JPH05243042A - 超電導コイル冷却装置 - Google Patents
超電導コイル冷却装置Info
- Publication number
- JPH05243042A JPH05243042A JP7538192A JP7538192A JPH05243042A JP H05243042 A JPH05243042 A JP H05243042A JP 7538192 A JP7538192 A JP 7538192A JP 7538192 A JP7538192 A JP 7538192A JP H05243042 A JPH05243042 A JP H05243042A
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- JP
- Japan
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- tank
- shield
- vacuum
- refrigerator
- superconducting coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、冷凍機の振動を測定に影響させな
いようにし、正確な測定が行なえることを目的とする。 【構成】 本発明の超電導コイル冷却装置は、シールド
槽5,及び真空槽6と冷凍機の載置部材16aのそれぞ
れ間に、振動緩衝部材13,15を配置した構成を有し
ている。
いようにし、正確な測定が行なえることを目的とする。 【構成】 本発明の超電導コイル冷却装置は、シールド
槽5,及び真空槽6と冷凍機の載置部材16aのそれぞ
れ間に、振動緩衝部材13,15を配置した構成を有し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNMR(Nuclear Magnet
ic Resonance:核磁気共鳴)分光計用超電導コイル冷却
装置に関し、特に、冷凍機の振動を測定に影響させない
ようにして、高分解能のNMR分析を可能とした超電導
コイル冷却装置に関する。
ic Resonance:核磁気共鳴)分光計用超電導コイル冷却
装置に関し、特に、冷凍機の振動を測定に影響させない
ようにして、高分解能のNMR分析を可能とした超電導
コイル冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超電導コイル冷却装置として、例
えば、特開平1−149406号に示されるものがあ
る。この超電導コイル冷却装置は、超電導コイルと、寒
剤を収容する寒剤槽と、この寒剤槽の外周を包囲する2
槽のシールド槽(20Kシールド及び80Kシールド)
と、シールド槽の外周を真空状態で包囲する真空槽と、
2槽のシールド槽をそれぞれ所定の温度(20K,及び
80K)に維持する冷凍機を有して構成されている。
えば、特開平1−149406号に示されるものがあ
る。この超電導コイル冷却装置は、超電導コイルと、寒
剤を収容する寒剤槽と、この寒剤槽の外周を包囲する2
槽のシールド槽(20Kシールド及び80Kシールド)
と、シールド槽の外周を真空状態で包囲する真空槽と、
2槽のシールド槽をそれぞれ所定の温度(20K,及び
80K)に維持する冷凍機を有して構成されている。
【0003】図3には、上記超電導コイル冷却装置の冷
凍機9の配置構造が示されている。冷凍機9は、超電導
関係で最も多く使用されているGM(Gifford-McMahon)
冷凍機で、圧縮機等(図示せず)に接続された高圧ヘリ
ウムガス配管19,及び低圧ヘリウムガス配管20と、
冷却部を構成する第1ステージ11,及び第2ステージ
12を有し、真空槽6の真空ポート16に配置部材16
aを介して固定されている。第1ステージ11,及び第
2ステージ12は真空ポート16の真空シールを保ちな
がら冷凍機9に固定された伝熱ガス槽14に被覆され、
伝熱ガス槽14の第1ステージ11の近接した位置に2
0Kシールド槽4が、また、第2ステージ12の近接し
た位置に80Kシールド槽5がそれぞれ半田等によって
接合されている。伝熱ガス槽14と第1ステージ11,
及び第2ステージ12は、ヘリウムガス供給管21から
供給されたヘリウムガスを介してほぼ熱的に接続された
状態を有している。
凍機9の配置構造が示されている。冷凍機9は、超電導
関係で最も多く使用されているGM(Gifford-McMahon)
冷凍機で、圧縮機等(図示せず)に接続された高圧ヘリ
ウムガス配管19,及び低圧ヘリウムガス配管20と、
冷却部を構成する第1ステージ11,及び第2ステージ
12を有し、真空槽6の真空ポート16に配置部材16
aを介して固定されている。第1ステージ11,及び第
2ステージ12は真空ポート16の真空シールを保ちな
がら冷凍機9に固定された伝熱ガス槽14に被覆され、
伝熱ガス槽14の第1ステージ11の近接した位置に2
0Kシールド槽4が、また、第2ステージ12の近接し
た位置に80Kシールド槽5がそれぞれ半田等によって
