JPH11264718A - ウエハの位置把握方法並びに露光方法及び露光装置 - Google Patents

ウエハの位置把握方法並びに露光方法及び露光装置

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JPH11264718A
JPH11264718A JP10097367A JP9736798A JPH11264718A JP H11264718 A JPH11264718 A JP H11264718A JP 10097367 A JP10097367 A JP 10097367A JP 9736798 A JP9736798 A JP 9736798A JP H11264718 A JPH11264718 A JP H11264718A
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mask
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Takushi Ueda
拓志 上田
Shigenao Hashizume
繁直 橋爪
Shinsuke Yamashita
伸介 山下
Tetsuo Mikuriya
徹雄 御厨
Toshiyuki Baba
敏之 馬場
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハのエッジを撮像し、画像処理で複数エ
ッジ部の所定位置の座標を求め、ウエハ基準点の座標と
姿勢を算出する方法、並びにこれをもとにパターンをウ
エハ上の所定位置に露光する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ウエハの複数のエッジにおいて、設定し
た2値化レベルからエッジ画素を求め、このエッジ画像
座標から所定エッジ形状の近似式を算出し、算出式から
のエッジがそのバラツキが所定範囲にあるかどうかを判
定し、所定範囲にない場合は、所定範囲内に入るまで2
値化レベルを修正して前記処理を繰り返し、所定範囲に
ある場合の近似式を選定し、これらの近似式をもとに予
め設定したウエハの基準点と姿勢を算出する。またカメ
ラとステージの座標の回転ずれを補正して、パターンを
ウエハに位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク中のパター
ンをウエハに露光する時のウエハの位置把握方法並びに
これを用いた露光方法及び露光装置に関するものであ
る。なお、ここで言うウエハの位置把握とは、所定座標
系においてウエハに設定した基準点の座標及び基準線の
傾きを得ることである。
【0002】
【従来の技術】露光装置におけるウエハの位置把握に関
しては種々の方法が提案されているが、ほとんどはウエ
ハに基準となるパターンが露光されたものに対し、該パ
ターンを検出して行なうものである。基準パターンを有
しないウエハに対する位置決め装置として、特開平7−
135245が開示されている。これは、円形でオリフ
ラ(以下OFと略す)の形成されたウエハを対象とし、
画像処理でウエハのOF位置と中心点を検出し、OFの
傾きをテーブルの走行方向に平行となるようウエハステ
ージを回転し、この時のウエハの中心座標を補正算出す
ることによって、基準パターンの無いウエハに対しても
露光ショット位置を制御し、正しく露光しようというも
のである。ウエハのOF位置の検出は、ウエハ外縁画像
からOFの左右端の絶対座標を画像処理で求めるととも
に、得られる直線式から傾きを算出するものである。ま
た、ウエハ中心点の検出は、ウエハ外縁部から円周上の
3点の絶対座標を画像処理で求め、中心座標を算出する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッドの製造工程
において、磁気ヘッドの浮上特性をよくするため浮上面
に所定パターンの微少段差加工を施すFEAB(Fully
Eched Air Bearing)工程がある。通常FEAB工
程は、成膜した円形ウエハから切り出したスライダーが
一列に繋がった状態の矩形棒状のウエハであるローウエ
ハを対象とし、磁気ヘッドの浮上面側に感光剤を貼り、
露光装置によって加工パターンを露光して現像し、その
後エッチング等により加工するものである。露光におい
ては、スライダー位置を直接把握することが望ましい
