JPH05242588A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH05242588A
JPH05242588A JP7826492A JP7826492A JPH05242588A JP H05242588 A JPH05242588 A JP H05242588A JP 7826492 A JP7826492 A JP 7826492A JP 7826492 A JP7826492 A JP 7826492A JP H05242588 A JPH05242588 A JP H05242588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap depth
read
magnetic head
core
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7826492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshige Iwakura
武重 岩倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP7826492A priority Critical patent/JPH05242588A/ja
Publication of JPH05242588A publication Critical patent/JPH05242588A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特性を保証するためリードライトコアの摺動
面側を研磨してギャップデプス出しを行なう際、ギャッ
プデプスが加工時に確認できるようにする。 【構成】 リードライトコア1の端面に各々互いに溝深
さが異なる凹溝A2,凹溝B3を設け、これら両凹溝に
よってギャップデプス許容範囲4が組立後も判るように
し、摺動面の研磨時に2つの互いに異なる凹溝によりギ
ャップデプスを検知できるようにし、ギャップデプスの
精度を向上させる。また、凹溝を端面に設けたので、面
取後除去でき、形状は従来品と全く同一となり、媒体に
対する悪影響もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドに関し、特
に、フレキシブルディスク装置に使用する磁気ヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ヘッドは、図5に示
すように、リードライトコア51と、コア51の両側に
それぞれ配置されたイレーズコア60a,60bと、両
コア60aおよび60bを保持するスライダー56a,
56bとからなっている。リードライトコア51のギャ
ップデプス(図示せず)は磁気ヘッドの書き込み,読み
出しを大きく左右させるので、コアの平面部を研磨して
ギャップデプスを一定の寸法・公差に仕上げる必要があ
る。
【0003】リードライトコア51は、その両側がイレ
ーズコア60a,60bに覆われてしまい、リードライ
トコア51のギャップデプスの寸法はスライダー組立体
を完成させた状態では測定することができないので、予
め、コア単品のギャップデプスで研磨寸法を決定し、コ
アの平面部を研磨していくことにより、ギャップデプス
出しを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気ヘッドにおいて、コアの摺動面を研磨する際、上記
の方法では、スライダー組立体の組立精度,スライダー
組立体の基準となるスライダーのバラツキおよびコア単
品精度等のバラツキによって組立,平面研磨後における
リードライトコアのギャップデプスに誤差が生じ、この
結果、信号の書き込み,読み出しが正しくされない場合
があり、磁気ヘッド全体の信頼性を著しく低下させると
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、コアの研磨時に
ギャップデプスを確認できるようにし、ギャップデプス
に誤差が生じないようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は、セラミックとフェライトとを一体に
接合したリードライトコアを備え、該リードライトコア
の摺動面に直交する方向にギャップデプスを有した磁気
ヘッドにおいて、上記リードライトコアの摺動面側に各
々の溝深さが互いに異なり、該異なる溝深さによりギャ
ップデプスの規格上限および規格下限を設定する2つの
凹溝を形成したものである。
【0007】また、上記2つの凹溝を、リードライトコ
アの端面に設けたことが有効である。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る磁気ヘ
ッドのリードライトコアを示す平面図、図2は同じく本
発明の実施例に係る磁気ヘッドを示す斜視図である。
【0009】図において、1はリードライトコアであっ
てセラミックとフェライトとを一体に接合して形成さ
れ、該リードライトコアの摺動面に直交するギャップデ
プス5を有している。このリードライトコアの摺動面側
端面には、ギャップデプスの規格上限8および規格下限
7を設定するとともに、各々が互いに溝深さが異なる2
つの凹溝A2,凹溝B3が形成されている。リードライ
トコア1の溝深さが異なる凹溝A2と凹溝B3との溝深
さの差は、ギャップデプス規格許容範囲4となってい
る。
【0010】また、図2に示すように、リードライトコ
ア1には、組立後に両側を覆うイレーズコア10a,1
0bおよびスライダー6a,6bが設けられている。
【0011】したがって、実施例に係る磁気ヘッドにお
いて、リードライトコア1のギャップデプス出しを行な
うときは、コア摺動面側9を研磨する。この過程では、
リードライトコア1の凹溝A2および凹溝B3を確認す
ることにより行なう。すなわち、コア摺動面9の研磨は
凹溝A2が除去され凹溝B3が残っている時点で、研磨
を中止する。
【0012】この場合、コアは組立状態で研磨される
が、リードライトコア単品および組立時の誤差に影響さ
れず、すべてのギャップデプス5が規格の許容範囲4に
なり、ギャップデプス5の誤差発生を防止することがで
き、信号の書き込みや、読み出しが正確に行なえる。
【0013】図3は本実施例の面取後の平面図を示す。
図3に示すように、摺動面側9を研磨後媒体に対する摺
動時の損傷,ヘッドタッチ等の悪影響を及ぼさぬよう面
取11を行ない、磁気ヘッドのエッヂを無くするが、そ
の際、研磨後残った端面に設けた凹溝B3は、面取後除
去される。
【0014】したがって、あらかじめ設けた凹溝A2,
凹溝B3は、完了時に無くなるので、完成時は従来形状
と全く同様となり、媒体に対する摺動特性で凹溝B3の
エッヂ部が悪影響を及ぼすことは全くない。
【0015】この結果、磁気ヘッドの生命である書き込
み,読み出し特性が均一に行なわれかつ媒体との摺動状
態も良好に行なわれる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ドによれば、リードライトコアのギャップデプス許容範
囲を示す2つの凹溝を設けたので、磁気ヘッドの組立の
誤差等に影響されずに、ギャップデプスを所定寸法に仕
上げることができ、製造された磁気ヘッドの書き込み,
読み出しを一定に保持することができる。
【0017】また、凹溝を端面に設けた場合には、研磨
後の面取工程で凹溝が除去できるので、媒体の摺動特性
に全く影響を及ぼさないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ヘッドのリードコ
アを示す平面図である。
【図2】本発明の実施例に係る磁気ヘッドを示す斜視図
である。
【図3】本発明の実施例に係る磁気ヘッドの面取後の状
態を示す平面図である。
【図4】従来の磁気ヘッドのリードライトコアを示す平
面図である。
【図5】従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1,51 リードライトコア 2 凹溝A 3 凹溝B 4 ギャップデプス規格許容範囲 5 ギャップデプス 6a,6b,56a,56b スライダー 7 ギャップデプス規格下限 8 ギャップデプス規格上限 9,59 摺動面側 10a,10b,60a,60b イレーズコア 11 面取

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックとフェライトとを一体に接合
    したリードライトコアを備え、該リードライトコアの摺
    動面に直交する方向にギャップデプスを有した磁気ヘッ
    ドにおいて、上記リードライトコアの摺動面側に各々の
    溝深さが互いに異なり、該異なる溝深さによりギャップ
    デプスの規格上限および規格下限を設定する2つの凹溝
    を形成したことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記2つの凹溝を、リードライトコアの
    端面に設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド。
JP7826492A 1992-02-28 1992-02-28 磁気ヘッド Pending JPH05242588A (ja)

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JP7826492A JPH05242588A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7826492A JPH05242588A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05242588A true JPH05242588A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13657127

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JP7826492A Pending JPH05242588A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 磁気ヘッド

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JP (1) JPH05242588A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113315B2 (ja) * 1980-09-02 1986-04-12 Fujitsu Ltd
JPH01307015A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Nec Corp 磁気ヘツド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113315B2 (ja) * 1980-09-02 1986-04-12 Fujitsu Ltd
JPH01307015A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Nec Corp 磁気ヘツド

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