接合されている。伝熱ガス槽14と第1ステージ11,
及び第2ステージ12は、ヘリウムガス供給管21から
供給されたヘリウムガスを介してほぼ熱的に接続された
状態を有している。
【0004】以上の構成において、冷凍機9を運転させ
ると、80Kシールド槽5は第1ステージ11によって
約80Kに、また、20Kシールド槽4は第2ステージ
12によって約20Kにそれぞれ冷却される。このた
め、20Kシールド槽4の内周部に位置する寒剤槽をシ
ールドし、寒剤槽の液体ヘリウム等の蒸発量を小さくす
ることができる。
ると、80Kシールド槽5は第1ステージ11によって
約80Kに、また、20Kシールド槽4は第2ステージ
12によって約20Kにそれぞれ冷却される。このた
め、20Kシールド槽4の内周部に位置する寒剤槽をシ
ールドし、寒剤槽の液体ヘリウム等の蒸発量を小さくす
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の超電導
コイル冷却装置によると、GM冷凍機の内部に配置され
たディスプレーサが約2Hzで往復運動するため、冷凍
機全体が上下に振動し、これに伴いクライオスタット
(寒剤槽,シールド槽,及び真空槽)が振動する。この
振動は僅かであり、MRI(磁気共鳴イメージング装
置)においては問題にならないが、NMR分光計用で
は、NMR分光計の測定において測定スペクトルに乱れ
を生じさせる等の悪影響を及ぼす。特に、二次元NMR
分析では、測定の積算回数が多くなるため、振動の影響
がより顕著になるという不都合を有している。
コイル冷却装置によると、GM冷凍機の内部に配置され
たディスプレーサが約2Hzで往復運動するため、冷凍
機全体が上下に振動し、これに伴いクライオスタット
(寒剤槽,シールド槽,及び真空槽)が振動する。この
振動は僅かであり、MRI(磁気共鳴イメージング装
置)においては問題にならないが、NMR分光計用で
は、NMR分光計の測定において測定スペクトルに乱れ
を生じさせる等の悪影響を及ぼす。特に、二次元NMR
分析では、測定の積算回数が多くなるため、振動の影響
がより顕著になるという不都合を有している。
【0006】従って、本発明の目的は冷凍機の振動を測
定に影響させないようにし、正確な測定を行うことがで
きる超電導コイル冷却装置を提供することである。
定に影響させないようにし、正確な測定を行うことがで
きる超電導コイル冷却装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、冷凍機の振動を測定に影響させないようにするた
め、シールド槽,及び真空槽と冷凍機の載置部材のそれ
ぞれの間に、振動緩衝部材を配置した超電導コイル冷却
装置を提供するものである。
み、冷凍機の振動を測定に影響させないようにするた
め、シールド槽,及び真空槽と冷凍機の載置部材のそれ
ぞれの間に、振動緩衝部材を配置した超電導コイル冷却
装置を提供するものである。
【0008】前記振動緩衝部材は、シールド槽,及び真
空槽と載置部材のそれぞれの間に配置された金属製ベロ
ーズと、真空槽と載置部材の間に配置された棒状防振部
材より構成されている。
空槽と載置部材のそれぞれの間に配置された金属製ベロ
ーズと、真空槽と載置部材の間に配置された棒状防振部
材より構成されている。
【0009】また、シールド槽,及び真空槽は一端にお
いて共通の固定部材に固定され、この固定部材と載置部
材の間に振動緩衝部材を配置した構成でも良い。
いて共通の固定部材に固定され、この固定部材と載置部
材の間に振動緩衝部材を配置した構成でも良い。
【0010】
【作用】上記構成を有する本発明の超電導コイル冷却装
置は、冷凍機を運転させても、冷凍機から発生した振動
を振動緩衝部材によって緩衝するため、クライオスタッ
トへの振動の伝達を防ぐことができる。このため、NM
R分光計の測定スペクトルが乱れることがなくなり、冷
凍機の長所を十分に生かしつつ正確な測定を行うことが
できる。
置は、冷凍機を運転させても、冷凍機から発生した振動
を振動緩衝部材によって緩衝するため、クライオスタッ
トへの振動の伝達を防ぐことができる。このため、NM
R分光計の測定スペクトルが乱れることがなくなり、冷
凍機の長所を十分に生かしつつ正確な測定を行うことが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の超電導コイル冷却装置につい
て添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
て添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1には、本発明の第1の実施例に係る超
電導コイル冷却装置の構成が示されている。この超電導
コイル冷却装置は、超電導コイル1と液体ヘリウム2が
収容された液体ヘリウム槽3と、液体ヘリウム槽3の外
周を包囲する20Kシールド槽4,及び80Kシールド
槽5と、これらの外周を包囲すると共にスタンド6Aに
よって支持される真空槽6と、20Kシールド槽4,及