が、浮上面側にはスライダーの位置を示すような基準マ
ークはないため、前述した公知例と同様に、画像処理で
ローウエハ外周をもとにした基準点を検出し、これをも
とにスライダーの位置を把握する方法が考えられる。し
かし、ローウエハの露光面側には感光剤が貼ってあるた
め、画像として取り込んだ際、ノイズが多く、コントラ
ストの低い画像となり、公知例を単純に適用しようとし
てもミクロンオーダの高い精度で外周部エッジを正確に
検出することは難しい。また、実際の露光に当たって
は、ローウエハを位置決め制御するためのステージの座
標軸と、ローウエハ及び露光用のパターンを有するマス
クを検出するための撮像手段の座標軸とはズレがないよ
うに調整しておくか、予め相互位置関係を求めておかな
ければ、正確にスライダーにパターンを露光することは
難しいが、これに対する記述はない。従って本発明は、
不明瞭なローウエハの外周エッジ画像を良好に処理して
ローウエハの位置を把握する方法、並びにこれをもとに
マスクのパターンをスライダーに正確に投影する露光方
法及び露光装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハの位置把
握方法は、ウエハの複数の所定箇所のエッジを撮像し、
画像処理で画面内エッジの近似式又は近似式上の所定点
の座標を求め、各撮像対象のエッジの相互位置関係とを
もとに、ウエハ外周部を数式で表し、これをもとに予め
設定したウエハ基準部の座標と傾きを算出するウエハの
位置把握方法であって、前記近似式は、設定した2値化
レベルからエッジ画素を求め、このエッジ画素座標から
所定エッジ形状で表される数式を算出し、この算出式か
らのエッジ画素のバラツキが所定範囲にあるかどうかを
判定し、所定範囲にない場合は、所定範囲内に入るまで
2値化レベルを修正して前記処理を繰り返し、所定範囲
にある場合の算出式とすることを特徴としている。な
お、前記ウエハが、磁気ヘッド素子を成膜した後の、ス
ライダーが一列に繋がった状態の、矩形棒状で、浮上面
側に感光剤が貼ってあるローウエハと称するものの場
合、短辺と長辺の所定のエッジに対しエッジ画素を求め
て、短辺エッジ形状の近似式と長辺エッジ形状の近似式
を算出し、この交点をローウエハの基準点とし、長辺側
直線近似式からローウエハの姿勢を算出するものであ
る。
【0005】本発明の露光方法は、マスク中のパターン
をウエハに投影する露光方法において、ウエハを載置し
直線移動するステージ上に設けたマークを移動前後で撮
像し、カメラ座標系でマークの移動方向と直角方向のず
れを計測し、ずれが許容範囲外であればカメラ姿勢を修
正し、ステージを基準とする機械座標系と、カメラ座標
系の軸の回転ずれを無視できるようにし、マスクのパタ
ーンを撮像してパターンの基準部の座標及び傾きを算出
し、前述した位置把握方法で求めたウエハの基準部の座
標及び傾きが、パターンの基準部の座標及び傾きに合致
するようにマスク又はウエハを移動制御して、マスクの
パターンをウエハに露光することを特徴としている。ま
た、前記計測したずれに対し、ずれ角度が許容範囲外で
あればその角度データを記憶し、マスクのパターンを撮
像してパターンの基準部の座標及び傾きを算出し、前記
ずれ角度で補正した機械座標系の座標及び傾きに変換
し、前述した位置把握方法で求めたウエハの基準部の座
標及び傾きが、前記変換後のパターンの基準部の座標及
び傾きに合致するようにマスク又はウエハを移動制御し
て、マスクのパターンをウエハに露光することもでき
る。また、本発明の露光装置は、マスク中のパターンを
ウエハに投影する露光装置であって、載置したウエハの
場所を把握するとともに移動制御するワーク載置部と、
ウエハにマスクパターンを投光する露光部と、ウエハ及
びマスクパターンを撮像する撮像部と、ウエハのエッジ
を検出するための2値化レベル設定手段とエッジ近似式
判定手段を有し、ウエハの位置把握をするとともに、位
置把握データをもとにウエハの所定位置にマスクパター
ンを投光するようにウエハ又はマスクを移動制御する制
御部とを備えていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図3にローウエ
ハ20の露光面21を示した図を示す。露光面21は、
円形のウエハから切出した時の切断面にあたり、ラップ
等で表面加工が施されている。ウエハ上に成膜された膜
22は露光面21に直交する面に存し、露光面側からは
膜の断面を見ることになる。その膜内に各磁気ヘッドを
構成する情報の読み書きを行う素子23が正確な相互位
置関係をもって並んでいる。ローウエハ20は精度よく
切り出されており、図3におけるローウエハ20の左側
面エッジからの素子23の位置は予め既知である。ロー
ウエハ20は治具に固定されて露光されるが、生産性を
高めるため、図2に示すように治具17の所定の位置に
複数個、1列に接着剤で精度よく固定され、その上から
感光剤を貼り付けるられ、露光装置にセットされる。
【0007】図1に本発明の露光装置の概要を示す。主
な構成要素は、ワーク載置部101、露光部102、撮
像部103、制御部104である。制御部104は位置
制御手段105と画像処理手段106を備えている。ワ
ーク載置部101は、 X軸方向に位置制御可能なXス
テージ8とY軸方向に位置制御可能なYステージ10を
組合わせたXY移動手段を有し、 Yステージ10上に
は、図2に示す前記治具17が、ローウエハ20の長辺
方向がX軸方向になるように載置される。Xステージ8
及びYステージ10は各々エンコーダ9及び11を有
し、位置制御手段105と電気的に接続されており、移
動量の入出力がされる。エンコーダ9及び11は機械的
原点付きのアブソリュートエンコーダを用いており、
X、Yステージの位置は機械的原点からのエンコーダ値
である絶対値で示され、移動量は移動前後のエンコーダ
値の差で算出することができる。また、Yステージ10
上の治具17が載置される近傍位置には、ミラー18及
びマーク19が設けられている。マーク19は、後述す
るように、撮像手段で検出するに際し、所定量移動して
も一視野でとらえられる大きさで、かつ画像処理で図心
を信頼性高く計測できる形状がよく、円形とするとよ
い。
【0008】露光部102は、ワーク載置部101の上
方で、垂直方向に位置調整可能なZステージ(図示せ
ず)に取付けられている。Zステージはワーク載置部1
01を設けた架台から立上がったコラム(図示せず)に
取付けられている。水銀灯1は露光用光源であり、その
下方に露光用のパターンを有するマスク16が、XY平
面に平行に旋回位置制御可能なRステージ14にセット
されている。マスク16は、前記治具17上のローウエ
ハ20にパターンが投影できるような所定位置にある。
Zステージ及びRステージ14は前述のX、Yステージ
と同様エンコーダ13及び15を有し、位置制御手段1
05と電気的に接続されており、位置情報及び移動指令
が入出力される。Zステージはマスク16の焦点合わせ
に用い、Rステージ14はマスク16の姿勢制御に用い
られる。マスク16の下方にはフィルターホルダー2が
配設されている。フィルターホルダー2には2枚のバン
ドパスフィルタがセットされ、1枚は露光用の光の波長
を通す露光フィルタであり、もう1枚は露光用の光の波
長を遮断するとともに、マスクのパターンをミラー18
に写し、CCDカメラで撮像する(後述)ための水銀灯
の光を減光するフィルタである。フィルターホルダー2
は左右に移動するP軸を有し、露光時には露光用のフィ
ルタがマスク16下にセットされる。
【0009】撮像部103は、ワーク載置部101上
の、ローウエハ20、マーク19及びマスク16のパタ
ーンを撮像できる光学的構成としている。減光フィルタ
ーを介し水銀灯1で照射されたマスク16のパターン像
が、ワーク載置部101に取付けられたミラー18に写
るように、第1のハーフミラー3がワーク載置部101
と露光手段102の間で、かつマスク16の鉛直方向下
方に配設されている。また、ローウエハ撮像用光源6、
第2のハーフミラー5及びミラー4が、ローウエハ撮像
用光源6からの照明光を、第1のハーフミラー3を介し
てローウエハ20に照射するように配設されている。例
えば下方に投光するローウエハ撮像用光源6に対して、
その垂直下方に第2のハーフミラー5を配置し、第2の
ハーフミラー5の垂直下方でかつ第1のハーフミラー3
の水平方向にミラー4を配置する。
【0010】撮像手段7は、第1のハーフミラー3、ミ
ラー4、第2のハーフミラー5を介して導かれるローウ
エハ20の像、マスク19の像及びミラー18に写され
たマスク16のパターン像を撮像できるよう第2のハー
フミラー5の水平方向に設置されている。撮像手段7は
例えばCCDカメラを用いることができ、画像処理手段
106と電気的に接続されている。
【0011】画像処理手段106は、CCDカメラ7で
撮像されるローウエハ20、マーク19及びマスク16
のパターンの位置姿勢を、カメラの撮像素子に対して設
定したカメラ座標系xy軸の座標(以降、画像座標と呼
ぶ)で表すことができる。また、後述するローウエハの
エッジ検出のための2値化レベル設定手段、輪郭追跡手
段、直線算出手段及び直線性判定手段を有している。ま
た、位置制御手段105と電気的に接続されており、
X、Yステージ上の撮像対象に対しては、前記画像座標
にエンコーダ9及び11の値を加味して、X、Yステー
ジに対して設定した機械座標系XY軸の座標(以降、機
械座標と呼ぶ)で表すことができる。この際、カメラ座
標系の原点位置と機械系座標の原点位置関係を決定して
おけば、容易に座標変換ができることは公知である。こ
の両座標間の位置関係付けは任意でよいが、本実施の形
態では機械座標系の原点をカメラ座標系の原点と一致さ
せるようにしている。
【0012】位置制御手段105は、画像処理手段10
6で算出されるマスク16やローウエハ20の位置姿勢
とX、Y、Z、R各ステージのエンコーダ値をもとに、
露光のためのX、Y、Z、Rステージの位置制御指令を
出力する。また、フィルタープレート2の作動指令も出
力する。なお、 X、Y、Z、R各ステージは、前述し
た構成要素に限定して配設される必要はなく、適宜組み
合わせることができる。例えば、 X、YとRステージ
はワーク載置部101或いは露光部102のどちらかに
統合した構成としてもよい。また、位置制御手段105
と画像処理手段106の機能は、前述した機能範囲に留
まるものではなく、適宜分担することもできる。
【0013】次に、露光操作について説明する。まず、
水銀灯1の直下に減光フィルターがくるようにフィルタ
ープレート2を作動し、次いでマーク19の全体がCC
Dカメラ7の視野内でY軸側一端部に入るようにワーク
載置部101のX、Yステージを作動する。このマーク
19を第1のハーフミラー3、ミラー4及び第2のハー
フミラー5を介してCCDカメラ7で撮像し、画像処理
手段106でその図心をカメラ系座標で表した画像座標
で算出する。次にYステージ10を、マーク19全体が
視野内のY軸側他端部に見えるだけの所定量s移動し、
再度マーク19の図心の画像座標を算出する。この時、
カメラ座標系と機械座標系の座標軸の角度が一致してい
れば、移動前後の図心のx座標値は同一となる。 x座
標値にズレ量rがある場合、移動量sとズレ量rで計算
できる角度αだけカメラ系の座標軸は機械座標系の座標
軸に対して回転していることになる。この角度αをもと
に、CCDカメラ7の取付け角度を調整する(調整手段
図示せず)。この操作を所定の許容ズレ範囲に入るまで
行ない、カメラ座標系のxy軸と機械座標系のXY軸を
実質上一致させる。これにより、画像座標を機械座標に
変換する時、角度成分の補正をする必要が無くなる。
【0014】次にミラー18にマスク16のパターンが
写るようにX、Yステージを作動する。このパターンを
第1のハーフミラー3、ミラー4及び第2のハーフミラ
ー5を介してCCDカメラ7で撮像し、カメラ座標系に
おいて、パターン中の予め決めた基準点Qの座標と、基
準線分のx座標軸に対して回転している角度βを画像処
理手段106で算出する。マスク16は、パターンの基
準線分が、予め決めた機械座標系における軸方向、例え
ばX軸方向に対して傾きがないようにセットされるが、
実際には多少のズレを生じる。このため、前記算出した
基準線分のずれ角度βのデータを位置制御手段105に
送り、基準線分がX軸と平行になるようにRステージ1
4を作動させる。この時、機械系の座標軸と画面系の座
標軸とは一致させているので、画像座標で該制御データ
を算出すればよい。この状態のパターン基準点Qの画像
座標を記憶しておく。
【0015】次にワーク載置部101のYステージ上に
ローウエハ20(20a、20b、…)を貼り付けた治
具17をセットする。X、Yステージを作動し、第1の
ローウエハ20aをCCDカメラ7の視野内に移動して
撮像し、X、Yステージの移動量と画像座標をもとに、
後述する方法でローウエハ20aの位置把握を行なう。
即ち、機械座標系で、図3に示すローウエハ20の基準
点28の座標及び長手方向傾きを求める。続いて、ロー
ウエハ20の基準点28と、予め設定したローウエハ2
0の基準点28から最初の露光基準点Tまでの距離a、
