JPH0524332A - インクリボン異常走行検出装置 - Google Patents
インクリボン異常走行検出装置Info
- Publication number
- JPH0524332A JPH0524332A JP18497291A JP18497291A JPH0524332A JP H0524332 A JPH0524332 A JP H0524332A JP 18497291 A JP18497291 A JP 18497291A JP 18497291 A JP18497291 A JP 18497291A JP H0524332 A JPH0524332 A JP H0524332A
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- Japan
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- detected
- duct
- air
- breaking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤドットプリンタに於けるインクリボン
異常走行検出装置に関し、インクリボンの折れを確実に
検出して、印字品質の向上及び装置の信頼性の向上を目
的とする。 【構成】 インクリボンが摺接する面にインクリボンの
幅一杯に複数の貫通孔を備え且つ吸気孔を除いて両端部
が閉塞されたダクトをインクリボン走行路上に設け、ダ
クトに空気を圧入して気圧の低下を検出した時にインク
リボンに折れが生じたと検知するようにしたものであ
る。或いは、インクリボンの両側部を検出するセンサを
設け、インクリボンの走行中ににセンサが何れか一方の
側部を検出しなくなった場合インクリボンに折れが生じ
たと検知するように構成する。
異常走行検出装置に関し、インクリボンの折れを確実に
検出して、印字品質の向上及び装置の信頼性の向上を目
的とする。 【構成】 インクリボンが摺接する面にインクリボンの
幅一杯に複数の貫通孔を備え且つ吸気孔を除いて両端部
が閉塞されたダクトをインクリボン走行路上に設け、ダ
クトに空気を圧入して気圧の低下を検出した時にインク
リボンに折れが生じたと検知するようにしたものであ
る。或いは、インクリボンの両側部を検出するセンサを
設け、インクリボンの走行中ににセンサが何れか一方の
側部を検出しなくなった場合インクリボンに折れが生じ
たと検知するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤドットプリンタに
於けるインクリボン異常走行検出装置に関する。
於けるインクリボン異常走行検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３の側面図に示す如く、例えばライン
プリンタのようなワイヤドットプリンタに於ける印字機
構部は、プラテン１上の用紙２と印字ヘッド３との間に
有るインクリボン４を印字ヘッド３から突出する印字ワ
イヤ（図示省略）で叩いてインクを転写し印字するよう
に構成している。
プリンタのようなワイヤドットプリンタに於ける印字機
構部は、プラテン１上の用紙２と印字ヘッド３との間に
有るインクリボン４を印字ヘッド３から突出する印字ワ
イヤ（図示省略）で叩いてインクを転写し印字するよう
に構成している。
【０００３】インクリボン４は、図４の平面図に示す如
く、長尺のものがインクリボンカセット５に収納される
ようになっており、インクリボン４をピンチロ−ラ６と
の間に挟んだ送りローラ７が回転すると、インクリボン
カセット５の一端部からインクリボン４を繰込み他端部
から収納されたインクリボン４を引出すように構成され
ている。
く、長尺のものがインクリボンカセット５に収納される
ようになっており、インクリボン４をピンチロ−ラ６と
の間に挟んだ送りローラ７が回転すると、インクリボン
カセット５の一端部からインクリボン４を繰込み他端部
から収納されたインクリボン４を引出すように構成され
ている。
【０００４】従って印字時には、インクリボン４が常に
印字ヘッド３と用紙２の間を走行していることとなる
が、走行が不全であるとインクリボン４にジャムや折れ
等の問題を発生する。
印字ヘッド３と用紙２の間を走行していることとなる
が、走行が不全であるとインクリボン４にジャムや折れ
等の問題を発生する。
【０００５】これは印字品質不良に直結する為に、イン
クリボン４に当接するように設けられた検出ローラ８の
回転を検出してジャムを確認する等の方法をとってい
る。検出ローラ８には、図５の斜視図に示す如く支持軸
９の上下端に遮光板10が備えられており、検出ローラ８
と共に回転するように構成されている。
クリボン４に当接するように設けられた検出ローラ８の
回転を検出してジャムを確認する等の方法をとってい
る。検出ローラ８には、図５の斜視図に示す如く支持軸
９の上下端に遮光板10が備えられており、検出ローラ８
と共に回転するように構成されている。
【０００６】従って遮光板10の回転を２個の光学センサ
11が検出すると、インクリボン４の走行が正常であると
確認している。一方、インクリボン４に折れが発生する
と、インクリボン４の欠けた部分は印字不可能となが、
インクリボン４が２重になった所やその端部を打撃する
と印字ワイヤが折れる等の重大な障害を惹起することが
ある。
11が検出すると、インクリボン４の走行が正常であると
確認している。一方、インクリボン４に折れが発生する
と、インクリボン４の欠けた部分は印字不可能となが、
インクリボン４が２重になった所やその端部を打撃する
と印字ワイヤが折れる等の重大な障害を惹起することが
ある。
【０００７】この為、インクリボン４の折れを検出する
手段としては、同図に示す如く検出ローラ８を中間部で
分割した２段構成とし、支持軸９も２分割して上下の検
出ローラ８、８の回転を個別に検出するように構成し、
何れか一方の検出ローラ８が回転を停止した時には、イ
ンクリボン４が回転中の検出ローラ８に片寄って折れた
と認識していた。
手段としては、同図に示す如く検出ローラ８を中間部で
分割した２段構成とし、支持軸９も２分割して上下の検
出ローラ８、８の回転を個別に検出するように構成し、
何れか一方の検出ローラ８が回転を停止した時には、イ
ンクリボン４が回転中の検出ローラ８に片寄って折れた
と認識していた。
【０００８】上記のようにしてインクリボン４の走行に
異常が発生したことが確認されたら、オペレータは印字
を直ちに停止して印字ワイヤの折損等の重要障害の発生
を回避して来た。
異常が発生したことが確認されたら、オペレータは印字
を直ちに停止して印字ワイヤの折損等の重要障害の発生
を回避して来た。
【０００９】尚、図３に於いて、16は印字ヘッド３を冷
却する為のファンであり、17は送りローラ７を回転する
為のモータである。
却する為のファンであり、17は送りローラ７を回転する
為のモータである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、イ
ンクリボンの折れを検出していたが、折れたインクリボ
ンが２段に構成された検出ローラの双方に同時に掛かっ
た場合は、双方の検出ローラが共に回転し、検出が不可
能になると言う問題点があった。
ンクリボンの折れを検出していたが、折れたインクリボ
ンが２段に構成された検出ローラの双方に同時に掛かっ
た場合は、双方の検出ローラが共に回転し、検出が不可
能になると言う問題点があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】図１の斜視図に示す如
く、インクリボン４が摺接する面にインクリボン４の幅
一杯に複数の貫通孔12を備え、且つ吸気孔を除いて両端
部が閉塞されたダクト13をインクリボン走行路上に設
け、ダクト13に空気を圧入して気圧の低下を検出した時
にインクリボン４に折れが生じたと検知するようにした
ものであり、或いは図２の斜視図に示す如く、インクリ
ボン４の両側部４ａ、４ｂを検出するセンサ14ａ、14ｂ
を設け、インクリボン４の走行中にセンサ14ａ、14ｂが
何れか一方の側部４ａ、４ｂを検出しなくなった場合、
インクリボン４に折れが生じたと検知するようにしたも
のである。
く、インクリボン４が摺接する面にインクリボン４の幅
一杯に複数の貫通孔12を備え、且つ吸気孔を除いて両端
部が閉塞されたダクト13をインクリボン走行路上に設
け、ダクト13に空気を圧入して気圧の低下を検出した時
にインクリボン４に折れが生じたと検知するようにした
ものであり、或いは図２の斜視図に示す如く、インクリ
ボン４の両側部４ａ、４ｂを検出するセンサ14ａ、14ｂ
を設け、インクリボン４の走行中にセンサ14ａ、14ｂが
何れか一方の側部４ａ、４ｂを検出しなくなった場合、
インクリボン４に折れが生じたと検知するようにしたも
のである。
【００１２】
【作用】インクリボンが正常に走行している時は、ダク
トの貫通孔はインクリボンに依って全部が塞がれダクト
内の気圧は高い。
トの貫通孔はインクリボンに依って全部が塞がれダクト
内の気圧は高い。
【００１３】インクリボンに折れが発生すると、貫通孔
の一部は開口されて空気が逃げダクト内の気圧は低下す
る。これを気圧計のようなエアーセンサで検出すること
で、インクリボンの折れを検知することが出来る。
の一部は開口されて空気が逃げダクト内の気圧は低下す
る。これを気圧計のようなエアーセンサで検出すること
で、インクリボンの折れを検知することが出来る。
【００１４】又、インクリボンの両側部をセンサで検出
する方法は、インクリボンに折れが発生すると折れた側
のインクリボンの側部はセンサが検出しなくなる。これ
に依って、インクリボンの折れを検知することが出来
る。
する方法は、インクリボンに折れが発生すると折れた側
のインクリボンの側部はセンサが検出しなくなる。これ
に依って、インクリボンの折れを検知することが出来
る。
【００１５】
【実施例】図１の斜視図に示す如く、インクリボン４が
摺接する面にインクリボン４の幅一杯に複数の貫通孔12
を備え、且つ吸気孔を除いて両端部が閉塞された円筒状
のダクト13をインクリボン４の走行路上に設け、ダクト
13に吸気孔を通じて空気を圧入しておき、インクリボン
４に折れが発生して貫通孔12の一部が開口し、気圧計の
ようなエアーセンサ15がダクト13内の気圧の低下を検出
した時に、走行中のインクリボン４に折れが生じたと認
識するようにしたものである。
摺接する面にインクリボン４の幅一杯に複数の貫通孔12
を備え、且つ吸気孔を除いて両端部が閉塞された円筒状
のダクト13をインクリボン４の走行路上に設け、ダクト
13に吸気孔を通じて空気を圧入しておき、インクリボン
４に折れが発生して貫通孔12の一部が開口し、気圧計の
ようなエアーセンサ15がダクト13内の気圧の低下を検出
した時に、走行中のインクリボン４に折れが生じたと認
識するようにしたものである。
【００１６】即ち、インクリボン４が正常に走行してい
る時は、ダクト13の貫通孔12はインクリボン４に依って
全部が塞がれダクト13内の気圧は高い。インクリボン４
に折れが発生すると、インクリボン４は片寄って貫通孔
12の一部は開口され空気が逃げ、ダクト13内の気圧は低
下する。
る時は、ダクト13の貫通孔12はインクリボン４に依って
全部が塞がれダクト13内の気圧は高い。インクリボン４
に折れが発生すると、インクリボン４は片寄って貫通孔
12の一部は開口され空気が逃げ、ダクト13内の気圧は低
下する。
【００１７】これをエアーセンサ15が検出することで、
インクリボンの折れを認識することが出来る。ダクト13
に空気を圧入する方法は、印字ヘッドを冷却する為のフ
ァン16（図３に図示）を利用しても良い。
