたは球形部分42aのまわりに係合する。かくして、部 分43′は二つの下方に突出した脚54,55を有し、これらの脚が前記内面部 分53を与える。凹所43a′は横方向に延びた口56を有し、この口56を通 して部分43′を部分42a上に嵌合させることができるようになっている。か くして、脚54,55はそれぞれ巾の広い部分57,58を有する。素子47は 「アルキメデス形」の偏心部分59を有する。結合の間前記脚54,55が拡が って前記球形部分またはボールに対する把持を失わないようにするために、脚5 4,55は凹所43a′の内壁61を有する切妻部分60によって一緒に保持さ れている。 構造ユニットの取付けは以下のように行なわれる。即ち、部分42をインプラ ント40中に取付ける(螺入する)。部分42はインプラントの頂面に密に対接 する下方に突出した縁部42aを有する。インプラントには中心案内部分40a を設けることができる。次いで部分43を前記部分42aおよび凹所43a,4 3a′によって部分42上に嵌合する。次いで、構造ユニットをその凹所49a によって部分43上に嵌合する。各部分の互いの装着は、歯または歯の置換体上 の楕円形の空胴内で口48に正しい方向に与えられるように、そして凹所46, 48および50が互いに実質的に直線上に位置するように行なわれる。次い でカム59を第一の回転角度に位置させた状態で素子47を凹所48を通して各 凹所に導入する。この位置においては、カム59は凹所46の内壁と協働しない 。構造ユニットは部分42上の対応する案内面と協働状態に入る内方案内縁49 bを有する。部分43の形状は凹所49aの形状に対応しており、その結果、部 分43はその回転角度がユニット49に対して案内される。構造ユニット49お よびインプラント45は、部分42,43間の縦軸線45を中心とした回転角度 の調節により、前記縦軸線45を中心とした回転角度について互いに適合される 。 次いで素子47,47′をある角度回転させてカム59を凹所46の内壁と協 働させる。かくして、ユニット49と部分42,43との間で最終調整を行なう 。ユニット49、部分42,43およびインプラントの間の取付けは素子47の ねじり力によって決まる(上記を参照)。 本発明は先に例示した実施例に限られるものではなく、添付の請求の範囲およ び発明思想の範囲内で変更しうるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.インプラント(1)に補綴構造ユニット(4′)を取付ける装置において 、前記補綴構造ユニット(4′)とインプラントが互いに協働しうる制御部分( 23および21,22)を有し、この制御部分はこれらが合わされた時に前記ユ ニットに前記インプラント上で明確に設定された位置を与えるようにし、前記ユ ニットおよびインプラント上の前記制御部分は前記インプラントおよび前記ユニ ットの実質的に横断方向(T)に延びる素子(11,11′)を受入れるように 設けられた凹所(8,9,10)を有し、前記素子は装着された位置において前 記制御部分のうちの一方に対接すると共に前記ユニットを前記インプラントに対 して押圧するために前記ユニットとインプラントとの軸線方向に作用する押圧力 (F)が得られるように、他方の制御部分に作用するようにしたことを特徴とす る装置。 2.前記素子が偏心部分(14)を有し、この偏心部分は前記素子の第一の回 転位置においてこの素子を制御部分の凹所(8,9,10)内に配置するのを許 容すると共に一つまたはそれ以上の回転位置において前記制御部分のいずれかの 協働面を押圧するようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項の装置。 3.前記素子が第一の制御部分内において二つの支点を有し、この二支点懸架 において偏心部分(14,14′)を介して他方の制御部分と協働しうるように したことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項の装置。 4.インプラントに固定された制御部分が、少なくとも 実質的にインプラントの縦方向に延びかつ構造ユニットの制御部分を位置させる ことのできる一つまたはそれ以上の空間(7,7′)または室を有することを特 徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項の装置。 5.前記素子(11,11′)が一方または第一の制御部分の第一の部分の凹 所(9)に装着されうるヘッド状部分(12)と、前記第一の制御部分の第二の 部分内に装着されうるピン状部分(13)と、前記ヘッド状部分(12)とピン 状部分との間に設けられた偏心部分(14)とを有することを特徴とする請求の 範囲第1項乃至第4項のいずれ一の装置。 6.ヘッド状部分が中央凹所(12a)、例えば6角形の凹所を有し、この凹 所により前記素子をその縦軸線(16)を中心として前記第一の回転位置から前 記第二の回転位置へ回転させうるようにしたことを特徴とする請求の範囲第5項 の装置。 7.インプラント(1)に設けることができまたは錨止されうる制御部分が二 つの部分を有し、これらの二つの部分は平行に設けると共にユニット(4)に設 けることができまたはユニット(4)に含まれてこのユニットの制御部分を形成 する部分上に押すことができるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項乃 至第6項のいずれか一の装置。 8.前記ユニットに設けることができまたは前記ユニットに含まれる制御部分 が二つの部分を有し、これらの二つの部分は平行に設けると共にインプラントに 設けることま たは固定することができてこのインプラントの制御部分を形成する部分上に押す ことができるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第7項のいずれ か一の装置。 