JPS63182624A - 眼鏡用テンプル - Google Patents

眼鏡用テンプル

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JPS63182624A
JPS63182624A JP62187484A JP18748487A JPS63182624A JP S63182624 A JPS63182624 A JP S63182624A JP 62187484 A JP62187484 A JP 62187484A JP 18748487 A JP18748487 A JP 18748487A JP S63182624 A JPS63182624 A JP S63182624A
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sheath
glasses
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    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/143Side-members having special ear pieces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/14Side-members
    • G02C5/20Side-members adjustable, e.g. telescopic
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/08Modular frames, easily exchangeable frame parts and lenses

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一本の細長い、ほぼ真直ぐな軸を有しており
、かつこの軸がその第一〇軸端部において眼鏡のレンズ
枠のヒンジ・フォーク部もしくは関節部とヒンジによっ
て接続され得るようになっており、更に、この軸の延長
部をなしている細長い、ほぼ真直ぐな第一の部分と、こ
の第一の部分に続き、かつ第一の部分から180°より
も小さい角度で下向きに曲がって続いている、細長い第
二の部分とからなる、テンプル端部を有する眼鏡用テン
プルに関するものである。
、明の背景と在来技術の問題点 このようなテンプルは基本的にはよ(知られているもの
である。上述のテンプル端部の第二の部分は、それ自身
が眼鏡着用者の耳の後ろのところで頭部にぴったり当た
るか、もしくは眼鏡着用者の頭部および/あるいは耳に
ぴったり当たる、テンプル端部の更に先の部分を支える
役目を果たしているのである。いずれにせよ、このテン
プルが頭の反対側に当たるもう一本の同形のテンプルな
らびに眼鏡のブリッジ部分と一緒になって眼鏡を着用者
の頭部に確実に保持するためには、上述の第二の部分な
いしはそれによって支えられているその先の部分の形質
に充分な考慮を払う必要がある。テンプルは、その形状
が眼鏡着用者−人々々の耳の形ならびに頭の形によく合
っていればいるほど、それだけ上記の役目をよく果たし
得るのである。頭部の形状寸法には、この部分が頭ない
しは耳に当たる面の内側向きの傾斜の度合も含まれてお
り、テンプル端部のこの第二の部分の内側向きの傾斜度
もこれに合ったものでなければならないのである。しか
しながら、在来のこの種のテンプルは基本的には一体型
であって、ある一つの、どれもこれも同じ内側向きの傾
斜に仕上げられており、その後でどんな場合でも、例え
ば眼鏡屋がこの部分を塑性的に変形させて合わせながら
、このテンプル端部ないしはその第二の部分の内側向き
の傾斜の度合を最適に調整するのである。この調整は同
時にテンプルの長さの調整をも伴うものである。この場
合、この作業は試験的に着用するだけの形で行われるの
で、往々にしてその結果が不満足で、眼鏡の掛は心地が
あまり良くないことになり勝ちである。
特許請求の範囲第1項の前文に記されている特徴をもっ
たテンプルとしては、西独特許出願用P36 04 3
58.3号によるものが最新の技術水準に属するもので
ある。この公知のテンプルの場合は、テンプルの軸と端
部との間に一つの差し込み型の接続部を含んでおり、こ
れによってテンプルの軸部と端部とを一体化するに先立
って軸部の長さを変えながら、テンプル全体の長さを適
当に調整し得るのである。更に上述の差し込み型の接続
部には、ほぼ差し込み用の孔の軸方向に走っていて、か
つ差し込み部あるいは孔の表面から突き出ている敵状の
突起からなる、一つの固着装置が設けられており、これ
らの敵状突起がそれぞれ相手側のエレメント(孔もしく
は差し込み部)の表面と噛み合うようになっている。こ
の敵状突起を施されていない方のエレメント(孔もしく
は差し込み部)の表面は基本的には円筒形のままである
。このように、一方の表面を円筒形に作っておくことに
よって、テンプル軸に対してテンプル 15一 端部を任意の角度だけ回した状態にして、差し込み部を
孔に差し込むことができ、これによって、テンプル端部
に所望の内側向き傾斜度を与えることができるのである
。このように角度を合わせた上で、差し込み部を孔の中
に深く差し込むことによって、前記の敵状突起が対応す
る表面と充分噛み合って、予め調整された内側向きの傾
斜に固着されるのである。この構造様式は、テンプルの
長さおよび内側向きの傾斜が予め与えられている場合に
、特に適した様式である:しかしながら、所望の内側向
きの傾斜が、テンプルを眼鏡着用者の頭に当てがって見
て初めて決められる場合には、この様式は余り適してい
ないのである。というのは、この公知のテンプルの場合
、内側向きの傾斜を調整する時点ではテンプルの長さが
まだ余分な長さをもっており、従って、これを着用者に
適合させるときに、テンプルの長さと内側向きの傾斜と
を同時に調整しようとしても、できないのである。
本発明の目的  16一 本発明の目的は、テン、プルの長さとテンプル端部の内
側向きの傾斜とを無段階に調整し得て、かつその際、こ
の調整を固着完了前に行い得るようにし、それによって
、固着完了前にテンプルを着用者に適合させながら、何
度でも繰り返して調整し直すことができるような、テン
プルを作り上げることにある。更に、この新しく開発さ
れるべきテンプルは、これを着用者に適合させる際、最