bを用いて最初の露光基準点Tの座標を算出する。露光
に当たっては、最初の露光基準点Tが、前記画像座標で
表されるマスク16のパターンの基準点Qに一致するよ
うにX、Y軸を位置制御するとともに、マスク16の基
準線分をローウエハ20の長手方向傾きに合わせるよう
にRステージ14を位置制御する。その後、水銀灯1の
直下に露光フィルターがくるようにフィルタープレート
2を作動し、最初の露光をする。
【0016】その後の露光は、予め設定したスライダー
ピッチデータcを加算して、順次ずれ角度βで算出でき
るX成分量とY成分量分をX、Yステージを移動して行
なう。またローウエハ20の傾きが大きい場合、曲がり
方向に合わせてマスク16の基準線分を合わせるように
適宜Rステージも作動する。このようにして、治具17
上のローウエハ20(20a、20b、…)全数に対し
て、予め全数をまとめて、又は露光直前の1本毎に位置
把握をして、ローウエハ20の1本毎にX、Y又はRス
テージの露光時の位置情報を算出し、これをもとに露光
を行なう。これにより、ローウエハ20の傾きや曲がり
の影響をほとんど受けずに所定の位置に露光することが
できる。これは、長さが長いローウエハに対するとき特
に有効である。なお、能率向上のため、治具上の任意の
複数のローウエハ20に対してまず位置把握をし、X軸
方向座標及び傾きについては平均値を算出して、これを
使用して行うようにしてもよい。この場合、ローウエハ
20の取付け精度が悪いと露光精度が低下する。これに
対しては、位置把握時のデータが他のローウエハ20に
対して所定範囲外のものは露光をしないようにすること
で対応できる。また、このローウエハ20の位置把握デ
ータを前工程のローウエハ貼付け、治具取付け工程等に
フィードバックすることで、作業改善をすることもでき
る。
【0017】以下、前述したローウエハの位置把握方法
について説明する。まず、図3に示す短辺のエッジのほ
ぼ中央部のポイント24と、長辺の成膜されていない側
のエッジであるバックエッジの両端部及び中央部の計3
個所のポイント25、26、27、合計4箇所を撮像
し、各ポイントにおいて、後述するエッジ検出処理をも
とにした画像処理でエッジの直線式を算出する。次に、
ポイント25、26、27では、算出したエッジ直線式
上の所定の点、例えば画面内のx軸方向の中央部の一点
の座標を求める。上記の直線式及び中央部の点は、画像
処理によりカメラ座標系における数式及び画像座標で算
出されるが、 X、Yステージが任意の所定位置にある
時の機械座標系の数式及び座標として表すことができ
る。例えば、ポイント25において算出した中央部の点
のX座標値は、ローウエハ撮像前のXステージの位置は
エンコーダ値で既知であることから、この時のエンコー
ダ値X1と、ポイント25がカメラ視野に入った時のエ
ンコーダ値X2と、中央部の点の画像座標値x3から、x3
−(X2−X1)で表すことができる。ローウエハ20の
位置把握データを機械座標系で得る時のX、Yステージ
の所定位置を、機械原点にある時としておくと、その時
のエンコーダ値は零であり、計算が簡単になり望まし
い。なお、上述したX1、X2、x3は同じ単位のものと
して簡単に説明したが、実際には、エンコーダ及び画像
処理の所定の分解能をもとに、その計測値を同一長さ単
位に換算したものを用いることは言うまでもない。
【0018】ローウエハ20の基準点28は、前述した
バックエッジにおける3個所のポイントにおける3点を
通る2次曲線を算出し、その2次曲線とポイント24で
求めたエッジの直線式の交点とし、その機械座標を求め
る。ローウエハ20の基準線は、上記3点の機械座標か
ら最小自乗法で求めた直線式とし、その傾きはX軸に対
する傾き角度γで表す。この場合、画像処理で求めたエ
ッジの直線式の精度が多少低く、これから求めた中央部
点の座標値にばらつきが生じても、その値はステージの
移動量に比して極小であるため、算出した傾き角度γは
信頼性が高いものとなる。なお、傾き角度γに関して
は、前記ポイント25、26、27各々で算出したカメ
ラ座標系における各エッジ直線式から、x軸に対する各
傾き角度を求め、この平均値を用いてもよく、エッジの
直線式の精度に応じて適宜選ぶことができる。この場合
は、カメラ座標系と機械座標系の回転ずれは影響されな
い。ローウエハ20の傾きは、ローウエハ20の治具1
7への貼付けや、治具17のYステージへのセット時の