9.制御部分が両方共平行に配置された二つの部分を有し、前記ユニットがイ ンプラント上に施された位置にある時に、平行な部分の各対が互いに組合わされ る時に互いに平行に変位されるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項乃 至第8項のいずれか一の装置。 10.前記素子の自由端(ヘッド状端から遠い端)に制御部分または制御部分の 一部分の内ねじ(8a)と協働しうる外ねじ(13a)を設け、前記内ねじは好 ましくは小数のターンだけ有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第9項 のいずれか一の装置。 11.偏心部分は前記素子の回転軸線から計算して異なる半径の畝/面をもって 形成され、先行する畝より大きい半径を有する一つの畝がインプラントに対する ユニットの押 特徴とする請求の範囲第1項乃至第10項のいずれか一の装置。 12.前記素子に対する凹所(35a,36a,37a)は、この素子が一方の 制御部分の二つの支点位置へ横断方向(T)に導入/押入れされる時、前記素子 がこれと同時に第二の制御部分に作用してユニット(4)をインプラントに対し て押圧するようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項の装置。 13.制御部分は第一の制御部分の凹所と第二の制御部分 の凹所とが互いに僅かに偏心して位置する第一の組立て位置と、前記凹所が前記 素子によって互いに実質的に同心状であるか前記第一の位置におけるよる偏心量 が小さい第二の位置とを占めるようにすると共に、この偏心量はインプラントに 対する前記ユニットの必要なまたは所望の押圧力が得られるように選択したこと を特徴とする請求の範囲第1項または第12項の装置。 14.制御部分の間に一つまたはそれ以上の弾性素子を設け、これらの弾性素子 の作用に抗して前記押圧力を及ぼすことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第1 3項のいずれか一の装置。 15.前記素子による前記ユニットのインプラントへの錨止と共に制御部分の互 いに対する明確に設定される錨止および/または前記素子の明確に設定される錨 止のために前記制御部分間に接着剤または対応する固定手段を施しうるようにし たことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第14項のいずれか一の装置。 16.インプラントに錨止することができるか錨止される制御部分またはバイパ ス部分(41)はその凹所がインプラントのその縦軸線(45)を中心とした回 転角度に係りなく、横断方向に延びる素子(47)に対して提供されるように構 成されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第15項のいずれか一の装 置。 17.インプラントの制御部分またはバイパス部分が互いに結合される二つの部 分(42,43)を有し、これらの部分の第一の部分(42)は第一の錠止部分 (42a)を 含むか形成するかし、前記の二つの部分の第二の部分は第二の錠止部分(43a ,54,55)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第16項のいずれ か一の装置。 18.インプラント(40)に錨止されまたは設けうる制御部分またはバイパス 部分がインプラントに対しておよび互いに結合されまたは結合しうる第一の部分 と第二の部分とを有し、これらの部分のうち第一の部分は球形部分(42a)を 有し、第二の部分は対応する球形の凹所を有し、これらの球形部分および凹所は 前記第一の部分および第二の部分の縦軸線(45)を中心とした相対的な回転角 度に係りなく第二の部分(43)を第一の部分(42)上に嵌めて錠止しうるよ うにし、前記第二の部分はこれらの部分の実質的に横断方向に延びかつ横断素子 (47)のための前記凹所として機能する凹所(46)を有することを特徴とす る請求の範囲第1項乃至第17項のいずれか一の装置。 19.第二の部分の横断方向の凹所は、凹所(46,48および50)中へ素子 (47)を入れる時に第二の部分を回転角度により係りなくする楕円形の口(5 1,52)を有することを特徴とする請求の範囲第18項の装置。 20.前記素子が(アルキメデル形の)連続的に上昇する彎曲形状またはカムを 有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第19項のいずれか一の装置。 21.第二の部分の球形の凹所は、第二の部分(43)が第一の部分およびこれ に組合わされた球形部分(42a)に対して把持される時に部分(54,55) の拡がりに対 抗して球形凹所(43a)を与える端壁(60)を有することを特徴とする請求 の範囲第1項乃至第20項のいずれか一の装置。
JP7522293A 1994-02-24 1995-02-14 補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置 Ceased JPH08510401A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9400631A SE502432C2 (sv) 1994-02-24 1994-02-24 Anordning vid protetisk konstruktionsenhet och implantat
SE9400631-9 1994-02-24
PCT/SE1995/000148 WO1995022939A1 (en) 1994-02-24 1995-02-14 Arrangement for prosthetic construction unit and implant