終的に固着させる前に、テンプル端部とテンプル軸との
相対的な関係をなお変更し得るようにしながら、しかも
一方では、眼鏡を試着させる際や、適合のためにこれを
取り扱う際、中でも特に眼鏡を外す際に、予め調整した
両者の相対位置が決してずれることがないように、これ
ら両者がすでに互いに接合されているように、テンプル
端部がテンプル軸にしつかり落ち着くこと、を保証する
ものでなければならない。
目的達成のための手段と問題点の解決方法この目的は、
本発明に従って、その特許請求の範囲第1項に記されて
いるテンプルによって、すなわち基本的には、前述の孔
の周壁部に対して、その軸方向の相対的位置を変えるこ
とができるようにし、それによって、差し込み部ならび
に孔の両表面の間の固着摩擦力を変えられるような、一
つの把持エレメントによって、テンプル端部とテンプル
軸との固着が行われる、という方法によって、達成され
るのである。この把持エレメントはかくして孔の周壁部
を、程度に差こそあれ、差し込み部の上にしつかり押し
つけるのである。これによって、眼鏡を着用者に適合さ
せる作業の間に、差し込み部と周壁部との間の固着摩擦
力を、大して大きな力を要しないで、テンプル端部と軸
との間の相対的な関係を変えることができ、しかもその
時々に予め調整されIC相対的関係が充分保たれるよう
に、しかも所望の相対的関係が見つかったら、そこで固
着摩擦力を更に一層高めて、テンプル端部と軸とが永続
的に互いに結合され、固着されるように、調整すること
ができるのである。その際、最終的に固着を完了するの
に、テンプル端部と軸との間を相対的に動かす必要は全
くなく、単に前記の把持エレメントと周壁部との間を相
対的に動かすだけでよいのである。しかしながら、この
後に述べた方の相対運動は、テンプルの長さを変えるも
のでもなければ、テンプル端部の内側向きの傾斜の度合
を変えるものでもない。
本発明の一つの優れた実施例においては、差し込み部の
表面ならびに孔の表面をともに、孔と差し込み部との間
の噛み合い部の全長にわたって、円筒形に形成しておき
、更にその上、差し込み部と孔との間の接触面積を大き
くし、充分強い固着摩擦力を得られるように、ざらざら
に粗く仕上げておく、ことができるのである。しかしな
がら、あるいはこれに代わる方法として、差し込み部に
その長手方向に走り、かつ半径方向に突き出た多数の敵
状突起を設けておき、周壁部を最高に締めつけたときに
これらの突起が、把持エレメントの位置に応じて孔の表
面に食い込むようにすること、によって作り上げられる
一つの固着装置によって、孔と差し込み部との固着摩擦
力を補足すること、すなわちこれら二つのエレメントの
間に強力な結合状態を作り出すこともできるのである。
更に、本発明のもう一つの優れた実施例においては、孔
および/あるいは差し込み部の表面に、力を加えること
によって剥がすことができるような接着剤を塗布してお
くことができるのである。
これによって、眼鏡を着用者に適合させる作業の間に、
すでに差し込み部と孔との間の充分な固着摩擦力が得ら
れる、という可能性を失うことなしに、最終的な固着完
了に際して、テンプル端部と差し込み部との間の特に強
固な結合が得られるのである。しかしながら、一旦固ま
ったら剥がすことのできないような接着剤は、テンプル
端部と軸との間の結合を再度緩める必要がある場合には
、使用することはできない。もし、眼鏡をある期間着用
して見た後に、テンプルの長さ、および/あるいはテン
プル端部の内側向きの傾斜の度合を、更めて調整し直す
ことができるならば、結合を再度緩め得ることが特に有
利になってくる。
本発明の、更にもう一つの優れた実施例においては、把
持エレメントを一つの鞘の形にしておくことが可能で、
この鞘が周壁部あるいは差し込み部の外側にねじ込まれ
るが、その際、この鞘の孔の端の部分が円錐形に次第に
細くなっているので、周壁部の自由端にある一つの接触
面に押しつけられ、そのため孔と差し込み部との間に摩
擦による結合ができるのである。あるいはまた、これに
代わるものとして、この把持エレメントを、一つの長手
溝をもった滑り部材として作り上げることもでき、その
際、この長手溝がこれと相補う断面をもった、周壁部の
突起とはまり合って、この溝の両側面が突起の側面と互
いに押し合い、それによって周壁部が差し込み部に押し
つけられ、孔と差し込み部との間に摩擦による結合がで
き上がるのである。
本発明の、更に幾つかの優れた実施形態が、特許請求の
範囲の従属環に記されているが、それらの本発明の幾つ
かの実施例に関する以下の説明によって明らかにされる
図面による本発明の特徴と利点の説 以下、本発明の幾つかの実施例について、図面によって
更に詳しく説明しよう。
第1図によるテンプルは、一本の細長いテンプル軸2な
らびに一つのテンプル端部4とを含んでいるが、その際
、このテンプル端部4は初めテンプル軸2と別々に製作
されていて、その後、一つの差し込み型結合部6によっ
てテンプル軸2としつかり結合されるのである。
テンプル軸2は第一の軸端部8を含んでいて、そこには
一つのヒンジ端部1oが設けられており、それが図示さ
れていないもう一つのエレメントとともに一つのヒンジ
を形成するようになされており、それによってこのテン
プルは、眼鏡の図示されていないヒンジ・フォーク部な
いしは関節部と連結されている。ヒンジ端部10ならび
にそこに設けられているヒンジ孔12によって、ヒンジ
軸Xの方向が確立されている。
第1図において左側になっている第二の軸端部は、一つ
の差し込み部14を成しており、円筒形の表面を、すな
わちその全長にわたって円形断面をもっている。テンプ
ル軸2の断面は、差し込み型結合部6の部分を除いて、
第1図に見られるように、第一の軸端部の方に向かって
次第に、丸味を帯びた長方形の断面に変わっている。第
1図および第2図に見られるように、テンプル端部4は
一つの細長い、ほぼ真直ぐな第一部分18を含んでおり
、この部分は、その後ろの、第1図では左側の、端のと
ころで、次第に斜め下に向かって曲がってゆく、一つの
細長い第二部分20に移り変わってゆく。この第一部分
18と第二部分20は互いに一体型に作られており、か
つその際、この第二部分20は、眼鏡着用者の耳および
/あるいは側頭部に、できるだけ不愉快な圧迫感を与え
ないで、ぴったり当たる役目を果たすものである。
テンプル端部4は合成樹脂で作ることができ、通常よ<
 POIVetMrilllidが用いられる。テンプ
ル軸2も同様に合成樹脂で作ることができ、通常よくP
