JPH0524331A - カラー印字装置 - Google Patents

カラー印字装置

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JPH0524331A
JPH0524331A JP17920691A JP17920691A JPH0524331A JP H0524331 A JPH0524331 A JP H0524331A JP 17920691 A JP17920691 A JP 17920691A JP 17920691 A JP17920691 A JP 17920691A JP H0524331 A JPH0524331 A JP H0524331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
carriage
color
printing
shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP17920691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Yokota
和幸 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0524331A publication Critical patent/JPH0524331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー印字装置における多色インクリボンの
色選択動作によるスループットの低下を防止する。 【構成】 リボンシフト制御回路13によるリボンカセッ
ト10の昇降動作とキャリッジ制御回路16によるキャリッ
ジ1 の移動運動に伴なう巻き上げ動作が重複期間を有し
てして実行されることにより、多色インクリボン9 の色
選択動作が最短に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色インクリボンを用
いてカラープリントを行なうカラー印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色インクリボンを用いてカラー
プリントを行なうカラー印字装置において、色選択時に
リボンシフト機構を動作させる場合、剛性のないインク
リボンを印字ヘッド部の摩擦負荷に抗しながら所定の位
置に正確に誘導することは困難で、かつ色選択機構とし
ての信頼性に欠けるため、色選択後、インクリボン巻き
上げ機構を動作させ、インクリボンにテンションを与え
ることによって、色選択機構としての信頼性を維持しイ
ンクリボンを所定の位置に誘導していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た色選択機構は、リボンシフト動作とインクリボン巻き
上げ動作をシリアルに行なっているので、単位時間当た
りの処理量を表すスループットが低下するという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、色選択機構としての信頼性を維持した状態で、スル
ープットの低下を防止したカラー印字装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、印字部を備えてサイドフレーム間を往復
運動しこの往復運動の際に多色インクリボンを巻き上げ
るキャリッジ機構部と、このキャリッジ機構部に搭載さ
れ上記多色インクリボンを収納しかつ上記印字部へ誘導
するリボンカセットと、このリボンカセットを印字行と
交差する方向に昇降するリボンシフト機構部と、このリ
ボンシフト機構部の昇降動作を制御するリボンシフト制
御部と、上記キャリッジ機構部の往復運動が上記リボン
シフト機構部の昇降動作と重複して実行される期間を有
して上記キャリッジ機構部を制御するキャリッジ制御部
とを具備したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、キャリッ
ジ機構部の往復運動に伴なう多色インクリボンの巻き上
げ動作がリボンシフト機構部による昇降動作と重複期間
を有して実行されることにより、多色インクリボンの色
選択動作が最短に抑えられる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例のカラー印字装置
の要部の構成を示す図、図2はリボンカセットの外観を
示す図である。
【0009】上記図において、1 は、各種シャフトやモ
ータを支持するサイドフレーム2,2に支持されているキ
ャリッジシャフト3 にガイドされてサイドフレーム2,2
間を往復運動を行なうキャリッジで、このキャリッジ1
の下方には、キャリッジ1 の底面にキャリッジ1 との接
続部を有し、一方のフレーム2 に取着され正逆回転する
キャリッジモータ4 によって駆動されて左右両方向に走
行するタイミングベルト5 がサイドフレーム2,2 間に張
