JPH05244209A - 復調装置 - Google Patents
復調装置Info
- Publication number
- JPH05244209A JPH05244209A JP4044253A JP4425392A JPH05244209A JP H05244209 A JPH05244209 A JP H05244209A JP 4044253 A JP4044253 A JP 4044253A JP 4425392 A JP4425392 A JP 4425392A JP H05244209 A JPH05244209 A JP H05244209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- carrier
- signal
- reproduction
- demodulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】周波数変換器２は信号入力端１からの入力信号
と局部発振器３からの局部発振信号とを混合して被復調
信号を生じる。掛算器１４ａ，１４ｂは９０°移相器１
３およびＶＣＯ１２からの再生キャリアを基準に被復調
信号の同期検波を行い、この復調出力はローパスフィル
タ１５ａ，１５ｂからキャリア同期検出器１６を経て出
力される。キャリア同期回路１６は再生キャリア周波数
制御信号を出力してＶＣＯ１２を制御する。またこの制
御信号の大きさが差動増幅器９で基準電圧１０と比較さ
れさらに積分器７で積分されて局部発振器２を制御して
被復調信号の周波数を所定値内に保つ。非同期検出器１
１がキャリア再生の不能を検出すると発振器８は局部発
振器３の出力周波数を掃引する。 【効果】入力周波数変動範囲の広い復調装置を提供する
ことができる。従って、送信局発等の周波数安定度を高
める必要がなく安価なシステムを構築できる。
と局部発振器３からの局部発振信号とを混合して被復調
信号を生じる。掛算器１４ａ，１４ｂは９０°移相器１
３およびＶＣＯ１２からの再生キャリアを基準に被復調
信号の同期検波を行い、この復調出力はローパスフィル
タ１５ａ，１５ｂからキャリア同期検出器１６を経て出
力される。キャリア同期回路１６は再生キャリア周波数
制御信号を出力してＶＣＯ１２を制御する。またこの制
御信号の大きさが差動増幅器９で基準電圧１０と比較さ
れさらに積分器７で積分されて局部発振器２を制御して
被復調信号の周波数を所定値内に保つ。非同期検出器１
１がキャリア再生の不能を検出すると発振器８は局部発
振器３の出力周波数を掃引する。 【効果】入力周波数変動範囲の広い復調装置を提供する
ことができる。従って、送信局発等の周波数安定度を高
める必要がなく安価なシステムを構築できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルマイクロ波通信
装置に用いられる復調装置に関する。
装置に用いられる復調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の復調装置は、キャリア再
生回路を有し、この再生キャリアの周波数を制御して復
調主信号のキャリア成分と同期をとり復調主信号を検波
していたが、主信号の周波数の制御は行なっていなかっ
た。
生回路を有し、この再生キャリアの周波数を制御して復
調主信号のキャリア成分と同期をとり復調主信号を検波
していたが、主信号の周波数の制御は行なっていなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の復調装
置は復調主信号のキャリア周波数と同期する様に再生キ
ャリアの周波数を制御している。この同期を保つ為には
再生キャリア周波数の同期範囲を十分に大きくとる必要
があるが、この為には、キャリア再生ループ帯域を広げ
なければならず、そうするとキャリアジッタが増大して
ビットエラー特性の固定劣化が増大するという欠点が生
ずる。
置は復調主信号のキャリア周波数と同期する様に再生キ
ャリアの周波数を制御している。この同期を保つ為には
再生キャリア周波数の同期範囲を十分に大きくとる必要
があるが、この為には、キャリア再生ループ帯域を広げ
なければならず、そうするとキャリアジッタが増大して
ビットエラー特性の固定劣化が増大するという欠点が生
ずる。
【０００４】また逆にビットエラー特性の固定劣化を良
くしようとすると、キャリア周波数の同期範囲を十分に
とる事ができなくなり、送信局部発振器、受信局発振器