olyetherimidで作られるが、金属製とする
こともできる。
テンプル軸2ならびにテンプル端部4の第一部分18は
−1から見た場合−幾らか湾曲しておりこのことによっ
て、眼鏡を掛けた際に、テンプル軸2自身が眼鏡着用者
の頭部と接触することなく、また第一部分18が側頭部
に不愉快な側圧を及ぼすことなく、テンプルがテンプル
端部と眼鏡着用者の側頭部ないしは耳との間の接触部分
に到るのである。更にその上、テンプル端部4には内側
向きの傾斜が与えられている。このことは、前述の第二
部分20は本来、ヒンジ軸Xとテンプル軸の長手方向の
軸とによって決まる平面内にあるのではなくて、その下
端の部分でこの平面から外れて、すなわち図示されてい
ない眼鏡着用者の頭の方へ、偏っていることを意味して
いる。ここに説明するテンプルの場合、この内側向きの
傾斜の度合は、差し込み型結合部6の特殊な構造によっ
て、無段階に調整可能になっており、そのため、眼鏡着
用者−人々々の側頭部の形に適合させることができるの
である。更にまた、この差し込み型結合部6の特殊な構
造は、テンプルの長さ、すなわちヒンジ軸×とテンプル
端部4の第二部分20との間の距離も無段階に調整して
、眼@着用者−人々々の頭の寸法に適合させること、を
可能にしている。
以下、第2図および第3図を参照しながら、テンプル端
部4とテンプル軸2との間の差し込み型結合部6を、そ
の第一の実施例の形態によって、更に詳しく説明しよう
テンプル端部4の第一部分18には、この第一部分の長
手方向に走る、円筒形の表面をもった一つの孔24が設
けられている。この孔24は一つの周壁部26によって
取り囲まれており、周壁部26の、第2図では右の方に
なっている自由端部28のところで開口している。また
この孔24は、周壁部26の、第2図で左の方になって
いる端では、塞がっている。この周壁部26には、孔2
4の軸方向に走っていて、かつ孔の軸を挟んで向かい合
っており、なおかつ、周壁部26の自由端部28のとこ
ろで切れて開いている、2本の長手方向スリット30が
設けられている。
周壁部26の外表面には一つの外ねじ32が切られてい
る。このねじは、周壁部26の全長にわたって切られて
いるわけではなく、その自由端部28の範囲で、周壁部
26の外表面に形成されていて、しかもここに図示した
実施例では、その全長にわたって一定の直径をもった円
筒形の、一つの平滑な接触面34の部分にわたってのみ
、切られているのである。この接触面34から周壁部2
6の自由端部28の端面に移行する角の部分には丸味が
付けられている。
周壁部26の外ねじ32には、一つの細長い、ほぼ円筒
形の鞘36がねじ込まれている。この鞘36には一つの
鞘状の孔38が明けられており、かつその際この孔は、
第2図で右の方になっている、周壁部26の自由端部2
8に相対応する、一方の端部4oと、第2図で左の方へ
続いている、もう一方の第二の端部42とからなってい
る。この後の方の端部42には内ねじが切られており、
それが周壁部26の外ねじ32と噛み合うようになって
いる。鞘状の孔38の、周壁部26の自由端部28に相
対応する、第一の方の端部40は、円錐形に次第に細く
なるように作られており、そのため、鞘状の孔38の内
径は、その第一の端部40のところで、第2図では右に
向かって、次第に小さくなっている。
鞘状の孔38の円錐形に次第に細くなっている端部40
.ならびに周壁部26の自由端部28に設けられている
接触面34の、相対的な寸法は、次のように決められて
いる;すなわち、鞘36が周壁部26にねじ込まれてゆ
く途中で、更に詳しくいえば、外ねじ32が端部42の
内ねじと互いにしつかり噛み合ってはいるものの、しか
しながら鞘36は周壁部26にまだ完全にはねじ込まれ
ていない時点で、第一の方の端部40の内表面が接触面
34に丁度出会うように、互いの寸法が決められている
のである。この結果、鞘36が周壁部26に更に深(ね
じ込まれると、円錐形に次第に細くなっている端部4o
が接触面34に一層強く押しつけられ、それによって、
周壁部26が、その自由端部28の部分で、半径方向に
互いに締めつけられ、変形することとなるのである。そ
の際、この半径方向に締めつける力の程度は、周壁部2
6に対する鞘36の軸方向の位置によって決まってくる
のである。
この鞘状の孔38には、第1図でそれから右の方に、直
径が一段小さくなっている一つの円筒形の孔44が続い
ているが、その直径は、第一部分18に明けられた孔2
4の直径と同じになっている。この孔44の部分では、
鞘36に、一つの横孔46の形に作られた一つの工具当
たり面が設けられている。
テンプル端部4とテンプル軸2が一つのテンプルに組み
上げられるに先立って、テンプル軸2が所望の長さに切
り縮められるが、この作業は、差し込み部14が孔24
の底まで差し込まれたときに、テンプルが丁度所望の、
ないしは必要な長さになるように、余分な部分を差し込
み部14から切り取ることによって、行われるのである
。この作業は何回か試しながら行われるものであって、
その際、テンプル軸2は何段階かの処置を経て、初めて
所要の長さになるのである。しかしながらまた、これに
代わる方法として、テンプル端部が眼鏡着用者個人々々
に正しく適合した状態でも、テンプル軸がまだ孔42の
底に突き当たらない程度の長さを、テンプルから切り取
ることもできるのである。この後の方の場合には、テン
プル軸2を適合させる各ステップでそれ以上切り縮める
ことを要しないで、テンプル端部4をテンプル軸2の上
で一方あるいは反対の方向にずらすだけで、適合させる
ことができるのである。
切り縮められたテンプル軸2を孔24に差し込むのに先
立って、鞘36がまず周壁部26にねじ込まれるが、し
かしながらその程度は、周壁部26の自由端部28がま
だ本格的には締めつけられない程度に止められる。その
場合、テンプル軸の第二の端部からなる差し込み部14
が孔24の中に差し込まれた状態で、鞘36が周壁部2
6にある程度ねじ込まれるが、その程度は、周壁部26
が半径方向にある程度締めつけられることによって、孔
24の表面と差し込み部14の表面との間にある程度の
固着摩擦力が生じ、そのため、差し込み部14が孔24
の中でなお前後にしゆう動し得るとともに、テンプル端
部4も孔24の軸を中心として、差し込み部14に対し
てなお回転し得ながら、しかもテンプル端部4とテンプ
ル軸2の間の相対的な位置関係が、テンプルの各構成エ
