JPH05241670A - レギュレーション改善回路 - Google Patents

レギュレーション改善回路

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JPH05241670A
JPH05241670A JP19337892A JP19337892A JPH05241670A JP H05241670 A JPH05241670 A JP H05241670A JP 19337892 A JP19337892 A JP 19337892A JP 19337892 A JP19337892 A JP 19337892A JP H05241670 A JPH05241670 A JP H05241670A
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JP
Japan
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voltage
circuit
overvoltage detection
power supply
terminal
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Application number
JP19337892A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Koshiba
幸広 小芝
Masatoshi Koike
雅寿 小池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は安価なレギュレータを使用して部品
点数や基板面積を削減するとともに、ACアダプターか
ら出力される電圧が変動した場合においてもトランジス
タのPCオーバーや発熱、電圧ドロップを押さえて出力
変動を小さくし、かつコストダウンを図る。 【構成】 ジャック5に入力される電源電圧の値が予め
設定されている値より低いときには、電圧調整回路4に
よって前記ジャック5に入力されている電源電圧を取り
込むとともに、これをほぼそのままの電圧値で簡易型レ
ギュレータ回路2に供給し、前記ジャック5に入力され
る電源電圧の値が予め設定されている値より高いときに
は、過電圧検出回路3によってこれを検出して前記電圧
調整回路4の動作を切り換え、前記ジャック5に入力さ
れている電源電圧を電圧ドロップさせて前記簡易型レギ
ュレータ回路2に供給しており、前記ジャック5の逆極
性電圧の入力を逆接続保護回路33によって防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はACアダプター等から供
給される電圧を定電圧回路等に導いて予め設定されてい
る値の定電圧を生成させるレギュレーション改善回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ACアダプター等から供給される電圧に
基づいて予め設定されている値の定電圧を生成する電源
装置として、従来、図4に示す装置が知られている。こ
の図に示す電源装置はジャック基板回路101と、DC
−DCコンバータ回路102とを備えており、ACアダ
プターから供給される直流電圧を取り込んで予め設定さ
れている値の直流電圧を生成し、これを回路各部に供給
する。ジャック基板回路101はACアダプターが接続
されるジャック103と、このジャック103の正入力
端子に直流電圧が入力されたときに導通するトランジス
タ104と、このトランジスタ104のベース電流路と
なる2つの抵抗108、109と、前記トランジスタ1
04のエミッタ電圧を安定化させるコンデンサ106
と、前記トランジスタ104のコレクタ電圧を安定化さ
せるコンデンサ107とを備えており、前記ジャック1
03にACアダプターが接続されて直流電圧が入力され
たとき、これに応じて前記トランジスタ104が導通し
てコレクタから直流電圧を出力し、これをDC−DCコ
ンバータ回路102に供給する。DC−DCコンバータ
回路102は前記ジャック基板回路101から出力され
る直流電圧をスイッチングしてパルス電圧を生成するト
ランジスタ110と、指定された周波数で発振してオン
/オフ信号を生成するスイッチング素子回路111と、