等の周波数安定度を上げなければならなくなり、通信シ
ステム全体のコストアップを招くという欠点があった。
くしようとすると、キャリア周波数の同期範囲を十分に
とる事ができなくなり、送信局部発振器、受信局発振器
等の周波数安定度を上げなければならなくなり、通信シ
ステム全体のコストアップを招くという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の復調装置は、入
力信号と局部発振信号とを混合して被復調信号を生じる
周波数変換器と、前記周波数変換器に前記局部発振信号
を供給する前記局部発振信号の周波数が制御可能な局部
発振器と、前記被復調信号のキャリア再生を行うキャリ
ア再生回路および前記キャリア再生の不能を検出するキ
ャリア非同期検出器とを含み前記再生キャリアを基準と
して前記被復調信号の同期検波を行うデジタル復調器
と、前記キャリア再生回路から再生キャリア周波数制御
信号に応答して、前記再生キャリアの周波数が上ると前
記被復調信号の周波数が下るように、また、逆に前記再
生キャリアの周波数が下ると前記被復調信号の周波数が
上るように前記局部発振信号の周波数を制御する制御回
路と、前記キャリア非同期検出器からのキャリア再生不
能信号に応答して前記局部発振信号の周波数を掃引する
掃引回路とを有する。
力信号と局部発振信号とを混合して被復調信号を生じる
周波数変換器と、前記周波数変換器に前記局部発振信号
を供給する前記局部発振信号の周波数が制御可能な局部
発振器と、前記被復調信号のキャリア再生を行うキャリ
ア再生回路および前記キャリア再生の不能を検出するキ
ャリア非同期検出器とを含み前記再生キャリアを基準と
して前記被復調信号の同期検波を行うデジタル復調器
と、前記キャリア再生回路から再生キャリア周波数制御
信号に応答して、前記再生キャリアの周波数が上ると前
記被復調信号の周波数が下るように、また、逆に前記再
生キャリアの周波数が下ると前記被復調信号の周波数が
上るように前記局部発振信号の周波数を制御する制御回
路と、前記キャリア非同期検出器からのキャリア再生不
能信号に応答して前記局部発振信号の周波数を掃引する
掃引回路とを有する。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。この
復調装置の信号入力端１から入力された信号は、周波数
変換器２で局部発振器３からの局部発振信号と混合さ
れ、被復調信号（中間周波数信号）として掛算器１４
ａ，１４ｂ，ローパスフィルタ１５ａ，１５ｂ，キャリ
ア同期検出器１６および非同期検出器１１からなるデジ
タル復調器に入力される。この被復調信号は復調器で２
分岐され、それぞれ掛算器１４ａ，１４ｂの片方の入力
端に入力される。被復調信号の同期検波の基準となる再
生キャリアは、ＶＣＯ１２で発振され、この再生キャリ
アの一方はそのまま、もう一方は９０°位相器１３を通
って９０°位相をずらしてそれぞれ掛算器１４ａ，１４
ｂのもう一つの入力端に入力される。それぞれの掛算器
１４ａ，１４ｂにおいて再生キャリアと混合された被復
調信号は、２つの互いに直交したベースバンド信号とし
て出力され、それぞれローパスフィルタ１５ａ，１５ｂ
を通って波形成形され、波形成形されたデジタル復調信
号がキャリア同期検出器１６を通って信号出力端６ａ，
６ｂより出力される。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。この
復調装置の信号入力端１から入力された信号は、周波数
変換器２で局部発振器３からの局部発振信号と混合さ
れ、被復調信号（中間周波数信号）として掛算器１４
ａ，１４ｂ，ローパスフィルタ１５ａ，１５ｂ，キャリ
ア同期検出器１６および非同期検出器１１からなるデジ
タル復調器に入力される。この被復調信号は復調器で２
分岐され、それぞれ掛算器１４ａ，１４ｂの片方の入力
端に入力される。被復調信号の同期検波の基準となる再
生キャリアは、ＶＣＯ１２で発振され、この再生キャリ
アの一方はそのまま、もう一方は９０°位相器１３を通
って９０°位相をずらしてそれぞれ掛算器１４ａ，１４
ｂのもう一つの入力端に入力される。それぞれの掛算器
１４ａ，１４ｂにおいて再生キャリアと混合された被復
調信号は、２つの互いに直交したベースバンド信号とし
て出力され、それぞれローパスフィルタ１５ａ，１５ｂ
を通って波形成形され、波形成形されたデジタル復調信
号がキャリア同期検出器１６を通って信号出力端６ａ，
６ｂより出力される。
【０００７】また、キャリア同期検出器１６では、再生