び80Kシールド槽5を冷却する冷凍機(GM冷凍機)
9より構成されている。
電導コイル冷却装置の構成が示されている。この超電導
コイル冷却装置は、超電導コイル1と液体ヘリウム2が
収容された液体ヘリウム槽3と、液体ヘリウム槽3の外
周を包囲する20Kシールド槽4,及び80Kシールド
槽5と、これらの外周を包囲すると共にスタンド6Aに
よって支持される真空槽6と、20Kシールド槽4,及
び80Kシールド槽5を冷却する冷凍機(GM冷凍機)
9より構成されている。
【0013】液体ヘリウム槽3は、超電導コイル1を励
磁するパワーリード(図示せず)を挿入するためのパワ
ーリード挿入管7と、蒸発したヘリウムガスを排出する
ためのガス排出管8を有している。
磁するパワーリード(図示せず)を挿入するためのパワ
ーリード挿入管7と、蒸発したヘリウムガスを排出する
ためのガス排出管8を有している。
【0014】真空槽6は、真空ポート16と、この真空
ポート16を閉塞して内部の真空状態を維持する配置部
材16aを有して成り、真空ポート16には金属製ベロ
ーズ15が設けられている。配置部材16aの端部と真
空槽6の上部の間には、冷凍機9を支持する防振ゴム1
7を有した支柱18が挿入されている。
ポート16を閉塞して内部の真空状態を維持する配置部
材16aを有して成り、真空ポート16には金属製ベロ
ーズ15が設けられている。配置部材16aの端部と真
空槽6の上部の間には、冷凍機9を支持する防振ゴム1
7を有した支柱18が挿入されている。
【0015】冷凍機9は、高圧ヘリウムガス配管19,
及び低圧ヘリウムガス配管20と、冷却部を構成する第
1ステージ11,及び第2ステージ12を有し、第1ス
テージ11,及び第2ステージ12は、真空ポート16
の内部に配置されている共に配置部材16aに固定され
た伝熱ガス槽14によって被覆されている。
及び低圧ヘリウムガス配管20と、冷却部を構成する第
1ステージ11,及び第2ステージ12を有し、第1ス
テージ11,及び第2ステージ12は、真空ポート16
の内部に配置されている共に配置部材16aに固定され
た伝熱ガス槽14によって被覆されている。
【0016】伝熱ガス槽14は、その第1ステージ11
に近接した位置に80Kシールド槽5が、また、第2ス
テージ12に近接した位置に20Kシールド槽4がそれ
ぞれ接合され、80Kシールド槽5の接合部と配置部材
16aとの間に金属製ベローズ13が設けられた構成を
有している。また、内部にはヘリウムガス供給管21か
らヘリウムガスが充填されており、伝熱ガス槽14と第
1ステージ11,及び第2ステージ12がヘリウムガス
を介してほぼ熱的に接続されている。
に近接した位置に80Kシールド槽5が、また、第2ス
テージ12に近接した位置に20Kシールド槽4がそれ
ぞれ接合され、80Kシールド槽5の接合部と配置部材
16aとの間に金属製ベローズ13が設けられた構成を
有している。また、内部にはヘリウムガス供給管21か
らヘリウムガスが充填されており、伝熱ガス槽14と第
1ステージ11,及び第2ステージ12がヘリウムガス
を介してほぼ熱的に接続されている。
【0017】以上の構成において、冷凍機9を運転させ
ると、第1ステージ11の温度が約80Kに、また、第
2ステージ12の温度が約20Kになる。伝熱ガス槽1
4は内部に充填された熱伝導性の良いヘリウムガスを介
して第1ステージ11,及び第2ステージ12とほぼ熱
的に接続されているため、80Kシールド槽5の熱は第
1ステージ11に伝わって80Kシールド槽5が約80
Kの温度に冷却され、また、20Kシールド槽4の熱は
第2ステージ12に伝わって20Kシールド槽4が約2
0Kの温度に冷却される。このため、これらシールド槽
によって液体ヘリウム槽3をシールドし、液体ヘリウム
槽3に収容された液体ヘリウム2の消費量を極力抑えて
有効的に超電導コイル1を冷却する。
ると、第1ステージ11の温度が約80Kに、また、第
2ステージ12の温度が約20Kになる。伝熱ガス槽1
4は内部に充填された熱伝導性の良いヘリウムガスを介
して第1ステージ11,及び第2ステージ12とほぼ熱
的に接続されているため、80Kシールド槽5の熱は第
1ステージ11に伝わって80Kシールド槽5が約80
Kの温度に冷却され、また、20Kシールド槽4の熱は
第2ステージ12に伝わって20Kシールド槽4が約2
0Kの温度に冷却される。このため、これらシールド槽
によって液体ヘリウム槽3をシールドし、液体ヘリウム
槽3に収容された液体ヘリウム2の消費量を極力抑えて
有効的に超電導コイル1を冷却する。
【0018】このようにして冷凍機9を運転させると冷
凍機9から振動が発生する。この振動は冷凍機9の載置
部材16aに固定された真空槽6,及び伝熱ガス14に
伝わり、真空槽6に伝わる振動を真空ポート16の金属
製ベローズ15と、配置部材16aと真空槽6の間に挿
入された防振ゴム17を有した支柱18によって、緩衝
する。また、伝熱ガス槽14に伝わる振動を金属製ベロ