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08510401A true JPH08510401A (ja) 1996-11-05

Family

ID=20393062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7522293A Ceased JPH08510401A (ja) 1994-02-24 1995-02-14 補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5752828A (ja)
EP (1) EP0695148B1 (ja)
JP (1) JPH08510401A (ja)
AT (1) ATE185959T1 (ja)
AU (1) AU709282B2 (ja)
CA (1) CA2161250C (ja)
DE (1) DE69512970T2 (ja)
SE (1) SE502432C2 (ja)
WO (1) WO1995022939A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6159010A (en) * 1998-04-23 2000-12-12 Implant Innovations, Inc. Fenestrated dental coping
WO2002076332A1 (en) * 2001-03-22 2002-10-03 Vladimir Tomasek Mobile dental prosthesis holder
US6692254B1 (en) 2002-02-01 2004-02-17 Barry A. Kligerman Implant supported dental prosthesis foundation bar
WO2004103203A2 (en) 2003-05-16 2004-12-02 Nobel Biocare Services Ag Dental implant system
US7351060B2 (en) * 2005-06-14 2008-04-01 Ho Chih-Chung Abutment for dental implant
WO2008051131A1 (en) * 2006-10-27 2008-05-02 Nobel Biocare Services Ag Dental model, articulator and methods for production
WO2008051129A1 (en) 2006-10-27 2008-05-02 Nobel Biocare Services Ag A dental impression tray for use in obtaining an impression of a dental structure
EP3085330B1 (en) * 2006-10-27 2018-06-13 Nobel Biocare Services AG Method and apparatus for obtaining data for a dental component and a physical dental model
JP5427778B2 (ja) * 2007-05-25 2014-02-26 ノベル バイオケア サーヴィシィズ アーゲー 歯科的プランニングのための方法およびシステム
US20090111072A1 (en) * 2007-10-30 2009-04-30 Alan Lombardo Dental implant and abutment mating system
AU2012280708A1 (en) 2011-07-06 2014-01-23 Nobel Biocare Services Ag Screw and driver tool
GB2509739A (en) 2013-01-11 2014-07-16 Nobel Biocare Services Ag Dental drill bit with spherical head and helical fluting
DE102017007560B3 (de) * 2017-08-07 2018-09-06 Thomas H. Seitner Verbindungselement zur lösbaren Befestigung eines herausnehmbaren Zahnersatzes an einem festsitzenden Zahnersatz, wie Zahnkronen, Teleskopkronen und Stegen, auf natürlichen Zähnen oder Zahnimplantaten; Verfahren zur lösbaren Befestigung eines herausnehmbaren Zahnersatzes an einem festsitzenden Zahnersatz, wie Zahnkronen, Teleskopkronen und Stegen, auf natürlichen Zähnen oder Zahnimplantaten
EP3654264A1 (en) 2018-11-14 2020-05-20 Mastercard International Incorporated Credential management for mobile devices
CN111544140B (zh) * 2020-05-29 2021-10-01 西安交通大学口腔医院 一种种植体导入实测定点装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1248371A (en) * 1985-05-17 1989-01-10 Robin D. Listrom Fixture for attaching prosthesis to bone
DE3534751A1 (de) * 1985-09-28 1987-04-09 Krupp Gmbh Verfahren zur herstellung loesbarer zahnprothesen und zahnprothetische verbindungsvorrichtung
US4872840A (en) * 1987-07-15 1989-10-10 Team Incorporated Dental implant and method
DE3839837A1 (de) * 1988-11-25 1990-05-31 Lauks Nikola Vorrichtung zur befestigung eines zahnersatzes an einem menschlichen kiefer
US4988292A (en) * 1989-07-26 1991-01-29 Rosen David B Abutment for orthodontic anchorage to a dental implant fixture
US5035619A (en) * 1989-10-20 1991-07-30 Fereidoun Daftary Anatomical restoration dental implant system with improved healing cap and abutment
US5073111A (en) * 1989-10-20 1991-12-17 Fereidoun Daftary Anatomical restoration dental implant system
ATE105699T1 (de) * 1990-01-15 1994-06-15 Friatec Keramik Kunststoff Dentalimplantat.
BE1003719A3 (nl) * 1990-07-10 1992-05-26 Ceka Nv Werkwijze voor het verwezenlijken van een implantaatprothese en onderdelen hierbij aangewend.

