JPH05243538A - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置の製造方法

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JPH05243538A
JPH05243538A JP4043671A JP4367192A JPH05243538A JP H05243538 A JPH05243538 A JP H05243538A JP 4043671 A JP4043671 A JP 4043671A JP 4367192 A JP4367192 A JP 4367192A JP H05243538 A JPH05243538 A JP H05243538A
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JP
Japan
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solid
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imaging device
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JP4043671A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Fukuba
信行 福場
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置基準と固体撮像素子との位置精度を向上
させて、画像読取装置への組み込みを容易にできるよう
にする。 【構成】 位置決め用の目印Aが設けられた固体撮像素
子2を基板1に取付けた後で、この基板1に上記目印A
に基づいて被取付穴Bを形成するので、固体撮像素子2
の受光平面に沿った方向における目印Aと被取付穴Bと
の位置精度が向上する。更に、被取付穴Bに段差部bを
形成した場合には、受光平面とほぼ直交する方向での受
光平面の画像読取装置に対する位置関係が定まり、受光
平面とほぼ直交する方向における目印Aと被取付穴Bと
の位置精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の受光部を有する
固体撮像素子が取付基台に設けられた固体撮像装置の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の画像読取装置には
固体撮像装置が取付けられる。その固体撮像装置は、例
えば図5に示すように、複数の受光部を有する固体撮像
素子12が基板11に貼着された構造であり、基板11
の両端部に画像読取装置取付用の穴13を有する。
【0003】従来において、基板11への固体撮像素子
12の貼着は、上記穴13を位置基準として固体撮像素
子12の方向を穴13に合わせることにより行われてい
る。固体撮像素子12が貼着された基板11は、画像読
取装置に設けられた凸状の取付部に上記穴13が通され
るようにして、画像読取装置に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法による場合には、位置基準に対して固体撮像素子12
を方向を合わせて貼着するため、固体撮像素子12の基
板11に対する位置決めに誤差が生じ易かった。また、
誤差が生じていると、固体撮像装置を画像読取装置に取
付けた状態において、画像読取装置に対する固体撮像素
子12の位置及び方向が大きくずれることがあった。例
えば、位置基準である穴13と固体撮像素子12とにお
ける両者の位置精度に関しては、相互に直交する3軸方
向であるx、y、z方向共に±100μm程度が限界で
ある。
【0005】特に、固体撮像装置が、固定光源を用いる
ファクシミリや複写機等の画像読取装置に用いられる一
次元の固体撮像装置の場合、受光面の長短辺比が極めて
大きく、かつ長辺サイズが数十mmと大きいこともあっ
て、画像読取装置内への組み込みの際に位置および方向
の調整にかなりの労力を費やしている。
【0006】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたものであり、位置基準と固体撮像素子との位置精度
を向上させて、画像読取装置への組み込みを容易にでき
る固体撮像装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置の
製造方法は、受光部が複数配設された受光平面をもつ固
体撮像素子が取付基台に設けられ、画像読取装置の取付
部に対し該取付基台に形成した被取付部の位置を調整し
て取付基台が取付けられる固体撮像装置であって、該固
体撮像素子に位置決め用の目印を設ける工程と、該目印
が設けられた固体撮像素子を取付基台に取付ける工程
と、該目印に基づいた位置関係で該取付基台に該被取付
部を形成する工程と、を含んでおり、そのことにより上
記目的を達成することができる。
【0008】なお、取付部に被取付部を取付けた状態に
おいて、受光平面とほぼ直交する方向での受光平面の画
像読取装置に対する位置関係を定める手段を、該方向に
おける該手段と受光平面との距離を予め定める値に一致
させて、被取付部に形成するようにしてもよい。
【0009】
【作用】本発明にあっては、位置決め用の目印が設けら
れた固体撮像素子を取付基台に取付けた後で、この取付
基台に上記目印に基づいて被取付部を形成するので、固
体撮像素子の受光平面に沿った方向における目印と被取
付部との位置精度が向上する。
【0010】更に、被取付部に前記手段を形成した場合
には、受光平面とほぼ直交する方向での受光平面の画像
読取装置に対する位置関係が定まり、受光平面とほぼ直
交する方向における目印と被取付部との位置精度が向上
する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0012】図1は本実施例の固体撮像装置を示す平面
図であり、図2にその固体撮像装置の縦断面図である。
この固体撮像装置は、取付基台としての基板1と、基板
1の上に設けられた固体撮像素子2とを備える。この固
体撮像素子2は、受光した光を電気信号に変換するフォ
ト・ダイオード等からなる受光部3が一列に配置された
一次元のものが使用されており、受光部3の上表面にて
受光平面Dが形成されている。更に、受光部が設けられ
ていない長手方向両端部には、位置決め用の目印Aが形
成されている。
【0013】この固体撮像素子2が貼着等にて取付けら
れた、例えば短冊状をした基板1の長手方向両端部に
は、画像読取装置の取付部に取付けられる被取付穴Bが
形成されている。この被取付穴Bは、本実施例において
は、中心線は同一であっても下部と上部で直径が異なる
段付き状になっている。以下、直径の異なる境界部分を