位置ずれを表しているので、前述したように、これに合
わせてマスク16の傾きを修正して露光することで、精
度の良い露光ができる。また、前記2次曲線は、ローウ
エハ20の曲がり具合を表しているので、これに合わせ
てマスク16の傾きを修正して露光することもできる。
【0019】次に、エッジ検出処理について説明する。
前述したように本発明が主に対象とするローウエハ20
は、感光剤が貼り付けられており、撮像画像はノイズが
多くコントラストも低く、かつ場所によりこの状況が異
なるため、2値化のための閾値を前もって決めることは
難しい。これに対する方法を、ポイント24におけるエ
ッジ検出を例に、図4に示すフローチャートを用いて以
下説明する。図5にポイント24において取り込んだ画
像を模式的に示す。ローウエハ20の基板は白く、背景
のローウエハ張り付け冶具は黒く、この境界線29が検
出したい短辺エッジを示すとする。
【0020】まず、撮像画像を取り込み(S100)、
2値化レベル設定手段において、予め定めた閾値決定用
エリア30内の平均輝度を算出する。この平均輝度に定
数を乗じた値を初期閾値とする。図5では閾値決定用エ
リア30をローウエハ基板側の白地面に設けており、こ
の場合の定数は1以下の値とする。具体的な値は、検出
するエッジの状況に合わせて、予め設定した安全サイド
値を用いる。次に輪郭追跡手段において、エッジの輪郭
追跡を開始する点を決める輪郭追跡開始地点決定処理を
行う(S101)。ここではまず、初期閾値を用いてエ
ッジ検出用エリア31内をエリアの右上から左に向かっ
て走査する。規定個数以上の白画素の連続の後の黒画素
の連続があった場合、最初の白画素と黒画素の境界をエ
ッジ上の一点とする。上記条件を満たす点が存在しない
場合、規定画素例えば5画素下がって同様の走査を行い
エッジ上の1点を探す。所定画素例えばエッジ検出用ウ
ィンドの上辺と下辺の中間まで下げても条件を満たす点
が存在しなかった場合、輪郭追跡開始地点決定失敗とし
て閾値を予め定めた値分だけ加算して更新し(S10
5)、処理を繰り返す。ここで更新する値は、初期閾値
を低い値に設定した場合には正の数、高めに設定した場
合は負の数とする。エッジ上の1点が抽出されたら、そ
の点を始点として公知の方法により輪郭追跡処理を行う
(S102)。輪郭追跡の終点がエッジ検出用エリア下
辺32の辺上であれば、輪郭追跡成功とする。輪郭追跡
終点が32の辺上でなかった場合、閾値が適当でなかっ
たとし、閾値を予め定めた値分だけ更新し、S101か
ら同じ処理を繰り返す。
【0021】輪郭追跡が成功したら、直線算出手段にお
いて直線式算出・異常データ除去処理を行う(S10
3)。第一段階として、輪郭データから最小二乗法で近
似直線式を求め、得られた近似直線から大きく外れた、
例えば3画素以上外れた輪郭座標データを除去し、残っ
た輪郭データ数を求める。この時に残った輪郭データ数
をN1とする。次に第二段階として、残った輪郭データ
を用いて直線式を計算し直す。今度はさらに狭い範囲、
例えば1画素以上外れた輪郭座標データを除去し、残っ
た輪郭データ数を求める。この第二段階の処理を収束す
るまで繰り返す。ここで収束とは残ったデーター数が除
去前の全データ数と大きく減っていないことであり、例
えば(データ除去後のデータ数/データ除去前のデータ
数)>0.9であることである。ここで一定回数以上繰
り返しても収束しなかった場合、前述したと同様にして
閾値の更新を行いS101から同じ処理を繰り返す。
【0022】収束した場合、直線性判定手段により直線
性の判定処理を行う(S104)。これは最終の直線式
算出に使用した輪郭データ数N2個と第一段階で残った
輪郭データ数N1をもとに、最終の直線式が実際のエッ
ジに対し適切な直線式を示しているかどうかを判定する
ものである。N2/N1が規定値、例えば0.95以上な
ら正確なエッジ検出成功であるとし、処理を終了する。
規定値以下であれば、閾値を予め定めた値分だけ更新し
て輪郭追跡開始点決定処理S101から処理を繰り返
す。閾値の更新回数が規定回に達した時、または閾値が
画像の輝度レベルを超えた時は、エッジ検出エラーとし
処理を中止する。以上、短辺エッジ側のポイント24に
ついて説明したが、ポイント25、26、27のエッジ
検出も同様にして行う。
【0023】なお、ローウエハ20の位置把握のために
撮像する箇所は、上述した場所及び個数に限定されな
い。バックエッジ側の代わりに基板と膜の境界部でもよ