レメントに多少のショックを与えるとか、あるいはテン
プルの各エレメントの目方が掛かるとかいった程度のこ
とでは、変わることがない、程度にねじ込まれるのであ
る。この状態で、テンプル軸2とテンプル端部4とが互
いに予備的に固定される。
この予備的な固定状態の下で、テンプルを眼鏡着用者個
人々々の頭の形状寸法に適合させる作業が行われる。こ
の作業は、テンプルを予備的に固定した眼鏡を着用させ
た状態で、テンプルの長さが適正になり、かつテンプル
端部4が適正な内側向きの傾斜を持つようになるまで、
テンプル端部4を差し込み部14上でしゆう動させると
同時に、差し込み部の軸の周りに回転させる、ことによ
って行われる。この適合作業の間、その時々のテンプル
の長さと内側向きの傾斜の具合が眼鏡屋によると同時に
、眼鏡着用者によっても判断され、要すれば、適正と思
われるテンプル端部4の内側向きの傾斜とテンプルの長
さが得られるまで、調整が繰り返される。しかしながら
、以上述べたやり方の代わりに、適正な内側向きの傾斜
と適正なテンプルの長さを得るための作業を、例えば眼
鏡着用者の頭の寸法を測定することによって行い、それ
を予備的な固定状態にあるテンプルに移すこともできる
のである。
以上、説明した方法によって、予備的に固定されている
テンプルに、テンプルの長さとテンプル端部4の内側向
きの傾斜の調整が行われた後に、鞘36が予備的固定状
態から更に一層深く周壁部26にねじ込まれ、そのため
に周壁部26はその自由端部28のところで、円錐形に
次第に細くなっている前記の端部40によって一層強く
半径方向に締めつけられて変形し、それによって孔24
の中に差し込まれている差し込み部14に一層強く押し
つけられ、差し込み部14と周壁部26との間の固着摩
擦力が増してゆくのである。その際、鞘36は周壁部2
6の上で、最終的には第1図および第2図に図示されて
いる位置をとることとなるが、この位置では、眼鏡を普
通に着用している状態で掛かる程度の力では、周壁部2
6ないしはテンプル端部4の第一部分18と、差し込み
部14ないしはテンプル軸2どの間の相対的な位置関係
が、もはや変化し得ない程度にまで、固着摩擦力が大き
くなっている。すなわち換言すれば、テンプル端部4と
テンプル軸2とが互いに最終的に固着されたことを意味
する。固着を目的として用意されている固着装置には、
鞘36ならびに、そこに接触面34が形成されている自
由端部28を有する、半径方向に締めつけられて変形し
得る周壁部26が含まれる。その際、鞘36が一つの把
持エレメントを形成し、それによって差し込み部14が
孔24の中でしつかり把持されるのである。
上述の実施形態において、周壁部26に対する鞘36の
軸方向の位置を変えることによって、周壁部26と差し
込み部14との間の固着摩擦力の強さを無段階に調整し
得ることは、都合のよいことである。テンプルを調整す
る間には、時として固着摩擦力ないしは把持作用が強く
なり過ぎたり、あるいは弱くなり過ぎたりすることがあ
るが、それらは所望の状態に戻すことができる。更にも
う一つ都合のよいことには、上述のような実施形態の差
し込み型結合部ならびに固着装置の場合には、テンプル
端部4とテンプル軸2との間の相対的関係を、眼鏡着用
者の頭部に直接当てがいながら、変えることができる、
すなわちテンプル端部を頭部に直接当てがいながら、テ
ンプル軸2上を正しい長さのところまで、前後にしゆう
動させると同時に、正しい内側向きの傾斜が得られるよ
うに、調整することができるのである。この場合、テン
プルに手を加えて相対的な位置を変えるのに、眼鏡を着
用者の頭部から一々取り外す必要はないのであって、も
しその都度取り外したとすれば、新しく手を加えられた
相対的な関係は、更めてもう一度眼鏡を掛番プ直してか
らでなければ、ヂエツクできないこととなろう。最後に
もう一つ好都合なことは、固着摩擦力ないしは把持力を
調整して、最終的な固着状態にまでもってゆくのに、テ
ンプル端部4とテンプル軸2どの間の相対的な位置間係
を変える必要もないし、また実際に変わることもない、
ことである。そのため、前記の適合作業の際に予備的な
固着状態で得られた、正しい、ないしは所望の相対的な
位置関係は、最終的に固着された後の相対的な位置関係
と完全に一致しているのである。
以上、説明した実施形態の変形として、孔44に内ねじ
を切っておき、それが差し込み部14に切られた、対応
する外ねじと噛み合うようにすると同時に、外ねじ32
ならびに、鞘状の孔38の端部42の内ねじの代わりに
、それらの部分をそれぞれ平滑な表面にしておくことも
できるのである。更にまた、先に述べた第一の実施例の
変形として、鞘36を周壁部26とも、差し込み部14
ないしはテンプル軸2とも、ねじで噛み合うことのない
ものとしておき、ぞの他の点はすべて前記の実施例と同
じ構造にして、鞘が周壁部26および差し込み部14上
をその長手方向にしゆう動し得るようにしておくことも
できるのである。この後に述べた方の実施形態の場合に
は、何よりもまず、鞘36と周壁部26の間で作用し合
う、第1図から第3図には図示されていない、噛み合い
エレメントが設けられており、鞘が、周壁部26を丁度
最高に締めつけるような、軸方向の位置をとったとき、
すなわち最終的な固着位置をとったときに、それらが互
いに噛み合うようになっている。
第4図から第9図には、本発明のもう一つの実施例が示
されている。この第二の実施例においても、第一の実施
例の場合と同じ、ないしは相対応するエレメントに対し
ては、同じ参照記号が用いられている。これら同一の、
ないしは相当するエレメントについては、更めて説明は
行わない。以下には、この第二の実施例の、第一の実施
例に対して異なるところだけを、説明することとする。
この第二の実施例の固着装置の把持エレメントは、周壁
部26の上をスライドし、かつこれとははまり合う滑り
部材50として形成されている。
この滑り部材50が一杯にスライドさせられた状態では
、第4図、第5図および第6図が示すように、そして第
一の実施例の鞘36および第一部分18の場合と同じよ
うに、滑り部材の表面が第一部分18および周壁部26
の表面としつかりはまり合っている。
この滑り部材50は、差し込み部14の長手方向に延び
る一つの長手溝52を有する、一つの細長いエレメント
として形成されており、第9図が示すように、この長手
溝は滑り部材50の長さの大半にわたって延びている。
長手溝52が設けられている滑り部材50の部分には、