ーズ13によって緩衝する。このため、クライオスタッ
トへの振動の伝達を防ぐことができ、NMR分光計の測
定スペクトルの乱れを防ぐことができる。
凍機9から振動が発生する。この振動は冷凍機9の載置
部材16aに固定された真空槽6,及び伝熱ガス14に
伝わり、真空槽6に伝わる振動を真空ポート16の金属
製ベローズ15と、配置部材16aと真空槽6の間に挿
入された防振ゴム17を有した支柱18によって、緩衝
する。また、伝熱ガス槽14に伝わる振動を金属製ベロ
ーズ13によって緩衝する。このため、クライオスタッ
トへの振動の伝達を防ぐことができ、NMR分光計の測
定スペクトルの乱れを防ぐことができる。
【0019】本発明は以上説明した実施例に限定するも
のではなく、例えば、支柱18を構成する防振ゴム17
の代わりにコイルばねを適用しても良く、また、金属製
ベローズ15と真空ポート16の強度を大にして、冷凍
機9を支持する支柱18を取り除いても良い。更に、図
2に示すように、金属製ベローズ15を取り除き、真空
ポート16を伝熱ガス槽14に接合した構成でも良い。
このような構成の簡素化を行うと、第1の実施例に比較
してコストダウンを図ることができる。
のではなく、例えば、支柱18を構成する防振ゴム17
の代わりにコイルばねを適用しても良く、また、金属製
ベローズ15と真空ポート16の強度を大にして、冷凍
機9を支持する支柱18を取り除いても良い。更に、図
2に示すように、金属製ベローズ15を取り除き、真空
ポート16を伝熱ガス槽14に接合した構成でも良い。
このような構成の簡素化を行うと、第1の実施例に比較
してコストダウンを図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超電導コ
イル冷却装置によると、シールド槽,及び真空槽と冷凍
機の載置部材のそれぞれの間に、振動緩衝部材を配置し
た構成となっているため、冷凍機の振動を測定に影響さ
せないようにすることができ、冷凍機の長所を十分に生
かしつつ正確な測定を行うことができる。
イル冷却装置によると、シールド槽,及び真空槽と冷凍
機の載置部材のそれぞれの間に、振動緩衝部材を配置し
た構成となっているため、冷凍機の振動を測定に影響さ
せないようにすることができ、冷凍機の長所を十分に生
かしつつ正確な測定を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す説明図。
【図3】従来の超電導コイル冷却装置を示す説明図。
1 超電導コイル 2 液
体ヘリウム 3 液体ヘリウム槽 4 2
0Kシールド槽 5 80Kシールド槽 6 真
空槽 7 パワーリード挿入管 8 ガ
ス排出管 9 冷凍機 11 第
1ステージ 12 第2ステージ 13 金
属製ベローズ 14 伝熱ガス槽 15 金
属製ベローズ 16 真空ポート 16a 載
置部材 17 防振ゴム 18 支
柱 19 高圧ヘリウムガス配管 20 低
圧ヘリウムガス配管 21 ヘリウムガス供給管
体ヘリウム 3 液体ヘリウム槽 4 2
0Kシールド槽 5 80Kシールド槽 6 真
空槽 7 パワーリード挿入管 8 ガ
ス排出管 9 冷凍機 11 第
1ステージ 12 第2ステージ 13 金
属製ベローズ 14 伝熱ガス槽 15 金
属製ベローズ 16 真空ポート 16a 載
置部材 17 防振ゴム 18 支
柱 19 高圧ヘリウムガス配管 20 低
圧ヘリウムガス配管 21 ヘリウムガス供給管
Claims (3)
- 【請求項1】 寒剤に浸漬された超電導コイルを収容し
た寒剤槽をシールド槽と真空槽によって包囲し、前記シ
ールド槽を冷凍機によって所定の温度に冷却する超電導
コイル冷却装置において、 前記シールド槽,及び前記真空槽と前記冷凍機の載置部
材のそれぞれの間に、振動緩衝部材が配置されているこ
とを特徴とする超電導コイル冷却装置。 - 【請求項2】 前記振動緩衝部材は、前記シールド槽,
及び前記真空槽と前記載置部材のそれぞれの間に配置さ
れた金属製ベローズ,及び前記真空槽と前記載置部材の
間に配置された棒状防振ゴム部材より構成される請求項
1の超電導コイル冷却装置。 - 【請求項3】 前記シールド槽,及び前記真空槽は一端
において共通の固定部材に固定され、 前記振動緩衝部材は、前記固定部材と前記載置部材の間
に配置された構成を有する請求項1の超電導コイル冷却