く、3個所でなくても4個所以上としてもよい。また、
短辺エッジ側でも、2個所以上とし、バックエッジと同
様に各ポイントの所定の座標を求め近似線を引いてもよ
い。また、ローウエハ20の形状に反りが無視できれ
ば、ローウエハ20の基準点28算出のための長辺側数
式を2次曲線でなく、ローウエハ傾き算出用に求めた直
線式を用いてもよいし、長辺の撮像カ所を2個所としこ
こで求められる2点を基にした直線式を用いてもよい。
また、以上は矩形のローウエハ20に対して説明してき
たが、本発明は矩形でない例えばオリフラ付きの円形ウ
エハに対しても適用できることはいうまでもない。この
場合、前述のローウエハ20の長辺をオリフラに、短辺
を円周部に、基準点28を円の中心に相当するとして置
換えればよい。また、ポイント内のエッジ近似式は、オ
リフラでは直線に、円周部では円にするように設定すれ
ばよい。
【0024】(実施の形態2)前述した実施の形態1
は、カメラ座標系と機械座標系の座標軸が角度α回転し
ていた場合、カメラの姿勢を機械的に修正して、座標軸
の回転ずれを無視できるようにしてから露光処理を行な
うものであるが、カメラの姿勢を修正せず、角度αのデ
ータを用いて、露光のための位置及び姿勢制御に補正を
かけて行なうこともできる。以下これについて簡単に説
明する。なお、装置構成は前述したものと同一であり、
同じ符号を用いる。
【0025】図6に示すように、カメラ座標系が機械座
標系に対し角度α回転している場合、マスク16のパタ
ーンを撮像し、カメラ座標系でその基準点Qの画像座標
を(xq、yq)、基準線分QQ’の回転角度をβとし
て算出したとすると、これは容易に幾何計算で機械座標
系に換算できる。その時の機械座標(Xq、Yq)及び
回転角度βkは次式で表せる。(角度は時計廻りを正と
する) βk=β+α (Xq、Yq)=(xq・cosα−yq・sinα、yq・cos
α+xq・sinα) 従って、Rステージを角度βkだけ移動すれば、マスク
16の基準線分を機械座標系のX軸方向にあわせること
ができる。
【0026】ローウエハ20の位置把握に際しては、角
度α回転したカメラ座標系で計測した画像座標は、回転
角度が零の場合の画像座標と等しくないが、角度α、β
が数度の範囲である限り、その誤差は極めて微小で、こ
れを用いてローウエハ20の傾き及び2次曲線を計算し
ても実質上問題はない。もちろんこの誤差は計算で求め
ることができるので、補正することは可能である。前述
と同様にして、ローウエハ20をカメラ視野内に移動
し、この時のエンコーダ値と画像座標をもとに、X、Y
ステージが原点にある時のローウエハ20の基準点28
及び傾きγを機械座標系で求める。その後の露光操作
は、前述したものと同様である。この方法によれば、カ
メラの取付け取外し毎に、カメラの微小な姿勢合わせが
不要であり、かつ機械的操作では対応することが難しい
極めて微小な誤差に対しても対応でき、より高精度の露
光が可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像で
検出できる基準パターンを有しないウエハに対して、エ
ッジと認識した画素を用いて算出した近似式を、画素の
バラツキ状態を基に良否判定しながら適宜2値化レベル
を調整して最終近似式を確定するので、エッジの撮像画
像がノイズが多く、コントラストが低いようなウエハで
も良好にエッジを数式化でき、これをもとにしてウエハ
の露光のための基準点の座標及び基準線の傾きを算出で
き、ウエハにマスクのパターンを精度よく露光すること
ができる。さらに、前記基準線の傾きは、数箇所のエッ
ジの最終近似式中における所定ポイントにおける機械座
標を用いて最小自乗法で算出した直線式から求めるの
で、画像処理で求めたエッジの最終近似式の精度が多少
低く、これから求めた所定ポイントの座標値にばらつき
が生じても、その値は所定ポイント間の距離に比して極
小であるため、算出した傾き角度は精度が高い。また、
カメラ座標系と機械座標系の軸の回転ずれを、予め計測
するので、これをもとにカメラ取付け姿勢を修正するこ
とで誤差の少ない露光ができる。さらに、回転ずれ量を
制御データとして用いてウエハの位置把握時補正する
と、一段と誤差の少ない露光ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の全体構成を示す概要図