キャリアの位相が被復調信号の位相よりも遅れているか
進んでいるかを判定し、内蔵するループフィルタを通し
て再生キャリア周波数制御信号を出力し、再生キャリア
位相が被復調信号と最適位相となる様にこの制御信号で
ＶＣＯ１２の出力する再生キャリアの周波数を制御す
る。ＶＣＯ１２への制御電圧（再生キャリア周波数制御
信号）は、ＶＣＯ１２に入力される前に２分岐され、そ
の一方が差動増幅器９に入力される。差動増幅器９は、
この制御電圧と基準電圧設定器１０の発生する基準電圧
とを比較し、その差を増幅して積分器７を通して両者の
差が小さくなる様に局部発振器３の出力する局部発振信
号の周波数を制御する。再生キャリアと被復調信号とが
同期していれば、復調器に入力される被復調信号の中心
周波数とＶＣＯ１２の制御電圧との間には一定の関係が
あり、この制御電圧を一定に保つように局部発振器３の
発振周波数を制御すれば復調器に入力される被復調信号
の中心周波数が一定に保たれる。つまり、入力信号の周
波数が変化しても復調器に入力する被復調信号の周波数
の変化がおさえられることになる。
キャリアの位相が被復調信号の位相よりも遅れているか
進んでいるかを判定し、内蔵するループフィルタを通し
て再生キャリア周波数制御信号を出力し、再生キャリア
位相が被復調信号と最適位相となる様にこの制御信号で
ＶＣＯ１２の出力する再生キャリアの周波数を制御す
る。ＶＣＯ１２への制御電圧（再生キャリア周波数制御
信号）は、ＶＣＯ１２に入力される前に２分岐され、そ
の一方が差動増幅器９に入力される。差動増幅器９は、
この制御電圧と基準電圧設定器１０の発生する基準電圧
とを比較し、その差を増幅して積分器７を通して両者の
差が小さくなる様に局部発振器３の出力する局部発振信
号の周波数を制御する。再生キャリアと被復調信号とが
同期していれば、復調器に入力される被復調信号の中心
周波数とＶＣＯ１２の制御電圧との間には一定の関係が
あり、この制御電圧を一定に保つように局部発振器３の
発振周波数を制御すれば復調器に入力される被復調信号
の中心周波数が一定に保たれる。つまり、入力信号の周
波数が変化しても復調器に入力する被復調信号の周波数
の変化がおさえられることになる。
【０００８】さらに、この復調装置は被復調信号の非同
期時には、キャリア再生の不能を検出するとキャリア再
生不能信号を出力する非同期検出器１１の制御により、
掃引発振を行なう発振器８を動作させ、この掃引信号に
より局部発振器３の発振周波数を掃引することで被復調
信号を同期に引き込みやすくさせている。
期時には、キャリア再生の不能を検出するとキャリア再
生不能信号を出力する非同期検出器１１の制御により、
掃引発振を行なう発振器８を動作させ、この掃引信号に
より局部発振器３の発振周波数を掃引することで被復調
信号を同期に引き込みやすくさせている。
【０００９】
【発明の効果】以上説明した様に本発明はデジタル復調
器の外に周波数変換器と局部発振器と制御回路を設ける
ことにより、復調器の入力周波数変化を小さくきるの
で、ビットエラー特性の固定劣化を増大させることな
く、入力周波数変動範囲の広い復調装置を提供できるの
で、送信局部発振器，受信局部発振器等の周波数安定度
を上げる必要がなく安価なシステムを構築できる効果が
ある。
器の外に周波数変換器と局部発振器と制御回路を設ける
ことにより、復調器の入力周波数変化を小さくきるの
で、ビットエラー特性の固定劣化を増大させることな
く、入力周波数変動範囲の広い復調装置を提供できるの
で、送信局部発振器，受信局部発振器等の周波数安定度
を上げる必要がなく安価なシステムを構築できる効果が
ある。
【００１０】また、非同期時に局部発振器の発振周波数
を掃引することで被復調信号と再生キャリアとが同期し
やすくなり、入力周波数変動範囲をさらに広く取れる効
果がある。
を掃引することで被復調信号と再生キャリアとが同期し
やすくなり、入力周波数変動範囲をさらに広く取れる効
果がある。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
１ 信号入力端 ２ 周波数変換器 ３ 局部発振器 ６ａ，６ｂ 復調出力端 ７ 積分器 ８ 発振器 ９ 差動増幅器 １０ 基準電圧設定器 １１ 非同期検出器 １２ ＶＣＯ １３ ９０°移相器 １４ａ，１４ｂ 掛算器 １５ａ，１５ｂ ローパスフィルタ １６ キャリア同期検出器
Claims (2)
- 【請求項１】 入力信号と局部発振信号とを混合して被
復調信号を生じる周波数変換器と、前記周波数変換器に