段差部bとする。上記被取付穴Bの形成は、基板1の外
形と目印Aとの位置関係に基づき、後述する穴明け加工
を施すことにより行っている。
【0014】かかる構成の固体撮像装置は、図示しない
ファクシミリや複写機等の画像読取装置内の取付部たる
凸部(図示せず)へ前記被取付穴Bを通すことにより、
画像読取装置に位置決め固定される。凸部は、例えば円
柱に形成され、その先端面が上記段差部bに接触する
と、固体撮像装置は凸部に対して位置(高さ)が定まる
ようになっている。
【0015】次に、この固体撮像装置の製造方法につい
て説明する。
【0016】先ず、固体撮像素子2の所定箇所に位置決
め用の目印Aを形成する。その後、固体撮像素子2を基
板1に取付け、固体撮像素子2が取付けられた基板1に
被取付穴Bを次のようにして形成する。基板1の外形と
目印Aとの位置関係を、例えばCCDカメラ等の光学的
な検査装置を用いてパターン認識する。このとき、被取
付穴Bを形成する位置は、図3に示すように、位置決め
用の目印Aから距離xだけ離れ、かつ、受光部3が配列
された方向に沿うと共に目印Aを通る線Cから距離yだ
け離れた位置に決定する。なお、距離xおよび距離y
は、固体撮像装置を画像読取装置に取付けたときに、固
体撮像素子2が画像読取装置に対して所定の位置、方向
となるように、経験により、或は計算により予め定めて
おいた値としている。
【0017】決定された位置に、ドリル等を用いて高精
度で穴明け加工を施すことにより、被取付穴Bを形成し
ている。このとき、被取付穴Bにおける段差部bの高さ
位置は、例えばマシニングセンター等を用い、図4に示
すように固体撮像素子2の上表面とほぼ直交する高さ方
向における、固体撮像素子2の上表面と段差部bとの離
隔寸法を測定し、その測定値がzとなるように決定す
る。この測定寸法zは、固体撮像装置を画像読取装置に
取付けたときに、画像読取装置の取付面に対する固体撮
像素子2の傾きが所定の角度、例えば0°(平行)とな
るように、経験により、或は計算により予め定めておい
た値としている。
【0018】このようにして製造された固体撮像装置
は、固体撮像素子2を基板1に取付けた後で、この基板
1に目印Aに基づいて被取付穴Bを形成するので、目印
Aと被取付穴Bとの位置精度が向上する。これにより、
被取付穴Bの固体撮像素子2に対するx、y、zの値の
精度が数分の1程度向上する。なお、図5に示す従来技
術の穴13は、本実施例の被取付穴Bとは異なり、段差
部bのないものであり、固体撮像素子2に反りがあると
Z方向の精度が低下していた。これに対し、本発明は上
述した測定を行って段差部bの高さを決定しているの
で、当然のことながらZ方向の精度を向上できる。
【0019】なお、上記実施例では固体撮像素子2とし
て一次元のものを使用しているが、本発明はこれに限ら
ず、2次元のものを使用することができる。
【0020】また、上記実施例では被取付部として被取
付穴Bを形成しているが、固体撮像装置を画像読取装置
に取付ける方式に応じて、被取付穴Bの代りに他の形態
のものであってもよい。
【0021】さらに、本発明は基板1の代わりに、固体
撮像素子2をパッケージしたものにも同様にして適応で
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明による場合には、位置決め用の目
印が設けられた固体撮像素子を取付基台に取付けた後
で、この取付基台に上記目印に基づいて被取付部を形成
するので、目印と被取付部との位置精度を向上でき、こ
れにより画像読取装置への組み込みを容易に行うことが
可能となり、更には組み込みのときに位置および方向の
調整を不要にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した固体撮像装置を示す平面図で
ある。
【図2】図1の固体撮像装置の縦断面図である。
【図3】図1の固体撮像装置に形成した目印と被取付部
との平面上での位置関係を示す図である。
【図4】図1の固体撮像装置に形成した被取付部の段差
部と受光平面との高さ関係を示す図である。
【図5】従来の固体撮像装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 固体撮像素子 3 受光部 A 目印 B 被取付穴(被取付部) b 段差部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光部が複数配設された受光平面をもつ
    固体撮像素子が取付基台に設けられ、画像読取装置の取
    付部に対し該取付基台に形成した被取付部の位置を調整
    して取付基台が取付けられる固体撮像装置であって、 該固体撮像素子に位置決め用の目印を設ける工程と、 該目印が設けられた固体撮像素子を取付基台に取付ける
    工程と、 該目印に基づいた位置関係で該取付基台に該被取付部を
    形成する工程と、 を含む固体撮像装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記取付部に前記被取付部を取付けた状
    態において、前記受光平面とほぼ直交する方向での受光
    平面の前記画像読取装置に対する位置関係を定める手段
    を、該方向における該手段と前記受光平面との距離を予
    め定める値に一致させて、該被取付部に形成する請求項
    1記載の固体撮像装置の製造方法。
JP4043671A 1992-02-28 1992-02-28 固体撮像装置の製造方法 Withdrawn JPH05243538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154156B2 (en) 2003-04-28 2006-12-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Solid-state imaging device and method for producing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154156B2 (en) 2003-04-28 2006-12-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Solid-state imaging device and method for producing the same
US7367120B2 (en) 2003-04-28 2008-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for producing a solid-state imaging device

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Effective date: 19990518