JPH05240055A - エンジンの吸気冷却装置 - Google Patents

エンジンの吸気冷却装置

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Publication number
JPH05240055A
JPH05240055A JP7626692A JP7626692A JPH05240055A JP H05240055 A JPH05240055 A JP H05240055A JP 7626692 A JP7626692 A JP 7626692A JP 7626692 A JP7626692 A JP 7626692A JP H05240055 A JPH05240055 A JP H05240055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
passage
intake air
intake
branch passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP7626692A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Murata
信夫 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7626692A priority Critical patent/JPH05240055A/ja
Publication of JPH05240055A publication Critical patent/JPH05240055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、エンジンに供給される吸気を所定
温度に維持し、吸気の過冷却を防止して吸気の過冷却に
よるエンジンのノッキングを防止するとともに、エンジ
ンルーム内を複雑化することなく形成することを目的と
している。 【構成】 このため、エンジンに冷却用ウォータジャケ
ットを設けるとともに吸気通路のスロットルバルブより
も上流側部位にエンジン内部且つ少なくともウォータジ
ャケット近傍を通過する分岐通路を吸気通路とは別体に
設け、分岐通路の上流側分岐部位に切換弁を設け、エン
ジンに供給される吸気を所定温度に維持すべく切換弁を
開閉動作させる切換駆動手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの吸気冷却装
置に係り、特にエンジンに吸気通路によって供給される
吸気を所定温度に冷却するエンジンの吸気冷却装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されるエンジンには、過給機
を備えたものがある。過給機により供給される給気は、
圧縮により温度上昇を生じるために密度の低下を招き、
容積効率を低下させる不都合がある。そこで、エンジン
には、過給機により供給される給気を冷却するために、
インタクーラを備えたものがある。
【0003】このように、車両に搭載されるエンジンに
過給機により供給される給気をインタクーラにより冷却
するエンジンの吸気冷却装置は、車両のエンジンルーム
に搭載されたエンジンの前方にラジエータを配設してい
る。そして、インタクーラを、例えばラジエータの前方
で且つエンジンルームの下方に配設し、エンジンルーム
の前方の空気導入口から導入される空気をインタクーラ
に流通させて給気を冷却している。
【0004】また、内燃機関の吸気冷却装置としては、
実開昭63−96232号公報に開示される如く、エア
クリーナ及びエアフローメータを介して吸入された空気
を過給機で加圧し、加圧空気をインタクーラで冷却し、
加圧冷却した空気を吸気マニホルドから機関の各シリン
ダに供給してなる内燃機関において、インタクーラの出
口側チャンバの容積を排気量相当の容積とし、出口側チ
ャンバを第1チャンバ室と第2チャンバ室に分割し、第
1チャンバ室と第2チャンバ室の連通路にスロットルバ
ルブを有するスロットルボディを装着したものがある。
【0005】更に、空冷式インタクーラとしては、実開
平1−69131号公報に開示される如く、エンジンル
ームに装着されたラジエータの前面に設置される空冷式
イニタクーラにおいて、インタクーラにターボチャージ
ャで加圧された吸気のバイパス路を設けるとともに、バ
イパス路にラジエータのアッパタンク内の冷却水温度が
所定値を越えた際にその流路を開放する開閉弁を設けた
ものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、過給機によ
り供給される給気を冷却するインタクーラには、空冷式
のものや、水冷式のものがある。
【0007】しかし、前記空冷式のインタクーラは、外
気温度が低い時に給気が過冷却されてしまい、エンジン
のノッキングの要因となる惧れがあり、実用上不利であ
るという不都合があった。
【0008】また、水冷式のインタクーラは、冷却用の
水配管のとりまわし等を行わなければならず、エンジン
ルーム内が複雑化してしまうという不都合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、エンジン外部に配設された
吸気通路によってエンジンに供給される吸気を所定温度
に冷却するエンジンの吸気冷却装置において、前記エン
ジンに冷却用ウォータジャケットを設けるとともに吸気
通路のスロットルバルブよりも上流側部位に前記エンジ
ン内部且つ少なくともウォータジャケット近傍を通過す
る分岐通路を前記吸気通路とは別体に設け、この分岐通
路の上流側分岐部位に切換弁を設け、前記エンジンに供
給される吸気を所定温度に維持すべく前記切換弁を開閉
動作させる切換駆動手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の如く発明したことにより、エンジンの動
作時には、切換駆動手段が、エンジンに供給される吸気
を所定温度に維持させるべく切換弁を開閉動作させ、吸
気の過冷却を防止している。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図3において、2はエンジン、4はコンプレッ
サ6とタービン8とにより構成された過給機、10は吸
気マニホルド、12は吸気通路、14は排気マニホル
ド、16は排気通路、18はエアクリーナである。
【0013】前記吸気通路12は、この実施例において
は、第1〜第3吸気通路12−1〜12−3により構成
されている。また、前記排気通路16は、この実施例に
おいては、第1、第2排気通路16−1、16−2によ
り構成されている。
【0014】前記エンジン2の吸気系上流側には、エア
クリーナ18が配設されている。このエアクリーナ18
の下流側と前記過給機4のコンプレッサ6とは第1吸気
通路12−1によって連絡されている。
【0015】また、前記コンプレッサ6は、第2吸気通
路12−2によってインタクーラ20に連絡されてい
る。このインタクーラ20は、第3吸気通路12−3に
よってエアチャンバ22に連絡され、このエアチャンバ
22は、吸気マニホルド10によって燃焼室24に連絡
されている。前記第3吸気通路12−3の下流部位を形
成するスロットルボディ26内には、スロットルバルブ
28が配設されている。
【0016】更に、前記燃焼室24は、排気マニホルド
14と第1排気通路16−1とによってマフラ30に連
絡されている。前記第1排気通路16−1の上流側部位
には、前記過給機4のタービン8が配設されている。前
記マフラ30には、第2排気通路16−2の上流側が取
り付けられている。
【0017】更にまた、前記エンジン2に冷却用ウォー
タジャケット32を設けるとともに、前記第3吸気通路
12−3のスロットルバルブ28よりも上流側部位に前
記エンジン2内部且つ少なくともウォータジャケット3
2近傍を通過する分岐通路34を前記第3吸気通路12
−3とは別体に設け、この分岐通路34の上流側分岐部
位に切換弁36を設け、前記過給機4によって加圧され
た空気である給気を所定温度に維持すべく前記切換弁3
6を開閉動作させる切換駆動手段、例えばモータ38を
設けている。
【0018】詳述すれば、第3吸気通路12−3の上流
側部位に始端開口するとともに、スロットルバルブ28
の上流側部位である前記第3吸気通路12−3の下流側
部位に終端開口する分岐通路34を設ける。この分岐通
路34は、エンジン2のシリンダヘッド2aに設けられ
たウォータジャケット32内を通過すべく配設されてい
る。
【0019】また、前記第3吸気通路12−3と分岐通
路34との上流側分岐部位には、切換弁36が設けられ
ている。この切換弁36には、切換駆動手段たるモータ
38が接続されている。
【0020】前記モータ38は、低温時に前記切換弁3
6を分岐通路34の開放方向に動作させるとともに、高
温時には、前記切換弁36を前記分岐通路34の閉鎖方
向に動作させ、過給機4、インタクーラ20を通過して
きた給気の過冷却を防止すべく駆動するものである。
【0021】次に作用について説明する。
【0022】エンジン2の動作時には、給気が過給機4
によってエアクリーナ18側から第1、第2吸気通路1
2−1、12−2を介してインタクーラ20側に圧送さ
れ、このインタクーラ20により冷却された後に第3吸
気通路12−3側に送給されている。
【0023】このとき、モータ38が、エンジン2に供
給される給気を所定温度に維持させるべく切換弁36を
開閉動作させている。
【0024】詳述すれば、低温時には、前記モータ38
が前記切換弁36を分岐通路34の開放方向に動作さ
せ、インタクーラ20側の給気を分岐通路34によって
エンジン2に供給して過給機4、インタクーラ20を通
過してきた給気の過冷却を防止している。
【0025】また、高温時には、前記切換弁36を前記
分岐通路34の閉鎖方向に動作させ、給気を第3給気通
路12−3によって前記エンジン2に供給し、給気を所
定温度に維持している。
【0026】これにより、エンジン2に供給される給気
を所定温度に維持でき、低温時の給気の過冷却を防止
し、給気の過冷却によるエンジン2のノッキングを防止
し得て、実用上有利である。
【0027】また、吸気通路12にウォータジャケット
32内を通過する分岐通路34を設ける構成としたこと
により、エンジンルーム(図示せず)内を複雑化するこ
となく形成することができ、エンジンルーム(図示せ
ず)の省スペース化に寄与している。
【0028】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0029】例えば、この発明の実施例においては、分
岐通路34をウォータジャケット32内に配設する構成
としたが、図4、図5に示す如く、分岐通路42をウォ
ータジャケット44外周部位に近設することも可能であ
る。
【0030】また、上述実施例においては、切換駆動手
段たるモータにより切換弁を開閉動作させる構成とした
が、例えば感温ワックスや吸気圧力を利用したバキュウ
ーム・スイッチング・バルブ(VSV)を使用すること
も可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、エンジンに冷却用ウォータジャケットを設けるとと
もに吸気通路のスロットルバルブよりも上流側部位にエ
ンジン内部且つ少なくともウォータジャケット近傍を通
過する分岐通路を吸気通路とは別体に設け、分岐通路の
上流側分岐部位に切換弁を設け、エンジンに供給される
吸気を所定温度に維持すべく切換弁を開閉動作させる切
換駆動手段を設けたので、エンジンに供給される吸気を
所定温度に維持でき、吸気の過冷却を防止して吸気の過
冷却によるエンジンのノッキングを防止し得て、実用上
有利である。また、吸気通路に少なくともウォータジャ
ケット近傍を通過する分岐通路を設ける構成としたこと
により、エンジンルーム内を複雑化することなく形成す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すエンジンの吸気冷却装
置の説明図である。
【図2】エンジンの概略断面図である。
【図3】エンジンの構成図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すエンジンの吸気冷
却装置の説明図である。
【図5】エンジンの概略断面図である。
【符号の説明】
2 エンジン 2a シリンダヘッド 4 過給機 12 吸気通路 16 排気通路 18 エアクリーナ 20 インタクーラ 26 スロットルボディ 28 スロットルバルブ 32 冷却用ウォータジャケット 34 分岐通路 36 切換弁 38 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン外部に配設された吸気通路によ
    ってエンジンに供給される吸気を所定温度に冷却するエ
    ンジンの吸気冷却装置において、前記エンジンに冷却用
    ウォータジャケットを設けるとともに吸気通路のスロッ
    トルバルブよりも上流側部位に前記エンジン内部且つ少
    なくともウォータジャケット近傍を通過する分岐通路を
    前記吸気通路とは別体に設け、この分岐通路の上流側分
    岐部位に切換弁を設け、前記エンジンに供給される吸気
    を所定温度に維持すべく前記切換弁を開閉動作させる切
    換駆動手段を設けたことを特徴とするエンジンの吸気冷
    却装置。
JP7626692A 1992-02-27 1992-02-27 エンジンの吸気冷却装置 Pending JPH05240055A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7626692A JPH05240055A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 エンジンの吸気冷却装置

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JP7626692A JPH05240055A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 エンジンの吸気冷却装置

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JPH05240055A true JPH05240055A (ja) 1993-09-17

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ID=13600430

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JP7626692A Pending JPH05240055A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 エンジンの吸気冷却装置

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