Also Published As

Publication number Publication date
AU1904995A (en) 1995-09-11
SE502432C2 (sv) 1995-10-16
DE69512970T2 (de) 2000-05-31
EP0695148A1 (en) 1996-02-07
EP0695148B1 (en) 1999-10-27
SE9400631D0 (sv) 1994-02-24
US5752828A (en) 1998-05-19
WO1995022939A1 (en) 1995-08-31
CA2161250A1 (en) 1995-08-31
SE9400631L (sv) 1995-08-25
ATE185959T1 (de) 1999-11-15
DE69512970D1 (de) 1999-12-02
CA2161250C (en) 2007-01-09
AU709282B2 (en) 1999-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08510401A (ja) 補綴構造ユニットおよびインプラントのための装置
US6848908B2 (en) Arrangement comprising a spacer element for an implant, such a spacer element and a screwdriver for fastening the spacer element
US5437551A (en) Dental implant post and prosthesis construction
US5674072A (en) Two-phase tooth implant
EP1060716B1 (en) Fastener for a modular implant
US5829977A (en) Two-piece dental abutment
EP0688193B1 (en) Dental anchor assembly
US5069622A (en) Spacer
US20060110706A1 (en) Spacer preferably made entirely of ceramic and with an adapter
CA2215485A1 (fr) Instrumentation rachidienne notamment pour tige
EP0580945B1 (de) Enossales Zahnimplantat für einen festsitzenden Zahnersatz sowie Einsetzwerkzeug
JPH062136B2 (ja) 骨に着床する個々の移植歯及びそのような移植歯に用いる締付け工具
JPH08508923A (ja) 歯のインプラント用のスペーサ部材
CA2395221C (en) Impression jig assembly for use with dental implants
US5947734A (en) Tooth implant arrangement
EP1699377A1 (en) Method and arrangement for orienting a bridge in position relative to a dental implant
US20220192798A1 (en) Dental abutment and abutting system
KR102039010B1 (ko) 경사 어버트먼트
EP1096895B1 (en) Device for a dental prosthesis arrangement
US6997710B2 (en) Dental prosthesis post and core assembly
EP0406243A1 (de) Verbindungselement für die zahnprothetik.
EP0504119A1 (en) Article for dental implantation with abutment capable of multiple orientation
JP3122626B2 (ja) 歯科用インプラント構成体
AU2001265686C1 (en) Dental implant abutment
AU2004203309B2 (en) Variable Angle Spinal Implant Connection Assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040628

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040816

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20041108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041214