設されている。つまり、キャリッジモータ4 の回転運動
がタイミングベルト5 で直線運動に変換され、タイミン
グベルト5 の直線運動に伴ないキャリッジ1 はサイドフ
レーム2,2 間を往復運動する。
【0010】また、キャリッジ1 には、例えば印字ワイ
ヤなどからなる印字部6aを有し印字を行なうための印字
ヘッド6 が取着されており、この印字ヘッド6 に対向す
る位置にサイドフレーム2,2 間にプラテン7 が配設され
ている。プラテン7 は紙送りモータ8 によって駆動され
て図示しない印字用紙を紙送りする。
【0011】また、キャリッジ1 には印字ヘッド6 を取
り囲むように、多色インクリボン、例えば黒色(A) 、青
色(B) 、赤色(C) 、および黄色(D) に塗り分けられてい
る多色インクリボン9 を収納し多色インクリボン9 を印
字部6aに誘導するするリボンカセット10が搭載される。
リボンカセット10の先端側には、多色インクリボン9を
露出して印字部6aに対面させる間隙部が形成されてお
り、この間隙部を通って印字部6aの印字ワイヤが出没し
てプラテン7 を衝撃することにより、多色インクリボン
9 の選択された色でデータが印字用紙に印字される。ま
た、リボンカセット10の基端側には、両端にリボンカセ
ット10本体を上下に昇降させるためのシフトプレート10
a がそれぞれ一対ずつ形成され、そして基端側シフトプ
レート10aには所定間隔を有する溝が設けられたラック
部10b が形成されている。このラック部10b は、キャリ
ッジ1 に取着され正逆回転するリボンシフトモータ11に
結合されている歯車12と噛み合い、リボンシフトモータ
11の回転に伴ないリボンカセット10を印字行と交差する
方向に昇降する。リボンカセット10が上下に昇降するこ
とにより、多色インクリボン9 における選択された色が
印字部6aに対向し、選択された色で印字用紙に印字が行
なわれる。また、多色インクリボン9 は、キャリッジ1
に備えられラックなどから構成される周知の巻き上げ機
構(不図示)により、キャリッジ1 の往復運動の際に一
定方向に巻き上げられる。
【0012】また、13はリボンシフトモータ11を駆動し
多色インクリボン9 のシフトを制御するリボンシフト制
御回路で、ホストシステムなどとデータの受け渡しを行
なうインターフェース回路14からデータバス15を介して
入力された印字データに含まれている色選択信号とリボ
ンシフト制御回路13内に記憶されているリボンカセット
10のシフト状態信号に基づいてリボンシフトモータ11の
回転方向と回転量を決定し、多色インクリボン9 のシフ
トを制御する。
【0013】また、16はインターフェース回路14から入
力される色選択信号を含んでいる印字データに対応して
キャリッジモータ4 を駆動しキャリッジ1 の移動方向と
移動量を制御するキャリッジ制御回路で、このキャリッ
ジ制御回路16は、リボンシフトモータ11によるリボンカ
セット10の昇降動作が開始してから所定時間遅延してキ
ャリッジモータ4を駆動し、昇降動作とキャリッジ1 の
巻き上げ機構による巻き上げ動作が重複して同時に実行
される期間を有するようにキャリッジモータ4を駆動制
御する。
【0014】次に、上記構成の本願発明の一実施例の作
用について、図3(a) に示すタイミングチャートを参照
し説明する。
【0015】まず、印字ヘッド6 によるある行の印字が
完了すると、次の行の印字を行なうために、紙送りモー
タ8 が駆動されてプラテン6 が所定量回転し、印字用紙
が所定ピッチ紙送りされる、いわゆる改行動作が行なわ
れる。
【0016】この改行動作が完了すると、インターフェ
ース回路14がホストシステムから受信した印字データに
含まれる色選択信号に指定されている色に多色インクリ
ボン9 の色を切換えるために、リボンシフトモータ11が
リボンシフト制御回路13により起動され、インターフェ
ース回路14から入力される色選択信号とリボンシフト制
御回路13内に記憶されているリボンカセット10のシフト
状態信号に基づいて、リボンカセット10の昇降動作が行
なわれる。この昇降動作は、多色インクリボン9 の選択
された色が印字部6aの前面に対向するまで実行される。
【0017】一方、キャリッジ制御回路16はリボンシフ
ト制御回路13によるリボンシフトモータ11の起動を認識
すると、この駆動開始から所定時間遅延しかつリボンカ
セット10の昇降動作中にキャリッジモータ4を起動す
る。キャリッジモータ4 はキャリッジ1 を右方および左
方に所定距離移動して印字ヘッド6 を次の行の印字のた
めに待機させる。このキャリッジ1 の移動運動に伴な
い、巻き上げ機構が付勢され多色インクリボン9 が巻き
上げられる。
【0018】このように、キャリッジ制御回路16が、リ
ボンカセット10の昇降動作とキャリッジ1 の移動運動に
伴なう巻き上げ動作が重複して実行される期間を有して
キャリッジモータ4 やキャリッジ1 を駆動制御すること
により、多色インクリボン9の色選択動作が最短に抑え
られる。