第9図で右の方に一つの鞘状の部分54が続いていて、
そこには一つの孔56が設けられているが、この孔は第
一部分18の孔24と同じ直径をもっており、かつ滑り
部材がはめ込まれた状態では孔24の延長上にきており
、従ってテンプル端部4がテンプル軸2に固着された状
態では、差し込み部14が孔56ばかりでなく孔24を
も貫通し、その上、清り部材5oが軸方向にスライドす
る際、これを案内するのである。滑り部材50の鞘状の
部分54の外表面は次第に細くなるように作られており
、それによってテンプル端部4の第一部分18からテン
プル軸2へと徐々に移りゆくのである。
長手溝52は一つの溝底面58ならびに二つの溝側面6
0および62からなっている。この長手溝は、例えばこ
こに示されている実施例では、燕尾型の断面をもってお
り、溝底面58の方に向かって広がっている。第9図で
左側の方になっている、この長手溝52の端部64では
、溝側面60および62は互いに平行に走っているが、
これに反して第9図の右の方の、端部64と鞘状の部分
54の間にある、長手溝52の端部66の部分では、第
9図に見られるように、溝の両側面は次第にお互いが近
付き合い、すなわち次第に狭まっているのである。
周壁部26には、差し込み部の長手方向に走る一つの突
起68が設けられているが、この突起は長手溝52と相
補う断面形状をもっていて、これとはまり合っており、
その際、この突起68の両側面70および72はその全
長にわたって、従ってまた滑り部材50の長手溝52の
全長にわたって、互いに平行して走っている。これら両
側面7Oおよび72の延び方および相互の間隔は、それ
らが端部66において溝側面60および62と当たり合
い、かつ、滑り部材50が完全に周壁部26の上にスラ
イドして寄せられたときに、溝側面によってこれらの側
面70eよび72に圧力が掛かるように、なされている
。この圧力によって、突起68が、従ってまた周壁部2
6が半径方向に締めつけられて変形することとなるが、
その際、この締めつけ力と変形の度合は、滑り部材50
が突起62の上に(第4図および第5図において右の方
へ)、どの程度スライドさせられるか、によって決まる
。のである。
第5図から第9図による実施形態の場合には、孔24は
突起68の長手中心線にほぼ沿う形に作られているが、
その際、孔24は周壁部26によって完全に取り囲まれ
ているのではなくて、突起68の頂部のところが開いた
形になっており、そのため孔24の中に差し込まれた差
し込み部14は、第6図に見られるように、突起68の
頂部のところでは、その一部が半径方向にはみ出した形
になっている。これに対応する形で、溝底面58には一
つの浅い溝状の窪みが設けられており、それが、同じく
第6図から判るように、差し込み部14の半径方向には
み出した部分を受は入れるようになっている。滑り部材
50の、長手溝52の設けられている部分は、周壁部2
6の内側の、すなわち眼鏡着用者の頭部に接する側の側
面にくるように作られており、従って滑り部材50と周
壁部26との間の、長手方向に走る合わせ目は、第5図
の上から見た図に合わせ目74として示されているよう
に、第一部分18の上側および下側を走ることとなる。
この第二の実施例によるテンプルを適合させるやり方は
、先に第一の実施例によるテンプルに対して説明したの
と、基本的には同じやり方で行われるのであるが、その
際、周壁部26と差し込み部14との間に働く固着ll
i擦力ないしは把持力を高める方法が、第一の実施例で
は鞘36をねじ込むことによって行われたのに対し、こ
の第二の実施例では滑り部材50を軸方向にスライドさ
せてゆくことによって行われるところだ(プが異なって
いる。
第10図から第16図は本発明の第三の実施例を示して
おり、これは第二の実施例の一つの変形に関するもので
ある。この場合にも、同一の、ないしは相応したエレメ
ントに対しては、最初の二つの実施例の際と同じ参照記
号を用いることとする。また以下の説明でも、同一ない
しは相応するエレメントについては、詳しい説明を省略
し、この第三の実施例と第二の実施例との間の相違につ
いてのみ説明するに止める。この第三の実施例の場合に
は、滑り部材5oが周壁部26の上側に配置されている
ところが、第二の実施例と異なっている。更にこの第三
の実施例では、周壁部26が孔24の周りを完全に取り
巻いており、かつ突起68には、孔24から突起68の
頂部まで半径方向に通っている、一つの長手スリット7
6が設けられている。また第12図に見られる通り、長
手溝52の断面形状は燕尾型ではなくて、ハンマーの頭
のような形状になっている。
滑り部材5oを、それが周壁部26を最大限に締めつけ
る位置に確実に止めておくために、この第三の実施例で
は、滑り部材5oには円周方向に走る一つの突起78の
形をした、また同時に周壁部26の外側には一つの溝8
0の形をした、互いに対になった噛み合いエレメントが
設けられている。 この第三の実施例によるテンプルを
適合させるやり方は、第二の実施例によるテンプルの適
合のさせ方と、基本的には同じやり方で行われる。
テンプル端部4の第一部分18および周壁部26は、第
二および第三の実施例の場合も第一の実施例の場合と同
じく、通常はよく合成樹脂、中でも特にPo Iyet
her in idで作られることが多い。これら三つ
の実施例のいずれの場合にも、周壁部が、所要の把持力
を得るために、鞘ないしは滑り部材によって構成されて
いる把持エレメントによって締めつけられ、変形させら
れるような構造の場合には、周壁部26の材料として金
属を使用することも考えられる。また第二および第三の
実施例の滑り部材50の材料としては、第一の実施例の
鞘の場合と同じく、合成樹脂の他に金属材料の使用も考
えられるが、これは強度が高く、従って変形する可能性
が少ないことから、特に適したものといえる。
以上、説明した実施例においては、孔24および差し込
み部14の表面は平滑な円筒面になっている。しかしな
がら、固@摩擦力を高めるためには、少なくともこの中
どちらか一方の表面をざらざらに粗く仕上げておくか、
あるいは両者ともにきめ細かい繊維状の特性をもったも
のにしておくことも考えられ、この方法によって双方の
表面の間の固着力が増し、最終の固着状態における把持
作用が高められるのである。
更に、これまでに説明した実施例とは違って、差し込み
部14が、長手方向に走っていて、かつ半径方向に突き
出た縁を含んでいて、従ってこの部分が正多角形の断面
