JPH05244891A - 大造こんにゃく切断供給装置 - Google Patents

大造こんにゃく切断供給装置

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JPH05244891A
JPH05244891A JP4047236A JP4723692A JPH05244891A JP H05244891 A JPH05244891 A JP H05244891A JP 4047236 A JP4047236 A JP 4047236A JP 4723692 A JP4723692 A JP 4723692A JP H05244891 A JPH05244891 A JP H05244891A
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slicing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大造こんにゃくのスライスや運搬等の一連の
工程を能率的かつ衛生的に行う。 【構成】 ダンパーシュート8は、大造こんにゃく1を
1個ずつ落下させて所定の切断待機位置21に移送す
る。押し込み用シリンダ4は、押し込み部材5を介して
前記切断待機位置21にある大造こんにゃく1をスライ
ス刃14へ押し込んで通過させ、これにより得られた横
整列状態の複数個のスライスこんにゃく2は収納待機位
置22にある収納箱15内に収納される。こののち、収
納箱15は90度回動して搬送待機位置23に保持さ
れ、収納箱15内の複数のスライスこんにゃく2は縦整
列すなわち段積みされた状態になる。突き出し用シリン
ダ16は、突き出し板17を介して、収納箱15内の最
下段のスライスこんにゃく2をコンベア3上に突き出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大造こんにゃくをスラ
イスして複数個のスライスこんにゃくを形成し、該複数
個のスライスこんにゃくを包装機へ順次搬送するための
大造こんにゃく切断供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石灰が付着した大造こんにゃくを
スライスして複数個のスライスこんにゃくを形成し、こ
の複数個のスライスこんにゃくを包装機へ供給するとい
う工程は、ほとんどが人手にたよっていた。
【0003】すなわち、まず、大造こんにゃくを、手で
持って押し込み用シリンダとスライス刃との間の所定の
切断待機位置に運んだ後、大造こんにゃくをその幅方向
に位置ずれないように手で押えるとともに、前記押し込
み用シリンダを起動して、大造こんにゃくをスライス刃
に押し込んで通す。これにより、複数個のスライスこん
にゃくが形成され、この複数個のスライスこんにゃくを
手で持って包装機へ運んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、石灰が付着した大造こんにゃくを切断待機位置へ運
んだり、スライスこんにゃくを包装機まで運んだりする
工程は人が行なっていたため、多くの時間がかかって非
能率的であるとともに、非衛生的でもあるという問題点
がある。また、大造こんにゃくをスライス刃でスライス
する際、大造こんにゃくを手で押えていたため、手がス
ライス刃に当たったりして危険であるという問題点もあ
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、一連の工程を効率よくかつ安全に行なえる大
造こんにゃく切断供給装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、大造こんにゃくをスライスして複数個のス
ライスこんにゃくを形成し、該複数個のスライスこんに
ゃくを1個ずつ包装機へ順次搬送するための大造こんに
ゃく切断供給装置であって、複数個の大造こんにゃくを
所定の切断待機位置へ順次搬送するための第1の搬送手
段と、前記所定の切断待機位置の近傍に設けられた、前
記大造こんにゃくをスライスして複数個のスライスこん
にゃくを形成するためのスライス刃と、前記第1の搬送
手段によって前記所定の切断待機位置に搬送された大造
こんにゃくを前記スライス刃に押し込んで通すための押
し込み手段と、該押し込み手段によって前記スライス刃
へ押し込まれる大造こんにゃくの幅方向の移動を規制す
るための案内手段と、前記複数個のスライスこんにゃく
を収納可能な筐体形状を有し、後板の一端側に1つのス
ライスこんにゃくが通過し得る大きさの突き出し用開口
が形成され、かつ、前記スライス刃と対向する収納待機
位置と前記突き出し用開口が下方にくる搬送待機位置と
の間を約90度だけ回動可能なように、前記スライス刃
の後方に設けられた収納箱と、該収納箱を回動させるた
めの回動機構と、前記収納箱の後方に設けられ、前記収
納箱が前記搬送待機位置にある状態で、前記突き出し用
開口を通って収納箱内へ突出し、該収納箱内の最下端の
スライスこんにゃくを前記収納箱外へ突き出すための突
き出し手段と、該突き出し手段より突出されたスライス
こんにゃくを順次包装機へ搬送するための第2の搬送手
段とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、まず、第
1の搬送手段によって大造こんにゃくが所定の切断待機
位置へ搬送されると、この大造こんにゃくは、押し込み
手段によってスライス刃へ押し込まれスライス刃を通過
し、この際、大造こんにゃくは案内手段によって幅方向
における位置ずれが規制される。大造こんにゃくは、ス
ライス刃を通過する際、縦方向にスライスされて横整列
状態の複数個のスライスこんにゃくが形成され、この横
整列状態の複数個のスライスこんにゃくは、スライス刃
の後方に設けられた、収納待機位置にある収納箱内に収
納される。こののち、回動機構によって収納箱を90度
回動させて、収納箱をその後板の突き出し用開口が下方
にくる搬送待機位置に保持する。この状態では、収納箱
内の複数個のスライスこんにゃくは縦整列状態すなわち
段積み状態になっている。
【0008】突き出し手段を、収納箱の突き出し用開口
に貫通させて収納箱内に突出し、最下段のスライスこん
にゃくを収納箱外へ突き出す。該突き出されたスライス
こんにゃくは第2の搬送手段によって包装機へ搬送され
る。
【0009】収納箱内の残りのスライスこんにゃくを、
上述したのと同様に突き出し手段によって収納箱外へ順
次突出し、該突き出されたスライスこんにゃくは第2の
搬送手段によって包装機へ順次搬送される。こののち、
収納箱は90度回動して収納待機位置に戻り、また、第
1の搬送手段によって次の大造こんにゃくが切断待機位
置に搬送される。そして、この大造こんにゃくのスライ
スおよび収納箱内への収納が行われたのち、コンベアへ
の突き出しが行なわれる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の大造こんにゃく切断供給装
置の一実施例の概略正面図、図2および図3はそれぞれ
図1の上面図および右側面図、図4は図1の押し込み部
材の近傍の拡大図であり、(A)は上面図、(B)は右
側面図である。
【0012】大造こんにゃく切断供給装置の架台6の上
方には傾斜したシューター7が設けられており、このシ
ューター7は、2つの案内板7a,7bを有し、予め製
造された複数個の大造こんにゃく1を縦に並んだ状態で
保持するものである。シューター7の前方にはダンパー
シュート8が設けられており、このダンパーシュート8
の後端部は、シューター7上にある最下方の大造こんに
ゃく1を支持する後述するストッパ部8aとなってお
り、前記後端部はダンパーシャフト9に回動自在に支持
されている。また、ダンパーシュート8も2つの案内板
8b,8cを有している。図5に示すように、後述する
押し込み用シリンダ(スライサーエアシリンダ)4のロ
ッド4aを突出させると、先ず、押し上げ板24を介し
てロッド4aに固着された押し込み部材5によってダン
パーシュート8は押し上げられて回動し、前記ロッド4
aの突出の進行に伴ない、図6に示すように、押し上げ
板24によってダンパーシュート8はほぼ水平状態に保
持される。そして、押し込み用シリンダ4のロッド4a
を引き込ませると、ダンパーシュート8が下向きに回動
して傾くことにより、ダンパーシュート8上の大造こん
にゃく1は落下し、待機プレート13上の切断待機位置
21に達する。ダンパーシュート8が傾くことにより、
そのストッパ部8aに、シューター7上にある最下方の
大造こんにゃく1が係止され支持される。
【0013】待機プレート13の前方にはスライス刃1
4が固定設置され、このスライス刃14は、その幅方向
に並列された複数の刃14aを備え(図7参照)、大造
こんにゃく1をスライスして横整列状態の複数のスライ
スこんにゃく2を形成するものである。
【0014】上記説明から明らかなように、シューター
7、ダンパーシュート8および押し込み用シリンダ4等
により、複数個の大造こんにゃく1を所定の切断待機位
置21へ順次搬送するための第1の搬送手段が構成され
ている。
【0015】架台6の上面には押し込み手段としての押
し込み用シリンダ4が固定され、この押し込み用シリン
ダ4のロッド4aの先端には、大造こんにゃく1の幅と
ほぼ等しい幅を有する断面「L」の字状の押し上げ板2
4が固着されている。この押し上げ板24の前面には押
し込み部材5が固着されている。押し込み用シリンダ4
を起動してそのロッド4aを突出させると、この間、押
し込み部材5は傾いたダンパーシュート8を押し上げ、
さらに押し込み部材5は、スライス刃14内へ入り切断
待機位置21にある大造こんにゃく1をスライス刃14
に押し込んで通す。押し込み部材5には、スライス刃1
4の複数の刃14a(図7参照)と干渉しないように複
数のにげ溝5aが形成されている。
【0016】待機プレート13の上面には、案内手段と
しての2つの案内板18a,18bが大造こんにゃく1
の幅よりも若干大きな距離をおいて一体的に突設されて
いる。
【0017】ダンパーシュート8より落下する大造こん
にゃく1は、2つの案内板18a,18b間に入り、押
し込み用シリンダ4のロッド4aを突出させると、大造
こんにゃく1は、前記2つの案内板18a,18bによ
ってその幅方向の移動が規制されつつ、スライス刃14
内へ押し込まれる。
【0018】スライス刃14の後方に設けられた収納箱
15は、大造こんにゃく1の体積とほぼ等しい内空間を
有し、かつその後板15dの一端側には、1つのスライ
スこんにゃく2とほぼ等しい大きさの後述する突き出し
用開口15bが形成されている。
【0019】この収納箱15は、該収納箱15に一体的
に設けられた支持部15aを介して後述する回転軸20
に一体的に連結されている。この回転軸20は図示しな
い部材を介して架台6に回転自在に支持され、かつモー
タ(不図示)によって90度だけ回転されることによ
り、収納箱15は、その開口15cがスライス刃14と
対向する収納待機位置22と、前記突き出し用開口15
bが下方にくる搬送待機位置23との間を回転軸20を
支点として90度だけ回動される。
【0020】収納箱15がスライス刃14と対向する収
納待機位置22にある状態では、大造こんにゃく1がス
ライス刃14でスライスされて得られた複数個のスライ
スこんにゃく2は、横整列状態を保ちつつ収納箱15内
へ押し込まれ収納される。前記モータおよび回転軸20
により、収納箱15を回動させるための回動機構が構成
されている。
【0021】突き出し手段としての突き出し用シリンダ
(エアシリンダ)16は、架台6の図示右端部上面に固
定されており、そのロッド16aには、1個のスライス
こんにゃく2の幅とほぼ等しい幅を有する断面「コ」の
字状の突き出し板17が固着されている。この突き出し
板17は、搬送待機位置23にある収納箱15の突き出
し用開口15bに対向する位置にある。そして突き出し
用シリンダ16を起動して、そのロッド16aを突出さ
せると、突き出し板17は突き出し用開口15bを貫通
して収納箱15内へ突出し、収納箱15内の複数のスラ
イスこんにゃく2のうち最下段のスライスこんにゃく2
を収納箱15外へ突き出すものである。突き出されたス
ライスこんにゃく2は後述するコンベア3上に載る。
【0022】第2の搬送手段としてのコンベア3は、斜
め上方へ移動し、収納箱15内から突き出されたスライ
スこんにゃく2を所定の包装機(不図示)へ搬送するた
めのものである。このコンベア3は、図示しないモータ
で回転される駆動コンベアローラ11と、被動コンベア
ローラ12と、各コンベアローラ11,12間に張設さ
れた搬送ベルト10と、この搬送ベルト10の外周面に
等間隔に突設された、スライスこんにゃく2を支持する
ための複数の支持部材19とから構成されている。
【0023】次に、本実施例の動作について説明する。
【0024】押し込み用シリンダ4および突き出し用シ
リンダ16のそれぞれのロッド4a,16aは、予め引
っ込んだ状態にあり、収納箱15はスライス刃14と対
向する収納待機位置22にある。
【0025】複数の大造こんにゃく1をシューター7に
搭載すると、最下方の大造こんにゃく1は、ダンパーシ
ュート8のストッパ部8aに係止されて支持される。
【0026】押し込み用シリンダ4を起動し、そのロッ
ド4aをダンパーシュート8の先端部近傍まで突出させ
ると、図5に示すように、押し込み部材5はダンパーシ
ュート8を押し上げ、ダンパーシュート8がほぼ水平状
態になると、前記最下方の大造こんにゃく1のストッパ
部8aへの係合は解除され、最下方の大造こんにゃく1
はスライドしてダンパーシュート8上に載る。
【0027】ここで、押し込み用シリンダ4のロッド4
aを引っ込ませると、ダンパーシュート8は回動して下
方へ傾く状態になる。これにより、ダンパーシュート8
上の大造こんにゃく1は、ダンパーシュート8上をスラ
イドして落下し、待機プレート13上の所定の切断待機
位置21に達し、一方、シューター7上の次の大造こん
にゃく1は、ダンパーシュート8のストッパ部8aに係
止されて支持される。ここで、図6に示すように、再び
押し込み用シリンダ4を起動し、押し込み部材5をスラ
イス刃14内に入れると、切断待機位置21にある大造
こんにゃく1は、2枚の案内板18a,18bに案内さ
れつつ、押し込み部材5によってスライス刃14内へ押
し込まれ通過する。このとき、ダンパーシュート8は押
し上げ板24によって水平状態に保持され、次の大造こ
んにゃく1はスライドしてダンパーシュート8上にく
る。
【0028】スライス刃14に押し込まれた最初の大造
こんにゃく1は、縦方向にスライスされて横整列状態の
複数スライスこんにゃく2が形成され、この複数のスラ
イスこんにゃく2は、収納待機位置22にある収納箱1
5内へ押し込まれて収納される。
【0029】こののち、押し込み用シリンダ4のロッド
4aを待機位置まで引っ込めると、ダンパーシュート8
は回動して下方へ傾く状態になるので、ダンパーシュー
ト8上の次の大造こんにゃく1は、ダンパーシュート8
上をスライドして落下し、所定の切断待機位置21にく
る。
【0030】こののち、収納箱15を回動させるための
前記モータ(不図示)が起動し、収納箱15を、その突
き出し用開口15bが下方にくる縦になった搬送待機位
置23まで回動させ保持すると、横整列状態にあった複
数のスライスこんにゃく2は、縦整列状態すなわち段積
みされた状態になる。
【0031】次に、突き出し用シリンダ16が起動され
て、そのロッド16aを突出させて収納箱15の突き出
し用開口15bを貫通させると、収納箱15内の最下端
のスライスこんにゃく2は、突き出し板17によってコ
ンベア3上へ突き出される。コンベア3上へ突き出され
たスライスこんにゃく2は、移動するコンベア3の支持
部材19に支持されつつ、図示しない包装機へ搬送され
る。
【0032】突き出し用シリンダ16のロッド16aを
再び突出させて、次の最下段のスライスこんにゃく2を
コンベア3上へ突き出すと、このスライスこんにゃく2
は次の支持部材19に支持される。この動作を繰り返す
ことにより、収納箱15内のすべてのスライスこんにゃ
く2をコンベア3上へ移す。コンベア3に搭載された複
数個のスライスこんにゃく2は、コンベア3によって斜
め上方へ移送されて1個ずつ図示しない包装機へ供給さ
れる。
【0033】このように1つの大造こんにゃく1のスラ
イスおよび該スライスして得られた複数のスライスこん
にゃく2のコンベア3への突き出しが終了したら、収納
箱15を再び収納待機位置22へ回動させ保持する。
【0034】こののち、押し込み用シリンダ4を起動し
て、次の大造こんにゃく1のスライスを行なって複数の
スライスこんにゃく2を形成し、さらに、上述したのと
同様に、収納箱15を搬送待機位置23まで回動させ、
複数のスライスこんにゃく2を収納箱15内からコンベ
ア3上へ突き出す。このような工程が連続的に行なわ
れ、複数の大造こんにゃく1をスライスして得られたス
ライスこんにゃく2が包装機(不図示)へ順次搬送され
る。
【0035】上述した実施例においては、複数個の大造
こんにゃくを所定の切断待機位置へ順次搬送するための
第1の搬送手段として、シューターやダンパーシュート
や押し込み用シリンダ等から成るものを示したが、これ
に限られず、コンベアによって大造こんにゃくを1個ず
つ切断待機位置へ落下させる構成のものでもよい。
【0036】また、押し込み用シリンダは、切断待機位
置にある大造こんにゃくをスライス刃に押し込むための
機能の他、ダンパーシュートの駆動源としての機能を兼
ねているものを示したが、これに限らず、ダンパーシュ
ートの駆動源を別途設けてもよい。
【0037】さらに、図8に示すように、斜めの刃14
aXを備えたスライス刃14Xを使用し、三角形状のス
ライスこんにゃくを形成してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、石灰が付着した大造こんにゃくが第1の搬
送手段によって切断待機位置へ搬送され、さらにスライ
スされた複数のスライスこんにゃくが、突き出し手段に
よって収納箱より突き出され、これを第2の搬送手段に
よって包装機へ搬送するため、一連の工程を効率よくか
つ衛生的に行なえるという効果を奏する。
【0039】また、大造こんにゃくをスライスする際、
大造こんにゃくを案内手段に案内させて、幅方向の位置
ずれを防止すことにより、従来のような、手で大造こん
にゃくを押える必要がなく、安全であるという効果も奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大造こんにゃく切断供給装置の一実施
例の概略正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1の押し込み部材の近傍を示す図であり、
(A)は上面図、(B)は右側面図である。
【図5】図1のダンパーシュートの近傍の拡大図であ
り、大造こんにゃくを待機プレート上に供給する工程を
示している。
【図6】図1のダンパーシュートの近傍の拡大図であ
り、大造こんにゃくのスライス工程を示している。
【図7】スライス刃の概略正面図である。
【図8】他のスライス刃の概略正面図である。
【符号の説明】
1 大造こんにゃく 2 スライスこんにゃく 3 コンベア 4 押し込み用シリンダ 4a ロッド 5 押し込み部材 5a にげ溝 6 架台 7 シューター 7a,7b 案内板 8 ダンパーシュート 8a ストッパ部 8b,8c 案内板 9 ダンパーシャフト 10 搬送ベルト 11 駆動コンベアローラ 12 被動コンベアローラ 13 待機プレート 14,14× スライス刃 14a,14a× 刃 15 収納箱 15a 支持部 15b 突き出し用開口 15c 開口 15d 後板 16 突き出し用シリンダ 16a ロッド 17 突き出し板 18a,18b 案内板 19 支持部材 20 回転軸 21 切断待機位置 22 収納待機位置 23 搬送待機位置 24 押し上げ板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大造こんにゃくをスライスして複数個の
    スライスこんにゃくを形成し、該複数個のスライスこん
    にゃくを1個ずつ包装機へ順次搬送するための大造こん
    にゃく切断供給装置であって、 複数個の大造こんにゃくを所定の切断待機位置へ順次搬
    送するための第1の搬送手段と、 前記所定の切断待機位置の近傍に設けられた、前記大造
    こんにゃくをスライスして複数個のスライスこんにゃく
    を形成するためのスライス刃と、 前記第1の搬送手段によって前記所定の切断待機位置に
    搬送された大造こんにゃくを前記スライス刃に押し込ん
    で通すための押し込み手段と、 該押し込み手段によって前記スライス刃へ押し込まれる
    大造こんにゃくの幅方向の移動を規制するための案内手
    段と、 前記複数個のスライスこんにゃくを収納可能な筐体形状
    を有し、後板の一端側に1つのスライスこんにゃくが通
    過し得る大きさの突き出し用開口が形成され、かつ、前
    記スライス刃と対向する収納待機位置と前記突き出し用
    開口が下方にくる搬送待機位置との間を約90度だけ回
    動可能なように、前記スライス刃の後方に設けられた収
    納箱と、 該収納箱を回動させるための回動機構と、 前記収納箱の後方に設けられ、前記収納箱が前記搬送待
    機位置にある状態で、前記突き出し用開口を通って収納
    箱内へ突出し、該収納箱内の最下端のスライスこんにゃ
    くを前記収納箱外へ突き出すための突き出し手段と、 該突き出し手段より突出されたスライスこんにゃくを順
    次包装機へ搬送するための第2の搬送手段とを有するこ
    とを特徴とする大造こんにゃく切断供給装置。
JP4047236A 1992-03-04 1992-03-04 大造こんにゃく切断供給装置 Expired - Lifetime JPH0771458B2 (ja)

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