JPH05242691A - プログラム回路 - Google Patents

プログラム回路

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JPH05242691A
JPH05242691A JP3999092A JP3999092A JPH05242691A JP H05242691 A JPH05242691 A JP H05242691A JP 3999092 A JP3999092 A JP 3999092A JP 3999092 A JP3999092 A JP 3999092A JP H05242691 A JPH05242691 A JP H05242691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
fuse
cut
power supply
mos transistor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3999092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Serizawa
健一 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP3999092A priority Critical patent/JPH05242691A/ja
Publication of JPH05242691A publication Critical patent/JPH05242691A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】切断したはずのヒューズ回路が、高抵抗でつな
がっていた場合、電源電圧VCCがゆっくり上昇した時
のプログラム回路の誤動作を防止すること。 【構成】回路1は、VCC電源を入力とする遅延回路で
あり、電源投入時にPチャネルMOSトランジスタ4に
より、一旦接点Dはハイレベルに充電される。回路1の
遅延時間経過後に、PチャネルMOSトランジスタ4は
オフし、インバータ回路2はロウレベルを出力する。ヒ
ューズ未切断時は、インバータ回路2により、接点Dは
ロウレベルになる。ヒューズ切断時はハイレベルを保持
したままとなる。ヒューズが高抵抗でつながっていた時
には、VCC電源の上昇の如何にかかわらず、インバー
タ回路2ではヒューズが高抵抗である為、接点Dの電位
をロウレベルに出来ず、プログラム回路の誤動作を防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラム回路に関し、
特に半導体記憶回路のプログラム回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラム回路の構成及び動作を
図3を用いて説明する。
【0003】図3に於いて、本プログラム回路は、ポリ
シリコンで構成されたヒューズ回路3と、NチャネルM
OSトランジスタ5と、インバータ回路6,7と、高抵
抗素子10と、容量素子11とを有する。
【0004】まず、ヒューズ回路3を切断しなかったと
きには、本プログラム回路において、接点Dはヒューズ
回路3を介してVCC電源から電荷の供給によりVCC
電位まで上昇するため、本プログラム回路の出力OUT
はハイレベルになる。NチャネルMOSトランジスタ5
の入力はロウレベルであるため、NチャネルMOSトラ
ンジスタ5はオフになり、接点Dは常にハイレベルに保
持される。
【0005】また、図3のヒューズ回路3をレーザート
リマー装置で切断すると、接点DはVCC電源から電荷
の供給がされないため、ロウレベルになり、出力OUT
はロウレベルとなる。NチャネルMOSトランジスタ5
の入力はハイレベルであるため、NチャネルMOSトラ
ンジスタ5はオンし、接点Dは常にロウレベルに保持さ
れる。
【0006】以上説明したように、プログラム回路は、
ヒューズ回路3をレーザートリマー装置で切断する事で
出力OUTのレベルを切り換える事が出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプロ
グラム回路は、ヒューズ回路3をレーザートリマー装置
で切断する事によって、プログラム回路の出力OUTの
レベルは切り換えられるが、レーザートリマー装置のレ
ーザーのフォーカスのずれ、あるいはポリシリコンの膜
厚、幅等の製造上のばらつきによって、切断したはずの
ヒューズ回路3が完全に切断されず、高抵抗でつながっ
ている場合がある。
【0008】このような場合、通常にVCC電源を投入
したときには問題なく動作するが、VCC電源がヒュー
ズ回路3の高抵抗と容量素子11の時定数より大きい時
間でゆっくり上昇したときに、接点Dの電位が、VCC
電源に追従してしまい、ロウレベルでなければならない
にもかかわらず、ハイレベルになってしまうという欠点
がある。
【0009】本発明の目的は、前記欠点を解決し、ヒュ
ーズ回路を完全に切断できるようにしたプログラム回路
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム回路
の構成は、VCC電源を入力とする遅延回路の出力を入
力とするPチャネルMOSトランジスタのドレイン又は
ソースに、ラッチ回路を接続し、かつインバータ回路の
出力をヒューズ回路を介して接続したことを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】図1(A)は本発明の第1の実施例のプログ
ラム回路を示す回路図である。図1(B)は図1(A)
のプログラム回路の内部波形を示す波形図である。
【0012】図1(A),(B)において、本実施例
は、遅延回路1がVCC電源を入力とし、その出力がP
チャネルMOSトランジスタ4及び電流供給能力の大き
いインバータ回路2に接続されており、4個のインバー
タからなる。インバータ回路2は、ヒューズ回路3を介
して、PチャネルMOSトランジスタ4のドレイン(接
点D)と接続されている。さらに、接点Dにはインバー
タ回路5とインバータ回路6とで構成されるラッチ回路
が接続され、インバータ回路6の出力が、インバータ回
路7に入力されて、インバータ回路7の出力が出力OU
Tとなる。さらに、高抵抗素子B,容量素子14を設け
る。
【0013】図1(B)において、VCC電源,A点波
形,通常時(ヒューズ回路3の未切断)のD点波形,ヒ
ューズ切断時のD点波形をそれぞれ示している。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
VCC電源が投入されたとき、PチャネルMOSトラン
ジスタ4及びインバータ回路2の入力は遅延回路1を通
っているため、遅れてハイレベルになる。それまでの
間、PチャネルMOSトランジスタ4のゲート入力はロ
ウレベルであるため、接点Dは、PチャネルMOSトラ
ンジスタ4によってハイレベルに充電される。そして、
インバータ回路5,6のラッチ回路によって、接点D
は、ハイレベルを保持する。
【0015】ヒューズ回路3を切断しない場合は、VC
C電源が投入されてから、遅延回路1の遅延時間が経過
すると、PチャネルMOSトランジスタ4及びインバー
タ回路2の入力はハイレベルになり、PチャネルMOS
トランジスタ4は、オフするため、電荷の供給は止ま
る。PチャネルMOSトランジスタ4がオフになるのと
同時に、ヒューズ回路3を介して接続されているインバ