形状を有するように、しておくこともできる。この方式
の場合には、最終的に固着された状態で、差し込み部1
4と周壁部2θとの間の固着摩擦力が、この両エレメン
トの間が一種の型ばめ結合になることによって、補完さ
れることとなる。その際、この部分の長さは、この型ば
め結合が予備的な固着状態ではまだ引き起こされておら
ず、最終的な固着状態に移るときに初めて生ずるように
、決められるのである。
本発明をここまで実施例ならびにその変形によって説明
してきた限りでは、テンプル端部4とテンプル軸2どの
間に作られる結合は、すべて再解放されるものであった
。もし、この結合が再解放しなくて済むものであれば、
孔24あるいは差し込み部14の表面に、力を加えるこ
とによって剥がすことのできる接着剤を塗っておき、鞘
あるいは滑り部材の形に作られた把持エレメントが、周
壁部26に最高の締めつけ力を及ぼすような位置をとっ
たときに初めて、この接着剤が効果を発揮するようにす
ることもできる。このようにすれば、特に高い強度と負
萄能力とを特徴とする一つの接着型結合が得られるので
ある。
本発明の総括 一つの眼鏡用テンプルが、テンプル軸と、最初はこのテ
ンプル軸と別に作られている一つのテンプル端部との間
に、一つの差し込み型結合部を有している。この差し込
み型結合部には、上記二つのエレメントの一方に設けら
れた一つの孔と、二つのエレメントのもう一つの方に設
けられていて、この孔に差し込まれている一つの差し込
み部と、更に、テンプル端部とテンプル軸との間の相対
的な関係位置を確保するための一つの固着装置とが含ま
れている。この固着装置は一つの把持エレメントを含ん
でおり、それが、前記の孔を取り巻く周壁部に対して色
々異なった軸方向位置をとり得るとともに、その軸方向
位置に応じて、孔の中の差し込み部を、あるいは強く、
あるいは弱く締めつけ、それによって差し込み部を孔の
中でしつかり把持するのである。固着装置のこのような
構造によって、テンプルを眼鏡着用者の頭部の形状寸法
に適合させるに際して、テンプルの長さ、ならびにテン
プル端部の内側向きの傾斜の正確な調整を容易に行い得
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施例によるテンプルを透視
的に見た図である。 第2図は、第1図によるテンプル端部を、部分的に断面
にして示す、側面図であるが、この図では差し込み型結
合部の差し込み部はまだ図示されていない。 第3図は、第2図の線A−8による断面図である。 第4図は、本発明の第二の実施例によるテンプル端部の
一部分を、第2図と同様に側面から見た、部分的側面図
である。 第5図は、第4図のテンプル端部を上から見た平面図で
ある。 第6図は、第4図の線C−Dによる断面図である。 第7図は、第4図の線E−Fによる断面図である。 第8図は、第4図によるテンプル端部の第一部分の側面
図である。 第9図は、第二の実施例の滑り部材を、第6図の左側か
ら見たときの側面図である。 第10図は、本発明の第三の実施例のテンプル端部の一
部分を、第2図と同様に側面から見た、部分的側面図で
ある。 第11図は、第10図のテンプル端部を上から見た平面
図である。 第12図は、第10図の線G−Hによる断面図である。 第13図は、第10図の線J−Kによる断面図である。 第14図は、第三の実施例のテンプル端部の第一部分の
側面図である。 第15図は、第三の実施例の滑り部材を下から見た図で
ある。 第16図は、第10図に対応する図であるが、この図は
、滑り部材が、テンプル端部とテンプル軸端との間の差
し込み型結合部がまだ完全に固着されていない、一つの
中間的な状態にあることを示している。 2・・・テンプル軸    4・・・テンプル端部6・
・・差し込み型結合部 8・・・第一の軸端部10・・
・ヒンジ端部   12・・・ヒンジ孔14・・・差し
込み部   18・・・第一部分20・・・第二部分 
   24・・・孔26・・・周壁部     28・
・・自由端部30・・・長手方向スリット 32・・・外ねじ     34・・・接触面36・・
・鞘(把持エレメント) 3給漏状の孔     40.42・・・端部44・・
・孔       46・・・横孔50・・・滑り部材
(把持エレメント)52・・・長手溝     54・
・・鞘状の部分56・・・孔       58・・・
溝底面60.62・・・溝側面  64.66・・・端
部68・・・突起      70.72・・・突起の
側面76・・・長手スリット 78・・・噛み合いエレメント(突起)80・・・噛み
合いエレメント(溝) X・・・ヒンジ軸

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一本の細長い、ほぼ真直ぐな軸を有しており、か
    つこの軸がその第一の軸端部において眼鏡のレンズ枠の
    ヒンジ・フォーク部もしくは関節部とヒンジによつて接
    続され得るようになつており、更に、この軸の延長部を
    なしている細長い、ほぼ真直ぐな第一の部分と、この第
    一の部分に続き、かつ第一の部分から180°よりも小
    さい角度で下向きに曲がつて続いている、細長い第二の
    部分とからなる、テンプル端部を有しており、かつその
    際、テンプル端部の第一部分とテンプル軸の第二部分と
    が一つの差し込み型結合部によつて互いに結合されてお
    り、更にこの差し込み型結合部が、上記の二つのエレメ
    ントの一つ(上記の第一部分もしくはテンプル軸)に設
    けられた一つの孔と、上記の二つのエレメントのもう一
    方に設けられた、上記の孔の中に納まるべき一つの差し
    込み部と、上記の第一の部分とテンプル軸の第二の端部
    とをそれらの相対的位置にしつかり保持するための一つ
    の固着装置とからなつており、かつまたその際、上記の
    差し込み部および/もしくは孔の表面が、孔と差し込み
    部とが噛み合う部分の全長にわたつて円筒形に作られて
    いるような、一つの眼鏡用テンプルであつて、 上述の固着装置が一つの把持エレメント(36、50)
    を含んでおり、かつこの把持エレメントが前記の孔(2
    4)を取り巻く周壁部(26)に覆い被さり、かつこの
    周壁部に対するそのエレメントの軸方向の位置に応じて
    あるいは強くあるいは弱く、この周壁部を半径方向に締
    めつけて変形させ、それによつて差し込み部(14)お