このスイッチング素子回路111からオフ信号が出力さ
れているとき、前記ジャック基板回路101から出力さ
れる直流電圧によって前記トランジスタ110のベース
をプルアップしこれを非導通状態にし、前記スイッチン
グ素子回路111からオン信号が出力されているとき、
前記トランジスタ110のベース電圧を引き下げて前記
トランジスタ110を導通させる3つの抵抗112、1
13、114と、これら各抵抗112〜114の分圧動
作を安定させるコンデンサ115とを備えている。
【0003】さらに、前記DC−DCコンバータ回路1
02は1つのコイル117および2つのコンデンサ11
8、119によって構成され、前記トランジスタ110
のオン/オフ動作によって得られたパルス電圧を取り込
んで平滑化する平滑回路120と、この平滑回路120
の平滑化動作に起因して前記トランジスタ110のコレ
クタが負電圧になるのを防止するダイオード121と、
前記平滑回路120から出力される直流電圧の値が所定
の値以上となったとき、導通するトランジスタ回路12
2と、このトランジスタ回路122が導通したとき、こ
のトランジスタ回路122の出力電圧をレベルシフトし
て前記スイッチング素子回路111のオン/オフ周波数
を制御する2つのダイオード123、124とを備えて
いる。そして、前記ジャック基板回路101から直流電
圧が出力されているとき、スイッチング素子回路111
によってトランジスタ110をオン/オフさせてパルス
電圧を生成するとともに、平滑回路120によって前記
パルス電圧を平滑して予め設定されている値の直流電圧
を生成し、これを回路各部に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電源装置においては、ジャック基板回路101
の後にDC−DCコンバータ回路102を設け、このD
C−DCコンバータ回路102によって前記ジャック基
板回路101によって取り込まれるACアダプターから
の直流電圧が不安定になった場合でも、予め設定されて
いる値の直流電圧を生成してこれを回路各部に供給する
ようにしているので、DC−DCコンバータ回路102
を配置する分だけ、部品点数が多くなり、また基板面積
も広くなってしまい、コスト高になってしまうという問
題があった。
【0005】また、簡易型の電源装置では、ジャック基
板回路101から出力される直流電圧をトランジスタと
ツェナーダイオードとによって構成した簡易型レギュレ
ータ回路によって予め設定されている値の直流電圧にす
ることも考えられているが、このような方法では、AC
アダプターから出力される電圧が設定値よりも高くなっ
たとき、トランジスタでPCオーバーや発熱等が発生
し、またACアダプターから出力される電圧が設定値よ
りも低くなったとき、トランジスタで発生する電圧ドロ
ップによって所定の電圧値が得られなくなってしまうと
いう問題があった。さらに、前記ジャック基板回路10
1では、ジャック103の正電圧端子に直流電圧の負側
(逆極性の電圧)が入力された場合、トランジスタ10
4が導通せず、電圧逆接続を保護することが可能であ
り、あるいはトランジスタ104の代わりにダイオード
を用いることによっても、電圧逆接続保護が可能である
が、トランジスタ104やダイオードとして実際に数百
mAの大電流用のものを使用しなければならず、その分
高価になり、しかも実装面積も大きくなる。
【0006】本発明は上記の事情に鑑み、安価なレギュ
レータを使用して部品点数や基板面積を削減することが
できるとともに、ACアダプターから出力される電圧が
変動した場合においてもトランジスタのPCオーバーや
発熱、電圧ドロップを押さえて出力変動を小さくするこ
とができ、かつ電圧接続保護回路の低コスト化、実装面
積の縮小化を図ることができるレギュレーション改善回
路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるレギュレーション改善回路は、外部電
圧入力端子に入力される電源電圧の値が予め設定されて
いる値より高いとき、これを検出して過電圧検出信号を
生成する過電圧検出回路と、前記外部電圧入力端子と定
電圧回路との間に介挿され、前記過電圧検出回路から過
電圧検出信号が出力されていないときには、前記外部電
圧入力端子に入力されている電源電圧を取り込むととも
に、これをほぼそのままの電圧値で前記定電圧回路に供
給し、前記過電圧検出回路から過電圧検出信号が出力さ
れているときには、前記外部電圧入力端子に入力されて
いる電源電圧を電圧ドロップさせて前記定電圧回路に供
給する電圧調整回路とを備えたことを特徴としている。
また、本発明によるレギュレーション改善回路は、前記
過電圧検出回路と前記外部電圧入力端子の正電圧端子と
の間、および前記電圧調整回路を介しての前記過電圧検
出回路と前記正電圧端子との間に、前記外部電圧入力端
子の逆電圧の入力を防止する逆接続保護回路を備えてい
るものである。
【0008】
【作用】上記の構成において、外部電圧入力端子に入力
される電源電圧の値が予め設定されている値より高いと
き、これを検出して過電圧検出信号を生成する過電圧検
出回路の検出結果に基づいて電圧調整回路を動作させる
ことにより、前記外部電圧入力端子に入力されている電
源電圧が予め設定されている値よりも低いときには、前
記外部電圧入力端子に入力されている電源電圧を取り込
むとともに、これをほぼそのままの電圧値で定電圧回路
に供給し、前記外部電圧入力端子に入力されている電源
電圧が予め設定されている値よりも高いときには、前記
外部電圧入力端子に入力されている電源電圧を電圧ドロ
ップさせて前記定電圧回路に供給する。また、前記外部
電圧入力端子に入力される電源電圧の値が逆であると
き、前記逆接続保護回路によってその逆極性の電圧によ
る電流が流れず、つまり前記過電圧検出回路および電圧
調整回路が動作せず、前記入力逆極性の電圧を出力する
こともない。
【0009】
【実施例】図1は本発明によるレギュレーション改善回
路の一実施例を使用した電源装置の一例を示すブロック
図である。この図に示す電源装置はレギュレーション改
善回路1と、簡易型レギュレータ回路2とを備えてお
り、ACアダプターから供給される直流電圧を取り込ん
で予め設定されている値の直流電圧を生成し、これを回
路各部に供給する。レギュレーション改善回路1はジャ
ック5と、過電圧検出回路3と、電圧調整回路4とを備
えており、ACアダプターから供給される直流電圧の値
が予め設定されている値(設定値)よりも低いとき、電
圧調整回路4によって前記直流電圧を取り込むととも
に、これをほぼそのままの値で出力して前記簡易型レギ
ュレータ回路2に供給し、また前記ACアダプターから
供給される直流電圧の値が前記設定値よりも高いとき、
過電圧検出回路3によってこれを検出するとともに、こ
の検出結果に基づいて前記電圧調整回路4を動作させて
前記直流電圧をドロップさせた後、このドロップ動作に
よって得られた直流電圧を前記簡易型レギュレータ回路
2に供給する。ジャック5は前記ACアダプターのプラ
グが抜き差し自在に接続される部分であり、前記ACア
ダプターのプラグが差し込まれ、このプラグを介して直
流電圧が入力されたとき、これを取り込んで前記過電圧
検出回路3と電圧調整回路4とに供給する。
【0010】過電圧検出回路3はカソードが前記ジャッ
ク5の正電圧端子に接続されるツェナーダイオード6
と、一端が前記ツェナーダイオード6のアノードに接続
される電圧伝達用の抵抗7と、2つの分圧用抵抗8、9
および1つのトランジスタ10によって構成され、エミ
ッタ側が接地点に接続されるとともに、ベース側に設け
られた抵抗8の一端が前記抵抗7の他端に接続されるト
ランジスタ回路11と、このトランジスタ回路11のコ
レクタ側と接地点との間に介挿されるノイズ吸収用のコ
ンデンサ12と、前記トランジスタ回路11のコレクタ
側と前記ジャック5の正電圧端子との間に介挿される電
圧伝達用の抵抗13と、2つの分圧用抵抗14、15お
よび1つのトランジスタ16によって構成され、エミッ
タ側が接地点に接続されるとともに、ベース側に設けら
れた抵抗14の一端が前記トランジスタ回路11のコレ
クタ側に接続されるトランジスタ回路17と、このトラ
ンジスタ回路17のコレクタ側と前記電圧調整回路4の
制御端子との間に介挿される電圧伝達用の抵抗18とを
備えている。
【0011】そして、前記ACアダプターから供給され
る直流電圧の値が予め設定されている値(設定値)、す
なわちツェナーダイオード6のツェナー電圧と、トラン
ジスタ回路11を構成するトランジスタのベース・エミ