【図2】ローウエハが治具に貼り付けられた状態を示す
【図3】ローウエハの露光面及び撮像箇所を示す図
【図4】エッジ検出処理を示すフローチャート
【図5】エッジ撮像時の画像を示す模式図
【図6】カメラ座標系が機械座標系に対し回転している
場合の、基準点・基準線のずれを示す図
【符号の説明】
1 露光用光源 2 フィルターホルダー 3 第1のハーフミラー 4 ミラー 5 第2のハーフミラー 6 ローウエハ撮像用光源 7 撮像手段 16 マスク 17 治具 18 ミラー 20 ローウエハ 21 露光面 24、25、26、27 エッジの撮像ポイント 28 ローウエハの基準点 29 ローウエハと基板の境界線 30 閾値決定用エリア 101 ワーク載置部 102 露光部 103 撮像部 104 制御部 105 位置制御手段 106 画像処理手段
フロントページの続き (72)発明者 御厨 徹雄 埼玉県熊谷市三ケ尻6010番地 日立金属株 式会社生産システム研究所内 (72)発明者 馬場 敏之 埼玉県熊谷市三ケ尻6010番地 日立金属株 式会社生産システム研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハの複数の所定箇所のエッジを撮像
    し、画像処理で画面内エッジの近似式又は近似式上の所
    定点の座標を求め、各撮像対象のエッジの相互位置関係
    とをもとに、ウエハ外周部を数式で表し、これをもとに
    予め設定したウエハ基準部の座標と傾きを算出するウエ
    ハの位置把握方法であって、 前記近似式は、設定した2値化レベルからエッジ画素を
    求め、このエッジ画素座標から所定エッジ形状で表され
    る数式を算出し、この算出式からのエッジ画素のバラツ
    キが所定範囲にあるかどうかを判定し、所定範囲にない
    場合は、所定範囲内に入るまで2値化レベルを修正して
    前記処理を繰り返し、所定範囲にある場合の算出式とす
    ることを特徴とするウエハの位置把握方法。
  2. 【請求項2】 マスク中のパターンをウエハに投影する
    露光方法において、 ウエハを載置し直線移動するステージ上に設けたマーク
    を移動前後で撮像し、カメラ座標系でマークの移動方向
    と直角方向のずれを計測し、ずれが許容範囲外であれば
    カメラ姿勢を修正し、ステージを基準とする機械座標系
    と、カメラ座標系の軸の回転ずれを無視できるように
    し、 マスクのパターンを撮像してパターンの基準部の座標及
    び傾きを算出し、 請求項1に記載の位置把握方法で求めたウエハの基準部
    の座標及び傾きが、パターンの基準部の座標及び傾きに
    合致するようにマスク又はウエハを移動制御して、マス
    クのパターンをウエハに露光することを特徴とする露光
    方法。
  3. 【請求項3】 マスク中のパターンをウエハに投影する
    露光方法において、 ウエハを載置し直線移動するステージ上に設けたマーク
    を移動前後で撮像し、カメラ座標系でマークの移動方向
    と直角方向のずれを計測し、ずれ角度が許容範囲外であ
    ればその角度データを記憶し、 マスクのパターンを撮像してパターンの基準部の座標及
    び傾きを算出し、前記ずれ角度で補正した機械座標系の
    座標及び傾きに変換し、 請求項1に記載の位置把握方法で求めたウエハの基準部
    の座標及び傾きが、前記変換後のパターンの基準部の座
    標及び傾きに合致するようにマスク又はウエハを移動制
    御して、マスクのパターンをウエハに露光することを特
    徴とする露光方法。
  4. 【請求項4】 マスク中のパターンをウエハに投影する
    露光装置であって、載置したウエハの場所を把握すると
    ともに移動制御するワーク載置部と、ウエハにマスクパ
    ターンを投光する露光部と、ウエハ及びマスクパターン
    を撮像する撮像部と、ウエハのエッジを検出するための
    2値化レベル設定手段とエッジ近似式判定手段を有し、
    ウエハの位置把握をするとともに、位置把握データをも
    とにウエハの所定位置にマスクパターンを投光するよう
    にウエハ又はマスクを移動制御する制御部とを備えてい
    ることを特徴とする露光装置。
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