前記局部発振信号を供給する前記局部発振信号の周波数
が制御可能な局部発振器と、前記被復調信号のキャリア
再生を行うキャリア再生回路および前記キャリア再生の
不能を検出するキャリア非同期検出器とを含み前記再生
キャリアを基準として前記被復調信号の同期検波を行う
デジタル復調器と、前記キャリア再生回路から再生キャ
リア周波数制御信号に応答して、前記再生キャリアの周
波数が上ると前記被復調信号の周波数が下るように、ま
た、逆に前記再生キャリアの周波数が下ると前記被復調
信号の周波数が上るように前記局部発振信号の周波数を
制御する制御回路と、前記キャリア非同期検出器からの
キャリア再生不能信号に応答して前記局部発振信号の周
波数を掃引する掃引回路とを有することを特徴とする復
調装置。 - 【請求項２】 前記制御回路が、前記再生キャリア周波
数制御信号と予め定められた基準電圧とを比較するコン
パレータと、このコンパレータの出力を積分する積分器
とを有することを特徴とする請求項１記載の復調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044253A JPH05244209A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044253A JPH05244209A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 復調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05244209A true JPH05244209A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12686368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044253A Withdrawn JPH05244209A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05244209A (ja) |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044253A patent/JPH05244209A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900000464B1 (ko) | 복조 회로 | |
| JPH0738023B2 (ja) | Ｇｐｓ受信機の衛星電波捕捉方法 | |
| JPS5825746A (ja) | 搬送波再生回路 | |
| CA2076935C (en) | Demodulating device | |
| JPH05244209A (ja) | 復調装置 | |
| JPS6225543A (ja) | 局部発振器の周波数安定化方式 | |
| JPH0258826B2 (ja) | ||
| JPS644386B2 (ja) | ||
| JP3254009B2 (ja) | 位相固定ループを含む回路 | |
| JPH05244212A (ja) | 復調装置 | |
| JPS60119156A (ja) | Ｍｓｋ直交同期検波回路 | |
| JP3074293B2 (ja) | 受信機 | |
| JP2923067B2 (ja) | デジタル受信回路 | |
| JPH0683281B2 (ja) | 搬送波抽出回路 | |
| JPH05207078A (ja) | Ｍｓｋ復調回路 | |
| JPS63299505A (ja) | 受信装置 | |
| JPH06120992A (ja) | デジタル変調波の復調回路 | |
| JPH06303269A (ja) | 移動通信系における移動局用ｐｓｋ信号復調装置 | |
| JPH04345328A (ja) | 回線切替え制御回路 | |
| JPH04367142A (ja) | 復調装置 | |
| JPH012422A (ja) | 受信装置 | |
| JPS5818821B2 (ja) | Ｐｓｋ信号の搬送波同期方式 | |
| JPH06232927A (ja) | ディジタル信号復調装置 | |
| JPH0774628A (ja) | Ｐｌｌ回路 | |
| JPH02141147A (ja) | 搬送波同期回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |