JPH05240276A - ベンチレーテッドディスク - Google Patents
ベンチレーテッドディスクInfo
- Publication number
- JPH05240276A JPH05240276A JP9394492A JP9394492A JPH05240276A JP H05240276 A JPH05240276 A JP H05240276A JP 9394492 A JP9394492 A JP 9394492A JP 9394492 A JP9394492 A JP 9394492A JP H05240276 A JPH05240276 A JP H05240276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- rib
- thick
- ventilated
- walled parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベンチレーテッドディスクのリブの端縁の破
損を防止する。 【構成】 リブ3の外端縁および内端縁に厚肉部6a、
6bを設ける。ベンチレーテッドディスクに対するショ
ットブラスト中および/または該ディスクの搬送中に衝
撃力を受けてもリブ3の両端縁の厚肉部6a、6bが破
損することがなく、各リブ3が相等しく形成されると共
に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバランスも生
じにくい。
損を防止する。 【構成】 リブ3の外端縁および内端縁に厚肉部6a、
6bを設ける。ベンチレーテッドディスクに対するショ
ットブラスト中および/または該ディスクの搬送中に衝
撃力を受けてもリブ3の両端縁の厚肉部6a、6bが破
損することがなく、各リブ3が相等しく形成されると共
に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバランスも生
じにくい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベンチレーテッドディ
スクの改良に関するものである。
スクの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベンチレーテッドディスクは、半
径方向に延在する直線状リブ、または外周方向に湾曲し
た湾曲状リブを備え、該両リブは円周方向の肉厚が均一
に形成されている(例えば、実開昭63−86436号
公報の第1図および特公昭54−14710号公報のF
ig−1)。
径方向に延在する直線状リブ、または外周方向に湾曲し
た湾曲状リブを備え、該両リブは円周方向の肉厚が均一
に形成されている(例えば、実開昭63−86436号
公報の第1図および特公昭54−14710号公報のF
ig−1)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のベンチレーテッ
ドディスクは、該ディスクの鋳造に際してリブの端縁が
チル化しやすいため、該ディスクに対するショットブラ
スト中または該ディスクの搬送中に衝撃力を受けると、
該リブの端縁が破損するという問題点がある。また、リ
ブの端縁には溶湯が回りにくいため湯回り不良が起き、
該リブの端縁が欠損するという他の問題点もある。そこ
で、本発明はかかる問題点を解消するためになされたも
ので、従来のディスクを改善してリブの端縁が破損およ
び/または欠損しにくいベンチレーテッドディスクを提
供するものである。
ドディスクは、該ディスクの鋳造に際してリブの端縁が
チル化しやすいため、該ディスクに対するショットブラ
スト中または該ディスクの搬送中に衝撃力を受けると、
該リブの端縁が破損するという問題点がある。また、リ
ブの端縁には溶湯が回りにくいため湯回り不良が起き、
該リブの端縁が欠損するという他の問題点もある。そこ
で、本発明はかかる問題点を解消するためになされたも
ので、従来のディスクを改善してリブの端縁が破損およ
び/または欠損しにくいベンチレーテッドディスクを提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のベンチレーテッ
ドディスクは、リブの端縁に肉厚部を設けたことを特徴
とする。
ドディスクは、リブの端縁に肉厚部を設けたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】本発明は上述のような構成であるので、リブの
端部が破損することがなく、各リブが相等しく形成され
ると共に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバラン
スも生じにくい。
端部が破損することがなく、各リブが相等しく形成され
ると共に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバラン
スも生じにくい。
【0006】
【実施例】図1〜2に本発明に係るベンチレーテッドデ
ィスクが示され、環状体状のインナーディスク1とアウ
ターディスク2とが半径方向に延びる直線状リブ3によ
って接続されると共に、アウターディスク2の内側周縁
に有底円筒体状のハット部4が接続され、該両ディスク
1、2と該リブ3とによって通気孔5が設けられてい
る。インナーディスク1およびアウターディスク2のそ
れぞれの外径寸法が同一に形成され、インナーディスク
1の内径寸法がアウターディスク2の内径寸法より大き
く形成されている。リブ3の外端縁および内端縁には厚
肉部6a、6bが設けられ、該内端縁の厚肉部6bはイ
ンナーディスク1の内側周縁から突出し、該両厚肉部6
a、6bの円周方向の断面は円形状に形成されている。
ィスクが示され、環状体状のインナーディスク1とアウ
ターディスク2とが半径方向に延びる直線状リブ3によ
って接続されると共に、アウターディスク2の内側周縁
に有底円筒体状のハット部4が接続され、該両ディスク
1、2と該リブ3とによって通気孔5が設けられてい
る。インナーディスク1およびアウターディスク2のそ
れぞれの外径寸法が同一に形成され、インナーディスク
1の内径寸法がアウターディスク2の内径寸法より大き
く形成されている。リブ3の外端縁および内端縁には厚
肉部6a、6bが設けられ、該内端縁の厚肉部6bはイ
ンナーディスク1の内側周縁から突出し、該両厚肉部6
a、6bの円周方向の断面は円形状に形成されている。
【0007】ベンチレーテッドディスクに対するショッ
トブラスト中および/または該ディスクの搬送中に衝撃
力を受けても、リブ3の両端縁の厚肉部6a、6bが破
損することがなく、各リブ3が相等しく形成されると共
に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバランスも生
じにくい。ベンチレーテッドディスクの回転に際して空
気が各通気孔5内を相等しく流通すると共に、該ディス
クの回転振動も発生しない。
トブラスト中および/または該ディスクの搬送中に衝撃
力を受けても、リブ3の両端縁の厚肉部6a、6bが破
損することがなく、各リブ3が相等しく形成されると共
に、ベンチレーテッドディスクの重量アンバランスも生
じにくい。ベンチレーテッドディスクの回転に際して空
気が各通気孔5内を相等しく流通すると共に、該ディス
クの回転振動も発生しない。
【0008】図3〜5に本発明に係るベンチレーテッド
ディスクの他の実施例が示され、図3は第2実施例であ
り、半径方向に延びる直線状リブ13の外端縁のみに厚
肉部16aが設けられ、該リブ13の内端縁はインナー
ディスク11の内側周縁から突出しないように設けら
れ、該厚肉部16aの円周方向の断面は円形状に形成さ
れている。
ディスクの他の実施例が示され、図3は第2実施例であ
り、半径方向に延びる直線状リブ13の外端縁のみに厚
肉部16aが設けられ、該リブ13の内端縁はインナー
ディスク11の内側周縁から突出しないように設けら
れ、該厚肉部16aの円周方向の断面は円形状に形成さ
れている。
【0009】図4は第3実施例であり、外周方向に湾曲
した湾曲状リブ23の外端縁および内端縁に厚肉部26
a、26bが設けられ、該リブ23の内端縁の厚肉部2
6bはインナーディスク21の内側周縁から突出し、該
両厚肉部26a、26bの円周方向の断面は円形状に形
成されている。
した湾曲状リブ23の外端縁および内端縁に厚肉部26
a、26bが設けられ、該リブ23の内端縁の厚肉部2
6bはインナーディスク21の内側周縁から突出し、該
両厚肉部26a、26bの円周方向の断面は円形状に形
成されている。
【0010】図5は第4実施例であり、外周方向に湾曲
した湾曲状リブ33の外端縁のみに厚肉部36aが設け
られ、該リブ33の内端縁はインナーディスク31の内
側周縁から突出しないように設けられ、該厚肉部36a
の円周方向の断面は半円形状に形成されている。
した湾曲状リブ33の外端縁のみに厚肉部36aが設け
られ、該リブ33の内端縁はインナーディスク31の内
側周縁から突出しないように設けられ、該厚肉部36a
の円周方向の断面は半円形状に形成されている。
【0011】上記第2〜4実施例においても第1実施例
と同様の作用を奏する。
と同様の作用を奏する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、各リブが相等しく形成
されると共に、ベンチテーテッドディスクの重量アンバ
ランスも生じにくいので、良好な冷却効果および制動効
果が得られる。
されると共に、ベンチテーテッドディスクの重量アンバ
ランスも生じにくいので、良好な冷却効果および制動効
果が得られる。
【図1】本発明に係るベンチレーテッドディスクの断面
図
図
【図2】ベンチレーテッドディスクの要部破断正面図
【図3】ディスクのリブの実施例を示す要部破断正面図
【図4】ディスクのリブの実施例を示す要部破断正面図
【図5】ディスクのリブの実施例を示す要部破断正面図
3 リブ 6a 厚肉部 6b 厚肉部 13 リブ 16a 厚肉部 23 リブ 26a 厚肉部 26b 厚肉部 33 リブ 36a 厚肉部
Claims (2)
- 【請求項1】 インナーディスクとアウターディスクと
をリブで接続したベンチレーテッドディスクにおいて、
該リブの端縁に厚肉部を設けたことを特徴とするベンチ
レーテッドディスク。 - 【請求項2】 該リブの端縁の円周方向の断面が、円形
状または半円形状に形成された請求項1記載のベンチレ
ーテッドディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9394492A JPH05240276A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ベンチレーテッドディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9394492A JPH05240276A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ベンチレーテッドディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240276A true JPH05240276A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=14096554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9394492A Pending JPH05240276A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ベンチレーテッドディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05240276A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454058B1 (en) * | 2001-01-03 | 2002-09-24 | Delphi Technologies, Inc. | Disc brake rotor |
JP2012530231A (ja) * | 2009-06-19 | 2012-11-29 | シート キャスト テクノロジーズ ゲーエムベーハー | ブレーキディスクおよびブレーキディスクの製造方法 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP9394492A patent/JPH05240276A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454058B1 (en) * | 2001-01-03 | 2002-09-24 | Delphi Technologies, Inc. | Disc brake rotor |
US6655508B2 (en) * | 2001-01-03 | 2003-12-02 | Delphi Technologies, Inc. | Disc brake rotor |
JP2012530231A (ja) * | 2009-06-19 | 2012-11-29 | シート キャスト テクノロジーズ ゲーエムベーハー | ブレーキディスクおよびブレーキディスクの製造方法 |
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