【0019】なお、上記実施例では、リボンシフト制御
回路13によるリボンシフトモータ11の駆動開始から所定
時間遅延してからキャリッジ制御回路16によりキャリッ
ジモータ4 を駆動するようにしたが、これに限ることは
なく、図3(b) に示すように、リボンシフトモータ11の
駆動とキャリッジモータ4 の駆動を同時に開始するよう
にしてもよく、上記実施例と同様の作用効果が得られ
る。
【0020】また、上記実施例では、リボンシフトモー
タ11の駆動開始から所定時間遅延してからキャリッジモ
ータ4 を駆動するようにしたが、これに限ることはな
く、図3(c) に示すように、上記実施例とは逆に、キャ
リッジモータ4 の駆動開始から所定時間遅延してからリ
ボンシフトモータ11を駆動するようにしてもよく、要
は、リボンカセット10の昇降動作とキャリッジ1 の移動
運動に伴なう巻き上げ動作が重複期間を有してして実行
されればよい。
【0021】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカラー印
字装置によれば、キャリッジ機構部の往復運動に伴なう
多色インクリボンの巻き上げ動作がリボンシフト機構部
による昇降動作と重複期間を有して実行されることによ
り、多色インクリボンの色選択動作を最短に抑えること
が可能となり、したがって、スループットの低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー印字装置の要部の構
成を示す図である。
【図2】リボンカセットの外観を示す図である。
【図3】本発明のカラー印字装置の動作を示すタイミン
グチャートで、図3(a) は本発明の一実施例の動作を示
すタイミングチャート、図3(b) は本発明の第1の他の
実施例の動作を示すタイミングチャート、および図3
(c) は本発明の第2の他の実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 …キャリッジ(キャリッジ機構部) 2 …サイドフレーム 3 …キャリッジシャフト(キャリッジ機構部) 4 …キャリッジモータ(キャリッジ機構部) 5 …タイミングベルト(キャリッジ機構部) 6 …印字ヘッド(印字部) 6a…印字部 9 …多色インクリボン 10…リボンカセット 11…リボンシフトモータ(リボンシフト機構部) 12…歯車(リボンシフト機構部) 13…リボンシフト制御回路(リボンシフト制御部) 16…キャリッジ制御回路(キャリッジ制御回路)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字部を備えてサイドフレーム間を往復
    運動しこの往復運動の際に多色インクリボンを巻き上げ
    るキャリッジ機構部と、このキャリッジ機構部に搭載さ
    れ上記多色インクリボンを収納しかつ上記印字部へ誘導
    するリボンカセットと、このリボンカセットを印字行と
    交差する方向に昇降するリボンシフト機構部と、このリ
    ボンシフト機構部の昇降動作を制御するリボンシフト制
    御部と、上記キャリッジ機構部の往復運動が上記リボン
    シフト機構部の昇降動作と重複して実行される期間を有
    して上記キャリッジ機構部を制御するキャリッジ制御部
    とを具備したことを特徴とするカラー印字装置。
JP17920691A 1991-07-19 1991-07-19 カラー印字装置 Pending JPH0524331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920691A JPH0524331A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 カラー印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920691A JPH0524331A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 カラー印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524331A true JPH0524331A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16061785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17920691A Pending JPH0524331A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 カラー印字装置

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JP (1) JPH0524331A (ja)

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