ータ回路2の入力がハイになるため、インバータ回路2
はロウレベルを出力する。インバータ回路2はインバー
タ回路5よりも電流供給能力が大きいため、接点Dの電
位を徐々に、ロウレベルにする。そして、一定時間後に
は、接点Dはインバータ回路5,6のラッチ回路によっ
て、ロウレベルを保持するようになる。
【0016】次に、ヒューズ回路3を切断したときは、
同様に、VCC電源が投入されてから、遅延回路1の遅
延時間が経過すると、PチャネルMOSトランジスタ4
及びインバータ回路2の入力はハイレベルになり、Pチ
ャネルMOSトランジスタ4は、オフするため、電荷の
供給は止まる。しかし、インバータ回路5,6のラッチ
回路によって、接点Dのハイレベルは保持されたままと
なる。ヒューズ回路3をレーザートリマー装置で切断し
たときに、切断したはずのヒューズ回路3が完全に切断
されず、高抵抗でつながっている時には、VCC電源の
上昇の如何にかかわらず、ヒューズ回路3が高抵抗であ
るため、インバータ回路2では、接点Dの電位を、ロウ
レベルにすることはできず、ヒューズ回路3を切断した
ときと同様に、ハイレベルを保持している事が出来る。
【0017】図2(A)は本発明の第2の実施例のプロ
グラム回路を示す回路図である。
【0018】図2(B)は図2(A)の動作を示す波形
図である。
【0019】図2(A),(B)において、本実施例の
プログラム回路は、4個のインバータからなる遅延回路
1,12と、排他的論理和回路8と、NチャネルMOS
トランジスタ9,PチャネルMOSトランジスタ4と、
インバータ回路5,6からなるラッチ回路と、出力イン
バータ回路7と、ヒューズ回路3と、高抵抗素子13,
15と、容量素子14,16とを備えている。
【0020】図2(B)において、図2(A)のVCC
電源の波形,A点波形,B点波形,通常時(ヒューズ回
路3の未切断)のD点波形,ヒューズ回路切断時のD点
波形をそれぞれ示している。遅延回路1,12と、排他
的論理和回路8とにより、ワンショットパルス信号(図
2(B)のB点波形)を発生する。このワンショットパ
ルス信号によって、NチャネルMOSトランジスタ9を
一瞬オンさせ、前述した第1の実施例と同様に、ヒュー
ズ回路3を切断しなかった時には、接点Dの電位をロウ
レベルにする。
【0021】ヒューズ回路3を切断した時には接点Dの
電位は、インバータ回路5,6のラッチ回路によってハ
イレベルを保持したままとなる。
【0022】同様に、ヒューズ回路3をレーザートリマ
ー装置で切断したときに、切断したはずのヒューズ回路
3が完全に切断されず、高抵抗でつながっている時に
は、VCC電源の上昇の如何にかかわらず、ヒューズ回
路3が高抵抗であるため、NチャネルMOSトランジス
タ9では、接点Dの電位を、ロウレベルにすることはで
きず、ヒューズ回路3を切断したときと同様に、ハイレ
ベルを保持している事が出来る。
【0023】また本実施例では、ワンショットパルス信
号発生後、NチャネルMOSトランジスタ9はオフする
ため、切断したはずのヒューズ回路3が完全に切断でき
ていなかったときに流れるリーク電流は流れなくなる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、VCC
電源を入力とする遅延回路の出力を入力とするMOSト
ランジスタのドレイン又はソースに、ラッチ回路及びイ
ンバータ回路の出力をヒューズ回路を介して接続した事
により、例えばヒューズ回路をレーザートリマー装置で
切断したときに、切断したはずのヒューズ回路が完全に
切断されず、高抵抗でつながっている時にも、VCC電
源の上昇の如何にかかわらず、ヒューズ回路を切断した
ときと同様に、ハイレベルを保持している事が出来、ま
たヒューズ回路を介して流れるリーク電流をなくす事も
出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明の第1の実施例のプロ
グラム回路を示す回路図、その動作波形図である。
【図2】(A),(B)は本発明の第2の実施例のプロ
グラム回路を示す回路図、その動作波形図である。
【図3】従来のプログラム回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1,12 遅延回路 2,5,6,7 インバータ回路 3 ヒューズ回路 4 PチャネルMOSトランジスタ 9 NチャネルMOSトランジスタ 8 排他的論理和回路 10,13,15 高抵抗素子 11,14,16 容量素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路に加わる電源電圧を入力とする遅延
    回路の出力を入力とするMOSトランジスタのドレイン
    又はソースに、ラッチ回路を接続し、かつインバータ回
    路の出力をヒューズ回路を介して接続した事を特徴とす
    るプログラム回路。
  2. 【請求項2】 MOSトランジスタがPチャネル型であ
    る請求項1記載のプログラム回路。
JP3999092A 1992-02-27 1992-02-27 プログラム回路 Withdrawn JPH05242691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3999092A JPH05242691A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プログラム回路

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JP3999092A JPH05242691A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プログラム回路

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JPH05242691A true JPH05242691A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12568376

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3999092A Withdrawn JPH05242691A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 プログラム回路

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JP (1) JPH05242691A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321197A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Lg Semicon Co Ltd 半導体メモリ素子
US7573273B2 (en) 2005-05-31 2009-08-11 Nec Electronics Corporation Fuse cutting test circuit, fuse cutting test method, and semiconductor circuit

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Effective date: 19990518