インクリボンの折れを認識することが出来る。ダクト13
に空気を圧入する方法は、印字ヘッドを冷却する為のフ
ァン16（図３に図示）を利用しても良い。
【００１８】或いは図２の斜視図に示す如く、インクリ
ボン４の両側部４ａ、４ｂを検出する断面形状コの字形
の光学センサ14ａ、14ｂを２個対向するように設け、そ
の中にインクリボン４の側部４ａ、４ｂを通して、イン
クリボン４の走行中にセンサ14ａ、14ｂが何れか一方の
側部４ａ或いは４ｂを検出しなくなった場合に、インク
リボン４に折れが生じたと認識するようにしたものであ
る。
ボン４の両側部４ａ、４ｂを検出する断面形状コの字形
の光学センサ14ａ、14ｂを２個対向するように設け、そ
の中にインクリボン４の側部４ａ、４ｂを通して、イン
クリボン４の走行中にセンサ14ａ、14ｂが何れか一方の
側部４ａ或いは４ｂを検出しなくなった場合に、インク
リボン４に折れが生じたと認識するようにしたものであ
る。
【００１９】即ち、インクリボン４に折れが発生する
と、折れた側のインクリボン４の側部４ａ或いは４ｂは
センサ14ａ或いは14ｂの検出領域から外れて検出しなく
なる。これに依って、直接的にインクリボン４の折れを
検知することが出来る。
と、折れた側のインクリボン４の側部４ａ或いは４ｂは
センサ14ａ或いは14ｂの検出領域から外れて検出しなく
なる。これに依って、直接的にインクリボン４の折れを
検知することが出来る。
【００２０】尚、図２に於いて、18はインクリボン支持
軸である。
軸である。
【００２１】
【発明の効果】本発明に依って、インクリボンの走行中
に於ける折れの発生を即座に且つ確実に検出することが
可能となり、印字品質の低下を防止出来、装置の信頼性
の向上に寄与出来る等、産業上に多大の効果を奏する。
に於ける折れの発生を即座に且つ確実に検出することが
可能となり、印字品質の低下を防止出来、装置の信頼性
の向上に寄与出来る等、産業上に多大の効果を奏する。
【図１】 本発明のインクリボン異常走行検出装置の斜
視図、
視図、
【図２】 本発明のインクリボン異常走行検出装置の他
の実施例を示す斜視図、
の実施例を示す斜視図、
【図３】 ワイヤドットプリンタに於ける印字機構部の
側面図、
側面図、
【図４】 ワイヤドットプリンタに於ける印字機構部の
平面図、
平面図、
【図５】 検出ローラの斜視図、
４ インクリボン、
４ａ、４ｂ インクリボンの側部、
12 貫通孔、
13 ダクト、
14ａ、14ｂ 光学センサ、
15 エアーセンサ、
16 ファン、
Claims (2)
- 【請求項１】 インクリボン(4) が摺接する面にインク
リボン(4)の幅一杯に複数の貫通孔(12)を備え且つ吸気
孔を除いて両端部が閉塞されたダクト(13)をインクリボ
ン走行路上に設け、 前記ダクト(13)に空気を圧入して気圧の低下を検出した
時に前記インクリボン(4) に折れが生じたと検知するよ
うにしたことを特徴とするインクリボン異常走行検出装
置。 - 【請求項２】 インクリボン(4) の両側部(4a 、4b) を
検出するセンサ(14a、14b)を設け、 前記インクリボン(4) の走行中に前記センサ(14a、14b)
が何れか一方の側部(4a 、4b) を検出しなくなった場合
に該インクリボン(4) に折れが生じたと検知するように
したことを特徴とするインクリボン異常走行検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18497291A JPH0524332A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | インクリボン異常走行検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18497291A JPH0524332A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | インクリボン異常走行検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524332A true JPH0524332A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16162574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18497291A Withdrawn JPH0524332A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | インクリボン異常走行検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524332A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5720994A (en) * | 1995-10-09 | 1998-02-24 | Meiki Co., Ltd. | Mold for molding discs to be laminated into double discs |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP18497291A patent/JPH0524332A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5720994A (en) * | 1995-10-09 | 1998-02-24 | Meiki Co., Ltd. | Mold for molding discs to be laminated into double discs |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |