JPH05240378A - 油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造 - Google Patents

油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造

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JPH05240378A
JPH05240378A JP4076032A JP7603292A JPH05240378A JP H05240378 A JPH05240378 A JP H05240378A JP 4076032 A JP4076032 A JP 4076032A JP 7603292 A JP7603292 A JP 7603292A JP H05240378 A JPH05240378 A JP H05240378A
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JP
Japan
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screw
hydraulic
pipe joint
ring
relief groove
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JP4076032A
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Koji Suzuki
鉱司 鈴木
Katsuya Miyata
克弥 宮田
Minoru Kimura
實 木村
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Toyota Industries Corp
Tokiwa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tokiwa Seiki Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧機器に取付けらけた管継手に対して、こ
れに接続されるホース等の振動を吸収する機能を付与す
る。 【構成】 管継手であるエルボ本体1の取付側端部の外
周には、端末側にかけて環状のネジ逃げ溝7、雄ネジ
6、シート面4の順序で形成する。油圧機器8の接続ポ
ート8内周には、口縁側から雌ネジ10、環状のネジ逃
げ溝11、シート面13の順序で形成する。そして、エ
ルボ本体1の雄ネジ6を油圧機器8の雌ネジ10にねじ
込むことで前記両シール面4,13に介在されたOリン
グ14が加圧され、ねじ込み完了状態では雄ネジ6が油
圧機器8のネジ逃げ溝11に、雌ネジ10がエルボ本体
1のネジ逃げ溝7に遊回動可能に嵌合される構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧油圧機器の配管に
適用される油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の座付き90°型エルボを
示したものである。図示のように、エルボ本体21は一
端外周には配管との接続のためのネジ部22を、他端外
周には油圧機器27への取付けのためのネジ部23を備
えており、油圧機器27に対する取付けは、取付けネジ
部23を油圧機器27の接続ポート28に所定位置まで
ねじ込んで配管接続端部の方向を定めてから、ロックナ
ット24によりバックアップワッシャ25を締め付ける
ことにより行う。そして、このロックナット24の締め
付けによりOリング26が押し潰されてエルボ本体21
の外周面と、バックアップワッシャ25と、油圧機器2
7のポート内周面とに密着してシールするようになって
いる。
【0003】また、図8は従来のニップルの場合を示し
たものである。図示のように、ニップル本体29は一端
外周に配管との接続のためのネジ部30を、他端外周に
油圧機器27への取付けのためのネジ部31を備えてお
り、油圧機器27に対する取付けは、油圧機器27の接
続ポート28に取付けネジ部31をねじ込むことにより
行われ、そしてシールはニップル本体29に形成したシ
ール面32と油圧機器27の接続ポート28の口縁に形
成したシート面33との間に介在されたOリング34に
より行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、従来の管継手の場合、油圧機器27に対して固定
の形態で取付けられる。従って、ホースの取り回しや動
き、振動等を十分に考慮してホースとの接続方向を定め
て締め付けないと、ホースの振動等によりホースや管継
手に緩みが生じて油漏れを起こす可能性がある。また、
図7に示された座付きエルボの場合、バックアップワッ
シャ25の移動性とOリング26はみ出し現象の関係か
ら、ワッシャ内径及びエルボ本体21のOリング溝外径
の加工精度を相当に高めなければならないという製作上
の難点がある。
【0005】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、取付
け後において、ホース等の振動等を吸収することの可能
な管継手と油圧機器との接続構造を提供することを、解
決すべき技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、本発明の油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造
は、一端部に配管用の接続部を備えた管継手の他端部外
周には端末側にかけて環状の逃げ溝、雄ネジ、シート面
の順序で段階的に形成する一方、油圧機器に形成した接
続ポート内周には端末側から雌ネジ、環状の逃げ溝、シ
ート面の順序で段階的に形成し、前記管継手の雄ネジを
油圧機器の雌ネジにねじ込むことで前記両シート面に介
在されたシール部材が加圧され、ねじ込み完了状態では
雄ネジが油圧機器の逃げ溝に、雌ネジが管継手の逃げ溝
にそれぞれ遊回動可能に嵌合される構成としたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明に係る油圧配管
用管継手と油圧機器との接続構造においては、管継手の
雄ネジを油圧機器の雌ネジにねじ込むと、両部材のOリ
ングシート面間に介在されたOリングが押し潰され、そ
してねじ込み完了時点ではOリングが適正潰し代となり
シート面をシールするとともに、両ネジは対応する逃げ
溝内に入り込んで遊回動可能に嵌合する。従って、管継
手は油圧機器に対して自由回転可能な状態で取付けられ
る。つまり、取付け後の管継手は、その配管接続端部の
向きに自由性が与えられことになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、図1及び図2に示す実施例につい
て説明する。本実施例はエルボを対象としたものであ
り、管継手としてのエルボ本体1は、図2に示すよう
に、配管接続端部の外周には配管接続用のネジ部2を備
え、油圧機器8への取付側端部の外周には、端末から中
側にかけて、小径部3、シール部材用のテーパ状のシー
ト面4、大径部5、該大径部5よりやや大径の雄ネジ
6、そして該雄ネジ6より小径の環状のネジ逃げ溝7を
上記順序で備えた構造となっている。
【0009】一方、油圧機器8(例えば、オイルコント
ロールバルブ等の各種バルブ類や油圧シリンダ等の油圧
アクチュエータ)には、図2に示すように、管継手取付
用の円形の接続ポート9が形成され、この接続ポート9
の内周には、口縁から中側にかけて、前記雄ネジ6に螺
合する雌ネジ10、該雌ネジ10より大径のネジ逃げ溝
11、前記大径部5及び小径部3が嵌合可能な段付き孔
12、そしてこの段付き孔12の段差面にて形成される
シール部材用のシート面13を上記順序で備えた構造と
なっている。
【0010】しかして、上記のように構成されたエルボ
本体1の油圧機器8に対する取付けは以下の如く実施さ
れる。図1に示すように、まず、エルボ本体1のテーパ
状のシート面4にシール部材として、例えばOリング1
4を嵌合したのち、エルボ本体1の雄ネジ6を油圧機器
8の雌ネジ10にねじ込む。このねじ込みにより小径部
3及び大径部5が段付き孔12に嵌入し、Oリング14
は段付き孔12の段差面、つまりシート面13に押し付
けられる。そして、ねじ込みの最終段階、つまりねじ込
み完了時点でOリング14はテーパ状のシート面4と段
差面からなるシート面13とで作られる断面三角溝内に
おいて適正潰し代で圧縮される。
【0011】一方、ねじ込み完了により雄ネジ6は油圧
機器8のネジ逃げ溝11内に、雌ネジ10はエルボ本体
1のネジ逃げ溝7内にそれぞれ入り込み遊回動可能に嵌
合する。かくして、エルボ本体1は油圧機器8の接続ポ
ート9に対してOリング14によるシール確保状態下で
自由回転可能に結合される。ただし、ここでいう自由回
転可能とは、軽微な外力で回転し得るということではな
く、Oリング14の反力に打ち勝つような外力により回
動し得ると言う意味である。
【0012】このように、本実施例に係る管継手と油圧
機器との接続構造によれば、油圧機器8に取付けられた
管継手としてのエルボ本体1は、配管接続端部の向きに
自由性が得られることから、接続配管としてのホースに
曲げや捩じれを生じさせずに容易に接続することが可能
となり、しかもホース側からの振動をエルボ本体1の自
由回動により吸収することが可能となる。また、上述の
ような構造としたことにより、従来のバックアップワッ
シャ及びロックナットを省略できるため、バックアップ
ワッシャ方式に見受けられるOリングのはみ出し現象等
を考慮する必要がなくなり、製作面での容易化が図られ
る。
【0013】つぎに、本発明の他の実施例について説明
する。図3及び図4に示す実施例はシール部を、エルボ
本体1側に形成されるシート面4aを平面としたOリン
グフェースシール方式としたものである。すなわち、前
述した実施例の三角溝によるOリングシール方式を矩形
の溝によるOリングフェースシール方式に変更したもの
であって、その他の構成については前述した実施例と同
一であるから、同一符号を付して説明を省略する。従っ
て、この実施例の場合もエルボ本体1は油圧機器8に対
して自由回転可能に取付けられ、接続配管側からの振動
吸収機能が得られる等、前述の実施例と同様の作用効果
が得られる。なお、図5及び図6に示したものは、それ
ぞれ管継手としてニップル15に適用した場合であり、
油圧機器8に対する接続部の構造自体は前述した実施例
のエルボの場合と全く同一であるから、その構造につい
ては同一符号を付して説明を省略する。ただし、図5の
ニップル15の場合は、三角溝によるシール方式であ
り、図6のニップル15は矩形の溝によるフェースシー
ル方式である。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の接続部構
造によれば、油圧機器に取付けられた管継手はホース側
からの振動等に対する吸収機能を有するため、振動等に
原因しての弛みを防止して、油漏れを回避することがで
きる。また、従来必要であったバックアップワッシャや
ロックナットが不要となって、部品点数の削減が図ら
れ、機器への装着が容易化されるとともに、コストの低
減が達成される。さらにまた、バックアップワッシャの
内径やOリング溝の外径の精度上の問題を考慮する必要
がなくなり、製作工程上の合理化が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る油圧配管用管継手と油圧
機器との接続構造を組付け状態で示す縦断面図である。
【図2】図1の接続構造を分解状態で示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例に係る油圧配管用管継手と
油圧機器との接続構造を組付け状態で示す縦断面図であ
る。
【図4】図3の接続構造を分解状態で示す縦断面図であ
る。
【図5】ニップルに適用した他の実施例の縦断面図であ
る。
【図6】同じくニップルに適用したさらに他の実施例の
縦断面図である。
【図7】従来の油圧機器に対する座付きエルボの取付構
造を示す縦断面図である。
【図8】従来の油圧機器に対するニップルの取付構造を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…エルボ本体 2…配管接続用の
ネジ部 4…シート面 6…雄ネジ 7…ネジ逃げ溝 8…油圧機器 9…接続ポート 10…雌ネジ 11…ネジ逃げ溝 13…シート面 14…Oリング 15…ニップル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 實 東京都大田区大森東2−14−12 トキワ精 機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に配管用の接続部を備えた管継手
    の他端部外周には端末側にかけて環状の逃げ溝、雄ネ
    ジ、シート面の順序で段階的に形成する一方、油圧機器
    に形成した接続ポート内周には端末側から雌ネジ、環状
    の逃げ溝、シート面の順序で段階的に形成し、前記管継
    手の雄ネジを油圧機器の雌ネジにねじ込むことで前記両
    シート面に介在されたシール部材が加圧され、ねじ込み
    完了状態では雄ネジが油圧機器の逃げ溝に、雌ネジが管
    継手の逃げ溝にそれぞれ遊回動可能に嵌合される構成と
    した油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造。
JP4076032A 1992-02-26 1992-02-26 油圧配管用管継手と油圧機器との接続構造 Expired - Lifetime JP2719477B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3630822A1 (de) * 1985-09-11 1987-03-19 Bridgestone Corp Antriebsvorrichtung mit tastvermoegen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573193U (ja) * 1980-06-09 1982-01-08
JPS6430990A (en) * 1987-07-23 1989-02-01 Sumitomo Metal Ind Frp pipe with threaded joint

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