ッタ間電圧とを加算した値よりも低いときには、トラン
ジスタ回路11を構成するトランジスタ10がオフす
る。これによって、前記ACアダプターから供給される
直流電圧が抵抗13を介してトランジスタ回路17を構
成するトランジスタ16のベースに供給されて、このト
ランジスタ16がオンする。この結果、このトランジス
タ16によって前記ジャック5の正電圧端子に入力され
ている直流電圧の値が前記設定値よりも小さいことを示
すスイッチオン信号(接地電圧)が生成され、これが抵
抗18を介して前記電圧調整回路4に供給される。
【0012】また、ACアダプターから供給される直流
電圧の値が前記設定値よりも高いときには、トランジス
タ回路11を構成するトランジスタ10がオンしてトラ
ンジスタ回路17を構成するトランジスタ16のベース
電圧を接地電圧(零ボルト)まで下げてこのトランジス
タ16をオフさせる。これによって、このトランジスタ
16から前記ジャック5の正電圧端子に入力されている
直流電圧の値が前記設定値よりも高いことを示す過電圧
検出信号(オープンコレクタ出力)が出力されて、これ
が抵抗18を介して前記電圧調整回路4に供給される。
【0013】電圧調整回路4はエミッタが前記ジャック
5の正電圧端子に接続されるトランジスタ20と、この
トランジスタ20のエミッタとベースとの間に介挿され
る電圧ドロップおよび分圧用の抵抗21と、前記トラン
ジスタ20のベースとコレクタとの間に介挿される電圧
ドロップ用のダイオード22とを備えており、前記過電
圧検出回路3からスイッチオン信号が出力されていると
きには、トランジスタ20がオンして前記ACアダプタ
ーから供給される直流電圧によりジャック5の正電圧端
子→トランジスタ20のエミッタ→同トランジスタ20
のベース→同トランジスタ20のコレクタという経路で
電流が流れて前記トランジスタ20のコレクタから前記
直流電圧とほぼ同じ値の直流電圧が出力され、これが前
記簡易型レギュレータ回路2に供給される。
【0014】また、前記前記過電圧検出回路3から過電
圧検出信号が出力されているときには、トランジスタ2
0がオフして前記ACアダプターから供給される直流電
圧によりジャック5の正電圧端子→抵抗21→ダイオー
ド22という経路で電流が流れてこれら抵抗21および
ダイオード22によって前記直流電圧が電圧ドロップさ
れ、これが前記簡易型レギュレータ回路2に供給され
る。簡易型レギュレータ回路2はコレクタが前記レギュ
レーション改善回路1の出力端子に接続されるトランジ
スタ25と、カソードが前記トランジスタ25のベース
に接続されるダイオード26と、このダイオード26の
アノードと前記トランジスタ25のコレクタとの間に介
挿される電圧伝達用の抵抗27と、カソードが前記ダイ
オード26のアノードに接続され、アノードが接地点に
接続される基準電圧生成用のツェナーダイオード28
と、このツェナーダイオード28のカソードとアノード
との間に介挿される電圧安定用のコンデンサ29とを備
えており、前記レギュレーション改善回路1から電圧が
出力されているとき、前記抵抗27→ツェナーダイオー
ド28のカソード→同ツェナーダイオード28のアノー
ド→接地点という経路で電流が流れてツェナーダイオー
ド28により基準電圧が生成されるとともに、このツェ
ナーダイオード28によって生成された基準電圧がダイ
オード26を介してトランジスタ25のベースに供給さ
れる。これによって、前記レギュレーション改善回路1
から出力される電圧によってトランジスタ25のコレク
タ→同トランジスタ25のベース→同トランジスタ25
のエミッタという経路で電流が流れて前記トランジスタ
25のエミッタから前記ツェナーダイオード28で生成
された基準電圧に対応する定電圧が出力され、これが回
路各部に供給される。
【0015】そして、本実施例によるレギュレーション
改善回路1を実際の装置、例えば図2に示すようなCD
プレーヤ装置のジャック基板回路30に使用したとき、
簡易型レギュレータ回路2を使用することができる分だ
け、従来のCDプレーヤ装置より部品点数を低減させる
ことができ、基板面積を低減させることができた。な
お、図2中、図4と同一部分には同一符号を付してその
重複説明を省略している。このように本実施例において
は、ACアダプターから出力される電圧をレギュレーシ
ョン改善回路1によって調整した後、簡易型レギュレー
タ回路2に入力して予め設定されている値の定電圧を生
成させるようにしているので、安価なレギュレータを使
用することができる分だけ、部品点数や基板面積を削減
することができるとともに、ACアダプターから出力さ
れる電圧が変動した場合においてもトランジスタのPC
オーバーや発熱、電圧ドロップを押さえて出力変動を小
さくすることができる。
【0016】なお、上述した実施例においては、電圧調
整回路4を構成するトランジスタ20のベースとコレク
タとの間に、1つのダイオード22を介挿するようにし
ているが、トランジスタ20のベースとコレクタとの間
に複数のダイオードをシリーズに介挿して過電圧検出回
路3から過電圧検出信号が出力されてトランジスタ20
がオフしたときの電圧ドロップを大きくするようにして
も良い。
【0017】図3は本発明によるレギュレータ改善回路
の他実施例を使用した電源装置の一例を示すブロック図
である。なお、図中、図2と同一部分には同一符号を付
し重複説明を省略する。また、図中のジャック5は図4
に示すジャック103に相当する。この図に示す電源装
置のレギュレーション改善回路1は、電圧逆接続防止用
のダイオード31,32による逆接続保護回路33を備
え、外部電圧入力端子に対する逆極性の直流電圧流、つ
まり前記ジャック5の正電圧端子に対する負電圧の入力
を防止する。
【0018】前記電圧逆接続防止用のダイオード31
は、前記過電圧検出用のツェナーダイオード6のカソー
ドおよび前記トタンジスタ10の電圧伝達用の抵抗13
の外部電圧入力端子(ジャック5の正電圧端子)側一端
とこの正電圧端子との間に、前記ツェナーダイオード6
と逆方向の向きに接続されている。前記電圧逆接続防止
用のダイオード32は、前記抵抗21およびダイオード
22による電圧ドロップ回路の入力側、つまり抵抗21
の外部電圧入力端子(ジャック5の正電圧端子)側一端
とこの正電圧端子との間に、この外部電圧入力端子に入
力する正電圧に対して順方向に接続されている。なお、
前記ダイオード32の位置は抵抗21の他端側であって
もよい。
【0019】これによって本発明の他実施例では、AC
アダプターの使用によって、前記外部電圧入力端子に逆
極性の電圧が入力されたとき、つまり前記ジャック5の
正電圧端子に逆の電圧が印加されたとき、前記過電圧検
出用のツェナーダイオード6および電圧伝達用の抵抗7
を介して流れる電流と前記電圧伝達用の抵抗13を介し
て流れる電流とを前記ダイオード31で阻止することが
でき、前記電圧ドロップおよび分圧用の抵抗21を流れ
る電流を前記ダイオード32で阻止することができる。
また、前記ダイオード31,32による逆接続保護回路
33の介挿箇所により、つまりその介挿箇所が電源ライ
ンでないことから、ダイオード31,32に流れる電流
が通常数mA程度であり、小信号用ダイオード(小型の
ダイオード)を用いることができるため、図2および図
4に示すトランジスタ104やダイオード等の大容量素
子を必要とせず、回路のコストダウンを図ることがで
き、実装面積を小さくすることができ、ひいてはジャッ
ク基板回路30の実装面積を有利にすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
価なレギュレータを使用して部品点数や基板面積を削減
することができるとともに、ACアダプターから出力さ
れる電圧が変動した場合においてもトランジスタのPC
オーバーや発熱、電圧ドロップを押さえて出力変動を小
さくすることができ、かつ電圧逆接続保護回路のコスト
ダウン、実装面積の縮小を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレギュレーション改善回路の一実
施例を使用した電源装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す電源装置を実際の装置に適用したと
きの一例を示す回路図である。
【図3】本発明によるレギュレーション改善回路の他実
施例を使用した電源装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来から知られている電源装置を使用した装置