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7538192A JPH05243042A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 超電導コイル冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7538192A JPH05243042A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 超電導コイル冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243042A true JPH05243042A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13574561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7538192A Pending JPH05243042A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 超電導コイル冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05243042A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024490A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-02-01 | Bruker Biospin Ag | 低温冷凍機を備えたクライオスタット構造 |
US8307665B2 (en) | 2006-04-06 | 2012-11-13 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Sample cooling apparatus |
WO2014142027A1 (ja) | 2013-03-14 | 2014-09-18 | ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社 | 超電導マグネット装置 |
JP2016075667A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-12 | ブルーカー バイオスピン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングBruker BioSpin GmbH | 機械的結合(mechanicalcoupling)を減少させた、クライオスタットおよびコールドヘッドを備えた冷却デバイス |
EP3296669A1 (de) * | 2016-09-20 | 2018-03-21 | Bruker BioSpin GmbH | Kryostatenanordnung mit einem vakuumbehälter und einem zu kühlenden objekt, mit evakuierbarem hohlraum |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP7538192A patent/JPH05243042A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2014142027A1 (ja) | 2013-03-14 | 2014-09-18 | ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社 | 超電導マグネット装置 |
US9777883B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-10-03 | Japan Superconductor Technology Inc. | Superconducting magnet apparatus |
JP2016075667A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-12 | ブルーカー バイオスピン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングBruker BioSpin GmbH | 機械的結合(mechanicalcoupling)を減少させた、クライオスタットおよびコールドヘッドを備えた冷却デバイス |
EP3296669A1 (de) * | 2016-09-20 | 2018-03-21 | Bruker BioSpin GmbH | Kryostatenanordnung mit einem vakuumbehälter und einem zu kühlenden objekt, mit evakuierbarem hohlraum |
CN107845475A (zh) * | 2016-09-20 | 2018-03-27 | 布鲁克碧奥斯平有限公司 | 具有真空容器和待冷却的物体的低温恒温器 |
US10101420B2 (en) | 2016-09-20 | 2018-10-16 | Bruker Biospin Gmbh | Cryostat arrangement with a vacuum container and an object to be cooled, with evacuable cavity |
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