    よび孔(24)の表面がそれぞれ異なつた圧力の下で接
    触し合うようになされていることを特徴とする眼鏡用テ
    ンプル。
  2. (2)特許請求の範囲第1項による眼鏡用テンプルであ
    つて、 前述の差し込み部(14)がその長手方向に沿つて走る
    、半径方向に突き出た多数の突起を有していること、な
    らびに 前述の周壁部(26)が締めつけられるまでは、孔(2
    4)と差し込み部とが噛み合う部分の全長にわたつて、
    孔の表面が円筒形に仕上げられていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  3. (3)特許請求の範囲第2項による眼鏡用テンプルであ
    つて、 前述の差し込み部(14)が正多角形の断面形状を有す
    ること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  4. (4)特許請求の範囲第1項による眼鏡用テンプルであ
    つて、 孔(24)と差し込み部(14)とが噛み合う部分の全
    長にわたつて、孔および差し込み部の表面が円筒形に仕
    上げられていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  5. (5)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    一つの項による眼鏡用テンプルであつて、孔(24)お
    よび/あるいは差し込み部(14)の表面がざらざらに
    粗くなされていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  6. (6)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    一つの項による眼鏡用テンプルであつて、孔(24)お
    よび差し込み部(14)の表面がきめ細かな性状を有す
    ること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  7. (7)特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか
    一つの項による眼鏡用テンプルであつて、孔(24)お
    よび/あるいは差し込み部(14)の表面に、力を加え
    ることによつて剥がすことができるような接着剤が塗布
    されていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  8. (8)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
    一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の周壁(
    26)がプラステイツク合成樹脂材料で作られているこ
    と を特徴とする眼鏡用テンプル。
  9. (9)特許請求の範囲第1項から第8項までのいずれか
    一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の孔(2
    4)がテンプル端部(4)の第一部分(18)の中に形
    成されていること、ならびに 前述の差し込み部(14)がテンプル軸の第二の端部に
    よつて形成されていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  10. (10)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    か一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の把持
    エレメントが一つの鞘状の孔(38)を有する一つの鞘
    (36)になつており、かつその際、この鞘状の孔が、
    前記の周壁部(26)の自由端部(28)に相対応する
    、その一方の端部(40)において円錐形に次第に細く
    なつていると同時に、そのもう一方の端部(42)のと
    ころには内ねじを切つた部分が設けられていること、お
    よび 前記の周壁部の外表面には上記の内ねじと噛み合う外ね
    じ(32)が切られていること、ならび周壁部の自由端
    部には半径方向外側に、上述の円錐形に次第に細くなつ
    ている端部の孔の内表面と当たり合う、一つの接触面(
    34)が形成されていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  11. (11)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    か一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の把持
    エレメントが一つの鞘状の孔(38)を有する一つの鞘
    (36)になつており、かつその際、この鞘状の孔が、
    前記の周壁部(26)の自由端部(28)に相対応する
    、その一方の端部(40)において円錐形に次第に細く
    なつていること、および 周壁部の自由端部には半径方向外側に、上述の円錐形に
    次第に細くなつている端部の孔の内表面と当たり合う、
    一つの接触面(34)が形成されていること、ならびに 差し込み部(14)には、上記の鞘の内ねじと噛み合う
    、外ねじが切られていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  12. (12)特許請求の範囲第10項あるいは第11項のい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の鞘に一つの工具当たり面(46)が形成されてい
    ること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  13. (13)特許請求の範囲第12項による眼鏡用テンプル
    であつて、 上述の工具当たり面が、鞘に明けられた一つの横孔(4
    6)であること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  14. (14)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    か一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の把持
    エレメントが一つの鞘状の孔(38)を有する一つの鞘
    (36)になつており、かつその際、この鞘状の孔が、
    前記の周壁部(26)の自由端部(28)に相対応する
    、その一方の端部(40)において円錐形に次第に細く
    なつていると同時に、そのもう一方の端部が平滑な円筒
    形に仕上げられていること、ならびに 周壁部の自由端部には半径方向外側に、上述の円錐形に
    次第に細くなつている端部の孔の内表面と当たり合う、
    一つの接触面(34)が形成されていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  15. (15)特許請求の範囲第14項による眼鏡用テンプル
    であつて、 前述の鞘(36)および周壁部(26)にそれぞれ噛み
    合いエレメントが設けられており、かつその際、鞘が周
    壁部の軸方向の位置に応じて周壁部に最大の締めつけ力
    を及ぼしたところで、これらの噛み合いエレメントが互
    いにはまり合うようになされていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  16. (16)特許請求の範囲第10項から第15項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の周壁部(26)がその自由端部(28)に少なく
    とも一つの長手方向スリット(30)を有すること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  17. (17)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    か一つの項による眼鏡用テンプルであつて、前述の把持
    エレメントが、前記の差し込み部の長手方向に沿つて走
    る一つの長手溝(52)を有する一つの滑り部材(50
    )になつており、かつその際、この長手溝が溝底面(5
    8)に向かつて広がつていること、および 周壁部(26)が差し込み部の長手方向に沿つて走る一
    つの突起(68)を有しており、かつその際、この突起
    が上記の長手溝の断面と丁度相補う断面形状をもつてい
    て、これとはまり合い、それによつて上記の滑り部材が
    この突起の上をスライドし得るようになつていること、
    ならびにこの長手溝の、周壁部(26)の自由端部(2
    8)に相対応する、端部(66)において、溝の両側面
    (60、62)が互いに近付き合つて、周壁部の自由端
    の部分で上記の突起の両側面(70、72)と接触し合
    うようになつていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  18. (18)特許請求の範囲第17項による眼鏡用テンプル
    であつて、 上述の突起(68)の両側面(70、72)が、突起の
    全長にわたつて互いに平行に走つていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  19. (19)特許請求の範囲第17項あるいは第18項によ
    る眼鏡用テンプルであつて、 前述の周壁部(26)が一つの長手スリット(76)を
    有しており、かつこの長手スリットが前記の孔(24)
    から前記の突起(68)の頂部まで半径方向にわたつて
    延びていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  20. (20)特許請求の範囲第17項あるいは第18項によ
    る眼鏡用テンプルであつて、 前述の孔(24)が、前記の突起(68)の長手中心線
    にほぼ沿つて走つていること、ならびに前述の差し込み
    部(14)が部分的に、前記の突起の頂部から半径方向
    に突き出ていることを特徴とする眼鏡用テンプル。
  21. (21)特許請求の範囲第17項から第20項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の滑り部材(50)が、その長手溝を設けられてい
    る部分の延長部に、一つの鞘状の部分(54)を有して
    おり、その部分の孔(66)を通して差し込み部(14
    )が差し込まれていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  22. (22)特許請求の範囲第17項から第21項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の滑り部材(50)が周壁部(26)の上側に配置
    されていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
  23. (23)特許請求の範囲第17項から第21項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の滑り部材(50)が周壁部(26)の両側面のい
    ずれか一つに沿つて配置されていることを特徴とする眼
    鏡用テンプル。
  24. (24)特許請求の範囲第17項から第23項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の滑り部材(50)および周壁部(26)にそれぞ
    れ噛み合いエレメント(78、80)が設けられており
    、かつその際、滑り部材が周壁部の軸方向の位置に応じ
    て周壁部に最大の締めつけ力を及ぼしたところで、これ
    らの噛み合いエレメントが互いにはまり合うようになさ
    れていることを特徴とする眼鏡用テンプル。
  25. (25)特許請求の範囲第10項から第24項までのい
    ずれか一つの項による眼鏡用テンプルであつて、 前述の鞘(36)ないしは滑り部材(50)が金属でで
    きていること を特徴とする眼鏡用テンプル。
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