の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 レギュレーション改善回路 2 簡易型レギュレータ回路(定電圧回路) 3 過電圧検出回路と、 4 電圧調整回路 5 ジャック(外部電圧入力端子) 6 ツェナーダイオード 7,13,18,21 抵抗 10,16,20 トランジスタ(スイッチング素子) 22,31,32 ダイオード 33 逆接続保護回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電圧入力端子に入力される電源電圧
    の値が予め設定されている値より高いとき、これを検出
    して過電圧検出信号を生成する過電圧検出回路と、 前記外部電圧入力端子と定電圧回路との間に介挿され、
    前記過電圧検出回路から過電圧検出信号が出力されてい
    ないときには、前記外部電圧入力端子に入力されている
    電源電圧を取り込むとともに、これをほぼそのままの電
    圧値で前記定電圧回路に供給し、前記過電圧検出回路か
    ら過電圧検出信号が出力されているときには、前記外部
    電圧入力端子に入力されている電源電圧を電圧ドロップ
    させて前記定電圧回路に供給する電圧調整回路と、 を備えたことを特徴とするレギュレーション改善回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧調整回路は前記過電圧検出回路
    から過電圧検出信号が出力されていないときに導通して
    前記外部電圧入力端子に入力されている電源電圧を取り
    込んで前記定電圧回路に供給するスイッチング素子と、 このスイッチング素子の入力端子、出力端子に並列に接
    続され、前記過電圧検出回路から過電圧検出信号が出力
    されて前記スイッチング素子が非導通状態になっている
    とき、前記外部電圧入力端子に入力されている電源電圧
    を取り込んで電圧ドロップさせながら前記定電圧回路に
    供給するダイオードと、 を備えている請求項1記載のレギュレーション改善回
    路。
  3. 【請求項3】 前記過電圧検出回路と前記外部電圧入力
    端子の正電圧端子との間、および前記電圧調整回路を介
    しての前記過電圧検出回路と前記正電圧端子との間に
    は、前記外部電圧入力端子の逆電圧の入力を防止する逆
    接続保護回路を備えている請求項1記載のレギュレーシ
    ョン改善回路。
  4. 【請求項4】 前記過電圧検出回路は少なくとも前記正
    電圧端子にカソードを接続する過電圧検出用のツェナー
    ダイオードおよびこのツェナーダイオードを介した過電
    圧によって動作するスイッチング素子を有する一方、前
    記電圧調整回路は少なくとも前記過電圧検出回路からの
    過電圧検出信号によって動作するスイッチング素子およ
    びこのスイッチング素子の動作により前記外部電圧入力
    端子の入力電圧をドロップする電圧ドロップ回路を有し
    ており、 前記逆接続保護回路は、前記ツェナーダイオードのカソ
    ードおよび前記スイッチング素子の電圧伝達用抵抗の一
    端と前記正電圧端子との間に介挿したダイオードと、前
    記ドロップ回路と前記正電圧端子との間に介挿したダイ
    オードとからなる請求項3記載のレギュレーション改善
    回路。
JP19337892A 1991-06-28 1992-06-28 レギュレーション改善回路 Pending JPH05241670A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142795A (ja) * 2009-12-09 2011-07-21 Rohm Co Ltd 半導体装置及びこれを用いたスイッチングレギュレータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011142795A (ja) * 2009-12-09 2011-07-21 Rohm Co Ltd 半導体装置及びこれを用いたスイッチングレギュレータ

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